JPH0225559Y2 - - Google Patents

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JPH0225559Y2
JPH0225559Y2 JP1986136036U JP13603686U JPH0225559Y2 JP H0225559 Y2 JPH0225559 Y2 JP H0225559Y2 JP 1986136036 U JP1986136036 U JP 1986136036U JP 13603686 U JP13603686 U JP 13603686U JP H0225559 Y2 JPH0225559 Y2 JP H0225559Y2
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fixed
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roller
die plate
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は射出成形機において機内に金型への搬
入・搬出および移動、固定の両ダイプレートに固
定する金型交換装置に関する。
従来の射出成形機に於ける金型交換作業におい
ては、金型を固定ダイプレートおよよび移動ダイ
プレートに取り付けるときには、金型を工場のク
レーンで吊り上げ、射出成形機の固定ダイプレー
トと移動ダイプレートの間に運び、金型中心が射
出成形機の中心と略一致した状態で金型を下げ、
射出成形機の固定ダイプレートに取付けてあるプ
ランジヤースリーブと金型の芯を、クレーンの高
さを微調整して合わせ、入力にてプランジヤース
リーブに押し込み、型締めの動作にて金型取付具
(例えばマツパ)で金型を固定ダイプレートと移
動ダイプレートに固着している。
また金型を固定および移動ダイプレートから取
り外すときには、型締め動作にて、固定金型と移
動金型とを結合し、金型をクレーンで支て金型取
付具を外した後に、型開きしてから金型を入力で
プランジヤースリーブから抜き取り、クレーンで
釣り上げ射出成形機の機外へ運び出している。
この金型交換作業において、射出成形機の金型
で特にダイカスト機の金型には第5図に示すよう
に、金型4に固着した湯口ブツシユ51の凹部を
固定ダイプレート2に取着したプランジヤスリー
ブ50の凸部に嵌着しており、金型4を固定ダイ
プレート1に取付け、取外しするときには、前述
した湯口ブツシユ51の凹部を固定ダイプレート
50の凸部に嵌着、離脱しなければならない。し
かるに湯口ブツシユ51とプランジヤスリーブ5
0との嵌合精度は一般的にH7−e7であり、例え
ば湯口ブツシユ51の凹部の直径が200m/mの
場合はH7で200φ+0.046 0、e7で200φ-0.1 -0.146になつ

おり、湯口ブツシユ51の凹部とプランジヤスリ
ーブ50の凸部との芯が十分にでていないと入力
での着脱作業は困難である。
また金型4の重量は小型のダイカスト機用で
2Ton、大型のダイカスト機用で30Ton前後まで
あり、特に大型用における金型の交換作業におい
ては、クレーン操作に非常な熟練度が必要であ
り、作業者も2〜3名で金型交換を余儀なくされ
ている。
さらに金型交換作業を短時間で行うためには、
作業者はダイカスト機の操作側および反操作側に
各1名について、互いに合図をしながら作業を進
める。特に大型のダイカスト機の金型交換におい
て、各作業者は相手が全く見えないため作業は非
常に危険である。
本考案はかかる点にかんがみなされたもので、
金型交換作業を全て機械的に行ない、作業員の労
力を必要とせず、しかも短時間に終了することの
できる射出成形機の金型交換装置を提供するため
のものである。
以下、本考案の詳細を図面について説明する。
第1図は本考案の実施例を示す金型交換装置の概
略構造図、第2図は第1図のB−B矢視の側面図
で1はダイカスト機の本体、2は固定ダイプレー
ト、3は移動ダイプレート、4は固定金型、5は
移動金型である。7は本体1に近接して長手方向
に対して直角に配置されたフレームで、同フレー
ム7には固定、移動の両金型4,5を搬送する搬
送コロ8が複数個軸受9を介して回転自在に所望
の位置に配置されている。10は搬送コロ8に取
り付けられたスプロケツトでこれらのスプロケツ
ト10にはチエーン11が巻掛けされている。1
3はスプロケツト12を固着してフレーム7に取
り付けられたモータで、同モータ13のスプロケ
ツト12はチエーン14を介して搬送コロ8のス
プロケツト10に連結している。15は本体1に
固定されたガイド16に摺動自在に装着された軸
受台で、同軸受台15の上面には搬送コロ8に同
じ高さにあるコロ17が複数個軸受9を介して回
転自在に所望の位置に取り付けられ、その下面に
はロツド18aの軸端には固定ダイプレート2に
