JP2528630B2 - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents
内燃機関の点火時期制御装置Info
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- engine
- ignition timing
- timer
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- F02P5/1502—Digital data processing using one central computing unit
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関の点火時期制御装置に関し、特に
点火コイルが点火時期以外に誤って動作するのを防止す
る内燃機関の点火時期制御装置に関するものである。
点火コイルが点火時期以外に誤って動作するのを防止す
る内燃機関の点火時期制御装置に関するものである。
従来、内燃機関の点火時期制御装置においては、エン
ジンの回転数や吸入負圧などのエンジン状態を示す各種
データをセンサで検出し、このデータをマイクロコンピ
ュータ等から構成される制御部に入力し、該制御部で各
種の演算処理を実行することにより、点火コイルの点火
時期および通電時期の制御データを求め、この制御デー
タによって被制御部である点火コイルへの制御を行なっ
ている。
ジンの回転数や吸入負圧などのエンジン状態を示す各種
データをセンサで検出し、このデータをマイクロコンピ
ュータ等から構成される制御部に入力し、該制御部で各
種の演算処理を実行することにより、点火コイルの点火
時期および通電時期の制御データを求め、この制御デー
タによって被制御部である点火コイルへの制御を行なっ
ている。
上記、点火時期制御装置においては、点火時期および
通電時期の制御データは、エンジンの所定回転角度位置
からの時間データとして求められており、所定回転角度
位置でタイマに該時間データをセットし起動することに
より、該時間データをタイマで計測して点火時期および
通電時期に達した時点に点火信号および通電信号を出力
し、点火時期および通電時期の制御を行なっている。
通電時期の制御データは、エンジンの所定回転角度位置
からの時間データとして求められており、所定回転角度
位置でタイマに該時間データをセットし起動することに
より、該時間データをタイマで計測して点火時期および
通電時期に達した時点に点火信号および通電信号を出力
し、点火時期および通電時期の制御を行なっている。
しかしながら、上記従来の点火時期制御装置において
は、タイマに時間データをセットした後、タイマがカウ
ント終了した時点に出力される信号により点火コイルの
制御をしており、カウント終了時に出力される信号が実
際に点火範囲にあるか否かを判断はしていなかった。こ
のためエンジンの急変動時に点火範囲外で点火をする、
いわゆる誤点火の問題があった。
は、タイマに時間データをセットした後、タイマがカウ
ント終了した時点に出力される信号により点火コイルの
制御をしており、カウント終了時に出力される信号が実
際に点火範囲にあるか否かを判断はしていなかった。こ
のためエンジンの急変動時に点火範囲外で点火をする、
いわゆる誤点火の問題があった。
本発明は、上述の点にかんがみてなされたものでエン
ジンの急変動時における誤点火を防止した内燃機関の点
火時期制御装置を提供することにある。
ジンの急変動時における誤点火を防止した内燃機関の点
火時期制御装置を提供することにある。
上記問題点を解決するため本発明は、エンジンの状態
を示す各種データからエンジンの状態を検知し、該エン
ジンの状態に応じて点火時期に点火指令を発する制御部
を具備する内燃機関の点火時期制御装置において、エン
ジンの通電時期位置を検出する検出手段と、該検出手段
で検出した通電時期位置から時間を計測する計測手段
と、該計測手段で計測した時間を点火時期位置にて比較
して、該比較の結果に基づいて前記点火指令を点火信号
として出力するべきか否かを判断する判定手段を設けた
ことを特徴とする。
を示す各種データからエンジンの状態を検知し、該エン
ジンの状態に応じて点火時期に点火指令を発する制御部
を具備する内燃機関の点火時期制御装置において、エン
ジンの通電時期位置を検出する検出手段と、該検出手段
で検出した通電時期位置から時間を計測する計測手段
と、該計測手段で計測した時間を点火時期位置にて比較
して、該比較の結果に基づいて前記点火指令を点火信号
として出力するべきか否かを判断する判定手段を設けた
