JPH0778385B2 - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

内燃機関の失火検出装置

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JPH0778385B2
JPH0778385B2 JP63212882A JP21288288A JPH0778385B2 JP H0778385 B2 JPH0778385 B2 JP H0778385B2 JP 63212882 A JP63212882 A JP 63212882A JP 21288288 A JP21288288 A JP 21288288A JP H0778385 B2 JPH0778385 B2 JP H0778385B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内燃機関の失火検出装置に関し、特に失火
検出を安定的に行う装置に関するものである。
〔従来の技術〕
内燃機関の失火を検出する装置としては例えば特開昭63
−63933号公報に開示されている様に筒内圧を検出して
行うものがある。第10図に上記引用例に開示された装置
のブロック図を、第11図に筒内圧Pの変化の波形を示
す。
第10図において、Aは内燃機関の各気筒の筒内圧を検出
する筒内圧検出手段、Bは内燃機関の回転位置を検出す
る回転位置検出手段、Cは筒内圧検出手段Aによって検
出される筒内圧の燃焼による最大値Pmaxを検出する最大
値検出手段、Dは該手段によって最大値Pmaxが検出され
た時に回転位置検出手段Bによって検出される回転位置
θPmaxを検出する筒内圧最大回転位置検出手段、Eはこ
れらによって検出された筒内圧の最大値Pmaxとその検出
時の回転位置θPmaxの値から失火を判定する失火判定手
段である。
この従来装置は、筒内圧の最大値とその時のクランク角
度より失火判定を行うものである。より具体的に説明す
ると、第11図のTDC以降の40゜間で1゜毎に筒内圧をデ
ィジタル値に変換(A−D変換)し、RAMに記憶する。
第11図に示すように通常の燃焼、失火の波形は各々a,b
の様になり、遅い燃焼の場合はcの様になる。第10図の
従来例では、筒内圧最大値の回転位置は第11図で上記a,
b,cの波形に対しそれぞれθabとなる様検出さ
れ、この回転位置がTDC近傍でかつその筒内圧の最大値
が所定値以下の場合に失火と判定される。TDC近傍で
は、θaがあり、θaに対するa,bの筒内圧の
最大検出値をPmaxa,Pmaxbとすると、Pmaxaは上記所定値
を超え、Pmaxbは上記所定値以下となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の内燃機関の失火検出装置は以上のように構成され
ているので、クランク角1゜毎の筒内圧をサンプリング
しなければならず、非常に高速のマイクロコンピュータ
を使用する必要があり、かつ他の制御例えば燃料制御等
も処理時間の都合上同一のマイクロコンピュータでは出
来ないため別なマイクロコンピュータを用意しなければ
ならずシステムが非常に高価になる課題があった。
又、内燃機関が失火検出用の特定の運転領域に瞬時的に
あることを検出して失火検出しても、内燃機関が上記特
定の運転領域からすぐ外れてしまうこともあり、失火を
誤判定する等の課題があった。
又、特開昭62−282237号公報および実開昭62−24070号
に参照されるように、所定運転領域に所定時間あるか否
かに応じて失火検出を有効・無効にする失火検出装置も
提案されているが、過渡状態については全く考慮されて
いないため、過渡状態時に失火を誤検出するおそれがあ
り、やはり安定的な失火検出装置を実現することはでき
ない。
この発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、安価な構成の、しかも失火を正確に判定できる
内燃機関の失火検出装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る内燃機関の失火検出装置は、内燃機関の
運転パラメータより特定の運転領域を判定しかつ所定時
間滞在した場合に失火を判定する失火判定手段を設ける
とともに、失火判定手段は、内燃機関の運転領域が過渡
状態にないと判定されたときに失火の検出結果を有効に
するようにしたものである。
〔作 用〕
この発明によれば、内燃機関が過渡状態になく、且つ特
定の運転領域で所定時間運転した後に失火検出の失火判
定を行うため燃焼の安定な領域で失火検出が出来、安価
でかつ誤判定の無いシステムを構成することが出来る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は本発明の一実施例による装置のブロック図で、1は
内燃機関、2は吸気管、3は吸気管2上流部に設置され
