JPH06338604A - 半導体基板の製造方法 - Google Patents
半導体基板の製造方法Info
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- JPH06338604A JPH06338604A JP12960593A JP12960593A JPH06338604A JP H06338604 A JPH06338604 A JP H06338604A JP 12960593 A JP12960593 A JP 12960593A JP 12960593 A JP12960593 A JP 12960593A JP H06338604 A JPH06338604 A JP H06338604A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エピタキシャル成長工程を使用せずに、薄い
SOI層を持つ半導体基板の製造方法を提供する。 【構成】 ウェーハの表面部に1019/cm3 以上の濃度
のボロンを含む高濃度P型層を形成する工程と、このウ
ェーハを、ボロンの拡散を防止する膜を介在させて支持
基板と接合して一体化する工程と、支持基板と一体化さ
れたウェーハのうち、高濃度P型層以外の部位を除去す
る工程と、高濃度P型層が残された支持基板を熱処理
し、高濃度P型層のボロンを支持基板の表面から外へ、
または、支持基板との間にある膜の中へ拡散させ、ボロ
ンの濃度を低減させる工程とを含むものである。
SOI層を持つ半導体基板の製造方法を提供する。 【構成】 ウェーハの表面部に1019/cm3 以上の濃度
のボロンを含む高濃度P型層を形成する工程と、このウ
ェーハを、ボロンの拡散を防止する膜を介在させて支持
基板と接合して一体化する工程と、支持基板と一体化さ
れたウェーハのうち、高濃度P型層以外の部位を除去す
る工程と、高濃度P型層が残された支持基板を熱処理
し、高濃度P型層のボロンを支持基板の表面から外へ、
または、支持基板との間にある膜の中へ拡散させ、ボロ
ンの濃度を低減させる工程とを含むものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板の製造方法
に係り、特に、SOI(Silicon On Insulating Substr
ate )構造の半導体基板の製造方法に関する。
に係り、特に、SOI(Silicon On Insulating Substr
ate )構造の半導体基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SOI構造とは、素子が形成されるシリ
コン(Si)層、すなわち、SOI層を、これを支持する
基板と絶縁体で分離した構造である。SOI構造は、S
OI層に作られた素子と基板との電気的分離が完全であ
り、分離耐圧、寄生容量の低減、耐放射線性等で優れて
いる。SOI構造はその利点が古くから注目されてお
り、サファイヤ基板上にシリコン層を成長させてSOS
(Silicon On Sapphire )とする方法の他、酸化膜を設
けた基板表面にアモルファスシリコンやポリシリコンを
堆積させ、これをヒータや電子線ビーム等で加熱して溶
解再結晶させる再結晶法、シリコン基板内に酸素を打ち
込み基板内部に酸化シリコン層を形成するSIMOX
(Separation by Implanted Oxygen)法等が研究されて
いる。しかし、これらの方法では完全な結晶性を持つS
OI層を作ることができなかった。
コン(Si)層、すなわち、SOI層を、これを支持する
基板と絶縁体で分離した構造である。SOI構造は、S
OI層に作られた素子と基板との電気的分離が完全であ
り、分離耐圧、寄生容量の低減、耐放射線性等で優れて
いる。SOI構造はその利点が古くから注目されてお
り、サファイヤ基板上にシリコン層を成長させてSOS
(Silicon On Sapphire )とする方法の他、酸化膜を設
けた基板表面にアモルファスシリコンやポリシリコンを
堆積させ、これをヒータや電子線ビーム等で加熱して溶
解再結晶させる再結晶法、シリコン基板内に酸素を打ち
込み基板内部に酸化シリコン層を形成するSIMOX
(Separation by Implanted Oxygen)法等が研究されて
いる。しかし、これらの方法では完全な結晶性を持つS
OI層を作ることができなかった。
【0003】バルクウェーハと同様な結晶品質を持つS
OI構造を得る他の方法として、絶縁膜を介して2枚の
ウェーハを張り合わせる方法がある。このうち、現在実
