JPS6362142A - 表面分析装置 - Google Patents

表面分析装置

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JPS6362142A
JPS6362142A JP61207510A JP20751086A JPS6362142A JP S6362142 A JPS6362142 A JP S6362142A JP 61207510 A JP61207510 A JP 61207510A JP 20751086 A JP20751086 A JP 20751086A JP S6362142 A JPS6362142 A JP S6362142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
electron beam
image
sweep signal
sweep
Prior art date
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Pending
Application number
JP61207510A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Mori
森 優治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP61207510A priority Critical patent/JPS6362142A/ja
Publication of JPS6362142A publication Critical patent/JPS6362142A/ja
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、走査型電子顕微鏡(SEM)やE P MA
等の表面分析装置に関する。
(ロ)従来技術とその問題点 従来のSEMやEPMA等の表面分析装置においては、
電子ビームを試料表面上で二次元走査することにより得
られる特性X線や二次電子などの各種の情報信号を輝度
変調信号として利用し、TVモニタにX線像や二次電子
像などの各種の画像を表示するようにしたものがある。
ところで、このような画像表示を行なうには、従来、電
子ビームの走査をTV走査に同期さ仕るために、電子ビ
ーム走査用のスイープコイルに対して、第2図(a)に
示すような鋸歯状波のスイープ信号を与えている。この
スイープ信号により、電子ビームは、第3図(a)に示
すように、試料表面上を往復走査される。すなわち、同
図(a)中、実線と破線で示すように交互に走査される
。この場合、画像表示の情報として利用されるのは、往
復走査の内の一方の走査たとえば実線の往動走査だけて
あり、破線の復動走査は電子ビームを図中右位置に復帰
させるためにのみ必要とされる。したがって、かかる走
査において、電子ビームを短時間の内に左位置に復帰さ
せるには、鋸歯状波の立ち下がり時間(第2図(a)の
符号tで示される時間)を短くすることにより、スイー
プ信号の変化に追従してスイープコイルの磁界を急峻に
変化させる必要がある。ところが、実際には電磁誘導や
渦電流等の影響によってスイープ信号に対する磁界変化
の十分な応答性を得ることは難しく、その結果、電子ビ
ームの走査幅が変動する。電子ビームの走査とCRTモ
ニタのラスク走査との走査振幅の比が拡大倍率となるが
、上記のように、電子ビームの走査幅が変動すると、縦
横の拡大倍率が異なってきて画像に歪みを生じる。しが
も、スイープコイルの磁界を短時間に変化させるには、
スイープコイルに高い電圧を加える必要があり、回路装
置が複雑になるなどの不具合があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、低電圧で、しかも時間変化の比較的緩やかなスイー
プ信号によって電子ビームを走査できるようにして、画
像の歪みが少なくかつ装置構造を簡略化した表面分析装
置を提供することを目的とする。
(ハ)問題点を解決するための手段 本発明の表面分析装置は、上記の目的を達成するために
、電子ビーム走査用のスイープコイルに対して極大値を
中心に左右対象波形を有するスイープ信号を与えるスイ
ープ信号発生器と、上記のスイープ信号に基づく電子ビ
ームの往復走査により試料表面から得られる情報信号を
すべて画像データとして記憶する画像メモリと、この画
像メモリへの画像データの書き込みアドレスを電子ビー
ムの律動走査と復動走査のたびに交互にアップ/ダウン
反転させて指定する書き込みアドレス措定手段と、画像
メモリに記憶された画像データをTV走査に同期して読
み出して画像表示する表示手段と、を備えた構成とした
(ニ)作用 本発明の表面分析装置では、スイープ信号発生器からス
イープコイルに対して極大値を中心に左右対象波形を有
するスイープ信号を与えて電子ビームを試料表面上で往
復走査する。この走査では、往動走査と復動走査のいず
れら同じ走査速度となる。そして、電子ビームの走査に
より、試料表面から情報信号が得られるので、この情報
信号を画像メモリに画像データとして記憶する。その際
、゛書き込みアドレス指定手段によって画像メモリへの
書き込みアドレスが電子ビームの走査方向に沿って、往
動と復動のたびに交互にアップ/ダウン反転して指定さ
れる。すなわち、たとえば、電子ビームが往動走査して
いる場合にはアドレスアップされ、復動走査している場
合にはアドレスダウンされる。したがって、画像メモリ
には、電子ビームの往動、復動の各走査ごとに得られる
画像データがすべて記憶されるので、電子ビームの平均
走査速度は従来の1/2でよいことになる。そして、画
