JPH08119516A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH08119516A
JPH08119516A JP6265084A JP26508494A JPH08119516A JP H08119516 A JPH08119516 A JP H08119516A JP 6265084 A JP6265084 A JP 6265084A JP 26508494 A JP26508494 A JP 26508494A JP H08119516 A JPH08119516 A JP H08119516A
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JP
Japan
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recording
recording paper
sheet
cover
paper
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Application number
JP6265084A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Aoki
典之 青木
Yasuhiko Ikeda
靖彦 池田
Hideaki Nagahara
英明 永原
Akio Okubo
明夫 大久保
Shigeyuki Sugiyama
杉山  茂行
Atsushi Saito
篤 斉藤
Masakatsu Yamada
昌克 山田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録途中,記録後のシートの保護することが
可能な記録装置を提供する。 【構成】 画像情報に応じて記録紙Pに画像を形成する
記録ヘッド5と、前記記録ヘッド5に記録紙Pを搬送す
る搬送ローラ4と、記録後の記録紙Pを排出するための
排紙ローラ6と、前記排紙ローラ6により排出される記
録紙Pを積載する排紙スタッカ7と、前記排紙スタッカ
7を覆う記録紙引き抜き上カバー9,記録紙引き抜き手
前カバー10と、前記記録紙引き抜き上カバー9,記録紙
引き抜き手前カバー10を待機位置とカバー位置との間を
往復移動させる移動手段Dと、記録後の記録紙Pを排出
終了を検知するフォトセンサ8と、前記フォトセンサ8
の検知信号に応じて、前記移動手段Dの駆動を制御する
制御部24と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,ファクシミリ
等に装備される記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリに装備される記録装
置について図9を参照して説明する。記録紙Pはカセッ
ト51に複数枚積み重ねて収納されており、給紙ローラ52
によって1枚ずつ繰り出され、搬送ローラ53へと送り出
され、更に記録部Bへと搬送される。上記記録部Bは例
えば電子写真方式やインクジェット方式等で、記録紙P
の図中上面にトナーやインクによって画像を記録する。
画像記録後の記録紙Pは記録部Bの下流側に配置された
排紙ローラ対54によって下ガイド55に沿って排出部へ搬
送され、排出ローラ56,排出コロ57により排出積載部で
ある排紙スタッカ58上へ排出され、積載される。
【0003】上記排出ローラ56はゴム等の摩擦係数の高
い材質のローラであり、上記排出コロ57はプラスチック
等の材質のコロであり、図示しないバネ等により排出ロ
ーラ56に押圧されている。また、図9に示すように、排
紙ローラ対54は装置本体の内側に配置されているため、
画像形成された記録紙Pを排紙スタッカ58へ排出するた
めには、排紙ローラ対54から所定距離離れた位置に排出
ローラ56を設け、排紙スタッカ58上に積載された記録紙
Pを確認できるようにしている。
【0004】ここで、紙,OHP用シート等の記録媒体
に対して記録を行なう記録装置は種々提案されている
が、この中でもインクジェット記録装置は、記録ヘッド
から記録紙Pに直接インクを噴射するもので、ランニン
グコストが安く、記録動作が静かである等の利点を有す
る記録装置として注目されている。
【0005】上記インクジェット記録装置においてイン
ク量が低下したことの検知手段としては、記録紙の後端
部に黒マークを記録し、このマークの有無を検知する黒
マークセンサによりインク無しを検知する技術が提案さ
れている。この技術は記録ヘッドに特別な部品を付加す
ることなくインク無しを検知することができるの有効な
手段である。
【0006】一方、上記インクジェット記録装置におい
ては、インクが乾燥するのに若干の時間を必要とするた
