JPH06343602A - 内視鏡用固体撮像装置 - Google Patents

内視鏡用固体撮像装置

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JPH06343602A
JPH06343602A JP5138003A JP13800393A JPH06343602A JP H06343602 A JPH06343602 A JP H06343602A JP 5138003 A JP5138003 A JP 5138003A JP 13800393 A JP13800393 A JP 13800393A JP H06343602 A JPH06343602 A JP H06343602A
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JP
Japan
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circuit board
solid
endoscope
electrode
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5138003A
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English (en)
Inventor
Wataru Kameishi
渉 亀石
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡スコープ先端部を細径化し、かつ短く
することのできる固体撮像装置を提供することを目的と
する。 【構成】 スコープ軸と略平行に第1の回路基板を配設
し、この第1の回路基板とは垂直かつスコープ軸とは平
行に第2の回路基板を配設する。さらに、第1の回路基
板と垂直かつスコープ軸とも垂直に第3の回路基板を設
ける。そして、第2の回路基板上に電子部品を実装し、
第3の回路基板にて信号ケーブルとの接続を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡装置のスコープ
先端部に取付けられる固体撮像装置に係り、特に、先端
硬性部を短くする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、医用診断装置として用いられる
内視鏡は、先端部に固体撮像装置が搭載されたスコープ
を患者の体腔内に挿入して体腔内画像を撮影する。内視
鏡スコープは図7に示すように、先端部101と、アン
グル部102と、導中管103と、操作部104から構
成されており、操作部104にてアングル部102を任
意の方向に湾曲させることで先端部101の方向が調整
されるようになっている。
【0003】先端部101に搭載される固体撮像素子は
通常CCD等の固体撮像素子とこれに付随する電子部品
とから構成される。そして、これらの実装方法として従
来より例えば特公平4−38417号公報(以下、第1
の従来例という)及び特公平3−71688号公報(以
下、第2の従来例という)に開示されたものが知られて
いる。
【0004】まず、第1の従来例では固体撮像素子に付
随する電子部品を実装するための回路基板がスコープ軸
に垂直に配設されている。この場合、固体撮像素子をマ
ウントする基板と回路基板とを接続するために用いられ
るピンのピン径と、スルーホールとが回路基板上の実装
スペースを多く占有してしまい、回路基板内部の配線や
電子部品、ケーブルの実装に制約を受けてしまう。この
ため、回路基板が非常に大きくなってしまい、これを組
み込むスコープ先端部101も太径化してしまう。
【0005】一方、第2の従来例では回路基板をスコー
プの軸方向に略平行に配設することによって先端部10
1の太径化を防ぐことが提案されている。この場合、同
一な基板面に固体撮像素子側との接続部、電子部品実装
部及びケーブル接続部がこの順で先端側より配設され
る。これは、互いのショートを防ぐためであり、これら
の配置を前後させることは非常に困難である。このた
め、一定の配置スペースを必要とするのでスコープ軸方
向に回路基板が長くなってしまい、必然的に先端部10
1の長さも長くなってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、第1の従
来例においては、内視鏡スコープの先端部101が太径
化してしまうので、体内への挿入が困難となり、更に、
患者に苦痛を与えてしまうという欠点がある。
【0007】また、第2の従来例においては、先端部1
01が長くなるので、アングル部102を湾曲させた際
に回転が大回りになってしまい、このため操作性が悪
く、死角が広くなり病変部の発見が困難になるという欠
点があった。
【0008】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、先
端部の径を太くすることなく、また、先端部の長さを長
くすることなく固体撮像素子、電子回路を実装すること
のできる内視鏡用固体撮像装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、固体撮像素子とこれに付随する電子部品
とを具備し、体腔内画像を撮像する内視鏡用固体撮像装
置において、内視鏡スコープの軸方向と略平行に配設さ
