JPH11312770A - 薄型icの放熱フィン - Google Patents
薄型icの放熱フィンInfo
- Publication number
- JPH11312770A JPH11312770A JP10134459A JP13445998A JPH11312770A JP H11312770 A JPH11312770 A JP H11312770A JP 10134459 A JP10134459 A JP 10134459A JP 13445998 A JP13445998 A JP 13445998A JP H11312770 A JPH11312770 A JP H11312770A
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- JP
- Japan
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- heat
- thin
- piece
- ground pattern
- radiation fin
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、薄型ICの発熱を効率よく放熱で
きる放熱フィンを提供する。 【解決手段】 プリント基板(10)の一面(11)に
実装された薄型IC(20)の上面(21)に圧接する
第1の放熱片(31)と、前記基板の他面(12)に圧
接する第2の放熱片(32)と、前記第1および第2の
放熱片の間を連結する湾曲部(33)とを備えるよう
に、放熱フィンを構成する。
きる放熱フィンを提供する。 【解決手段】 プリント基板(10)の一面(11)に
実装された薄型IC(20)の上面(21)に圧接する
第1の放熱片(31)と、前記基板の他面(12)に圧
接する第2の放熱片(32)と、前記第1および第2の
放熱片の間を連結する湾曲部(33)とを備えるよう
に、放熱フィンを構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄型パッケージを
使用した薄型ICの放熱フィンに関する。
使用した薄型ICの放熱フィンに関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂モールド型の薄型パッケージは、表
面積が小さく、モールド樹脂の発熱時のpd値(VI=
Wで決定される熱損失値)が小さいために放熱性が悪
く、これまでは発熱性のパワー素子を含むICへの適用
は不向きであるとされてきた。ところが近年、CD−R
OMのドライバやオーディオのパワーアンプの分野で、
リードフレームや樹脂による放熱対策をIC自体で施し
てpd値を向上させたタイプの薄型ICや、基板および
放熱フィンで放熱対策を施したタイプの薄型ICが出現
している。
面積が小さく、モールド樹脂の発熱時のpd値(VI=
Wで決定される熱損失値)が小さいために放熱性が悪
く、これまでは発熱性のパワー素子を含むICへの適用
は不向きであるとされてきた。ところが近年、CD−R
OMのドライバやオーディオのパワーアンプの分野で、
リードフレームや樹脂による放熱対策をIC自体で施し
てpd値を向上させたタイプの薄型ICや、基板および
放熱フィンで放熱対策を施したタイプの薄型ICが出現
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、薄型ICは主
として設置スペースの狭いケース内部で使用されること
が多いため、上述したIC自体、基板、放熱フィンのす
べてを改良してpd値を改善する必要がある。例えば、
放熱フィルムをシリコーンオイルによってモールド樹脂
に接着する手法がその一例である。しかしながら、従来
の手法では十分に放熱性が改善されていない。この点が
本発明で解決しようとする課題である。
として設置スペースの狭いケース内部で使用されること
が多いため、上述したIC自体、基板、放熱フィンのす
べてを改良してpd値を改善する必要がある。例えば、
放熱フィルムをシリコーンオイルによってモールド樹脂
に接着する手法がその一例である。しかしながら、従来
の手法では十分に放熱性が改善されていない。この点が
本発明で解決しようとする課題である。
【0004】本発明は、薄型ICの発熱を効率よく放熱
できる放熱フィンを提供することを目的としている。
できる放熱フィンを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、プ
リント基板の一面に実装された薄型ICの上面に圧接す
る第1の放熱片と、前記基板の他面に圧接する第2の放
熱片と、前記第1および第2の放熱片の間を連結する湾
曲部とを備える放熱フィンで達成できる。
リント基板の一面に実装された薄型ICの上面に圧接す
る第1の放熱片と、前記基板の他面に圧接する第2の放
熱片と、前記第1および第2の放熱片の間を連結する湾
曲部とを備える放熱フィンで達成できる。
【0006】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
プリント基板は前記一面にグランドパターンを有し、前
記ICの下面は前記グランドパターンに接触する。ま
た、前記第1の放熱片は、前記グランドパターンに接触
する段部を有する。更に、前記第1の放熱片は、他の放
熱フィンに接続するための取り付け部を有する。また、
前記第1の放熱片は、前記プリント基板に形成された空
気対流穴に対応した空気対流穴を有する。
プリント基板は前記一面にグランドパターンを有し、前
記ICの下面は前記グランドパターンに接触する。ま
た、前記第1の放熱片は、前記グランドパターンに接触
する段部を有する。更に、前記第1の放熱片は、他の放
熱フィンに接続するための取り付け部を有する。また、
前記第1の放熱片は、前記プリント基板に形成された空
気対流穴に対応した空気対流穴を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態を参
照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係
る薄型ICの放熱フィンの一実施形態を示す側断面図で
ある。この図において、10はプリント基板、20はこ
の基板10の一面11に実装された薄型IC、30は本
発明に係る放熱フィンである。この放熱フィン30は全
体が優れた熱伝導性および弾性を有する金属素材で形成
され、概略的には、IC20の上面21に圧接する第1