め、記録ヘッドで記録を行なう部分から排出部までの紙
搬送路を意図的に長くして、記録紙上のインクが乾燥し
てから排出されように構成されている。しかし、この場
合記録された記録紙は記録面をローラ等で挟持できない
ので搬送が不安定になりがちなため、通常記録紙が確実
に通過したことを検知するジャムセンサを設けることに
よって、記録紙搬送の信頼性を確保していた。
【0007】そこで、黒マークの記録位置を記録紙後端
から余白部を設けて記録し、フォトセンサ59の設置場所
を排出ローラ56の軸上に配置し、かつ対向部に黒色部材
を配置し、フォトセンサ59の出力を監視してから次の記
録紙の給紙を開始するなどの記録紙の搬送制御を行なう
ことにより、フォトセンサ59にジャムセンサの機能を付
加していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、排紙スタッカ58上に積載された記録
紙Pを確認できるようにして、黒マークを記録紙Pの後
端部に記録しているため、フォトセンサ59により黒マー
クを検出する前に記録紙Pに触れることができ、記録紙
Pを引き抜くことができるため、記録紙Pの正常検知位
置でフォトセンサ59による検知ができずに誤検知をして
しまうおそれがあった。
【0009】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、記録途中,記録後のシートの保護することが可能
な記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、画像情報に応じてシートに画像を形成する記録手段
と、前記記録手段にシートを搬送する搬送手段と、記録
後のシートを排出するための排出手段と、前記排出手段
により排出されるシートを積載する排出積載手段と、前
記排出積載手段を覆うカバー部材と、前記カバー部材を
待機位置とカバー位置との間を往復移動させる移動手段
と、記録後のシートを排出終了を検知する排出検知手段
と、前記排出検知手段の検知信号に応じて、前記移動手
段の駆動を制御する制御手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0011】また、前記記録手段は前記シートの後端よ
り余白部を持って検知マークを記録し、前記排出検知手
段はシートの光学的濃度を測定する濃度検出手段であ
り、前記制御手段はシートの給送開始に伴い前記カバー
部材をカバー位置まで移動させ、前記濃度検出手段の出
力信号を判断するまでは前記カバー部材をカバー位置で
待機させ、前記濃度検出手段の出力信号を判断した後、
前記カバー部材を待機位置へ移動させるように制御する
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記手段によれば、シートの給送開始に伴い前
記カバー部材をカバー位置まで移動させ、前記濃度検出
手段の出力信号を判断するまでは前記カバー部材をカバ
ー位置で待機させ、前記濃度検出手段の出力信号を判断
した後、前記カバー部材を待機位置へ移動させる。これ
によって、排紙途中のシートに触れることができず、シ
ートを引き抜くことができないため、正常な検知位置で
濃度検出手段によるシートの検知ができ、誤検知を防止
できる。
【0013】
【実施例】
〔第1実施例〕以下、前記手段を適用した本発明に係る
記録装置の一実施例について図面を参照して説明する。
尚、本実施例はファクシミリ装置に装備した記録装置を
用いて説明するものとする。図1はファクシミリ装置の
外観構成を示す斜視図、図2はファクシミリ装置の断面
図、図3は記録部の斜視図、図4はファクシミリ装置の
構成を示すブロック図、図5及び図6は引き抜きカバー
の動作シーケンスを示すフローチャートである。
【0014】先ず図1及び図2を参照してファクシミリ
装置の概略構成について説明する。図2において、Aは
原稿を光学的に読み取る読取ユニット、Bはインクジェ
ット記録装置である記録ユニット、Cはシートカセット
とこれに積載された記録紙等のシートを分離して記録ユ
ニットBに供給する給紙ユニットである。
【0015】先ず記録紙Pの流れについて説明すると、
記録紙搬送経路は矢印Gに示す通りである。即ち、給紙
ユニットCの給紙カセット1に積載された記録紙Pは、
給紙ローラ2及び分離爪3によってピックアップされ、
搬送手段としての搬送ローラ4によって記録ユニットB
に送り込まれる。記録ユニットBにおいては、記録手段
としての記録ヘッド5により記録が行なわれ、装置内を
ある程度の距離だけ搬送した後、排出手段としての排紙
ローラ6によって排出積載手段としての排紙スタッカ7
に排出積載される。上記排紙ローラ6の軸上には、濃度
