JPH06340159A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH06340159A
JPH06340159A JP13325893A JP13325893A JPH06340159A JP H06340159 A JPH06340159 A JP H06340159A JP 13325893 A JP13325893 A JP 13325893A JP 13325893 A JP13325893 A JP 13325893A JP H06340159 A JPH06340159 A JP H06340159A
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rack
platen
ink ribbon
paper
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Toshio Ishiwatari
敏夫 石渡
Toshiaki Maejima
俊彰 前島
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、種々の厚みの用紙に印字をす
ることができるとともに、小形化を促進可能なプリンタ
を得ることにある。 【構成】印字ヘッド46を搭載してプラテン27の長手方向
に移動されるキャリッジ41を1本の案内軸42に摺動可能
に嵌合し、案内軸42の偏心回動によりプラテン27に対し
て接離する前後方向にキャリッジ41を動くようにして、
種々の厚みの用紙の印字に対応する。案内軸42の前側に
キャリッジ41の移動方向に延びて設けられたラック61
に、キャリッジ41の移動に伴って回転されるピニオン歯
車85を噛合せ、この歯車85の回転力でキャリッジ41に搭
載したインクリボンカセット53のインクリボン54を走行
させる。キャリッジ41に取付けたカセット取付けベース
47をラック61に摺動可能に係合させると共にラック61を
その前側に向けてばね68で付勢し、ラック61をキャリッ
ジ41と共に前後方向に動かすことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクリボンを用いて
用紙に印字をするドットインパクトプリンタやサーマル
プリンタ等のプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−113979号公報には、印
字ヘッドを搭載したキャリッジを、プラテンと平行な偏
心軸および案内軸に夫々摺動可能に嵌合させるととも
に、キャリッジにおける案内軸との嵌合部を二股フォー
ク状のU字溝構造とし、偏心軸をモータの動力で回動さ
せることにより、この軸の偏心量に応じてキャリッジを
プラテンに対して接離する方向に移動させて、プラテン
に対する印字ヘッドの位置を、印字される用紙の厚みに
対応できるようにした技術が記載されている。
【0003】また、キャリッジの移動を案内する案内軸
をプラテンとの間に置いてこれらと平行にラックを移動
不能に配置し、このラックにキャリッジを摺動可能に係
合させるとともに、キャリッジに前記ラックと噛合うピ
ニオン歯車を取付けて、この歯車の回転力を波及させて
キャリッジに搭載したインクリボンカセットのインクリ
ボンを走行させるようにしたプリンタも従来知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−11397
9号公報に記載のプリンタにおいて、そのキャリッジに
インクリボンカセットが搭載される場合には、キャリッ
ジの移動に連動してインクリボンカセットのインクリボ
ンを走行させるためのワイヤー等を、キャリッジの移動
軌跡の下側に配設する必要がある。
【0005】したがって、キャリッジの移動軌跡の下側
に、キャリッジ案内用の2本の軸とインクリボンを走行
させるリボン送り機構を配設するために大きいスペース
を必要とするので、プリンタの構成部品の配設密度を高
めてプリンタの小形化を図る場合に不利であるという問
題がある。
【0006】また、前記後者の従来の技術では、キャリ
ッジの移動を案内する案内軸が1本であるので、部品点
数を少なくできることと相俟って、ラックとこれに噛合
