JPH0634186A - 空調制御装置 - Google Patents

空調制御装置

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JPH0634186A
JPH0634186A JP4189271A JP18927192A JPH0634186A JP H0634186 A JPH0634186 A JP H0634186A JP 4189271 A JP4189271 A JP 4189271A JP 18927192 A JP18927192 A JP 18927192A JP H0634186 A JPH0634186 A JP H0634186A
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猛 秋元
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野部達夫
Yasutaka Nishiyama
西山泰隆
Nobuyuki Iwasaki
岩崎伸行
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通常運転空調機とバックアップ空調機との切り
替えを空調条件を維持しながら自動的に行う。 【構成】複数の空調対象室R1〜R4に対応して通常運
転系ダンパVA1〜VA4を介して接続される通常運転
空調機A1〜A4と、複数の空調対象室と通常運転系ダ
ンパの間にバックアップ運転系ダンパVB1〜VB4を
介して接続される1台のバックアップ空調機Bと、複数
の空調対象室へ給気される圧力を検出する給気圧検出セ
ンサP1〜P4とを備え、通常運転空調機とバックアッ
プ空調機をともに運転し、給気圧が許容範囲内にあるよ
うにさせながら、ダンパ開度を基準とした風量・静圧特
性曲線に基づき、通常運転系ダンパおよびバックアップ
運転系ダンパへ開度変更出力信号を出力し、両ダンパを
互いに逆方向に開閉させることにより、通常運転空調機
とバックアップ空調機との自動切替を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイオ施設、動物飼育
室、クリーンルーム等のように、温度、湿度に加えて気
流を制御する必要のある空調対象室に適用される空調制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バイオ施設、動物飼育室、クリーンルー
ム等の空調対象室を制御する場合において、通常の温
度、湿度の制御に加えて気流を24時間体制で制御する
必要がある。これは、気流の変化により細菌や異物が空
調対象室を無秩序に循環し、飼育結果や実験結果にダメ
ージを与える場合があるからである。
【0003】そのために、従来、通常運転空調機をバッ
クアップするバックアップ空調機を設け、通常運転空調
機の故障時或いはメンテナンス時には、一旦、通常運転
空調機を停止させた後、オペレータが手動でバックアッ
プ空調機側に切り替えることにより制御を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空調制御方法においては、通常運転空調機が故障等
を起こした場合には、それまで運転されていなかったバ
ックアップ空調機が動作するかどうかが判らないという
問題を有している。さらに、オペレータが状況を判断し
た上で切り替え操作を行うシステムになっており、ま
た、通常バックアップ空調機は運転していないのでオペ
レータが操作手順を理解するまで時間がかかるため、即
座にバックアップ空調機側に切り替えることが困難であ
り、タイムラグにより適確な空調制御ができないという
問題を有している。
【0005】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、バイオ施設、動物飼育室、クリーンルーム等のよう
に、温度、湿度に加えて気流を制御する必要のある空調
対象室において、通常運転空調機とバックアップ空調機
との切り替えを空調条件を維持しながら、自動的に行う
ことができる空調制御装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の空調制御装置は、複数の空
調対象室R1〜R4に対応して通常運転系ダンパVA1
〜VA4を介して接続される通常運転空調機A1〜A4
と、複数の空調対象室R1〜R4と通常運転系ダンパV
A1〜VA4との間にバックアップ運転系ダンパVB1
〜VB4を介して接続される1台のバックアップ空調機
Bと、複数の空調対象室へ給気される圧力を検出する給
気圧検出センサP1〜P4とを備え、通常運転空調機A
1〜A4とバックアップ空調機Bをともに運転し、給気
圧が許容範囲内にあるようにさせながら、ダンパ開度を