の放熱片31と、基板10の他面12に圧接する第2の
放熱片32と、第1および第2の放熱片31および32
の間を連結する湾曲部33とを備える。
照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係
る薄型ICの放熱フィンの一実施形態を示す側断面図で
ある。この図において、10はプリント基板、20はこ
の基板10の一面11に実装された薄型IC、30は本
発明に係る放熱フィンである。この放熱フィン30は全
体が優れた熱伝導性および弾性を有する金属素材で形成
され、概略的には、IC20の上面21に圧接する第1
の放熱片31と、基板10の他面12に圧接する第2の
放熱片32と、第1および第2の放熱片31および32
の間を連結する湾曲部33とを備える。
【0008】より具体的には、プリント基板10は一面
11にグランドパターン13A,13Bを有する。IC
20の下面22は、一方のグランドパターン13Aに接
触する。第1の放熱片31は、他方のグランドパターン
13Bに接触する段部34を有する。グランドパターン
13A,13Bは連続したグランドパターンの各一部で
ある。第1の放熱片31はまた、他の放熱フィンに接続
するための取り付け部35を有する。この取り付け部3
5には、取り付け用のネジ穴36が形成されている。第
1の放熱片31の段部34には、プリント基板10に形
成された空気対流穴15に対応した空気対流穴37が形
成してある。なお、基板10に空気対流穴15が形成さ
れていない場合は、段部34の空気対流穴37も不要で
ある。
11にグランドパターン13A,13Bを有する。IC
20の下面22は、一方のグランドパターン13Aに接
触する。第1の放熱片31は、他方のグランドパターン
13Bに接触する段部34を有する。グランドパターン
13A,13Bは連続したグランドパターンの各一部で
ある。第1の放熱片31はまた、他の放熱フィンに接続
するための取り付け部35を有する。この取り付け部3
5には、取り付け用のネジ穴36が形成されている。第
1の放熱片31の段部34には、プリント基板10に形
成された空気対流穴15に対応した空気対流穴37が形
成してある。なお、基板10に空気対流穴15が形成さ
れていない場合は、段部34の空気対流穴37も不要で
ある。
【0009】IC20の複数のリード23は、プリント
基板10の一面に形成された回路パターン14に半田付
けされている。密着性および熱伝導率を向上させるため
に、IC20の下面22とグランドパターン13Aとの
間、および段部34の内面とグランドパターン13Bと
の間に、それぞれシリコーンを介在させると良い。
基板10の一面に形成された回路パターン14に半田付
けされている。密着性および熱伝導率を向上させるため
に、IC20の下面22とグランドパターン13Aとの
間、および段部34の内面とグランドパターン13Bと
の間に、それぞれシリコーンを介在させると良い。
【0010】図2は、IC20を中心とした部分平面図
である。一方のグランドパターン13AはIC20の下
面と接触している。また他方のグランドパターン13B
は段部34と接触している。34Aは両者の接触部を示
している。IC20の上面は第1の放熱片31と接触し
ている。31Aは両者の接触部を示している。
である。一方のグランドパターン13AはIC20の下
面と接触している。また他方のグランドパターン13B
は段部34と接触している。34Aは両者の接触部を示
している。IC20の上面は第1の放熱片31と接触し
ている。31Aは両者の接触部を示している。
【0011】図3は、本発明の放熱フィン30の組み付
け法を示す斜視図である。40は放熱フィン30を組み
付ける専用工具であり、そのつまみ41を溝42に沿っ
て指により前進させることで、放熱フィン30は基板1
0の下面とIC20の上面を弾性的に挟み込む形で装着
される。この放熱フィン30は、工具40を用いること
なく手操作で装着することも可能である。
け法を示す斜視図である。40は放熱フィン30を組み
付ける専用工具であり、そのつまみ41を溝42に沿っ
て指により前進させることで、放熱フィン30は基板1
0の下面とIC20の上面を弾性的に挟み込む形で装着
される。この放熱フィン30は、工具40を用いること
なく手操作で装着することも可能である。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、薄型
ICおよびそれを実装するプリント基板の構成を考慮し
た放熱構造を採用したので、薄型ICの発熱を効率よく
放熱できる放熱フィンを実現することができる。
ICおよびそれを実装するプリント基板の構成を考慮し
た放熱構造を採用したので、薄型ICの発熱を効率よく
放熱できる放熱フィンを実現することができる。
【図1】本発明に係る放熱フィンの一実施形態を示す側
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の放熱フィンの接触状態を示す平面図であ
る。
る。
【図3】図1の放熱フィンの取り付け法を示す斜視図で
ある。
ある。
【符号の説明】 10 プリント基板 13 グランドパターン 14 回路パターン 15 空気対流穴 20 薄型IC 23 リード 30 放熱フィン 31 第1の放熱片 32 第2の放熱片 33 湾曲部 34 段部 35 別フィンの取り付け部 36 ネジ穴 37 空気対流穴 40 取り付け工具
Claims (5)
- 【請求項1】 プリント基板の一面に実装された薄型I
Cの上面に圧接する第1の放熱片と、 前記基板の他面
に圧接する第2の放熱片と、 前記第1および第2の放熱片の間を連結する湾曲部とを
備えることを特徴とする薄型ICの放熱フィン。 - 【請求項2】 前記プリント基板は前記一面にグランド
パターンを有し、前記ICの下面は前記グランドパター
ンに接触することを特徴とする請求項1の放熱フィン。 - 【請求項3】 前記第1の放熱片は、前記グランドパタ
ーンに接触する段部を有することを特徴とする請求項2
の放熱フィン。 - 【請求項4】 前記第1の放熱片は、他の放熱フィンに
接続するための取り付け部を有することを特徴とする請
求項1〜3の放熱フィン。 - 【請求項5】 前記第1の放熱片は、前記プリント基板
に形成された空気対流穴に対応した空気対流穴を有する