ことを特徴とする。
本発明は上記構成を採用することにより、通電時期位
置から時間を計測し該時間を点火時期位置にて比較し
て、該比較の結果に基づいて点火指令を点火信号として
出力するべきか否かを判断してから出力しているので、
点火範囲外の点火やエンジンの停止時の点火などの誤点
火を防止できる。
置から時間を計測し該時間を点火時期位置にて比較し
て、該比較の結果に基づいて点火指令を点火信号として
出力するべきか否かを判断してから出力しているので、
点火範囲外の点火やエンジンの停止時の点火などの誤点
火を防止できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は、本発明に係る点火時期制御装置のシステム
構成を示すブロック図で、第２図はその動作を説明する
ためのタイムチャートである。
構成を示すブロック図で、第２図はその動作を説明する
ためのタイムチャートである。
点火時期制御装置１は、波形整形回路２、制御回路
３、A/D変換器４、タイマ回路５、出力回路６から構成
される。波形整形回路２には、エンジンの回転速度や角
度位置を検出するための基準信号P1と角度信号P2が入力
され、A/D変換器４には、エンジンの状態を検出するた
めの各種センサ、すなわちエンジンの負荷を検出するた
めの負圧センサ、エンジン温度を検出する水温センサか
らの、負圧信号PBは、水温信号TW、さらに制御部１の電
源でもあるバッテリーのバッテリー電圧信号VBの各アナ
ログ信号が入力される。また、制御回路３は、ROMおよ
びRAMを内蔵したワンチップ・コンピュータで構成され
る。
３、A/D変換器４、タイマ回路５、出力回路６から構成
される。波形整形回路２には、エンジンの回転速度や角
度位置を検出するための基準信号P1と角度信号P2が入力
され、A/D変換器４には、エンジンの状態を検出するた
めの各種センサ、すなわちエンジンの負荷を検出するた
めの負圧センサ、エンジン温度を検出する水温センサか
らの、負圧信号PBは、水温信号TW、さらに制御部１の電
源でもあるバッテリーのバッテリー電圧信号VBの各アナ
ログ信号が入力される。また、制御回路３は、ROMおよ
びRAMを内蔵したワンチップ・コンピュータで構成され
る。
波形整形回路２に入力された基準信号P1と角度信号P2
は、該波形整形回路２によりデイジタル信号に整形され
制御回路３に入力される。制御回路３は、角度信号P2の
間隔をタイマ回路５に内蔵されたタイマT1を用いて計測
しエンジンの回転速度を算出する一方、基準信号P1と角
度信号P2を用いて回転角度位置を第２図の＃１〜＃６の
ように判定している。エンジンの状態を検出する負圧信
号PB、水温信号TW、バッテリー電圧信号VBは、A/D変換
回路に入力され、制御回路３からの指令でデジタル信号
に変換され、それぞれ、負圧値Pb、水温Tw、電圧値Vbと
して制御回路３を構成するワンチップ・コンピュータの
RAMに記憶される。制御回路３は、上記各種入力パラメ
ータよりエンジンの状態を検出して、点火時期制御装置
１の制御データである点火時期データと通電時期データ
を各種演算処理により求める。
は、該波形整形回路２によりデイジタル信号に整形され
制御回路３に入力される。制御回路３は、角度信号P2の
間隔をタイマ回路５に内蔵されたタイマT1を用いて計測
しエンジンの回転速度を算出する一方、基準信号P1と角
度信号P2を用いて回転角度位置を第２図の＃１〜＃６の
ように判定している。エンジンの状態を検出する負圧信
号PB、水温信号TW、バッテリー電圧信号VBは、A/D変換
回路に入力され、制御回路３からの指令でデジタル信号
に変換され、それぞれ、負圧値Pb、水温Tw、電圧値Vbと
して制御回路３を構成するワンチップ・コンピュータの
RAMに記憶される。制御回路３は、上記各種入力パラメ
ータよりエンジンの状態を検出して、点火時期制御装置
１の制御データである点火時期データと通電時期データ
を各種演算処理により求める。
次に、点火時期と通電時期をタイマ回路５のタイマT2
およびT3を用いて制御する方法について説明する。エン
ジンの所定角度位置ａ点にて通電時期データ（時間t1）
をタイマ回路５のタイマT2にセットして、スタートする
と、タイマT2がカウントを始め通電時期データ分のカウ
ントが終了した時点で、制御回路３に割込みをかけ、制
御回路３は割込み処理で出力回路６へのOUT信号を“0"
にして出力して（第２図の点ｂ参照）点火コイルへ通電
を開始する。次に点火時期においても所定角度位置ｃ点
にて点火時期データ（時間t3）をタイマ回路５のタイマ
T3にセットし、タイマT3が点火時期データ分のカウント