用化されているのは接着材料を一切使わずに表面を酸化
させたウェーハを接合一体化するウェーハ直接接着技術
と呼ばれる方法と、電圧をかけながら温度を上げて酸化
させたウェーハを接合一体化する陽極接合と呼ばれる方
法とがある。これらの方法によってウェーハを接合した
後、SOI層となるウェーハを研磨やエッチング等によ
り所望の厚さに調整してSOI構造のウェーハを得てい
る。
OI構造を得る他の方法として、絶縁膜を介して2枚の
ウェーハを張り合わせる方法がある。このうち、現在実
用化されているのは接着材料を一切使わずに表面を酸化
させたウェーハを接合一体化するウェーハ直接接着技術
と呼ばれる方法と、電圧をかけながら温度を上げて酸化
させたウェーハを接合一体化する陽極接合と呼ばれる方
法とがある。これらの方法によってウェーハを接合した
後、SOI層となるウェーハを研磨やエッチング等によ
り所望の厚さに調整してSOI構造のウェーハを得てい
る。
【0004】2枚のウェーハの張り合わせによるSOI
構造は結晶品質の高いSOI層が得られる反面、SOI
層の厚さ制御に課題がある。すなわち、従来の研磨やエ
ッチングでは、残されたSOI層の厚さ精度はせいぜい
±数ミクロンである。一方、SOI層に要求される厚さ
は、SOI層に作られる素子により決まる。すなわち、
高耐圧素子を作る場合の数十ミクロンあるいはそれ以上
から、LSIで要求される数ミクロンあるいはサブミク
ロン程度であり、その厚さ精度は絶対厚±10%程度で
ある。このため、特に薄いSOI層を得るために選択エ
ッチングと呼ばれる方法が研究されている。選択エッチ
ングによる薄膜SOIの製造方法を図2を参照して説明
する。
構造は結晶品質の高いSOI層が得られる反面、SOI
層の厚さ制御に課題がある。すなわち、従来の研磨やエ
ッチングでは、残されたSOI層の厚さ精度はせいぜい
±数ミクロンである。一方、SOI層に要求される厚さ
は、SOI層に作られる素子により決まる。すなわち、
高耐圧素子を作る場合の数十ミクロンあるいはそれ以上
から、LSIで要求される数ミクロンあるいはサブミク
ロン程度であり、その厚さ精度は絶対厚±10%程度で
ある。このため、特に薄いSOI層を得るために選択エ
ッチングと呼ばれる方法が研究されている。選択エッチ
ングによる薄膜SOIの製造方法を図2を参照して説明
する。
【0005】先ず、図2(a) に示すように、シリコンウ
ェーハ21の表面にイオン打込みや拡散により高濃度の
ボロンを含む高濃度P型層24を形成し、その上に所望
の厚さのエピタキシャル成長層(以下、エピ成長層とい
う)26を設ける。続いて、図2(b) に示すように、エ
ピ成長層26の表面を酸化させて酸化膜23を形成す
る。次に、図2(c) に示すように、酸化膜23を介し
て、支持基板22と接着、一体化する。続いて、図2
(d) に示すように、高濃度P型層24を残し、シリコン
ウェーハ21を除去する。このシリコンウェーハ21を
除去する工程の全部または最後において、エチレンジア
ミンや水酸化カリウム(KOH)等を用いてアルカリエ
ッチングを行なう。アルカリエッチングではボロン濃度
が1019/cm3を超える高濃度P型層のエッチング速度
は小さくなり、さらに、ボロン濃度が1020/cm3 を超
えるエッチング速度は極端に小さくなるため、エッチン
グを選択的に高濃度P型層24上で止めることができ
る。最後に、図2(e) に示すように、高濃度P型層24
を除去し、始めに設けたエピ成長層26を残す。なお、
図2(e) は天地を逆にして示している。高濃度P型層2
4の除去には、例えば、弗酸/硝酸/酢酸を1:3:8
の割合で混合したエッチング液を用いれば、高不純物濃
度層だけのエッチングが可能である。かくして、SOI
層として始めに設けたエピ成長層26が得られる。
ェーハ21の表面にイオン打込みや拡散により高濃度の
ボロンを含む高濃度P型層24を形成し、その上に所望
の厚さのエピタキシャル成長層(以下、エピ成長層とい
う)26を設ける。続いて、図2(b) に示すように、エ
ピ成長層26の表面を酸化させて酸化膜23を形成す
る。次に、図2(c) に示すように、酸化膜23を介し
て、支持基板22と接着、一体化する。続いて、図2
(d) に示すように、高濃度P型層24を残し、シリコン
ウェーハ21を除去する。このシリコンウェーハ21を
除去する工程の全部または最後において、エチレンジア
ミンや水酸化カリウム(KOH)等を用いてアルカリエ
ッチングを行なう。アルカリエッチングではボロン濃度
が1019/cm3を超える高濃度P型層のエッチング速度
