JPH0634147U - 内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置 - Google Patents
内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置Info
- Publication number
- JPH0634147U JPH0634147U JP7030892U JP7030892U JPH0634147U JP H0634147 U JPH0634147 U JP H0634147U JP 7030892 U JP7030892 U JP 7030892U JP 7030892 U JP7030892 U JP 7030892U JP H0634147 U JPH0634147 U JP H0634147U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starting
- rotation speed
- signal
- engine
- detected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】始動制御システムのコストを低減すると共に、
始動回路の異常に対処する。 【構成】回転速度検出手段からの検出信号が所定時間以
上検出されていない状態で、初回の回転速度信号が検出
されたら、始動操作判定手段が機関始動操作中であると
判定する。そして、回転速度検出手段からの検出信号が
所定値以上になった場合、又は、該回転速度検出信号が
所定時間以上検出されない場合には、始動操作終了判定
手段が機関始動操作が終了したと判定する。従って、始
動電動機からの起動信号が始動入力回路を経由して機関
の始動信号として検出されるものではないので、始動入
力回路が不要となりコストを軽減することができる。
始動回路の異常に対処する。 【構成】回転速度検出手段からの検出信号が所定時間以
上検出されていない状態で、初回の回転速度信号が検出
されたら、始動操作判定手段が機関始動操作中であると
判定する。そして、回転速度検出手段からの検出信号が
所定値以上になった場合、又は、該回転速度検出信号が
所定時間以上検出されない場合には、始動操作終了判定
手段が機関始動操作が終了したと判定する。従って、始
動電動機からの起動信号が始動入力回路を経由して機関
の始動信号として検出されるものではないので、始動入
力回路が不要となりコストを軽減することができる。
Description
【0001】
本考案は、内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置 に関し、例えば、機関始動時の始動操作をコントロールユニットに認識させるた めの装置等に関する。
【0002】
従来、図8(a)に示すように、機関始動の開始及び終了時の始動信号をコン トロールユニット16に認識させるために、スタータモータ11の起動信号をス タートSW入力回路15を経由してコントロールユニット16内のCPU16A の入力ポート16aへ入力していた。
【0003】 そして、通常、かかるスタータモータ11の起動信号は、スタータモータ側は スタータ電流としてピーク時に100A以上の電流が流れることになりノイズ成 分が多いため、スタータ駆動リレー14のリレーコイル起動回路側14aより取 るのが一般的である。
【0004】
しかし、かかるスタータモータ11の起動信号をスタータ駆動リレー14のリ レーコイル起動回路側14aより取った場合には、スタータ駆動リレー14のコ イルの逆起電圧により、図8(b)に示すように、スタータ駆動リレー14のO FF時に大きな(−)サージ電圧が発生することになるために、かかるサージ電 圧を吸収するために、コントロールユニット16内のスタートSW入力回路15 には別途ダイオードD1,D2を付加する必要があり、その分コストが掛かると いった問題点があった。
【0005】 また、上記コントロールユニット16内のスタートSW入力回路15等の始動 回路内に異常が発生した場合には、コントロールユニット16に機関の始動信号 が入力されなかったり、誤信号が入力されたりして、機関の始動制御が困難とな るといった問題点があった。 そこで、本考案はかかる従来の問題点に鑑みなされたものであり、コストを低 減すると共に、始動回路の異常に対処することができる内燃機関の始動操作判定 装置,始動回路診断装置及び始動制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
かかる目的を達成するために、本考案に係る内燃機関の始動操作判定装置は、 図1に示すように、機関の回転速度を検出する回転速度検出手段と、該回転速度 検出手段からの検出信号が所定時間以上検出されていない状態で、初回の回転速 度信号が検出されたら、機関始動が操作中であると判定する始動操作判定手段と 、前記回転速度検出手段からの検出信号が所定値以上になった場合、又は、該回 転速度検出信号が所定時間以上検出されない場合には、機関始動操作が終了した と判定する始動操作終了判定手段と、を含んで構成される。