吸入空気量に比例した周波数の信号を出力するエアフロ
ーセンサ(以下AFSと称す。)、4は吸気管2に設置さ
れたスロットルバルブ、5はスロットルバルブ4の開度
を検出するスロットル開度センサ(以下、TPSと称
す。)、6は内燃機関1の各気筒毎に設けられたインジ
ェクター、7は内燃機関1の冷却水温を検知する水温セ
ンサである。8は内燃機関1の所定のクランク角度の信
号(以下、SGT信号と称す。)と所定の気筒を識別する
ための信号(以下、SGC信号と称す。)を出力するクラ
ンク角センサ、9a〜9dは各気筒毎に設けられ内燃機関1
の筒内圧を検知する筒内圧センサ(例えば特公昭41−51
54号公報に示されている様なもの)、10は点火コイル11
の出力を内燃機関1に設置されている点火プラグ24a〜2
4dへ配電する配電器である。20は、AFS3、水温センサ
7、TPS5、SGT信号より内燃機関1の運転領域を判定す
る運転領域判定手段、21はクランク角センサ8のSGC,SG
T信号、筒内圧センサ9a〜9dの信号に基づき失火検出を
行う失火検出手段、22は運転領域判定手段20と失火検出
手段21の両出力によりその失火検出結果の有効,無効の
失火判定を行い失火時に失火ランプ23を点灯させる失火
判定手段である。
第2図はこの実施例のより具体的な例を示し、30は、AF
S3、水温センサ7、TPS5、筒内圧センサ9a〜9d、および
クランク角センサ8の各出力信号を入力とし、内燃機関
1の失火を検出し、失火ランプ23のON・OFFを制御する
制御装置であり、この装置は第1図の運転領域判定手段
20〜失火判定手段22等に相当し、第5図〜第8図のフロ
ーをプログラムで格納しているROM48、RAM49等を有する
マイクロコンピュータ(以下、CPUと称す。)47等によ
り実現される。AFS3の出力は比較器37を介してカウンタ
40及びCPU47の割込入力P1へ入力されるように構成され
ている。水温センサ7とTPS5の出力はインタフェース3
1,32を各々介してマルチプレクサ(以下、MPXと称
す。)38へ入力され、MPX38はCPU47出力P2により水温セ
ンサ7、TPS5のいずれかの出力信号を選択しA−D変換
器(以下、ADCと称す。)41へ出力し、このA−D変換
結果はCPU47へ入力される。筒内圧センサ9a〜9dの出力
はインタフェース33〜36を各々介してMPX39へ入力さ
れ、MPX39はCPU47出力P3により筒内圧センサ9a〜9dの出
力のいずれかを選択しADC42へ入力し、その結果をCPU47
へ入力する。クランク角センサ8より出力されるSGT信
号,SGC信号の内SGT信号は比較器43を介してCPU47の割込
入力P4及びカウンタ45を介してCPU47へ入力され、同じ
くSGC信号は比較器44を介してCPU47入力P5へ入力され
る。タイマー46は一定時間毎の割込信号をCPU47の割込
端子P6へ発生する。CPU47はドライバー52を介して失火
ランプ23を駆動し、タイマー50とドライバー51を介して
気筒数分のインジェクター6を演算により求めた所定時
間駆動する。
次に上記構成の装置の動作を説明する。AFS3の出力パル
ス周期はカウンタ40により測定され、CPU47はAFS3の出
力パルス毎に第6図の割込処理を行い、このパルス数を
積算すると共にその周期を測定する。水温センサ7、TP
S5の出力は所定時間毎にディジタル値に変換されてCPU4
7に取り込まれる。筒内圧センサ9a〜9dの出力は所定ク
ランク角毎に内燃機関1の爆発行程の気筒のみディジタ
ル値に変換されCPU47に取り込まれる。CPU47は上記SGT
信号の立上り毎(所定のクランク角)に第7図の割込処
理を行い、上記SGT信号間の周期をカウンタ45により検
出し、又上記SGT信号の立下り毎(所定のクランク角)
に第8図の割込処理を行い、上記SGC信号の出力を基準
にして爆発行程にある気筒を判定して筒内圧を検知し、
そのレベルを判定する。ここで、クランク角センサ8の
SGT信号は第3図に示す様な波形で、その信号の立下り
が筒内圧のサンプリングに対応したタイミングに設定さ
れているものとする。但し、第3図中、aは通常の燃焼
時、bは失火時の各筒内圧Pの変化を示している。CPU4
7はAFS3の出力信号とクランク角センサ8のSGT信号より
内燃機関1の負荷と回転数Neを検出し、第4図の様に回
転数NeがN1とN2の間で且つ負荷がA1とA2の間にある運転
領域(斜線部)を判定し、この運転領域に所定時間滞在
しかつ爆発行程にある気筒の上記筒内圧が所定レベル以
下の時にランプ23を点灯する。また、CPU47は、内燃機
関1の燃料量を演算し、インジェクターの駆動時間を演
算し、この演算結果に従って、タイマー50及びドライバ
ー51を介してインジェクター6を駆動する。
更にCPU47の動作を第5図〜第8図のフローチャートに
従って説明する。