は小さくなり、さらに、ボロン濃度が1020/cm3 を超
えるエッチング速度は極端に小さくなるため、エッチン
グを選択的に高濃度P型層24上で止めることができ
る。最後に、図2(e) に示すように、高濃度P型層24
を除去し、始めに設けたエピ成長層26を残す。なお、
図2(e) は天地を逆にして示している。高濃度P型層2
4の除去には、例えば、弗酸/硝酸/酢酸を1:3:8
の割合で混合したエッチング液を用いれば、高不純物濃
度層だけのエッチングが可能である。かくして、SOI
層として始めに設けたエピ成長層26が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のSOI
構造の半導体基板の製造方法では、エピタキシャル成長
に高温を必要とするため、予め設けた高濃度P型層22
のボロンが拡散し、その結果、高濃度P型層の濃度が下
がるため、この拡散分を見込んで予め多量のボロンを拡
散しておく必要があった。
構造の半導体基板の製造方法では、エピタキシャル成長
に高温を必要とするため、予め設けた高濃度P型層22
のボロンが拡散し、その結果、高濃度P型層の濃度が下
がるため、この拡散分を見込んで予め多量のボロンを拡
散しておく必要があった。
【0007】また、ウェーハの張り合わせ、特に、直接
接着では張り合わせる面に平滑さが必要であるが、清浄
なエピタキシャル装置を用いても、エピタキシャル表面
へのパーティクルの付着や、マウンドの発生を完全に防
ぐことは難しく、これら面荒れの部分が、未接着部の発
生原因となることがあった。
接着では張り合わせる面に平滑さが必要であるが、清浄
なエピタキシャル装置を用いても、エピタキシャル表面
へのパーティクルの付着や、マウンドの発生を完全に防
ぐことは難しく、これら面荒れの部分が、未接着部の発
生原因となることがあった。
【0008】また、エピタキシャル成長工程は専用の装
置を必要とし、手間と費用がかかるものであった。
置を必要とし、手間と費用がかかるものであった。
【0009】本発明は、エピタキシャル成長工程を使用
せずに、薄いSOI層を持つ半導体基板の製造方法を提
供することを目的とする。
せずに、薄いSOI層を持つ半導体基板の製造方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウェーハの表
面部に1019/cm3 以上の濃度のボロンを含む高濃度P
型層を形成する工程と、このウェーハを、ボロンの拡散
を防止する膜を介在させて支持基板と接合して一体化す
る工程と、支持基板と一体化されたウェーハのうち、高
濃度P型層以外の部位を除去する工程と、高濃度P型層
が残された支持基板を熱処理し、高濃度P型層のボロン
を支持基板の表面から外へ、または、支持基板との間に
ある膜の中へ拡散させ、ボロンの濃度を低減させる工程
とを含むものである。
面部に1019/cm3 以上の濃度のボロンを含む高濃度P
型層を形成する工程と、このウェーハを、ボロンの拡散
を防止する膜を介在させて支持基板と接合して一体化す
る工程と、支持基板と一体化されたウェーハのうち、高
濃度P型層以外の部位を除去する工程と、高濃度P型層
が残された支持基板を熱処理し、高濃度P型層のボロン
を支持基板の表面から外へ、または、支持基板との間に
ある膜の中へ拡散させ、ボロンの濃度を低減させる工程
とを含むものである。
【0011】好ましくは、熱処理の雰囲気として水素、
窒素、不活性気体のいずれか一つの気体、または、いず
れか二つ以上の混合気体を用いる。
窒素、不活性気体のいずれか一つの気体、または、いず
れか二つ以上の混合気体を用いる。
【0012】また、ボロンの濃度を低減するために、高
濃度P型層の表面に酸化膜を形成し、この酸化膜を通し
てボロンを外部に拡散させるようにする。
濃度P型層の表面に酸化膜を形成し、この酸化膜を通し
てボロンを外部に拡散させるようにする。
【0013】一方、ウェーハと支持基板とを一体化する
とき、熱処理温度を、ボロンの濃度を低減させる熱処理
温度より低くし、例えば、ウェーハと支持基板とを一体
化する熱処理温度を1000℃未満とし、ボロンの濃度
を低減させる熱処理温度を1000℃以上とする。
とき、熱処理温度を、ボロンの濃度を低減させる熱処理
温度より低くし、例えば、ウェーハと支持基板とを一体
化する熱処理温度を1000℃未満とし、ボロンの濃度
を低減させる熱処理温度を1000℃以上とする。
【0014】さらに、P型層の厚みを減らすために、ボ
ロンを含むP型層の表面を熱酸化し、続いて、その酸化
膜を除去するようにする。
ロンを含むP型層の表面を熱酸化し、続いて、その酸化
