JPH06338876A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JPH06338876A
JPH06338876A JP12942393A JP12942393A JPH06338876A JP H06338876 A JPH06338876 A JP H06338876A JP 12942393 A JP12942393 A JP 12942393A JP 12942393 A JP12942393 A JP 12942393A JP H06338876 A JPH06338876 A JP H06338876A
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JP
Japan
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slave
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Application number
JP12942393A
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English (en)
Inventor
Tatsuyuki Ono
達之 大野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、データ転送の正否確認に必
要な時間を短縮することのできるデータ転送装置を提供
することにある。 【構成】この発明に係るデータ転送装置は、被制御装置
12に、制御装置11からの転送データからパリティを
作成蓄積するブロック121と、制御装置11からのパ
リティ読出し要求に応じて蓄積されたパリティを制御装
置11へ転送するブロック122を設け、制御装置11
に、被制御装置12への転送データのパリティを作成蓄
積するブロック111と、ブロック111で蓄積される
パリティと被制御装置12から転送されるパリティとを
比較することで、転送データの正否の確認を行うブロッ
ク112を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に家庭用VTR
(ビデオテープレコーダ)などの家庭用機器内における
IC間やモジュール間の制御信号伝送など、シリアルデ
ータ転送に有効なデータ転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、家庭用VTRなどの電子機器
では、機器内のボード間やIC間で制御データの転送を
行う場合、配線数及びICのピン数削減を目的として、
インターICバス(以下、IICバスと略す)などのシ
リアルバスが使用されている。
【0003】このようなシリアルバスによるデータ転送
装置で重要な点は、データが正しく転送されているか、
転送されたデータが正しく書き込まれているか、停電/
ノイズなどによりデータが破壊されていないか、といっ
た転送データの正誤の確認にある。
【0004】IICバスなどのシリアルバスのように、
双方向のデータ転送が保証されている場合は、バスの機
能を用いてデータの正誤確認が容易に実現できる。図3
にIICバスを利用した従来のデータ転送装置の概略構
成を図3に示す。
【0005】この構成は、マスターコントローラ(制御
装置)1からスレーブIC(被制御装置)2にIICバ
ス3を通じて制御データを転送する場合を想定したもの
である。マスターコントローラ1は、IICバスの書き
込み機能を使って、クロックSCLに基づき一旦スレー
ブIC2へ制御データSDAを書き込む。今度は、逆に
IICバスの読み出し機能を使って、クロックSCLに
基づきスレーブIC2から制御データSDA′を読み出
す。そして、内部に予め持っている制御データSDAと
スレーブIC2からの制御データSDA′を比較するこ
とで、スレーブIC2に正しく書き込まれているかどう
かを確認する。
【0006】このような方法を利用すると、もともとI
ICバスが持っているデータ転送機能だけで、データの
確認が可能となる。ところで、マスターコントローラ
は、通常、多数のスレーブICを抱えており、個々のI
C制御/応答の隙間の時間を使って、データを確認しな
ければならない。しかし、IICバスの場合、その規格
においてクロック周波数の上限が100kHzと制限さ
れているため、データ転送時間に随分時間がかかる。
【0007】つまり、確認すべきデータ量に比例してデ
ータ転送時間がかさむこととなり、制御の合間にデータ
の確認を行うという方法では、データ量が多くなるにつ
れ、データ確認の時間的余裕がなくなる。特に、迅速な
応答が必要なシステムでは、もともとの隙間時間が短い
ため、十分なデータ確認の時間がとれず、システムの信
頼性低下のおそれがある。
【0008】以上のことから、シリアルバス採用のデー
タ転送装置にあっては、データ量が多くとも、転送した
データの書込み状態が正しいことをできるだけ短時間に
確認する方法が要求されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のシリアルバス採用のデータ転送装置では、データの
読み戻しによりデータの確認を行うため、データ転送時
間が占める割合が大きく、データ量が多くなるにつれデ
ータ確認に必要な時間が長くなり、制御の合間にデータ
確認を行うということが難しくなる。このため、確認項
目の削減、確認ルーチンの分割などを行わなければなら
ず、信頼性の低下、システムソフトへの負担増加などの
弊害が発生している。
【0010】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、データ転送の正否確認に必要な時間を短
縮し、システムの信頼性を向上させることのできるデー
タ転送装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、制御装置から被制御装置へデータを転送
し、制御装置側で被制御装置の転送データの正否を確認
するデータ転送装置において、前記被制御装置に、前記
