JPH05315484A - 半導体用放熱装置 - Google Patents
半導体用放熱装置Info
- Publication number
- JPH05315484A JPH05315484A JP11473692A JP11473692A JPH05315484A JP H05315484 A JPH05315484 A JP H05315484A JP 11473692 A JP11473692 A JP 11473692A JP 11473692 A JP11473692 A JP 11473692A JP H05315484 A JPH05315484 A JP H05315484A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor
- heat dissipation
- plate
- semiconductor elements
- circuit board
- Prior art date
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- Pending
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- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体素子を放熱板に取付ける場合、半導体
素子のリードおよびプリント基板の半田付部、パターン
面等へ加わる応力をできるだけ少なくし、導通不良をな
くするようにする。 【構成】 半導体素子22,23をプリント基板21に
半田付けした後、放熱板24をプリント基板21に取付
けて、半導体素子22,23を取付板25を放熱板24
に螺子26にて固定することによって、半導体素子2
2,23を放熱板24に密着させる。
素子のリードおよびプリント基板の半田付部、パターン
面等へ加わる応力をできるだけ少なくし、導通不良をな
くするようにする。 【構成】 半導体素子22,23をプリント基板21に
半田付けした後、放熱板24をプリント基板21に取付
けて、半導体素子22,23を取付板25を放熱板24
に螺子26にて固定することによって、半導体素子2
2,23を放熱板24に密着させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、民生用,産業用を問わ
ずあらゆる分野の電源供給装置や制御装置等に使用され
る、トランジスタやダイオード等の半導体用放熱装置に
関するものである。
ずあらゆる分野の電源供給装置や制御装置等に使用され
る、トランジスタやダイオード等の半導体用放熱装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電源装置や制御装置等に使用する
モールドタイプのパワー半導体を放熱板に取付ける場合
は、図5のようにアルミ材等を用い、半導体2を取付用
ネジ3を用いて放熱板1に設けたネジ穴に取付けてい
る。4は前述の放熱板1と半導体2を電気的に絶縁する
ための絶縁板である。
モールドタイプのパワー半導体を放熱板に取付ける場合
は、図5のようにアルミ材等を用い、半導体2を取付用
ネジ3を用いて放熱板1に設けたネジ穴に取付けてい
る。4は前述の放熱板1と半導体2を電気的に絶縁する
ための絶縁板である。
【0003】以上の構成、つまり半導体2を放熱板1に
取付用ネジ3を介して取付ける場合、半導体2が複数個
の場合は、取付用ネジ3も複数本要する。
取付用ネジ3を介して取付ける場合、半導体2が複数個
の場合は、取付用ネジ3も複数本要する。
【0004】また、半導体2を取付けた放熱板1は、一
般にプリント基板5に取付けられる場合、プリント基板
5の穴6に放熱板1の突起7を挿入し位置決めすると共
に、半導体2のリード2aをプリント基板7の穴8に挿
入し、その後パワーン面(図示せず)に半田付けされて
いた。
般にプリント基板5に取付けられる場合、プリント基板
5の穴6に放熱板1の突起7を挿入し位置決めすると共
に、半導体2のリード2aをプリント基板7の穴8に挿
入し、その後パワーン面(図示せず)に半田付けされて
いた。
【0005】上記の場合、先に半導体2をプリント基板
5に半田付けし、その後半導体2を放熱板1にネジ止め
するとき、半導体2は半田付け時どうしても左右に傾い
てしまうため、半導体2のネジ穴と放熱板1のネジ穴と
がズレてしまう。
5に半田付けし、その後半導体2を放熱板1にネジ止め
するとき、半導体2は半田付け時どうしても左右に傾い
てしまうため、半導体2のネジ穴と放熱板1のネジ穴と
がズレてしまう。
【0006】その場合、無理にネジ穴とネジ穴とを合わ
せようとすると、半導体2のリード2aに応力が加わ
り、半導体2が劣化するとともに、半田個所にクラック
が生じる恐れがあった。
せようとすると、半導体2のリード2aに応力が加わ
り、半導体2が劣化するとともに、半田個所にクラック
が生じる恐れがあった。
【0007】そのため、一般的に半導体2は先ず放熱板
1に取付けられるのである。
1に取付けられるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来は上記のような構
成である故、半導体2が複数個の場合、半導体2と同数
の取付用ネジ3が必要で、半導体2が多ければ多いほど
