JP2004181842A - ロール紙を用いた記録装置および記録手段 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数枚の画像形成後の長尺な記録シートを省スペースかつ品質よく自動的に収納して、必要時に容易に所望のサイズに切断し、排出を行う機能を有する記録装置および記録手段を提供することである。
【解決手段】設定した印刷の枚数分を連続で記録媒体の切断箇所の目印を形成しながら画像を形成し巻取りローラーに収納する。前記の工程が終了後、記録媒体の切断箇所の目印を検出しながら所望のサイズに記録媒体を切断する。
【選択図】 図1
【解決手段】設定した印刷の枚数分を連続で記録媒体の切断箇所の目印を形成しながら画像を形成し巻取りローラーに収納する。前記の工程が終了後、記録媒体の切断箇所の目印を検出しながら所望のサイズに記録媒体を切断する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール状の記録媒体に記録を行い、カッターで所望のサイズに切断して排紙を行う記録装置、および記録手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙、布、プラスチックシート、OHP用シート等の記録媒体(以下単に記録用紙ともいう)に対して記録を行う記録装置は、種々の記録方式、例えばワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式による記録ヘッドを搭載可能な形態として提案されている。
【0003】
しかし、そのような記録装置の中で、低騒音なノンインパクト記録方式として、記録素子上に配置した吐出口(ノズル)からインクを液滴として吐出させて、記録用紙上に記録を行うインクジェット方式の記録ヘッドを具備した記録装置は、高密度かつ高速な記録動作が可能であることから、情報処理システムの出力手段、例えば複写機、ファクシミリ、電子タイプライター、ワードプロセッサ、ワークステーション等の出力端末としてのプリンタ、あるいはパーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光ディスク装置、ビデオ装置等に具備される、ハンディまたはポータブルプリンタと記録装置および該装置を備えた情報処理システムして利用され、かつ商品化されている。この場合、インクジェット記録装置はこれらの装置特有の機能、使用形態に対応した構成をとる。
【0004】
一般にインクジェット記録装置は、記録手段(記録ヘッド)およびインクタンクをそれぞれ単独または同時に搭載するキャリッジと、記録用紙を搬送する搬送手段と、これらを制御するための制御手段を具備する。そして複数の吐出口からインク滴を吐出させる記録ヘッドを搭載したキャリッジを、記録用紙の搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)に、ステッピングモーターによってシリアルスキャンさせ、一方で非記録時に記録用紙を記録幅に等しい量で、間欠搬送するものである。この記録方式は、記録信号に応じてインクを記録用紙上に吐出させて記録を行うものであり、ランニングコストが安く、静かな記録方式として幅広く用いられている。また、インクを吐出する多数のノズルが副走査方向に一直線に配置された記録ヘッドを用いることにより、記録ヘッドが記録用紙上を一回主走査することで、ノズル数に対応した幅の記録がなされる。そのため、記録動作の高速化を達成することが可能である。
【0005】
上記記録素子、すなわちインクを吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生手段としては、ピエゾ素子等の電気機械変換体を用いたもの、レーザーなどの電磁波を照射して発熱させ、この発熱による作用で液滴を吐出させるもの、あるいは発熱抵抗体を有する電気熱変換素子によって液体を加熱させるものがある。
【0006】
その中でも熱エネルギーを利用して液体を吐出させる方式(いわゆるバブルジェット(登録商標)方式)の記録ヘッドは、上記液体吐出口を高密度に配列することができるために高解像度の記録をおこなうことが可能である。その中でも電気熱変換素子をエネルギー発生手段として用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、かつ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術や、マイクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、高密度の実装化が容易で、製造コストも安価なことから有利である。
【0007】
さらにカラー対応のインクジェット記録装置の場合、複数色の記録ヘッドにより吐出されるインク液滴を重ね合わせることにより、カラー画像を形成する。一般に、カラー記録を行う場合、シアン(C)、マゼンタ(M)、およびイエロー(Y)の3原色またはこれらの3原色にブラック(Bk)を含めた4色に対応する4種類の記録ヘッドおよびインクカートリッジが必要とされる。昨今ではこのような3〜4色の記録ヘッドを搭載し、フルカラーで画像形成できる装置が実用化されている。
【0008】
