JPH06339763A - 中子保持枠の装着装置 - Google Patents

中子保持枠の装着装置

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JPH06339763A
JPH06339763A JP12986293A JP12986293A JPH06339763A JP H06339763 A JPH06339763 A JP H06339763A JP 12986293 A JP12986293 A JP 12986293A JP 12986293 A JP12986293 A JP 12986293A JP H06339763 A JPH06339763 A JP H06339763A
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JP
Japan
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holding frame
core holding
mold
core
frame unit
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Pending
Application number
JP12986293A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Okada
恭幸 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中子保持枠の金型に対する着脱を自動的に行
なえるようにし、しかも多品種の鋳造に容易に対応でき
るようにする。 【構成】 遠心鋳造用金型2に対する可動係止部材9な
らびに中子保持枠固定用の圧接部材15をもった中子保
持枠ユニット1とは別体の駆動ブロック3側に上記中子
保持枠ユニット1を着脱可能に保持させるユニット保持
用駆動機構42と、中子保持枠6の金型2への挿入時に
可動係止部材を金型2側に係止させる係合用駆動機構2
8と、中子保持枠6の金型2への挿入時に圧接部材15
を金型2に圧接させる圧接用駆動機構36とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳鉄管やシリンダライ
ナ−などの遠心鋳造製品の鋳造用の金型に対して中子を
保持させるために使用される中子保持枠の装着装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳鉄管などの遠心鋳造工程では、
管の受口側に相当する金型内に作業者が中子を取り付け
たバンドと称される中子保持枠を挿入した上、楔型のピ
ンなどを上記金型に打ち込んで中止保持枠を固定し、鋳
造後に上記ピンを抜いて中止保持枠を取り外すようにし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来で
は、中子保持枠の着脱を人手に委ねているので、着脱作
業の能率が悪く、とくに鋳造後に高温になっている中子
保持枠を取り外す作業には危険を伴うものであった。
【0004】一方、ダグタイル鋳鉄管の製造工程では、
コアセッタ−と称される装置により中子保持枠を自動装
着することも行なわれているが、上記鋳鉄管の種類毎に
この装置を用意しようとすると、多大な経費を要するこ
とになる。
【0005】本発明は上記のような課題を解消するため
になされたもので、中子保持枠の着脱の自動化を図れる
うえ、汎用性を付与することができる中子保持枠の装着
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る中子保持枠の装着装置は、中子保持枠
が挿入される遠心鋳造用金型に対する可動係止部材なら
びに中子保持枠固定用の圧接部材を有する中子保持枠ユ
ニットと、この中子保持枠ユニットとは別体に構成され
た中子保持枠ユニット着脱用の駆動ブロックと、この駆
動ブロックに上記中子保持枠ユニットを着脱可能に保持
させるユニット保持用駆動機構と、上記中子保持枠が金
型内に挿入された際に上記可動係止部材を上記金型の被
係合部に離脱可能に係合させる係合用駆動機構と、上記
中子保持枠が金型内に挿入された際に上記圧接部材を駆
動して中子保持枠を金型に圧接させる圧接用駆動機構と
を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、中子保持枠ユニットをユニッ
ト保持用駆動機構を介して駆動ブロック側に保持させた
状態で、この駆動ブロックにより中子保持枠を金型に挿
入させると、係合用駆動機構により可動係止部材が金型
側の被係合部に係合するとともに、圧接用駆動機構によ
り圧接部材が金型を圧接するので、中子保持用ユニット
が金型に固定され、上記ユニット保持用駆動機構により
駆動ブロックを離脱させれば、上記中子保持枠の装着が
完了し、遠心鋳造が可能となる。遠心鋳造後には、上記
とは逆の動作により、中子保持枠ユニットが駆動ブロッ
ク側に装着されて金型から離脱される。したがって、上
記中子保持枠の着脱作業が人手に依ることなく、効率良
く、安全に行なえ、また、中子保持枠ユニットのみを交
換することにより、多品種の鋳造に安価に対応させるこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明の一実施例による中子保持枠の装
