JPH06340166A - インクジェット用被記録材、この製造方法及びこれに記録するインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット用被記録材、この製造方法及びこれに記録するインクジェット記録装置

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JPH06340166A
JPH06340166A JP6064907A JP6490794A JPH06340166A JP H06340166 A JPH06340166 A JP H06340166A JP 6064907 A JP6064907 A JP 6064907A JP 6490794 A JP6490794 A JP 6490794A JP H06340166 A JPH06340166 A JP H06340166A
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JP
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ink
recording material
transparent
ink absorbing
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Akio Suzuki
章雄 鈴木
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学的に検知される被記録材の種類に応じた
記録モードを選択するインクジェット記録装置に使用さ
れた場合でも、画像劣化を生じることのないインクジェ
ット用被記録材を提供すること。 【構成】 不透明な基体102、103の上層に透明な
インク吸収層104を設けた被記録部と、検知手段の検
知位置に対応して少なくとも透明な被検知部105とを
有することにより、不透明なシートであっても、透明な
OHPシートと同モードで記録ができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット用の被
記録材、この製造方法及びこれに記録するインクジェッ
ト記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置用の被記録材に
は、紙、フィルム、OHPシート等がある。これらの被
記録材には、インクを吸収するためのコート層を設けて
あるのが普通である。例えば、紙としては、シリカ等の
顔料をバインダーの樹脂とともにベース紙に塗工したも
の等がよく知られている。また、OHPシートとして
は、透明PETフィルムにポリビニルアルコール等の吸
水性樹脂を塗工したものが知られている。
【0003】このような被記録材を使用するインクジェ
ット記録装置の構成の一例として、本出願人による特開
平4−250066号公報が挙げられる。
【0004】このような記録装置では、被記録材のイン
ク吸収特性、特にインク吸収速度が重要である。記録ヘ
ッドによって記録された部分はその後、下流側の搬送ロ
ーラではさまれて搬送される。この時、インク吸収が終
了していないと、インクがローラにオフセット(転写)
し、画像が乱れてしまったり、さらには汚れたローラが
後から来る記録シートを汚してしまったりするからであ
る。
【0005】被記録材のインク吸収速度は、一般に、紙
よりもOHPシートの方が遅い。先に述べたように、コ
ート層に顔料を使用する紙では、インクがコート層の微
細孔に入ってゆくため吸収速度はかなり高い。つまり、
OHPシートの方が紙よりもインク吸収特性が一般的に
劣っている。
【0006】しかし、顔料系のコート層は光が散乱して
不透明になるため、OHPシートのコート層に使用する
のは困難である。このため、透明であり、インク吸収性
の良いポリビニルアルコール等の樹脂を塗工してOHP
シートを製造するものが一般的である。しかし、このよ
うな透明吸水性樹脂のインク吸収スピードは顔料系のコ
ート層よりはるかに遅く、濃度の濃い画像を印字した場
合には、印字後数分間は表面に触れることができない。
【0007】このように吸収の遅いOHPシートを搬送
するために、使用するシートの種類を検知して、シート
の搬送方法をかえるものが知られている。
【0008】例えば、記録キャリッジにLEDと受光素
子をとりつけておき、シートが給送されると、印字を開
始する前に、キャリッジが1回走査され、LEDからの
光をシートに当ててその反射光を検知する。プラテンを
反射率の高い反射板にしておけば、紙の時には反射光量
が低く、OHPの時には反射光量が高くなる。
【0009】またプラテンを黒く塗装しておけば、紙の
時には、反射光量が高く、OHPシートの時には反射光