制御装置からの転送データから誤り検出符号を作成蓄積
する手段、及び前記制御装置からの誤り検出符号読出し
要求に応じて蓄積された誤り検出符号を前記制御装置へ
転送する手段を設け、前記制御装置に、前記被制御装置
への転送データの誤り検出符号を作成蓄積する手段、及
びこの手段で蓄積される誤り検出符号と前記被制御装置
から転送される誤り検出符号とを比較することで、転送
データの正否の確認を行う手段を設けるようにした。
【0012】
【作用】上記構成によるデータ転送装置では、被制御装
置側で転送データの誤り検出符号を作成蓄積し、蓄積し
た符号を制御装置からの要求に応じて転送し、制御装置
側で同等の誤り検出符号を作成しておき、被制御装置か
らの符号と比較することで、シリアルバスによるデータ
転送時間を大幅に短縮させ、データ量が多くなっても、
既存のIICバスの機能を使い、従来の方法と整合性を
取りつつ、制御の合間にデータ転送の正否確認ができる
ようにした。
【0013】
【実施例】以下、図1を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明する。図1はこの発明に係るデータ転送装置
の概略構成を示すもので、マスターコントローラ11は
制御装置、スレーブIC12は被制御装置として機能す
る。両者間のデータ転送にはIICバス13が用いられ
る。
【0014】スレーブIC12は、通常のデータ処理部
(記憶部等)に加え、さらにパリティ演算記憶部121
とパリティ転送部122を備える。パリティ演算記憶部
121は転送データを所定ビット単位で誤り検出符号な
るパリティを作成蓄積する。パリティ転送部122は転
送データからパリティ読出し要求を判別すると、蓄積し
たパリティをIICバスを通じてマスターコントローラ
11に転送する。
【0015】これに対し、マスターコントローラ11は
パリティ演算記憶部111とパリティ比較部112を備
える。パリティ演算記憶部111はスレーブIC12側
に設けたパリティ演算記憶部121と同等のもので、ス
レーブIC12への転送データについて所定ビット単位
でパリティを作成蓄積する。パリティ比較部112はマ
スター側のパリティ演算記憶部111のパリティとこれ
に対応するスレーブIC12からの転送パリティとを順
次比較するもので、この比較結果は転送データの正否の
確認結果となる。
【0016】さらに、具体的な構成を説明するため、一
例として、マスターコントローラ11は、シリアルデー
タSDAをデータ同期用のクロックSCLと共に転送す
る際、信号の開始点が明確に判別できるようにするため
のスタートコンディションという特別な信号(以下、S
C信号と称する)を送出した後、スレーブアドレスデー
タを送出し、さらに制御データとして書込み要求を送出
するものとする。シリアルデータは8ビット単位で、最
長8×nビットであるものとする。転送データ確認時に
は、制御データとしてパリティ読出し要求を送出するも
のとする。
【0017】このときのスレーブIC12内の具体的な
構成を図2に示す。図2において、シリアルデータSD
A及び同期用クロックSCLは要求別制御部Aに供給さ
れると共に、送受切替部Bを介してデータ記憶部Cに送
られる。要求別制御部AはSC信号により起動され、ス
レーブアドレスを識別すると共に、データSDAを受け
てマスターコントローラ11の要求を識別する。
【0018】このときパリティは、パリティ読出要求の
直前のスレーブアドレス送出期間内に加算演算され、パ
リティレジスタに記憶されている。このため、パリティ
値は常に最新のデータとなっており、信頼性の高い正否
確認が可能となる。
【0019】ここで書込み要求が識別された場合、送受
切替部Bを受信状態に切替え、データ記憶部Cを書込み
制御し、送受切替部Bを通過した転送データをデータ記
憶部Cに格納する。同時にスレーブアドレスデータによ
り、スイッチ制御部Dを起動させる。
【0020】このスイッチ制御部Dは、n系統に並列さ
れたパリティ演算回路E1〜Enに対し、スレーブアド
レスに応じて、その入力部に設けられたスイッチSW1
〜SWnを新規データ入力側にセットして、転送データ
を対応するアドレスのデータレジスタDR1〜DRnに
導出させ、データレジスタDR1〜DRnが8ビットの
データを格納した時点でスイッチ回路SW1〜SWnを
帰還データ側にセットする。すなわち、転送データは同
期用クロックSCLに基づいてデータレジスタDR1〜
DRnに8ビットづつ格納される。
【0021】また、通常スイッチSW1〜SWnは帰還
データ側にセットされており、スレーブアドレスデータ
がマスターコントローラ11から送出されるたびに、そ
の後の制御データのスタートビットにより対応するアド
レスのフリップフロップFF1〜FFnがリセットさ
れ、対応するパリティ演算回路E1〜Enにおいて、デ
ータレジスタDR1〜DRnの1ビット出力を加算器A
D1〜ADnとフリップフロップFF1〜FFnによっ
て順次加算していく。これによって、全転送データの8
ビット毎のパリティ(1ビット)が得られる。このパリ
ティはパリティ記憶回路FのパリティレジスタPRの第
1乃至第nの領域に格納される。
【0022】次に、要求別制御部Aはパリティ読出し要
求を識別すると、送受切替部Bを送信側に切替え、パリ
ティ読出し制御部Gを起動して、パリティレジスタPR
に記憶されたパリティを読出し、送受切替部Bを介して
マスターコントローラ11へ転送する。
【0023】上記構成による複数のスレーブICに対
し、マスターコントローラ11は、個々のIC制御/応
答の隙間の時間を使って、任意のスレーブICのパリテ
ィレジスタの内容を読み出し、予め算出しておいた転送
データのパリティ値と比較する。もし、パリティの値が
同じならばデータは正しい状態であり、そのまま通常の
処理を続行する。異なっている場合は、データの内容が
異常な状態であるため、所定の対策処理を実施する。
【0024】すなわち、上記構成によるデータ転送装置
では、IICバス13上のスレーブアドレスと同時に送
出されるクロックSCLを用いて、常にスレーブIC1
