JP2572307Y2 - 内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置 - Google Patents

内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置

Info

Publication number
JP2572307Y2
JP2572307Y2 JP1992070308U JP7030892U JP2572307Y2 JP 2572307 Y2 JP2572307 Y2 JP 2572307Y2 JP 1992070308 U JP1992070308 U JP 1992070308U JP 7030892 U JP7030892 U JP 7030892U JP 2572307 Y2 JP2572307 Y2 JP 2572307Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
engine
starting
detected
internal combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992070308U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0634147U (ja
Inventor
尚己 冨澤
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ユニシアジェックス filed Critical 株式会社ユニシアジェックス
Priority to JP1992070308U priority Critical patent/JP2572307Y2/ja
Publication of JPH0634147U publication Critical patent/JPH0634147U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2572307Y2 publication Critical patent/JP2572307Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内燃機関の始動操作判
定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置に関し、例
えば、機関始動時の始動操作をコントロールユニットに
認識させるための装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8(a)に示すように、機関始
動の開始及び終了時の始動信号をコントロールユニット
16に認識させるために、スタータモータ11の起動信
号をスタートSW入力回路15を経由してコントロール
ユニット16内のCPU16Aの入力ポート16aへ入
力していた。
【0003】そして、通常、かかるスタータモータ11
の起動信号は、スタータモータ側はスタータ電流として
ピーク時に100A以上の電流が流れることになりノイ
ズ成分が多いため、スタータ駆動リレー14のリレーコ
イル起動回路側14aより取るのが一般的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、かかるスター
タモータ11の起動信号をスタータ駆動リレー14のリ
レーコイル起動回路側14aより取った場合には、スタ
ータ駆動リレー14のコイルの逆起電圧により、図8
(b)に示すように、スタータ駆動リレー14のOFF
時に大きな(−)サージ電圧が発生することになるため
に、かかるサージ電圧を吸収するために、コントロール
ユニット16内のスタートSW入力回路15には別途ダ
イオードD1,D2を付加する必要があり、その分コス
トが掛かるといった問題点があった。
【0005】また、上記コントロールユニット16内の
スタートSW入力回路15等の始動回路内に異常が発生
した場合には、コントロールユニット16に機関の始動
信号が入力されなかったり、誤信号が入力されたりし
て、機関の始動制御が困難となるといった問題点があっ
た。そこで、本考案はかかる従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、コストを低減すると共に、始動回路の異
常に対処することができる内燃機関の始動操作判定装
置,始動回路診断装置及び始動制御装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本考案に係る内燃機関の始動操作判定装置は、図
1に示すように、機関の回転速度を検出する回転速度検
出手段と、該回転速度検出手段からの検出信号が所定時
間以上検出されていない状態で、初回の回転速度信号が
検出されたら、機関始動が操作中であると判定する始動
操作判定手段と、前記回転速度検出手段からの検出信号
が所定値以上になった場合、又は、該回転速度検出信号
が所定時間以上検出されない場合には、機関始動操作が
終了したと判定する始動操作終了判定手段と、を含んで
構成される。
【0007】また、請求項2に記載の考案に係る内燃機
関の始動操作判定装置は、図2に示すように、機関の回