上記インクジェット記録装置は比較的容易にA0等の大判記録が可能な構成を取ることができるので、画像を読み取るリーダーを持続し原稿を複写するA0判カラー記録対応の記録装置、CAD出力用プリンタ、またプロッター等も製品化されている。
【0009】
このような装置では、通常ロール状に巻かれた記録媒体が用いられ、所望のサイズに記録を行うことができる。画像形成後の記録媒体はカッターを用いて所望のサイズに切断され、副走査方向に搬送することで排紙が行われ、画像形成後の記録媒体はスタッカに収納される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の収納方法の場合、連続して複数枚の記録を行うと画像形成後の記録媒体は少量しかスタッカに収納できず、記録媒体が折れ曲がる、記録媒体の記録面が床に接触して記録画像の品位を低下するといったおそれがあった。そのため、人が記録装置のそばに付き添い面倒をみたり、連続して多くの記録を行うのを控える必要があった。
【0011】
また連続して記録を行う場合に、画像形成後の記録媒体をカッターで切断せずに巻取り装置により巻き取ることで画像形成後の記録媒体の収納する方法がある。しかしながら、画像形成後の記録媒体が巻取り装置に収納された後、ロール状に巻き取られた画像形成後の記録媒体を位置調整を行いながらカッターを用いて所定のサイズに切断しなければならず面倒であった。
【0012】
そこで本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決すること、つまり複数枚の画像形成後の長尺な記録シートを省スペースかつ品質よく自動的に収納して、必要時に容易に所望のサイズに切断し、排出を行う機能を有する記録装置および記録手段を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
ロール状に巻かれた記録媒体を、副走査方向に搬送するための搬送部と、前記記録媒体上に画像形成を行うための記録部と、前記記録媒体に切断位置の基準となる目印を形成する形成部と、前記記録媒体の切断位置の基準となる目印を検出する検出部と、前記記録媒体を巻き取る巻取り部と、前記被記録媒体を切断位置の基準となる目印を基に主走査方向に沿って切断するための切断部とを備えたことを特徴とする記録装置により上記課題を解決する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例1について、図1、図2を参照して、本発明の実施例1のインクジェット方式画像形成装置を説明する。
【0015】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1のインクジェット方式画像形成装置(プロッター1)の概略構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示すインクジェット方式画像形成装置を示す側面図である。
【0016】
なおここでは記録用紙の搬送方向である副操作方向を矢印A、A’、B、B’、D方向というように、位置と順方向と逆方向の区別をして説明を行う。また副走査方向と直交する方向である主操作方向を矢印C方向とする。
【0017】
図3は、本発明のフローを示す。
【0018】
プロッター1は、ロール紙2から引き出された記録媒体4が載置されるプラテン3を備えている。プラテン3には多数の孔が形成され、キャスタ5付きのスタンド6の上部に固定されている。このプラテン3の下に、記録媒体4をプラテン3に吸引する吸引ファンが配置されており、記録媒体4がプラテン3に吸引される。
【0019】
プロッター1の下側には、図2に示すように、矢印A方向に引き出されるロール紙2が給紙ローラー7に配置されている。また、給紙ローラー7の下側には、ロール紙2から引き出されて矢印B方向に排紙されている記録媒体4を巻き取る巻取ローラー8が配置されている。なお、ロール紙2、記録媒体4、及び巻取ローラー8は、図1には示されていない。
【0020】
また、このプラテン3の上方には、プラテン3に対して平行に2本のガイドシャフト9が掛け渡されている。このガイドシャフト9には、モータ(図示せず)とベルト(図示せず)によって矢印C方向に往復動するキャリッジ10がスライド軸受(図示せず)を介して取り付けられている。
【0021】
キャリッジ10には記録ヘッド11が搭載されている。記録ヘッド11は、インクを吐出するインク吐出口が複数形成されたインク吐出面(図示せず)を有する。インク吐出面の前方は、画像が形成される画像形成領域であり、記録媒体4のうち、この画像形成領域に位置する部分にインク吐出口からインクが吐出されて画像が形成される。
【0022】
まず画像を記録するにあたり、ホストコンピュータ(図示せず)から記録を行う画像データと印刷条件を設定する。このときの設定において画像の記録を行う枚数が多いほど本発明の効果は大きくなる。
【0023】
