JP3468058B2 - 空調方法及び空調システム - Google Patents

空調方法及び空調システム

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JP3468058B2 JP27968297A JP27968297A JP3468058B2 JP 3468058 B2 JP3468058 B2 JP 3468058B2 JP 27968297 A JP27968297 A JP 27968297A JP 27968297 A JP27968297 A JP 27968297A JP 3468058 B2 JP3468058 B2 JP 3468058B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調方法及び空調
システムに係り、特に、原子力発電所の中央制御室の空
調のように、2系統の独立した空調装置を切り換えて交
互に運転と待機を繰り返すことにより一つの中央制御室
を空調する空調方法及び空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所の中央制御室における空調
のように、空調装置が故障等で停止すると中央制御室の
室内環境が悪化するだけでなく中央制御室に設置されて
いる精密機器にも悪影響がある。このため、このような
被空調室では、単一の空調装置による空調では問題があ
る。
【0003】従って、このような被空調室の空調システ
ムとしては、制御部も含め全ての機器を完全に独立させ
た2系統の空調装置を切り換えて交互に運転と待機とを
繰り返すことにより一つの被空調室を設定温度に空調す
るようにしている。そして、中央制御室に供給するエア
の温度は、例えば冷房空調の場合、空調装置のクーリン
グコイルに流す冷水量を調節する自動バルブの開度量
(操作量)を制御することにより行われる。この自動バ
ルブの開度の制御は、温度検出器で検出された被空調室
の温度と、温度調節器に予め設定された設定温度との偏
差を打ち消すように自動制御する、所謂、オートモード
制御により制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、完全に
独立した2系統の空調装置の場合、2系統の空調装置同
士の間の制御部の温度制御精度を均一にすることは現実
に不可能なため、空調装置をオートモード制御のままで
運転から待機に切り換えた場合、制御部の精度差に起因
して被空調室の室温が急上昇したり急下降したりする。
これにより、中央制御室内の人間が空調装置の切換えの
たびに急に寒く感じたり、暑く感じたりするので、快適
な空調空間が形成されないと共に、設定温度に収束する
までの時間が長くかかるという欠点がある。
【0005】例えば、設定温度が25℃に同じに設定さ
れたA系統とB系統の空調装置の温度制御精度、例えば
温度検出器の精度差により、A系統が運転の場合には中
央制御室の室温が25.2℃に制御され、B系統が運転
の場合には中央制御室の室温が24.7℃に制御される
と仮定する(以下、この温度を目標温度と称す)。この
場合、A系統が待機中でB系統が運転中とすると、中央
制御室の室温はB系統の制御部により24.7℃に制御
される。一方、待機中のA系統は送風機のファンやクー
リングコイルへの冷水の供給が停止するだけで制御部は
設定温度と検出温度の偏差を打ち消すように作動してい
る。そして、A系統の制御部は中央制御室の室温を目標
値25.2℃に制御しようとするが、室温はB系統で制
御されているために24.7℃になっていて、A系統の
制御部には常に─0.5℃の偏差が発生することにな
る。従って、A系統の制御部は、中央制御室が寒すぎる
と判断して、クーリングコイルの自動バルブを閉める方
向の指示を出すが、─0.5℃の偏差が解消されないた
め自動バルブが全閉になるまで制御し続ける。即ち、A
系統のクーリングコイルの自動バルブは開度が全閉の状
態で次の運転再開まで待機することになる。
【0006】そして、運転がB系統からA系統に切り換
わった時に、空調装置同士の制御部の精度差によりA系
統のクーリングコイルの自動バルブが全閉の状態で運転
を再開する。自動バルブの開度は、室温に対する追従性
を良くすると、ドアの開閉等によって敏感に反応してし
まうので、バルブ弁のハンチング防止として極端に反応