転速度を検出する回転速度検出手段と、バッテリー電圧
を検出する電圧検出手段と、前記回転速度検出手段から
の検出信号が所定時間以上検出されていない状態で、初
回の回転速度信号が検出され、且つ、前記電圧検出手段
により検出されるバッテリー電圧が所定値未満に低下し
たら、機関始動が操作中であると判定する始動操作判定
手段と、前記回転速度検出手段からの検出信号が所定値
以上になった場合、又は、該回転速度検出信号が所定時
間以上検出されない場合、又は、前記電圧検出手段によ
り検出されるバッテリー電圧が所定値以下であった状態
から所定値以上に変化した場合には、機関始動操作が終
了したと判定する始動操作終了判定手段と、を含んで構
成される。
【0008】また、請求項3に記載の考案に係る内燃機
関の始動回路診断装置は、始動電動機からの起動信号が
始動回路を経由して機関の始動信号として検出される内
燃機関の始動制御装置において、請求項1又は請求項2
記載の内燃機関の始動操作判定装置による判定結果と前
記機関の始動信号とが異なる場合には、前記始動回路が
異常であると診断する始動回路診断手段、を含んで構成
される。
【0009】また、請求項4に記載の考案に係る内燃機
関の始動制御装置は、請求項3記載の内燃機関の始動回
路診断装置により始動回路が異常であると診断された
ら、請求項1又は請求項2記載の始動操作判定装置によ
る判定信号を始動信号として用いて、始動制御を行なう
フェールセーフ始動制御手段を含んで構成される。
【0010】
【作用】かかる構成によれば、以下に示すような(1)
〜(4)の作用を生じることができる。 (1)請求項1に記載の考案によれば、回転速度検出手
段からの検出信号が所定時間以上検出されていない状態
で、初回の回転速度信号が検出されたら、始動操作判定
手段が機関始動操作中であると判定する。そして、回転
速度検出手段からの検出信号が所定値以上になった場
合、又は、該回転速度検出信号が所定時間以上検出され
ない場合には、始動操作終了判定手段が機関始動操作が
終了したと判定する。
【0011】従って、始動電動機からの起動信号が始動
入力回路を経由して機関の始動信号として検出されるも
のではないので、始動入力回路が不要となりコストを軽
減することができる。また、始動電動機からの起動信号
がコントロールユニットへ入力されるものではないの
で、ノイズの発生を防止することができる。 (2)請求項2に記載の考案によれば、回転速度検出手
段からの検出信号が所定時間以上検出されていない状態
で、初回の回転速度信号が検出され、且つ、電圧検出手
段により検出されるバッテリー電圧が所定値未満に低下
したら、始動操作判定手段が機関始動が操作中であると
判定する。そして、回転速度検出手段からの検出信号が
所定値以上になった場合、又は、回転速度検出信号が所
定時間以上検出されない場合、又は、電圧検出手段によ
り検出されるバッテリー電圧が所定値以下であった状態
から所定値以上に変化した場合には、始動操作終了判定
手段により機関始動操作が終了したと判定される。
【0012】従って、これにより、機関の始動操作判定
の信頼性が向上する。 (3)請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は請
求項2記載の内燃機関の始動操作判定装置による判定結
果と、始動電動機からの起動信号が始動入力回路を経由
して検出される機関の始動信号とが異なる場合には、始
動回路診断手段により始動入力回路が異常であると診断
される。 (4)請求項4に記載の考案によれば、請求項3記載の
内燃機関の始動回路診断装置により始動入力回路が異常
であると診断されたら、請求項1又は請求項2記載の始
動操作判定装置による判定信号を始動信号として用い、
フェールセーフ始動制御手段により始動制御が行なわれ
る。
【0013】これにより、機関の始動制御システム内の
異常に対処でき、システムを安全側に作動させることが
できるので、機関の始動制御システムの信頼性を向上さ
せることができる。
【0014】
【実施例】以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図3において、始動電動機としてのスタータモ
ータ11は、機関を始動させるためにクランク軸を一定
回転数以上に回転させるもので、スタートSW12をO
Nとすることにより、バッテリ13よりスタータ駆動リ
レー14を介してスタータ電流が流れ作動する。
【0015】コントロールユニット16は、CPU,R
OM,RAM,A/D変換器及び入出力インタフェイス
等を含んで構成されるマイクロコンピュータを備え、各
種のセンサからの入力信号を受け、後述の如く演算処理
して、始動操作判定、始動回路診断及び始動制御を行な
う。回転速度検出手段としてのクランク角センサ17
は、基準角度位置毎の基準角度信号REFと、1°又は
2°毎の単位角度信号POSを出力し、該基準角度信号
REFの周期、或いは、所定時間内における単位角度信
号POSの発生数を計測することにより、機関回転速度
Neを算出することができる。
【0016】電圧検出手段としてのテスター18は、バ
ッテリ13電圧を測定し、該測定値はコントロールユニ
ット16に入力される。次に、図4に示すフローチャー
