JP3311776B2 - ディスクサブシステムにおけるデータ転送チェック方式 - Google Patents

ディスクサブシステムにおけるデータ転送チェック方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスクサブシステ
ムにおけるデータ転送チェック方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクサブシステムの代表的なもの
に、磁気ディスクサブシステムがある。この磁気ディス
クサブシステムにおいて、ホスト側CPUからの要求に
従ってホスト側チャネル装置の制御により行われる磁気
ディスク装置と主記憶装置との間のデータ転送動作に
は、一般に以下に示す経路が用いられる。即ち、磁気デ
ィスク装置からのデータ読出し時には、磁気ディスク装
置(HDD)→磁気ディスク制御装置(コントローラ)
→チャネル装置→主記憶装置の経路が用いられる。また
書き込み時には、この反対の経路となる。
【0003】さて、磁気ディスクサブシステムでは、転
送データの内容を保証するために、システム内の各経路
において、或るデータ長毎にそのデータから生成される
パリティビットを付加して、転送データの内容をチェッ
クするようにしている。
【0004】これにより、データ転送の各々の経路にお
いてビット欠けやビット化け等の障害が発生しても、パ
リティエラーとして異常が検出されるため、この転送の
要求元であるCPUに対して、エラー通知が可能とな
る。CPUは、このエラー通知を受けると、要求した転
送がエラー終了したので、このときの磁気ディスク装置
と主記憶装置との間の転送データは不正であると判断
し、何らかの救済処置に移行する。
【0005】以上のように、転送データに対する各経路
でのパリティチェック方式の適用により、転送データ内
部のビット欠けやビット化けのような異常事態が発生し
ても、その転送データを使用して結果としてデータ破壊
を起こすということは避けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来
は、或るデータ長毎に対応するパリティビットを付加
し、ディスクサブシステム内のデータ転送の各経路にお
いてデータとパリティの関係をチェックすることによ
り、転送データ内部のビット欠けやビット化けのような
転送データ自体のエラーを検出するようにしていた。
【0007】ところが、転送経路の各チェック箇所では
データとパリティビットを同時に受信する方式であるた
め、同一の転送ワード(転送語)が続けて2回転送され
たり、或る転送ワードが転送されない(ワード抜け)と
いうようなデータ転送の異常(以下、データ化けと称す
る)に対しては、パリティチェックの機能が意味をなさ
なかった。したがって、このような場合には、転送デー
タが不正であったということが検出できず、不正データ
転送によるデータ破壊を招くという問題があった。
【0008】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
でその目的は、ディスク装置と主記憶装置との間のデー
タ転送で発生するデータ化けを検出することができ、も
って不正データ転送によるデータ破壊が防止できるディ
スクサブシステムにおけるデータ転送チェック方式を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディスク装
置との間の転送データを一時格納するための第1のデー
タバッファをディスク制御装置上に設ける他、ディスク
制御装置との間の転送データを一時保持するための第2
のデータバッファをチャネル装置上に設け、更に、ディ
スク制御装置におけるデータ転送終了後に、上記第1の
データバッファに保持されている転送データのうちの最
終語を転送完了ステータスに付してチャネル装置に転送
するステータス・最終語転送手段と、このステータス・
最終語転送手段によってチャネル装置に転送された転送
完了ステータスに付されている最終語と上記第2のデー
タバッファに保持されている転送データの最終語とを比
較する比較手段とを設けて、この比較手段の比較結果に
応じて、データ転送が正常に終了したか否かを判別する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、ステータス・最終語転送
