JPH06339266A - Mosトランジスタ同期整流フライバックコンバータ - Google Patents

Mosトランジスタ同期整流フライバックコンバータ

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JPH06339266A
JPH06339266A JP14709293A JP14709293A JPH06339266A JP H06339266 A JPH06339266 A JP H06339266A JP 14709293 A JP14709293 A JP 14709293A JP 14709293 A JP14709293 A JP 14709293A JP H06339266 A JPH06339266 A JP H06339266A
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mos transistor
load
transformer
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flyback converter
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Yosuke Shinada
洋介 品田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MOSトランジスタを同期整流用として用い
たMOSトランジスタ同期整流フライバックコンバータ
において、軽負荷時の効率低下を防止する。 【構成】 トランス4とスイッチ6との間にダイオード
5を挿入して、出力から入力への電力回生を阻止する。
周波数制御回路3を用いてスイッチ6のオンオフ周波数
を負荷状態に応じて制御し、軽負荷時にスイッチ6のオ
ン期間を短くしてトランス4への供給エネルギーを負荷
に見合って小さくする。これにより効率が上昇する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMOS型電界効果トラン
ジスタを用いたMOSトランジスタ同期整流フライバッ
クコンバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のMOSトランジスタ同期
整流フライバックコンバータは1988年の電子情報通
信学会技術研究報告のPE88−38「2次側エネルギ
ーの回生によるスイッチング電源の制御方式」(長潟信
義,松下電子部品)に開示されており、図6にその回路
図を引用する。
【0003】図6において、入力電力は主トランス4の
入力巻線4aへ印加されるが、主スイッチング素子6に
よりその印加状態がオンオフされるようになっている。
この主トランス4の制御巻線4bに誘起される電力によ
り駆動回路2を介して主スイッチング素子6のオンオフ
制御を行って、主トランス4の入力巻線4aへの供給電
力のオンオフ制御が行われる。尚、1は入力コンデンサ
を示す。
【0004】主トランス4の出力巻線4cに誘起される
交流電力はMOSトランジスタ10により同期整流さ
れ、コンデンサ11によって平滑化されて図示せぬ負荷
へ直流電力となって供給される。主トランス4の補助巻
線4dに誘起される交流電力により駆動回路7を介して
MOSトランジスタ10のゲート制御を行うと共に、駆
動回路7に、出力を制御する回生制御回路13が接続さ
れている。
【0005】図7は図6の回路の動作波形例を示すもの
で、(A)は重負荷時,(B)は軽負荷時の波形であ
る。
【0006】主スイッチング素子6は一定の周期でかつ
一定デューティでオンオフ動作を繰返しており、そのオ
ン期間(TON)で主トランス4へエネルギーを供給蓄積
し、そのオフ期間(TOFF )にエネルギーをMOSトラ
ンジスタ10を介して出力側へ放出することで、負荷へ
電力を供給している。
【0007】主スイッチング素子6のオフ期間(TOFF
)においては、主トランス4の補助巻線4dによりM
OSトランジスタ10のオン状態が持続され、よって主
トランス4に蓄積されたエネルギーが全てこのMOSト
ランジスタ10を介して出力側へ放出されるが、更にこ
のオン状態のMOSトランジスタ10を介して出力電圧
が主トランス4へ印加されるので、再度主トランス4へ
エネルギーが蓄積されることになる。
【0008】MOSトランジスタ10がオンからオフに
なると、主スイッチング素子6はオン状態になり、主ト
ランス4の蓄積エネルギーはこの主スイッチング素子6
を介して入力側へ回生されて回収される。この様子が図
7(B)の軽負荷時における電流波形の網目状(T1)
で示されている。
【0009】この様に、主スイッチング素子6のオン期
間(TON)を一定に固定しても、MOSトランジスタ1
0のオン状態を制御することにより、入力側へ回生され
るエネルギー量を調整することが可能となり、入力から
出力へ供給された過剰エネルギーを入力へ回生すること
で、出力を制御することができるのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来のMOS
トランジスタ同期整流フライバックコンバータでは、負
荷の軽重に関係なく主トランス4及び平滑コンデンサ1
1が絶えず最大負荷状態で動作するので、軽負荷でも主
トランス及び平滑コンデンサの損失が最大負荷時と同一
であり、よって効率が悪いという欠点がある。
【0011】そこで、本発明はこのような従来技術の欠
点を解消すべくなされたものであり、その目的とすると
ころは、効率向上を図ったMOSトランジスタ同期整流
フライバックコンバータを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、トラン
スと、このトランスの入力巻線への印加電圧をオンオフ
するスイッチング手段と、前記トランスの出力巻線に誘
起される交流電力を整流するMOSトランジスタとを含
むMOSトランジスタ同期整流フライバックコンバータ
であって、前記スイッチング手段のオン状態において前
記出力巻線及び前記スイッチング手段を介して回路入力
側へ電力が回生されるのを阻止する阻止手段と、回路出
