JPH06347532A - 精測レーダ表示方式 - Google Patents
精測レーダ表示方式Info
- Publication number
- JPH06347532A JPH06347532A JP5137045A JP13704593A JPH06347532A JP H06347532 A JPH06347532 A JP H06347532A JP 5137045 A JP5137045 A JP 5137045A JP 13704593 A JP13704593 A JP 13704593A JP H06347532 A JPH06347532 A JP H06347532A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pseudo
- video
- axis
- accurate measurement
- frame memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラスタスキャン方式による表示装置に可変で
きる疑似対数の座標系を用いて、精測レーダビデオを表
示する。 【構成】 精測レーダ装置から送られてくる精測レーダ
ビデオ１０を、時間的に疑似指数関数となるパルス列に
より標本化しＸ軸（距離軸）とし、高低領域，方位領域
に分割したフレームメモリ１０４に順次書込む。疑似指
数関数の値は操作員により自由に設定できる。このＸ軸
を疑似指数関数で表した高低領域，方位領域のビデオを
描画したフレームメモリのデータを、ラスタスキャン方
式により順次読み出すことにより等価的に表示画面上で
は、疑似対数目盛りによる精測レーダビデオ表示を行う
ことができる。
きる疑似対数の座標系を用いて、精測レーダビデオを表
示する。 【構成】 精測レーダ装置から送られてくる精測レーダ
ビデオ１０を、時間的に疑似指数関数となるパルス列に
より標本化しＸ軸（距離軸）とし、高低領域，方位領域
に分割したフレームメモリ１０４に順次書込む。疑似指
数関数の値は操作員により自由に設定できる。このＸ軸
を疑似指数関数で表した高低領域，方位領域のビデオを
描画したフレームメモリのデータを、ラスタスキャン方
式により順次読み出すことにより等価的に表示画面上で
は、疑似対数目盛りによる精測レーダビデオ表示を行う
ことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は航空管制システム等に使
用される、航空機の着陸を誘導する精測レーダ表示シス
テムに関し、特に、検出したビデオの表示方式の改善に
関する。
用される、航空機の着陸を誘導する精測レーダ表示シス
テムに関し、特に、検出したビデオの表示方式の改善に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の精測レーダ表示方式は、３次元の
ビデオ情報を、図３に示すように、ＣＲＴの画面上を高
低領域（以下、ＥＬ領域と略す）と方位領域（以下、Ａ
Ｚ領域と略す）に分割し、Ｘ軸に疑似対数目盛りで距離
を表し、ＥＬ領域に航空機の高さ、ＡＺ領域に航空機の
進入方位を表示していた。また、従来はランダムスキャ
ン方式により、コンデンサ，抵抗，ダイオード，演算増
幅器等を利用して、アナログ回路のより疑似対数処理し
ビデオを表示していた。
ビデオ情報を、図３に示すように、ＣＲＴの画面上を高
低領域（以下、ＥＬ領域と略す）と方位領域（以下、Ａ
Ｚ領域と略す）に分割し、Ｘ軸に疑似対数目盛りで距離
を表し、ＥＬ領域に航空機の高さ、ＡＺ領域に航空機の
進入方位を表示していた。また、従来はランダムスキャ
ン方式により、コンデンサ，抵抗，ダイオード，演算増
幅器等を利用して、アナログ回路のより疑似対数処理し
ビデオを表示していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の精測レーダ
表示方式では、アナログ回路によりＸ軸の疑似対数目盛
りを発生させ、ランダムスキャン方式により表示してい
たため次のような問題点があった。
表示方式では、アナログ回路によりＸ軸の疑似対数目盛
りを発生させ、ランダムスキャン方式により表示してい
たため次のような問題点があった。
【０００４】ランダムスキャン方式によりＣＲＴの残
光を利用し表示していたため、暗い管制室でしか使用で
きなかった。
光を利用し表示していたため、暗い管制室でしか使用で
きなかった。
【０００５】Ｘ軸は、アナログ回路により固定的に疑
似対数目盛りで表示されているため、部分的に拡大して
見ることや、最適な距離配置ができなかった。
似対数目盛りで表示されているため、部分的に拡大して
見ることや、最適な距離配置ができなかった。