第5図はCPU47のメインプログラムを示すものである。
先ず、CPU47にリセット信号が入力されると、ステップ1
01でCPU47内のRAM49,入出力ポート等をイニシャライズ
し、ステップ102で水温センサ7の出力をADC41によりA
−D変換し、その結果をRAM49へWTとして記憶する。ス
テップ103でTPS5をADC41によりA−D変換し、その結果
をRAM49へTPとして記憶する。ステップ104で、後述する
クランク角センサ8のSGT信号周期TRより30/TRの計算を
行い内燃機関1の回転数Neを計算し、RAM49に格納す
る。ステップ105では、水温WTが80℃以上と判定し、ス
テップ106で前回のスロットル開度TPと今回のスロット
ル開度TPの偏差の絶対値|ΔTP|が所定値α以下(スロ
ットル開度TPの変化が少ない)即ち過渡状態でないと判
定し、ステップ107で回転数NeがN1とN2の範囲内と判定
し、ステップ108で後述する負荷データANがA1とA2の範
囲内と判定すればステップ109で失火判定を行うための
フラグF1をセットする。ステップ105〜108のいずれか1
つの条件を満足しない場合はステップ110でフラグF1を
リセットする。
ステップ111でフラグF1がセットされていると判定し、
ステップ113でRAM49内に設けられ図示しないタイマール
ーチンで所定時間毎に減算されるタイマーT1が0で、ス
テップ114で失火フラグF2(1),F2(2),F2(3),F2
(4)(F2(n)のnは気筒No.を示す)のいずれかが
セットされている場合はステップ115にて失火ランプ23
を点灯する。
一方、ステップ111でフラグF1がリセットされていると
判定した場合は、ステップ112でタイマーT1へ時間t1
設定し、ステップ116で失火ランプ23を消灯する。又、
ステップ113でタイマーT1が0でないと判定するか、ス
テップ114で失火フラグF2(1)〜F2(4)が全てリセ
ットされている場合は上記と同様にステップ116で失火
ランプ23を消灯する。ステップ115又は同116の処理後は
ステップ102より再び上記の処理を行う。
第6図は割込入力P1、つまりAFS3の出力信号に対する割
込処理を示す。ステップ201でAFS3の出力パルス周期を
カウンタ40の出力TFで検出し、カウンタ40をクリヤし
て、このTFをステップ202でRAM49にTAとして記憶する。
ステップ203で積算パルスデータPRに残りパルスデータP
Dを加算し、新しい積算パルスデータPRとする。ステッ
プ204で残りパルスデータPDへ156を設定し、割込処理を
終了する。
第7図はクランク角センサ8のSGT信号の立上りエッジ
でCPU47の割込入力P4に割込信号が発生した場合の割込
処理を示す。
ステップ301で、クランク角センサ8のSGT信号の立上り
間の周期をカウンタ45より読み込み周期TRとしてRAM49
に記憶し、カウンタ45をクリヤする。ステップ302で、
その直前AFS3の出力パルスの時刻t01とクランク角セン
サ8の今回の割込時刻t02の時間差Δt=t02−t01を計
算し、これを周期TSとする。ステップ303で、156×TS/T
Aの計算より上記時間差ΔtをAFS3の出力パルスデータ
ΔPに変換する。つまり、前回のAFS3の出力パルス周期
と今回のAFS3の出力パルス周期が同一と仮定して上記パ
ルスデータΔPを計算する。ステップ304で上記パルス
データΔPが156以下ならばステップ306へ、そうでなけ
ればステップ305でΔPを156にクリップする。ステップ
306で残りパルスデータPDからパルスデータΔPを減算
し、新しい残りパルスデータPDとする。ステップ307
で、残りパルスデータが正であればステップ310へ、そ
うでなければ上記パルスデータΔPの計算値がAFS3の出
力パルスよりも大きすぎるので、ステップ308で上記パ
ルスデータΔPをPDと同じにし、ステップ309で残りパ
ルスデータPDをゼロにする。ステップ310で、積算パル
スデータPRにパルスデータΔPを加算し、新しい積算パ
ルスデータPRとする。このデータPRが、今回のクランク
角センサ8のSGT信号の立上り間にAFS3が出力したと考
えられるパルス数に相当する。ステップ311で、クラン
ク角センサ8のSGT信号の前回の立上り時に計算された
負荷データANと上記積算パルスデータPRよりk1・AN+k2
・PRの計算を行い、この結果を今回の新しい負荷データ
ANとして更新する。ステップ312で、上記負荷データAN
と駆動時間変換係数K、インジェクター6のムダ時間TD
より駆動時間データTIをTI=AN・K+TDの演算式に従っ
て計算を行い、ステップ313で駆動時間データTIをタイ
マ50に設定し、ステップ314でタイマ50をトリガするこ
とにより上記データTIに応じて、ドライバー51を介して
インジェクター6が4本同時に駆動され、ステップ315