【0007】 また、請求項2に記載の考案に係る内燃機関の始動操作判定装置は、図2に示 すように、機関の回転速度を検出する回転速度検出手段と、バッテリー電圧を検 出する電圧検出手段と、前記回転速度検出手段からの検出信号が所定時間以上検 出されていない状態で、初回の回転速度信号が検出され、且つ、前記電圧検出手 段により検出されるバッテリー電圧が所定値未満に低下したら、機関始動が操作 中であると判定する始動操作判定手段と、前記回転速度検出手段からの検出信号 が所定値以上になった場合、又は、該回転速度検出信号が所定時間以上検出され ない場合、又は、前記電圧検出手段により検出されるバッテリー電圧が所定値以 下であった状態から所定値以上に変化した場合には、機関始動操作が終了したと 判定する始動操作終了判定手段と、を含んで構成される。
【0008】 また、請求項3に記載の考案に係る内燃機関の始動回路診断装置は、始動電動 機からの起動信号が始動回路を経由して機関の始動信号として検出される内燃機 関の始動制御装置において、請求項1又は請求項2記載の内燃機関の始動操作判 定装置による判定結果と前記機関の始動信号とが異なる場合には、前記始動回路 が異常であると診断する始動回路診断手段、を含んで構成される。
【0009】 また、請求項4に記載の考案に係る内燃機関の始動制御装置は、請求項3記載 の内燃機関の始動回路診断装置により始動回路が異常であると診断されたら、請 求項1又は請求項2記載の始動操作判定装置による判定信号を始動信号として用 いて、始動制御を行なうフェールセーフ始動制御手段を含んで構成される。
【0010】
かかる構成によれば、以下に示すような(1)〜(4)の作用を生じることが できる。 (1)請求項1に記載の考案によれば、回転速度検出手段からの検出信号が所定 時間以上検出されていない状態で、初回の回転速度信号が検出されたら、始動操 作判定手段が機関始動操作中であると判定する。そして、回転速度検出手段から の検出信号が所定値以上になった場合、又は、該回転速度検出信号が所定時間以 上検出されない場合には、始動操作終了判定手段が機関始動操作が終了したと判 定する。
【0011】 従って、始動電動機からの起動信号が始動入力回路を経由して機関の始動信号 として検出されるものではないので、始動入力回路が不要となりコストを軽減す ることができる。 また、始動電動機からの起動信号がコントロールユニットへ入力されるもので はないので、ノイズの発生を防止することができる。 (2)請求項2に記載の考案によれば、回転速度検出手段からの検出信号が所定 時間以上検出されていない状態で、初回の回転速度信号が検出され、且つ、電圧 検出手段により検出されるバッテリー電圧が所定値未満に低下したら、始動操作 判定手段が機関始動が操作中であると判定する。そして、回転速度検出手段から の検出信号が所定値以上になった場合、又は、回転速度検出信号が所定時間以上 検出されない場合、又は、電圧検出手段により検出されるバッテリー電圧が所定 値以下であった状態から所定値以上に変化した場合には、始動操作終了判定手段 により機関始動操作が終了したと判定される。
【0012】 従って、これにより、機関の始動操作判定の信頼性が向上する。 (3)請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は請求項2記載の内燃機関の 始動操作判定装置による判定結果と、始動電動機からの起動信号が始動入力回路 を経由して検出される機関の始動信号とが異なる場合には、始動回路診断手段に より始動入力回路が異常であると診断される。 (4)請求項4に記載の考案によれば、請求項3記載の内燃機関の始動回路診断 装置により始動入力回路が異常であると診断されたら、請求項1又は請求項2記 載の始動操作判定装置による判定信号を始動信号として用い、フェールセーフ始 動制御手段により始動制御が行なわれる。
【0013】 これにより、機関の始動制御システム内の異常に対処でき、システムを安全側 に作動させることができるので、機関の始動制御システムの信頼性を向上させる ことができる。
【0014】
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図3において、始動電動機としてのスタータモータ11は、機関を始動させる ためにクランク軸を一定回転数以上に回転させるもので、スタートSW12をO Nとすることにより、バッテリ13よりスタータ駆動リレー14を介してスター タ電流が流れ作動する。
【0015】 コントロールユニット16は、CPU,ROM,RAM,A/D変換器及び入 出力インタフェイス等を含んで構成されるマイクロコンピュータを備え、各種の センサからの入力信号を受け、後述の如く演算処理して、始動操作判定、始動回 路診断及び始動制御を行なう。 回転速度検出手段としてのクランク角センサ17は、基準角度位置毎の基準角 度信号REFと、1°又は2°毎の単位角度信号POSを出力し、該基準角度信 号REFの周期、或いは、所定時間内における単位角度信号POSの発生数を計 測することにより、機関回転速度Neを算出することができる。
【0016】 電圧検出手段としてのテスター18は、バッテリ13電圧を測定し、該測定値 はコントロールユニット16に入力される。 次に、図4に示すフローチャートに基づき、本考案に係る始動操作判定装置の 動作を説明する。 ここで、始動操作判定手段、始動操作終了判定手段としての機能は、コントロ ールユニット16がソフトウエア的に備えている。