量が低くなる。この差によって被記録材の種類が判別で
きる。
【0010】紙と判定された時には、通常通りの搬送を
行なう。そしてOHPシートと判定されて時には、下流
側の搬送ローラを離間させて印字後のシートの表面に
は、何も接触しないようにし、上流側のローラのみで搬
送を行なう。また、下流側ローラを両端部と中央部とで
分離可能としておき、OHPシートのときには、中央の
ローラのみを離間させ、非画像部にある両端部のローラ
で下流側の搬送を行なうものもある。
【0011】このようにして、吸収の遅い被記録材でも
画像を乱すことなく、搬送することができる。
【0012】また、搬送方法だけでなく、被記録材の種
類に応じて、色処理パラメータや、階調補正曲線を変更
して画像信号を補正したり、記録ヘッドに与える駆動信
号の電圧、パルス幅、パルス波形を変更してインク吐出
量を補正する場合もある。例えば、OHPシートと判断
した場合には、単色面積あたりに印字されるインク量を
減少させるように画像信号や駆動信号を補正する。
【0013】また、発色の違いを補正するように色補正
パラメータを変更する場合もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】一方、インクジェット
記録装置の用途の拡大に伴い、多様な被記録材に対する
需要が増大している。例えば金フィルム、銀フィルム等
はデザイン分野で需要があり、白く光沢のあるフィルム
は銀塩写真に代わる素材としての需要がある。
【0015】これらのフィルムを製造することは簡単で
あり、OHPシートに使用しているコート層を金フィル
ム、銀フィルム、白フィルム等に塗工すればよい。OH
P用のコート層は透明であるため、ベース層の色がその
まま記録シートの色となるからである。
【0016】しかし、このようにして製造したインクジ
ェット用フィルムは、OHPシートと同様にインク吸収
速度が遅いにもかかわらず、不透明であるため、前述し
たような装置では、紙と判定され、下流側の搬送ローラ
でオフセットが生じ、画像が乱れてしまうという欠点が
あった。
【0017】また、画像信号や駆動信号の自動補正も同
じ理由で行なうことができなかった。
【0018】そこで、本発明は上述の問題点を解決する
ためになされたもので、光学的に検知される被記録材の
種類に応じた記録モードを選択するインクジェット記録
装置に使用された場合でも、画像劣化を生じることのな
いインクジェット用被記録材及びこの製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0019】また、本発明は、不透明な基体にインク吸
収特性の劣るインク吸収層を設けた被記録材を使用して
も画像劣化を防止できるインクジェット記録装置を提供
することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
用被記録材は、被記録材の種類を光学的に検知する検知
手段と、この検知手段による検知結果に応じて記録モー
ドを選択する手段を有するインクジェット記録装置に使
用可能なインクジェット用被記録材であって、不透明な
基体と透明なインク吸収層とが積層された被記録部と、
前記検知手段の検知位置に対応した少なくとも透明な被
検知部とを有することを特徴とする。
【0021】また、本発明のインクジェット用被記録材
は、不透明な基体と透明なインク吸収層とが積層された
被記録部と、透明な被検知部とを有することを特徴とす
る。
【0022】更にまた、本発明のインクジェット用被記
録材の製造方法は、透明な基体の一部をマスク部材でマ
スクし、マスクされた前記基体の上に蒸着層を形成し、
形成された蒸着層の上に色素層を形成し、形成された色
素層の上に透明なインク吸収層を形成し、前記マスク部
材を剥離することを特徴とする。
【0023】また、本発明のインクジェット用被記録材
の製造方法は、透明な基体の上に蒸着層、色素層、イン
ク吸収層が積層形成された被記録部を用意し、透明な被
検知部を前記被記録部に接着することを特徴とする。
【0024】更にまた、本発明はインクジェット用被記
録材の製造方法は、透明な基体の一方面にインク吸収層
が積層形成された被記録部を用意し、不透明な色素層を
前記基体の他方面に形成することを特徴とする。
【0025】また、本発明のインクジェット記録装置
は、透明な基体と透明でインク吸収特性の劣るインク吸
収層とが積層された第1被記録材と、インク吸収特性の
優れるインク吸収層を有する第2被記録材と、不透明な
基体と透明でインク吸収特性の劣るインク吸収層とが積
層された第3被記録材とが使用可能で、前記被記録材の
種類を光学的に検知する検知手段と、この検知手段によ
る検知結果に応じて第1、第2の記録モードを選択する