れた第1の回路基板と、前記第1の回路基板上に、該第
1の回路基板とは垂直に、かつ、スコープ軸とは平行に
配設された第2の回路基板と、前記第1の回路基板上
に、該第1の回路基板とは垂直、スコープ軸とは平行、
かつ前記第2の回路基板に対し内視鏡操作部側に配設さ
れた第3の回路基板と、を有し、前記第1の回路基板及
び第2の回路基板上に少なくとも1個の電子部品を実装
したことが特徴である。
【0010】また、前記第3の回路基板に信号ケーブル
挿入用の透孔を少なくとも1個設け、該第3の回路基板
の操作部側の面にGND電極、先端部側の面に信号電極
を配設し、前記透孔の操作部側から先端部側へ信号ケー
ブルを挿入した際に該信号ケーブルのGND線を前記G
ND電極に接続し、信号線を前記信号電極に接続したこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】上述の如く構成された本発明においては、第2
の回路基板上に固体撮像装置の電子部品が配設され、第
3の回路基板には信号ケーブルが接続される。従って、
信号ケーブルに無理な力を加えて接続することはなくな
り、また、電子部品の接続面が有効に利用できるので、
屈曲耐久性を向上させることができ、先端部の径方向及
びスコープ軸方向のコンパクト化を図ることができるよ
うになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例に係る固体撮像装置が搭
載された内視鏡スコープ先端部の構成を示す断面図であ
り、図2は本発明の主要部である回路基板及びこれに実
装される回路部品を示した斜視図である。
【0013】図1に示すように、この撮像装置はスコー
プ先端面1に対物レンズユニット2が取付けられ、該対
物レンズユニット2で取込まれる映像信号はフィルタ
3、プリズム4を経て固体撮像素子5に導かれる。
【0014】固体撮像素子5は、映像信号を電気信号に
変換するものであり、これを動作させるものとして電子
部品6が基板上に実装されている。そして、各電子部品
6は信号ケーブル9の信号芯線7と接続され、信号ケー
ブル9は多芯シールドケーブル10に一括して束ねられ
操作部側へと導かれる。また、信号芯線9のGND線8
は一括してGND電極14に接続される。なお、符号1
1は鉗子チャネル、12は樹脂、13は先端保持部であ
る。
【0015】一方、図2に示すように、固体撮像素子5
は固体撮像素子マウント基板15に実装されており、こ
の基板15の背面(撮像面に対して逆側の面)の電極は
第1の回路基板16と電気的に接続されている。第1の
回路基板16は、スコープ軸に対し平行に配設され、例
えばFPC(フレキシブルプリント基板)のように薄型
の基板である。
【0016】そして、第1の回路基板16上には、スコ
ープ軸と平行かつ第1の回路基板16とは垂直に配設さ
れる第2の回路基板17、及びスコープ軸とは垂直かつ
第1の回路基板16とも垂直に配設された第3の回路基
板18が取付けられている。
【0017】第1の回路基板16と第2の回路基板との
接続は図5(a),(b)に示す如くであり、基板16
に対して基板17が垂直に置かれ基板16側の電極21
と基板17側の電極20とを接触させ半田19にて固定
する。この際、基板どうしの固定は半田19でなくても
良く、導電性接触剤を用いれば良い。また、第1の回路
基板16と第3の回路基板18との接続も図5に示した
例と同様に接続される。
【0018】第2の回路基板17は、プラスチックやセ
ラミック多層基板等で構成され、固体撮像素子5の駆動
信号や出力信号を処理するための回路用電子部品6が実
装されている。この際、電子部品6はSMTあるいはベ
アチップを直接ワイヤボンディングにより実装する。
【0019】第3の回路基板もやはりプラスチックやセ
ラミック多層基板等で構成され、図3(a)に示すよう
に信号ケーブル9を貫通させて保持する構成となってい
る。また、図4は第3の回路基板18の電極構造を示し
ており、同図(b)は側面図、(a)はスコープ先端側
の電極、(c)はスコープ操作側の電極を示している。
そして、このような電極構成を有する第3の回路基板1
8に対して、図3(b)に示すように信号ケーブル9の
GND線8が操作側にてGND電極14と接続され、半
田19にて固定される。更に、導電性保持板23にて覆
われる。
【0020】また、信号芯線7は第3の回路基板18を
貫通し、先端側にて芯線導体24と信号用電極22とが
接続され、半田19によって固定される。なお、芯線導
体24は全てが第3の回路基板18に接続されるわけで
はなく、第1の回路基板16や第2の回路基板17に直
接接続されるものもある。
【0021】そして、各基板に実装された電子部品や接
続端子は樹脂でモールドすることにより機械的に補強さ
れ、絶縁フィルムで包囲した後、導電性フィルムで包囲
し、この導電性フィルムは図1に示す多芯シールドケー
ブル9の外部シールド線25と接続され固定される。更
に、先端部本体と絶縁するため絶縁テーブルにて包囲す
る。
【0022】このように構成された本実施例において
は、図5に示した如くの基板間接続及び多層基板を用い
ているため、電子部品、ケーブル接続面が十分に活用で
き、さらに第2、第3の回路基板17,18をT字状と
することにより、従来のスコープ軸方向、径方向基板の
みの場合にて問題となっていたスコープ径方向の太径化
及び先端部が長くなるという欠点は解消され、コンパク