を終了した時点で制御回路３に割込みをかけ、制御回路
３は割込み処理によりその点火時期が点火範囲であるか
否かを判定し、正常であれば出力回路６へのOUT信号を
“1"にして（第２図の点ｄ参照）点火コイルへの通電を
遮断して点火を行なう。このようにして出力回路６への
OUT信号を“0"、“1"にすることにより点火コイルへの
通電、点火の制御をしている。
およびT3を用いて制御する方法について説明する。エン
ジンの所定角度位置ａ点にて通電時期データ（時間t1）
をタイマ回路５のタイマT2にセットして、スタートする
と、タイマT2がカウントを始め通電時期データ分のカウ
ントが終了した時点で、制御回路３に割込みをかけ、制
御回路３は割込み処理で出力回路６へのOUT信号を“0"
にして出力して（第２図の点ｂ参照）点火コイルへ通電
を開始する。次に点火時期においても所定角度位置ｃ点
にて点火時期データ（時間t3）をタイマ回路５のタイマ
T3にセットし、タイマT3が点火時期データ分のカウント
を終了した時点で制御回路３に割込みをかけ、制御回路
３は割込み処理によりその点火時期が点火範囲であるか
否かを判定し、正常であれば出力回路６へのOUT信号を
“1"にして（第２図の点ｄ参照）点火コイルへの通電を
遮断して点火を行なう。このようにして出力回路６への
OUT信号を“0"、“1"にすることにより点火コイルへの
通電、点火の制御をしている。
第３図は、タイマ回路５のタイマT2およびT3の出力信
号を用いて制御回路に割込みをかけ、この割込みによっ
て誤点火の判定を処理するフローチャートである。ま
ず、タイマT2にセットした通電時期データのカウント終
了でタイマ回路５から制御回路３にタイマ割込みがかか
る（ステップ100）、制御回路３は該割込みが点火割込
みでないか否かを判定し（ステップ101）、この場合、
点火割込みでないから通電開始を実行する（ステップ10
2）。そして通電時期から点火時期までの時間を計測す
るためにタイマT2をスタートし（ステップ103）、タイ
マT2の割込みを禁止する（ステップ104）。次にタイマT
3にセットされた点火時期データのカウント終了により
タイマ回路５から制御回路３にタイマ割込みがかかる
（ステップ100）。該タイマ割込みは点火時期の割込み
であるから前記ステップ101の判断はYESであり、次にこ
の割込み時点の角度位置が点火範囲外にあるかを判定し
（ステップ106）〈第２図の＃５〜＃６内参照〉、NOで
あったら次にタイマT2の計測時間所定値Ｔ以上（エンジ
ン停止時）かを判定する。前記ステップ106および107の
処置で誤点火でないと判定したときは点火出力を行な
い、動作中のタイマT2をストップして処理を終了する
（ステップ105）。ステップ106あるいはステップ107で
誤点火と判定されたときはフェールセーフ処理で誤点火
の防止処理を行なう（ステップ110）。上記処理は制御
回路３を構成するワンチップ・コンピュータのROMに格
納されるプログラムによって行なわれる。
号を用いて制御回路に割込みをかけ、この割込みによっ
て誤点火の判定を処理するフローチャートである。ま
ず、タイマT2にセットした通電時期データのカウント終
了でタイマ回路５から制御回路３にタイマ割込みがかか
る（ステップ100）、制御回路３は該割込みが点火割込
みでないか否かを判定し（ステップ101）、この場合、
点火割込みでないから通電開始を実行する（ステップ10
2）。そして通電時期から点火時期までの時間を計測す
るためにタイマT2をスタートし（ステップ103）、タイ
マT2の割込みを禁止する（ステップ104）。次にタイマT
3にセットされた点火時期データのカウント終了により
タイマ回路５から制御回路３にタイマ割込みがかかる
（ステップ100）。該タイマ割込みは点火時期の割込み
であるから前記ステップ101の判断はYESであり、次にこ
の割込み時点の角度位置が点火範囲外にあるかを判定し
（ステップ106）〈第２図の＃５〜＃６内参照〉、NOで
あったら次にタイマT2の計測時間所定値Ｔ以上（エンジ
ン停止時）かを判定する。前記ステップ106および107の
処置で誤点火でないと判定したときは点火出力を行な
い、動作中のタイマT2をストップして処理を終了する
（ステップ105）。ステップ106あるいはステップ107で
誤点火と判定されたときはフェールセーフ処理で誤点火
の防止処理を行なう（ステップ110）。上記処理は制御
回路３を構成するワンチップ・コンピュータのROMに格
納されるプログラムによって行なわれる。
なお、第２図のエンジンが＃１＃２＃３＃４で停止し
た場合と、＃５＃６で停止した場合について説明する。