を鈍くしている。このため、自動バルブは、全閉から目
標の開度に到達するまで徐々に開度を変えるので、中央
制御室内が暑くなったと感じ、快適な空調空間が形成さ
れない。
【0007】逆に、B系統が待機中でA系統が運転中の
場合には、B系統の制御部では常に+0.5℃の偏差が
発生することになる。従って、B系統の制御部は、クー
リングコイルの自動バルブを開ける方向の指示を出す
が、+0.5℃の偏差が解消されないため自動バルブが
全開になるまで制御し続ける。このように、従来の独立
した2系統から成る空調装置を交互に切り換えて運転す
ると、切換えの度に中央制御室が寒すぎたり暑すぎたり
する不都合が生じると共に、全開又は全閉の状態から目
標温度に対応する自動バルブの開度まで開度量を大きく
したり小さくしながら収束するのに数時間を費やしてし
まう。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、2系統の空調装置の切り換え時に被空調室の
室温が急激に変わることがなく、更に被空調室の室温を
設定温度に収束させるまでの時間を短縮することができ
る空調方法及び空調システムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を解決
するために、被空調室に供給するエアの温度を可変する
操作部と該操作部の操作量を制御する制御部を備えた2
系統の独立した空調装置を切り換えて、交互に運転と前
記制御部のみを作動状態にした待機とを繰り返すことに
より一つの被空調室を設定温度に空調する空調方法に於
いて、前記制御部を、前記被空調室の検出温度に基づい
て前記被空調室の温度が前記設定温度になるように前記
操作部の操作量を自動制御するオートモード制御と、前
記検出温度や前記設定温度とは無関係に前記操作部の操
作量を随意制御するマニュアルモード制御とに自動切換
え可能に設定し、前記空調装置の運転をオートモード制
御で行うとともに、前記2系統の空調装置のうち、前記
一方の空調装置が運転から待機に切り換わるときには、
前記一方の空調装置の制御部を運転中のオートモード制
御から前記マニュアルモード制御に切り換えて前記操作
量が運転時の操作量に保持された状態で待機することを
特徴とする。
【0010】また、本発明は前記目的を解決するため
に、被空調室に供給するエアの温度を可変する操作部と
該操作部の操作量を制御する制御部を備えた2系統の独
立した空調装置を切り換えて、交互に運転と前記制御部
のみを作動状態にした待機とを繰り返すことにより一つ
の被空調室を設定温度に空調する空調システムに於い
て、前記操作部は、前記被空調室の検出温度が前記設定
温度になるように前記操作部の操作量を自動制御するオ
ートモード制御手段と、前記被空調室の検出温度や前記
設定温度とは無関係に前記操作部の操作量を随意制御す
るマニュアルモード制御手段と、前記2系統の空調装置
のうち、前記一方の空調装置が運転から待機に切り換わ
るときにオートモード制御手段と前記マニュアルモード
制御手段とを自動切換えする自動切換手段と、を備えて
いることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、オートモード制御で運転
中の空調装置を待機に切り換える時に、オートモード制
御からマニュアルモード制御に切り換えて、操作部の操
作量を運転時の操作量で待機させるようにした。これに
より、運転をオートモード制御で再開する操作量を、偏
差が小さい状態である運転時の操作量からスタートさせ
ることができるので、オートモード制御で運転を再開し
てもすぐに設定温度に到達し、操作部の操作量はほとん
ど変化しない。また、各空調装置は、前回の運転時の操
作量をそのまま次回の運転時に使用するので、各空調装
置間の制御部の精度差が影響しないので設定温度に収束
するまでの時間を短縮することができる。
【0012】従って、空調装置の切り換え時に被空調室
の室温が急上昇したり急下降したりしないようにでき、
速やかに設定温度になるので、被空調室内の人間にとっ
て快適な空調空間が形成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る多空調方法及び空調システムの好ましい実施の形態
について詳説する。本発明の空調方法及び空調システム
