JPH06347779A - 偏光板貼付装置 - Google Patents
偏光板貼付装置Info
- Publication number
- JPH06347779A JPH06347779A JP5137054A JP13705493A JPH06347779A JP H06347779 A JPH06347779 A JP H06347779A JP 5137054 A JP5137054 A JP 5137054A JP 13705493 A JP13705493 A JP 13705493A JP H06347779 A JPH06347779 A JP H06347779A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- lcd panel
- polarizing plate
- plate
- lcd
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ＬＣＤパネルに偏光板を貼付ける偏光板貼付装
置において、ＬＣＤパネルをパネルセットプレートのパ
ネル位置決めステージに、セット，リセットする際の静
電気による製品破壊を防止する。 【構成】ＬＣＤパネル２をパネルセットプレート１に吸
着固定した後、導電ゴム７を装着したスイングアーム６
をシリンダ４の動作により旋回させ、導電ゴム７をＴＦ
Ｔ端子部８に接触させる機構と、パネルセットプレート
１の下部のシリンダ１２を低速で上昇させ、それに連結
するパネルプッシャピン１１にてＬＣＤパネル２を押し
上げる機構とを有している。
置において、ＬＣＤパネルをパネルセットプレートのパ
ネル位置決めステージに、セット，リセットする際の静
電気による製品破壊を防止する。 【構成】ＬＣＤパネル２をパネルセットプレート１に吸
着固定した後、導電ゴム７を装着したスイングアーム６
をシリンダ４の動作により旋回させ、導電ゴム７をＴＦ
Ｔ端子部８に接触させる機構と、パネルセットプレート
１の下部のシリンダ１２を低速で上昇させ、それに連結
するパネルプッシャピン１１にてＬＣＤパネル２を押し
上げる機構とを有している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は偏光板貼付装置に関し、
特にＬＣＤパネルの両面に偏光板を貼付ける偏光板貼付
装置に関する。
特にＬＣＤパネルの両面に偏光板を貼付ける偏光板貼付
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の偏光板貼付装置（以下、装置とす
る）は、図３（ａ），（ｂ）に示す様に、ＬＣＤパネル
２を装置にセット，リセットするに当り、ＬＣＤパネル
２を吸着固定するパネルセットプレート１とＬＣＤパネ
ル２を定位置に位置決めするセットピン３から構成され
ている。
る）は、図３（ａ），（ｂ）に示す様に、ＬＣＤパネル
２を装置にセット，リセットするに当り、ＬＣＤパネル
２を吸着固定するパネルセットプレート１とＬＣＤパネ
ル２を定位置に位置決めするセットピン３から構成され
ている。
【０００３】次に、従来の装置のＬＣＤパネル２のセッ
ト，リセット方法について説明する。まず、ＬＣＤパネ
ル２のセット方法としては、ＬＣＤパネル２をパネルセ
ットプレート１のステージの上に乗せ、次に、セットピ
ン３にＬＣＤパネル２を押し付け、位置を決めた後、パ
ネルセットプレート１に吸着固定し、ＬＣＤパネル２の
表面に偏光板を貼付ける。ＬＣＤパネル２のリセット方
法としては、偏光板の貼付けが完了した後、パネルセッ
トプレート１の吸着固定を解除し、ＬＣＤパネル２を作
業者の手でリセットする方法で行っている。
ト，リセット方法について説明する。まず、ＬＣＤパネ
ル２のセット方法としては、ＬＣＤパネル２をパネルセ
ットプレート１のステージの上に乗せ、次に、セットピ
ン３にＬＣＤパネル２を押し付け、位置を決めた後、パ
ネルセットプレート１に吸着固定し、ＬＣＤパネル２の
表面に偏光板を貼付ける。ＬＣＤパネル２のリセット方
法としては、偏光板の貼付けが完了した後、パネルセッ
トプレート１の吸着固定を解除し、ＬＣＤパネル２を作
業者の手でリセットする方法で行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来の装置におい
て、図３（ａ），（ｂ）に示す様に、ＬＣＤパネル２を
パネルセットプレート１のステージの上にセット又はリ
セットする際に、作業者の手によって作業を行っている
為人体に帯電している静電気が作業者の手を通じＬＣＤ
パネル２のへ移動して帯電するケースと、偏光板貼付け