膜を除去するようにする。
【0015】
【作用】請求項1の方法は、ウェーハと支持基板との接
合、一体化の工程を含んでいる。この接合、一体化に
は、接着剤を一切使わずに2枚のウェーハを接着する直
接接着、電圧を印加して2枚のウェーハを接合する静電
接着、低融点ガラスによるウェーハ張合わせ等がある。
合、一体化の工程を含んでいる。この接合、一体化に
は、接着剤を一切使わずに2枚のウェーハを接着する直
接接着、電圧を印加して2枚のウェーハを接合する静電
接着、低融点ガラスによるウェーハ張合わせ等がある。
【0016】このうち、最も望ましい技術とされている
直接接着について、以下にその原理と併せて工程を説明
する。
直接接着について、以下にその原理と併せて工程を説明
する。
【0017】鏡面に研磨されたシリコン等の基板を洗
浄、活性化し、鏡面どうしを室温で接触させると両者は
自からの力で密着する。さらに、この密着した基板を熱
処理することにより、接合強度は増加し、強固な接合体
が得られる。室温での密着は基板表面に形成された水酸
基(−OH)の相互作用によるもので、また、熱処理に
よる強度の増加は脱水縮合反応等で、水酸基どうしの結
合がSi −O−Si 結合からSi −Si 結合に変わるた
めと考えられている。
浄、活性化し、鏡面どうしを室温で接触させると両者は
自からの力で密着する。さらに、この密着した基板を熱
処理することにより、接合強度は増加し、強固な接合体
が得られる。室温での密着は基板表面に形成された水酸
基(−OH)の相互作用によるもので、また、熱処理に
よる強度の増加は脱水縮合反応等で、水酸基どうしの結
合がSi −O−Si 結合からSi −Si 結合に変わるた
めと考えられている。
【0018】この直接接着の具体的な工程例を説明す
る。先ず、接着する基板(シリコン基板の場合、表面が
Si でも、その酸化膜でもよい)をH2 SO4 −H2 O
2 の混合液、コリン−H2 O2 の混合液、王水等で洗浄
した後、10分程度水洗し、スピンナー等で脱水乾燥す
る。これらの処理を終えた基板を、清浄な雰囲気下でそ
の鏡面どうしを密着させる。この操作により2枚の基板
はある程度の強度をもって接着する。さらに、この接着
基板を拡散炉等で熱処理することにより、接着強度が上
がり、2枚の基板は完全に一体化される。接着強度の向
上は約200℃以上の熱処理で観察される。熱処理の温
度を900〜1000℃とすれば、接着強度はシリコン
本体に匹敵するようになる。一般には1000〜110
0℃の熱処理が適当であるが、これよりも低い温度でも
接合は可能である。例えば600℃で熱処理をすれば、
本発明に使われるグラインダによる研削やエツチングに
は充分に耐えられる。また、これよりもはるかに高い温
度、例えば、1200〜1300℃以上にすると、接着
した基板に結晶欠陥が発生する可能性が大きい。これら
の熱処理は、例えば、酸素、水素、窒素、不活性ガス、
水蒸気のいずれか一つの気体、あるいは、いずれか二つ
以上の混合気体の雰囲気中で行なうことができる。
る。先ず、接着する基板(シリコン基板の場合、表面が
Si でも、その酸化膜でもよい)をH2 SO4 −H2 O
2 の混合液、コリン−H2 O2 の混合液、王水等で洗浄
した後、10分程度水洗し、スピンナー等で脱水乾燥す
る。これらの処理を終えた基板を、清浄な雰囲気下でそ
の鏡面どうしを密着させる。この操作により2枚の基板
はある程度の強度をもって接着する。さらに、この接着
基板を拡散炉等で熱処理することにより、接着強度が上
がり、2枚の基板は完全に一体化される。接着強度の向
上は約200℃以上の熱処理で観察される。熱処理の温
度を900〜1000℃とすれば、接着強度はシリコン
本体に匹敵するようになる。一般には1000〜110
0℃の熱処理が適当であるが、これよりも低い温度でも
接合は可能である。例えば600℃で熱処理をすれば、
本発明に使われるグラインダによる研削やエツチングに
は充分に耐えられる。また、これよりもはるかに高い温
度、例えば、1200〜1300℃以上にすると、接着
した基板に結晶欠陥が発生する可能性が大きい。これら
の熱処理は、例えば、酸素、水素、窒素、不活性ガス、
水蒸気のいずれか一つの気体、あるいは、いずれか二つ
以上の混合気体の雰囲気中で行なうことができる。
【0019】また、請求項1の方法は、高濃度P型層を
形成したウェーハに、ボロンの拡散を防止する膜を介し
て支持基板を接合、一体化しているが、この膜がボロン
濃度を低減する工程で重要な作用をすることになる。以
下、このことを説明する。