選択手段と、インクを吐出する記録手段を有するインク
ジェット記録装置において、前記記録装置に使用される
前記第3被記録材は、前記検知手段の検知位置に対応し
て少なくとも透明な被検知部を有し、前記選択手段は、
前記第1、第3被記録材が使用されるとき第1の記録モ
ードを選択し、前記第2被記録材が使用されるとき第2
の記録モードを選択することを特徴とする。
【0026】
【作用】上記構成により、不透明な被記録材であって
も、透明なOHPシートのようなインク吸収性の劣る被
記録材と同様の記録モードで記録ができるようになる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。まず、各
実施例に適用可能な装置構成について説明する。
【0028】図2は記録装置の構成斜視説明図、図3は
その断面説明図である。先ず全体構成を説明すると、こ
の装置は読取装置Rと記録装置Pからなる。読取装置R
の構成は、読取手段1が読取キャリッジ2に設けられ、
このキャリッジ2が主走査方向(矢印a方向)へ往復移
動可能に構成されている。また前記キャリッジ2は読取
ユニット3に取り付けられ、該ユニット3が副走査方向
(矢印b方向)へ往復移動可能に構成されている。
【0029】従って、装置上面に取り付けられた原稿台
ガラス4上に原稿面を下にして原稿5を載置すると共
に、カバー6で固定してセットし、図示しない複写スイ
ッチを押すと、キャリッジ2が主走査方向へ移動して一
行分の原稿を読み取り、その情報を信号ケーブル7を介
して図示しない制御系へ伝達する。前記の如くして一行
分の読み取りを終了すると、キャリッジ2をホームポジ
ションに戻すと共に、読取ユニット3が副走査方向へ一
行分移動し、前記と同様にして次行以下の読み取りを行
うものである。
【0030】また記録装置Pの構成は、記録手段8が記
録キャリッジ9に搭載され、該記録手段8の位置へシー
ト搬送手段10によって記録シート11が搬送される如
く構成されている。
【0031】従って、前記読取装置Rからの読取信号が
信号ケーブル7を介して伝達されると、記録シート11
が搬送手段10で矢印c方向へ搬送され、該シート11
が記録位置まで搬送されると、記録キャリッジ9が図2
の矢印d方向へ往復移動すると共に、この移動に同期し
て記録手段8が画信号に応じて駆動し、記録シート11
に画像を記録する。そして一行分の記録が終了すると、
記録シート11を一行分矢印c方向へ搬送して同様に記
録を行い、記録後のシート11を排出トレイ12へ排出
するものである。
【0032】ここで前記読取ユニット3の一部底部は記
録装置Pの最高部よりも低くなるように突出構成され、
該部分に信号ケーブル7の一端が接続固定されている。
【0033】次に、各部の構成を順次具体的に説明す
る。
【0034】(読取手段)読取装置1は原稿5に記載さ
れた情報を光学的に読み取り、電気信号に変換するもの
であり、図3に示すように、光源1aから原稿面に光を
照射し、その反射光をレンズ1bを介してCCD等の光
電変換素子1cへ至らせ、該素子1cで電気信号に変換
し、画信号として記録装置Pへ送出する如く構成してい
る。
【0035】尚、前記光電変換素子1cは基板1dに取
り付けられ、この基板1dに信号ケーブル7の一端が接
続されている。
【0036】(読取キャリッジ)読取キャリッジ2は前
記読取手段1を主走査方向へ移動させるものであり、読
取手段1が取り付けられ、主走査レール2aに対してス
ライド可能に取り付けられている。そして前記レール2
aの両端付近には駆動プーリ2bと従動プーリ2cが取
り付けられており、両プーリ2b、2c間に張設された
タイミングベルト2dが前記読取キャリッジ2に接続さ
れている。更に前記駆動プーリ2bには読取キャリッジ
モーター2eが連結している。
【0037】従って、前記キャリッジモーター2eを正
逆回転すると、キャリッジ2がレール2aにガイドさ
れ、主走査方向へ往復移動する。
【0038】(読取ユニット)読取ユニット3は前記キ
ャリッジ2を副走査方向へ移動させるものであり、前記
主走査レール2a、プーリ2b、2c及びキャリッジモ
ーター2eはこの読取ユニット3に取り付けられてい
る。読取ユニット3は一方端が副走査レール3aにスラ
イド可能に取り付けられ、他端にはガイドローラ3bが
取り付けられ、このローラ3bは装置本体フレーム13
に形成されたガイド部13aに沿って移動可能に構成さ
れている。また前記副走査レール3aの両端付近には駆
動プーリ3cと従動プーリ(図示せず)が取り付けら
れ、両プーリ間にタイミングベルト3dが張設されてい
る。そして前記ベルト3dは読取ユニット3に接続さ
れ、駆動プーリ3cにはユニットモーター3eが連結し
ている。
【0039】従って、前記ユニットモーター3eが正逆
