JPH06340247A - 車両用ワイパ駆動装置 - Google Patents

車両用ワイパ駆動装置

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JPH06340247A
JPH06340247A JP6108994A JP10899494A JPH06340247A JP H06340247 A JPH06340247 A JP H06340247A JP 6108994 A JP6108994 A JP 6108994A JP 10899494 A JP10899494 A JP 10899494A JP H06340247 A JPH06340247 A JP H06340247A
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lever
wiper
drive
shaft
switching
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Soichiro Okudaira
総一郎 奥平
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ワイパアームの下反転位置を上下の2位置に
切り替える切替手段の設置の自由度の大きい車両用ワイ
パ駆動装置を提供すること。 【構成】 ワイパアーム3の駆動軸4が固定されている
駆動レバー5と、モータのクランクに連結されたワイパ
リンク7との間に、駆動レバーに設けられた回動軸13
に枢支された回動レバー11と、回動レバー上の連結軸
9と、駆動レバーの枢軸8とを連結する中間リンク6と
からなる動力伝達部材が設けられ、該部材にはワイパリ
ンクが軸支されていると共に、回動軸の位置を第1の下
反転位置と第2の下反転位置との2位置に対応する2位
置に選択的に切り替える切替手段が回動レバーに結合さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ワイパ駆動装置
に関し、特にワイパアームの下反転位置の切替えが可能
なワイパ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ウインドシールドガラスの下端付
近の雪詰まり時にも、その雪を避けてワイパを払拭作動
させるべく、払拭角度の切替えを可能とした技術が例え
ば実開昭59ー47560号公報で提案されている。
【0003】この実開昭59ー47560号公報には、
ワイパアームの駆動レバーとワイパリンクとの間に第2
のレバーをリンク結合させており、この第2のレバーと
駆動レバーとの角度を変更してビス止めすることで払拭
角度を変更可能とした技術が開示されている。
【0004】しかし、前記公開公報に示される技術は、
払拭角変更のための切替手段(前記公報では固定用ビ
ス)が駆動レバー上に設定されており、切替手段は駆動
レバーと共に往復動することとなり、切替手段が複雑に
なり大型化した際には、大きな設置スペースを要すると
いう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来技術の問
題点に鑑み、本発明は、ワイパアームの下反転位置を上
下の2位置間で切替えるための切替手段の設置に際し、
その設置の自由度を拡大することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、ワイパアームとワイパブレードとの下
反転位置を、第1の下反転位置と、それより立ち上がっ
た第2の下反転位置とに切替える車両用ワイパ駆動装置
を、次に説明する構成とした。
【0007】すなわち、ワイパアームの駆動軸が固定さ
れている駆動レバーと、該駆動レバーにモータの動力を
伝達するワイパリンクとを設けた。
【0008】前記駆動レバーと前記ワイパリンクとの間
には、前記駆動軸とは別の回動軸に枢支された回動レバ
ーと、該回動レバー上の連結軸と前記駆動レバー上の枢
軸とを連結する中間リンクとからなる動力伝達部材を設
けた。
【0009】前記動力伝達部材には、前記ワイパリンク
を軸支させ、前記回動軸の位置を、前記第1の下反転位
置に対応する第1の位置と、前記第2の下反転位置に対
応する第2の位置との2位置に選択的に切替える切替手
段を回動レバーに結合させるという構成とした。
【0010】なお、前記切替手段は、回動軸の位置を、
前記第1の位置と第2の位置との間で選択的に切替える
切替手段であればよく、例えば、電動モータ,電磁コイ
