JPH0634277U - 大電流回路基板 - Google Patents

大電流回路基板

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Publication number
JPH0634277U
JPH0634277U JP7354592U JP7354592U JPH0634277U JP H0634277 U JPH0634277 U JP H0634277U JP 7354592 U JP7354592 U JP 7354592U JP 7354592 U JP7354592 U JP 7354592U JP H0634277 U JPH0634277 U JP H0634277U
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JP
Japan
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bridge
cut
thick
circuit board
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP7354592U
Other languages
English (en)
Inventor
雅章 山本
一之 山森
健造 小林
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 多数の厚肉回路導体2がブリッジ3で連結さ
れて所定の位置に位置決めされた厚肉回路パターン1
を、絶縁基板4の表面に埋め込み固定してなる大電流回
路基板において、ブリッジ3の切断部を二股の小ブリッ
ジ3a、3bに分け、その小ブリッジの合計幅を、ブリ
ッジの非切断部の幅より狭くした。 【効果】 ブリッジをプレス打抜きで切断しても切断荷
重が小さくて済み、絶縁基板のクラック発生を防止でき
る。プレス打抜きでブリッジを切断できるためブリッジ
切断に要する工数を大幅に低減できる。ブリッジの切断
部は二股になっているため幅は狭くとも変形抵抗は大き
く、厚肉回路導体を確実に所定の位置に保持できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電源回路等に使用される大電流回路基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
大電流用の回路基板としては、厚さ0.2〜0.5mm程度の銅板からなる多数 の厚肉回路導体を所定の配置で絶縁基板の表面に埋め込み固定したものが公知で ある(特開平3−21095号公報)。この大電流回路基板は、厚肉回路導体の 表面と絶縁基板の表面が同一平面にあるため、ソルダーレジスト塗布などの表面 絶縁処理が容易であり、またパワー部品実装のライン化が容易である等の利点が ある。
【0003】 このような大電流回路基板は次のようにして製造されている。まず銅板から、 プレス打抜き、両面エッチングまたはウォータージェット切断加工等により、図 2および図3に示すような厚肉回路パターン1を作製する。この厚肉回路パター ン1は、多数の厚肉回路導体2がブリッジ3で連結されて所定の回路配置となる ように位置決めされているものである。次にこの厚肉回路パターン1に、絶縁基 板との接着性を高めるため、黒化処理などの表面処理を施す。
【0004】 その後、この厚肉回路パターン1を絶縁基板の材料であるプリプレグシートと 積層し、この積層体をホットプレスにより加熱加圧することにより、図2および 図3に示すように、絶縁基板4の表面に厚肉回路パターン1が埋め込み固定され た大電流回路基板を得る。その後、各ブリッジ3の部分にNCドリルマシンによ り点線のような穴5をあけてブリッジ3を切断し、個々の厚肉回路導体2を分離 する。その後、ブリッジ3の切断面の絶縁処理、ソルダーレジスト印刷、外形加 工等を行って、完成品とする。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 従来の大電流回路基板は、ブリッジの切断を穴あけ加工により行っているが、 穴あけ加工はNCドリルマシンにより1箇所ずつ行うため、時間がかかるという 問題がある。例えば1枚の大電流回路基板にブリッジが200箇所あると、1つ の穴あけに2秒かかるので、すべてのブリッジを切断するのに6分以上かかるこ とになる。 また穴5は円形であるため、切断されたブリッジの先端間の沿面距離を大きく とることが難しく、耐電圧を高めるためには直径の大きなドリルを必要とする。
【0006】 このような問題を解決するには、プレス打抜きで長径がブリッジの幅より十分 大きい長穴(楕円形または長方形の穴)をあけることによりブリッジの切断を行 うことが好ましいのであるが、ブリッジは厚肉回路導体の位置決めに必要な幅を 有しているため、これをプレス打抜きで切断すると、切断荷重が大きすぎて絶縁 基板にクラックが発生するという別な問題が生じる。絶縁基板にクラックを生じ させないためには、ブリッジの幅を狭くすればよいが、そうするとブリッジが変 形しやすくなり、厚肉回路導体の位置決めが不完全となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような課題を解決した大電流回路基板を提供するもので、そ の構成は、多数の厚肉回路導体が後に切断されるブリッジで連結されて所定の位 置に位置決めされた厚肉回路パターンを、絶縁基板の表面に埋め込み固定してな る大電流回路基板において、前記ブリッジの切断部を二股の小ブリッジに分け、 その小ブリッジの合計幅を、前記ブリッジの非切断部の幅より狭くしたことを特 徴とするものである。
【0008】
【作用】
このようにするとブリッジの切断部の幅(小ブリッジの合計幅)が従来より狭 くなるので、プレス打抜きで切断しても切断荷重が小さくて済み、絶縁基板のク ラック発生を防止することが可能となる。またブリッジの切断部は二股になって いるため幅は狭くとも変形抵抗は大きく、厚肉回路パターンのハンドリング時あ るいは積層プレス時に厚肉回路導体を確実に所定の位置に保持することが可能で ある。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す。この大電流回路基板は、多数の厚肉回路導体 2が後に切断されるブリッジ3で連結されて所定の位置に位置決めされた厚肉回 路パターン1を、絶縁基板4の表面に埋め込み固定したものであるが、その特徴 とするところは、ブリッジ3の切断部を二股の小ブリッジ3a、3bに分け、そ の小ブリッジ3a、3bの合計幅を、ブリッジ3の非切断部の幅より狭くした点 にある。 小ブリッジ3a、3bの幅は厚肉回路パターン1の板厚と同程度まで狭くする ことが可能である。
【0010】 この大電流回路基板のブリッジ3を切断するときは、プレス打抜きで点線のよ うな長穴6をあけることにより小ブリッジ3a、3bを切断する。小ブリッジ3 a、3bは幅が狭いので、切断荷重は小さくて済み、絶縁基板4にクラックを発 生させずに切断することが可能である。プレス打抜きの場合はすべてのブリッジ 3を一括して切断することができるので、ブリッジ切断に要する時間はきわめて 短時間で済む。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る大電流回路基板は、プレス打抜きでブリッジ を切断できるため、ブリッジ切断に要する工数を大幅に低減できると共に、プレ ス打抜きでブリッジを切断しても絶縁基板にクラックが発生することがなくなる 。またブリッジ切断穴をブリッジの幅方向に長い長穴とすることにより、切断さ れたブリッジの先端間の沿面距離を長くすることができ、耐電圧特性の向上にも 有効である。さらにブリッジ切断部の小ブリッジは幅は狭いが二股になっている ので、変形抵抗は大きく、厚肉回路導体を確実に所定の位置に位置決めすること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る大電流回路基板の要
部を示す平面図。
【図2】 従来の大電流回路基板の要部を示す平面図。
【図3】 図2のA−A線における断面図。
【符号の説明】
1:厚肉回路パターン 2:厚肉回路導体 3:ブリッジ 3a、3b:小ブリッジ 4:絶縁基板 6:長穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の厚肉回路導体が後に切断されるブリ
    ッジで連結されて所定の位置に位置決めされた厚肉回路
    パターンを、絶縁基板の表面に埋め込み固定してなる大
    電流回路基板において、前記ブリッジの切断部を二股の
    小ブリッジに分け、その小ブリッジの合計幅を、前記ブ
    リッジの非切断部の幅より狭くしたことを特徴とする大
    電流回路基板。
JP7354592U 1992-09-30 1992-09-30 大電流回路基板 Pending JPH0634277U (ja)

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JP7354592U JPH0634277U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 大電流回路基板

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