回転すると、読取ユニット3は副走査レール3aに沿っ
て副走査方向(キャリッジ2の移動方向である主走査方
向と直交する方向)へ往復移動するものである。
【0040】(記録手段)記録手段は記録シート11に
インク像を記録するものであり、本実施例ではインクジ
ェット記録方式を用いている。
【0041】インクジェット記録方式は記録用のインク
液を飛翔液滴として吐出噴射させるための液体吐出口
と、該吐出口に連通する液体流路、及びこの液体流路の
一部に設けられ、流路内のインク液を飛翔させるための
吐出エネルギーを与える吐出エネルギー発生手段とを備
えている。そして画信号に応じて前記吐出エネルギー発
生手段を駆動し、インク液滴を吐出して像を記録するも
のである。
【0042】前記吐出エネルギー発生手段としては、例
えばピエゾ素子等の電気機械変換体等の圧力エネルギー
発生手段を用いる方法、レーザー等の電磁波をインク液
に照射吸収させて飛翔液滴を発生させる電磁エネルギー
発生手段を用いる方法、或いは電気熱変換体等の熱エネ
ルギー発生手段を用いる方法等がある。この中で電気熱
変換体等の熱エネルギー発生手段を用いる方式が吐出口
を高密度に配列し得ると共に、記録ヘッドのコンパクト
化も可能であるために好適である。
【0043】インクカートリッジ8aの下端には記録ヘ
ッド8bが取り付けられている。インクカートリッジ8
a内に液体インクを収容して記録ヘッド8bを駆動する
と、読取装置Rからの画信号に応じて電気熱変換体が発
熱し、その発熱に対応して吐出口からインクが下方へ飛
翔する。
【0044】そして、前記記録ヘッド8bの駆動と同期
して記録キャリッジ9を主走査方向(図2の矢印d方
向)へスキャンすると、1スキャンで記録シート11に
対して8.128mm幅の記録が行われるものである。
【0045】(記録キャリッジ)記録キャリッジ9は前
記記録手段8を主走査方向へ往復移動させるためのもの
であり、これは図2に示すように主走査レール9aにス
ライド可能に取り付けられ、この記録キャリッジ9に前
記記録手段8が搭載されている。
【0046】前記主走査レール9aの両端付近には駆動
プーリ9bと従動プーリ(図示せず)が取り付けられて
おり、両プーリ間に張設されたタイミングベルト9cが
前記記録キャリッジ9に接続されている。更に前記駆動
プーリ9bには記録キャリッジモーター9dが連結して
いる。
【0047】従って、前記キャリッジモーター9dを正
逆回転すると、記録キャリッジ9がレール9aにガイド
され、主走査方向へ往復移動するものである。尚、前記
記録ヘッド8bへの電気信号は信号ケーブル14を介し
て伝達され、このケーブル14の一端は図2に示すよう
に、記録キャリッジ9の一部であって、インクカートリ
ッジ8aと略同一高さに形成されたアーム9eに接続さ
れ、他端は記録ユニット15に接続固定されている。
【0048】(シート搬送手段)シート搬送手段10は
記録シート11を搬送するためのものである。その構成
は図3に示すように、装置下部にカセット10aが着脱
可能に取り付けられ、このカセット10a内に記録シー
ト11が複数枚積層収納されている。そしてこの記録シ
ート11はピックアップローラ10b及びカセット10
aの先端に設けられた分離爪10a1によって矢印c方
向へ一枚ずつ分離給送され、記録ヘッド8bに対してシ
ート搬送方向上下流側に配設された搬送ローラ対10
c、10dによって搬送される如く構成されている。
【0049】(回復系ユニット)図4はその回復系ユニ
ットと記録キャリッジとの配設部位および概略構成を説
明するための模式図である。
【0050】回復系ユニットにおいて、キャップユニッ
ト300は記録ヘッド8bを有する複数のインクカート
リッジ8aにそれぞれ対応して設けられたものであり、
記録キャリッジ9の移動に伴って図中左右方向にスライ
ド可能であるとともに、上下方向に昇降可能である。そ
して記録キャリッジ9がホームポジションにあるときに
は、記録ヘッド部8bと接合してこれをキャッピングす
る。また、401、402はブレードであり、記録ヘッ
ド8bの吐出口形成面をワイピングする。
【0051】(実施例1)図1は本発明の実施例1を示
すインクジェット用金色フィルムである。図中100が
金色フィルムで、104はポリビニルアルコールを主成
分とする透明なインク吸収層である。金色フィルム10
0の部分は101、102、103の3層からなり、1
01は厚さ100μmの透明PETフィルム、102は
Alの蒸着層、103は黄色の色素層である。つまり、
蒸着層102、色素層103は不透明な基体である。
【0052】この金色フィルム100の上に厚さ20μ
m程度の透明なインク吸収層104を塗工してある。
【0053】このフィルムの中で105で示してある部
分は透明PET(ポリエチレンテレフタレート)のみで