で割込入力P4のレベルを反転しSGT信号の立下りを受付
る様にして割込処理が完了する。
第8図はクランク角センサ8のSGT信号の立下りに対す
る割込処理を示す。
ステップ401で、気筒識別カウンタFCに1を加算し、ス
テップ402でクランク角センサ8からSGC信号が出力され
て第1気筒を示していれば(「H」であれば)ステップ
403で気筒識別カウンタFCをゼロにし、そうでなければ
ステップ404に進む。従って気筒識別カウンタFCは爆発
行程に有る気筒の第1,第3,第4,第2気筒の順に0,1,2,3
の数値となり、これによりどの気筒が爆発行程に有るか
が分かる。ステップ404,406,408で気筒識別カウンタFC
の値をチェックし、FCの0,1,2,0〜2以外のいずれかの
値の判定結果に対応して、MPX39の1,3,4,2の気筒のいず
れかを選択する様ステップ405,407,409,410で処理を行
い、該当する筒内圧センサ9a〜9dのいずれか(爆発行程
にある気筒の筒内圧センサ)を選択する。ステップ411
でその選択した筒内圧センサからの筒内圧のアナログ検
出信号をA−D変換する。ステップ412で、この変換し
た値が所定レベル(失火レベル)を超えていれば、ステ
ップ413で爆発行程にある第1〜第4気筒のいずれかの
気筒に対応した失火フラグF2(1)〜F2(4)のいずれ
かをクリヤし、上記所定レベル以下であればステップ41
4で爆発行程にある第1〜第4気筒のいずれかに対応し
た失火フラグF2(1)〜F2(4)のいずれかをセットす
る。ステップ415で、割込入力P4のレベルを反転し、次
のSGT信号を立上りを受付ける様にして割込処理が完了
する。
第9図は、クランク角センサ8のSGC信号,SGT信号,筒
内圧のA−D変換タイミング,AFS3の出力のタイミング
を(a)〜(d)で各々示したものである。
なお、上記実施例ではステップ105〜同108により所定の
運転領域か否かを判定しているが、それらのステップの
少なくとも1つにより所定の運転領域か否かを判定して
もよい。
又、上記実施例では、所定の運転領域に所定時間滞在
し、失火フラグが設定された場合、直ちに失火を有効と
判定したが、所定期間同一の気筒の失火状態が継続した
場合には失火を有効として失火ランプ23を点灯しても良
い。又、上記の運転領域を内燃機関1の回転数と負荷デ
ータANによりアイドルゾーン近傍を検出することにより
燃焼の一定の状態で失火判定をしても良い。
さらに、スロットル開度の全閉位置をアイドルスイッチ
等で検出して所定の運転領域としてアイドルゾーンとし
ても良い。
〔発明の効果〕
以上の様に、この発明によれば、内燃機関が過渡状態に
ないと判定されたときに内燃機関が特定の運転領域に所
定時間滞在したか否かに応じて検出した失火の有効・無
効の失火判定を行うように構成したので、失火検出を簡
単にできシステムを安価に構成でき、また正確に失火判
定を行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る失火検出装置の構成図、第2図
は失火検出装置の具体例としての一実施例を示す構成
図、第3図はクランク角センサのSGT信号のタイミング
を示す図、第4図は内燃機関の運転ゾーンを示す図、第
5図〜第8図はこの発明の一実施例による内燃機関の失
火検出装置の動作を示すフロー図、第9図は装置各部の
信号のタイミング図、第10図は従来装置の構成を示すブ
ロック図、第11図は筒内圧の波形を示す線図である。 図中、1……内燃機関、3……エアフローセンサ、4…
…スロットルバルブ、5……スロットル開度センサ、6
……インジェクター、7……水温センサ、8……クラン
ク角センサ、9a〜9d……筒内圧センサ、20……運転領域
判定手段、21……失火検出手段、22……失火判定手段、
24a〜24d……点火プラグ、106……過渡状態にないこと
を判定するステップである。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関のパラメータにより前記内燃機関
    の失火を検出する失火検出手段と、 前記内燃機関の運転パラメータにより前記内燃機関が失
    火検出の特定の運転領域にあることを判定する運転領域
    判定手段と、 前記内燃機関が前記特定の運転領域に所定時間あるか否
    かに応じて前記失火検出手段による失火の検出結果を有
    効・無効にする失火判定手段と、 前記内燃機関の運転パラメータの内の一つであるスロッ
    トル開度を検出するスロットル開度検出手段と を備え、 前記失火判定手段は、前記スロットル開度の変化量が所
    定範囲であれば前記内燃機関の運転領域が過渡状態にな
    いと判定して前記失火の検出結果を有効にすることを特
    徴とする内燃機関の失火検出装置。
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