像メモリに記憶された画像データは、表示手段によって
、TV走査に同期して読み出されて画像表示される。
(ホ)実施例 第1図は、本発明の実施例に係る表面分析装置の構成図
である。なお、この実施例では表面分析装置としてSE
Mに適用した場合について説明する。
同図において、符号1は分析対象となる試料、2はこの
試料1に対して電子ビームを照射する電子銃、4はこの
電子銃2から放出された電子ビームを試料表面上で走査
するためのスイープコイル、6はスイープコイル4に対
して電子ビーム走査用のスイープ信号を与えるスイープ
信号発生器である。このスイープ信号発生器6から出力
されるスイープ信号は、本例の場合、第2図(b)に示
すように、低電圧で、しかも極大値を中心に左右対象波
形を有する三角波であるが、その他、電子ビームの走査
条件によってはsin波を用いる場合もある。
8はスイープ信号発生器6からのスイープ信号出力を増
幅する低電流増幅器、lOは試料lの表面から電子ビー
ムにより励起されて放出される二次電子を検出する検出
器、I2は検出器1oからの検出信号を増幅する増幅器
、14は増幅器12で増幅された検出信号をデジタル化
するA/D変換器、16は上記の検出信号を画像データ
として記憶する画像メモリである。
また、18は一定周波数のクロックパルスを発生するク
ロック発生器、20はクロックパルスを電子ビームの往
動走査あるいは復動走査の各−走査分の時間に分周する
分周器である。
22は上記の画像メモリ16への画像データの書き込み
アドレスを電子ビームの走査方向に沿って往動と復動の
たびに交互にアップ/ダウン反転させて指定する書き込
みアドレス指定手段である。
すなわち、この書き込みアドレス指定手段22は、電子
ビームの走査方向に沿う図中X方向の書き込みアドレス
を指定するアップダウンカウンタで構成されたXアドレ
スカウンタ24と、これに直交するY方向の書き込みア
ドレスを指定するアップカウンタで構成されたYアドレ
スカウンタ26と、分周器20で分周されたグロックパ
ルスが入力されるたびに出力レベルを反転させるTフリ
ップフロップ28と、Tフリップフロップ28によりX
アドレスカウンタ24のアップ端子、ダウン端子へのク
ロックパルスの入力を切り替える切り換え回路30とか
らなる。
32は画像メモリ16に記憶された画像データを、TV
走査に同期して読み出して画像表示する表示手段である
。すなわち、この表示手段32は、TV走査に同期しつ
つ、書き込みアドレス指定手段22でアドレス指定され
るアドレスアップの向きに沿って読み出しアドレスを順
次指定する読み出しアドレス発生器34と、画像メモリ
16から読み出された画像データをTV表示用の輝度信
号に変換するTV信号変換回路36と、TVモニタ38
とからなる。
次に、上記の構成を有する表面分析装置の動作について
説明する。
本発明の表面分析装置では、クロック発生器18からの
クロックパルスと、分周器20からこのクロックパルス
を分周した出力とがスイープ信号発生器6に与えられる
ので、スイープ信号発生器6はこれらの信号人力に同期
して、第2図(b)に示すようなスイープ信号を発生す
る。このスイープ信号は、低電圧の極大値を中心に左右
対象波形を有する三角波である。そして、このスイープ
信号が低電流増幅器8で増幅された後、スイープコイル
4に加えられる。これにより、第3図(b)に゛示すよ
うに、電子ビームが試料1の表面上を往復走査される。
この走査では、往動走査と復動走査のいずれの場合も同
じ走査速度となる。そして、電子ビームが試料lに照射
されると、試料表面から二次電子が放出されるので、こ
の二次電子か検出器IOで検出され、この検出信号が増
幅器12、A/D変換器14を介して画像メモリ16に
画像データとして記憶される。
その際、従来では、電子ビームの往動走査と復動走査の
内の一方の走査で得られる検出信号だけを画像表示の情
報として利用しているが、本発明では電子ビームの往動
走査と復動走査で得られる双方の検出信号を画像表示の
情報として利用する。
そのために、たとえば、電子ビームが第3図(b)に示
すように、符号AからB、CからDというように、左か
ら右に往動走査される場合には、クロックパルス発生器
18からのクロックパルスが、切り換え回路30を介し
てXアドレスカウンタ24のアップ端子upに入力され
て、X方向の書き込みアドレスが順次アドレスアップし
て指定される。
次に、電子ビームが第3図(b)の符号BからC1Dか
らEというように、右から左に復動走査される場合には
、その走査の切り換えタイミングに応じて分周器20か
らのクロックパルスがTフリップフロップ28に入力さ
れるので、その出力レベルが反転する。これに応答して
、切り換え回路30がXアドレスカウンタ211のダウ
ン端子downに接続を切り換えるので、クロックパル
ス発生器18からのクロックパルスが、切り換え回路3
0を介してXアドレスカウンタ24のダウン端子dow
nに入力されて、X方向の書き込みアドレスが順次アド
レスダウンして指定される。したがって、電子ビームが
符号AからBに向けて走査されると、第4図(a)に示
すように、画像メモリ16の書き込みアドレスもこれに
追従してAからBの向きにアドレスアップして指定され
る。次に、電子ビームかBからCに向けむて走査される
と、画像メモリ16の書き込みアドレスもこれに追従し
てBからCの向きにアドレスダウンして指定される。こ
のように、電子ビームが往動走査と復動走査のたびに交
互にアップ/ダウン反転して指定される。
なお、Yアドレスカウンタ26は、電子ビームが往動、
復動の各走査のたびにY方向の書き込みアドレスを順次