構成されており、検知部材として機能する。従って、こ
のような金色フィルム100を透明部105の部分が先
頭になるように搬送すれば、印字前のシート種類検知で
OHPシートと判断されるため、下流側の搬送ローラが
除去、離間されるため、印字後、オフセットすることが
ない。
【0054】このようなシートを製作するためには、透
明PETの105の部分をテープ等でマスクしておき、
その上に蒸着層102、色素層103、インク吸収層1
04を積層した後、テープをはがせば良い。
【0055】透明部105の寸法は、通紙する機械の構
成、シーケンスによって決める。例えば、A4サイズ紙
を搬送する際に図8の斜線部で紙種検知を行う機械で
は、透明部を最低23mmの長さにすればよいが、搬送
精度等を考慮して25mm以上にしておくことが望まし
い。
【0056】続いて、実際の動作を、上述の図8及びフ
ローチャートを示す図10を参照して説明する。
【0057】ステップS1でスタートし、記録材を通紙
すると、図8の斜線部の上をキャリッジが通過する位置
まで搬送され、一旦停止する。続いてキャリッジを主走
査しながら、紙種検知を行なう(ステップS2)。検知
の結果OHPシートと判断されたときは(ステップS
3、S4)、下流側の搬送ローラ10dを離間して端部
のみで搬送するとともに、マスキング係数、UCR係
数、階調補正曲線の形状をOHPシート用に設定する
(ステップS5、S6)。これらのパラメータは、使用
するOHPシートの特性によって設計されるが、通常は
色再現性を高めかつ、インクのあふれがないようなイン
ク量になるように設計される。
【0058】また、通常の紙であると判断されたときは
(ステップS3、S7)、下流側の搬送ローラは離間さ
せず、上述した各種画像処理パラメータも使用する紙の
特性に応じて最適に設計されたものに設定される(ステ
ップS5、S6)。その後、ステップS5、S6で記録
モードに応じて設定された搬送モード、画像処理モード
に従って、ステップS8で記録が行なわれ、ステップS
9で終了する。
【0059】(実施例2)続いて第2の実施例を図6を
用いて説明する。図6において、106は透明PETフ
ィルム、107は接着層である。接着層107は特開昭
57−122448号公報に開示されているような、接
着結合の剥離強さが比較的小さいものを用いる。このよ
うにすれば、印字後不用となった透明部分を容易に取除
くことができるというメリットがある。
【0060】(実施例3)図7は第3の実施例である。
第3の実施例は、透明層106の上にも透明インク吸収
層104を設けたものである。
【0061】第1及び第2の実施例では、検知用の透明
層上にはインク吸収層がなかった。キャリッジ上のセン
サーによる検知を行った後、副走査を行なって、インク
吸収層のある場所から印字を始める場合はこれでも良
い。
【0062】しかし、検知を行った後、同じ場所から印
字を始めたり、キャリッジの先頭にセンサーを配置し
て、一回の主走査で検知を行いながら、その後方のヘッ
ドで印字を行う場合には、透明層上にインクがいつまで
も残り、取り扱いにくくなるという欠点があった。
【0063】第3の実施例では、透明PET106の上
にもインク吸収層104があるため、印字後数分間放置
すればインクが吸収され、透明部106を取り除く作業
が容易になるというメリットがある。
【0064】(実施例4)第4の実施例は、記録材をス
イッチバック方式の手ざしで給紙する場合について説明
する。図11,12はこの場合のプリンターの概略斜視
図であり、図13はその動作を説明するフローチャート
である。この方法は通常の排紙口を手ざし給紙口として
使用するものである。
【0065】図11において、まず手ざしスイッチ(図
示せず)をおして、手ざしガイド124を上昇させる。
これは手ざしスイッチとカムなどで機械的に連動させて
行う(図13S−51)。続いて、排紙トレイ12上の
シート材11を排紙ローラ10dにつき当たるようにユ
ーザーが差し込む。マイクロスイッチ130がシートを
検知すると、排紙ローラ10d及び副走査ローラ10c
を所定の回転数だけ逆回転させシートを手ざし台133
上に引き込む(S−52)。回転数は、引き込みが終了
した時点で、図12のようにユーザーからみたシートの
手前端部がローラー10cにはさまれている状態になる
ように設定する。ユーザーからみたシートの手前端部に
は透明部105がくるような向きで給紙する。
【0066】次に、図10と同様のシーケンスで紙種検
知を行う(S−53)。続いて、検知された紙種に応じ
たシーケンスでカセット給紙の場合と同様に印字、排紙
を行う(S−54)。
【0067】この場合、シートの透明部105はユーザ
ーからみて手前側にあり、手ざし時は透明部105のな