ル等の動力を用いて切替えを行ってもよい。
【0011】
【作用】本発明の構成によると、回動軸の位置を切り替
える切替手段を車体に配置することが可能となり、従来
技術のように切替手段がワイパ作動時に駆動レバーと共
に往復動することがなく、従ってその配置スペースも小
さくて済み、また設置に際し、その位置選択の自由度が
拡大されることとなる。
【0012】
【実施例】図1ないし図3に基づいて本発明に係る車両
用ワイパ駆動装置の一実施例を説明する。図3におい
て、符号1はウインドシールドガラスであり、符号2は
その表面を払拭するワイパブレードで、ワイパアーム3
に支持されている。
【0013】また、符号2aはワイパブレード2の上反
転位置を示し、符号2bは第1の下反転位置、符号2c
はそれよりも立ち上がった第2の下反転位置をそれぞれ
示している。
【0014】図1および図2において、符号4は上記ワ
イパアーム3の固定される該ワイパアーム3の駆動軸で
ある。駆動軸4は車体に対して定点であり、駆動レバー
5の一端に固着されている。
【0015】駆動レバー5と、モータのクランク10に
枢支されているワイパリンク7との間には、モータの駆
動力を駆動レバー5に伝達する動力伝達部材が配置され
ている。
【0016】この動力伝達部材は、回動レバー11と、
回動レバー11上の連結軸9と駆動レバー5上の枢軸8
とを連結する中間リンク6とから構成されており、回動
レバー11は、駆動軸4とは別に配置された回動軸13
に枢支されている。
【0017】図示実施例の場合、中間リンク6と回動レ
バー11とを連結する連結軸9にワイパリンク7が枢支
されており、また回動軸13は回動レバー11の長手方
向と交差する向きで配置された切替レバー12の一端に
設けられている。
【0018】切替レバー12は中間位置が車体に対し軸
14で枢支されると共に、その他端は一例としてターン
オーバースプリングで示される弾発体15によって付勢
されている。弾発体15は、この場合、圧縮コイルスプ
リングであり、切替レバー12の他端を枢軸16として
そこから車体に対し定点である回動軸17の方に伸びて
該回動軸17に遊嵌された棒材18に差し込まれている
る。
【0019】なお、符号19,20は車体側に固定され
た切替レバー12、すなわち駆動レバー5の下反転位置
を規制するストッパーであって、ストッパー19はワイ
パアーム3が下方の第1の下反転位置を占める際の駆動
レバー5の停止位置、すなわち回動軸13の位置を規制
し、ストッパー20はワイパアーム3が上方へ立ち上が
った第2の下反転位置を占める際の駆動レバー5の停止
位置、すなわち回動軸13の位置を規制する。
【0020】このため、切替レバー12、駆動レバー5
は、図1,図2で示されるように2位置間で切替え可能
になる。そして、図1のごとく切替えられると、駆動軸
4、回動軸13間を固定リンクとして駆動レバー5、回
動レバー11および中間リンク6が両てこ機構の運動を
行い、図2のごとく切替えられると、狭まった駆動軸
4、回動軸13間を固定リンクとして両てこ機構の運動
を行うことになる。
【0021】これにより、図1の状態では駆動軸4に固
定されたワイパアーム3は角度θ1で回動し、ワイパブ
レード2は同角度の払拭角θ1で第1の下反転位置2b
と上反転位置2aとの間のウインドシールドガラス1表
面を払拭することとなるが、図2の状態では角度θ2
回動し、ワイパブレード2は第1の下反転位置2bより
もやや立ち上がった第2の下反転位置2cと上反転位置
との間を払拭することとなる。
【0022】従って、ワイパアーム3およびワイパブレ
ード2は図1に該当するときはフードパネル21(図
3)下で反転するが、図2の状態に該当するときは、フ
ードパネル21外で反転することとなる。
【0023】なお、本実施例の場合、ワイパアーム3が
第1の下反転位置を占めた際の回動レバー11の回動軸
13の中心が占める位置をア、その際の連結軸9の中心
が占める位置、すなわち、上死点位置をウ、ワイパアー
ム3が第2の下反転位置を占めた際の回動軸13の中心
が占める位置をイとすると、枢軸14の中心は角アウイ
の2等分線上に設定されている。
【0024】このため、切替レバー12が切替えられて
も回動レバー11の上死点ウの位置は切替えの前後にお
いて変化せず、駆動レバー5の枢軸8の上死点エの位置
にほとんど変化を来さない。従って、ワイパブレード2
の上反転位置2aは、切替レバー12の切替えの如何を
問わず常時一定となる。
