JPH06346487A - 建機のウェイト取付け構造 - Google Patents

建機のウェイト取付け構造

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JPH06346487A
JPH06346487A JP13704193A JP13704193A JPH06346487A JP H06346487 A JPH06346487 A JP H06346487A JP 13704193 A JP13704193 A JP 13704193A JP 13704193 A JP13704193 A JP 13704193A JP H06346487 A JPH06346487 A JP H06346487A
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JP
Japan
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weight
mounting
sections
bolt
fixing
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JP13704193A
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Shizuo Shimoie
静夫 下家
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ウェイト7の左右端部に形成された取付け部
bと、旋回台を構成する旋回フレームF後端左右の装着
部aと、取付け部bと装着部aとをウェイト7の後方か
らの螺着操作で一体化する取付けボルト14とを備えて
ウェイト固定部16を構成するとともに、ウェイト固定
部16を覆うカバー部材17を着脱自在に装着する。 【効果】 ウェイトをその外部後方からの楽で能率的な
着脱操作が行えるボルト止め構造としながら良好な外観
が維持でき、かつ、旋回台側面後端部のバンパー機能も
有する合理的なウェイト取付け構造を提供できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホウやクレーン
といった建機のウェイト取付け構造に係り、組付作業が
楽に行えるようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】バックホウでは旋回台後端にバランス用
のウェイトを装着するのであるが、従来では、外観上、
図5、図6に示すように、高さ位置調節用のワッシャー
18を介して、旋回フレームFに固着されたL字ブラケ
ット19背面にウェイト7をボルト止めしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、横フレ
ームや機械装置類が錯綜して余裕スペース的に狭い部分
である旋回台内側から外側に向けてボルトを組付けるも
のであるため、締付け操作が行い難い傾向にあった。
又、組立完成後に、点検や部品交換等で着脱操作する場
合にはその着脱操作が一層煩わしくなる。本発明の目的
は、組立て時でも完成後の交換時でも、煩わしさなく楽
にウェイトの着脱操作が行えるように工夫する点にあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、ウェイトの左右端部に形成された取付け部
と、旋回台を構成する旋回フレーム後端左右の装着部
と、取付け部と装着部とをウェイトの後方からの螺着操
作で一体化するボルトとを備えてウェイト固定部を構成
するとともに、ウェイト固定部を覆うカバー部材を着脱
自在に装着してあることを特徴とする。
【0005】
【作用】単純に外側からボルトを締付ける構造にする
と、ボルト頭がウェイト外面から突出するとか、ウェイ
ト外面を凹ませてボルト頭を陥没させるといった処理を
行うようになるが、いずれの構造でも外観的に劣るとと
もに泥等が付着し易い要因になり、好ましくない。そこ
で、ウェイトと旋回フレームとを連結させる固定部を覆
うカバー部材を設けることによって外観の向上が図れる
とともに、ウェイトの左右端部や旋回台側面の後端部の
保護が行える。すなわち、通常、旋回台は平面視で略長
方形を呈し、ウェイト外面は旋回半径に合致した円弧状
の背面形状に形成されるので、ウェイトと旋回台との境
めの左右端部分は旋回に伴う他物との接触おそれの高い
箇所となる。従って、カバーを装着することによってそ
の部分の保護機能が生じるのである。
【0006】
【発明の効果】その結果、ウェイトをその外部からの楽
で能率的な着脱操作が行えるボルト止め構造としながら
良好な外観が維持でき、かつ、旋回台側面後端部のバン
パー機能も有する合理的なウェイト取付け構造を提供で
きた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1にバックホウが示され、1は掘削作業、2
はクローラ走行装置、3は走行機台、4は旋回台、5は
ドーザ装置である。旋回台4の後部には原動部6が配置
されるとともに、後端には重量バランスのためのウェイ
ト7が装着されており、次にその取付け構造について説
明する。
【0008】図2、図3に、鋼板や厚板部材等の複数部
材の溶接によって構成される複合構造の旋回フレームF
の後部が示され、そのフレームF後端部の左右にウェイ
ト装着部aが形成されている。すなわち、右側のもので
詳述すれば、コ字形状に折曲形成された板金部材8に、
補強部材9を介して取付片10を固着することでウェイ
ト装着部aを構成してあり、取付片10には前後向きの
取付けネジ部11と、突出部10aの上下向きの調節ネ
ジ部12とが螺刻されている。又、鋳鉄製のウェイト7
の左右端にはウェイト装着部aに対する取付け部bが一
体形成され、かつ、そこには前後向きの取付用孔13を
形成してある。
【0009】図1〜図4に示すように、ウェイト左右の
取付け部bと旋回フレーム後端の装着部aとを取付けボ
ルト14で連結し、取付用孔13を取付けボルト14の
径に比べて大きな孔径にするとともに、左右の調節ボル
ト15,15を装着することにより、ウェイト7の左右
高さ調節が行えるようにしてある。そして、取付け部b
と、装着部aと、ウェイト7の後方からの螺着操作で一
体化する取付けボルト14とで形成されるウェイト固定
部16を、着脱自在な樹脂製のカバー部材17の装着に
よって覆うようにしてある。このカバー部材17の装着
により、比較的大きな取付けボルト14や旋回フレーム
F後部とウェイト7との凹凸変化のある接続部分の外観
を良好なものにしてある。
【0010】カバー部材17の取付けは、嵌込み手段と
ボルトとの併用やボルトのみによる手段があるが、図3
に示す内側からの締付け構造の他、カバー部材17の外
から化粧ボルトで取付ける手段もある。つまり、化粧ボ
ルトの頭部形状には美的処理が施してあるから、外観の
悪化を招くことなく着脱の便利な外部取付け構造を採用
することが可能である。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの側面図
【図2】ウェイトの取付け構造を示す断面平面図
【図3】ウェイト固定部の構造を示す分解斜視図
【図4】ウェイト固定部の部分断面図
【図5】従来のウェイト取付け構造を示す分解斜視図
【図6】従来のウェイト固定部の断面図
【符号の説明】
7 ウェイト 14 取付けボルト 16 ウェイト固定部 17 カバー部材 a 装着部 b 取付け部 F 旋回フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェイト(7)の左右端部に形成された
    取付け部(b)と、旋回台を構成する旋回フレーム
    (F)後端左右の装着部(a)と、前記取付け部(b)
    と前記装着部(a)とを前記ウェイト(7)の後方から
    の螺着操作で一体化するボルト(14)とを備えてウェ
    イト固定部(16)を構成するとともに、前記ウェイト
    固定部(16)を覆うカバー部材(17)を着脱自在に
    装着してある建機のウェイト取付け構造。
JP13704193A 1993-06-08 1993-06-08 建機のウェイト取付け構造 Expired - Fee Related JP2875712B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107923146A (zh) * 2015-06-18 2018-04-17 卡特彼勒Sarl 用于施工机械的配重支承结构

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