手段は、ディスク制御装置におけるデータ転送終了が終
了すると、その際に第1のデータバッファに保持されて
いる(残されている)転送データのうちの最終語を読み
出して転送完了ステータスに付加してチャネル装置に転
送する。
【0011】すると、比較手段は、その際に第2のデー
タバッファに保持されている(残されている)転送デー
タのうちの最終語を読み出して、転送完了ステータスに
付加されている最終語と比較する。もし、一連のデータ
転送中に、同一データが余分に転送されたり、逆に転送
されないデータがあるといったデータ化けが発生してい
なければ、データ転送終了時に、第1のデータバッファ
に残されている転送データの最終語と第2のデータバッ
ファに残されている転送データの最終語とは一致するは
ずである。
【0012】したがって、比較手段は、上記2つのデー
タが一致していなければ、一連のデータ転送中において
データ化けが発生したこと、即ちデータ転送の異常終了
(不正データ転送)を判別する。この比較手段によって
データ転送の異常終了(不正データ転送)が判別される
ことにより、これに起因するデータ破壊を防止すること
が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、この発明を磁気ディスクサブシステム
に適用した一実施例につき図面を参照して説明する。
【0014】図1はこの発明の一実施例に係る磁気ディ
スクサブシステムの構成を示すブロック図である。図1
において、1はホスト側の主記憶装置であり、システム
制御部2を介してシステムバス3に接続されている。
【0015】4は磁気ディスク装置(HDD)、5は磁
気ディスク装置4を制御する磁気ディスク制御装置、6
は磁気ディスク制御装置5と主記憶装置1との間のデー
タ転送を行うホスト側のチャネル装置である。チャネル
装置6は、ホスト側のCPU(図示せず)からの要求に
より起動される。
【0016】磁気ディスク制御装置5は、チャネル装置
6(ホスト側)と接続されて同装置6とのインタフェー
ス(I/F)を成すチャネルI/F制御ボード51と、
磁気ディスク制御装置5全体を制御するためのマイコン
制御ボード52と、磁気ディスク装置4と接続されて同
装置4とのインタフェースを成すディスクI/F制御ボ
ード53との3つのボードにより構成される。
【0017】チャネルI/F制御ボード51は、チャネ
ル装置6との間の転送データを一時格納するための1ワ
ード単位の読み出し/書き込みが可能なDMAデータバ
ッファ511と、チャネル装置6(ホスト側)との間で
送受信されるコマンドおよびステータスを一時格納する
ためのコマンド/ステータス送受用バッファ512と、
バスセレクタ513を有している。バスセレクタ513
は、DMAデータバッファ511またはコマンド/ステ
ータス送受用バッファ512をチャネル装置6に対して
切り替え接続する。
【0018】マイコン制御ボード52は、ファームウェ
アにより磁気ディスク制御装置5全体を制御するマイク
ロプロセッサ521を有している。マイクロプロセッサ
521は、チャネルI/F制御ボード51上のDMAデ
ータバッファ511およびコマンド/ステータス送受用
バッファ512と、ディスクI/F制御ボード53上の
後述するディスク制御回路532およびコマンド受信/
ステータス送信部533等をアクセスできるように構成
されている。またマイクロプロセッサ521は、データ
転送が終了した場合には、コマンド受信/ステータス送
信部533から完了ステータスを受け取り、DMAデー
タバッファ511に残っている転送データの最終ワード
を付加してコマンド/ステータス送受用バッファ512
を介してチャネル装置6に転送するように構成されてい
る。
【0019】ディスクI/F制御ボード53は、磁気デ
ィスク装置4との間の転送データ(磁気ディスク装置4
からの読み出しデータ、磁気ディスク装置4への書き込
みデータ)を一時格納するための1ワード単位の読み出
し/書き込みが可能なDMAデータバッファ531と、
磁気ディスク装置4を制御するディスク制御回路532
と、コマンド受信/ステータス送信部533とを有して
いる。コマンド受信/ステータス送信部533は、マイ
クロプロセッサ521を通して渡されるホスト側からの