着装置を鋳鉄管の遠心鋳造用に適用した場合を示す断面
図である。
【0009】図1において、1は鋳鉄管の遠心鋳造用金
型2に着脱可能に装着される中子保持ユニット、3はこ
の中子保持枠ユニット着脱用の駆動ブロックである。上
記中子保持枠ユニット1は端板4やこの端板4に固定さ
れた内枠5などからなる中子保持枠6を有し、上記端板
4に対向する基板7には、上記金型2の内周側の被係合
部8に離脱可能に係合する可動係止部材9が径方向に沿
って摺動可能に保持されている(図6)。10は上記可
動係止部材9側の1対のロ−ラ11,11間を横切って
軸心方向(着脱方向)に変位可能に設定された逆への字
型のカムであり、常時は、ばね12の軸心方向後方への
ばね力を受けて可動係止部材9に対して径方向外向への
変位力を与えている。13は上記カム10に一体化され
た当て板で、中子保持枠6が金型2側に挿入されるまで
は、後述する突き部材に押圧されて上記カム10を前進
させている。つまり、上記突き部材が当て板13を介し
てカム10をばね力に抗して前進させているときは、可
動係止部材9が離反位置に保持され、突き部材が後退す
ると、カム板10がばね力によって後退して可動係止部
材9が径方向外方へ変位して被係合部8に係合される。
【0010】上記基板7には、支軸14を介して中子保
持枠固定用圧接部材としてのL型のレバ−15が垂直面
内で回動可能に枢支されており、その基端部は、ピン1
6を介して上記端板4側に連結・枢支され、また、この
レバ−15と上記端板4との間には、該レバ−15に常
時圧接方向(時計方向)へのばね力を付勢するばね部材
17が掛設されている。つまり、このレバ−15は中子
保持枠6が金型2側に挿入された際に後述する押圧板に
押圧されて時計方向へ回動変位すると、ピン位置の変位
で端板4を金型2に対して強制的に押圧させる。18は
上記レバ−15の自由端側に装着された重垂である。
【0011】19は軸心上において、上記中子保持枠ユ
ニット1における端板4の外面に固定された筒状部であ
り、その内周面には、図5に示すように環状の係合溝2
0が形成されている。
【0012】上記駆動ブロック3は中子保持枠6の挿脱
方向、つまり軸心方向へ沿ってスライド変位可能に設定
されてガイド部材21(図7)に案内される可動本体部
22と、この可動本体部22をピストンロッド23aを
介して駆動する第1のシリンダ23とに大別される。
【0013】上記可動本体部22におけるケ−ス後壁2
4aには、第2のシリンダ25が取り付けられており、
この第2のシリンダ25のピストンロッド25aには、
操作子26を介して前方へ延出する突き部材27が取り
付けられている。これら突き部材27や上記第2のシリ
ンダ25などにより、上記係止部材9を被係合部8に離
脱可能に係合させる係合用駆動機構28が構成されてい
る。
【0014】上記可動本体部22におけるケ−ス前壁2
4bには、軸心方向へ沿ってシャフト29が貫通・支持
されており、その前端には、上記ガイド部材21に案内
されてシャフト29の前進時に上記レバ−15を押圧し
て時計方向へ回動させるリング状の押圧板30が固定さ
れている。31は上記ケ−ス後壁24aのブラケット3
2にピン33を介して枢着された駆動レバ−であり、上
記突き部材27の後退時に上記操作子26のロ−ラ部3
4によって時計方向へ回動された際に上記シャフト29
の後端のロ−ラ部35を押圧して前進させるようになっ
ている。これらシャフト29、押圧板30が上記操作子
26や第2のシリンダ25などと共に圧接用駆動機構3
6を構成している。
【0015】上記可動本体部22におけるケ−ス前壁2
4bに図5に示すように筒型軸部37を突設しており、
この筒型軸部37には、上記ケ−ス前壁24bに取り付
けられた第3のシリンダ38のピストンロッド38aに
駆動される棒状軸体39が内嵌されている。40,41
は図8および図9に示すように上記筒型軸部37の周壁
の孔41,41に保持されて径方向外方へ突没可能に設
定された1対の係止片であり、上記棒状軸体39の前進
時には該棒状軸体39の外周面に支持されて径方向外方
へ突出して上記中子保持枠ユニット1側の筒状部19の
係合溝20に嵌合されるようになっている。上記筒状部
19、筒型軸部37、第3のシリンダ38、棒状軸部3
9、係止片40,40などにより、ユニット保持用駆動
機構42が構成されている。
【0016】つぎに、上記構成の装置の動作について説
明する。中子保持枠6と金型2に挿入するに先立って、
中子保持枠ユニット1を駆動ブロック3に保持させる。
つまり、中子保持枠ユニット1側の筒状部19に駆動ブ
ロック3側の筒型軸部37を嵌入し、第3のシリンダ3
8により棒状軸部39を前進させると、図1に示すよう
に、1対の係止片40,40が径方向外方へ突出して係
合溝20,20にそれぞれ係合するので、上記保持枠ユ
ニット1は上記駆動ブロック3側に抜け止め保持され
る。
【0017】一方、この時、第2のシリンダ25により
突き部材27を前進させて当て板13を介してカム10
を前進させる。これにより、可動係止部材9は径方向内
方の離反位置に後退している。
【0018】この状態で、第1のシリンダ23により駆
動ブロック3における可動本体部22をガイド部材21
に沿って前進させて中子保持枠6を図2に示すように金
型2内に挿入させる。