形成したウェーハに、ボロンの拡散を防止する膜を介し
て支持基板を接合、一体化しているが、この膜がボロン
濃度を低減する工程で重要な作用をすることになる。以
下、このことを説明する。
【0020】ボロンを外部に拡散させる方法として外方
拡散熱処理がある。この外方拡散処理の雰囲気には水
素、窒素、アルゴン等の不活性気体が好適で、このう
ち、水素雰囲気のボロン除去の効果は特に大きい。ボロ
ンは酸化膜中への偏析係数が大きいので、酸化性雰囲気
を使って表面を酸化させ、この中にボロンを取込むこと
もできる。また、表面に酸化膜を設け、その後、水素雰
囲気中で熱処理をすれば、酸化膜を通してボロンが外部
へ拡散する。この方法は単に酸化するよりも効果は大き
い。
拡散熱処理がある。この外方拡散処理の雰囲気には水
素、窒素、アルゴン等の不活性気体が好適で、このう
ち、水素雰囲気のボロン除去の効果は特に大きい。ボロ
ンは酸化膜中への偏析係数が大きいので、酸化性雰囲気
を使って表面を酸化させ、この中にボロンを取込むこと
もできる。また、表面に酸化膜を設け、その後、水素雰
囲気中で熱処理をすれば、酸化膜を通してボロンが外部
へ拡散する。この方法は単に酸化するよりも効果は大き
い。
【0021】しかし、この外方拡散熱処理によりエッチ
ングの停止に必要な1019〜1020/cm3 程度のボロ
ン濃度を、SOI層に作られる素子の設計上で必要な1
016/cm3 程度あるいはそれ以下にするのは通常では
困難である。
ングの停止に必要な1019〜1020/cm3 程度のボロ
ン濃度を、SOI層に作られる素子の設計上で必要な1
016/cm3 程度あるいはそれ以下にするのは通常では
困難である。
【0022】そこで、高濃度P型層の下側に予めボロン
の拡散を防止する膜を設け、基板本体からのボロンの拡
散を阻止し、また高濃度P型層からボロンが一旦基板へ
拡散し、後の工程等で再び逆に拡散してくることを防止
することにより、外方拡散によるボロン濃度を素子の設
計に必要な濃度にすることを可能にしている。この拡散
防止膜には酸化膜、窒化膜などが使用できる。
の拡散を防止する膜を設け、基板本体からのボロンの拡
散を阻止し、また高濃度P型層からボロンが一旦基板へ
拡散し、後の工程等で再び逆に拡散してくることを防止
することにより、外方拡散によるボロン濃度を素子の設
計に必要な濃度にすることを可能にしている。この拡散
防止膜には酸化膜、窒化膜などが使用できる。
【0023】請求項2の方法は、その雰囲気として水
素、窒素、不活性気体またはその混合気体を用いてお
り、これによってボロンを好適に外方拡散させることが
できる。
素、窒素、不活性気体またはその混合気体を用いてお
り、これによってボロンを好適に外方拡散させることが
できる。
【0024】請求項3の方法は、ボロンの酸化膜中への
偏析係数が大きいことを利用してボロンの外方拡散効果
をさらに高めることができる。
偏析係数が大きいことを利用してボロンの外方拡散効果
をさらに高めることができる。
【0025】請求項4の方法は、ウェーハ接着の温度を
外方拡散の温度より低くしている。この理由を以下に説
明する。
外方拡散の温度より低くしている。この理由を以下に説
明する。
【0026】ウェーハと支持基板との接合において、熱
処理温度が高くなるにつれて、ウェーハの接着強度は増
加する。十分な接着強度を得るためには、通常の接着熱
処理は1000℃以上、例えば、1100℃で行なわれ
る。しかし、この熱処理により、高濃度P型層のボロン
が拡散し、その結果、高濃度P型層の濃度が下がってし
まう。
処理温度が高くなるにつれて、ウェーハの接着強度は増
加する。十分な接着強度を得るためには、通常の接着熱
処理は1000℃以上、例えば、1100℃で行なわれ
る。しかし、この熱処理により、高濃度P型層のボロン
が拡散し、その結果、高濃度P型層の濃度が下がってし
まう。
【0027】そこで、接着熱処理をボロンの拡散の遅い
低温で行ない、高濃度P型層を残す選択エッチング工程
を済ませた後、高温で外方拡散を行なう。このように、
接着熱処理を低温で行ない、外方拡散を高温で行なうこ
とにより、ボロン濃度の制御を容易にすることができ、
さらに、高温での外方拡散が接着強度を高める効果もあ
る。
低温で行ない、高濃度P型層を残す選択エッチング工程
を済ませた後、高温で外方拡散を行なう。このように、
接着熱処理を低温で行ない、外方拡散を高温で行なうこ
とにより、ボロン濃度の制御を容易にすることができ、
さらに、高温での外方拡散が接着強度を高める効果もあ
る。
【0028】この場合、それぞれの温度は、低温が10