コマンドの受信およびホスト側へ返すステータスの送信
を司る。
【0020】一方、チャネル装置6は、ファームウェア
により同装置6全体を制御するマイクロプロセッサ61
と、主記憶装置1および磁気ディスク制御装置5との間
の転送データを一時格納するための1ワード単位の読み
出し/書き込みが可能なDMAデータバッファ62と、
磁気ディスク制御装置5へのコマンド送信および磁気デ
ィスク制御装置5からのステータスの受信を司るコマン
ド送信/ステータス受信部63とを有している。マイク
ロプロセッサ61は、DMAデータバッファ62および
コマンド送信/ステータス受信部63等をアクセスでき
るように構成されている。またマイクロプロセッサ61
は、磁気ディスク制御装置5から転送完了ステータスが
送信された場合には、そのステータスに付加されている
最終ワードと、DMAデータバッファ62に残されてい
る転送データの最終ワードとを比較して、データ転送が
正常に終了したか否かを判別するように構成されてい
る。
【0021】なお、DMAデータバッファ62,51
1,531を制御する各バッファ制御部、主記憶装置1
と磁気ディスク装置4との間のデータ転送に用いられる
各経路上に設けられているパリティチェック回路等は省
略されている。
【0022】次に、図1の構成の動作を説明する。ま
ず、図1の構成において、磁気ディスク装置4と主記憶
装置1との間のデータ転送は、ホストCPU(図示せ
ず)からチャネル装置6に対して入出力開始が指示さ
れ、その指示に応じてチャネル装置6が主記憶装置1か
らコマンド(チャネルコマンド語)を読み出し、同コマ
ンドをチャネル装置6上のコマンド送信/ステータス受
信部63を介して磁気ディスク制御装置5に送出するこ
とにより開始される。磁気ディスク制御装置5では、こ
のコマンドを受けて、磁気ディスク装置4に対する読み
出し/書き込みを制御する。
【0023】上記の磁気ディスク装置4と主記憶装置1
との間のデータ転送の経路は、例えば磁気ディスク装置
4から主記憶装置1へのデータ転送(即ち磁気ディスク
装置4からのデータ読み出し)の場合には、次の通りと
なる。
【0024】磁気ディスク装置(HDD)4→ディスク
I/F制御ボード53上のDMAデータバッファ531
→チャネルI/F制御ボード51上のDMAデータバッ
ファ511→チャネル装置6上のDMAデータバッファ
62→主記憶装置1
【0025】このデータ転送においては、ディスク制御
回路532の制御によって磁気ディスク装置4からデー
タが読み出され、その読み出しデータがまずDMAデー
タバッファ531に格納される。そして、このDMAデ
ータバッファ531内に、或る単位量の読み出しデータ
が溜まると、そのデータがディスクI/F制御ボード5
3上のバッファ制御部(図示せず)によって読み出され
て、DMAデータバッファ511に転送され、同バッフ
ァ511に格納される。
【0026】このDMAデータバッファ511にも、或
る単位量のデータが溜まると、そのデータがチャネルI
/F制御ボード51上のバッファ制御部(図示せず)に
よって読み出され、バスセレクタ513を介して上位の
チャネル装置6に転送される。このチャネル装置6に転
送されたデータは、同装置6上のDMAデータバッファ
62に格納される。
【0027】このDMAデータバッファ62にも、或る
単位量のデータが溜まると、そのデータがチャネル装置
6上のバッファ制御部(図示せず)によって読み出さ
れ、システムバス3を介して主記憶装置1に転送され
る。
【0028】以上のデータ転送は、ホストCPUからの
入出力開始指示に応じてチャネル装置6が主記憶装置1
から読み出したコマンドにより指定される転送ワード数
をDMAデータバッファ531,511,62に対応し
た各バッファ制御部にてカウントしながら、その指定ワ
ード数に達するまで(繰り返し)行われる。
【0029】このようにして、磁気ディスク装置4から
主記憶装置1への指定ワード数のデータ転送が終了した
時点では、各DMAデータバッファ531,511,6
2には、データ転送の最終ワード(最終語)を含む最後
の転送データが残されている。したがって、上記のデー
タ転送がデータ化けを招くことなく正常に行われるなら
ば、各DMAデータバッファ531,511,62に残
っている最終ワード(最終転送ワード)は必ず一致して
いるはずである。