【０００６】本発明の目的は、このような問題点を解決
した精測レーダ表示方式を提供することにある。
した精測レーダ表示方式を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示画面に一
対一に対応するフレームメモリにＸ軸に距離、Ｙ軸に高
低および方位のビデオを描画し、ラスタスキャン方式に
より読出し表示する精測レーダ表示方式において、精測
レーダ装置から送られてくるビデオを可変できる疑似指
数関数クロックにより標本化し、順次その値を高低領
域，方位領域のビデオ値としてフレームメモリに描画
し、高低領域，方位領域のＸ軸を設定した疑似対数目盛
りで表示することを特徴とする。
対一に対応するフレームメモリにＸ軸に距離、Ｙ軸に高
低および方位のビデオを描画し、ラスタスキャン方式に
より読出し表示する精測レーダ表示方式において、精測
レーダ装置から送られてくるビデオを可変できる疑似指
数関数クロックにより標本化し、順次その値を高低領
域，方位領域のビデオ値としてフレームメモリに描画
し、高低領域，方位領域のＸ軸を設定した疑似対数目盛
りで表示することを特徴とする。
【０００８】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【０００９】図１は本発明を実施する精測レーダ表示装
置の回路ブロック図である。図１を参照しながら、本発
明の一実施例を説明する。
置の回路ブロック図である。図１を参照しながら、本発
明の一実施例を説明する。
【００１０】精測レーダ装置から送られてくる精測レー
ダビデオ１０は、Ａ／Ｄ変換器１００によりデジタル化
され、デジタルビデオ１１はピーク／平均値検出回路１
０１に送られる。これらの標本化周波数は、精測レーダ
ビデオの帯域で決定され発振器１１２によりＣＬＫ１７
として各部に分配される。ピーク／平均値検出回路１０
１は、後段のデータラッチ回路１０２のラッチタイミン
グが時間的に疑似指数関数でのラッチとなるためそれを
補完する目的でピークあるいは平均値に保持するもので
ある。ピーク／平均値検出回路１０１からの出力は、処
理ビデオ１２として、データラッチ１０２へ送られる。
ダビデオ１０は、Ａ／Ｄ変換器１００によりデジタル化
され、デジタルビデオ１１はピーク／平均値検出回路１
０１に送られる。これらの標本化周波数は、精測レーダ
ビデオの帯域で決定され発振器１１２によりＣＬＫ１７
として各部に分配される。ピーク／平均値検出回路１０
１は、後段のデータラッチ回路１０２のラッチタイミン
グが時間的に疑似指数関数でのラッチとなるためそれを
補完する目的でピークあるいは平均値に保持するもので
ある。ピーク／平均値検出回路１０１からの出力は、処
理ビデオ１２として、データラッチ１０２へ送られる。
【００１１】距離に対応する時間軸は、距離カウンタ１
１３によりＣＬＫ１７がリニヤの値でカウントアップさ
れ、距離信号２６が疑似指数データＲＡＭ１１１に出力
される。疑似指数データＲＡＭ１１１は、操作員が希望
する対数距離目盛りの範囲と圧縮の程度を距離目盛り設
定入力部１１４で設定し、距離目盛り設定信号２７によ
り疑似指数データを記憶する。疑似指数データＲＡＭ１
１１は、距離カウンタ１１３からの距離信号２６を入力
し、疑似指数関数のパルス列となるゲート信号２５をＡ
ＮＤ回路１０８に出力する。ＡＮＤ回路１０８は、ゲー
ト信号２５とＣＬＫ１７の論理積を計算し、ラッチＣＬ
Ｋ２０をデータラッチ回路１０２に送り処理ビデオ１２
をラッチする。これらのタイミング図を図２に示す。
１３によりＣＬＫ１７がリニヤの値でカウントアップさ
れ、距離信号２６が疑似指数データＲＡＭ１１１に出力
される。疑似指数データＲＡＭ１１１は、操作員が希望
する対数距離目盛りの範囲と圧縮の程度を距離目盛り設
定入力部１１４で設定し、距離目盛り設定信号２７によ
り疑似指数データを記憶する。疑似指数データＲＡＭ１
１１は、距離カウンタ１１３からの距離信号２６を入力
し、疑似指数関数のパルス列となるゲート信号２５をＡ
ＮＤ回路１０８に出力する。ＡＮＤ回路１０８は、ゲー
ト信号２５とＣＬＫ１７の論理積を計算し、ラッチＣＬ
Ｋ２０をデータラッチ回路１０２に送り処理ビデオ１２
をラッチする。これらのタイミング図を図２に示す。
【００１２】データラッチ回路１０２からの描画ビデオ
１３はバッファメモリＡ／Ｂ１０３に記憶され、フレー
ムメモリ書き込み制御回路１０９からのバッファメモリ
制御信号２１により書込みビデオ１４を読み出しフレー
ムメモリ１０４に描画する。バッファメモリＡ／Ｂ１０
３を２つ用意してあるのは、読出しと書込みの時間的制
約を回避するために交互に使用するためである。