【0017】 先ず、ステップ1(以下「S1」という。)では、後述するようにスタートS W12のON,OFF状態を示すフラグFSSWの値を判別する。初期状態では FSSW=0となっているのでS2へ進む。 次に、S2では、クランク角センサ17から検出された基準角度位置毎の基準 角度信号REFパルスが1sec以上発生していないか、発生しているかを判定 する。そして、1sec以上発生していなければ、S3に進み次の判定を行ない 、1sec以上発生していれば、本フローを抜けて終了する。
【0018】 S3では、クランク角センサ17からの初回の基準角度信号REFパルスが発 生したか否か、即ち、スタートSW12をONとして、スタータモータ11によ りクランク軸が回転させられたか否かを判定する。そして、初回の基準角度信号 REFパルスが発生したと判定されたら、S4に進み次の判定を行ない、発生し ていなければ、本フローを抜けて終了する。
【0019】 S4では、テスター18によりバッテリー13電圧値を測定し、該電圧値が所 定値、例えば、8V以上の値から8V以下の値に変化したか否か、即ち、スター トSW12をONとして、スタータモータ11の始動に基づく電圧降下が生じた か否かを判定する。そして、8V以下の値に電圧降下していたら、S5でスター トSWがONと判定され、電圧降下がなければ、本フローを抜けて終了する。
【0020】 フラグFSSW=1であれば、S6以下に進み、S6では、クランク角センサ 17から検出値に基づく機関回転速度Neが所定値、例えば、450rpm以上 であるか否かを判定する。そして、所定値以上であれば、機関が完爆状態にある ため、S7でスタートSWがOFFと判定され、所定値以下であれば、本フロー を抜けて終了する。
【0021】 S7では、クランク角センサ17から検出された基準角度位置毎の基準角度信 号REFパルスが1sec以上発生しているか否かを判定する。そして、1se c以上発生していれば、S8に進み、1sec以上発生していなければ、機関が エンスト状態にあり、それによって始動操作を終了していると判断できるので、 S9でスタートSWがOFFと判定される。
【0022】 S8では、テスター18によりバッテリー13電圧値を測定し、該電圧値が、 所定値、例えば、8.5V以上の値へ変化したか否か、即ち、スタートSW12 をOFFとして、スタータモータ11の始動停止に基づく電圧復帰が生じたか否 かを判定する。そして、8.5V以下の値に変化していたら、S9でスタートS WがOFFと判定され、変化がなければ、本フローを抜けて終了する。
【0023】 即ち、上記所定値は、S5における8Vに対して0.5V程度のヒステリシス 差を設け、安定した判定を行えるようにする。 ここで、S2〜S5は、始動操作判定手段として、S6〜S9は、始動操作終 了判定手段としての機能を奏する。 このように、スタータモータ11からの起動信号が始動回路からスタートSW 入力回路15を経由して機関の始動信号として検出されるものではないので、ス タートSW入力回路15が不要となりコストを軽減することができる。
【0024】 また、スタータモータ11からの起動信号がコントロールユニット16へ入力 されるものではないので、ノイズの発生を防止することができる。 次に、図5に基づいて、他の実施例について説明する。 このものは、前記図4によるソフトウエアでの始動操作判定を利用した始動回 路診断装置及び始動制御装置の概略図を示す。
【0025】 図において、スタータモータ11は、スタートSW12をONとすることによ り、バッテリ13よりスタータ駆動リレー14を介してスタータ電流が流れ作動 する。 そして、機関始動の開始及び終了時の始動信号をコントロールユニット16に 認識させるために、スタータモータ11の起動信号は、スタータ駆動リレー14 のリレーコイル起動回路側14aより取られ、スタートSW入力回路15を経由 してコントロールユニット16内のCPU16Aの入力ポート16aへ入力され るようになっている。
【0026】 尚、その他の構成は、前記図3に示すものと同一であるので、同一符号を付し てその説明を省略する。 次に、図6に示すフローチャートに基づき、本考案に係る始動回路診断装置の 動作を説明する。ここで、始動回路診断手段としての機能は、コントロールユニ ット16がソフトウエア的に備えている。
【0027】 本実施例では、始動操作判定をスタートSW12のON,OFFを直接制御す ると同時に前記図4によるソフトウエアでの始動操作判定を行ない、両者の比較 によって最終的な判定を行なう。 S10では、スタータモータ11からの起動信号の始動回路を経由して検出さ れた機関の始動信号により、スタートSW12の状態がONと検出されたかOF Fと検出されたかを判定する。そして、ONであれば、S11に進み、OFFで あれば、S12に進む。
【0028】 S11では、前記図4のフローチャートに基づく始動操作の判別結果をフラグ FSSWの値から判別する。そして、FSSWが0でスタートSW・OFFと判 定されたら、S10の始動信号(ON)と異なることになるので、S13で始動 回路に異常がある(NG)と診断し、始動操作判定がスタートSW・ONと判定 されたら、S14で始動回路に異常はない(OK)と診断する。
【0029】 同じく、S12でも、前記図3のフローチャートに基づく始動操作の判別結果 をフラグFSSWの値から判別する。そして、FSSWが1でスタートSW・O Nと判定されたら、S10の始動信号(OFF)と異なることになるので、S1 3で始動回路に異常がある(NG)と診断し、始動判定がスタートSW・OFF と判定されたら、始動信号(OFF)と同じであるためS14で始動回路に異常 はない(OK)と診断する。
