JPH0633830B2 - 配管の防振支持装置 - Google Patents

配管の防振支持装置

Info

Publication number
JPH0633830B2
JPH0633830B2 JP60024716A JP2471685A JPH0633830B2 JP H0633830 B2 JPH0633830 B2 JP H0633830B2 JP 60024716 A JP60024716 A JP 60024716A JP 2471685 A JP2471685 A JP 2471685A JP H0633830 B2 JPH0633830 B2 JP H0633830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
groove
tubular body
flat plate
fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60024716A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61184288A (ja
Inventor
立郎 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP60024716A priority Critical patent/JPH0633830B2/ja
Publication of JPS61184288A publication Critical patent/JPS61184288A/ja
Publication of JPH0633830B2 publication Critical patent/JPH0633830B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明ほ管体を防振部材を介して支持する装置に関す
るものである。
[従来の技術] 水、油等の流体を輸送るる管体を防振支持する装置は、
例えば実開昭59−94677号公報に示されている
が、これを第6図及び第7図により説明する。
図中(1)は流体を輸送する管体、(2)は管体(1)の外周面
を包囲するゴム等の防振部材、(3)は2個の部材からな
り防振部材(2)の外側に沿って当接し互いにボルト(4)及
びナット(5)によって締結された固定具、(6)は固定具
(3)を床、壁等に固定して管体(1)の重量を支持する支持
体である。
従来の配管の防振支持装置は上記のように構成され、管
体(1)は壁、床等に対して防振支持されている。
すなわち、管体(1)によって流体を輸送する場合に、圧
力源としてポンプ等を用いることが多いが、このポンプ
の作用により、流体に脈動を発生させ、この脈動が流体
内の伝達しながら管体(1)に振動を伝える。また、ポン
プは電動機により駆動されるが、この電動機が運転され
る際に発生する振動が管体(1)に伝達れ、管体(1)が振動
する。この振動が管体(1)の共振により振動の振幅が大
きくなるのを防止するため、管体(1)は固定具(3)及び支
持体(6)により床、壁等に固定されている。また、防振
部材(2)は管体(1)の振動が固定具(3)及び支持体(6)を介
して、床、壁等に伝達されるのを防止している。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来の配管の防振支持装置では、管体(1)
の軸方向の振動を抑制したり、管体(1)を垂直方向に設
置して重量を支持したり、管体(1)内の流体に加圧・除
圧が反覆される際に管体(1)が軸方向に移動するのを抑
制したりする機能は、管体(1)と防振部材(2)の間及び防
振部材(2)と固定具(3)の間の摩擦力に依存している。そ
のため、防振部材(2)が固定具(3)の枠からずれたり、離
脱したりしないようにするためには、管体(1)の軸方向
にある程度長い寸法が必要となる。また、それに伴って
大きなスペースが必要となり、コストも高くなる。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で、管軸方向の力を小さな部材で支持することができ、
かつ防振性も向上させることができる配管の防振支持装
置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る配管の防振支持装置は、管体の外周面に
被包するものであって、それ自体の外周面の周方向に沿
う全域に亙って溝が形成された防振部材と、該溝の両側
の縁部が当接する平板部を有して管体の重量を支持する
支持体と、前記溝に嵌合して前記防振部材を前記平板部
とで挟持する固定具とを具備し、前記防振部材は前記固
定具と前記平板部とで挟持した状態において所定のすき
間を残す割り口が、前記管体の軸方向に沿って設けられ
てたものである。
[作用] この発明においては、管体の外周面を被包する防振部材
に上記管体の軸方向に沿う割り口を設け、かつ防振部材
の外周面の周方向に沿う全域に亙って溝を設け、この溝
に固定具を係合して溝の両側の縁部に支持体の平板部を
当接して管体の重量を支持する。そして、固定具と平板
部によって防振部材を挟持した状態で前記割り口はすき
間を残すようにしている。この結果、防振部材と固定具
の広い範囲の係合を行って管軸方向へ防振部材が移動す
るのを阻止する。
[実施例] 第1図〜第5図はこの発明の一実施例を示す図で、
(1)、(5)、(6)は上記従来装置と同様のものである。
図中、(2)は管体(1)の外周面を包囲する円筒状の防振部
材で、その一部は軸方向に割り口(2a)により欠切されて
いる。また、外周面には周方向に沿う全域に亙って溝(2
b)が形成されている。(3)は防振部材(2)の溝(2b)に沿っ
て当接するUボルトからなる固定具である。
上記のように構成された配管の防振支持装置において
は、従来装置が防振部材(2)として帯板状の防振ゴムを
用い、これを管体(1)に数回巻き付けるなどしていたの
に対し、円筒状の防振ゴムの一部に割り口(2a)が設けら
れているので、管体(1)への装着は容易である。
また、防振部材(2)の溝(2b)と固定具(3)とは係合してい
るので、管体(1)の半径方向への動きは従来どおり規制
されると共に、管体(1)の軸方向の動きに対しても抑制
力が作用する。すなわち、管対(1)には種々の振動が伝
達されるが、その内管軸方向の振動も防振部材(2)によ
り抑制され、固定具(3)及び支持対(6)へも伝達されにく
くする。また、流体を上下方向へ輸送するため、管体
(1)を縦方向に設置する場合の管体(1)の重量、管体(1)
内の流体に加圧・除圧が反覆される際に管体(1)が移動