基準とした風量・静圧特性曲線に基づき、通常運転系ダ
ンパVA1〜VA4およびバックアップ運転系ダンパV
B1〜VB4へ開度変更出力信号を出力し、通常運転系
ダンパVA1〜VA4およびバックアップ運転系ダンパ
VB1〜VB4を互いに逆方向に開閉させることによ
り、通常運転空調機とバックアップ空調機との自動切替
を行うことを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2に記載の空調制御
装置は、複数の空調対象室R1〜R4に対応して通常運
転系ダンパVA1〜VA4を介して接続される通常運転
空調機A1〜A4と、前記複数の空調対象室R1〜R4
と前記通常運転系ダンパVA1〜VA4との間にバック
アップ運転系ダンパVB1〜VB4を介して接続される
1台のバックアップ空調機Bと、該バックアップ空調機
の送風ファンFBの回転数を制御するインバータINB
と、前記複数の空調対象室へ給気される圧力を検出する
給気圧検出センサP1〜P4とを備え、前記通常運転空
調機を運転するとともに、バックアップ空調機Bをイン
バータ制御により運転し、給気圧が許容範囲内にあるよ
うにさせながら、ダンパ開度を基準とした風量・静圧特
性曲線に基づき、通常運転系ダンパおよびインバータへ
開度変更出力信号およびインバータ増減量信号を出力す
ることにより、前記通常運転空調機とバックアップ空調
機との自動切替を行うことを特徴とする。なお、上記構
成に付加した番号は、図面と対比させるものであり、こ
れにより本発明の構成が何ら限定されるものではない。
【0008】
【作用】本発明においては、例えば、通常運転からバッ
クアップ空調機への自動切替は、通常運転空調機とバッ
クアップ空調機をともに運転させながら、通常運転系ダ
ンパを閉じる方向に、バックアップ運転系ダンパを開く
方向に切り替える処理を行い、ダンパの切替が完了する
と通常運転空調機を停止させる。この切替処理は、ダン
パ開度を基準とした風量・静圧特性曲線に基づき、通常
運転系ダンパおよびバックアップ運転系ダンパへ開度変
更出力信号を出力し、給気圧センサのチェックを行い、
給気圧値が許容範囲内にあるか否か、飼育室の差圧が正
常か否かを判定しながら行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図5は本発明の空調制御装置の1実施例を示す
空調系の構成図である。なお、下記の実施例では動物飼
育室の空調の例で説明するが、本発明はこれに限定され
るものではなく、バイオ施設、クリーンルーム等のよう
に、温度、湿度に加えて気流を制御する必要のある空調
空間に適用されるものである。
【0010】図5において、複数の動物飼育室R1〜R
4には、通常運転系ダンパVA1〜VA4を介して通常
運転空調機A1〜A4がダクトにより接続される。通常
運転空調機A1〜A4は、周知のエアハンドリングユニ
ットであり、通常運転系送風ファンFA1〜FA4、冷
温水コイルC、加湿コイルHを有する。また、各動物飼
育室R1〜R4と通常運転系ダンパVA1〜VA4との
間には、バックアップ運転系ダンパVB1〜VB4を介
して1台のバックアップ空調機Bがダクトにより接続さ
れる。バックアップ空調機Bは、同様にエアハンドリン
グユニットであり、バックアップ運転系送風ファンF
B、冷温水コイルC、加湿コイルHを有し、送風ファン
FBはインバータINVによりインバータ制御される。
また、各動物飼育室R1〜R4へ給気される圧力を検出
する給気圧検出センサP1〜P4が設けられるととも
に、各動物飼育室R1〜R4には、外気と室内の差圧を
検出する差圧検出センサD1〜D4が設けられる。な
お、インバータINVは後述するように本発明の必須の
構成要件ではない。
【0011】図6ないし図10は、通常運転空調機から
バックアップ空調機への切替制御を示すフロー図であ
る。なお、以下の説明では通常運転空調機A1とバック
アップ空調機Bの切替制御について説明する。
【0012】図6において、通常運転空調機A1の異常
(給気圧または差圧の異常)、バックアップ空調機Bの
メンテまたは両者の交互運転指令を受け付け、ステップ
9でバックアップ空調機Bが運転中か否かを判定し、既
に運転中のときは、「バックアップ空調機運転中」のメ
ッセージを出力し、メンテ中のときは「バックアップ空
調機メンテ中」のメッセージを出力し処理を終了する
(ステップ10〜12)。バックアップ空調機Bがオフ
のときは、「切替開始」のメッセージを出力し、バック
アップ空調機Bを起動し、ステップ15で切替処理起動
※1の処理に進む。
【0013】切替処理起動※1は、図7に示すように、
ステップ16で給気圧が下限設定値以下の場合(通常運
転空調機A1の異常時)には、ステップ17〜22で、
通常運転空調機A1の停止、通常運転系ダンパVA1の