【0030】 ここで、S10〜S14は、始動回路診断手段としての機能を奏する。 次に、図7に示すフローチャートに基づき、本考案に係る前記始動回路診断装 置を利用した始動制御装置の動作を説明する。 先ず、S15では、前記図6のフローチャートに基づき始動回路の診断を行な う。そして、始動回路に異常がある(NG)と診断されたら、S16に進み次の 判定を行ない、始動回路に異常はない(OK)と診断されたら、本フローを抜け て終了する。
【0031】 S16では、前記図4のフローチャートに基づく始動操作の判別結果をフラグ FSSWの値から判別する。そして、FSSWが1でスタートSW・ONと判定 されたら、S17でこの判定信号ONを機関の始動信号として読みかえ、FSS Wが0でスタートSW・OFFと判定されたら、S18で判定信号OFFを機関 の始動信号として読みかえ、かかる始動信号に基づき機関の始動制御を行なう。 このように、機関の始動制御システム内の異常に対処でき、システムを安全側 に作動させることができるので、機関の始動制御システムの信頼性を向上させる ことができる。
【0032】
以上説明したように、本考案によれば、以下に示すような(1)〜(3)の効 果を生じることができる。 (1)請求項1に記載の考案によれば、始動電動機からの起動信号が始動入力回 路を経由して機関の始動信号として検出されるものではないので、始動入力回路 が不要となりコストを軽減することができる。
【0033】 また、始動電動機からの起動信号がコントロールユニットへ入力されるもので はないので、ノイズの発生を防止することができる。 (2)請求項2に記載の考案によれば、更に、回転速度検出手段からの検出信号 が所定時間以上検出されていない状態で、初回の回転速度信号が検出され、且つ 、電圧検出手段により検出されるバッテリー電圧が所定値未満に低下したら、機 関始動が操作中であると判定する始動操作判定手段を備えたので、機関の始動操 作判定の信頼性が向上する。 (3)請求項3及び請求項4に記載の考案によれば、機関の始動制御システム内 の異常に対処でき、システムを安全側に作動させることができるので、機関の始 動制御システムの信頼性を向上させることができる。
【図1】 本考案の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】 本考案の他の実施例の構成を示すブロック
図。
図。
【図3】 本考案の一実施例の全体構成を示すシステム
図。
図。
【図4】 本考案に係る始動信号判定装置の動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図5】 本考案の他の実施例の全体構成を示すシステ
ム図。
ム図。
【図6】 本考案に係る始動回路診断装置の動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図7】 本考案に係る始動制御装置の動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図8】 (a)は、従来例の全体構成を示すシステム
図、(b)は、スタータ駆動リレーOFF時に発生する
サージ電圧を説明するための説明図。
図、(b)は、スタータ駆動リレーOFF時に発生する
サージ電圧を説明するための説明図。
11 スタータモータ 12 スタートSW 13 バッテリ 14 スタータ駆動リレー 15 スタートSW入力回路 16 コントロールユニット 16A CPU 16a 入力ポート 17 クランク角センサ 18 テスター
Claims (4)
- 【請求項1】 機関の回転速度を検出する回転速度検出
手段と、 該回転速度検出手段からの検出信号が所定時間以上検出
されていない状態で、初回の回転速度信号が検出された
ら、機関始動が操作中であると判定する始動操作判定手
段と、 前記回転速度検出手段からの検出信号が所定値以上にな
った場合、又は、該回転速度検出信号が所定時間以上検
出されない場合には、機関始動操作が終了したと判定す
る始動操作終了判定手段と、 を含んで構成されることを特徴とする内燃機関の始動操
作判定装置。 - 【請求項2】 機関の回転速度を検出する回転速度検出
手段と、 バッテリー電圧を検出する電圧検出手段と、 前記回転速度検出手段からの検出信号が所定時間以上検
出されていない状態で、初回の回転速度信号が検出さ
れ、且つ、前記電圧検出手段により検出されるバッテリ
ー電圧が所定値未満に低下したら、機関始動が操作中で
あると判定する始動操作判定手段と、 前記回転速度検出手段からの検出信号が所定値以上にな
った場合、又は、該回転速度検出信号が所定時間以上検
出されない場合、又は、前記電圧検出手段により検出さ
れるバッテリー電圧が所定値以下であった状態から所定
値以上に変化した場合には、機関始動操作が終了したと
判定する始動操作終了判定手段と、 を含んで構成されることを特徴とする内燃機関の始動操
作判定装置。 - 【請求項3】 始動電動機からの起動信号が始動回路を
経由して機関の始動信号として検出される内燃機関の始
動制御装置において、 請求項1又は請求項2記載の内燃機関の始動操作判定装
置による判定結果と前記機関の始動信号とが異なる場合
には、前記始動回路が異常であると診断する始動回路診