うピニオン歯車とを用いてインクリボンを走行させる駆
動力を得ているので、インクリボンの送り機構がコンパ
クトであるという利点がある。
【0007】しかし、この技術において、ラックは固定
されている。そのため、印字される用紙の厚みに合わせ
てキャリッジを前後方向に移動させる構成を組み入れる
場合には、キャリッジとともに移動されるピニオン歯車
と固定のラックとの噛合いが外れてしまい、キャリッジ
の移動に連動してインクリボンを送ることができなくな
る。したがって、前記後者の従来の技術では、種々の厚
みの用紙に対して印字をすることができないという問題
がある。
【0008】本発明の目的は、種々の厚みの用紙に印字
をすることができるとともに、小形化を促進可能なプリ
ンタを得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラテンの長
手方向に移動されるキャリッジに印字ヘッドとインクリ
ボンカセットとを搭載し、前記プラテンと印字ヘッドと
の間に通される用紙に印字を施すとともに、印字される
用紙の厚みに応じて前記プラテンに接離する方向に前記
キャリッジが移動可能に設けられたプリンタに適用され
る。
【0010】そして、前記目的を達成するために、前記
キャリッジの移動を案内する案内軸を1本とし、この案
内軸を前記プラテンとの間に置いてラックを、前記案内
軸が横架された相対向するフレーム側壁に渡って前記プ
ラテンに接離自在にかつ前記プラテンから離れる方向に
付勢して支持するとともに、前記ラックに噛合うピニオ
ン歯車を回転自在に支持した摺動子を前記ラックにその
長手方向に沿って摺動可能に取付け、前記インクリボン
カセットが着脱されるともに、前記ピニオン歯車に連動
して前記インクリボンカセットにリボン駆動力を与える
出力軸を有し、かつ、前記ラックに摺動可能に接続され
るカセット取付けベースを前記キャリッジに取付けたも
のである。
【0011】
【作用】前記プリンタの構成において、キャリッジに取
付けられたカセット取付けベースは、ラックに摺動可能
に係合されているから、プラテンの長手方向に沿うキャ
リッジの移動に拘らずラックとの係合を維持し、ラック
に対するピニオン歯車の噛合いを保持する。
【0012】そのため、ラックと噛合ったピニオン歯車
は、プラテンの長手方向に沿うキャリッジの移動により
回転して、インクリボンを走行させる出力軸に回転力を
波及させる。出力軸は、カセット取付けベースに装着さ
れたインクリボンカセットにリボン駆動力を与える。し
たがって、キャリッジの移動に伴いインクリボンを走行
させることができる。
【0013】また、キャリッジは印字される用紙の厚み
に応じてプラテンに接離する方向に移動されるが、キャ
リッジをプラテンに近付けて薄い用紙に対応する場合に
は、カセット取付けベースはラックをプラテン方向に引
寄せる。この引寄せにより、このラックとピニオン歯車
との適正な噛合いが維持される。
【0014】この逆に、キャリッジをプラテンから離し
て厚い用紙に対応する場合には、プラテンから離れる方
向に付勢されたラックがプラテンから離れる方向に移動
して、ラックとピニオン歯車との適正な噛合いを維持す
る。
【0015】このようにプラテンに接離する方向へのキ
ャリッジの移動にラックを同期させさせたので、用紙の
厚みに合わせてキャリッジおよびこれに搭載された印字
ヘッドの位置調整に拘らず、ラックとピニオンの噛合い
に基づくインクリボンを走行させる機能が損なわれるこ
とがない。
【0016】また、プラテンの長手方向に移動されるキ
ャリッジを案内する案内軸が1本であるので、部品点数
を少なくできるとともに、キャリッジを案内するために
必要な部材の配設スペースを少なくできる。しかも、イ
ンクリボンを走行させる駆動力を、ラックとこれに噛合
うピニオン歯車を用いて得たので、インクリボンの送り
機構がコンパクトであって、その配設スペースを少なく
できる。したがって、キャリッジの移動軌跡回りに、キ
ャリッジの案内とインクリボンの走行のために必要とす
るスペースを小さくできる。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図12を参照して本発明の一実
施例を説明する。プリンタとしての伝票発行機の全体構