検出手段としてのフォトセンサ8が配置されており、該
フォトセンサ8により記録ヘッド5のインク無しと排紙
ローラ6付近の記録紙ジャム(紙詰まり)を検知するよ
うに構成されている。
【0016】9,10は移動式カバーである記録紙引き抜
き上カバー,記録紙引き抜き手前カバー、11はスライド
板であり、これらは装置本体12に設けたガイド12a,12
bによって支持され、後述する移動手段Dによってほぼ
水平に移動可能に構成されている。上記記録紙引き抜き
手前カバー10は記録紙引き抜き上カバー9に対し回転可
能に連結している。また上記記録紙引き抜き上カバー
9、スライド板11には、ラック9a,11aが夫々形成さ
れている。また、上記移動手段Dは図示しないカバーモ
ータ、該モータに同軸に設けられたピニオン13,14を備
えている。このピニオン13,14はラック9a,11aと噛
み合っており、カバーモータを駆動すると上記記録紙引
き抜き上カバー9、スライド板11は移動するように構成
されている。
【0017】上記カバーモータを駆動することにより、
記録紙引き抜き上カバー9は、装置本体12に設けたガイ
ド12cと、スライド板11はガイド12bと夫々当接するま
で図中右方向へ移動した位置(図1,2中実線位置)
と、ガイド12aと当接するまで図中左方向へ移動したカ
バー位置(図1,2中二点鎖線位置)との間を往復移動
するものである。上記ピニオン13,14の半径を変えるこ
とによって記録紙引き抜き上カバー9の移動速度を、ス
ライド板11の移動速度より速くすることで、記録紙引き
抜き上カバー9がスライド板11より先に前方に移動し、
記録紙引き抜き手前カバー10がスライド板11より前方に
移動すると、該記録紙引き抜き手前カバー10が下方に垂
れ下がるように構成されている。上記記録紙引き抜き手
前カバー10が下方に垂れ下がった位置は、排紙スタッカ
7に積載された記録紙Pの先端より記録紙搬送方向に対
して前方に位置するように構成されている。
【0018】また、上記カバーモータを上記回転と逆回
転させることにより、記録紙引き抜き手前カバー10はス
ライド板11により支えられて水平になり、記録紙引き抜
き上カバー9及びスライド板11は待機位置に移動する。
【0019】次に、記録ユニットBの記録部の具体的な
構成について図3を参照して説明する。図3において、
本実施例の記録ヘッド5は、インクタンクを内蔵し、イ
ンクが無くなった時に記録ヘッド毎新品と交換し得るカ
ートリッジ式のインクジェット記録ヘッドを搭載してい
る。15は上記記録ヘッド5を精度良く保持しながら、記
録紙Pの搬送方向(副走査方向)と直交する方向、即ち
主走査方向に往復移動させるためのキャリッジであり、
ガイド棒16と突き当て部15aにより摺動自在に保持され
ている。上記キャリッジ15の往復移動は、図示しないモ
ータによって駆動されるプーリ17及びタイミングベルト
18によって行なわれ、この際に記録ヘッド5に与える記
録信号及び電力は、フレキシブルケーブル19によって装
置本体12の電気回路より供給されている。
【0020】また、20はインク受け手段として機能する
キャップであり、上記キャリッジ15が待機する位置(ホ
ームポジション)に対応して設置され、必要に応じて上
下し、上昇時には記録ヘッド5に密着しノズル部を覆っ
てインクの蒸発やごみの付着を防止する。
【0021】本実施例においては、記録ヘッド5とキャ
ップ20とを相対的に対向した位置となうように位置決め
するために、装置本体12に設けられたキャリッジホーム
センサ21と、キャリッジ15に設けられた遮光板15bが用
いられている。上記キャリッジホームセンサ21は透過型
のフォトインタラプタが用いられ、キャリッジ15が移動
して待機位置まで移動した時に、キャリッジホームセン
サ21の一部から照射された光が遮光板15bによってその
透過がさえぎられことを利用して、記録ヘッド5とキャ
ップ20とが相対的に対向した位置にあることを検知する
ものである。
【0022】記録紙Pは図中下側より上方へ給紙され、
搬送ローラ4及び紙ガイド22によって水平方向に曲げら
れて、矢印H方向(副走査方向)に搬送される。搬送ロ
ーラ4及び排紙ローラ6は、夫々図示しない駆動系によ
って駆動され、必要に応じてキャリッジ15の往復移動と
連動して高精度に記録紙Pを副走査方向に搬送する。23
は拍車であり、撥水性の高い材料で作られ、記録紙面と
刃状の円周部のみで記録紙Pに接触する。この拍車23は
上記排紙ローラ6に対向する位置で、図示しない軸受部
材により主走査方向に所定長離間して複数箇所に配置さ
れており、記録直後の記録紙上の未定着画像に接触して
も画像に影響を与えずに記録紙Pをガイドし搬送するよ
うに構成されている。
【0023】フォトセンサ8は、上記排紙ローラ6の軸