固着したシリンダ18が取り付けられており、シ
リンダ18の作用により軸受台15は型開閉方向
に移動して、型開き方向(第1図で左行)したと
きに両金型4,5をプランジヤースリーブ6から
抜くようになる。19はコロ17に取り付けられ
たスプロケツトで、これらのスプロケツト19に
はチエーン20が巻掛けされている。21はスプ
ロケツト22を固着して軸受台15に取り付けら
れたモータで、同モータ21のスプロケツト22
はチエーン23を介してコロ17のスプロケツト
19に連結している。24は搬送コロ8、コロ1
7の両側面をガイドにして固定金型4に取り付け
られたガイド板で、両金型4,5を一体にして搬
出入するときに、両コロ8,17に載置する。2
5はストツパー装置で、同装置25は固定ダイプ
レート2に固着した調整軸26、同軸26に螺合
している調整スリーブ27、同スリーブ27の端
面が突接しかつ遊嵌する軸受台15に固定されて
いるブラケツト28および調整軸26に螺合して
いるナツト29より構成されていて、両金型4,
5をプランジヤースリーブ6から抜いたときのシ
リンダ18の後退限(第1図で左行)および両コ
ロ8,17とガイド板24との通りが一致するよ
うにしている。30は軸受台15に取り付けたブ
ラケツト31に螺着しているボルトで両金型4,
5を機内に搬入したときに、両金型4,5の中心
がプランジヤースリーブ6の中心が一致するよう
にボルト30で調整している。32は両金型4,
5をそれぞれ固定ダイプレート2、移動ダイプレ
ートに固着するための金型クランプ装置で、同装
置32は両ダイプレート2,3の左右に固着され
た2個のシリンダ33と、同シリンダ33のロツ
ドに固着させ両ダイプレート2,3に設けたTミ
ゾ34に遊嵌しているTミゾナツト35にボルト
36により一体になつているブラケツト37と、
同ブラケツト37に設けられたクランプ装置38
を主とした構成部品としている。前記クランプ装
置38は第4図に示すようにブラケツト37の筐
体39に装着した軸40に軸支されたクランプツ
メ41と、筐体39に固着されたシリンダ42
と、同シリンダ42のロツド46の先端に固着さ
れるとともに筐体39に摺動自在に取り付けら
れ、かつクランプツメ41に係合しているクサビ
43を主とした構成部品としている。44は筐体
39に取り付けたカバーである。本実施例では前
記クランプツメ41は軸40を支点とするテコで
あり、軸40から両金型4,5をクランプする点
までの距離をクサビ43の力を受ける点までの距
離の1/2にすると、両金型4,5をクランプする
力の1/2の力がクサビ43で発生すれば充分とな
り、シリンダ42の出力が小さくすみ、金型クラ
ンプ装置32も小型になる。なおシリンダ42の
ピストンロツド45は第4図に示すようにロツド
側42aとヘツド42bとに面積差を設け、クサ
ビ43をクランプツメ41に挿入するときよりも
引き抜くときに大きな力が発生するようにして、
クサビ43の引き入れ、引き抜き動作を確実にし
ている。
このため本実施例においてはシリンダ42の駆
動源にダイカスト機のポンプユニツトを用いてい
るが、ダイカスト機が停止しているときはシリン
ダ42に押す力は発生しないがクサビ43はセル
フロツクになつているため、ダイカスト機の稼動
中にクサビ43がシリンダ42によつてクランプ
ツメ41に差し込まれて力を発生したらシリンダ
42の圧力がなくなつてもクサビ43は抜けるこ
とはない。46はフレーム7に固着したブラケツ
ト47に回転自在に取り付けたコロである。48
は固定ダイプレート2に固着したシリンダ、49
はシリンダ48の作動で固定ダイプレート2内を
摺動する押棒で、固定ダイプレート2より突出し
て固定金型4をプランジヤスリーブ6より抜く。
次に本考案の動作を説明する。両金型4,5は
一体にされた状態で搬送コロ8に載置されてモー
タ13の駆動により回転している搬送コロ8上を
移動し、搬送コロ8,46よりモータ21の駆動
で回転しているコロ17に移載されて型開きにな
つている両ダイプレート2,3の間に搬入されて
くる。そして両金型4,5の中心とプランジヤス
リーブ6との中心が一致した状態で、型締めの動
作によつて移動ダイプレート3を前進(第2図で
右行)させると両金型4,5は軸受台15に載置
された状態で第2図で右行し、第2図の二点鎖線
のように両ダイプレート2,3間に狭まれた状態
になり、固定金型5はプランジヤスリーブ6に嵌
合する。なおこのときシリンダ48は移動ダイプ
レートプランジヤ3に追従するのみで仕事はな
い。
次いでシリンダ33の作動で金型クランプ装置
32を前進させてから、シリンダ42にてクサビ
43を前進(第4図で右行)させクランプツメ4
1にて両金型4,5を把持する。
両金型4,5を両ダイプレート2,3から取り
外す場合は、シリンダ42にてクサビ43を後退
(第4図で右行)させて両金型4,5、からクラ
ンプツメ41を放した後に、シリンダ33にて金