全閉、バックアップ運転系ダンパVB1全開、インバー
タ回路INVに回転数をセット出力、インバータ比例制
御起動(フラグオン)の処理を行い、「切替終了」のメ
ッセージを出力する。ステップ16で給気圧が下限設定
値を越えるとき(通常運転空調機A1を運転しながら切
替)は、ステップ23〜25で、バックアップ空調機B
を起動し、バックアップ運転系ダンパVB1を全開し、
インバータ増段処理起動(フラグオン)の処理を行う。
【0014】図8は、図7のステップ25におけるイン
バータ増段処理を示し、増段処理フラグがオンの時、一
定時間間隔で起動される。ステップ26で切替中の給気
圧を監視し、上限設定値未満のときは、ステップ27に
おいてインバータを一定量増段する。ここでは、予めカ
ウンタに対応して増段量が設定されたテーブルが用意さ
れており、インバータが一定量増段されるとステップ2
8でカウンタが更新され、再びステップ26〜28の処
理が繰り返されことにより、給気圧が上限設定値になる
まで、インバータが少しづつ増段される。給気圧が上限
設定値になると、ステップ29〜31で、インバータ増
段処理停止(フラグオフ)、インバータ比例制御起動
(フラグオン)、通常運転空調機A1の停止処理(フラ
グオン)を行う。
【0015】図9は、図8のステップ31における通常
運転空調機A1の停止処理を示し、フラグオン時、一定
時間間隔で起動される。ステップ32で切替中の給気圧
を監視し、下限設定値未満のときは何もしない。給気圧
が下限設定値以上のときは、ステップ33において通常
運転系ダンパVA1の開度を一定量減段する。ここで
は、予めカウンタに対応して減段量が設定されたテーブ
ルが用意されており、ダンパの開度が一定量減段される
と、ステップ34でダンパ開度がサージングポイントを
越えているときは、ステップ35でカウンタが更新さ
れ、再びステップ32〜35の処理が繰り返されことに
より、サージングポイント以下になるまで、開度が少し
づつ減段される。ステップ34でダンパ開度がサージン
グポイント以下になると、ステップ36〜38で、通常
運転空調機A1停止、通常運転空調機停止処理停止(フ
ラグオフ)の処理を行い、「切替終了」のメッセージを
出力する。
【0016】図10は、図7のステップ21、図8のス
テップ30におけるインバータ比例制御の処理を示し、
フラグオン時、一定時間間隔で起動される。設定値と給
気圧との差に係数kを掛けた増分ΔSを前回の開度S
(i)に加えてS(i+1)をインバータに出力する。
要するに、設定値と給気圧との差によりインバータへの
出力を加減算することにより、所定の給気圧が得られる
ようにしている。
【0017】次に、図11ないし図14によりバックア
ップ空調機から通常運転空調機への切替制御について説
明する。
【0018】図11は通常運転空調機の運転処理を示
し、交互運転指令または通常運転空調機のメンテ完了指
令を受けて起動する。ステップ50で通常運転空調機A
1が運転中か否かを判定し、既に運転中のときは、「通
常運転空調機運転中」のメッセージを出力し、メンテ中
のときは「通常運転空調機メンテ中」のメッセージを出
力し処理を終了する(ステップ51〜53)。通常運転
空調機A1がオフのときは、「切替開始」のメッセージ
を出力し、ステップ55で切替処理起動※2の処理に進
む。
【0019】切替処理起動※2は、図12に示すよう
に、ステップ56で給気圧が下限設定値未満の場合(バ
ックアップ空調機Bの異常時)には、ステップ57〜6
1で、バックアップ空調機Bの停止、バックアップ運転
系ダンパVB1の全閉、通常運転系ダンパVA1全開、
通常運転空調機B起動の処理を行い、「切替終了」のメ
ッセージを出力する。ステップ56で給気圧が下限設定
値以上のとき(バックアップ運転からの切替)は、ステ
ップ62、63で、インバータ比例制御停止(フラグオ
フ)、インバータ減段処理起動(フラグオン)の処理を
行う。
【0020】図13は、図12のステップ63における
インバータ減段処理を示し、減段処理フラグがオンの
時、一定時間間隔で起動される。ステップ64で切替中
の給気圧を監視し、下限設定値以上のときは、ステップ
65においてインバータを一定量減段する。ここでは、
予めカウンタに対応して減段量が設定されたテーブルが
用意されており、インバータが一定量減段されるとステ
ップ66でカウンタが更新され、再びステップ64〜6
6の処理が繰り返されことにより、給気圧が下限設定値
になるまで、インバータが少しづつ減段される。給気圧
が下限設定値になると、ステップ67〜70で、インバ
ータ減段処理停止(フラグオフ)、通常運転系ダンパV
A1をサージング域を脱するまで開、通常運転空調機A
1起動、バックアップ空調機停止処理起動(フラグオ
ン)の処理を行う。
