JPS62117080A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、画像情報を処理する装置に係り、特に濃度変
換関数を選択し、濃度変換を好適に行う画像処理装置に
関するものである。

〔背景技術〕

従来の画像処理装置は、一般に画像情報の濃度変換、例
えば、医用画像では、画像の露出オーバー、露出不足の
部分を撮影された画像情報から所望の濃度変換特性曲線
を用いて見えるように処理するための濃度階調処理（ガ
ンマ変換）において、濃度変換関数の特性を示す方法と
してグラフの表示や数値表示などの方法を使用している
。

しかし、画像情報は極めて濃度階調が多く１画像情報表
示装置のブラウン管上の視見的な像の濃度と、グラフ、
表などの濃度変換特性上の濃度値との対応がつけられて
いない５すなわち、濃度変換処理前の情報と、濃度変換
処理後の情報との対応がつけられていないため１表示さ
れている画像の濃度変換の状態が明確に識別できないの
で、例えば１診断等の判断が困難となるという問題があ
った・・ 〔発明の目的〕 本発明の目的は１画像情報と濃度階調スケールの濃度変
換処理を同時に並列処理し画像表示装置に表示すること
によって、濃度変換処理前の濃度階調スケールと濃度変
換処理後の濃度階調スケールを比較し、濃度変換特性を
視覚的に表示する画像処理装置を提供することである。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

〔発明の概要〕

本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。

すなわち、本発明は、画像情報の濃度変換処理と濃度Ｗ
ｉ調ススケール濃度変換処理を並列に処理することを特
徴とし、濃度変換処理前の濃度階調スケールと濃度変換
処理後の濃度階調スケールを同時に画像情報表示装置に
表示し、濃度変換関数の特性を視覚的に表わしたもので
ある。

そして、前記濃度変換処理後の濃度階調は、ｎ階調の濃
度階調スケールに対し、各階調ごとに１個を濃度値パラ
メータとし０個のパラメータをメモリ内に持ち、画像情
報と同し変換関数テーブルをｎ回参照することによって
、関数特性に応じた変換処理後の濃度諧調スケール値が
得られるようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。

なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その緑り返しの説明は
省略する。

第１図は、本発明の一実施例の画像処理装置のシステム
構成を示すブロック図、第２図は、第１図の変換関数テ
ーブルを示す特性図である。

本実施例の画像処理装置のシステム構成は、第１図に示
すように１画像処理装置１の制御をコンピュータ　（以
下、ＣＰＵという）２で行うようになっている。ＣＰＵ
２には外部メモリ３が接続され、キーボード等の入力袋
［４により制御情報等を人力するようになっている。

重犯画像処理装置１は、原画像データが記憶されている
原画像メモリ１０、ｎ階調の濃度階調スケール（以下、
グレースケールという）のパラメータが記憶されたグレ
ースケールパラメータメモリ１１、第２図に示す変換関
数テーブルが記憶されている変換関数テーブルメモリ１
２）濃度変換処理後の画像データを記憶する処理画像メ
モリ１３、変換処理後のグレースケールを一時記憶して
おくためのレジスタ１４、レジスタ１４に記憶されてい
るグレースケールの各階調を帯状に所定面積をもたせる
ために、同一情報を所定回数出力させるためのカウンタ
１５．前記各装置を制御するシーケンサ１６で構成され
ている。１７は画像表示装置で１ちる。

な５ｆセ、第１図において、実線がデータの流れを示し
、点線が制御信号を示す。

前記第２図において、縦軸は画像の濃度であり、例えば
Ｏ〜４０９５段階で表わし、横軸は黒〜白を例えばＯ〜
４０９５段階で表わすアドレスであす、ｎ個の画素の検
出濃度が入力される。■は多く使用されている変換関数
特性曲線（標準）、　＠は濃い部分の多い画像の濃度変
換処理に使用される変換関数特性曲線、■は薄い部分の
多い画像の濃度変換処理に使用される変換関数特性曲線
である。

次に１本実施例の画像装置の動作を説明する。

第１図において、原画像メモリ１０から画像データを読
み出して変換関数テーブルメモリ１２に入力し、グレー
スケールパラメータメモリ１１からｎ階調のグレースケ
ールのパラメータを読み出し、変換関数テーブルメモリ
１２のアドレスラインに入力する。

そして、入力された画像データは、変換関数テーブルを
参照して処理され、変換処理後画像データとして出力さ
れ処理画像メモリ１３に入力されて記憶される。この時
、変換処理後画像データは。

すべての画像データの変換処理が終了して処理画像メモ
リ１３に入力された時点で、画像表示装置１７に表示さ
れる。

また、前記入力されたｎ階調のグレースケールのパラメ
ータは、変換関数テーブルを参照して処理されて変換処
理後グレースケール値が出力されレジスタ１４へ入力さ
九る。レジスタ１４に記憶されているｎ個の変換処理後
グレースケール値はカウンタＩＳにセットされた値に基
づいて各階調濃度を帯状にした変換処理後グレースケー
ルとして変換処理前のグレースケールと平行に並べて画
像表示装置１７上に表示する。

これによって変換処理前ｎ個の階調をもつグレースケー
ルと変換処理後のｎ階調のグレースケールとの各階調に
おける濃度の比較が可能になる。

また、変換処理前のグレースケールについては。

階調数を変化させたり、注目部位における濃度付近の値
についてのみ、グレースケールとして設定し、これらに
ついて前に述べた変換処理後グレースケールを作成する
ことが可能となり、ＩＩかい濃度の変化や注目部位の濃
度変化の特性を示すことができる。

以−Ｌ２本発明を実施例にもとずき具体的に説明したが
、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲において種、　　々変更可能で
あることは言゛うまでもない、。

〔効果〕

以１ユ説明したように、本発明にょ４しば、ｎ計１凋の
変換処理後のグレースケールを作成するために、ｎ回の
変換関数テーブルの参照を行い、グレースケールを作成
するので、画像データの変換関数テーブル参照と並列処
理が可能となり、高速で変換処理後のグレースケールを
作成でき、がっ、グレースケール値が画像データと同一
変換関数テーブルを参照するため、変換特性を画像変化
だけでなく、グレースケールを通して視覚的に表わすこ
とができ、視覚的に表現することによって、従来曲線グ
ラフや関数式で表現していた変換特性をより理解しやす
くし、これによって各画像、及び各注目部位に適応した
濃度階調変換処理を行うことができる。

これにより、診断等の判断を正確にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の画像処理装置のシステム
構成を示すブロック図。 第２図は、第１図の変換関数テーブルを示す特性図であ
る。。 図中、１・・画像処理装置、１ｏ・・・原画像メモリ、
１１・・グレースケールパラメータメモリ、１２・・・
変換関数テーブルメモリ、１３・・・処理画像メモリ、
１４・・・レジスタ、１５・・・カウンタ、１６・・・
シーケンサ、１７・・・画像表示装置である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像を処理し記憶する計算機と、画像を表示する
   画像情報表示装置と、その画像を記録する画像情報記録
   装置より構成される画像処理装置であって、画像情報の
   濃度変換を行う第１濃度変換手段と、濃度階調スケール
   の濃度変換を行う第２濃度変換手段と、前記第１及び第
   ２濃度変換手段をそれぞれ並列に処理する手段を設けた
   ことを特徴とする画像処理装置。
2. （２）特許製請求の範囲第１項記載の画像処理装置にお
   いて、濃度変換処理前の濃度階調スケールと濃度変換処
   理後の濃度階調スケールを同時に画像情報表示装置に表
   示することを特徴とする画像処理装置。