上に配置され、記録紙Pに記録された黒マークの有無を
光学的に検知する反射型のフォトインタラプタであり、
記録ヘッド5のインク無しや記録紙ジャムを黒マークの
出力や記録紙Pの白出力から判断できるように構成され
ている。本実施例で用いられるフォトセンサ8は、発光
素子に赤色LED、受光素子にはフォトトランジスタが
用いられ、直径3mmの範囲が白であるか黒であるかが
判別できる。また前記排紙ローラ6は、記録紙Pが無い
場合に黒出力になるようにフォトセンサ8の対向部が黒
色のゴムによって構成されている。
【0024】次に本実施例のファクシミリ装置の電気回
路主要部を図4に示すブロック図を参照して説明する。
図4において、24は記録装置全体を制御するための制御
部でありマイクロプロセッサ等のCPU25、該CPU25
の制御プログラムや各種データを記憶しているROM2
6、及CPU25のワークエリアとして使用され、各種デ
ータを一時的に保存するためのRAM27等を有してい
る。
【0025】次に本実施例におけるインク無し検知とジ
ャム検知のシーケンスを図5に示すフローチャートを参
照して説明する。先ず記録紙Pをピックアップして画像
データを記録した後(ステップS1)、記録紙Pの後端
に黒マークを記録する(ステップS2)。黒マークは単
純黒ベタのドットマトリクスで記録され、記録紙後端と
の間に白出力が判別できるだけの余白部を設けて記録さ
れる。記録紙Pは紙搬送路の最後の部分である排紙ロー
ラ6の軸上に設けられているフォトセンサ8の位置に黒
マークが到達するまで搬送され(ステップS3)、検知
回路を介してフォトセンサ8の出力(白か黒)を、RA
M27に記憶する(ステップS4)。次にに黒マークと記
録紙後端の間の余白部まで記録紙Pを搬送し(ステップ
S5)、この部分のフォトセンサ8の出力(白か黒)を
再びRAM27に記憶する(ステップS6)。更に排紙ス
タッカ7に記録紙Pが積載されるまで記録紙Pを搬送し
て、排紙ローラ6の黒い表面をフォトセンサ8で読ん
で、出力をRAM27に記憶する(ステップS7)。この
後RAM27のデータを参照してデータが黒白黒の順番で
あれば、正常に記録が完了したことが判明するので(ス
テップS8)、この後次の頁が存在するならば、次の紙
のピックアップを開始して、同様の動作を繰り返す(ス
テップS10)。
【0026】上記ステップS8でNOとなった場合に
は、白白黒の順番であれば、インクが無くなったために
黒マークが記録できなかったと判断してインク無しを報
知し、これ以外であれば、何らかの原因で記録紙Pが正
常に搬送されずにジャム又は停留したと判断して記録紙
搬送路を再点検するように報知する(ステップS9)。
【0027】以上で一連の記録動作が終了するが、前述
のようにフォトセンサ8が排紙ローラ6の軸上という紙
搬送路の最後に設けられているため、その上流側(即ち
紙搬送路全体)の搬送異常を検知することができる。こ
のため、フォトセンサ8一つでインク無し検知とジャム
検知の二つの機能を実現することができる。
【0028】次に記録紙引き抜きカバーの動作シーケン
スを図6に示すフローチャートを参照して説明する。先
ず、記録紙をピックアップした後(ステップS21)、
所定量カバーモータを正回転駆動させ、ピニオン13,14
を介して記録紙引き抜き上カバー9、記録紙引き抜き手
前カバー10、スライド板11を記録紙引き抜き手前カバー
10が下に垂れ下がる位置へ移動させる(ステップS2
2)。
【0029】次にフォトセンサ8による黒マーク検知を
行い、検知が終了したならば(ステップS23)、カバ
ーモータを所定量逆回転駆動させ、前記記録紙引き抜き
上カバー9、記録紙引き抜き手前カバー10、スライド板
11を夫々待機位置まで移動させる(ステップS24)。
この後次の頁が存在するならば、次の紙のピックアップ
を開始して、同様の動作を繰り返す(ステップS2
5)。
【0030】本実施例で用いる記録ヘッド5は、インク
ジェット方式の記録ヘッドであり、解像度が360DP
Iであり、64個のノズルを持ち、ノズル内に設けた電
気熱変換素子の発熱によってインク中に生じた膜沸騰の
圧力によってノズル先端の吐出口よりインクを吐出する
ものである。上記記録ヘッドの吐出原理について説明す
ると、この記録ヘッドは一般に微細な液体吐出口(オリ
フィス)、液路及びこの液路の一部に設けられるエネル
ギー作用部と、該作用部にある液体に作用させる液滴形
成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を備え、交
換可能である。
【0031】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0032】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。
