JPH06340248A - 車両用ワイパ駆動装置 - Google Patents
車両用ワイパ駆動装置Info
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- JPH06340248A JPH06340248A JP6108995A JP10899594A JPH06340248A JP H06340248 A JPH06340248 A JP H06340248A JP 6108995 A JP6108995 A JP 6108995A JP 10899594 A JP10899594 A JP 10899594A JP H06340248 A JPH06340248 A JP H06340248A
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- lever
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Abstract
妨げる外力が該ワイパアームに作用したとき、またはワ
イパアームの停止時に上反転位置方向への外力が作用し
たとき、ワイパアームの下反転位置が僅かに上の第2の
下反転位置に切替えられ、その位置に保持され、ワイパ
ブレードの払拭範囲が一定範囲に規制されるワイパ駆動
装置を提供すること。 【構成】 モータのクランク10に連結されたワイパリ
ンク7とワイパアーム3の駆動レバー5との間に設けた
ワイパアームの下反転位置の切替機構部に、ワイパリン
クと駆動レバーとに枢支された中間リンク6を結合し、
駆動レバーを切替えられる2下反転位置に対応する位置
に保持されるストッパ19,20と弾発体15とを設け
た。
Description
ルドワイパの駆動装置に関し、特にワイパブレードの下
反転位置を上下2位置に確実に切替えうると共に、切り
替えられた2位置の位置保持を図りうるワイパ駆動装置
に関する。
界を広くするため、ワイパアームおよびワイパブレード
をフードパネル下に格納するフルコンシールドワイパ装
置が採用されているが、フードパネル下のワイパブレー
ド,ワイパアームの格納部位に雪詰まりが生じた際には
駆動モータに過負荷が作用する不具合があった。これを
解決するため実開昭57ー185661号公報に示され
るごとき構造のものが提案されている。
されるものは、本書図4に示されるごとく、雪詰まり等
のためにワイパブレード1の下方への移動を妨げる外力
が作用した時に、モータの回転力がスプリング6の保持
力を上回り、スプリング6が伸長し、レバー4が回動す
る。このレバーの回動にともなって、レバー4とワイパ
リンク2との連結部3が円弧溝7内を図示下方へとその
端部5まで移動する。その結果、ワイパブレード1の下
反転位置が変更されて払拭されることになる。
転位置が変更された際の位置保持が行われず、ワイパブ
レード1が下反転位置へ戻る度にスプリング6が伸長
し、モータに過負荷をもたらすことになる。
への移動を妨げる外力が作用したとき、またはワイパア
ーム停止時に、手動で上反転位置方向に外力を加えたと
きに、ワイパアームの下反転位置が僅かに立ち上がった
第2の下反転位置に切替えられ、しかもその位置に保持
されると共に、ワイパブレードの払拭範囲を一定範囲に
規制できるワイパ駆動装置を提供することを課題として
いる。
め、本発明では、ワイパアームとワイパブレードとの下
反転位置を、第1の下反転位置と、それより立ち上がっ
た第2の下反転位置とに切替える切替機構部を、駆動モ
ータのクランクに連結されたワイパリンクと、ワイパア
ームを往復動させる駆動レバーとの間に具備する車両用
ワイパ駆動装置の切替機構部に次の構成を具備させた。
枢支された連結部材である中間リンクを具備させた。
する第1位置と、第2の下反転位置に対応する第2位置
とに位置保持するストッパと弾発体とを具備させた。
納位置へとワイパブレードとワイパアームとが下降して
くるときに、ワイパブレードの下降を妨げる外力が作用
すると、この外力の作用にともなって、モータの回転力
が切替機構部へと作用し、弾発体の保持力を上回った時
点で、切替機構部が切替わる。この切替わりにより、中
間リンクがワイパリンクと駆動レバーとの位置関係を変
更し、変更後の位置関係をストッパと弾発体との相互作
用で保持する。
位置との間の切り替えは、ワイパアーム停止中に手操作
でワイパアームに外力を加えて行うこともでき、この場
合は、ワイパアームへの外力が弾発体の保持力を上回っ
た時点で切替機構部が切替わり、下反転位置の切替えが
行われる。
用ワイパ駆動装置の一実施例を説明する。図3におい
て、符号1はフロントウインドシールドガラスであり、
符号2はその表面を払拭するワイパブレードで、ワイパ
アーム3に支持されている。
転位置を示し、符号2bは第1の下反転位置、符号2c
はそれよりも立ち上がった第2の下反転位置をそれぞれ
示している。
イパアーム3の固定される該ワイパアーム3の駆動軸で
ある。駆動軸4は車体に対して定点であり、駆動レバー
5の一端に固着されている。
一端が枢支連結され、中間リンク6の他端はワイパリン
ク7に枢支連結されている。符号8,9はそれぞれその
枢軸である。また、ワイパリンク7はモータのクランク
10と枢支連結されている。
結する枢軸9には、さらに回動レバー11の一端が枢支
されており、回動レバー11の他端は該回動レバー11
の長手方向と交差する向きで配置された切替レバー12
の一端に枢支されている。符号13はその枢軸である。
14で枢支されると共に、その他端は一例としてターン
オーバースプリングで示される弾発体15によって付勢
されている。弾発体15は、この場合、圧縮コイルスプ
リングであり、切替レバー12の他端を枢軸16として
そこから車体に対し定点である回動軸17の方に伸びて
該回動軸17に遊嵌された棒材18に差し込まれてい
る。
た切替レバー12、すなわち駆動レバー5の回動位置を
規制するストッパーであって、ストッパー19はワイパ
アーム3が下方の第1の下反転位置を占める際の駆動レ
バー5の停止位置を規制し、ストッパー20はワイパア
ーム3が上方へ立ち上がった第2の下反転位置を占める
際の駆動レバー5の停止位置を規制する。
は、図1および図2で示されるように2位置間で切替え
可能になる。そして、図1のごとく切替えられると、駆
動軸4、枢軸13間を固定リンクとして駆動レバー5、
回動レバー11および中間リンク6が両てこ機構の運動
を行い、図2のごとく切替えられると、狭まった駆動軸