成を示す図1および図2中1は本体ケースで、このケー
ス1はその下部に前方へせり出すキーボード配設部2を
有している。キーボード配設部2にはキーボード装置3
が装着されている。
【0018】本体ケース1の一側部1aに着脱可能に取
付けられた前面パネル4には、発行する各種の伝票に対
するフォーマットを記録したフロッピーディスクが前方
から挿脱される縦長スリット状をなすディスク挿入口5
が設けられている。
【0019】本体ケース1の両側部1a,1b間には、
横方向に長いバックライト付きの液晶表示装置6が取付
けられていて、その表示面6aは前方に露出されてい
る。しかも、液晶表示装置6は、その両端面下部から水
平に突設された枢軸7(図1参照)を中心に、前後方向
に例えば30゜の角度範囲に渡り回動可能に設けられてい
る。図2には後述のインクリボンカセットの交換の際な
どにおいて液晶表示装置6が前傾状態に回動された状態
が示されている。
【0020】液晶表示装置6の下側には、この装置6と
略同じ長さの用紙挿入口8が形成されている。この挿入
口8には、その前方から単票用紙が挿入されるととも
に、挿入される単票用紙の幅に合わせて左右方向にスラ
イド自在な用紙挿入ガイド9が設けられている。
【0021】本体ケース1の後側上部には図1および図
2に示されるように用紙支え10が取付けられている。
この支え10は前記両側部1a,1b間に位置されて起
倒可能に設けられている。図示のように起立した状態で
は本体ケース1の上面から搬出される印字済みの単票用
紙を斜めに立て掛けて支持するとともに、水平に倒した
状態では前記上面から搬出される印字済みの連続用紙を
支持する。なお、連続用紙は本体ケース1の後面に用紙
支え10の下方に位置して設けられた連続用紙自動送込
み用のトラクター11(図3参照)によって供給され、
図4中矢印Cに示されるように送られる。
【0022】図1および図2中12は透明な合成樹脂で
成形された本体カバーである。このカバー12は、本体
ケース1の上面部に、その両側部1a,1b間に渡り着
脱可能に被さっていて、後述のインクリボンカセットの
交換の際、およびジャム処理の際等に取外されるもので
ある。
【0023】本体ケース1には図3および図4に示され
るように第1フレーム21が内蔵されている。このフレ
ーム21には、図4に示されるように断面円弧状をなし
て湾曲された合成樹脂製の用紙案内板22が設けられて
いるとともに、第1〜第4の紙送りローラ23〜26が
横架され、さらに、プラテン27も横架されている。用
紙案内板22の下部22aは、前記用紙挿入口8の用紙
を案内する底壁に連なるように略水平状をなして前方へ
延びている。第1フレーム21の後部には前記用紙支え
10およびトラクター11等が取付けられるようになっ
ている。
【0024】互いに平行に配置された第1〜第4の紙送
りローラ23〜26は、本体ケース1の幅方向(左右方
向)に延びており、正逆回転可能な図示しない紙送り用
モータの動力で互いに連動して回転されるようになって
いる。第1〜第4の紙送りローラ23〜26はこの記載
順に下側から上側に順次一定間隔ごとに配置されてお
り、第1,第2の紙送りローラ23,24は夫々用紙案
内板22の表面に露出されている。他の紙送りローラよ
りも遥かに大径な第3の紙送りローラ25は用紙案内板
22の上縁に連続するように配置されている。プラテン
27は第3,第4の紙送りローラ25,26間に配置さ
れている。
【0025】本体ケース1には図3および図4に示され
るように第2フレーム31も内蔵されている。このフレ
ーム31は、左右一対のフレーム側壁32間に渡ってフ
レーム前壁33と合成樹脂製の用紙案内板34とを夫々
横架した構成を備えていて、その一対のフレーム側壁3
2の下端部を第1フレーム21の前端部に設けた枢軸3
5に嵌合して前後方向に回動可能に設けられている。
【0026】用紙案内板34は前記用紙案内板22に沿
うように断面円弧状をなして湾曲されている。この案内
板34は、図4に示されるように第2フレーム31が閉
じ位置に保持された際に用紙案内板22との間に僅かな
隙間、すなわち、用紙搬送通路Aを形成して用紙案内板
22に近接されるとともに、第2フレーム31が図4中
矢印D方向に回動して図3に示す開き位置に保持された