【0030】ここで、上記した磁気ディスク装置4から
主記憶装置1へのデータ転送において何らかの障害が起
こって、磁気ディスク装置4からの読み出しデータのう
ちの或る1ワードを2回続けてチャネル装置6に転送し
たり(即ち同一ワードを余分に転送したり)、或るワー
ドが転送されない(ワード抜け)というようなデータ化
けが発生した場合(転送ワード数は正しいものとする)
について考えてみる。
【0031】まず、転送データには、従来と同様に、必
ず或る一定のデータ長に対してパリティビットが付加さ
れる構成となっているものとする。また、転送経路に
は、例えばディスク制御回路532とDMAデータバッ
ファ531の間、DMAデータバッファ531とDMA
データバッファ511の間、DMAデータバッファ51
1とバスセレクタ513の間、バスセレクタ513とD
MAデータバッファ62との間、そしてDMAデータバ
ッファ62とシステムバス3との間には、それぞれパリ
ティチェック回路(図示せず)が付加されているものと
する。パリティチェック回路は、データとパリティビッ
トを同時に受信するように設計されているのが一般的で
ある。このため、上記のようにデータ化けが発生した場
合には、パリティチェックの機能は有効に作用しないこ
とになる。
【0032】ところが、上記のようなデータ化けが例え
ば磁気ディスク制御装置5上のDMAデータバッファ5
11とチャネル装置6上のDMAデータバッファ62と
の間で発生した場合には、指定されたデータ転送の転送
終了後にDMAデータバッファ511およびDMAデー
タバッファ62に残っている最終ワード(最終転送ワー
ド)は一致しないことになる。そこで本実施例では、こ
の点に着目して、DMAデータバッファ511,62に
残っている転送データの最終ワードを比較し、その比較
結果によりデータ転送が正常に終了したか否かを判別す
るようにしている。この動作について、図2のフローチ
ャートを参照して以下に説明する。
【0033】磁気ディスク制御装置5(内のマイコン制
御ボード52)上のマイクロプロセッサ521は、チャ
ネル装置6からのコマンドで指定されたワード数のデー
タ転送を終了すると、その完了ステータスをコマンド受
信/ステータス送信部533から受け取って、コマンド
/ステータス送受用バッファ512、バスセレクタ51
3を介してチャネル装置6に返す。この完了ステータス
をチャネル装置6に返す点は従来と同様であるが、この
完了ステータスには、次に述べるように転送データの最
終ワードが付される点が、従来と異なる。即ちマイクロ
プロセッサ521は、完了ステータスを返す際にDMA
データバッファ511をアクセスして、同バッファ51
1に残されている最後の転送データ中の最終ワードを読
み出し、この読み出した最終ワードを完了ステータスに
付加してチャネル装置6に返す(ステップS1,S
2)。
【0034】磁気ディスク制御装置5(のマイクロプロ
セッサ521)によりチャネル装置6に返された完了ス
テータスは、同装置6内のコマンド送信/ステータス受
信部63により受信され、その旨(完了ステータス受
信)がマイクロプロセッサ61に通知される。マイクロ
プロセッサ61は、コマンド送信/ステータス受信部6
3から完了ステータス受信が通知されると、DMAデー
タバッファ62をアクセスして、同バッファ62に残さ
れている最後の転送データ中の最終ワードを読み出す
(ステップS3)。
【0035】次にマイクロプロセッサ61は、DMAデ
ータバッファ62から読み出した最終ワードと、コマン
ド送信/ステータス受信部63によって受信された磁気
ディスク制御装置5(のマイクロプロセッサ521)か
らの完了ステータスに付されている最終ワード(即ちD
MAデータバッファ511に残されている最後の転送デ
ータ中の最終ワード)とを比較する(ステップS4)。
もし、両ワードが一致していなければ、マイクロプロセ
ッサ61は指定のデータ転送が正常に終了しなかったも
のと判断し、ホストCPUにエラー終了を通知する(ス
テップS5)。これにより、パリティチェックではエラ
ーが検出されないデータ化けの場合でも、そのデータ化
け(即ち不正データ転送)によるデータ破壊を防ぐこと
ができる。一方、上記の両ワードが一致していれば、マ
イクロプロセッサ61は指定のデータ転送が正常に終了