は、被空調室に供給するエアの温度を可変する操作部と
該操作部の操作量を制御する制御部を備えたA系統とB
系統の2系統の完全に独立した空調装置を交互に切り換
えて、運転と制御部のみを作動状態にした待機を繰り返
すことにより一つの被空調室を設定温度に空調するよう
に構成される。
【0014】以下、本発明の好ましい実施の形態を説明
するに際して、図1に示すように、本発明の空調システ
ムを用いた原子力発電所の中央制御室を冷房空調する例
で、また、制御部により制御される操作部として中央制
御室に供給するエアを冷却するクーリングコイルに設け
られた自動バルブの例で説明する。本発明の空調システ
ムを構成する2系統の空調装置はともに同じ構成を有
し、主として、温度調節器12、14、温度検出器1
6、18、クーリングコイル24、26、クーリングコ
イル24、26に設けられた自動バルブ20、22、送
風機28、30、排風機32、34等から構成される。
【0015】温度検出器16、18は、中央制御室10
に設けられ、信号ケーブルを介して温度調節器12、1
4に接続される。これにより、中央制御室10の検出温
度が逐次、温度調節器12、14に入力される。クーリ
ングコイル24、26は、冷水配管を介して図示しない
冷水供給装置に接続され、クーリングコイル24、26
と冷水配管に冷水を循環させることにより、中央制御室
10に供給するエアを冷却する。冷水配管の途中には、
クーリングコイル24、26を流れる冷水量を調節する
自動バルブ20、22が設けられる。自動バルブ20、
22は、信号ケーブルを介して温度調節器12、14に
接続される。これにより、自動バルブ20、22の開度
は、温度調節器12、14からの出力信号により制御さ
れる。
【0016】温度調節器12、14は、中央制御室10
の室温を検出する温度検出器16、18で検出された検
出温度と、温度調節器12、14に予め設定された設定
温度を比較し、その偏差を打ち消すように自動バルブ2
0、22の開度をオートモード制御手段と、中央制御室
10の検出温度や前記設定温度とは無関係に自動バルブ
20、22の開度を随意制御するマニュアルモード制御
手段と、オートモード制御手段とマニュアルモード制御
手段とを自動的に切り換える自動切換手段と、から構成
される。そして、温度調節器12、14の自動切換手段
は、A、B、2系統の空調装置のうち、一方の空調装置
が運転から待機に切り換わる時には、オートモード制御
側からマニュアルモード制御側に切り換え、待機から再
び運転を再開するときにはマニュアルモード制御側から
オートモード制御側に切り換えるように自動切り換えす
る。
【0017】更に、温度調節器12、14には記憶装置
が内蔵されており、空調装置の運転中の自動バルブ2
0、22の開度量を逐次取り込み、開度量の中から温度
検出器16、18による検出温度と設定温度の偏差が最
も小さくなった時の開度量、即ち、最適開度量を記憶で
きるようになっている。送風機28、30は、信号ケー
ブルを介して温度調節器12、14に接続され、これに
より、送風機28、30が作動状態から停止状態に切り
換わった信号、あるいは、停止状態から作動状態に切り
換わった信号、即ち、空調装置同士の切り換えを知らせ
る信号が温度調節器12、14に入力される。
【0018】また、中央制御室内10のエアは、一部の
エアが排風器32、34により排出されると共に、残り
のエアは循環系路36を介してクーリングコイル24、
26の入口側に循環される。次に、上記の如くA系統と
B系統の2系統で構成された本発明の空調システムの作
用について、図2に示すように、α期間とγ期間が運転
状態でβ期間は待機状態にあるA系統の例で説明する。
【0019】また、2系統の空調装置同士の制御部、例
えば温度検出器16、18同士の精度差によって生じる
中央制御室10の目標温度と設定温度のズレについて
は、図2に示すように、設定温度をA系統及びB系統と
もに同じX℃(例えば25.0℃)とし、中央制御室1
0の目標温度を、A系統ではY℃(例えば25.2℃)
とし、B系統ではZ℃(例えば24.7℃)として説明
する。
【0020】図2において、太い実線で示した室温曲線
及び自動バルブの開度曲線は、本発明の空調システムに
よる室温とバルブ開度の経時変化を示したものであり、
細い実線で示した室温曲線及び自動バルブの開度曲線