際に、用紙案内板22から大きく離れて、用紙搬送通路
のジャム処理を可能にするようになっている。
【0027】第2フレーム31のフレーム側壁32間に
は、第1〜第3の紙送りローラ36〜38が、この記載
順に下側から上側に順次一定間隔ごとに配置されてい
る。第1〜第3の紙送りローラ36〜38は互いに平行
に設けられているとともに、用紙案内板34の表面に露
出されている。
【0028】これら第1〜第3の紙送りローラ36〜3
8は、第2フレーム31が閉じ位置にある時に前記第1
〜第3の紙送りローラ23〜25に夫々別々に接触され
る。そして、互いに接触する第1の紙送りローラ23,
36同志、第2の紙送りローラ24,37同志、および
第3の紙送りローラ25,38同志は、第2フレーム3
1の開閉にしたがって係脱される図示しない歯車対を介
して連動されるようになっている。
【0029】図4中39は第4の紙送りローラで、これ
は前記第4の紙送りローラ26に前側から転接されてお
り、後述のインクリボンカセットの交換の際に邪魔とな
らないように図4中矢印方向に移動させ得るように設け
られている。この第4の紙送りローラ39も図示しない
歯車対を介して第4の紙送りローラ26に連動されるよ
うになっている。
【0030】前記フレーム前壁33の前面は前記液晶表
示装置6で覆われている。このフレーム前壁33は、例
えばアルミニューム合金の押出し成形品であり、図11
に示されるように上向きのカバー突縁33aと、この突
縁33aの根元から後方に向けて突出された第1支持リ
ブ33bと、このリブ33bの下方において同じく後方
に向けて突出された第2支持リブ33cとを有してい
る。
【0031】これらカバー突縁33a、および第1,第
2の支持リブ33b,33cはいずれもフレーム前壁3
3の長手方向に延びている。なお、図11中33dはフ
レーム側壁32との連結用のセルフタッピングねじ(図
示しない)が螺挿されるセルフタッピンクホールであ
る。
【0032】第2フレーム31にはプラテン27の長手
方向に移動される軽合金製のキャリッジ41が設けられ
ている。すなわち、図3に示されるように相対向するフ
レーム側壁32間にはこれらに渡って1本の案内軸42
が横架されており、この軸42には図4および図11に
示されるようにキャリッジ41が摺動可能に嵌合して支
持されている。
【0033】キャリッジ41には上下に対をなすローラ
43が取付けられており、これらは前記第2支持リブ3
3cをその上下から挟んで転接されている。これらのロ
ーラ43により、1本の案内軸42に支えられたキャリ
ッジ41の取付け姿勢が正規の状態に保持されていると
ともに、キャリッジ41が1本の案内軸42の軸回りに
回動することが妨げられている。
【0034】図3中44は一対のフレーム側壁32間の
略全長に渡る長さを有したタイミングベルトで、これは
第2フレーム31内に取付けられた正逆回転可能なキャ
リッジ駆動モータ45により無端走行されるようになっ
ている。このタイミングベルト44は、前記案内軸42
の下方に近接配置されているとともに、キャリッジ41
と図示しない連結手段を介して連結されている。したが
って、前記モータ45の正逆回転に伴い、タイミングベ
ルト44を介してキャリッジ41は左右方向に案内軸4
2を摺動するようになっている。
【0035】案内軸42は、キャリッジ41が摺動可能
に嵌合される円筒部42aの両端部に、図12に代表し
て示されるように偏心軸部42bを有した端部材42c
を夫々取付けて形成されている。この案内軸42はその
偏心軸部42bをフレーム側壁32の図示しない軸受け
に回転可能に挿通させて支持されている。偏心軸部42
bの軸線は円筒部42aの軸線に対して寸法eだけ偏心
されている。
【0036】一方の偏心軸部42bには正逆回転可能な
モータを有した紙厚対応機構(図示しない)の出力歯車
が固定され、この機構により案内軸42を回動させるこ
とに伴い、案内軸42およびこれに支持されたキャリッ
ジ41が、最大で前記偏心寸法eの2倍に相当して前後
方向に、すなわち、前記プラテン27に接離する方向に
移動されるようになっている。
【0037】このようなキャリッジ41の移動は、印字
をしようとする単票用紙が厚紙であるのか薄紙であるの
かを前記キーボード装置3で指定することで、その指定