00℃未満、望ましくはボロンの拡散が無視できる90
0℃以下、高温が十分な接着強度が得られる1000℃
以上、望ましくは1100℃±50℃である。
00℃未満、望ましくはボロンの拡散が無視できる90
0℃以下、高温が十分な接着強度が得られる1000℃
以上、望ましくは1100℃±50℃である。
【0029】請求項5の方法は、接着の熱処理を100
0℃未満で行ない、ボロンの拡散処理を1000℃以上
として、ボロン濃度の正確な制御と、基板に対する接着
の確実化を図っている。
0℃未満で行ない、ボロンの拡散処理を1000℃以上
として、ボロン濃度の正確な制御と、基板に対する接着
の確実化を図っている。
【0030】また、請求項6の方法は、SOI層の厚さ
を0.01μmレベルでの制御を可能にするもので、以
下にその理由を説明する。
を0.01μmレベルでの制御を可能にするもので、以
下にその理由を説明する。
【0031】選択エッチングでは、100倍程度の選択
比が取れ、また、ボロンの拡散もウェーハ面内均一性が
高いため、選択エッチング後のSOI層厚の面内均一性
は高い。しかし、拡散は拡散工程自体だけでなく、接着
工程でも熱処理を受けること、また、イオン打込みやボ
ロン含有ガラスの塗布等拡散ソースの形成に誤差がある
ことから、濃度プロファイルをウェーハ間あるいはロッ
ト間で均一にするのが難しい。また、選択エッチングの
速度も液温の影響を受け易い。これら、拡散とエッチン
グの誤差からSOI層の厚さを、例えば、0.01μm
レベルで制御することは難しい。これに対して熱酸化
は、その厚さが高精度で制御でき、面内の均一性も高
い。これを利用して選択エッチングでやや厚めのSOI
層を残しておき、熱酸化と酸化膜エッチングとにより厚
さを減らすようにして、高度な厚さ制御をすることがで
きる。この方法はSOI層の厚さをボロンの拡散深さよ
りも薄くしたい場合に特に有効である。また、厚さ制御
のための酸化と前述のボロン除去に使われる酸化とを兼
ねることができる。
比が取れ、また、ボロンの拡散もウェーハ面内均一性が
高いため、選択エッチング後のSOI層厚の面内均一性
は高い。しかし、拡散は拡散工程自体だけでなく、接着
工程でも熱処理を受けること、また、イオン打込みやボ
ロン含有ガラスの塗布等拡散ソースの形成に誤差がある
ことから、濃度プロファイルをウェーハ間あるいはロッ
ト間で均一にするのが難しい。また、選択エッチングの
速度も液温の影響を受け易い。これら、拡散とエッチン
グの誤差からSOI層の厚さを、例えば、0.01μm
レベルで制御することは難しい。これに対して熱酸化
は、その厚さが高精度で制御でき、面内の均一性も高
い。これを利用して選択エッチングでやや厚めのSOI
層を残しておき、熱酸化と酸化膜エッチングとにより厚
さを減らすようにして、高度な厚さ制御をすることがで
きる。この方法はSOI層の厚さをボロンの拡散深さよ
りも薄くしたい場合に特に有効である。また、厚さ制御
のための酸化と前述のボロン除去に使われる酸化とを兼
ねることができる。
【0032】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。図1はこの実施例の工程図である。ここで
は、燐をドーピングして比抵抗が5〜10Ω・cm、厚
さが625μmで、直径が150mmのN型のシリコン
ウェーハ11を用意する。このシリコンウェーハ11の
鏡面に、図1(a) に示すように、ボロンを1×1016/
cm3 の濃度でイオン打込みをする。また、ボロンがド
ーピングされた比抵抗2〜8Ω・cmのP型シリコンウ
ェーハを支持基板12として用い、表面に水素燃焼酸化
により厚さ0.8μmの酸化膜13を設け、図1(b) に
示すように、シリコンウェーハ11のボロン打込み面と
直接接着する。
説明する。図1はこの実施例の工程図である。ここで
は、燐をドーピングして比抵抗が5〜10Ω・cm、厚
さが625μmで、直径が150mmのN型のシリコン
ウェーハ11を用意する。このシリコンウェーハ11の
鏡面に、図1(a) に示すように、ボロンを1×1016/
cm3 の濃度でイオン打込みをする。また、ボロンがド
ーピングされた比抵抗2〜8Ω・cmのP型シリコンウ
ェーハを支持基板12として用い、表面に水素燃焼酸化
により厚さ0.8μmの酸化膜13を設け、図1(b) に
示すように、シリコンウェーハ11のボロン打込み面と
直接接着する。
【0033】直接接着の方法は前述したとおりで、接着
前処理はH2 SO4 −H2 O2 混合液と、HCl−H2
O2 混合液で、熱処理は3%の酸素を含む窒素雰囲気中