次に記録媒体4に画像を形成するに当っては、ロール紙2から記録媒体4を引き出し、この記録媒体4の先端部を給紙ローラー対12に差し込む。モータ(図示せず)で給紙ローラー対12を回転させて給紙することでプラテン3に記録媒体4を載置する。この載置された記録媒体4を、プラテン3に形成された開口部から外周面の一部を露出したローラーと、記録媒体4を上方から押えるローラーからなる搬送ローラー対13によって挟持し、モータ(図示せず)で搬送ローラー対13を回転させて搬送する。搬送中の記録媒体4を一時的に停止させ、記録媒体4の上方でキャリッジ10を矢印C方向に往復動させ、記録ヘッド11に送信された画像情報を担持する画像信号に基づいてインク吐出口からインクを吐出して、記録媒体4のうち、画像形成領域に位置する部分に1バンド分の画像を形成する。
【0024】
その後、記録紙を1バンド分の幅だけ搬送して停止させ、再び、キャリッジ10を矢印C方向に往復動させながら、画像信号に基づいてインク吐出口からインクを吐出し、記録媒体4のうち、画像形成領域に新たに位置する部分に画像を形成する。このような動作を繰り返すことにより、記録媒体4に画像を形成する。
【0025】
このときに、図4のように画像の形成と同時もしくはその前後に記録ヘッド11により記録媒体4の切断箇所18の基準となる切断目印19の記録を行う。この切断目印19は図4のように画像領域20から離れた記録媒体4の端に位置し、検知しやすく画像品位を低下しないことが好ましい。
【0026】
次に画像形成後の記録媒体4が巻取ローラー8で巻き取られる工程を説明する。画像が形成された記録媒体4は、排紙ガイド14に案内されて垂れ下がってくるので、記録媒体4の先端を巻取ローラー8に固定する。これにより、記録媒体4は矢印D方向に搬送されて巻取ローラー8に巻き取られる。記録媒体4が巻取ローラー8に巻き取られている間、図1に示すように、記録媒体4は多少垂れ下がる。しかし、巻取ローラー8は、記録媒体4が床面に接触しない位置に配置されているので、記録面(インクの付着している面)が床面に接触しない。このため、記録面に形成された画像が乱れることは無い。
【0027】
このようにしてホストコンピュータ(図示せず)から指定した画像の記録を行う枚数だけ、画像形成と切断目印19の形成と画像形成後の記録媒体4の巻取りを連続して繰り返す。
【0028】
次に上記の一連の動作の終了後、画像形成後の記録用紙を所望のサイズで取り出すときは、まず不図示のモータにより伝達手段を介して給紙ローラー7、給紙ローラー対12、搬送ローラー対13および巻取ローラー8が動され、画像形成後の記録媒体4が矢印A’方向、矢印B’方向に搬送され、給紙ローラー7に巻き取られる。つまり画像形成後の記録媒体4が巻取ローラー8から給紙ローラー7へ移動する。
【0029】
給紙ローラー7に巻き取られた画像形成後の記録媒体4を矢印A方向、矢印B方向に搬送しながら、切断目印19を検出部15にて検出することで記録用紙の切断箇所18を判断する。ここ説明を行う検出部15はキャリッジ10上に設置され、反射型フォトセンサを用いる構成になっており、記録媒体4のほぼ全領域にわたり記録媒体4の切断目印19を検知できる。だだし検出部15は切断目印19を検知できればよく、特に上記のものに限定されるものではない。
【0030】
次に検出した切断目印19の位置を基に、記録媒体4の切断箇所18とカッター(図示せず)の位置が一致する箇所まで記録媒体4の搬送を行う。カッターユニット16からカッターをカッター溝17に沿うように引き出し、カッターユニット16をカッター溝17に沿って矢印C方向に往復させて記録媒体4を切断し、矢印B方向に搬送することで、記録媒体4の排出を行う。
【0031】
このとき図8のように検出した切断目印19の位置を基に、切断目印19の前後に記録媒体4の切断箇所18を2箇所設け、カッターにより切断することで、切断目印19を画像形成後の記録媒体4に残さないようにすることも可能である。
【0032】
また画像形成後の記録媒体4の切断の開始は、ホストコンピュータもしくはプロッター1の操作パネルから画像形成後の記録媒体4の切断の開始の命令を行えるようにするのが望ましい。
【0033】
上記カッターによる切断を、画像の記録を指定した枚数つまり画像形成時に巻取りローラーに収納された枚数だけ繰り返すことで、設定した画像形成後の記録媒体4を所望のサイズに切断された状態で連続に得ることができる。
【0034】
画像形成後の記録媒体4の切断を行う排紙時には人が記録装置のそばで付き添ってなければならないが、画像の記録を行うプロセスが無いので早いスループットで画像形成後の記録媒体4の排紙が行われるため、人が長時間にわたり記録装置のそばで束縛されずにすむ。
【0035】
(実施例2)
以下、本発明の実施例2について、図5、図6を参照して、本発明の実施例2のインクジェット方式画像形成装置を説明する。
【0036】
図5は、本発明の実施例2のインクジェット方式画像形成装置(プロッター1)の概略構成を示す斜視図であり、図6は、図5に示すインクジェット方式画像形成装置を示す側面図である。
【0037】
本実施例では実施例1とは異なり、記録媒体4の切断箇所18の基準となる切断目印19が画像形成に用いる記録ヘッド11ではなく、切断目印19を専用に記録を行う切断目印形成用の記録ヘッド21により形成される。また切断目印形成用の記録ヘッド21はプラテン3に図6のように埋めこめられて配置され、記録媒体4の記録面の裏面に切断目印19を形成する。このとき切断目印形成用の記録ヘッド21は、メンテナンスのし易さや記録媒体4の適用範囲が広いことから熱転写方式の記録ヘッド等が好ましいが特に前記のものに限定されるものではない。
【0038】