4、枢軸13間を固定リンクとして両てこ機構の運動を
行うことになる。
定されたワイパアーム3は角度θ1で回動し、ワイパブ
レード2は同角度の払拭角θ1で第1の下反転位置2b
と上反転位置2aとの間のウインドシールドガラス1表
面を払拭することとなるが、図2の状態では角度θ2で
回動し、ワイパブレード2は第1の下反転位置2bより
もやや立ち上がった第2の下反転位置2cと上反転位置
2aとの間を払拭することとなる。
ワイパアーム3およびワイパブレード2は図1に該当す
るときはフードパネル21(図3)下で反転するが、図
2の状態に該当するときは、フードパネル21外で反転
することとなる。
を占めた際の回動レバー11の枢軸13の中心が占める
位置をア、その際の枢軸9の中心が占める位置、すなわ
ち、上死点位置をウ、ワイパアーム3が第2の下反転位
置を占めた際の枢軸13の中心が占める位置をイとする
と、枢軸14の中心は角アウイの2等分線上に設定され
ている。
も回動レバー11の上死点ウの位置は切替えの前後にお
いて変化せず、駆動レバー5の枢軸8の上死点エの位置
にほとんど変化を来さない。従って、ワイパブレード2
の上反転位置2aは、切替レバー12の切替えの如何を
問わず常時一定となる。
はもう一つのワイパアーム3を回転させるための第2の
駆動軸であり、車体に対し定点となっている。
固着され、該レバー23の他端と上記駆動レバー5とは
リンク24を介して枢支連結されている。符号25,2
6はリンク24との接合のための枢軸を示している。
ード2も前記したワイパブレード2と同様な運動をする
ことになる。
にリンクを出して前記中間リンク6等からなる機構と同
一の機構を第2の駆動軸22との間に介在させるように
してもよい。
は通常の降雨時等では図1のごとく切替レバー12を切
替えておく。次いでモータを駆動させると、前述のごと
く払拭角θ1、かつ第1の下反転位置2bによる払拭を
達成できる。
詰まりによる抵抗により駆動レバー5は回わらなくな
り、その枢軸8を支点にワイパリンク7が中間リンク6
をさらに回転させようとするので、回動レバー11は切
替レバー12と反対方向に引張られ、その結果自動的に
切替レバー12が反対側に切り替わることとなり、ワイ
パアーム3は図2のごとく、払拭角θ2、かつ第2の下
反転位置2cによる払拭を達成できる。
の抵抗によらなくても、図2のごとくワイパアーム3に
矢印Bの方向に手操作で回転力を与えることで切替レバ
ー12を反対側に切替えることは可能である。
置を、図1に示される位置に復帰させる操作は、図1に
示されるごとく、ワイパアーム3を矢印A方向に手操作
で回転力を与えることにより行う。この回転力により、
回動レバー11は、切替レバー12の方向に押され、そ
の結果、切替レバー12は図1に示す位置に復帰する。
てきたワイパアームの下降を阻止する外力が作用した場
合、もしくはワイパアーム停止時の手操作による外力が
作用した場合に切替機構部が切替わる。
行われ、切替わった弾発体とストッパとの相互作用で、
ワイパアームの下反転位置が保持され、ワイパブレード
の払拭範囲が一定に保たれる。
切替機構部の説明図である。
ある。
す略示正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ワイパアームとワイパブレードとの下反
転位置を、第1の下反転位置と、それより立ち上がった
第2の下反転位置とに切替える切替機構部を、駆動モー
タのクランクに連結されたワイパリンクと、ワイパアー
ムを往復動させる駆動レバーとの間に具備する車両用ワ
イパ駆動装置において、前記切替機構部には、ワイパリ
ンクと駆動レバーとに枢支された連結部材である中間リ
ンクが具備されると共に、該切替機構部には、また駆動
レバーを第1の下反転位置に対応する第1位置と、第2
の下反転位置に対応する第2位置とに位置保持するスト
ッパと、弾発体とが具備されている車両用ワイパ駆動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6108995A JPH06340248A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 車両用ワイパ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6108995A JPH06340248A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 車両用ワイパ駆動装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61255499A Division JPS63110053A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 車両用ワイパ駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06340248A true JPH06340248A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=14498919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6108995A Pending JPH06340248A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 車両用ワイパ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06340248A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835446B2 (ja) * | 1977-07-20 | 1983-08-02 | 清 斉藤 | 管端接続方法とその接続用可撓性帯長発熱板材 |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP6108995A patent/JPH06340248A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835446B2 (ja) * | 1977-07-20 | 1983-08-02 | 清 斉藤 | 管端接続方法とその接続用可撓性帯長発熱板材 |
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