トな撮像装置を構成することができる。
【0023】また、本実施例では、第2の回路基板17
上に電子部品6を集中して実装し、信号ケーブル9は第
3の回路基板18にGND線8を接続しているのでそれ
ぞれ分散してアセンブリ工程を進めることができ、万一
部品不良があった場合でも早期に発見でき損失を最小限
とすることができるのでメンテナンスが容易となる。そ
して、結果として安価な装置を提供することができる。
【0024】更に、図1に示した多芯シールドケーブル
10は本来、屈曲耐久性及び電気的特性を保持するため
にケーブル周方向に均一に信号ケーブルが配設され、か
つ一定のピッチにより規則正しく配設されている。従来
においては、上記のようなケーブルの構造により、回路
基板に接続する際には著しくケーブルのレイアウトを変
えてしまうため、レイアウトが変わる部分での屈曲耐久
性が著しく劣化してしまう。ところが、本実施例ではケ
ーブル本来の配置をあまり変えることなく接続すること
ができるので、屈曲耐久性が向上する。
【0025】図6は本発明の第2実施例を示す構成図で
ある。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略する。この実施例では固体撮像素子部26を
スコープ軸に対して垂直に配設した場合であり、第1実
施例と比較してプリズム4が不要となるため、より一層
に径方向、スコープ軸方向の寸法のコンパクト化を図る
ことができる。この場合においては、第1の回路基板1
6と、固体撮像素子部26との接続は固体撮像素子をマ
ウントした基板の側面電極と異方性導電膜等により接続
する。
【0026】なお、上記第1、第2実施例では第1〜第
3の回路基板16,17,18を用いる例を示したが、
本発明はこれに限定されず、例えば、第1の回路基板1
6が2枚のFPC基板であっても良いし、第1と第2、
第2と第3、第1と第3、あるいは第1と第2と第3の
回路基板が一体となったプラスチック基板を用いても良
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固体撮像装置の小型化を図ることができるので、内視鏡
スコープ先端部を細径化及び短くすることができ、内視
鏡スコープの患者体内への挿入が容易となる。また、先
端部の回転半径が小さくなるので患者の苦痛が軽減され
る。更に、医者がスコープを操作するとき死角が減り診
断能が向上する。また、内視鏡のアングル屈曲に対する
信号ケーブルの耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図である。
【図2】各回路基板の斜視図である。
【図3】第3の回路基板と信号ケーブルとの接続を示す
説明図である。
【図4】第3の回路基板の電極構成を示す説明図であ
る。
【図5】回路基板どうしの接続を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図7】内視鏡スコープの外観を示す説明図である。
【符号の説明】
5 固体撮像素子 6 電子部品 7 信号芯線 8 GND線 9 信号ケーブル 10 多芯シー
ルドケーブル 13 先端保持部 14 GND電極 15 固体撮像素子マウント基板 16 第1の回路
基板 17 第2の回路基板 18 第3の回路基板 1
9 半田 20 電極 21 電極 22 信号用電極 2
3 導電性保持板 24 芯線導体 25 外部シールド線 26 固
体撮像素子部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子とこれに付随する電子部品
    とを具備し、体腔内画像を撮像する内視鏡用固体撮像装
    置において、 内視鏡スコープの軸方向と略平行に配設された第1の回
    路基板と、 前記第1の回路基板上に、該第1の回路基板とは垂直
    に、かつ、スコープ軸とは平行に配設された第2の回路
    基板と、 前記第1の回路基板上に、該第1の回路基板とは垂直、
    スコープ軸とは平行、かつ前記第2の回路基板に対し内
    視鏡操作部側に配設された第3の回路基板と、 を有し、前記第1の回路基板及び第2の回路基板上に少
    なくとも1個の電子部品を実装したことを特徴とする内
    視鏡用固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記第3の回路基板に信号ケーブル挿入
    用の透孔を少なくとも1個設け、該第3の回路基板の操
    作部側の面にGND電極、先端部側の面に信号電極を配
    設し、前記透孔の操作部側から先端部側へ信号ケーブル
    を挿入した際に該信号ケーブルのGND線を前記GND
    電極に接続し、信号線を前記信号電極に接続した請求項
    1記載の内視鏡用固体撮像装置。
JP5138003A 1993-06-10 1993-06-10 内視鏡用固体撮像装置 Pending JPH06343602A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348847A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Pentax Corp 電子内視鏡の先端部
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