また、切断目印19が記録媒体4の記録面の裏面に形成されることから、切断目印19の検出を行う検出部15は切断目印形成用の記録ヘッド21と同様にプラテン3に図6のように埋めこめられて配置される。
【0039】
このとき切断目印形成用の記録ヘッド21と検出部15を図5のように副操作方向に同一直線上に配置をすることで、切断目印形成用の記録ヘッド21または検出部15に移動機構を用いる必要がなくなるため、コストを抑え、信頼性よく、切断目印19の検出を行うことができる。
【0040】
また、切断目印形成用の記録ヘッド21で記録媒体4の記録面の裏面に印刷日付や印刷者、印刷する画像内容等の印刷情報22の形成もできる。前記印刷情報22は記録媒体4の記録面の裏面に形成されるので、画像品位に影響を与えない。
【0041】
(実施例3)
以下、本発明の実施例3について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施例3を、図1、図2を参照して、本発明の実施例3のインクジェット方式画像形成装置を説明する。
【0042】
本実施例では実施例1とは異なり、記録媒体4の切断箇所18の基準となる切断目印19がカッターにより形成される。カッターによる切断目印19は、画像形成後の記録媒体4が巻取ローラー8に巻き取られるときに紙詰まり等の問題がおこらないように小さい切れ込みであることが好ましい。
【0043】
カッターによる切断目印19の検出は、透過型や反射型の光学系を用いた検出装置や接触式の検出装置などで行うことができる。
【0044】
その他の構成は実施例1と同様で、発明の効果も実施例1と同様に得ることができる。
【0045】
【発明の効果】
長尺な記録シートを省スペースかつ品質よく収納して、必要時に容易に所望のサイズに切断し記録媒体の排出を行うことができることで、容易かつ人が長時間にわたり記録装置のそばで束縛されることなく、品質のよい画像形成された記録媒体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のインクジェット方式画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例1のインクジェット方式画像形成装置の概略構成を示す側面図である。
【図3】本発明のフローである。
【図4】本発明の実施例1の切断箇所の基準となる切断目印の1形態を示す略式図であり、記録媒体の記録面側から見た図である。
【図5】本発明の実施例2のインクジェット方式画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例2のインクジェット方式画像形成装置の概略構成を示す側面図である。
【図7】本発明の実施例2の切断箇所の基準となる切断目印の1形態を示す略式図であり、記録媒体の記録面の裏面側から見た図である。
【図8】本発明の実施例1の1つの切断目印が複数の切断箇所を意味するときの切断箇所の基準となる切断目印の1形態を示す略式図であり、記録媒体の記録面側から見た図である。
【符号の説明】
1 プロッター
2 ロール紙
3 プラテン
4 記録媒体
5 キャスタ
6 スタンド
7 給紙ローラー
8 巻取ローラー
9 ガイドシャフト
10 キャリッジ
11 記録ヘッド
12 給紙ローラー対
13 搬送ローラー対
14 排紙ガイド
15 検出部
16 カッターユニット
17 カッター溝
18 切断箇所
19 切断目印
20 画像領域
21 切断目印形成用の記録ヘッド
22 印刷情報
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール状の記録媒体に記録を行い、カッターで所望のサイズに切断して排紙を行う記録装置、および記録手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙、布、プラスチックシート、OHP用シート等の記録媒体(以下単に記録用紙ともいう)に対して記録を行う記録装置は、種々の記録方式、例えばワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式による記録ヘッドを搭載可能な形態として提案されている。
【0003】
しかし、そのような記録装置の中で、低騒音なノンインパクト記録方式として、記録素子上に配置した吐出口(ノズル)からインクを液滴として吐出させて、記録用紙上に記録を行うインクジェット方式の記録ヘッドを具備した記録装置は、高密度かつ高速な記録動作が可能であることから、情報処理システムの出力手段、例えば複写機、ファクシミリ、電子タイプライター、ワードプロセッサ、ワークステーション等の出力端末としてのプリンタ、あるいはパーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光ディスク装置、ビデオ装置等に具備される、ハンディまたはポータブルプリンタと記録装置および該装置を備えた情報処理システムして利用され、かつ商品化されている。この場合、インクジェット記録装置はこれらの装置特有の機能、使用形態に対応した構成をとる。
【0004】