したものと判断し、ホストCPUに正常終了を通知する
(ステップS6)。なお、DMAデータバッファ53
1,511間で発生するデータ化けについては、指定の
データ転送の終了後に、マイクロプロセッサ521がこ
れら両バッファ531,511にそれぞれ残されている
最後の転送データ中の最終ワードを読み出して比較する
ことにより、簡単に検出できる。
【0036】以上は、(磁気ディスク装置4からのデー
タ読み出しを伴う)磁気ディスク装置4から主記憶装置
1へのデータ転送におけるデータ化け(不正データ転
送)の検出について説明したが、(磁気ディスク装置4
へのデータ書き込みを伴う)主記憶装置1から磁気ディ
スク装置4へのデータ転送の場合におけるデータ化け
(不正データ転送)の検出も、図2のフローチャートに
従って前記実施例と同様に行える。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
データ転送終了後に、ディスク制御装置上のデータバッ
ファに残されている最後の転送データの最終語を完了ス
テータスに付加してチャネル装置に返し、これを受け
て、この完了ステータスに付された最終語とチャネル装
置上のデータバッファに残されている最後の転送データ
の最終語とを比較し、その比較結果によりデータ転送が
正常に終了したか否かを判別する構成としたので、転送
データに対して或るデータ長を単位に付されたパリティ
ビットを利用したパリティチェックだけでは不可能であ
ったデータ化けの発生が検出でき、データ化け(不正デ
ータ転送)によるデータ破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る磁気ディスクサブシ
ステムの構成を示すブロック図。
【図2】図1のシステムにおける不正データ転送の検出
処理の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…主記憶装置、3…システムバス、4…磁気ディスク
装置(HDD)、5…磁気ディスク制御装置、6…チャ
ネル装置、61…マイクロプロセッサ(比較手段)、6
2…DMAデータバッファ(第2のデータバッファ)、
63…コマンド受信/ステータス受信部、511…DM
Aデータバッファ(第1のデータバッファ)、512…
コマンド/ステータス送受用バッファ、513…バスセ
レクタ、521…マイクロプロセッサ(ステータス・最
終語転送手段)、531…DMAデータバッファ、53
2…ディスク制御回路、533…コマンド受信/ステー
タス送信部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06 - 3/08 G06F 13/00 G06F 13/10 - 13/14 G06F 11/08 - 11/10 G06F 13/20 - 13/378 G06F 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク装置を制御するディスク制御装
    置と、このディスク制御装置と主記憶装置との間のデー
    タ転送を制御するチャネル装置とを備えたディスクサブ
    システムにおいて、 前記ディスク装置との間の転送データを一時格納するた
    めの、前記ディスク制御装置に設けられた第1のデータ
    バッファと、 前記ディスク制御装置との間の転送データを一時保持す
    るための、前記チャネル装置に設けられた第2のデータ
    バッファと、 前記ディスク制御装置におけるデータ転送終了後に、前
    記第1のデータバッファに保持されている転送データの
    うちの最終語を転送完了ステータスに付して前記チャネ
    ル装置に転送するステータス・最終語転送手段と、 このステータス・最終語転送手段によって前記チャネル
    装置に転送された転送完了ステータスに付されている最
    終語と前記第2のデータバッファに保持されている転送
    データの最終語とを比較する比較手段と、 を具備し、前記比較手段の比較結果に応じて、データ転
    送が正常に終了したか否かを判別するようにしたことを
    特徴とするディスクサブシステムにおけるデータ転送チ
    ェック方式。
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