い方を排紙ローラにつき当てる。図1、6、7、9から
明らかなように、透明部は他の部分とくらべて厚さが異
なるため、剛度が異なる。また、図6、図7のような場
合は透明部の取り付け精度によって曲がっている場合が
ある。そのような場合にはマイクロスイッチ130によ
るシート検知が失敗したり、先端が排紙ローラ10dに
はさまれなかったりして、ジャムが発生しやすいが、こ
の実施例のような給紙方法では透明部105をつき当て
る必要がないため、給紙が確実におこなえるという利点
がある。また、この方法ではシートの搬送路を完全なス
トレートにすることが可能なため、シートの厚さ、剛度
などが大きく変ってもジャムが発生しにくいという利点
がある。
【0068】以上の各実施例では、金色フィルムを例に
とって説明したが、基材はこれに限らず、金色フィル
ム、白フィルム、布地等、様々なバリエーションが含ま
れる。
【0069】また、層構成も基材とインク吸収層の間に
密着性を向上させるための下地層を入れる等、様々なバ
リエーションが考えられる。従って必ずしも基材とイン
ク吸収層とが接している必要はない。吸収層が基材の少
なくとも上部にあればよい。
【0070】また、透明層の位置は先端のみとは限ら
ず、装置内の検知位置や検知タイミングにより右端部、
後端部等、様々なバリエーションが含まれる。
【0071】例えば、図8で示した位置で検知を行なう
機械の場合には、斜線の部分もしくは、これよりも1〜
2mm広い部分のみを透明にしておけばよい。
【0072】また、このような被記録材を製造する方法
も、前述したような方法に限られるものではない。例え
ば、白フィルム状の被記録材を製造する場合の一例を述
べる。
【0073】図9において、101は透明PET、10
4は透明インク吸収層、120は白色印刷インク層であ
る。すなわち、透明な被記録材の裏面に白色印刷をかけ
ることによって、白フィルム状の被記録材を製造する。
このとき、透明部105だけは白色印刷しないような版
で印刷を行なえば、透明部を有する被記録材がたやすく
製造できる。さらに版をかえれば図8の斜線部のみを透
明にすることも容易にできる。
【0074】また、印刷のかわりに裏面から白フィル
ム、金フィルム、銀フィルム等をラミネートする方法で
もよい。
【0075】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手
段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱
エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式の
記録ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすも
のである。かかる方式によれば記録の高密度化、高精細
化が達成できるからである。
【0076】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、
結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(イン
ク)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の
成長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を
吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動
信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮
が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の
吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動
信号としては、米国特許第4463359号明細書、同
第4345262号明細書に記載されているようなもの
が適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関す
る発明の米国特許第4313124号明細書に記載され
ている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うこと
ができる。
【0077】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの
圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示
する特開昭59−138461号公報に基づいた構成と