で、1000℃にて60分行なった。この接着熱処理に
より、打込みされたボロンが活性化し、ピーク濃度が約
2×1020/cm3 を持つ高濃度P型層14が酸化膜1
3上に形成される接着後、図1(c) に示すように、平面
研削盤を用いてシリコンウェーハ11が約10μm残る
ように粗削りを行なう。
前処理はH2 SO4 −H2 O2 混合液と、HCl−H2
O2 混合液で、熱処理は3%の酸素を含む窒素雰囲気中
で、1000℃にて60分行なった。この接着熱処理に
より、打込みされたボロンが活性化し、ピーク濃度が約
2×1020/cm3 を持つ高濃度P型層14が酸化膜1
3上に形成される接着後、図1(c) に示すように、平面
研削盤を用いてシリコンウェーハ11が約10μm残る
ように粗削りを行なう。
【0034】次に、EDP type Sと一般に呼ば
れる、エチレンジアミン75ml、ピロカテコール12
g、ピラジン0.45g、水10mlの組成からなるエ
ッチング液で、115℃にて15分のエッチングを行な
い、図1(d) に示すように、高濃度P型層14を残し
て、その上のN型シリコンを全て除去する。この選択エ
ツチング磨後の高濃度P型層14の厚さは0.28μm
で、シート抵抗は50.6Ω/□であった。この基板を
ドライ酸素中で1000℃で75分酸化させ、これによ
り、図1(e) に示すように、高濃度P型層14の表面に
厚さが0.06μmの酸化膜15が形成される。最後に
この基板を、水素中で1100℃にて60分の熱処理を
行なってボロンを外方拡散させ、表面の酸化膜15を取
除き、図1(f) に示すような薄膜SOI基板を得た。
れる、エチレンジアミン75ml、ピロカテコール12
g、ピラジン0.45g、水10mlの組成からなるエ
ッチング液で、115℃にて15分のエッチングを行な
い、図1(d) に示すように、高濃度P型層14を残し
て、その上のN型シリコンを全て除去する。この選択エ
ツチング磨後の高濃度P型層14の厚さは0.28μm
で、シート抵抗は50.6Ω/□であった。この基板を
ドライ酸素中で1000℃で75分酸化させ、これによ
り、図1(e) に示すように、高濃度P型層14の表面に
厚さが0.06μmの酸化膜15が形成される。最後に
この基板を、水素中で1100℃にて60分の熱処理を
行なってボロンを外方拡散させ、表面の酸化膜15を取
除き、図1(f) に示すような薄膜SOI基板を得た。
【0035】この場合、SOIの厚さは0.25μm、
シート抵抗は高くて測定できなかった。また、これを濃
度分析装置(SIMS)で分析した結果、SOI層のボ
ロン濃度は1016/cm3 以下であった。
シート抵抗は高くて測定できなかった。また、これを濃
度分析装置(SIMS)で分析した結果、SOI層のボ
ロン濃度は1016/cm3 以下であった。
【0036】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、エピタキシャル成長工程を使用せずに、
薄いSOI層を持つ半導体基板を製造することができ
る。
発明によれば、エピタキシャル成長工程を使用せずに、
薄いSOI層を持つ半導体基板を製造することができ
る。
【0037】また、エピタキシャル成長工程を使用しな
いので、予め多量のボロンを拡散させる必要性をなく
し、未接着部の発生原因を除去し、さらに、装置に対す
る投資も減らし得るという効果が得られている。
いので、予め多量のボロンを拡散させる必要性をなく
し、未接着部の発生原因を除去し、さらに、装置に対す
る投資も減らし得るという効果が得られている。
【図1】本発明の実施例を説明するための工程図。
【図2】従来の半導体基板の製造方法を説明するための
工程図。
工程図。
11 シリコンウェーハ 12 支持基板 13 酸化膜 14 高濃度P型層 15 酸化膜
Claims (6)
- 【請求項1】SOI構造の半導体基板の製造方法におい
て、 ウェーハの表面部に1019/cm3 以上の濃度のボロンを
含む高濃度P型層を形成する工程と、 前記ウェーハを、ボロンの拡散を防止する膜を介在させ
て支持基板と接合して一体化する工程と、 前記支持基板と一体化された前記ウェーハのうち、高濃
度P型層以外の部位を除去する工程と、 前記高濃度P型層が残された前記支持基板を熱処理し、
前記高濃度P型層のボロンを前記支持基板の表面から外
へ、または、前記支持基板との間にある前記膜の中へ拡
散させ、ボロンの濃度を低減させる工程と、 を含むことを特徴とする半導体基板の製造方法。 - 【請求項2】熱処理の雰囲気が水素、窒素、不活性気体