トに基づき、本考案に係る始動操作判定装置の動作を説
明する。ここで、始動操作判定手段、始動操作終了判定
手段としての機能は、コントロールユニット16がソフ
トウエア的に備えている。
【0017】先ず、ステップ1(以下「S1」とい
う。)では、後述するようにスタートSW12のON,
OFF状態を示すフラグFSSWの値を判別する。初期
状態ではFSSW=0となっているのでS2へ進む。次
に、S2では、クランク角センサ17から検出された基
準角度位置毎の基準角度信号REFパルスが1sec以
上発生していないか、発生しているかを判定する。そし
て、1sec以上発生していなければ、S3に進み次の
判定を行ない、1sec以上発生していれば、本フロー
を抜けて終了する。
【0018】S3では、クランク角センサ17からの初
回の基準角度信号REFパルスが発生したか否か、即
ち、スタートSW12をONとして、スタータモータ1
1によりクランク軸が回転させられたか否かを判定す
る。そして、初回の基準角度信号REFパルスが発生し
たと判定されたら、S4に進み次の判定を行ない、発生
していなければ、本フローを抜けて終了する。
【0019】S4では、テスター18によりバッテリー
13電圧値を測定し、該電圧値が所定値、例えば、8V
以上の値から8V以下の値に変化したか否か、即ち、ス
タートSW12をONとして、スタータモータ11の始
動に基づく電圧降下が生じたか否かを判定する。そし
て、8V以下の値に電圧降下していたら、S5でスター
トSWがONと判定され、電圧降下がなければ、本フロ
ーを抜けて終了する。
【0020】フラグFSSW=1であれば、S6以下に
進み、S6では、クランク角センサ17から検出値に基
づく機関回転速度Neが所定値、例えば、450rpm
以上であるか否かを判定する。そして、所定値以上であ
れば、機関が完爆状態にあるため、S7でスタートSW
がOFFと判定され、所定値以下であれば、本フローを
抜けて終了する。
【0021】S7では、クランク角センサ17から検出
された基準角度位置毎の基準角度信号REFパルスが1
sec以上発生しているか否かを判定する。そして、1
sec以上発生していれば、S8に進み、1sec以上
発生していなければ、機関がエンスト状態にあり、それ
によって始動操作を終了していると判断できるので、S
9でスタートSWがOFFと判定される。
【0022】S8では、テスター18によりバッテリー
13電圧値を測定し、該電圧値が、所定値、例えば、
8.5V以上の値へ変化したか否か、即ち、スタートS
W12をOFFとして、スタータモータ11の始動停止
に基づく電圧復帰が生じたか否かを判定する。そして、
8.5V以下の値に変化していたら、S9でスタートS
WがOFFと判定され、変化がなければ、本フローを抜
けて終了する。
【0023】即ち、上記所定値は、S5における8Vに
対して0.5V程度のヒステリシス差を設け、安定した
判定を行えるようにする。ここで、S2〜S5は、始動
操作判定手段として、S6〜S9は、始動操作終了判定
手段としての機能を奏する。このように、スタータモー
タ11からの起動信号が始動回路からスタートSW入力
回路15を経由して機関の始動信号として検出されるも
のではないので、スタートSW入力回路15が不要とな
りコストを軽減することができる。
【0024】また、スタータモータ11からの起動信号
がコントロールユニット16へ入力されるものではない
ので、ノイズの発生を防止することができる。次に、図
5に基づいて、他の実施例について説明する。このもの
は、前記図4によるソフトウエアでの始動操作判定を利
用した始動回路診断装置及び始動制御装置の概略図を示
す。
【0025】図において、スタータモータ11は、スタ
ートSW12をONとすることにより、バッテリ13よ
りスタータ駆動リレー14を介してスタータ電流が流れ
作動する。そして、機関始動の開始及び終了時の始動信
号をコントロールユニット16に認識させるために、ス
タータモータ11の起動信号は、スタータ駆動リレー1
4のリレーコイル起動回路側14aより取られ、スター
トSW入力回路15を経由してコントロールユニット1
6内のCPU16Aの入力ポート16aへ入力されるよ
うになっている。
【0026】尚、その他の構成は、前記図3に示すもの
と同一であるので、同一符号を付してその説明を省略す
る。次に、図6に示すフローチャートに基づき、本考案
に係る始動回路診断装置の動作を説明する。ここで、始
動回路診断手段としての機能は、コントロールユニット
16がソフトウエア的に備えている。
【0027】本実施例では、始動操作判定をスタートS
W12のON,OFFを直接制御すると同時に前記図4
によるソフトウエアでの始動操作判定を行ない、両者の
比較によって最終的な判定を行なう。S10では、スタ
ータモータ11からの起動信号の始動回路を経由して検
出された機関の始動信号により、スタートSW12の状
態がONと検出されたかOFFと検出されたかを判定す
る。そして、ONであれば、S11に進み、OFFであ
れば、S12に進む。
【0028】S11では、前記図4のフローチャートに
基づく始動操作の判別結果をフラグFSSWの値から判
別する。そして、FSSWが0でスタートSW・OFF