しても本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれば
記録を確実に効率よく行うことができるようになるから
である。
【0078】さらに加えて、本発明のインクジェット記
録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器
の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と
組合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファク
シミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
不透明なシートでも透明なOHPシートと同モードで記
録することが可能となるので、画像品位の劣化を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明が適用可能な記録装置の構成斜視図であ
る。
【図3】図2に示す記録装置の断面図である。
【図4】回復系ユニットを示す概略構成図である。
【図5】搬送ローラを示す概略構成図である。
【図6】第2の実施例を示す断面図である。
【図7】第3の実施例を示す断面図である。
【図8】第1の実施例を示す平面図である。
【図9】実施例の他の製造方法を説明する断面図であ
る。
【図10】本発明の記録動作を説明するフローチャート
である。
【図11】第4の実施例を示す断面図である。
【図12】第4の実施例を示す断面図である。
【図13】第4の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
100 金色フィルム 101、106 透明PET層 102 Al蒸着層 103 色素層 104 透明インク吸収層

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録材の種類を光学的に検知する検知
    手段と、この検知手段による検知結果に応じて記録モー
    ドを選択する手段を有するインクジェット記録装置に使
    用可能なインクジェット用被記録材であって、 不透明な基体と透明なインク吸収層とが積層された被記
    録部と、 前記検知手段の検知位置に対応した少なくとも透明な被
    検知部とを有することを特徴とするインクジェット用被
    記録材。
  2. 【請求項2】 前記被検知部は、前記被記録部に剥離可
    能に接着されることを特徴とする請求項1記載のインク
    ジェット用被記録材。
  3. 【請求項3】 前記被検知部は、透明なフィルムである
    ことを特徴とする請求項2記載のインクジェット用被記
    録材。
  4. 【請求項4】 前記被検知部はインク吸収層を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のインクジェット用被記録
    材。
  5. 【請求項5】 前記被記録部は、熱エネルギーを用いて
    吐出されるインクによって記録されることを特徴とする
    請求項1記載のインクジェット用被記録材。
  6. 【請求項6】 前記被記録部は、透明なフィルムに不透
    明な色素層が設けられた不透明な基体に、透明なインク
    吸収層が積層され、 前記被検知部は、前記透明なフィルムが延在してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のインクジェット用被記録
    材。
  7. 【請求項7】 前記被記録部は、透明なフィルムの一方
    面に透明なインク吸収層、他方面に不透明な色素層が積
    層され、 前記被検知部は、前記透明なフィルムと透明なインク吸
    収層が延在してなることを特徴とする請求項1記載のイ
    ンクジェット用被記録材。
  8. 【請求項8】 前記インク吸収層はインク吸収特性が劣
    ることを特徴とする請求項1記載のインクジェット用被
    記録材。
  9. 【請求項9】 不透明な基体と透明なインク吸収層とが
    積層された被記録部と、 透明な被検知部とを有することを特徴とするインクジェ
    ット用被記録材。
  10. 【請求項10】 前記インク吸収層はインク吸収特性が
    劣ることを特徴とする請求項9記載のインクジェット用
    被記録材。
  11. 【請求項11】 透明な基体の一部をマスク部材でマス
    クし、 マスクされた前記基体の上に蒸着層を形成し、 形成された蒸着層の上に色素層を形成し、 形成された色素層の上に透明なインク吸収層を形成し、 前記マスク部材を剥離することを特徴とするインクジェ