＃１＃２＃３＃４でエンジンが停止した時は＃５の前縁
の基準信号P2は検出されず点火時期を求めるタイマT3を
スタートしないから、制御回路３に割込みがかからず上
記点火時期が点火範囲であるか否かの判定はできない。
しかしながら、タイマT3がスタートしないことは点火し
ないことであり、誤点火も発生しないのでこの判定機能
が作用しなくともよい。また、＃５＃６でエンジンが停
止した時は、エンジンが作動状態から停止することはエ
ンジン回転が徐々に低下していくことであり、角度信号
間隔の時間としてはＴ＃２＜Ｔ＃３＜Ｔ＃４＜Ｔ＃５＜
Ｔ＃６（ステージ＃２・・＃６のタイマT1の時間をそれ
ぞれＴ＃２・・Ｔ＃６とする）のようにタイマT1の時間
が段々長くなる方向である。また、点火時期データは点
火角度を決定するのに対して、通電時間データは点火コ
イルの通電時間を決定するため、点火時期データから通
電時間分を差し引いたデータが通電時間データとなる関
係がある。このことから、ａ点付近（Ｔ＃２）で通電時
期データを求めるため予測した点火時期データと、エン
ジン回転低下後のｃ点付近（Ｔ＃４）の最終的な点火時
期データの差分が、そのまま点火コイルの通電時間の増
加になる。従って、エンジン回転数が停止直前になると
点火コイルの通電時間（タイマT2のt2の時間）が通常の
通電時間より長くなるため、タイマT2のt2の時間が所定
範囲を越えるときはエンジン回転数が停止直前状態にあ
ると判定することができ、それと同時に点火信号の出力
を防止することにより誤点火の防止もできる。
た場合と、＃５＃６で停止した場合について説明する。
＃１＃２＃３＃４でエンジンが停止した時は＃５の前縁
の基準信号P2は検出されず点火時期を求めるタイマT3を
スタートしないから、制御回路３に割込みがかからず上
記点火時期が点火範囲であるか否かの判定はできない。
しかしながら、タイマT3がスタートしないことは点火し
ないことであり、誤点火も発生しないのでこの判定機能
が作用しなくともよい。また、＃５＃６でエンジンが停
止した時は、エンジンが作動状態から停止することはエ
ンジン回転が徐々に低下していくことであり、角度信号
間隔の時間としてはＴ＃２＜Ｔ＃３＜Ｔ＃４＜Ｔ＃５＜
Ｔ＃６（ステージ＃２・・＃６のタイマT1の時間をそれ
ぞれＴ＃２・・Ｔ＃６とする）のようにタイマT1の時間
が段々長くなる方向である。また、点火時期データは点
火角度を決定するのに対して、通電時間データは点火コ
イルの通電時間を決定するため、点火時期データから通
電時間分を差し引いたデータが通電時間データとなる関
係がある。このことから、ａ点付近（Ｔ＃２）で通電時
期データを求めるため予測した点火時期データと、エン
ジン回転低下後のｃ点付近（Ｔ＃４）の最終的な点火時
期データの差分が、そのまま点火コイルの通電時間の増
加になる。従って、エンジン回転数が停止直前になると
点火コイルの通電時間（タイマT2のt2の時間）が通常の
通電時間より長くなるため、タイマT2のt2の時間が所定
範囲を越えるときはエンジン回転数が停止直前状態にあ
ると判定することができ、それと同時に点火信号の出力
を防止することにより誤点火の防止もできる。
従来のエンジン停止検出方法はエンジン回転数が一定
以上入力されないことによりエンジン停止と判定してい
た。ところがこの方法だとエンジン停止判定の直前の点
火が行なわれることになり誤点火の防止ができない。本
発明では、点火時に通電時間を監視することにより所定
値以上の通電時間の場合は、エンジンが停止直前と判定
し誤点火を防止できる。
以上入力されないことによりエンジン停止と判定してい
た。ところがこの方法だとエンジン停止判定の直前の点
火が行なわれることになり誤点火の防止ができない。本
発明では、点火時に通電時間を監視することにより所定
値以上の通電時間の場合は、エンジンが停止直前と判定
し誤点火を防止できる。
以上説明したように、上記実施例によれば、エンジン
の点火時期に出力される点火指令信号を点火信号として
出力するか判断してから出力回路６へ出力しているの
で、点火範囲外やエンジン停止時などの誤点火が防止で
きる。また、上記実施例によれば、上記判断する機能を
ソフト的に実現しているので、簡単に処理を実現できる
と共に、処理方法も容易に変更でき汎用性と融通性に優
れている。
の点火時期に出力される点火指令信号を点火信号として
出力するか判断してから出力回路６へ出力しているの
で、点火範囲外やエンジン停止時などの誤点火が防止で
きる。また、上記実施例によれば、上記判断する機能を
ソフト的に実現しているので、簡単に処理を実現できる
と共に、処理方法も容易に変更でき汎用性と融通性に優
