JPH0633972A - ダンパー装置 - Google Patents

ダンパー装置

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Publication number
JPH0633972A
JPH0633972A JP4185336A JP18533692A JPH0633972A JP H0633972 A JPH0633972 A JP H0633972A JP 4185336 A JP4185336 A JP 4185336A JP 18533692 A JP18533692 A JP 18533692A JP H0633972 A JPH0633972 A JP H0633972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
lid
opening
cabinet
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4185336A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Doumae
賢征 堂前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0633972A publication Critical patent/JPH0633972A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋開成時にダンパー機能を適切に働かせるダ
ンパー装置を提供する。 【構成】 蓋体3の開成動作初期においては、ダンパー
本体7はギヤー部8と共に反時計方向に回転し、上記ダ
ンパー本体7が90°回転したところで、当接部16が
キャビネット1の当接片13に当接する。そして、それ
以後蓋体3は上記ダンパー本体7よりのダンパー力を受
けながら開成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音響機器等の蓋体開閉機
構に用いられるダンパー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のダンパー装置を用いた蓋体開閉機
構を図6に示す。
【0003】1はキャビネットであり、該キャビネット
1には、ダンパー本体7を固定するためのガイドリブ2
が設けられている。3は蓋体であり、該蓋体3は図示し
ないトーションバネで開成方向に付勢されており、キャ
ビネット1に軸支する上記ギヤーアーム5の支点4を中
心に回動する。ダンパー本体7はギヤー部8がギヤーア
ーム5のギヤー部6と噛合するようにキャビネット1の
ガイドリブ2にビス9で止められている。そして、上記
構成によりダンパー装置は、蓋体3の開成時、その蓋体
3の開成動作に対して常に一定のダンパー力を働かせて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のダンパ
ー装置を用いた蓋体開閉機構では、大きな付勢力を必要
とする蓋体開成初期においてもダンパー機能が作用する
ため蓋体を開成方向に付勢するトーションバネのばらつ
き、ディスク押えのマグネットの吸着力のばらつき、ま
たはカセットの場合カセットテープをリール台より持ち
上げる時の抵抗等の要因により蓋体開成のための付勢力
が弱い場合には、蓋体を開成させるために蓋体のロック
を解除しても蓋体が開成しない時があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的としてなされたものであって、蓋体のスプリング
による開成動作に対してダンパー機能を発揮するダンパ
ー装置において、上記蓋体を枢支するキャビネット側に
ダンパー本体を変位可能に取付け、蓋体の開成動作初期
にダンパー本体を蓋体の開成動作に伴い変位させてダン
パー機能を不能とし、その後ダンパー本体の変位を阻止
してダンパー機能を発揮させるダンパー制御手段を備え
てなるものである。
【0006】
【作用】従って、本発明記載のダンパー装置を用いた蓋
体開閉機構によれば、蓋体開成動作初期にはダンパー機
構を不能とし、その後ダンパー機能を発揮させることが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明ダンパー装置を用いた蓋体開閉
機構の一実施例について図1乃至図5を用いて詳細に説
明する。尚、図1乃至図5において、図6と共通する部
分には共通の符号を付してある。
【0008】キャビネット1にはダンパー本体7を取付
けるためのリブ10が設けられており、該リブ10には
枢支孔11、及び当接片12,13が形成されている。
【0009】また、ダンパー本体7は、上記キャビネッ
ト1の枢支孔11に係合する軸部14、上記ダンパー本
体7の当接片12,13とそれぞれ当接する当接部1
5,16が設けられている。上記ダンパー本体7は、該
ダンパー本体7のギヤー部8とギヤーアーム5のギヤー
部6が噛合するように軸部14をキャビネット1の枢支
孔11に挿入し、係止させており、内部に粘性の高い油
を封入し、ギヤー部8の回転に対して適度の抵抗力を与
えることにより、ダンパー機能を発揮するものである。
【0010】そして、このダンパー装置を用いた蓋体開
閉機構の動作を説明すると、蓋体3の閉成時、ダンパー
本体7の当接部15はキャビネット1の当接片12に当
接した状態にある。この状態において蓋ロック(図示せ
ず)を解除して蓋体3を開成していくと、ギヤー部6と
噛合するギヤー部8は反時計方向に回転されていくが、
当初はダンパー本体7が反時計方向にフリーな状態にあ
るため、ギヤー部8に伴ってダンパー本体7も反時計方
向に回転する。その後、さらなる蓋体3の開成によっ
て、ダンパー本体7は反時計方向に回転するが、ダンパ
ー本体7が蓋体閉成時の位置より90°回転すると当接
部16がキャビネット1に形成された当接片13に当接
する。従って、ダンパー本体7の反時計方向への回転が
阻止され、それ以後開成する蓋体3は上記ダンパー本体
7よりダンパー力を受けながら開成する。 また、蓋体
閉成動作は上記蓋体開成動作の逆の動作であり、蓋体閉
成に伴ってダンパー7は当接部16が当接するキャビネ
ット1の当接片13より離れて、時計方向に回転し、当
接部15がキャビネット1の当接片12に当接し、その
後ギヤー部8のみが回転することにより蓋体閉成状態に
至る。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明のダンパー装置にあ
っては、蓋体開閉機構において、蓋体開成初期の段階で
はダンパー機能を不能として、開成動作を確実に開始さ
せ、その後ダンパー機能を発揮させることができ、より
良好な開成動作を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるダンパー装置を用い
た蓋開閉機構の閉成状態を示す説明図。
【図2】同機構の開成初期における説明図。
【図3】同機構の開成中期における説明図。
【図4】同機構の開成状態における説明図。
【図5】同ダンパー装置の説明図。
【図6】従来のダンパー装置を用いた蓋開閉機構の説明
図。
【符号の説明】
1 キャビネット 3 蓋体 4 支点 5 ギヤーアーム 6,8 ギヤー部 7 ダンパー本体 10 リブ 11 枢支孔 12,13 当接片 14 軸部 15,16 当接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体のスプリングによる開成動作に対し
    てダンパー機能を発揮するダンパー装置において、 上記蓋体を枢支するキャビネット側にダンパー本体を変
    位可能に取付け、蓋体の開成動作初期にダンパー本体を
    蓋体の開成動作に伴い変位させてダンパー機能を不能と
    し、その後ダンパー本体の変位を阻止してダンパー機能
    を発揮させるダンパー制御手段を備えたことを特徴とす
    るダンパー装置。
JP4185336A 1992-07-13 1992-07-13 ダンパー装置 Pending JPH0633972A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4185336A JPH0633972A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 ダンパー装置

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JP4185336A JPH0633972A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 ダンパー装置

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Publication Number Publication Date
JPH0633972A true JPH0633972A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16169023

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4185336A Pending JPH0633972A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 ダンパー装置

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JP (1) JPH0633972A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106460437A (zh) * 2014-05-07 2017-02-22 宝马股份公司 在车身与车门或车盖之间具有缓冲器系统的车辆

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106460437A (zh) * 2014-05-07 2017-02-22 宝马股份公司 在车身与车门或车盖之间具有缓冲器系统的车辆

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