１３はバッファメモリＡ／Ｂ１０３に記憶され、フレー
ムメモリ書き込み制御回路１０９からのバッファメモリ
制御信号２１により書込みビデオ１４を読み出しフレー
ムメモリ１０４に描画する。バッファメモリＡ／Ｂ１０
３を２つ用意してあるのは、読出しと書込みの時間的制
約を回避するために交互に使用するためである。
【００１３】フレームメモリ１０４のアドレスは、精測
レーダ装置からの角度信号（ＡＺ／ＥＬ）１８をインタ
フェース回路１０７で受信し、ＥＬ領域，ＡＺ領域を示
す角度信号１９をフレームメモリ書込み制御回路１０９
に送りアドレスが生成され、フレームメモリ書込み信号
２２として与えられる。
レーダ装置からの角度信号（ＡＺ／ＥＬ）１８をインタ
フェース回路１０７で受信し、ＥＬ領域，ＡＺ領域を示
す角度信号１９をフレームメモリ書込み制御回路１０９
に送りアドレスが生成され、フレームメモリ書込み信号
２２として与えられる。
【００１４】フレームメモリ１０４はＡＺ領域，ＥＬ領
域に分割され、Ｘ線は疑似対数メモリにより描画された
レーダビデオは、ＴＶ読出し制御回路１１０からのフレ
ームメモリ読出し信号２３によりラスタスキャン方式に
より表示デジタルビデオ１５として順次読出され、Ｄ／
Ａ変換器１０５によりアナログのＴＶビデオ１６に変換
されラスタスキャン方式ＴＶモニタ１０６に表示する。
ＴＶ読出し制御回路１１０は、ＴＶモニタ１０６の同期
信号である水平／垂直同期信号２４を発生しＴＶモニタ
に出力する。
域に分割され、Ｘ線は疑似対数メモリにより描画された
レーダビデオは、ＴＶ読出し制御回路１１０からのフレ
ームメモリ読出し信号２３によりラスタスキャン方式に
より表示デジタルビデオ１５として順次読出され、Ｄ／
Ａ変換器１０５によりアナログのＴＶビデオ１６に変換
されラスタスキャン方式ＴＶモニタ１０６に表示する。
ＴＶ読出し制御回路１１０は、ＴＶモニタ１０６の同期
信号である水平／垂直同期信号２４を発生しＴＶモニタ
に出力する。
【００１５】このようにフレームメモリへの書込みデー
タの時間軸の標本化を疑似指数関数により行い、読み出
し時順次走査により読み出すことにより等価的に表示画
面上では、疑似対数表示を行うことができる。
タの時間軸の標本化を疑似指数関数により行い、読み出
し時順次走査により読み出すことにより等価的に表示画
面上では、疑似対数表示を行うことができる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、精測レー
ダ装置から送られてくるレーダビデオを設定した疑似指
数関数で標本化し、ＥＬ領域，ＡＺ領域のＸ軸データと
定義しフレームメモリに描画処理しラスタスキャン方式
により読出し表示することにより、表示画面上では、Ｅ
Ｌ領域，ＡＺ領域のＸ軸は疑似対数目盛りで表される精
測レーダビデオの表示が実現でき、ラスタスキャン方式
のため明るい室で使用できる効果がある。Ｘ軸の値は、
操作員の希望する値に設定できるので、管制上で最適な
表示状態を作りだせる効果がある。
ダ装置から送られてくるレーダビデオを設定した疑似指
数関数で標本化し、ＥＬ領域，ＡＺ領域のＸ軸データと
定義しフレームメモリに描画処理しラスタスキャン方式
により読出し表示することにより、表示画面上では、Ｅ
Ｌ領域，ＡＺ領域のＸ軸は疑似対数目盛りで表される精
測レーダビデオの表示が実現でき、ラスタスキャン方式
のため明るい室で使用できる効果がある。Ｘ軸の値は、
操作員の希望する値に設定できるので、管制上で最適な
表示状態を作りだせる効果がある。
【図１】本発明の一実施例の回路ブロック図である。
【図２】本発明の一実施例の動作を説明するためのタイ
ミング図である。
ミング図である。
【図３】ＣＲＴ画面の表示例を示す図である。
１０ 精測レーダビデオ １１ デジタルビデオ １２ 処理ビデオ １３ 描画ビデオ １４ 書込みビデオ １５ 表示デジタルビデオ １６ ＴＶビデオ １７ ＣＬＫ １８ 角度信号（ＡＺ／ＥＬ） １９ 角度信号 ２０ ラッチＣＬＫ ２１ バッファメモリ制御信号 ２２ フレームメモリ書込み信号 ２３ フレームメモリ読出し信号 ２４ 水平／垂直同期信号 ２５ ゲート信号 ２６ 距離信号 ２７ 距離目盛り設定信号 １００ Ａ／Ｄ変換器 １０１ ピーク／平均値検出回路 １０２ データラッチ回路 １０３ バッファメモリ １０４ フレームメモリ １０５ Ｄ／Ａ変換器 １０６ ＴＶモニタ １０７ インタフェース回路 １０８ ＡＮＤ回路 １０９ フレームメモリ書込み制御回路 １１０ ＴＶ読出し制御回路 １１１ 疑似指数データＲＡＭ １１２ 発振器 １１３ 距離カウンタ １１４ 距離目盛り設定入力部
Claims (2)