【0021】図14は、図13のステップ70における
バックアップ空調機Bの停止処理を示し、フラグオン
時、一定時間間隔で起動される。ステップ71で切替中
の給気圧を監視し、下限設定値+α未満のときは、ステ
ップ72において通常運転系ダンパVA1の開度を一定
量増段する。ここでは、予めカウンタに対応して増段量
が設定されたテーブルが用意されており、ダンパの開度
が一定量増段されると、ステップ73でカウンタが更新
され、再びステップ71〜73の処理が繰り返されこと
により、開度が少しづつ減段される。
【0022】ステップ71で給気圧が下限設定値+α以
上のときは、ステップ74でバックアップ空調機Bのイ
ンバータが限界設定値β以上の場合には、ステップ75
でインバータを一定量減段する。ここでは、予めカウン
タに対応して減段量が設定されたテーブルが用意されて
おり、インバータが一定量減段されると、ステップ76
でカウンタが更新され、再びステップ74〜76の処理
が繰り返されことにより、インバータが少しづつ減段さ
れる。
【0023】ステップ74でインバータが限界設定値β
未満の場合には、ステップ77〜82で、通常運転系ダ
ンパVA1全開、インバータ出力0、バックアップ空調
機B停止、バックアップ運転系ダンパVB1全閉、バッ
クアップ空調機停止処理停止(フラグオフ)の処理を行
い、「切替終了」のメッセージを出力する。
【0024】なお、上記実施例においては、通常運転空
調機A1からバックアップ空調機Bへの切替の場合、バ
ックアップ運転系ダンパVB1を全開にし、バックアッ
プ空調機Bのインバータを増段するようにしているが、
インバータを用いずにバックアップ運転系ダンパVB1
を増段するように制御してもよい。同様に、バックアッ
プ空調機Bから通常運転空調機A1への切替の場合、バ
ックアップ空調機Bのインバータを減段するようにして
いるが、インバータを用いずにバックアップ運転系ダン
パVB1を減段するように制御してもよい。
【0025】以上の切替制御について本発明の特徴とす
る点を図1ないし図4により説明する。なお、本説明に
おいても通常運転空調機A1とバックアップ空調機Bの
切替制御について説明する。
【0026】図1は本発明の空調制御装置の1実施例を
示す制御系の構成図である。演算制御装置CPUは、給
気圧検出センサP1、差圧検出センサD1および交互運
転指令Eの信号に基づいて、記憶装置Mに記憶されてい
る制御用データを参照しながら後述する制御フローに従
って演算処理を行い、出力信号を通常運転系送風ファン
FA1、通常運転系ダンパVA1、バックアップ運転系
送風ファンFBおよびバックアップ運転系ダンパVB1
に出力する。
【0027】図2は制御用データを説明するための図で
あり、静圧と風量の関係を示す送風ファンの特性曲線を
示し、この特性曲線に基づいて通常運転系ダンパVA1
およびバックアップ運転系ダンパVB1の開度変更出力
値を設定し、例えば、図9、図14に示すダンパ開度増
減量のテーブルを作成する。なお、テーブルの代わりに
マップ或いは演算式を用いてもよい。
【0028】図3は、通常運転からバックアップ空調機
への自動切替制御を示すフロー図である。ステップ1、
2において、通常運転空調機A1とバックアップ空調機
Bをともに運転させる処理を行った後、ステップ3で通
常運転系ダンパVA1を閉じる方向に、バックアップ運
転系ダンパVB1を開く方向に切り替える処理を行い、
切替が完了するとステップ4通常運転空調機A1を停止
させる処理を行う。
【0029】図4は図3のステップ3における切替処理
を示し、ステップ5で、図2で説明したダンパ開度を基
準とした風量・静圧特性曲線に基づき、通常運転系ダン
パVA1およびバックアップ運転系ダンパVB1へ開度
変更出力信号を出力し、給気圧センサのP1のチェック
を行う。次に、ステップ6で給気圧値が許容範囲内にあ
るか否かを判定し、許容範囲内になければ異常時対応I
の処理(ダンパを元の状態に戻す)を行ってステップ8
に進み、次に、ステップ7で飼育室の差圧が正常か否か
を判定し、正常でなければ異常時対応IIの処理(ダン
パを元の状態に戻す)を行ってステップ8に進み、ステ
ップ8でダンパ切替が完了するまで上記処理を繰り返す
ようにしている。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、複数の空調対象室に対応して通常運転系ダンパ
を介して接続される通常運転空調機と、前記複数の空調
対象室と前記通常運転系ダンパとの間にバックアップ運
転系ダンパを介して接続される1台のバックアップ空調
機と、前記複数の空調対象室へ給気される圧力を検出す
る給気圧検出センサとを備え、前記通常運転空調機とバ
ックアップ空調機をともに運転し、給気圧が許容範囲内