一般にインクジェット記録装置は、記録手段(記録ヘッド)およびインクタンクをそれぞれ単独または同時に搭載するキャリッジと、記録用紙を搬送する搬送手段と、これらを制御するための制御手段を具備する。そして複数の吐出口からインク滴を吐出させる記録ヘッドを搭載したキャリッジを、記録用紙の搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)に、ステッピングモーターによってシリアルスキャンさせ、一方で非記録時に記録用紙を記録幅に等しい量で、間欠搬送するものである。この記録方式は、記録信号に応じてインクを記録用紙上に吐出させて記録を行うものであり、ランニングコストが安く、静かな記録方式として幅広く用いられている。また、インクを吐出する多数のノズルが副走査方向に一直線に配置された記録ヘッドを用いることにより、記録ヘッドが記録用紙上を一回主走査することで、ノズル数に対応した幅の記録がなされる。そのため、記録動作の高速化を達成することが可能である。
【0005】
上記記録素子、すなわちインクを吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生手段としては、ピエゾ素子等の電気機械変換体を用いたもの、レーザーなどの電磁波を照射して発熱させ、この発熱による作用で液滴を吐出させるもの、あるいは発熱抵抗体を有する電気熱変換素子によって液体を加熱させるものがある。
【0006】
その中でも熱エネルギーを利用して液体を吐出させる方式(いわゆるバブルジェット(登録商標)方式)の記録ヘッドは、上記液体吐出口を高密度に配列することができるために高解像度の記録をおこなうことが可能である。その中でも電気熱変換素子をエネルギー発生手段として用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、かつ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術や、マイクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、高密度の実装化が容易で、製造コストも安価なことから有利である。
【0007】
さらにカラー対応のインクジェット記録装置の場合、複数色の記録ヘッドにより吐出されるインク液滴を重ね合わせることにより、カラー画像を形成する。一般に、カラー記録を行う場合、シアン(C)、マゼンタ(M)、およびイエロー(Y)の3原色またはこれらの3原色にブラック(Bk)を含めた4色に対応する4種類の記録ヘッドおよびインクカートリッジが必要とされる。昨今ではこのような3〜4色の記録ヘッドを搭載し、フルカラーで画像形成できる装置が実用化されている。
【0008】
上記インクジェット記録装置は比較的容易にA0等の大判記録が可能な構成を取ることができるので、画像を読み取るリーダーを持続し原稿を複写するA0判カラー記録対応の記録装置、CAD出力用プリンタ、またプロッター等も製品化されている。
【0009】
このような装置では、通常ロール状に巻かれた記録媒体が用いられ、所望のサイズに記録を行うことができる。画像形成後の記録媒体はカッターを用いて所望のサイズに切断され、副走査方向に搬送することで排紙が行われ、画像形成後の記録媒体はスタッカに収納される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の収納方法の場合、連続して複数枚の記録を行うと画像形成後の記録媒体は少量しかスタッカに収納できず、記録媒体が折れ曲がる、記録媒体の記録面が床に接触して記録画像の品位を低下するといったおそれがあった。そのため、人が記録装置のそばに付き添い面倒をみたり、連続して多くの記録を行うのを控える必要があった。
【0011】
また連続して記録を行う場合に、画像形成後の記録媒体をカッターで切断せずに巻取り装置により巻き取ることで画像形成後の記録媒体の収納する方法がある。しかしながら、画像形成後の記録媒体が巻取り装置に収納された後、ロール状に巻き取られた画像形成後の記録媒体を位置調整を行いながらカッターを用いて所定のサイズに切断しなければならず面倒であった。
【0012】
そこで本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決すること、つまり複数枚の画像形成後の長尺な記録シートを省スペースかつ品質よく自動的に収納して、必要時に容易に所望のサイズに切断し、排出を行う機能を有する記録装置および記録手段を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
ロール状に巻かれた記録媒体を、副走査方向に搬送するための搬送部と、前記記録媒体上に画像形成を行うための記録部と、前記記録媒体に切断位置の基準となる目印を形成する形成部と、前記記録媒体の切断位置の基準となる目印を検出する検出部と、前記記録媒体を巻き取る巻取り部と、前記被記録媒体を切断位置の基準となる目印を基に主走査方向に沿って切断するための切断部とを備えたことを特徴とする記録装置により上記課題を解決する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例1について、図1、図2を参照して、本発明の実施例1のインクジェット方式画像形成装置を説明する。