【0019】この後、第2のシリンダ25により突き部
材27を後退させれば、図3に示すように当て板13が
カム10と共にばね12のばね力により後退する。カム
10の後退によりロ−ラ11を介して可動係止部材9が
径方向外方へ押し出されて金型2側の被係合部8に係合
するので、中子保持枠6が金型2に対して抜け止めされ
る。
【0020】上記第2のシリンダ25により突き部材2
7を後退させた際には、操作子26も後退して駆動レバ
−31を時計方向へ回動させるので、駆動レバ−31に
よりシャフト29が前進し、押圧板30を介してレバ−
15を支軸14を介して反時計方向への変位力を与え
る。これにより中子保持枠6の端板4が金型2に対して
軸心方向から圧接され、中子保持枠6が固定状態に保持
される。
【0021】つぎに、上記第3のシリンダ38により棒
状軸部39を筒型軸部37に対して図4に示すように後
退させると、係止片40,40が係合溝20,20から
離脱し、駆動ブロック3における可動本体部22が中子
保持枠ユニット1側から離脱可能となる。
【0022】この状態で、第1のシリンダ23により可
動本体部22を後退させれば、図5に示すように可動本
体部22が離れて中子保持枠ユニット1が金型2T側に
装着された状態となり、遠心鋳造が可能となる。遠心鋳
造後には、上記とは逆の動作で中子保持枠ユニット1が
金型2から取り外される。つまり、この中子保持枠6の
着脱作業を人手に依ることなく行なえるため、この着脱
作業を能率良く、しかも安全に行なうことができる。
【0023】また、上記中子保持枠ユニット1と駆動ブ
ロック3とに分けて構成したことにより、鋳鉄管の種別
毎に中子保持枠ユニット1を用意しておけば、多品種の
鋳造に容易に対応することができ、鋳造設備のコストの
低減を図ることができる。
【0024】なお、上記係合用駆動機構28、圧接用駆
動機構36およびユニット保持用駆動機構42などの各
構成は一例であり、それぞれ任意に変更可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、遠心鋳
造用の金型に対する中子保持枠をユニット化するととも
に、この中子保持枠ユニットをこれとは別体の駆動ブロ
ックに保持させて上記金型に着脱するようにしたので、
中子保持枠の着脱作業のための人手が省けて能率化を図
ることができ、さらに多品種のものに低コストで対応さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による中子保持枠の装着装置
を鋳鉄管の遠心鋳造用に適用した場合を示す断面図であ
る。
【図2】同実施例における中子保持枠の装着装置を、中
子保持枠ユニットの装入状態で示す断面図である。
【図3】同実施例における中子保持枠の装着装置を、中
子保持枠ユニットの係止状態で示す断面図である。
【図4】同実施例における中子保持枠の装着装置を、中
子保持枠ユニットの圧接状態で示す断面図である。
【図5】同実施例における中子保持枠の装着装置を、中
子保持枠ユニットの装着完了状態で示す断面図である。
【図6】図5のA−A線に沿った部位の半分断面図であ
る。
【図7】図5のB−B線に沿った部分断面図である。
【図8】同実施例における中子保持枠の装着装置におけ
る筒型軸部付近を拡大して示す断面図である。
【図9】図5のC−C線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 中子保持枠ユニット 2 金型 3 駆動ブロック 6 中子保持枠 9 可動係止部材 15 圧接部材 28 係合用駆動機構 36 圧接用駆動機構 42 ユニット保持用駆動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中子保持枠が挿入される遠心鋳造用金型
    に対する可動係止部材ならびに中子保持枠固定用の圧接
    部材を有する中子保持枠ユニットと、この中子保持枠ユ
    ニットとは別体に構成された中子保持枠ユニット着脱用
    の駆動ブロックと、この駆動ブロックに上記中子保持枠
    ユニットを着脱可能に保持させるユニット保持用駆動機
    構と、上記中子保持枠が金型内に挿入された際に上記可
    動係止部材を上記金型の被係合部に離脱可能に係合させ
    る係合用駆動機構と、上記中子保持枠が金型内に挿入さ
    れた際に上記圧接部材を駆動して中子保持枠を金型に圧
    接させる圧接用駆動機構とを備えたことを特徴とする中
    子保持枠の装着装置。
JP12986293A 1993-06-01 1993-06-01 中子保持枠の装着装置 Pending JPH06339763A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111230072A (zh) * 2020-01-16 2020-06-05 青岛力晨新材料科技有限公司 一种不锈钢/碳钢复合管浇注系统及其浇注工艺

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111230072A (zh) * 2020-01-16 2020-06-05 青岛力晨新材料科技有限公司 一种不锈钢/碳钢复合管浇注系统及其浇注工艺
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