断手段、 を含んで構成されることを特徴とする内燃機関の始動回
路診断装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の内燃機関の始動回路診断
装置により始動回路が異常であると診断されたら、請求
項1又は請求項2記載の始動操作判定装置による判定信
号を始動信号として用いて、始動制御を行なうフェール
セーフ始動制御手段を含んで構成されることを特徴とす
る内燃機関の始動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992070308U JP2572307Y2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992070308U JP2572307Y2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634147U true JPH0634147U (ja) | 1994-05-06 |
JP2572307Y2 JP2572307Y2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=13427709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992070308U Expired - Fee Related JP2572307Y2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572307Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115596589A (zh) * | 2021-07-08 | 2023-01-13 | 北京福田康明斯发动机有限公司(Cn) | 一种起动机的起动机保护方法、保护系统及保护装置 |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP1992070308U patent/JP2572307Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115596589A (zh) * | 2021-07-08 | 2023-01-13 | 北京福田康明斯发动机有限公司(Cn) | 一种起动机的起动机保护方法、保护系统及保护装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2572307Y2 (ja) | 1998-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3851881B2 (ja) | 内燃機関の冷却水の温度センサの故障を診断する装置 | |
KR101619593B1 (ko) | 레졸버 고장판단 방법 | |
CN107076039B (zh) | 用于识别混合动力车辆的内燃机的燃烧过程的方法和控制装置 | |
CN110594028B (zh) | 节气门自学习的控制方法、装置及电子控制单元 | |
JPS6217689B2 (ja) | ||
JP4825786B2 (ja) | 4サイクルエンジンの行程判別装置 | |
JPH0634147U (ja) | 内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置 | |
JP2000282930A (ja) | エンジン温度検出手段の故障診断装置 | |
KR0169869B1 (ko) | 크랭크 각도 센서의 이상 검출 방법 및 크랭크 각도 센서의 이상 검출 장치 | |
JP4023195B2 (ja) | エンジンの慣性モーメント測定方法 | |
WO2003064839A1 (fr) | Unite d'affichage d'auto-diagnostic | |
CN112523864B (zh) | 一种发动机曲轴位置传感器的诊断方法、装置及存储介质 | |
JP2000236685A (ja) | 故障診断装置 | |
JP4347984B2 (ja) | 遠心分離機 | |
JP2864610B2 (ja) | エンジン用回転角センサの故障診断装置 | |
JPS5928048A (ja) | 自動車用エンジン制御装置の自己診断装置における自己診断開始システム | |
JP3766765B2 (ja) | 調速機のハンチング検出装置 | |
JP2721340B2 (ja) | 異常診断装置 | |
JP2015209900A (ja) | 車速センサ故障検出装置 | |
KR960023678A (ko) | 가변 흡기 시스템의 고장 진단 장치 및 그 방법 | |
JP2000002557A (ja) | 自動車の基準マ―ク検出での傷害の抑制及び/又は指示用の装置及び方法 | |
KR101793554B1 (ko) | 크랭크 포지션 센서에 대한 잡음 필터 방법 및 장치 | |
JPH09251027A (ja) | 車速センサ系の故障診断装置 | |
JP2000220512A (ja) | エンジン回転センサ異常検出装置及び異常検出方法 | |
JP2006077660A (ja) | 回転角センサの異常診断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |