JPH0634135U - リードバルブ - Google Patents
リードバルブInfo
- Publication number
- JPH0634135U JPH0634135U JP8058392U JP8058392U JPH0634135U JP H0634135 U JPH0634135 U JP H0634135U JP 8058392 U JP8058392 U JP 8058392U JP 8058392 U JP8058392 U JP 8058392U JP H0634135 U JPH0634135 U JP H0634135U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reed
- reed valve
- valve body
- opening
- ventilation window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 リードバルブのリードの形状および構成を改
良して、リードの追従性を高め、吸入効率を向上させる
ことを目的とする。 【構成】 二サイクルエンジンのクランク室への吸気系
に用いる、通気用窓2を備えたリードバルブ本体1と、
前記リードバルブ本体1の側面に添着されて前記通気用
窓2を開閉する弾性板材からなるリード3と、前記リー
ドの開度を規制するストッパ4とを有するリードバルブ
において、前記リード3の固定端側に補強材6を設けて
形成したことを特徴とする。
良して、リードの追従性を高め、吸入効率を向上させる
ことを目的とする。 【構成】 二サイクルエンジンのクランク室への吸気系
に用いる、通気用窓2を備えたリードバルブ本体1と、
前記リードバルブ本体1の側面に添着されて前記通気用
窓2を開閉する弾性板材からなるリード3と、前記リー
ドの開度を規制するストッパ4とを有するリードバルブ
において、前記リード3の固定端側に補強材6を設けて
形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、二サイクルエンジンのクランク室への吸気系に用いるリードバルブ に関するものである。
【0002】
これまで、リードバルブはリードバルブ本体の吸気系通路の出口に、リードを サポートする窓枠を設け、平面板から成るリードは平面のこの窓枠に一端を固定 され、他の一端が弾接して開閉し、窓枠のバルブシートによってシールをしてい る。また、リードの開度を規制するために、リードの上側に湾曲したストッパを リードと一緒にリードバルブ本体に固定して設けている。 従って、エンジンが作動する時は、クランク室の圧力変化に対応して、リード は短時間に非常に多くの開閉運動を繰り返し、低速度から高速度までその追従性 を要求されている。特に競技用等に使われる場合は、優れた弾性を持つ樹脂製の ものが用いられている。しかし、従来は樹脂材の構成が均一なので弾性力も常に 一定となり、エンジンの回転速度に対応する十分な追従性が得られなかった。
【0003】
本考案は、上記の点を考慮し、リードバルブのリードの形状および構成を改良 して、リードの追従性を向上させることを目的としたものである。
【0004】
上記課題を解決するために、二サイクルエンジンのクランク室への吸気系に用 いる、通気用窓2を備えたリードバルブ本体1と、前記リードバルブ本体1に添 着されて前記通気用窓2を開閉する弾性板材からなるリード3と、前記リードの 開度を規制するストッパ4とを有するリードバルブにおいて、前記リード3の固 定端側に補強材6を設けて構成したことを特徴とする。
【0005】
このように構成したので、比較的柔らかい自由端に近い部分は主に低速度に作 動し、反対に固定端に近い部分は主に高速度に作動する。故に、従来のリードの 特性をより一層活かし、エンジンの回転数の全域にわたって、リードの追従性を 向上させることができる。
【0006】
以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。 図1(a)は、本考案の一実施例を示す斜視図である。 リード3の固定端側に略1/2から2/3にわたってリードの基礎材質以上の強 度を有する補強材6を入れて成形したものである。また、補強材6は表面に接着 することもできる。 図1(b)は、本考案の一実施例を拡大して示した断面図である。補強材6は カーボン繊維または極細いピアノ線等である。 図2は、従来のリードを拡大して示した断面図である。 この他、リード3の板厚を連続的に増加させたものも考えられる。 図3は、本考案のリード3をリードバルブ本体1に組み立てた作動断面図であ る。
【0007】
本考案に係るリードバルブでは、従来のリードの特性をより一層活かし、エン ジンの回転数の全域にわたって、リードの追従性を高め、燃料ガスの吸入効率を 向上させることができる。
【図1(a)】 本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図1(b)】 本考案の一実施例の拡大断面図であ
る。
る。
【図2】 従来のリードの拡大断面図である。
【図3】 本考案の一実施例を組み立てた作動断面図
1 リードバルブ本体 2 窓 3 リード 4 ストッパ 5 固定ネジ 6 補強材
Claims (1)
- 【請求項1】 二サイクルエンジンのクランク室への吸
気系に用いる、通気用窓2を備えたリードバルブ本体1
と、前記リードバルブ本体1に添着されて前記通気用窓
2を開閉する弾性板材からなるリード3と、前記リード
の開度を規制するストッパ4とを有するリードバルブに
おいて、前記リード3の固定端側に補強材6を設けて構
成したことを特徴とするリードバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8058392U JPH0634135U (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | リードバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8058392U JPH0634135U (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | リードバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634135U true JPH0634135U (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=13722375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8058392U Pending JPH0634135U (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | リードバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634135U (ja) |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP8058392U patent/JPH0634135U/ja active Pending
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