取付けに時間を要した。
成である故、半導体2が複数個の場合、半導体2と同数
の取付用ネジ3が必要で、半導体2が多ければ多いほど
取付けに時間を要した。
【0009】また半導体2を先に放熱板1に取付けるた
め、プリント基板7への取付けは手作業となりプリント
基板7への取付けにも時間を要していた。
め、プリント基板7への取付けは手作業となりプリント
基板7への取付けにも時間を要していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、放熱板に半導体を挟着する取付板を設け、該取付
板を前記放熱板に螺着するようにする。
めに、放熱板に半導体を挟着する取付板を設け、該取付
板を前記放熱板に螺着するようにする。
【0011】他の手段としては前記放熱板上部に凹部を
設け、プリント基板に半田付けをした半導体素子を挟支
する弾性を有する挟支板を設け、該挟支板を前記放熱板
の凹部で位置決めし、前記半導体素子を放熱板と挟支板
とで挟着する。
設け、プリント基板に半田付けをした半導体素子を挟支
する弾性を有する挟支板を設け、該挟支板を前記放熱板
の凹部で位置決めし、前記半導体素子を放熱板と挟支板
とで挟着する。
【0012】
【作用】上記のような手段によると、半導体を取付ける
に要する時間が短縮される。また、半導体をプリント基
板に半田付けした後でも放熱板を取付けることができ
る。
に要する時間が短縮される。また、半導体をプリント基
板に半田付けした後でも放熱板を取付けることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図2を用い
て説明する。
て説明する。
【0014】図1で21はプリント基板,22,23は
半導体素子,24は放熱板,25は取付板,26は取付
板25を取付ける螺子であり、27は半導体素子22,
23のリード,28はリード27がプリント基板21の
パターン面21aに半田付け部である。
半導体素子,24は放熱板,25は取付板,26は取付
板25を取付ける螺子であり、27は半導体素子22,
23のリード,28はリード27がプリント基板21の
パターン面21aに半田付け部である。
【0015】前記半導体素子22,23を放熱板24に
取付ける場合は、先ずプリント基板21に半導体素子2
2,23のリード27を半田付けし、半田付け後、放熱
板24の凸起部24aをプリント基板21の穴21bに
挿入して位置決めし、その後、取付板25にて、半導体
素子22,23を挟着するように取付板25を螺子2
6,26で取付ける。
取付ける場合は、先ずプリント基板21に半導体素子2
2,23のリード27を半田付けし、半田付け後、放熱
板24の凸起部24aをプリント基板21の穴21bに
挿入して位置決めし、その後、取付板25にて、半導体
素子22,23を挟着するように取付板25を螺子2
6,26で取付ける。
【0016】なお、上記の実施例において、半導体素子
を2個の場合について説明したが、単品でも2個以上の
複数個でも放熱板24と取付板25の仕様を変更するこ
とによって対応でき、その場合でも、取付用の螺子は2
本で対応することができることはいうまでもない。
を2個の場合について説明したが、単品でも2個以上の
複数個でも放熱板24と取付板25の仕様を変更するこ
とによって対応でき、その場合でも、取付用の螺子は2
本で対応することができることはいうまでもない。
【0017】なお、図3乃至図4は他の実施例で、半導
体素子31,32を弾性を有する挟支板33,33で放
熱板34に挟着するもので、前記放熱板34には挟支板
33の位置決めをするための凹部35,35が設けられ
ている。
体素子31,32を弾性を有する挟支板33,33で放
熱板34に挟着するもので、前記放熱板34には挟支板
33の位置決めをするための凹部35,35が設けられ
ている。
【0018】上記構成において、半導体素子31,32
を放熱板34に取付ける場合は、先ずプリント基板36
に半導体素子31,32のリード37を半田付けし、半
田付け後、放熱板34の凸部34aをプリント基板36
の穴36bに挿入して位置決めし、その後、挟支板3
3,33で半導体素子31,32を放熱板34に挟着す
る。
を放熱板34に取付ける場合は、先ずプリント基板36
に半導体素子31,32のリード37を半田付けし、半
田付け後、放熱板34の凸部34aをプリント基板36
の穴36bに挿入して位置決めし、その後、挟支板3
3,33で半導体素子31,32を放熱板34に挟着す
る。
【0019】なお、半導体素子が単品または2個以上の
複数個の場合でも放熱板34,プリント基板の仕様変更
と、挟支板の員数変更によって対応することができる。
複数個の場合でも放熱板34,プリント基板の仕様変更
と、挟支板の員数変更によって対応することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のような構成にて半導体素
子を放熱板に取付けるものであるから、半導体素子がプ
リント基板に半田付けされた時多少左右前後傾いた状態
で放熱板に密着してもリード部に応力が加わることな
く、またパターン面がはがれることもなく、確実に半導
体を放熱板に取付けることができる。
子を放熱板に取付けるものであるから、半導体素子がプ