アドレスアップする。このようにして、画像メモリ16
には、電子ビームの往動、復動の各走査ごとに得られる
画像データがすべて記憶されるので、電子ビームの平均
走査速度は従来の1/2でよいことになる。
こうして、画像メモリ16に記憶された画像データを読
み出す場合には、TV信号変換回路36から第2図(c
)に示す波形の水平同期信号が読み出しアドレス指定手
段22に与えられるので、読み出しアドレス発生器34
は、この水平同期信号に同期しつつ、書き込みアドレス
指定手段22でアドレス指定されるアドレスアップの向
きに沿って読み出しアドレスを順次指定する。すなわち
、第4図(b)に示すように、TVの一水平走査期間に
画像メモリ16の読み出しアドレスを符号AからBの向
きにアドレスアップして指定すると、次の水平走査でも
同じように、読み出しアドレスをCからDの向きに順次
アドレスアップして指定する。こうして、画像メモリ1
6からTV走査に同期して読み出された画像データは、
TV信号発生器36で輝度信号に変換され、これがTV
モニタに出力されるので、電子ビームの走査に基づく画
像がTVモニタ38に表示される。
なお、この実施例ではSEMの場合について説明したが
、これに限定されるものではなく、その他電子ビームの
走査に基づく画像を表示できるようにした表面分析装置
に本発明を適用できるのは勿論である。
(へ)効果 以上のように本発明によれば、従来のようにスイープコ
イルに与えるスイープ信号を鋸歯状波にしなくても、低
電圧で、時間変化の比較的緩やかなスイープ信号で電子
ビームを走査できるので、画像の歪みが少なくなり、し
かも、装置構造が簡略化される等の優れた効果が発揮さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の表面分析装置の要部構成図、
第2図は信号波形図で、同図(a)は従来のスイープ信
号、同図(b)は本発明にかかるスイープ信号、同図(
C)はTV走査の水平同期信号をそれぞれ示す。また、
第3図は電子ビームの走査状態の説明図で、同図(a)
は従来走査を、同図(b)は本発明にかかる走査をそれ
ぞれ示し、また、第4図は画像メモリに対する画像デー
タの書き込み、読み出し方法の説明図である。 l・・・試料、4・・・スイープコイル、6・・スイー
プ信号発生器、16・・・画像メモリ、22・・・書き
込みアドレス指定手段、32・・・表示手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子ビーム走査用のスイープコイルに対して極大
    値を中心に左右対象波形を有するスイープ信号を与える
    スイープ信号発生器と、 前記スイープ信号に基づく電子ビームの往復走査により
    試料表面から得られる情報信号をすべて画像データとし
    て記憶する画像メモリと、 この画像メモリへの画像データの書き込みアドレスを電
    子ビームの往動走査と復動走査のたびに交互にアップ/
    ダウン反転させて指定する書き込みアドレス指定手段と
    、 前記画像メモリに記憶された画像データをTV走査に同
    期して読み出して画像表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする表面分析装置。
JP61207510A 1986-09-02 1986-09-02 表面分析装置 Pending JPS6362142A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61207510A JPS6362142A (ja) 1986-09-02 1986-09-02 表面分析装置

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JP61207510A JPS6362142A (ja) 1986-09-02 1986-09-02 表面分析装置

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Publication Number Publication Date
JPS6362142A true JPS6362142A (ja) 1988-03-18

Family

ID=16540914

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JP61207510A Pending JPS6362142A (ja) 1986-09-02 1986-09-02 表面分析装置

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JP (1) JPS6362142A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231143A (ja) * 1988-07-20 1990-02-01 Jeol Ltd 走査トンネル顕微鏡
JP2002291847A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 薬剤保管装置および薬剤保管システム
JP2013163380A (ja) * 2006-03-14 2013-08-22 Ricoh Co Ltd 画像処理方法及び画像処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0231143A (ja) * 1988-07-20 1990-02-01 Jeol Ltd 走査トンネル顕微鏡
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