【0015】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1のインクジェット方式画像形成装置(プロッター1)の概略構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示すインクジェット方式画像形成装置を示す側面図である。
【0016】
なおここでは記録用紙の搬送方向である副操作方向を矢印A、A’、B、B’、D方向というように、位置と順方向と逆方向の区別をして説明を行う。また副走査方向と直交する方向である主操作方向を矢印C方向とする。
【0017】
図3は、本発明のフローを示す。
【0018】
プロッター1は、ロール紙2から引き出された記録媒体4が載置されるプラテン3を備えている。プラテン3には多数の孔が形成され、キャスタ5付きのスタンド6の上部に固定されている。このプラテン3の下に、記録媒体4をプラテン3に吸引する吸引ファンが配置されており、記録媒体4がプラテン3に吸引される。
【0019】
プロッター1の下側には、図2に示すように、矢印A方向に引き出されるロール紙2が給紙ローラー7に配置されている。また、給紙ローラー7の下側には、ロール紙2から引き出されて矢印B方向に排紙されている記録媒体4を巻き取る巻取ローラー8が配置されている。なお、ロール紙2、記録媒体4、及び巻取ローラー8は、図1には示されていない。
【0020】
また、このプラテン3の上方には、プラテン3に対して平行に2本のガイドシャフト9が掛け渡されている。このガイドシャフト9には、モータ(図示せず)とベルト(図示せず)によって矢印C方向に往復動するキャリッジ10がスライド軸受(図示せず)を介して取り付けられている。
【0021】
キャリッジ10には記録ヘッド11が搭載されている。記録ヘッド11は、インクを吐出するインク吐出口が複数形成されたインク吐出面(図示せず)を有する。インク吐出面の前方は、画像が形成される画像形成領域であり、記録媒体4のうち、この画像形成領域に位置する部分にインク吐出口からインクが吐出されて画像が形成される。
【0022】
まず画像を記録するにあたり、ホストコンピュータ(図示せず)から記録を行う画像データと印刷条件を設定する。このときの設定において画像の記録を行う枚数が多いほど本発明の効果は大きくなる。
【0023】
次に記録媒体4に画像を形成するに当っては、ロール紙2から記録媒体4を引き出し、この記録媒体4の先端部を給紙ローラー対12に差し込む。モータ(図示せず)で給紙ローラー対12を回転させて給紙することでプラテン3に記録媒体4を載置する。この載置された記録媒体4を、プラテン3に形成された開口部から外周面の一部を露出したローラーと、記録媒体4を上方から押えるローラーからなる搬送ローラー対13によって挟持し、モータ(図示せず)で搬送ローラー対13を回転させて搬送する。搬送中の記録媒体4を一時的に停止させ、記録媒体4の上方でキャリッジ10を矢印C方向に往復動させ、記録ヘッド11に送信された画像情報を担持する画像信号に基づいてインク吐出口からインクを吐出して、記録媒体4のうち、画像形成領域に位置する部分に1バンド分の画像を形成する。
【0024】
その後、記録紙を1バンド分の幅だけ搬送して停止させ、再び、キャリッジ10を矢印C方向に往復動させながら、画像信号に基づいてインク吐出口からインクを吐出し、記録媒体4のうち、画像形成領域に新たに位置する部分に画像を形成する。このような動作を繰り返すことにより、記録媒体4に画像を形成する。
【0025】
このときに、図4のように画像の形成と同時もしくはその前後に記録ヘッド11により記録媒体4の切断箇所18の基準となる切断目印19の記録を行う。この切断目印19は図4のように画像領域20から離れた記録媒体4の端に位置し、検知しやすく画像品位を低下しないことが好ましい。
【0026】
次に画像形成後の記録媒体4が巻取ローラー8で巻き取られる工程を説明する。画像が形成された記録媒体4は、排紙ガイド14に案内されて垂れ下がってくるので、記録媒体4の先端を巻取ローラー8に固定する。これにより、記録媒体4は矢印D方向に搬送されて巻取ローラー8に巻き取られる。記録媒体4が巻取ローラー8に巻き取られている間、図1に示すように、記録媒体4は多少垂れ下がる。しかし、巻取ローラー8は、記録媒体4が床面に接触しない位置に配置されているので、記録面(インクの付着している面)が床面に接触しない。このため、記録面に形成された画像が乱れることは無い。
【0027】
このようにしてホストコンピュータ(図示せず)から指定した画像の記録を行う枚数だけ、画像形成と切断目印19の形成と画像形成後の記録媒体4の巻取りを連続して繰り返す。
【0028】
次に上記の一連の動作の終了後、画像形成後の記録用紙を所望のサイズで取り出すときは、まず不図示のモータにより伝達手段を介して給紙ローラー7、給紙ローラー対12、搬送ローラー対13および巻取ローラー8が動され、画像形成後の記録媒体4が矢印A’方向、矢印B’方向に搬送され、給紙ローラー7に巻き取られる。つまり画像形成後の記録媒体4が巻取ローラー8から給紙ローラー7へ移動する。
【0029】
給紙ローラー7に巻き取られた画像形成後の記録媒体4を矢印A方向、矢印B方向に搬送しながら、切断目印19を検出部15にて検出することで記録用紙の切断箇所18を判断する。ここ説明を行う検出部15はキャリッジ10上に設置され、反射型フォトセンサを用いる構成になっており、記録媒体4のほぼ全領域にわたり記録媒体4の切断目印19を検知できる。だだし検出部15は切断目印19を検知できればよく、特に上記のものに限定されるものではない。