は、従来の室温とバルブ開度の経時変化を示したもので
ある。先ず、図2のα期間において、運転中のA系統の
空調装置は、温度調節器12がオートモード制御の状態
にある。これにより、温度調節器12は、中央制御室1
0の温度を検出する温度検出器16の検出温度と予め温
度調節器12に設定されている設定温度との偏差を打ち
消すように自動バルブ20の開度を自動制御する。合わ
せて、温度調節器12では、設定温度と検出温度の偏差
が最も小さいときの自動バルブ20の開度量である最適
開度量aを記憶する。
【0021】次に、α期間からβ期間になりA系統の空
調装置が運転から待機に切り換わる時、温度調節器12
は、送風機28からの停止信号を受け、オートモード制
御からマニュアルモード制御に自動的に切り換わる。そ
して、温度調節器12は、マニュアルモード制御により
自動バルブ20の開度量が最適開度量aになるように操
作する。これにより、A系統の空調装置は、待機中であ
るβ期間において、図2に示すように、自動バルブ20
の開度量が最適開度量aに維持される。
【0022】次に、β期間からγ期間になってA系統の
空調装置が再び運転を開始する。この運転再開により、
前記したA系統とB系統の温度検出器16、18の精度
差(Y℃とZ℃の差)に起因して、A系統の温度調節器
12は自動バルブ20に対して開度量を変える指令を出
力する。この指令により、自動バルブ20は、開度量を
変えると共に、開度量を正弦波状に変化させながら、中
央制御室10の室温をA系統の目標温度であるY℃に収
束させる。この運転再開時における自動バルブ20の開
度量は、前回の運転時において偏差が最も小さいときの
開度量である最適開度量aをスタート開度量としてスタ
ートさせるので、オートモード制御で運転を再開しても
すぐに目標温度に到達でき、自動バルブ20の開度量は
ほとんど変化しない。即ち、A系統の空調装置は、待機
中も温度検出器16や温度調節器12が作動状態にある
が、運転から待機に切り換わるときに、オートモード制
御からマニュアルモード制御に自動的に切り換わり最適
開度量aが待機中も維持される。従って、従来のオート
モード制御で待機する場合のように、自動バルブ20の
開度が待機中に図2のように全閉(あるいは全開)まで
制御し続けることはない。また、前回の運転時の最適開
度量aをそのまま次回の運転に使用できるので、各空調
装置間の温度検出器の精度差(Y℃とZ℃の差)が影響
しないようにできる。更には、中央制御室10の室温が
安定する開度量は、前回運転時に中央制御室10の室温
が安定していたときの開度量とほぼ等しいと考えられる
ので、中央制御室10の室温を目標温度Y℃に収束させ
るまでの時間が短縮される。
【0023】従って、図2のγ期間における本発明の室
温の経時変化(太実線)と従来の室温の経時変化(細実
線)の比較から分かるように、本発明では、空調装置の
切り替え時に中央制御室10の室温が急上昇したり急降
下したりしないようにでき、且つ、A系統の目標温度で
あるY℃に速やかに収束させることができる。これによ
り、中央制御室10内の人間に快適な空調空間を提供す
ることができる。
【0024】以上は、A系統の空調装置の例であるが、
B系統の空調装置の場合も同様に、B系統の温度調節器
14がマニュアルモード制御とオートモード制御を自動
切換することによって、自動バルブ22の開度量はほと
んど変化しない。尚、上記した空調システムでは、待機
中の空調装置の自動バルブの偏差が最も小さい時の最適
開度量aを維持するようにすることで説明したが、これ
に限定するものではなく、例えば運転中の自動バルブの
開度量で偏差が小さい時の開度量を維持するようにして
もよい。更に、運転から待機に切り替える直前の開度量
を維持することとしてもよい。
【0025】また、前述した制御システムの説明では、
A系統、B系統の設定温度を同じ値にしたが、別々の設
定温度に設定してもよい。例えば、温度検出器等の精度
差を予め測定し、精度差の分だけ設定温度をずらすよう
にしてもよい。この場合にも、中央制御室10の室温が
安定していた運転時の開度量で運転を再開することによ
り、空調装置の切り替え時の開度量の変化を小さくする
ことができる。
【0026】更に、前述した制御システムの説明では、
操作部としてクーリングコイルの自動バルブの例で説明