ことを特徴とする請求項1〜4の放熱フィン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10134459A JPH11312770A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 薄型icの放熱フィン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10134459A JPH11312770A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 薄型icの放熱フィン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11312770A true JPH11312770A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=15128836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10134459A Pending JPH11312770A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 薄型icの放熱フィン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11312770A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002062103A3 (en) * | 2000-10-27 | 2003-05-15 | Ray B Ridley | Audio sound quality enhancement apparatus |
WO2004100262A1 (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-18 | Fujitsu Limited | 冷却部品、基板及び電子機器 |
KR100733809B1 (ko) * | 2005-11-07 | 2007-07-02 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 냉각 부품, 기판 및 전자기기 |
JP2007273860A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Icom Inc | 半導体素子固定用クリップ |
US7474536B2 (en) | 2000-10-27 | 2009-01-06 | Ridley Ray B | Audio sound quality enhancement apparatus and method |
WO2011071603A3 (en) * | 2009-12-10 | 2011-09-29 | National Semiconductor Corporation | Module package with embedded substrate and leadframe |
JP2019047076A (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-22 | 田淵電機株式会社 | 電子部品を固定する固定具 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP10134459A patent/JPH11312770A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002062103A3 (en) * | 2000-10-27 | 2003-05-15 | Ray B Ridley | Audio sound quality enhancement apparatus |
US6765802B1 (en) | 2000-10-27 | 2004-07-20 | Ridley Engineering, Inc. | Audio sound quality enhancement apparatus |
US7474536B2 (en) | 2000-10-27 | 2009-01-06 | Ridley Ray B | Audio sound quality enhancement apparatus and method |
WO2004100262A1 (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-18 | Fujitsu Limited | 冷却部品、基板及び電子機器 |
CN100378975C (zh) * | 2003-05-07 | 2008-04-02 | 富士通株式会社 | 冷却部件、基板和电子设备 |
US7405933B2 (en) | 2003-05-07 | 2008-07-29 | Fujitsu Limited | Cooling device, substrate, and electronic equipment |
KR100733809B1 (ko) * | 2005-11-07 | 2007-07-02 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 냉각 부품, 기판 및 전자기기 |
JP2007273860A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Icom Inc | 半導体素子固定用クリップ |
WO2011071603A3 (en) * | 2009-12-10 | 2011-09-29 | National Semiconductor Corporation | Module package with embedded substrate and leadframe |
US8304887B2 (en) | 2009-12-10 | 2012-11-06 | Texas Instruments Incorporated | Module package with embedded substrate and leadframe |
JP2019047076A (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-22 | 田淵電機株式会社 | 電子部品を固定する固定具 |
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