時の摩擦により静電気が帯電するケースと、偏光板貼付
け時の摩擦により発生する静電気が帯電するケースとが
有るが、特に、ＬＣＤパネル２をパネルセットプレート
１より作業者の手でリセットする際の動作スピードが早
いと１ｋＶ以上の静電気が帯電し、これらの要因で帯電
したＬＣＤパネル２のＴＦＴ端子部８がパネルセットプ
レート１等の金属部分へ接触すると電位の低いパネルセ
ットプレート１にＬＣＤパネル２のＴＦＴ端子部８より
電荷が移動し、ＬＣＤパネル２に静電破壊を発生させて
しまうという問題点があった。
て、図３（ａ），（ｂ）に示す様に、ＬＣＤパネル２を
パネルセットプレート１のステージの上にセット又はリ
セットする際に、作業者の手によって作業を行っている
為人体に帯電している静電気が作業者の手を通じＬＣＤ
パネル２のへ移動して帯電するケースと、偏光板貼付け
時の摩擦により静電気が帯電するケースと、偏光板貼付
け時の摩擦により発生する静電気が帯電するケースとが
有るが、特に、ＬＣＤパネル２をパネルセットプレート
１より作業者の手でリセットする際の動作スピードが早
いと１ｋＶ以上の静電気が帯電し、これらの要因で帯電
したＬＣＤパネル２のＴＦＴ端子部８がパネルセットプ
レート１等の金属部分へ接触すると電位の低いパネルセ
ットプレート１にＬＣＤパネル２のＴＦＴ端子部８より
電荷が移動し、ＬＣＤパネル２に静電破壊を発生させて
しまうという問題点があった。
【０００５】本発明の目的は、パネルセットプレートに
セット又はリセットする際にＬＣＤパネルに静電破壊が
発生しない偏光板貼付装置を提供することにある。
セット又はリセットする際にＬＣＤパネルに静電破壊が
発生しない偏光板貼付装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＬＣＤパネル
の両面に偏光板を貼付ける偏光板貼付装置において、パ
ネルセットプレートにＬＣＤパネルをセットし、このＬ
ＣＤパネルを真空吸着固定した後にＬＣＤパネルのＴＦ
Ｔ端子部に電源アースに接続した導電材を一括コンタク
トさせＴＦＴ端子部全体をショートさせる事で外部から
の静電気の帯電を防止する機構と、偏光板貼付け後のＬ
ＣＤパネルをリセットする手法として、ＬＣＤパネルの
真空吸着固定を解除した後にパネルプッシャーピンを低
速で上昇させパネルセットプレートからＬＣＤパネルを
持ち上げる機構又はイオンガンより発生するイオンをＬ
ＣＤパネルに吹付ける機構とを有している。
の両面に偏光板を貼付ける偏光板貼付装置において、パ
ネルセットプレートにＬＣＤパネルをセットし、このＬ
ＣＤパネルを真空吸着固定した後にＬＣＤパネルのＴＦ
Ｔ端子部に電源アースに接続した導電材を一括コンタク
トさせＴＦＴ端子部全体をショートさせる事で外部から
の静電気の帯電を防止する機構と、偏光板貼付け後のＬ
ＣＤパネルをリセットする手法として、ＬＣＤパネルの
真空吸着固定を解除した後にパネルプッシャーピンを低
速で上昇させパネルセットプレートからＬＣＤパネルを
持ち上げる機構又はイオンガンより発生するイオンをＬ
ＣＤパネルに吹付ける機構とを有している。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００８】図１（ａ），（ｂ）は本発明の第１の実施
例のパネルセット部の平面図及び側面図である。本発明
の第１の実施例は、図１（ａ）に示す様に、パネルセッ
トプレート１のセットピン３にて位置決めされたＬＣＤ
パネル２を真空吸着固定させた後、シリンダ４をストッ
パピン５まで前進させ導電ゴム７を装着したスイングア
ーム６を旋回させる事により、導電ゴム７をＬＣＤパネ
ル２のＴＦＴ端子部８へ接触させ偏光板をＬＣＤパネル
２の表面に貼付ける機構を有している。
例のパネルセット部の平面図及び側面図である。本発明
の第１の実施例は、図１（ａ）に示す様に、パネルセッ
トプレート１のセットピン３にて位置決めされたＬＣＤ
パネル２を真空吸着固定させた後、シリンダ４をストッ
パピン５まで前進させ導電ゴム７を装着したスイングア
ーム６を旋回させる事により、導電ゴム７をＬＣＤパネ
ル２のＴＦＴ端子部８へ接触させ偏光板をＬＣＤパネル
２の表面に貼付ける機構を有している。
【０００９】尚、スイングアーム６は、図１（ｂ）に示
す様に、急激に電荷が移動しない様に、放電抵抗９を付
加し、電源アース１０を取っている。装置をこの様な構
造にすることにより、ＬＣＤパネル２に帯電した電荷を
導電ゴム７を介し放電抵抗９を通り、電源アース１０へ
逃がす事により、ＬＣＤパネル２への帯電を防止する事
ができる。
す様に、急激に電荷が移動しない様に、放電抵抗９を付