【0033】中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段
として用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であ
り、且つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性
の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十
二分に活用出来、長尺化及び面状化(2元化)が容易で
あること等から高密度実装化が容易で、しかも大量生産
に適し、製造コストも安価な記録ヘッドを提供すること
が可能である。
【0034】このようにエネルギー発生手段に電気熱変
換体を用い、半導体製造プロセスを経て製造されたイン
クジェット記録ヘッド5は、一般には各インク吐出口に
対応した液路を設け、該液路毎に各液路を満たす液体に
熱エネルギーを作用させて、対応するインク吐出口から
液体を吐出して飛翔用液滴を形成する手段として電気熱
変換体が設けられ、各液路にはこれらに連通している共
通液室から液体が供給されるように構成されている。
【0035】尚、インク吐出部の製造方法については、
本件出願人は第1の基板上に少なくとも液路を形成する
ための固体層と、少なくとも液路の壁の形成に利用する
活性エネルギー線硬化性材料層と、第2の基板を順次積
層した後、該第2の基板上にマスクを積層し、該マスク
の上方から活性エネルギー線を照射して、活性エネルギ
ー線硬化性材料層の少なくとも液路の壁を構成部分とし
て硬化させ、更に固体層と活性エネルギー線硬化性材料
層の未硬化部分を二つの基板間から除去し、少なくとも
液路を形成する方法を出願した(特開昭62−2534
57号公報参照)。
【0036】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔液滴を形成し、記録
を行なうインクジェット記録装置において優れた効果を
もたらすものである。
【0037】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出来るので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成出来、より好ましい。
【0038】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。尚、前記熱作用面
の温度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行うことが出来る。
【0039】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0040】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことが出来るようになるからである。
【0041】更に、記録装置が記録できる記録媒体の最
大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのような
記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
て、その長さを満たす構成や、一体的に形成された1個
の記録ヘッドとしての構成のいずれでも良い。
【0042】加えて、前述したシリアルタイプのもので
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的
にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録
ヘッドを用いても良い。
【0043】また本発明の記録装置の構成として設けら
れる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定できるので好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或いはこれとは別の
加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、記
録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定
した記録を行うために有効である。
【0044】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
【0045】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。このような場合、インクは特開昭54−