2内の書込みデータのパリティ計算を行い、その結果を
パリティ専用のレジスタに格納しておく。そして、この
レジスタのパリティ内容は、マスターコントローラ11
がIICバス13を用いて任意に読み出しできるように
している。
【0025】このため、スレーブIC12側で例えば1
バイト(8ビット)のデータを1ビットのパリティに圧
縮した後、マスターコントローラ11が読み出すため、
IICバス13によるデータ転送時間がおよそ1/8
と、大幅に短縮することができる。よって、データ量が
多くなっても、既存のIICバスの機能を使い、従来の
方法と整合性を取りつつ、制御の合間にデータの確認が
できる。また、書込みデータのパリティ値を予め計算し
ておくことで、nバイトのデータ比較が、nバイトのデ
ータ比較で済み、データの検証時間の短縮化も可能とな
る。この結果、システムの信頼性向上が図れる。
【0026】尚、上記実施例では、制御装置と被制御装
置の間をIICバスで接続している場合について説明し
たが、この発明はこれに限定されるものではなく、既存
のシリアルバスシステムでも適用可能である。その他、
この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形しても、同
様に実施可能であることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、既存の
シリアルバスとの整合性を保持しつつ、スレーブIC側
でデータチェック機能の前処理を行い、シリアルバスに
よるデータ転送量を削減することで、転送データの正否
確認に必要な時間を短縮し、システムの信頼性を向上さ
せることのできるデータ転送装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ転送装置の一実施例のシ
ステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のスレーブICの内部構成を示すブロ
ック回路図。
【図3】従来のデータ転送装置のシステム構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1,11…マスターコントローラ(制御装置)、2,1
2…スレーブIC(被制御装置)、3,13…IICバ
ス(シリアルバス)、111…パリティ演算記憶部11
1、112…パリティ比較部、121…パリティ演算記
憶部、122…パリティ転送部、SDA…シリアルデー
タ、SCL…同期用クロック、SC…スタートコンディ
ション信号、A…要求別制御部、B…送受切替部、C…
データ記憶部、D…スイッチ制御部、E1〜En…パリ
ティ演算回路、SW1〜SWn…スイッチ、DR1〜D
Rn…データレジスタ、AD1〜ADn…加算器、FF
1〜FFn…フリップフロップ、F…パリティ記憶回
路、PR…パリティレジスタ、G…パリティ読出し制御
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御装置から被制御装置へデータを転送
    し、制御装置側で被制御装置の転送データの正否を確認
    するデータ転送装置において、 前記被制御装置は、前記制御装置からの転送データから
    誤り検出符号を作成蓄積する手段、及び前記制御装置か
    らの誤り検出符号読出し要求に応じて蓄積された誤り検
    出符号を前記制御装置へ転送する手段を備え、 前記制御装置は、前記被制御装置への転送データの誤り
    検出符号を作成蓄積する手段、及びこの手段で蓄積され
    る誤り検出符号と前記被制御装置から転送される誤り検
    出符号とを比較することで転送データの正否の確認を行
    う手段を備えることを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】前記制御装置及び被制御装置間のデータ転
    送をシリアルバスによって行うことを特徴とする請求項
    1記載のデータ転送装置。
  3. 【請求項3】前記誤り検出符号はパリティであることを
    特徴とする請求項1記載のデータ転送装置。
JP12942393A 1993-05-31 1993-05-31 データ転送装置 Pending JPH06338876A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12942393A JPH06338876A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 データ転送装置

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JP12942393A JPH06338876A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 データ転送装置

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JPH06338876A true JPH06338876A (ja) 1994-12-06

Family

ID=15009143

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12942393A Pending JPH06338876A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 データ転送装置

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JP (1) JPH06338876A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012142949A (ja) * 2002-09-13 2012-07-26 Karl Storz Imaging Inc 映像記録・画像キャプチャ装置

Cited By (1)

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