に応じて自動的に実施される。なお、キャリッジ41の
前後方向への移動の際に、ローラ43は第2支持リブ3
3cをこのリブ33cの幅方向に滑って、以上の調整を
妨げない。
【0038】キャリッジ41上にはドットインパクトタ
イプの印字ヘッド46が搭載されている。このヘッド4
6はプラテン27との間に通される用紙に対して後述の
インクリボンを用いて印字をする。図6および図11等
に示されるるようにキャリッジ41上には印字ヘッド4
6の前側に位置して合成樹脂製のカセット取付けベース
47が着脱可能に取付けられている。なお、図9中48
はカセット取付けベース47の裏面に突設されてキャリ
ッジ41の図示しない位置決め孔に挿入された係合軸を
示している。
【0039】この取付けベース47の裏面には、図9等
に示されるように出力歯車49が回転自在に取付けられ
ているとともに、第1,第2の入力歯車50,51と中
間歯車52とが夫々回転自在に取付けられている。
【0040】第1,第2の入力歯車50,51はキャリ
ッジ41の幅方向に互いに離れて配置されているととも
に、第1入力歯車50は出力歯車49に噛み合わされて
いる。第2入力歯車51は回転方向を逆転するための中
間歯車52に噛み合わされ、中間歯車52は出力歯車4
9に噛み合わされている。また、出力歯車49はカセッ
ト取付けベース47を貫通した上向きの出力軸49aを
有している。
【0041】カセット取付けベース47上にはインクリ
ボンカセット53が上方から着脱可能に取付けられてい
る。図5および図6等に示されるようにインクリボンカ
セット53は、インクリボン54が格納されるカセット
本体53aに、インクリボン54が通る一対のガイドア
ーム53bを突設し、これらアーム53bの先端間に渡
ってインクリボン54を露出させて走行させるようにな
っている。このカセット53のガイドアーム53b間に
は図5に示されるように印字ヘッド46が位置される。
【0042】このインクリボンカセット53は、インク
リボン54を走行させる入力部(図示しない)を有し、
この入力部はカセット本体53aがカセット取付けベー
ス47上に装着された際に、前記出力軸49aに嵌合し
て、この軸49aとともに回転されるようになってい
る。なお、図5および図6中53cはインクリボン54
を張るためのリボン巻取つまみである。
【0043】図5,図6,図9,および図11等に示さ
れるようにカセット取付けベース47には、夫々2個ず
つの第1,第2のラック係合部55,56が設けられて
いる。第1係合部55は前記ベースの前縁に下方へ折曲
げて形成されているとともに、この係合部55より少し
後側に位置して第2係合部56が下方へ折曲げて形成さ
れている。
【0044】図3〜図11に示されるように前記第2フ
レーム31には、そのフレーム側壁32に渡って、厚み
方向に可撓変形可能に形成された合成樹脂製のラック6
1が前後方向に移動可能に支持されている。すなわち、
両端部に連結突部62を有したラック61は、案内軸4
2をプラテン27との間に置いて第2フレーム31の前
縁側上端部に配置されているとともに、その連結突部6
2をフレーム側壁32に穿った通孔63に遊挿して設け
られている。ラック61の歯は連結突部62間の部分の
後面に設けられている。
【0045】連結突部62の先端側には長孔64が夫々
開口され、この孔64には通孔63内に挿入された垂直
なストッパピン65が通されている。ピン65はラック
61がその長手方向に動いて外れることを止めている。
図7に示される寸法Bはストッパピン65と長孔64と
の間の歯車ップであって、その合計は後述のピニオン歯
車との噛合いに支障がないようにラック61の1歯分以
下に設定されて、その範囲で温度差に伴うラック61の
伸縮を吸収するようになっている。
【0046】連結突部62の根元部に設けた孔66とフ
レーム側壁32に設けられた孔67とに渡り、これらに
両端部を引掛けて引っ張りコイルばね68が夫々取付け
られている。孔67はラック61よりも前側に位置され
ている。したがって、引っ張りばね68はそのばね力で
ラック61を常に前方(前記フレーム前壁33側)に引
張っている。
【0047】図8に示されるようにラック61はその長
手方向に延びる第1案内溝条69と第2案内溝条70と
を有している。第1案内溝条69は第2案内溝条70の
上側に設けられている。さらに、ラック61は前面壁7
1を有しており、その裏面に第1,第2の案内溝条6
9,70が夫々形成されている。
【0048】ラック61にはカセット取付けベース47
を介して前記キャリッジ41が摺動可能に接続されてい
る。すなわち、図11に示されるようにカセット取付け
ベース47は、その第1ラック係合部55を前記前面壁
71の前面に被せるとともに、この係合部55と第1案
内溝条69内に嵌入される第2ラック係合部56との間
に前面壁71を摺動可能に挟んで、ラック61に接続さ
れている。第1ラック係合部55は、キャリッジ41が
プラテン27方向に近付けられる際に、ラック61を同
方向に引き寄せることを可能にし、また、第2ラック係
合部56は、キャリッジ41がプラテン27から離れる
方向に移動される際に、ラック61を同方向に押し動か
すことを可能にしている。
【0049】図9〜図11に示されるようにラック61
には合成樹脂製の摺動子81がラック61の長手方向に
沿って摺動可能に取付けられている。すなわち、摺動子
81は、先端部が下を向いた一対の第1グリップ部82
と、これらの間に位置されて先端部が上を向いた第2グ
リップ部83とを備えている。その第1グリップ部82
を第1案内溝条69に摺動可能に嵌入させるとともに、
第2グリップ部83を第2案内溝条70に摺動可能に嵌
入させることにより、ラック61に支持されている。
【0050】この摺動子81には上向きの歯車軸84が
一体に突設され、この軸84には大径歯車部とその上側
に一体に連なった小径歯車部とからなるピニオン歯車8
5が回転自在に支持されている。この歯車85の大径歯
車部はラック61の歯部に噛み合わされている。したが
って、摺動子81がラック16に沿って摺動されると、
ピニオン歯車85が回転されるようになっている。
【0051】ピニオン歯車85の小径歯車部は図9およ
び図10に示されるように前記一対の入力歯車50,5
1間に配置されていて、この小径歯車部にはキャリッジ
41のプラテン27の長手方向への移動にしたがって、
その移動方向後側に位置されるいずれか一方の入力歯車
50(または51)が噛み合わされるとともに、その歯
車を介して摺動子81に移動力が与えられるようになっ
ている。
【0052】なお、ラック61および摺動子81の下面
は前記第1支持リブ33bの上面に摺動可能に支持され
ているとともに、この載置部分はカバー突縁33aで前
方から覆われている。
【0053】前記構成の伝票発行機において、キャリッ
ジ41は、キャリッジ駆動モータ45の正転または逆転
動作により、タイミングベルト44を介して1本の案内
軸42およびフレーム前壁33の第2支持リブ33cに
沿ってプラテン27の長手方向に移動される。ところ
で、キャリッジ41に取付けられたカセット取付けベー
ス47の第1,第2のラック係合部55,56がラック
61に摺動可能に係合されているから、プラテン27の
長手方向に沿うキャリッジ41の移動に拘らずラック6
1との係合は維持され、したがって、ラック61に対す
るピニオン歯車85の大径歯車部との噛合いは保持され
る。
【0054】そのため、ラック61と噛合ったピニオン
歯車85は、プラテン27の長手方向に沿うキャリッジ
41の移動により回転して、インクリボン54を走行さ
せる出力軸49aに回転力を波及させる。
【0055】すなわち、図9および図10においてキャ
リッジ41が右方向に移動される際には、ピニオン歯車
85の小径歯車部の左側に配置された第1入力歯車50
が前記小径歯車部に噛合い、この歯車部を介して摺動子
81を右方向に押し動かす。そのため、ラック61との
噛合いでピニオン歯車85が時計回りに回転されるとと
もに、その回転力で第1入力歯車50を介して出力軸4
9aを有した出力歯車49が時計回りに回転される。こ
のとき、ピニオン歯車85と第2入力歯車51とは離れ
ていて、この第2入力歯車51および中間歯車52は出
力歯車49に連動して空回りする。
【0056】同様に、キャリッジ41が左方向に移動さ
れる際には、ピニオン歯車85の小径歯車部の右側に配
置された第2入力歯車51が前記小径歯車部に噛合い、
この歯車部を介して摺動子81を左方向に押し動かす。
そのため、ラック61との噛合いでピニオン歯車85が
反時計回りに回転されるとともに、その回転力で第2出
力歯車51および中間歯車52を介して出力歯車49が
時計回りに回転される。このとき、ピニオン歯車85と
第1入力歯車50とは離れていて、第1入力歯車50は
出力歯車49に連動して空回りする。
【0057】なお、以上のようなキャリッジ41の移動
方向の切り替えにおいて、ラック61の長手方向の動き
は、ストッパピン65で阻止されて、その歯部の1歯分
以上動くことがない。そのため、摺動子81はラック6
1に対してキャリッジ41の移動に伴って摺動し、前記
のようにピニオン歯車85を回転させることができる。
【0058】以上のようにして出力軸49aが時計回り
に回転されることにより、この軸49aを介してカセッ
ト取付けベース47に装着されたインクリボンカセット
53にリボン駆動力を与えることができる。このように
キャリッジ41の移動に伴いインクリボン54を走行さ
せることができる。
【0059】したがって、用紙挿入口8から差し込まれ
用紙搬送通路Aを通ってプラテン27と印字ヘッド46
との間に通された伝票用紙に対して、インクリボン54
を用いて前記印字ヘッド46による印字とその複写とを
することができる。
【0060】このような印字において使用される伝票用
紙の厚みが変わる場合、それに応じ、使用者はキーボー
ド装置3により初期設定操作をする。この操作がなされ
ると、図示しない紙厚対応機構のモータが動作されるこ
とに伴い案内軸42全体が回動されるため、その回動角
に応じて、円筒部42aの軸線位置がプラテン27に対
して接離れるように変化され、同時にこの案内軸42に
支持されたキャリッジ41が前後方向に変位される。
【0061】すなわち、キャリッジ41は印字される伝
票用紙の厚みに応じてプラテン27に接離する方向に移
動され、それにより、初めに伝票用紙をプラテン27と
印字ヘッド46とで挟み込んでから、印字ヘッド46が
所定の圧力で伝票用紙を押し付けた後、その位置から一
定値だけ印字ヘッド46をプラテン27から離されるよ
うに少し戻して、厚みに対応した印字ヘッド46の位置
調整が完了される。
【0062】前記キャリッジ41の位置調整の実施によ
り、キャリッジ41がプラテン27に近付けて薄い伝票
用紙に対応する場合には、カセット取付けベース47は
そのラック係合部55,56を介してラック61をプラ
テン27方向に引寄せる。このときのラック61の動き
は、引っ張りコイルばね68の弾性変形により許される
とともに、前記ラック61の引寄せにより、このラック
61とピニオン歯車85との適正な噛合いが維持され
る。
【0063】この逆に、キャリッジ41をプラテン27
から離して厚い伝票用紙に対応する場合には、引っ張り
コイルばね68がその付勢力でラック61をプラテン2
7から離れる方向に移動させて、ラック61とピニオン
歯車85との適正な噛合いを維持する。
【0064】このようにプラテン27に接離する方向へ
のキャリッジ41の移動にラック61を同期させて、前
記ラック61とピニオン歯車85との噛合いを維持した
ので、伝票用紙の厚みに合わせてキャリッジ41および
これに搭載された印字ヘッド46の位置が調整された場
合に、インクリボン54を走行させる機能が損なわれる
ことがない。
【0065】したがって、インクリボン54の送り駆動
力をラック61とこれに噛合うピニオン歯車85とで得
ているにも拘らず、伝票用紙の厚みに合わせてキャリッ
ジ41およびこれに搭載された印字ヘッド46の位置を
調整して、種々の厚みの伝票用紙にインクリボン54を
用いて印字をすることができる。
【0066】また、プラテン27の長手方向に移動され
るキャリッジ41を案内する案内軸42が1本でよいの
で、キャリッジ41の移動を案内するための部品点数を
少なくでき、それに伴いキャリッジ41を案内するため
に必要な部材の配設スペースを少なくできる。しかも、
インクリボン54を走行させる駆動力を、ラック61と
これに噛合うピニオン歯車85を用いて得たので、イン
クリボン54の送り機構がコンパクトであって、その配
設スペースを少なくできる。
【0067】したがって、キャリッジ41の移動軌跡回
りに、キャリッジ41の案内とインクリボン54の走行
のために必要とするスペースを小さくできる。それによ
り、この伝票発行機全体の構成部品の配設密度を高め
て、全体の小形化を促進することができる。
【0068】なお、本発明は前記一実施例に制約され
ず、例えば、ラック61を付勢する付勢手段として引っ
張りコイルばね68に代えて、ラック61の連結突部6
2を弾性変形可能に形成するとともに、これらが通孔6
3に挿入された際にラック61をプラテン27から離れ
る方向に付勢するように弾性変形させる構成を採用して
もよい。
【0069】
【発明の効果】以上詳記したように本発明のプリンタ
は、プラテンに接離する方向へのキャリッジの移動にラ
ックを同期させて、インクリボンを走行させるためのラ
ックとピニオン歯車の噛合いが損なわれることがないよ
うにした構成を有しているので、用紙の厚みに合わせて
キャリッジおよびこれに搭載された印字ヘッドの位置を
調整して、種々の厚みの用紙にインクリボンを用いて印
字をすることができる。その上、プラテンの長手方向に
沿うキャリッジの移動軌跡回りに、キャリッジの案内と
インクリボンの走行のために必要とするスペースを小さ
くできる構成を有しているので、全体の小形化を促進す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る伝票発行機全体の構成
を示す斜視図。
【図2】インクリボンカセットを交換するのに適した状
態としたときの同一実施例に係る伝票発行機を示す斜視
図。
【図3】同一実施例に係る伝票発行機の本体ケースを取
外し第2フレームを第1フレームに対して開いた状態で
内部構造を示す平面図。
【図4】図3中Z−Z線に沿う略断面図。
【図5】同一実施例に係る印字ヘッド回りの構成をイン
クリボンカセットを装着した状態で示す斜視図。
【図6】同一実施例に係る印字ヘッド回りの構成をイン
クリボンカセットを分離した状態で示す斜視図。
【図7】同一実施例に係るラックの取付け構造を示す断
面図。
【図8】同一実施例に係るラックの取付け構造を分解し
て示す斜視図。
【図9】同一実施例に係るラックとこれに係合されたキ
ャリッジの一部とを示す平面図。
【図10】同一実施例に係るラックとこれに係合された
摺動子とを示す平面図。
【図11】同一実施例に係るキャリッジ回りの構成を示
す断面図。
【図12】図11中Y−Y線に沿って案内軸の一端部の
構成を示す断面図。
【符号の説明】
27…プラテン、 31…第2フレ
ーム、32…フレーム側壁、 41…キ
ャリッジ、42…案内軸、 44
…タイミングベルト、45…キャリッジ駆動モータ、
46…印字ヘッド、47…カセット取付けベー
ス、 49a…出力軸、53…インクリボンカセ
ット、 54…インクリボン、55,56…ラッ
ク係合部、 61…ラック、62…連結突部、
63…通孔、68…引っ張りコイ
ルばね(付勢体)、69,70…案内溝条、71…前面
壁、 81…摺動子、85…ピニ
オン歯車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンの長手方向に移動されるキャリッ
    ジに印字ヘッドとインクリボンカセットとを搭載し、前
    記プラテンと印字ヘッドとの間に通される用紙に印字を
    施すとともに、印字される用紙の厚みに応じて前記プラ
    テンに接離する方向に前記キャリッジが移動可能に設け
    られたプリンタにおいて、 前記キャリッジの移動を案内する案内軸を1本とし、 この案内軸を前記プラテンとの間に置いてラックを、前
    記案内軸が横架された相対向するフレーム側壁に渡って
    前記プラテンに接離自在にかつ前記プラテンから離れる
    方向に付勢して支持するとともに、 前記ラックに噛合うピニオン歯車を回転自在に支持した
    摺動子を前記ラックにその長手方向に沿って摺動可能に
    取付け、 前記インクリボンカセットが着脱されるともに、前記ピ
    ニオン歯車に連動して前記インクリボンカセットにリボ
    ン駆動力を与える出力軸を有し、かつ、前記ラックに摺
    動可能に接続されるカセット取付けベースを前記キャリ
    ッジに取付けたことを特徴とするプリンタ。
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