【0030】
次に検出した切断目印19の位置を基に、記録媒体4の切断箇所18とカッター(図示せず)の位置が一致する箇所まで記録媒体4の搬送を行う。カッターユニット16からカッターをカッター溝17に沿うように引き出し、カッターユニット16をカッター溝17に沿って矢印C方向に往復させて記録媒体4を切断し、矢印B方向に搬送することで、記録媒体4の排出を行う。
【0031】
このとき図8のように検出した切断目印19の位置を基に、切断目印19の前後に記録媒体4の切断箇所18を2箇所設け、カッターにより切断することで、切断目印19を画像形成後の記録媒体4に残さないようにすることも可能である。
【0032】
また画像形成後の記録媒体4の切断の開始は、ホストコンピュータもしくはプロッター1の操作パネルから画像形成後の記録媒体4の切断の開始の命令を行えるようにするのが望ましい。
【0033】
上記カッターによる切断を、画像の記録を指定した枚数つまり画像形成時に巻取りローラーに収納された枚数だけ繰り返すことで、設定した画像形成後の記録媒体4を所望のサイズに切断された状態で連続に得ることができる。
【0034】
画像形成後の記録媒体4の切断を行う排紙時には人が記録装置のそばで付き添ってなければならないが、画像の記録を行うプロセスが無いので早いスループットで画像形成後の記録媒体4の排紙が行われるため、人が長時間にわたり記録装置のそばで束縛されずにすむ。
【0035】
(実施例2)
以下、本発明の実施例2について、図5、図6を参照して、本発明の実施例2のインクジェット方式画像形成装置を説明する。
【0036】
図5は、本発明の実施例2のインクジェット方式画像形成装置(プロッター1)の概略構成を示す斜視図であり、図6は、図5に示すインクジェット方式画像形成装置を示す側面図である。
【0037】
本実施例では実施例1とは異なり、記録媒体4の切断箇所18の基準となる切断目印19が画像形成に用いる記録ヘッド11ではなく、切断目印19を専用に記録を行う切断目印形成用の記録ヘッド21により形成される。また切断目印形成用の記録ヘッド21はプラテン3に図6のように埋めこめられて配置され、記録媒体4の記録面の裏面に切断目印19を形成する。このとき切断目印形成用の記録ヘッド21は、メンテナンスのし易さや記録媒体4の適用範囲が広いことから熱転写方式の記録ヘッド等が好ましいが特に前記のものに限定されるものではない。
【0038】
また、切断目印19が記録媒体4の記録面の裏面に形成されることから、切断目印19の検出を行う検出部15は切断目印形成用の記録ヘッド21と同様にプラテン3に図6のように埋めこめられて配置される。
【0039】
このとき切断目印形成用の記録ヘッド21と検出部15を図5のように副操作方向に同一直線上に配置をすることで、切断目印形成用の記録ヘッド21または検出部15に移動機構を用いる必要がなくなるため、コストを抑え、信頼性よく、切断目印19の検出を行うことができる。
【0040】
また、切断目印形成用の記録ヘッド21で記録媒体4の記録面の裏面に印刷日付や印刷者、印刷する画像内容等の印刷情報22の形成もできる。前記印刷情報22は記録媒体4の記録面の裏面に形成されるので、画像品位に影響を与えない。
【0041】
(実施例3)
以下、本発明の実施例3について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施例3を、図1、図2を参照して、本発明の実施例3のインクジェット方式画像形成装置を説明する。
【0042】
本実施例では実施例1とは異なり、記録媒体4の切断箇所18の基準となる切断目印19がカッターにより形成される。カッターによる切断目印19は、画像形成後の記録媒体4が巻取ローラー8に巻き取られるときに紙詰まり等の問題がおこらないように小さい切れ込みであることが好ましい。
【0043】
カッターによる切断目印19の検出は、透過型や反射型の光学系を用いた検出装置や接触式の検出装置などで行うことができる。
【0044】
その他の構成は実施例1と同様で、発明の効果も実施例1と同様に得ることができる。
【0045】
【発明の効果】
長尺な記録シートを省スペースかつ品質よく収納して、必要時に容易に所望のサイズに切断し記録媒体の排出を行うことができることで、容易かつ人が長時間にわたり記録装置のそばで束縛されることなく、品質のよい画像形成された記録媒体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のインクジェット方式画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例1のインクジェット方式画像形成装置の概略構成を示す側面図である。
【図3】本発明のフローである。
【図4】本発明の実施例1の切断箇所の基準となる切断目印の1形態を示す略式図であり、記録媒体の記録面側から見た図である。
【図5】本発明の実施例2のインクジェット方式画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例2のインクジェット方式画像形成装置の概略構成を示す側面図である。