加し、電源アース１０を取っている。装置をこの様な構
造にすることにより、ＬＣＤパネル２に帯電した電荷を
導電ゴム７を介し放電抵抗９を通り、電源アース１０へ
逃がす事により、ＬＣＤパネル２への帯電を防止する事
ができる。
【００１０】偏光板貼付け後のＬＣＤパネル２のリセッ
ト方式としては、図１（ｂ）に示す様に、ＬＣＤパネル
２の真空吸着を解除した後、パネルセットプレート１の
下部のシリンダー１２を０．２ｍｍ／ｓ以下の低速で上
昇させ、シリンダー１２に連結されたパネルプッシャピ
ン１１がＬＣＤパネル２を持ち上げる事により、真空吸
着剥離時における静電気の発生を防止する事ができる。
ト方式としては、図１（ｂ）に示す様に、ＬＣＤパネル
２の真空吸着を解除した後、パネルセットプレート１の
下部のシリンダー１２を０．２ｍｍ／ｓ以下の低速で上
昇させ、シリンダー１２に連結されたパネルプッシャピ
ン１１がＬＣＤパネル２を持ち上げる事により、真空吸
着剥離時における静電気の発生を防止する事ができる。
【００１１】図２（ａ），（ｂ）および（ｃ）は本発明
の第２の実施例のパネルセット部の平面図，側面図およ
び（ｂ）のＢ部の斜視図である。本発明の第２の実施例
は、図２（ｂ），（ｃ）に示す様に、ＬＣＤパネル２の
ＴＦＴ端子部８全体に導電テープ１３を貼付け、この導
電テープ１３を電源アース１０に接続し、ＬＣＤパネル
２に帯電される電荷を導電テープ１３を介して電源アー
ス１０へ逃がし、ＬＣＤパネル２の表面に偏光板を貼付
ける事により、ＬＣＤパネル２への帯電を防止する事が
できる。又、偏光板貼付け後のＬＣＤパネル２のリセッ
ト方式としては、図２（ａ）に示す様に、ＬＣＤパネル
２の真空吸着を解除した後、イオンガンより発生するイ
オンをＬＣＤパネル２の表面へ吹き付け、このイオンに
てＬＣＤパネル２に帯電している静電気を中和しながら
取出す事により、ＬＣＤパネル２の静電破壊を防止する
事ができる。
の第２の実施例のパネルセット部の平面図，側面図およ
び（ｂ）のＢ部の斜視図である。本発明の第２の実施例
は、図２（ｂ），（ｃ）に示す様に、ＬＣＤパネル２の
ＴＦＴ端子部８全体に導電テープ１３を貼付け、この導
電テープ１３を電源アース１０に接続し、ＬＣＤパネル
２に帯電される電荷を導電テープ１３を介して電源アー
ス１０へ逃がし、ＬＣＤパネル２の表面に偏光板を貼付
ける事により、ＬＣＤパネル２への帯電を防止する事が
できる。又、偏光板貼付け後のＬＣＤパネル２のリセッ
ト方式としては、図２（ａ）に示す様に、ＬＣＤパネル
２の真空吸着を解除した後、イオンガンより発生するイ
オンをＬＣＤパネル２の表面へ吹き付け、このイオンに
てＬＣＤパネル２に帯電している静電気を中和しながら
取出す事により、ＬＣＤパネル２の静電破壊を防止する
事ができる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、ＬＣＤパネ
ルの端子部全体に導電材を接触させ電源アースに接続す
る事により、ＬＣＤパネルへの帯電防止が可能となった
事とパネルプッシャピンを０．２ｍｍ／ｓ以下の低速に
て押し上げながらＬＣＤパネルの真空吸着剥離を行うか
又はイオンガンより発生したイオンをＬＣＤパネル表面
へ吹き付け真空吸着剥離を行う事で静電気の発生防止が
可能になった事により、従来の静電破壊の不良が１０％
相当あったものが皆無になり、装置の工程歩留りが向上
するという効果を有する。
ルの端子部全体に導電材を接触させ電源アースに接続す
る事により、ＬＣＤパネルへの帯電防止が可能となった
事とパネルプッシャピンを０．２ｍｍ／ｓ以下の低速に
て押し上げながらＬＣＤパネルの真空吸着剥離を行うか
又はイオンガンより発生したイオンをＬＣＤパネル表面
へ吹き付け真空吸着剥離を行う事で静電気の発生防止が
可能になった事により、従来の静電破壊の不良が１０％
相当あったものが皆無になり、装置の工程歩留りが向上
するという効果を有する。
【図１】（ａ），（ｂ）は本発明の第１の実施例のパネ
ルセット部の平面図および側面図である。
ルセット部の平面図および側面図である。
【図２】（ａ），（ｂ）および（ｃ）は本発明の第２の
実施例のパネルセット部の平面図，側面図および（ｂ）
のＢ部の斜視図である。
実施例のパネルセット部の平面図，側面図および（ｂ）
のＢ部の斜視図である。
【図３】（ａ），（ｂ）は従来の装置の一例の平面図お
よび側面図である。
よび側面図である。
１ パネルセットプレート ２ ＬＣＤパネル ３ セットピン ４，１２ シリンダ ５ ストッパピン ６ スイングアーム ７ 導電ゴム ８ ＴＦＴ端子部 ９ 放電抵抗 １０ 電源アース １１ パネルプッシャピン １３ 導電テープ １４ イオンガン