型クランプ装置32を両金型4,5から離す。
次いで型開きの動作でダイプレート3を後退
(第2図で左行)させ、シリンダ18および固定
ダイプレート2に取り付けたシリンダ48の作動
による押棒49により固定金型4を第2図の実線
のようにプランジヤスリーブ6から抜き取る。
プランジヤスリーブ6から抜き取られた両金型
4,5はシリンダ18にてさらに後退(第2図で
左行)し、コロ17が搬送コロ8に一致する位
置、すなわち第3図のようにストツパ装置25の
ブラケツト28が調整スリーブ27に接触するま
で後退させる。この状態でガイド板24はコロ1
7および搬送コロ8の両側面を挟持する位置にあ
る。
次いでモータ13,21の駆動で搬送コロ8、
コロ17を回転させると両金型4,5は機外に搬
出される。
以上の如く本考案によれば、射出成形機の金型
交換作業における、金型の移動、金型とプランジ
ヤスリーブの心合せ作業、金型を固定ダイプレー
ト、移動ダイプレートに取り付ける作業、金型を
プランジヤスリーブから抜き取る作業が全て自動
的にかつ、機械的に行なえ、金型交換作業におけ
る労力の軽減、時間短縮に大きく貢献することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す金型交換装置の
概略構造図、第2図は第1図のA−A矢視の側面
図、第3図は第1図のB−B線の断面図、第4図
は第1図のC−C線の断面図、第5図は金型4と
固定ダイプレート2との嵌合状態を示す概略図で
ある。 1……ダイカスト機の本体、2……固定ダイプ
レート、3……移動ダイプレート、4……固定金
型、5……移動金型、6……プランジヤスリー
ブ、7……フレーム、8……搬送コロ、9……軸
受、10,12,19,22……スプロケツト、
11,14,20,23……チエーン、13,2
1……モータ、15……軸受台、16……ガイ
ド、17,46……コロ、18,33,42,4
8……シリンダ、24……ガイド板、25……ス
トツパ装置、26……調整軸、27……調整スリ
ーブ、28,31,37,47……ブラケツト、
29……ナツト、36,30……ボルト、32…
…金型クランプ装置、34……Tミゾ、35……
Tミゾナツト、39……筐体、40……軸、41
……クランプツメ、43……クサビ、44……カ
バー、46……ピストンロツド、49……押棒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 固定および移動金型を一体にして載置搬送す
    る搬送コロと、同コロと同一軸上にあつて搬送
    コロで移送された固定および移動金型を型開き
    の機内の所定位置に搬入する搬出入コロと、同
    搬出入コロを載置して固定および移動金型を型
    開閉方向に移動させるとともに固定金型からプ
    ランジヤースリーブを離脱させるシリンダを有
    する移動装置と、固定ダイプレートおよび移動
    ダイプレートの金型取付面に固着されたシリン
    ダにより固定および移動型の所定位置まで移動
    するとともに所定位置でシリンダ機構により固
    定および移動金型を把持する金型クランプ装置
    とからなる射出成形機の金型交換装置。 2 金型クランプ装置はダイプレートのTミゾに
    遊嵌させたブラケツト、同ブラケツトの筐体に
    設けた面積差を有するシリンダと同シリンダの
    ロツドに同軸的に取着され前記ブラケツトに摺
    動自在に配置したクサビと、前記ブラケツトの
    筐体に枢支されており、一端が前記クサビ二傾
    斜面接触し、他端が金型取付部と当接するよう
    になつたクランプツメとよりなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の射出成形機の金型交換
    装置。
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JPS6256263U JPS6256263U (ja) 1987-04-07
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JPS4817408B1 (ja) * 1967-06-15 1973-05-29
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JPS5240464A (en) * 1975-09-26 1977-03-29 Toyota Motor Co Ltd Device for replacing mounted piece

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JPS6256263U (ja) 1987-04-07

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