56847号公報或いは特開昭60−71260号公報
に記載されるような、多孔質シート凹部又は貫通孔に液
状又は固形物として保持された状態で、電気熱変換体に
対して対向するような形態としてもよい。本実施例にお
いては、上述した各インクに対して最も有効なものは、
前述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0046】上記構成によれば、ユーザーは排紙途中の
記録紙Pに触れることができないため、記録紙Pを引き
抜くことができず、正常の検知位置で記録紙Pの黒マー
クを検知できるので誤検知を防止できる。また、記録紙
の飛び散り、ごみの付着、汚れを防止でき、人目を裂け
る親展効果もある。特に、ファクシミリ装置において
は、記録紙搬送時(受信時)は、無人動作であることが
多いため、効果が顕著である。
【0047】また、記録紙の排出が行なわれない時に
は、装置本体からカバーの出っ張りが無いので、装置の
小型化が可能で、設置スペースが小さくて済む。また、
ユーザーが記録紙を取り出す時にカバーが邪魔にならな
いので、操作性が良い。
【0048】また、移動手段としてラックとピニオンを
用いることにより、カバーの移動精度が高くなり、フォ
トセンサによる検知終了後にカバーを開くので、装置の
信頼性を向上させることができる。
【0049】〔第2実施例〕次に前記記録装置の他例に
ついて図7及び図8を参照して説明する。ファクシミリ
装置の概略構成は前記実施例と同様であるので同一部材
には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下特
徴部分を中心に説明する。
【0050】図7において、移動手段Dは、排紙ローラ
6と同軸上のプーリ28とピニオン13,14と同軸上に設け
られたギヤ29間にはタイミングベルト30が掛けられてい
る。上記ピニオン13,14は上カバー9,スライド板11に
形成されたラック9a,11aと噛み合っており、カバー
モータを駆動すると記録紙引き抜き上カバー9、スライ
ド板11は移動するように構成されている。また、上記ピ
ニオン13,14とモータ軸との接合部には図示しない滑り
クラッチが設けられている。また上記記録紙引き抜き上
カバー9、スライド板11には、ストッパ9b,11bが形
成されている。
【0051】次に記録紙引き抜きカバーの動作シーケン
スを図8に示すフローチャートを参照して説明する。先
ず、記録紙をピックアップした後(ステップS31)、
排紙ローラ6を図示しない駆動系により正回転させる
(ステップS32)。排紙ローラ6の回転はタイミング
ベルト30によりギヤ29に伝達され、ピニオン13,14を介
して記録紙引き抜き上カバー9、記録紙引き抜き手前カ
バー10、スライド板11を記録紙引き抜き手前カバー10が
下に垂れ下がる位置へ移動させる(ステップS33)。
【0052】上記排紙ローラ6は所定量正回転すると、
記録紙引き抜き上カバー9、記録紙引き抜き手前カバー
10、スライド板11は、記録紙引き抜き手前カバー10が下
に垂れ下がる位置に達し、更に排紙ローラ6は正回転を
続けるが、記録紙引き抜き上カバー9のストッパ9b、
スライド板11のストッパ11bが夫々ガイド12aと当接
し、ピニオン13,14とモータ軸とは図示しない滑りクラ
ッチが滑ることで回転伝達は遮断され、記録紙引き抜き
上カバー9、記録紙引き抜き手前カバー10、スライド板
11は、カバー位置を保つ。
【0053】次にフォトセンサ8による黒マーク検知を
行い、検知が終了したならば(ステップS34)、記録
紙Pを排出させ、排紙ローラ6の回転を停止する(ステ
ップS35)。次に排紙ローラ6を図示しない駆動系に
より逆回転させる(ステップS36)。上記排紙ローラ
6の回転はタイミングベルト30によりギヤ29に伝達さ
れ、ピニオン13,14を介して、前記記録紙引き抜き上カ
バー9、記録紙引き抜き手前カバー10、スライド板11を
夫々待機位置方向へ移動させる(ステップS37)。
【0054】上記排紙ローラ6が逆回転すると、記録紙
引き抜き上カバー9、記録紙引き抜き手前カバー10、ス
ライド板11は待機位置に達し、更に排紙ローラ6は逆回
転を続けるが、記録紙引き抜き上カバー9のストッパ9
bはガイド12cと、スライド板11のストッパ11bはガイ
ド12bと夫々当接し、ピニオン13,14とモータ軸とは図
示しない滑りクラッチが滑ることで回転伝達は遮断さ
れ、記録紙引き抜き上カバー9、記録紙引き抜き手前カ
バー10、スライド板11は、待機位置を保つ。この後次の
頁が存在するならば、次の紙のピックアップを開始し
て、同様の動作を繰り返す(ステップS38)。
