JPH0634278U - プリント基板 - Google Patents

プリント基板

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JPH0634278U
JPH0634278U JP4834192U JP4834192U JPH0634278U JP H0634278 U JPH0634278 U JP H0634278U JP 4834192 U JP4834192 U JP 4834192U JP 4834192 U JP4834192 U JP 4834192U JP H0634278 U JPH0634278 U JP H0634278U
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JP
Japan
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copper foil
solder
hole
circuit board
printed circuit
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Application number
JP4834192U
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English (en)
Inventor
隆男 藤田
Original Assignee
株式会社長府製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板の両面から効率のよい放熱を行
う。 【構成】 基材1と銅箔2には貫通穴5が施されてい
る。また銅箔2の表面は半田4cで覆い、穴5を塞いで
いる。 【効果】 構造が簡単で、しかもコストアップをほとん
ど伴わずに、プリント基板の両面から効率のよい放熱を
行うことができた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プリント基板上の素子の放熱効果の向上技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
この考案に技術的に最も近い従来例として、素子の本体と半田付けしてある銅 箔を利用して放熱を行うことは一般的に行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来例にあっては、基材の材質(一般的には紙フェ ノール,紙エポキシ,ガラスエポキシ等)より銅箔の方が熱伝導が優れているた め、放熱の大半をパターン側からの放熱に頼っているという構造となっていたた め、放熱効果を上げるためには、銅箔の面積を広くとるか、アルミニウム押し出 し材等を用いたヒートシンクを取りつけなければならず、コストアップになると いう問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、基板の銅箔 部に穴を開け、半田で穴を塞ぐという構造とすることにより、上記問題点を解決 することを目的としている。
【0005】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、この考案の一実 施例を示す図である。まず構成を説明すると、1は基板の基材で一般的には紙フ ェノール,紙エポキシ,ガラスエポキシ等が用いられる。2は銅箔であり、普通 基材1と銅箔2を貼り合わせた銅張り積層板として供給され、銅箔2に部分的に エッチングしてパターンを作成する。
【0006】 3はレジストであり、銅箔2上で半田4をつけたくないところに塗布される。 4は半田で4a,4bは素子6と銅箔2の導通用、4cは放熱用である。5は穴 、6は素子、7は素子6を基材1に仮止めするための接着剤である。放熱用半田 4cは穴5を塞ぐように施工される。
【0007】
【作用】
次に作用を説明する。通電により素子6が発熱すると、熱は素子の足6a,6 bを通じ銅箔2に伝えられる。ここで銅は熱伝導率が非常に高いので、熱はパタ ーン前面に広がり、表面についた半田4とともに放熱板として作用する。
【0008】 基板の基材である紙フェノール,紙エポキシ,ガラスエポキシ等は銅よりも熱 伝導率が低く、放熱板としてほとんど作用しないが、本考案では基材1,銅箔2 に穴5を穿ち、銅箔2の表面を半田4cで覆い穴5を塞いだので、この穴を通じ 基材1側から空気の流入,流出が可能となり、銅箔2の反対面への放熱が容易と なった。
【0009】 尚、穴径は大きいほど空気と半田4cとの接触面積が広くなるので有利となる が、反面、表面を半田4cで塞ぐ必要があり、半田づけの際、表面張力で穴が貫 通してしまうおそれもあるため、1.5〜2mmくらいの穴が適当である。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、銅箔部分に穴を開け、半田で塞ぐようにし たため、構造が簡単で、しかもコストアップをほとんど伴わずにプリント基板の 両面から効率のよい放熱が行われるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案プリント基板の詳細図である。
【図2】本考案プリント基板の断面図である。
【図3】本考案プリント基板の他の実施例の断面図であ
る。
【図4】従来例プリント基板の断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 銅箔 3 レジスト 4 半田 5 穴 6 素子 7 接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に銅箔を施した銅張り積層板の銅箔
    と基材に貫通穴を穿ち、その穴を半田で塞いだことを特
    徴とするプリント基板。
JP4834192U 1992-06-16 1992-06-16 プリント基板 Pending JPH0634278U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6413788A (en) * 1987-07-07 1989-01-18 Fujitsu Ltd Printed board

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6413788A (en) * 1987-07-07 1989-01-18 Fujitsu Ltd Printed board

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