のいずれか一つの気体、または、いずれか二つ以上の混
合気体である請求項1記載の半導体基板の製造方法。 - 【請求項3】前記ボロンの濃度を低減する工程は、前記
高濃度P型層の表面に酸化膜を形成し、この酸化膜を通
してボロンを外部に拡散させる請求項1記載の半導体基
板の製造方法。 - 【請求項4】前記ウェーハと前記支持基板とを一体化す
る工程に熱処理を用い、かつ、この熱処理温度をボロン
の濃度を低減させる熱処理温度より低くした請求項1記
載の半導体基板の製造方法。 - 【請求項5】前記ウェーハと前記支持基板とを一体化す
る熱処理温度を1000℃未満とし、ボロンの濃度を低
減させる熱処理温度を1000℃以上とする請求項4記
載の半導体基板の製造方法。 - 【請求項6】高濃度P型層以外の部位を除去した後、こ
のボロンを含むP型層の表面を熱酸化し、続いて、その
酸化膜を除去してP型層の厚みを減らす請求項1記載の
半導体基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12960593A JPH06338604A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 半導体基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12960593A JPH06338604A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 半導体基板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06338604A true JPH06338604A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=15013596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12960593A Pending JPH06338604A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 半導体基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06338604A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008263009A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Soi基板の製造方法 |
JP2012059726A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-22 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 貼り合わせsoiウェーハの製造方法 |
US8981473B2 (en) | 2011-08-23 | 2015-03-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Dielectric isolation substrate and semiconductor device |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP12960593A patent/JPH06338604A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008263009A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Soi基板の製造方法 |
JP2012059726A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-22 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 貼り合わせsoiウェーハの製造方法 |
US8981473B2 (en) | 2011-08-23 | 2015-03-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Dielectric isolation substrate and semiconductor device |
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