【0025】なお、図1ないし図3において、符号22
はもう一つのワイパアーム3を回転させるための第2の
駆動軸であり、車体に対し定点となっている。
【0026】該第2の駆動軸22はレバー23の一端に
固着され、該レバー23の他端と上記駆動レバー5とは
リンク24を介して枢支連結されている。符号25,2
6はリンク24との接合のための枢軸を示している。
【0027】従って、第2の駆動軸22側のワイパブレ
ード2も前記したワイパブレード2と同様な運動をする
ことになる。
【0028】もちろん、モータのクランク10から独立
にリンクを出して前記中間リンク6等からなる機構と同
一の機構を第2の駆動軸22との間に介在させるように
してもよい。
【0029】しかして、上記構成のワイパを使用するに
は通常の降雨時等では図1のごとく切替レバー12を切
替えておく。次いでモータを駆動させると前述のごとく
払拭角θ1、かつ第1の下反転位置2bによる払拭を達
成できる。
【0030】降雪時等の場合はフードパネル21内の積
雪による抵抗により駆動レバー5は回らなくなり、その
枢軸8を支点にワイパリンク7が中間リンク6をさらに
回転させようとするので、回動レバー11は切替レバー
12と反対方向に引張られ、その結果自動的に切替レバ
ー12が反対側に切り替わることとなり、ワイパアーム
3は図2のごとく払拭角θ2で、かつ第2の下反転位置
2cによる払拭を達成できる。
【0031】もちろん、フードパネル21内の積雪によ
る抵抗によらなくても、ワイパアーム3に、図2の矢印
B方向に手操作で回転力を与えることで切替レバー12
を反対側に切替えることが可能である。
【0032】なお、図2に示される切替レバー12の位
置を、図1に示される位置に復帰させる操作は、図1に
示されるごとく、ワイパアーム3を矢印A方向に手操作
で回転力を与えることにより行う。この回転力により、
回動レバー11は、切替レバー12の方向に押され、そ
の結果、切替レバー12は図1に示す位置に復帰する。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、中間リンクに枢支され
た回動レバーの回動軸の位置を切替える構成としたの
で、切替手段の位置を車体側の所望の位置とすることが
でき、配置スペースも小さくて済み、設置に際してその
自由度が拡大する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の下反転位置状態の切替機構部の説明図で
ある。
【図2】第2下反転位置状態の切替機構部の説明図であ
る。
【図3】ウインドシールドガラスとワイパとの関係を示
す略示正面図である。
【符号の説明】 2 ワイパブレード 3 ワイパアーム 4 駆動軸 5 駆動レバー 6 中間リンク 7 ワイパリンク 8 枢軸 9 連結軸 11 回動レバー 12 切替手段の切替レバー 13 回動軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパアームとワイパブレードとの下反
    転位置を、第1の下反転位置と、それより立ち上がった
    第2の下反転位置とに切替える車両用ワイパ駆動装置に
    おいて、ワイパアームの駆動軸が固定されている駆動レ
    バーと、該駆動レバーにモータの動力を伝達するワイパ
    リンクとを備え、前駆駆動レバーと前記ワイパリンクと
    の間には、前記駆動軸とは別の回動軸に枢支された回動
    レバーと、該回動レバー上の連結軸と前記駆動レバー上
    の枢軸とを連結する中間リンクとからなる動力伝達部材
    が設けられ、該動力伝達部材には、前記ワイパリンクが
    軸支されており、前記回動軸の位置を前記第1の下反転
    位置に対応する第1の位置と、前記第2の下反転位置に
    対応する第2の位置との2位置に選択的に切替える切替
    手段が回動レバーに結合されている車両用ワイパ駆動装
    置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57185661U (ja) * 1981-05-20 1982-11-25
JPS5835446U (ja) * 1981-08-31 1983-03-08 株式会社デンソー 車両用ワイパ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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