と判定されたら、S10の始動信号(ON)と異なるこ
とになるので、S13で始動回路に異常がある(NG)
と診断し、始動操作判定がスタートSW・ONと判定さ
れたら、S14で始動回路に異常はない(OK)と診断
する。
【0029】同じく、S12でも、前記図3のフローチ
ャートに基づく始動操作の判別結果をフラグFSSWの
値から判別する。そして、FSSWが1でスタートSW
・ONと判定されたら、S10の始動信号(OFF)と
異なることになるので、S13で始動回路に異常がある
(NG)と診断し、始動判定がスタートSW・OFFと
判定されたら、始動信号(OFF)と同じであるためS
14で始動回路に異常はない(OK)と診断する。
【0030】ここで、S10〜S14は、始動回路診断
手段としての機能を奏する。次に、図7に示すフローチ
ャートに基づき、本考案に係る前記始動回路診断装置を
利用した始動制御装置の動作を説明する。先ず、S15
では、前記図6のフローチャートに基づき始動回路の診
断を行なう。そして、始動回路に異常がある(NG)と
診断されたら、S16に進み次の判定を行ない、始動回
路に異常はない(OK)と診断されたら、本フローを抜
けて終了する。
【0031】S16では、前記図4のフローチャートに
基づく始動操作の判別結果をフラグFSSWの値から判
別する。そして、FSSWが1でスタートSW・ONと
判定されたら、S17でこの判定信号ONを機関の始動
信号として読みかえ、FSSWが0でスタートSW・O
FFと判定されたら、S18で判定信号OFFを機関の
始動信号として読みかえ、かかる始動信号に基づき機関
の始動制御を行なう。このように、機関の始動制御シス
テム内の異常に対処でき、システムを安全側に作動させ
ることができるので、機関の始動制御システムの信頼性
を向上させることができる。
【0032】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
以下に示すような(1)〜(3)の効果を生じることが
できる。 (1)請求項1に記載の考案によれば、始動電動機から
の起動信号が始動入力回路を経由して機関の始動信号と
して検出されるものではないので、始動入力回路が不要
となりコストを軽減することができる。
【0033】また、始動電動機からの起動信号がコント
ロールユニットへ入力されるものではないので、ノイズ
の発生を防止することができる。 (2)請求項2に記載の考案によれば、更に、回転速度
検出手段からの検出信号が所定時間以上検出されていな
い状態で、初回の回転速度信号が検出され、且つ、電圧
検出手段により検出されるバッテリー電圧が所定値未満
に低下したら、機関始動が操作中であると判定する始動
操作判定手段を備えたので、機関の始動操作判定の信頼
性が向上する。 (3)請求項3及び請求項4に記載の考案によれば、機
関の始動制御システム内の異常に対処でき、システムを
安全側に作動させることができるので、機関の始動制御
システムの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】 本考案の他の実施例の構成を示すブロック
図。
【図3】 本考案の一実施例の全体構成を示すシステム
図。
【図4】 本考案に係る始動信号判定装置の動作を示す
フローチャート。
【図5】 本考案の他の実施例の全体構成を示すシステ
ム図。
【図6】 本考案に係る始動回路診断装置の動作を示す
フローチャート。
【図7】 本考案に係る始動制御装置の動作を示すフロ
ーチャート。
【図8】 (a)は、従来例の全体構成を示すシステム
図、(b)は、スタータ駆動リレーOFF時に発生する
サージ電圧を説明するための説明図。
【符号の説明】
11 スタータモータ 12 スタートSW 13 バッテリ 14 スタータ駆動リレー 15 スタートSW入力回路 16 コントロールユニット 16A CPU 16a 入力ポート 17 クランク角センサ 18 テスター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 45/00 F02N 11/08

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関の回転速度を検出する回転速度検出
    手段と、 該回転速度検出手段からの検出信号が所定時間以上検出
    されていない状態で、初回の回転速度信号が検出された
    ら、機関始動が操作中であると判定する始動操作判定手
    段と、 前記回転速度検出手段からの検出信号が所定値以上にな
    った場合、又は、該回転速度検出信号が所定時間以上検
    出されない場合には、機関始動操作が終了したと判定す
    る始動操作終了判定手段と、 を含んで構成されることを特徴とする内燃機関の始動操
    作判定装置。
  2. 【請求項2】 機関の回転速度を検出する回転速度検出
    手段と、 バッテリー電圧を検出する電圧検出手段と、 前記回転速度検出手段からの検出信号が所定時間以上検
    出されていない状態で、初回の回転速度信号が検出さ
    れ、且つ、前記電圧検出手段により検出されるバッテリ
    ー電圧が所定値未満に低下したら、機関始動が操作中で