    ット用被記録材の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記インク吸収層はインク吸収特性が
    劣ることを特徴とする請求項11記載のインクジェット
    用被記録材の製造方法。
  13. 【請求項13】 透明な基体の上に蒸着層、色素層、イ
    ンク吸収層が積層形成された被記録部を用意し、 透明な被検知部を前記被記録部に接着することを特徴と
    するインクジェット用被記録材の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記インク吸収層はインク吸収特性が
    劣ることを特徴とする請求項13記載のインクジェット
    用被記録材の製造方法。
  15. 【請求項15】 透明な基体の一方面にインク吸収層が
    積層形成された被記録部を用意し、 不透明な色素層を前記基体の他方面に形成することを特
    徴とするインクジェット用被記録材の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記インク吸収層はインク吸収特性が
    劣ることを特徴とする請求項15記載のインクジェット
    用被記録材の製造方法。
  17. 【請求項17】 透明な基体と透明でインク吸収特性の
    劣るインク吸収層とが積層された第1被記録材と、イン
    ク吸収特性の優れるインク吸収層を有する第2被記録材
    と、不透明な基体と透明でインク吸収特性の劣るインク
    吸収層とが積層された第3被記録材とが使用可能で、 前記被記録材の種類を光学的に検知する検知手段と、 この検知手段による検知結果に応じて第1、第2の記録
    モードを選択する選択手段と、 インクを吐出する記録手段を有するインクジェット記録
    装置において、 前記記録装置に使用される前記第3被記録材は、前記検
    知手段の検知位置に対応して少なくとも透明な被検知部
    を有し、 前記選択手段は、前記第1、第3被記録材が使用される
    とき第1の記録モードを選択し、前記第2被記録材が使
    用されるとき第2の記録モードを選択することを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  18. 【請求項18】 前記第1、第3被記録材のインク吸収
    層は、前記第2被記録材のインク吸収層よりもインク吸
    収速度が遅いことを特徴とする請求項17記載のインク
    ジェット記録装置。
  19. 【請求項19】 前記被記録材を搬送する搬送手段を更
    に有し、 前記第1、第2の記録モードは、前記搬送手段による前
    記被記録材の搬送動作が異なることを特徴とする請求項
    17記載のインクジェット記録装置。
  20. 【請求項20】 前記搬送手段は、上流搬送ローラと、
    下流搬送ローラを有し、 前記第1の記録モードは、前記上流搬送ローラでのみ前
    記被記録材を搬送することを特徴とする請求項19記載
    のインクジェット記録装置。
  21. 【請求項21】 前記搬送手段は、両端部搬送ローラ
    と、中央部搬送ローラを有し、 前記第1の記録モードは、前記両端部搬送ローラでのみ
    前記被記録材を搬送することを特徴とする請求項19記
    載のインクジェット記録装置。
  22. 【請求項22】 前記搬送手段は、手差し給送部と、自
    動給送部とを有し、 前記第1の記録モードは、前記手差し給送部によって前
    記被記録材を搬送することを特徴とする請求項19記載
    のインクジェット記録装置。
  23. 【請求項23】 前記搬送手段は、被記録材を排出する
    排出口を有することを特徴とする請求項22記載のイン
    クジェット記録装置。
  24. 【請求項24】 前記手差し給送部は、前記被記録材を
    前記排出口から供給することを特徴とする請求項23記
    載のインクジェット記録装置。
  25. 【請求項25】 前記手差し給送部は、前記排出口から
    供給された前記被記録材を前記記録手段の記録位置まで
    搬送し、その後逆方向に搬送して前記排出口から排出す
    ることを特徴とする請求項24記載のインクジェット記
    録装置。
  26. 【請求項26】 前記記録手段は、熱エネルギーを用い
    てインクを吐出することを特徴とする請求項17記載の
    インクジェット記録装置。
JP6064907A 1993-04-06 1994-04-01 インクジェット用被記録材、この製造方法及びこれに記録するインクジェット記録装置 Withdrawn JPH06340166A (ja)

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