Claims (3)
- 【請求項１】 ＬＣＤパネルの両面に偏光板を貼り付け
る偏光板貼付装置において、パネルセットプレートに吸
着固定された前記ＬＣＤパネルのＴＦＴ端子部に導電材
を装着しこの導電材を電源アースに接続した事を特徴と
する偏光板貼付装置。 - 【請求項２】 パネルセットプレートに吸着固定された
ＬＣＤパネルの吸着を解除した後、前記パネルセットプ
レートの下部よりパネルプッシャピンを上昇させ前記Ｌ
ＣＤパネルを低速で持ち上げる機構を備えた事を特徴と
する請求項１記載の偏光板貼付装置。 - 【請求項３】 パネルセットプレートに吸着固定された
ＬＣＤパネルの吸着を解除した後イオンガンより発生す
るイオンを前記ＬＣＤパネル表面へ吹き付ける機構を備
えた事を特徴とする請求項１記載の偏光板貼付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5137054A JPH06347779A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 偏光板貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5137054A JPH06347779A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 偏光板貼付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06347779A true JPH06347779A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15189807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5137054A Pending JPH06347779A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 偏光板貼付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06347779A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100297370B1 (ko) * | 1998-10-28 | 2001-08-07 | 윤종용 | 광학 시트류 어탯치 장치 및 그 방법 |
| CN100443982C (zh) * | 2004-03-27 | 2008-12-17 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 偏光片贴附装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0238047A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-07 | Sharp Corp | 積層構造物の製造装置 |
| JPH06102505A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶セルの偏光板貼付け装置 |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP5137054A patent/JPH06347779A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0238047A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-07 | Sharp Corp | 積層構造物の製造装置 |
| JPH06102505A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶セルの偏光板貼付け装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100297370B1 (ko) * | 1998-10-28 | 2001-08-07 | 윤종용 | 광학 시트류 어탯치 장치 및 그 방법 |
| CN100443982C (zh) * | 2004-03-27 | 2008-12-17 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 偏光片贴附装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960820 |