    あると判定する始動操作判定手段と、 前記回転速度検出手段からの検出信号が所定値以上にな
    った場合、又は、該回転速度検出信号が所定時間以上検
    出されない場合、又は、前記電圧検出手段により検出さ
    れるバッテリー電圧が所定値以下であった状態から所定
    値以上に変化した場合には、機関始動操作が終了したと
    判定する始動操作終了判定手段と、 を含んで構成されることを特徴とする内燃機関の始動操
    作判定装置。
  3. 【請求項3】 始動電動機からの起動信号が始動回路を
    経由して機関の始動信号として検出される内燃機関の始
    動制御装置において、 請求項1又は請求項2記載の内燃機関の始動操作判定装
    置による判定結果と前記機関の始動信号とが異なる場合
    には、前記始動回路が異常であると診断する始動回路診
    断手段、 を含んで構成されることを特徴とする内燃機関の始動回
    路診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の内燃機関の始動回路診断
    装置により始動回路が異常であると診断されたら、請求
    項1又は請求項2記載の始動操作判定装置による判定信
    号を始動信号として用いて、始動制御を行なうフェール
    セーフ始動制御手段を含んで構成されることを特徴とす
    る内燃機関の始動制御装置。
JP1992070308U 1992-10-08 1992-10-08 内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置 Expired - Fee Related JP2572307Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992070308U JP2572307Y2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992070308U JP2572307Y2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0634147U JPH0634147U (ja) 1994-05-06
JP2572307Y2 true JP2572307Y2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=13427709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992070308U Expired - Fee Related JP2572307Y2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2572307Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0634147U (ja) 1994-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6378041A (ja) 車両用故障診断装置
JPS6217689B2 (ja)
JP2572307Y2 (ja) 内燃機関の始動操作判定装置,始動回路診断装置及び始動制御装置
KR0169869B1 (ko) 크랭크 각도 센서의 이상 검출 방법 및 크랭크 각도 센서의 이상 검출 장치
JPH0567884B2 (ja)
WO2003064839A1 (fr) Unite d'affichage d'auto-diagnostic
JPH0882579A (ja) 故障診断装置
JPS60162959A (ja) 電子式エンジン制御装置
JP2864610B2 (ja) エンジン用回転角センサの故障診断装置
KR960023678A (ko) 가변 흡기 시스템의 고장 진단 장치 및 그 방법
JPS5928048A (ja) 自動車用エンジン制御装置の自己診断装置における自己診断開始システム
JPH09251027A (ja) 車速センサ系の故障診断装置
JPS5914632B2 (ja) 点火時期計測制御装置
JPH0217814B2 (ja)
JP2000220512A (ja) エンジン回転センサ異常検出装置及び異常検出方法
JP2528630B2 (ja) 内燃機関の点火時期制御装置
JP2896600B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JPH0791310A (ja) 車載用制御装置の自己診断装置
JPH0886798A (ja) 回転速度検出方法
JPH0723721Y2 (ja) 車両の故障診断装置
KR0168370B1 (ko) 자동차의 흡기온 센서 고장 진단 방법
KR0174022B1 (ko) 자동차의 점화신호 상태 진단장치 및 그 방법
JPH028135B2 (ja)
JP2000320383A (ja) 調速機のハンチング検出装置
JPH02147476A (ja) 車速信号の異常検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees