JPH0634007Y2 - コイル巻取装置 - Google Patents
コイル巻取装置Info
- Publication number
- JPH0634007Y2 JPH0634007Y2 JP12785889U JP12785889U JPH0634007Y2 JP H0634007 Y2 JPH0634007 Y2 JP H0634007Y2 JP 12785889 U JP12785889 U JP 12785889U JP 12785889 U JP12785889 U JP 12785889U JP H0634007 Y2 JPH0634007 Y2 JP H0634007Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- strip
- edge
- winding device
- coil winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスプールに帯状の板(以下,ストリップと呼
ぶ)を巻取るためのコイル巻取装置に関する。
ぶ)を巻取るためのコイル巻取装置に関する。
(従来の技術) コイル巻取装置は,例えばテンションレベリングライン
やスリッティングライン等に用いられている。この装置
は,巻取駆動部の回転駆動軸にスプールを装着した後,
このスプールにストリップの始端を取り付け,回転させ
ることでストリップをコイル状に巻取る。回転駆動軸に
対するスプールの装着は,手動あるいは自動で行われ
る。その際,スプールのエッジとコイルのエッジとの位
置関係を精密に設定することを要求される場合がある。
このことを第3図を参照して説明する。
やスリッティングライン等に用いられている。この装置
は,巻取駆動部の回転駆動軸にスプールを装着した後,
このスプールにストリップの始端を取り付け,回転させ
ることでストリップをコイル状に巻取る。回転駆動軸に
対するスプールの装着は,手動あるいは自動で行われ
る。その際,スプールのエッジとコイルのエッジとの位
置関係を精密に設定することを要求される場合がある。
このことを第3図を参照して説明する。
第3図において,巻取駆動部41の回転駆動軸42にリール
ドラム43が固着されている。リールドラム43にはスプー
ル44が装着されるが,ここでは把持部45を有するシリン
ダ機構46により自動的に行われる。シリンダ機構46は、
スプールの待機位置中心L2とストリップの搬送ライン中
心(設計上の搬送ライン)L1との距離lを作動ストロー
クとしてスプール44をリールドラム43に挿入していた。
ドラム43が固着されている。リールドラム43にはスプー
ル44が装着されるが,ここでは把持部45を有するシリン
ダ機構46により自動的に行われる。シリンダ機構46は、
スプールの待機位置中心L2とストリップの搬送ライン中
心(設計上の搬送ライン)L1との距離lを作動ストロー
クとしてスプール44をリールドラム43に挿入していた。
(考案が解決しようとする課題) スプール44の装着に際しては、スプール44の長手方向中
心を搬送されてくるストリップ(図示せず)の搬送ライ
ン中心に一致させる必要がある。しかしながら、実際搬
送されるストリップはしばしば蛇行することがあり、従
来の装置ではリールドラム43に対するスプール44の装置
位置はずれてしまう。スプール44の装着位置がずれる
と,スプール44に対するコイルの巻取位置がずれてしま
い,スプール44のエッジとコイルのエッジとの位置関係
にばらつきが生ずる。
心を搬送されてくるストリップ(図示せず)の搬送ライ
ン中心に一致させる必要がある。しかしながら、実際搬
送されるストリップはしばしば蛇行することがあり、従
来の装置ではリールドラム43に対するスプール44の装置
位置はずれてしまう。スプール44の装着位置がずれる
と,スプール44に対するコイルの巻取位置がずれてしま
い,スプール44のエッジとコイルのエッジとの位置関係
にばらつきが生ずる。
このような事情で,実際にはオペレータがスプール44の
装着位置ずれを検査し、手動またはシリンダ機構46を微
動させて位置合わせを行う必要があり,生産性の点で問
題がある。
装着位置ずれを検査し、手動またはシリンダ機構46を微
動させて位置合わせを行う必要があり,生産性の点で問
題がある。
それ故,本考案の技術的課題はスプールの装着位置を精
密に制御できる機構を備えたコイル巻取装置を提供する
ことにある。
密に制御できる機構を備えたコイル巻取装置を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段〕 本考案によれば,ストリップの供給路にこのストリップ
のエッジ位置を検出する検出器を設け,この検出器の出
力信号にもとづいてスプール駆動用の回転駆動軸に対す
るスプールの位置決めを行う機構を備えたコイル巻取装
置が得られる。
のエッジ位置を検出する検出器を設け,この検出器の出
力信号にもとづいてスプール駆動用の回転駆動軸に対す
るスプールの位置決めを行う機構を備えたコイル巻取装
置が得られる。
(作用) 本考案によるスプール位置決め機構は,ストリップの巻
取動作開始に先立って駆動され,検出器からの出力信号
に応じてスプールの位置決めを行う。位置決めは,スプ
ール装着の際にそのエッジをストッパプレートで係止す
ることで行う。
取動作開始に先立って駆動され,検出器からの出力信号
に応じてスプールの位置決めを行う。位置決めは,スプ
ール装着の際にそのエッジをストッパプレートで係止す
ることで行う。
(実施例) 第1図〜第2図を参照して本考案の一実施例について説
明する。
明する。
図中,第3図と同じ部分には同一番号を付し説明は省略
する。
する。
本考案によるコイル巻取装置は,ストリップ10の搬送ラ
インに設置されてストリップ10のエッジ位置を検出する
エッジ位置検出器20と,このエッジ位置検出器20の出力
にもとづいてスプール4の位置決めを行う位置決め機構
30とを備えている。位置決め機構30は,エッジ位置検出
器20の出力信号に応じて位置決め用の制御信号を出力す
る制御ユニット31と,この制御信号にもとづいて油圧制
御を行う油圧ユニット32と,ストッパプレート33を駆動
するための油圧シリンダ34と,ストッパプレート33の移
動を案内するためのガイドロッド35及びロッドガイド36
とを含む。47はストリップ10を案内するためのピンチロ
ーラである。
インに設置されてストリップ10のエッジ位置を検出する
エッジ位置検出器20と,このエッジ位置検出器20の出力
にもとづいてスプール4の位置決めを行う位置決め機構
30とを備えている。位置決め機構30は,エッジ位置検出
器20の出力信号に応じて位置決め用の制御信号を出力す
る制御ユニット31と,この制御信号にもとづいて油圧制
御を行う油圧ユニット32と,ストッパプレート33を駆動
するための油圧シリンダ34と,ストッパプレート33の移
動を案内するためのガイドロッド35及びロッドガイド36
とを含む。47はストリップ10を案内するためのピンチロ
ーラである。
第2図を参照して、スプール44のエッジとこれに巻回さ
れたコイル11のエッジとの間には,寸法Sを設定するこ
とが要求される。
れたコイル11のエッジとの間には,寸法Sを設定するこ
とが要求される。
次に,位置決め機構30の動作について説明する。
スプール44をリールトラム43に装着する前に,ピンチ
ローラ47を通してリールドラム43寄りまで引き出された
ストリップ10のエッジをエッジ位置検出器20で検出す
る。検出されたストリップ10のエッジ位置に応じて,制
御ユニット31は油圧ユニット32を介して油圧シリンダ34
を制御し,ストリップ10のエッジとスプールのエッジと
の間に上記寸法Sが設定されるようにストッパプレート
33の位置決めを行う。
ローラ47を通してリールドラム43寄りまで引き出された
ストリップ10のエッジをエッジ位置検出器20で検出す
る。検出されたストリップ10のエッジ位置に応じて,制
御ユニット31は油圧ユニット32を介して油圧シリンダ34
を制御し,ストリップ10のエッジとスプールのエッジと
の間に上記寸法Sが設定されるようにストッパプレート
33の位置決めを行う。
第3図で説明した把持部,シリンダ機構と同様の手段
あるいは手作業でスプール44をリールドラム43に装着す
る。この装着は,スプール44のエッジがストッパプレー
ト33に突当たるまで行えば良い。
あるいは手作業でスプール44をリールドラム43に装着す
る。この装着は,スプール44のエッジがストッパプレー
ト33に突当たるまで行えば良い。
リールドラム43の径を拡大させてスプール44が外れて
しまわないよう保持する。
しまわないよう保持する。
ストッパプレート33をスプール44から離して元の位置
に戻す。
に戻す。
ストリップ10の始端を更に引き出してテーピング又は
ベルトラッパ等によりスプール44に巻き付ける。
ベルトラッパ等によりスプール44に巻き付ける。
巻取駆動部41を駆動してストリップ10の巻取りを開始
する。
する。
以上,本考案を一実施例について説明したが,本考案が
第1図に示されたものに制限されるものでないことは言
うまでも無い。例えば,ストッパプレートの駆動機構は
慣用技術を応用して様々なタイプのもので実現できる。
第1図に示されたものに制限されるものでないことは言
うまでも無い。例えば,ストッパプレートの駆動機構は
慣用技術を応用して様々なタイプのもので実現できる。
(考案の効果) 以上説明してきた通り,本考案による位置決め機構は,
スプールの装着を手動,機械系いずれで行う場合でも適
用できる汎用タイプである。言い換えれば,手動で装着
する場合には、スプールの位置決め作業が容易となり,
機械系で装着する場合には,自動化が可能となる。いず
れにしても本考案によるコイル巻取装置は,スプールの
装着に関する省力化を図ることができ,生産性の向上に
大きく寄与する。
スプールの装着を手動,機械系いずれで行う場合でも適
用できる汎用タイプである。言い換えれば,手動で装着
する場合には、スプールの位置決め作業が容易となり,
機械系で装着する場合には,自動化が可能となる。いず
れにしても本考案によるコイル巻取装置は,スプールの
装着に関する省力化を図ることができ,生産性の向上に
大きく寄与する。
第1図は本考案の一実施例の要部構成を概略的に示した
図,第2図はスプールに巻回されたコイルの断面図,第
3図は従来例の要部構成を概略的に示した図。 図中,10はストリップ,11はコイル,20はエッジ位置検出
器,30は位置決め機構,31は制御ユニット,32は油圧ユニ
ット,33はストッパプレート,34は油圧シリンダ,35はガ
イドロッド,36はロッドガイド,41は巻取駆動部,43はリ
ールドラム,44はスプール。
図,第2図はスプールに巻回されたコイルの断面図,第
3図は従来例の要部構成を概略的に示した図。 図中,10はストリップ,11はコイル,20はエッジ位置検出
器,30は位置決め機構,31は制御ユニット,32は油圧ユニ
ット,33はストッパプレート,34は油圧シリンダ,35はガ
イドロッド,36はロッドガイド,41は巻取駆動部,43はリ
ールドラム,44はスプール。
Claims (1)
- 【請求項1】回転駆動軸に装着されたスプールにストリ
ップの巻取りを行うコイル巻取装置において,前記スト
リップの供給路に該ストリップのエッジ位置を検出する
検出器を設け,該検出器の出力信号にもとづいて前記回
転駆動軸に対する前記スプールの位置決めを行う機構を
設けたことを特徴とするコイル巻取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12785889U JPH0634007Y2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | コイル巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12785889U JPH0634007Y2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | コイル巻取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0368914U JPH0368914U (ja) | 1991-07-08 |
JPH0634007Y2 true JPH0634007Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31675599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12785889U Expired - Lifetime JPH0634007Y2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | コイル巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634007Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001345477A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 窒化ガリウム系化合物半導体発光素子 |
JP4925512B2 (ja) * | 2001-02-16 | 2012-04-25 | スタンレー電気株式会社 | 波長変換型半導体素子 |
US8115212B2 (en) | 2004-07-29 | 2012-02-14 | Showa Denko K.K. | Positive electrode for semiconductor light-emitting device |
JP5008262B2 (ja) * | 2005-03-02 | 2012-08-22 | 日亜化学工業株式会社 | 半導体発光素子 |
JP4956902B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2012-06-20 | 三菱化学株式会社 | GaN系発光ダイオードおよびそれを用いた発光装置 |
JP2009033211A (ja) * | 2008-11-12 | 2009-02-12 | Panasonic Corp | 窒化ガリウム系化合物半導体発光素子 |
-
1989
- 1989-11-02 JP JP12785889U patent/JPH0634007Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0368914U (ja) | 1991-07-08 |
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