したが、暖房空調の場合にはヒーティングコイルの自動
バルブの場合にも適用できる。更には、操作部として送
風機のファンの回転数を可変する回転数制御部とした場
合にも、2系統の空調装置の切り換え時に被空調室に供
給される風量が急激に変化して空調環境を悪化させると
いう不具合を解消することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の空調方法及び空調システムによ
れば、待機中の空調装置の操作量を運転時の操作量に保
持することにより、運転する空調装置同士を切り換える
際に操作量が急激に変化するのを防ぐことができ、更
に、被空調室の室温を速やかに設定温度に安定させるこ
とができるので、快適な空調環境をつくることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原子力発電所の空調システムの一実施
の形態を示す構成図である。
【図2】原子力発電所の中央制御室における、室温及び
自動バルブの開度量の時間変化の一例である。
【符号の説明】
10…中央制御室 12,14…温度調節器 16,18…温度検出器 20,22…自動バルブ 24,26…クーリングコイル 28,30…送風機 32,34…排風機 36…循環系路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−312378(JP,A) 特開 昭57−439(JP,A) 特開 平7−198190(JP,A) 特開 平9−236290(JP,A) 特開 昭63−222294(JP,A) 特開 平9−117136(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被空調室に供給するエアの温度を可変する
    操作部と該操作部の操作量を制御する制御部を備えた2
    系統の独立した空調装置を切り換えて、交互に運転と前
    記制御部のみを作動状態にした待機とを繰り返すことに
    より一つの被空調室を設定温度に空調する空調方法に於
    いて、 前記制御部を、前記被空調室の検出温度に基づいて前記
    被空調室の温度が前記設定温度になるように前記操作部
    の操作量を自動制御するオートモード制御と、前記検出
    温度や前記設定温度とは無関係に前記操作部の操作量を
    随意制御するマニュアルモード制御とに自動切換え可能
    に設定し、 前記空調装置の運転をオートモード制御で行うととも
    に、前記2系統の空調装置のうち、前記一方の空調装置
    が運転から待機に切り換わるときには、前記一方の空調
    装置の制御部を運転中のオートモード制御から前記マニ
    ュアルモード制御に切り換えて前記操作量が運転時の操
    作量に保持された状態で待機することを特徴とする空調
    方法。
  2. 【請求項2】前記操作部は、クーリングコイルに流す冷
    水量を調節する自動バルブであることを特徴とする請求
    項1の空調方法。
  3. 【請求項3】前記運転時の操作量は、運転中における前
    記被空調室の検出温度と前記設定温度との偏差が最も小
    さくなったときの最適操作量であることを特徴とする請
    求項1又は2の空調方法。
  4. 【請求項4】被空調室に供給するエアの温度を可変する
    操作部と該操作部の操作量を制御する制御部を備えた2
    系統の独立した空調装置を切り換えて、交互に運転と前
    記制御部のみを作動状態にした待機とを繰り返すことに
    より一つの被空調室を設定温度に空調する空調システム
    に於いて、 前記操作部は、 前記被空調室の検出温度が前記設定温度になるように前
    記操作部の操作量を自動制御するオートモード制御手段
    と前記被空調室の検出温度や前記設定温度とは無関係に
    前記操作部の操作量を随意制御するマニュアルモード制
    御手段と、 前記2系統の空調装置のうち、前記一方の空調装置が運
    転から待機に切り換わるときにオートモード制御手段と
    前記マニュアルモード制御手段とを自動切換えする自動
    切換手段と、 を備えていることを特徴とする空調システム。
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