【図7】本発明の実施例2の切断箇所の基準となる切断目印の1形態を示す略式図であり、記録媒体の記録面の裏面側から見た図である。
【図8】本発明の実施例1の1つの切断目印が複数の切断箇所を意味するときの切断箇所の基準となる切断目印の1形態を示す略式図であり、記録媒体の記録面側から見た図である。
【符号の説明】
1 プロッター
2 ロール紙
3 プラテン
4 記録媒体
5 キャスタ
6 スタンド
7 給紙ローラー
8 巻取ローラー
9 ガイドシャフト
10 キャリッジ
11 記録ヘッド
12 給紙ローラー対
13 搬送ローラー対
14 排紙ガイド
15 検出部
16 カッターユニット
17 カッター溝
18 切断箇所
19 切断目印
20 画像領域
21 切断目印形成用の記録ヘッド
22 印刷情報
Claims (14)
- ロール状に巻かれた記録媒体を副走査方向に搬送するための搬送部と、前記記録媒体上に画像形成を行うための記録部と、前記記録媒体に切断位置の基準となる目印を形成する形成部と、前記記録媒体の切断位置の基準となる目印を検出する検出部と、画像形成後の前記記録媒体を巻き取る巻取り部と、前記被記録媒体を切断位置の基準となる目印を基に主走査方向に沿って切断を行う切断部とを備えたことを特徴とする記録装置。
- 前記切断位置の基準となる目印が前記画像形成を行うための記録部で形成されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記切断位置の基準となる目印が前記切断部で形成されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記切断位置の基準となる目印が前記被記録媒体の記録面の裏面で形成される構成であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記切断位置の基準となる目印を形成する記録部が印刷情報を記録する機能を有することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
- 前記切断位置の基準となる目印を形成する記録部と切断位置の基準となる目印の検出を行う検出部が副走査方向に同一直線上に形成されたことを特徴とする請求項4〜5に記載の記録装置。
- 前記被記録媒体の切断の開始する機能を備えた操作部を備えたことを特徴とする請求項1〜6に記載の記録装置。
- ロール状に巻かれた記録媒体を、副走査方向に搬送する工程と、前記記録媒体上に画像形成を行うための工程と、前記記録媒体に切断位置の基準となる目印を形成する工程と、前記記録媒体の切断位置の基準となる目印を検出する工程と、画像形成後の前記記録媒体を巻き取る工程と、前記被記録媒体を切断位置の基準となる目印を基に主走査方向に沿って切断する工程を備えたことを特徴とする記録方法。
- 前記被記録媒体に切断位置の基準となる目印を形成する工程が、前記被記録媒体上に画像形成を行う記録部において行われることを特徴とする請求項8に記載の記録方法。
- 前記被記録媒体に切断位置の基準となる目印を形成する工程が、前記切断位置の基準となる目印が前記切断部において行われることを特徴とする請求項8に記載の記録方法。
- 前記被記録媒体に切断位置の基準となる目印を形成する工程において、切断位置の基準となる目印が前記被記録媒体の記録面の裏面で形成されることを特徴とする請求項8に記載の記録方法。
- 前記被記録媒体に切断位置の基準となる目印を形成する工程において、前記切断位置の基準となる目印を形成する記録部により印刷情報が記録されることを特徴とする請求項11に記載の記録方法。
- 前記被記録媒体を切断位置の基準となる目印を基に主走査方向に沿って切断する工程において、1つの切断位置の基準となる目印に対して複数の切断位置を決め、前記被記録媒体を切断することを特徴とする請求項8〜10に記載の記録方法。
- 前記被記録媒体を切断位置の基準となる目印を基に主走査方向に沿って切断する工程において、1つの切断位置の基準となる目印に対して前後に複数の切断位置を決め、前記被記録媒体を切断することを特徴とする請求項13に記載の記録方法。
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CN106427242A (zh) * | 2016-08-12 | 2017-02-22 | 广州旭成电子科技有限公司 | 一种多功能大型喷绘打印机 |
CN107310280A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-11-03 | 安徽新华印刷股份有限公司 | 一种打印机烘干装置 |
-
2002
- 2002-12-05 JP JP2002353363A patent/JP2004181842A/ja not_active Withdrawn
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CN106427242B (zh) * | 2016-08-12 | 2020-11-13 | 广州旭成电子科技有限公司 | 一种多功能大型喷绘打印机 |
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