リント基板に半田付けされた時多少左右前後傾いた状態
で放熱板に密着してもリード部に応力が加わることな
く、またパターン面がはがれることもなく、確実に半導
体を放熱板に取付けることができる。
【0021】なお、請求項2においては、半導体を挟支
板でのみ挟着しているので取付用の螺子が不要となり作
業性が向上するものである。また放熱板には位置決め用
の凹部が設けているので挟支板がずれることもなく確実
に半導体を挟着することができる。
板でのみ挟着しているので取付用の螺子が不要となり作
業性が向上するものである。また放熱板には位置決め用
の凹部が設けているので挟支板がずれることもなく確実
に半導体を挟着することができる。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図2は同じく側面図である。
【図3】図3は本発明の他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】図4は同じく側面図である。
【図5】図5は従来の半導体用放熱装置の斜視図であ
る。
る。
21 プリント基板 22,23 半導体素子 24 放熱板 25 取付板
Claims (2)
- 【請求項1】 プリント基板に半導体を半田付けし、前
記半導体で冷却を必要とする場合、アルミ材等の放熱板
に前記半導体を取付ける半導体用放熱装置において、前
記放熱板に半導体を挟着する取付板を設け、該取付板を
前記放熱板に螺着したことを特徴とする半導体放熱装
置。 - 【請求項2】 前記放熱板上部に凹部を設け、プリント
基板に半田付けをした半導体素子を挟支する弾性を有す
る挟支板を設け、該挟支板を前記放熱板の凹部で位置決
めし、前記半導体素子を放熱板と挟支板とで挟着するよ
うにしたことを特徴とする半導体放熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11473692A JPH05315484A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 半導体用放熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11473692A JPH05315484A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 半導体用放熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05315484A true JPH05315484A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14645358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11473692A Pending JPH05315484A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 半導体用放熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05315484A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001243544A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-09-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 顧客対応業務端末装置 |
JP2007129081A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 半導体モジュール及び半導体モジュール用放熱板 |
CN102810532A (zh) * | 2011-05-30 | 2012-12-05 | 株式会社电装 | 半导体装置和包括半导体装置的驱动设备 |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP11473692A patent/JPH05315484A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001243544A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-09-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 顧客対応業務端末装置 |
JP2007129081A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 半導体モジュール及び半導体モジュール用放熱板 |
JP4690861B2 (ja) * | 2005-11-04 | 2011-06-01 | 新光電気工業株式会社 | 半導体モジュール及び半導体モジュール用放熱板 |
CN102810532A (zh) * | 2011-05-30 | 2012-12-05 | 株式会社电装 | 半导体装置和包括半导体装置的驱动设备 |
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