【0055】上記構成によれば、記録紙引き抜き上カバ
ー9、記録紙引き抜き手前カバー10、スライド板11の移
動に必要な駆動を排紙ローラ6より伝達することによ
り、専用のカバーモータを省略することができ、低コス
ト化に寄与することができる。
【0056】〔第3実施例〕また本発明は上記各実施例
に限定されず、種々の変形実施が可能である。例えば、
記録デューティーが高い場合には、排紙が終了しても記
録紙Pに定着するまでの経過時間を設け、記録紙引き抜
き上カバー9、記録紙引き抜き手前カバー10、スライド
板11をカバー位置から待機位置へ移動させず、予め定め
た定着時間が経過した後、上記記録紙引き抜き上カバー
9、記録紙引き抜き手前カバー10、スライド板11を待機
位置へ移動させる。
【0057】上記構成によれば、ユーザーが未定着の記
録紙Pに触るのを確実に防止できる。
【0058】〔第4実施例〕また、記録紙引き抜きカバ
ー解除ボタンを設け、該カバー解除ボタンを押さない限
りカバーが開かない制御手段を設けるように構成しても
良い。このような構成であれば、他人に出力結果を見せ
ずに、自分が欲しいときに記録紙を取り出すことができ
る。
【0059】尚、インクジェット記録方式を採用した記
録装置の形態としては、ファクシミリ装置の他に、コン
ピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用いら
れるもの、リーダ等と組み合わせた複写装置、の形態を
とるもの等であっても良い。
【0060】
【発明の効果】本発明は前述したように、シートの給送
開始に伴い記録後のシートを前記カバー部材をカバー位
置まで移動させ、前記濃度検出手段の出力信号を判断す
るまでは前記カバー部材をカバー位置で待機させ、前記
濃度検出手段の出力信号を判断した後、前記カバー部材
を待機位置へ移動させる。これによって、排紙途中のシ
ートに触れることができず、シートを引き抜くことがで
きないため、正常な検知位置で濃度検出手段によるシー
トの検知ができ、誤検知を防止できる。また、シートの
飛び散り、ごみの付着、汚れを防止でき、人目を避ける
親展効果もある。特に、ファクシミリ装置においては、
シート搬送時(受信時)は、無人動作であることが多い
ため、有効である。
【0061】また、シートの排出が行なわれない時に
は、装置本体からカバー部材の出っ張りが無いので、装
置の小型化が可能で、設置スペースが小さくて済む。ま
た、ユーザーがシートを取り出す時にカバー部材が邪魔
にならないので、操作性が良い。
【0062】また、移動手段としてラックとピニオンを
用いることにより、カバー部材の移動精度が高くなり、
フォトセンサによる検知終了後にカバーを開くので、装
置の信頼性を向上させることができる。
【0063】また、前記カバー部材は前記排出手段と連
動して往復移動するように構成することによっては、専
用のカバーモータを省略することができ、低コスト化に
寄与することができる。
【0064】また、前記カバー部材をカバー位置から待
機位置へ移動を開始させるまでの時間を画像データに応
じて変化させることによっては、乾燥していないシート
に触れるのを確実に防止できる。
【0065】また、前記カバー部材をカバー位置から待
機位置へ移動を開始させるまでの時間を任意に設定する
入力手段を備えることによっては、他人に出力結果を見
せずに、自分が欲しいときにシートを取り出すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るファクシミリ装置の外観構成
を示す斜視図である。
【図2】ファクシミリ装置の断面図である。
【図3】記録部の斜視図である。
【図4】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】引き抜きカバーの動作シーケンスを示すフロー
チャートである。
【図6】引き抜きカバーの動作シーケンスを示すフロー
チャートである。
【図7】第2実施例に係るファクシミリ装置の断面図で
ある。
【図8】引き抜きカバーの動作シーケンスを示すフロー
チャートである。
【図9】従来のファクシミリ装置の断面図である。
【符号の説明】