にあるようにさせながら、ダンパ開度を基準とした風量
・静圧特性曲線に基づき、通常運転系ダンパおよびバッ
クアップ運転系ダンパへ開度変更出力信号を出力し、通
常運転系ダンパおよびバックアップ運転系ダンパを互い
に逆方向に開閉させることにより、前記通常運転空調機
とバックアップ空調機との自動切替を行うので、通常運
転空調機とバックアップ空調機との切り替えを空調条件
を維持しながら自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調制御装置の1実施例を示す制御系
の構成図
【図2】本発明における制御用データを説明するための
【図3】本発明における通常運転からバックアップ空調
機への自動切替制御の1実施例を示すフロー図
【図4】図3の切替処理を示すフロー図
【図5】本発明の空調制御装置の1実施例を示す空調系
の構成図
【図6】バックアップ自動切替の他の実施例を示すフロ
ー図
【図7】図6の切替制御を示すフロー図
【図8】図7のインバータ増段処理を示すフロー図
【図9】図8の通常運転空調機の停止処理を示すフロー
【図10】図7、図8インバータ比例制御の処理を示す
フロー図
【図11】通常運転空調機の運転処理を示すフロー図
【図12】バックアップ空調機から通常運転空調機への
切替制御を示すフロー図
【図13】図12のインバータ減段処理を示すフロー図
【図14】図13のバックアップ空調機の停止処理を示
すフロー図
【符号の説明】
R1〜R4…空調対象室、VA1〜VA4…通常運転系
ダンパ A1〜A4…通常運転空調機、B…バックアップ空調機 VB1〜VB4…バックアップ運転系ダンパ、P1〜P
4…給気圧検出センサ FB…バックアップ空調機の送風ファン、INV…イン
バータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山泰隆 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 岩崎伸行 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の空調対象室に対応して通常運転系ダ
    ンパを介して接続される通常運転空調機と、前記複数の
    空調対象室と前記通常運転系ダンパとの間にバックアッ
    プ運転系ダンパを介して接続される1台のバックアップ
    空調機と、前記複数の空調対象室へ給気される圧力を検
    出する給気圧検出センサとを備え、前記通常運転空調機
    とバックアップ空調機をともに運転し、給気圧が許容範
    囲内にあるようにさせながら、ダンパ開度を基準とした
    風量・静圧特性曲線に基づき、通常運転系ダンパおよび
    バックアップ運転系ダンパへ開度変更出力信号を出力
    し、通常運転系ダンパおよびバックアップ運転系ダンパ
    を互いに逆方向に開閉させることにより、前記通常運転
    空調機とバックアップ空調機との自動切替を行うことを
    特徴とする空調制御装置。
  2. 【請求項2】複数の空調対象室に対応して通常運転系ダ
    ンパを介して接続される通常運転空調機と、前記複数の
    空調対象室と前記通常運転系ダンパとの間にバックアッ
    プ運転系ダンパを介して接続される1台のバックアップ
    空調機と、該バックアップ空調機の送風ファンの回転数
    を制御するインバータと、前記複数の空調対象室へ給気
    される圧力を検出する給気圧検出センサとを備え、前記
    通常運転空調機を運転するとともに、バックアップ空調
    機をインバータ制御により運転し、給気圧が許容範囲内
    にあるようにさせながら、ダンパ開度を基準とした風量
    ・静圧特性曲線に基づき、通常運転系ダンパおよびイン
    バータへ開度変更出力信号およびインバータ増減量信号
    を出力することにより、前記通常運転空調機とバックア
    ップ空調機との自動切替を行うことを特徴とする空調制
    御装置。
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JP2010271009A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Denso Wave Inc セントラル空調システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010271009A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Denso Wave Inc セントラル空調システム

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