力の負荷状態に応じて前記スイッチング手段のオンオフ
周期を制御する制御手段とを含むことを特徴とするフラ
イバックコンバータが得られる。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
【0014】図1は本発明の実施例の回路図であり、図
6と同等部分は同一符号により示している。主トランス
4の補助巻線4dの誘起電力を駆動回路7を介して整流
用MOSトランジスタ10のゲート駆動電力としてい
る。また、主トランス4の入力巻線4aと主スイッチン
グ素子6との間に一方向性素子であるダイオード5を接
続している。
【0015】主スイッチング素子6のオンオフ制御は、
主トランス4の制御巻線4bに誘起される電力を駆動回
路2により印加することによって行うようになっている
ことは、図6の従来例と同じである。本発明では、この
主スイッチング素子6のオンオフ周期Tを負荷状態に応
じて制御すべく、周波数制御回路3を出力と駆動回路2
との間に接続している。
【0016】MOSトランジスタ10のゲート駆動回路
7の例としては、図1に示す如く、コンデンサ8と抵抗
9とからなっており、補助巻線4dの誘起電圧をコンデ
ンサ8を介してMOSトランジスタ10のゲートへ印加
している。
【0017】図5は図1の回路の動作波形図であり、
(A)は重負荷時,(B)は軽負荷時の各波形を示して
いる。
【0018】主スイッチング素子6のオン期間(TON)
で主トランス4へエネルギーを供給して蓄積し、そのオ
フ期間(TOFF )にその蓄積エネルギーをオン状態のM
OSトランジスタ10を介して出力側に放出すること
で、負荷へ電力を供給している。
【0019】主トランス4の入力巻線4aに直列に接続
されたダイオード5により、出力側から入力側へのエネ
ルギーの回生は阻止されることになり、その結果、主ス
イッチング素子6のオン期間(TON) で主トランス4へ
蓄積されたエネルギーは全て負荷へ供給される。従っ
て、主トランス4に蓄積されたエネルギーが全てMOS
トランジスタ10を介して放出された後、オン状態のM
OSトランジスタ10を介して出力電圧が主トランス4
へ印加されて再び主トランスへエネルギーが蓄積される
ことはなくなるのである。
【0020】すなわち、主スイッチング素子6のオン期
間に主トランス4へ蓄積されるエネルギー量を調整し、
入力側から出力側へ負荷に必要なだけのエネルギーを放
出することにより、出力制御が可能となる。よって、周
波数制御回路3を設けて、主スイッチング素子6のスイ
ッチング周波数(1/T)を、図5(A)や(B)の如
く負荷状態に応じて制御することにより、負荷が軽い状
態(B)では、Tを短くして出力供給エネルギーを負荷
に応じて小とし、逆に負荷が重い状態(A)では、Tを
大として出力供給エネルギーを大とするのである。
【0021】尚、この周波数制御回路3は、負荷電流を
検出してそれに応じた電圧を得、この電圧にて発振周波
数を制御する周知のV/F変換回路を用いることができ
る。
【0022】図1の回路では、MOSトランジスタ10
のゲート駆動回路7として、コンデンサ8を用いてお
り、図2の回路では抵抗12を用いているが、抵抗を用
いるよりもコンデンサ8を用いる方が、MOSトランジ
スタ10のスイッチング特性を改善することができる。
【0023】図3では、主トランス4の補助巻線4dと
出力巻線4cとをゲート駆動回路7を介してMOSトラ
ンジスタ10のゲートに接続した構成であり、図4では
主トランス4の出力巻線4cをゲート駆動回路7を介し
てMOSトランジスタ10のゲートへ接続した構成であ
り、いずれも図1,2の回路と同一の動作を行う。
【0024】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によれば、出力から
入力へのエネルギーの回生を阻止しかつ主スイッチング
素子のオンオフ周波数を負荷に応じて制御するようにし
ているので、主トランスへの蓄積エネルギーが負荷に応
じて調整され入力から出力へ負荷に必要なエネルギーだ
けが放出されることになって、軽負荷時の効率低下を防
止することが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】本発明の他の実施例の回路図である。
【図3】本発明の更に他の実施例の回路図である。
【図4】本発明の別の実施例の回路図である。
【図5】本発明の実施例の回路動作を示す波形図であ
り、(A)は重負荷時,(B)は軽負荷時の各波形であ
る。
【図6】従来のMOSトランジスタ同期整流フライバッ
クコンバータの回路図である。
【図7】図6の回路の動作波形図であり、(A)は重負
荷時,(B)は軽負荷時の各波形である。
【符号の説明】
1 入力コンデンサ 2 スイッチング駆動回路 3 周波数制御回路 4 主トランス 4a 入力巻線 4b 制御巻線 4c 出力巻線 4d 補助巻線 5 ダイオード 6 主スイッチング素子 7 ゲート駆動回路 8 駆動コンデンサ 9,12 抵抗 10 整流用MOSトランジスタ 11 平滑コンデンサ 13 回生制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスと、このトランスの入力巻線へ
    の印加電圧をオンオフするスイッチング手段と、前記ト
    ランスの出力巻線に誘起される交流電力を整流するMO
    Sトランジスタとを含むMOSトランジスタ同期整流フ
    ライバックコンバータであって、前記スイッチング手段
    のオン状態において前記出力巻線及び前記スイッチング
    手段を介して回路入力側へ電力が回生されるのを阻止す
    る阻止手段と、回路出力の負荷状態に応じて前記スイッ
    チング手段のオンオフ周期を制御する制御手段とを含む
    ことを特徴とするフライバックコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記阻止手段は、前記入力巻線に直列接
    続された一方向性素子であることを特徴とする請求項1
    記載のフライバックコンバータ。
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