A…読取ユニット B…記録ユニット C…給紙ユニット D…移動手段 1…給紙カセット 2…給紙ローラ 3…分離爪 4…搬送ローラ 5…記録ヘッド 6…排紙ローラ 7…排紙スタッカ 8…フォトセンサ 9…記録紙引き抜き上カバー 10…記録紙引き抜き手前カバー 11…スライド板 12…装置本体 13,14…ピニオン 15…キャリッジ 16…ガイド棒 17…プーリ 18…タイミングベルト 19…フレキシブルケーブル 20…キャップ 21…キャリッジホームセンサ 22…紙ガイド 23…拍車 24…制御部 25…CPU 26…ROM 27…RAM 28…プーリ 29…ギヤ 30…タイミングベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 108 C (72)発明者 大久保 明夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 杉山 茂行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 斉藤 篤 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 山田 昌克 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に応じてシートに画像を形成す
    る記録手段と、 前記記録手段にシートを搬送する搬送手段と、 記録後のシートを排出するための排出手段と、 前記排出手段により排出されるシートを積載する排出積
    載手段と、 前記排出積載手段を覆うカバー部材と、 前記カバー部材を待機位置とカバー位置との間を往復移
    動させる移動手段と、 記録後のシートを排出終了を検知する排出検知手段と、 前記排出検知手段の検知信号に応じて、前記移動手段の
    駆動を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は前記シートの後端より余
    白部を持って検知マークを記録し、前記排出検知手段は
    シートの光学的濃度を測定する濃度検出手段であり、 前記制御手段はシートの給送開始に伴い前記カバー部材
    をカバー位置まで移動させ、前記濃度検出手段の出力信
    号を判断するまでは前記カバー部材をカバー位置で待機
    させ、前記濃度検出手段の出力信号を判断した後、前記
    カバー部材を待機位置へ移動させるように制御すること
    を特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記カバー部材をカバ
    ー位置から待機位置へ移動を開始させるまでの時間を画
    像データに応じて変化させることを特徴とする請求項1
    記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材をカバー位置から待機位
    置へ移動を開始させるまでの時間を任意に設定する入力
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記カバー部材は前記排出手段と連動し
    て往復移動することを特徴とする請求項1記載の記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記記録装置は、記録手段が画像情報に
    基づく信号に応じてインクを吐出して記録を行うインク
    ジェット記録方式である請求項1〜請求項5のうち何れ
    か1項記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録装置は、記録手段がインク吐出
    用の熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備え
    ていることを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録装置は、記録手段が前記電気熱
    変換体によって印加される熱エネルギーにより、インク
    に生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させ
    ることを特徴とする請求項7記載の記録装置。
JP6265084A 1994-10-28 1994-10-28 記録装置 Pending JPH08119516A (ja)

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JP6265084A JPH08119516A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102310662A (zh) * 2010-06-30 2012-01-11 精工爱普生株式会社 缓冲部件、输送装置、以及记录装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102310662A (zh) * 2010-06-30 2012-01-11 精工爱普生株式会社 缓冲部件、输送装置、以及记录装置

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