れている。
更に、上記ソフト的に行なっている判断機能をハード
回路化すれば、制御回路３が該動作したときの誤点火の
防止にも利用可能である。
回路化すれば、制御回路３が該動作したときの誤点火の
防止にも利用可能である。
以上説明したように、本発明によれば、通電時期位置
から時間を計測し該時間を点火時期位置にて比較して、
該比較の結果に基づいて点火指令を点火信号として出力
するべきか否かを判断してから出力しているので、点火
範囲外の点火やエンジンの停止時の点火などの誤点火を
防止できるという優れた効果が得られる。
から時間を計測し該時間を点火時期位置にて比較して、
該比較の結果に基づいて点火指令を点火信号として出力
するべきか否かを判断してから出力しているので、点火
範囲外の点火やエンジンの停止時の点火などの誤点火を
防止できるという優れた効果が得られる。
第１図は、本発明に係る点火時期制御装置のシステム構
成を示すブロック図、第２図はその動作を説明するため
のタイムチャート、第３図は誤点火の判定を処理するフ
ローチャートである。 図中、１……点火時期制御装置、２……波形整形回路、
３……制御回路、４……A/D変換器、５……タイマ回
路、６……出力回路。
成を示すブロック図、第２図はその動作を説明するため
のタイムチャート、第３図は誤点火の判定を処理するフ
ローチャートである。 図中、１……点火時期制御装置、２……波形整形回路、
３……制御回路、４……A/D変換器、５……タイマ回
路、６……出力回路。
Claims (1)
- 【請求項１】エンジンの状態を示す各種データからエン
ジンの状態を検知し、該エンジンの状態に応じて点火時
期に点火指令を発する制御部を具備する内燃機関の点火
時期制御装置において、 前記エンジンの通電時期位置を検出する検出手段と、該
検出手段で検出した前記通電時期位置から時間を計測す
る計測手段と、該計測手段で計測した時間を点火時期位
置にて比較して、該比較結果が所定値未満の時は前記点
火指令を点火信号として出力し、所定値以上の時は点火
信号の出力を防止する判定手段を設けたことを特徴とす
る内燃機関の点火時期制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60008817A JP2528630B2 (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60008817A JP2528630B2 (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61169665A JPS61169665A (ja) | 1986-07-31 |
| JP2528630B2 true JP2528630B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=11703362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60008817A Expired - Lifetime JP2528630B2 (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528630B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2582654B2 (ja) * | 1990-03-02 | 1997-02-19 | 株式会社ユニシアジェックス | 内燃機関の点火時期及び燃料噴射制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5551955A (en) * | 1978-10-10 | 1980-04-16 | Nippon Soken Inc | Ignition timing adjusting device for internal combustion engine |
| JPS6060022B2 (ja) * | 1979-04-16 | 1985-12-27 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関制御装置 |
-
1985
- 1985-01-21 JP JP60008817A patent/JP2528630B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61169665A (ja) | 1986-07-31 |
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