- 【請求項１】表示画面に一対一に対応するフレームメモ
リにＸ軸に距離、Ｙ軸に高低および方位のビデオを描画
し、ラスタスキャン方式により読出し表示する精測レー
ダ表示方式において、 精測レーダ装置から送られてくるビデオを可変できる疑
似指数関数クロックにより標本化し、順次その値を高低
領域，方位領域のビデオ値としてフレームメモリに描画
し、高低領域，方位領域のＸ軸を設定した疑似対数目盛
りで表示することを特徴とする精測レーダ表示方式。 - 【請求項２】前記フレームメモリは、ラスタスキャン方
式で順次読出すことを特徴とする請求項１記載の精測レ
ーダ表示方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5137045A JPH06347532A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 精測レーダ表示方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5137045A JPH06347532A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 精測レーダ表示方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06347532A true JPH06347532A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15189586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5137045A Pending JPH06347532A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 精測レーダ表示方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06347532A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012068170A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Toshiba Denpa Products Kk | レーダ表示装置及びレーダ表示方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55103477A (en) * | 1979-02-02 | 1980-08-07 | Nec Corp | Display system of indicator for precision radar unit |
| JPH01210885A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-24 | Japan Radio Co Ltd | レーダエコーのラスタスキャン表示方法 |
| JPH04235374A (ja) * | 1991-01-11 | 1992-08-24 | Nec Corp | 精測進入レーダのビデオ表示方式 |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP5137045A patent/JPH06347532A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55103477A (en) * | 1979-02-02 | 1980-08-07 | Nec Corp | Display system of indicator for precision radar unit |
| JPH01210885A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-24 | Japan Radio Co Ltd | レーダエコーのラスタスキャン表示方法 |
| JPH04235374A (ja) * | 1991-01-11 | 1992-08-24 | Nec Corp | 精測進入レーダのビデオ表示方式 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012068170A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Toshiba Denpa Products Kk | レーダ表示装置及びレーダ表示方法 |
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