しようとする力の管軸方向成分は、防振部材(2)の溝(2
b)と固定具(3)及び支持体(6)の平板部(6a)との係合によ
り支持される。すなわち、第5図に示す如く、防振部材
(2)の外周面の全域に溝(2b)が形成されており、管体(1)
を収容した防振部材(2)に固定具(3)によって支持体(6)
の平板部(6a)に押し付けるようにして挟持すると、防振
部材(2)の周方向に沿う両側の縁部が溝(2b)の存在によ
って突出した状態で平板部(6a)に当接する。そして、溝
(2b)と平板部(6a)の間にすき間部(2c)ができる。このよ
うに構成された防振部材(2)の周面の両側に突出した状
態の縁部(2d)が平板部(6a)に押し付けられるので防振部
材(2)が管軸方向にずれ動くのを防止することができ
る。また、溝(2b)と平板部(6a)の間にすき間部(2c)がで
きているので、防振部材(2)の周面の形状精度が悪くて
多少凹凸を有していても、凹凸はすき間部(2c)内に収容
されることとなり、上記縁部(2d)と平板部(6a)との押接
した状態によって防振部材(2)の周面の形状精度に左右
されずに確実に固定具(3)によって防振部材(2)を平板部
(6a)に装着することができる。したがって、防振部材
(2)が固定具(3)からずれたり、離脱したりすることは防
がれるので、防振部材(2)の管軸方向の長さを従来装置
よりも小さくでき、これに伴って防振支持装置の占有ス
ペースも小さくなる。また、防振部材(2)はその外周面
の一部を固定具(3)によって緊締しているに過ぎないた
め、防振部材(2)はその弾性を損うことがなく、防振性
も向上することになる。更に、防振支持装置全体の外形
寸法が小さくなった分コストも低くなる。
[発明の効果] 以上説明したとおりこの発明では、管体の外周面を被包
する防振部材に上記管体の軸方向に沿う割り口を設け、
かつ防振部材の外周面の周方向に沿う全域に亙って溝を
設け、この溝に固定具を係合して溝の両側の縁部に支持
体の平板部を当接して管体の重量を支持すると共に、固
定具と平板部によって防振部材を挟持した状態で前記割
り口はすき間を残すようにしたので、管軸方向に力が作
用しても防振部材が固定具からずれたり、離脱したりす
ることがなく、防振部材及び固定具の管軸方向の大きさ
を小さくすることができ、取付スペースを小さくして防
振性能を優れた支持装置を安価に提供することができる
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による配管の防振支持装置の一実施例
を示す横断面図、第2図は第1図の右側図面、第3図は
第1図の防振部材の正面図、第4図は第3図の右側面
図、第5図は同実施例の作用を示す説明図、第6図は従
来の配管の防振支持装置を示す横断面図、第7図は第6
図の右側面図である。 図中、(1)は管体、(2)は防振部材、(2a)は割り口、(2c)
はすき間部、(2d)は縁部、(2b)は溝、(3)は固定具、(6)
は支持体、(6a)は平板部である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管体1の外周面を被包するものであって、
    それ自体2の外周面の周方向に沿う全域に亙って溝2b
    が形成された防振部材2と、該溝2bの両側の縁部2d
    が当接する平板部6aを有して管体1の重量を支持する
    支持体6と、前記溝2bに嵌合して前記防振部材2を前
    記平板部6aとで挟持する固定具3とを具備し、前記防
    振部材2は前記固定具3と前記平板部6aとで挟持した
    状態において所定のすき間を残す割り口2aが、前記管
    体1の軸方向に沿って設けられていることを特徴とする
    配管の防振支持装置。
JP60024716A 1985-02-12 1985-02-12 配管の防振支持装置 Expired - Lifetime JPH0633830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60024716A JPH0633830B2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12 配管の防振支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60024716A JPH0633830B2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12 配管の防振支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61184288A JPS61184288A (ja) 1986-08-16
JPH0633830B2 true JPH0633830B2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=12145887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60024716A Expired - Lifetime JPH0633830B2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12 配管の防振支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0633830B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5215281A (en) * 1991-09-27 1993-06-01 Zsi, Inc. Two-piece cushion insert for U-bolt clamp assembly
JP4678669B2 (ja) * 2005-03-09 2011-04-27 Udトラックス株式会社 車両の牽引用フック
JP2012149688A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Ihi Corp 配管サポート構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5323018U (ja) * 1976-08-06 1978-02-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61184288A (ja) 1986-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10808825B2 (en) Bearing system and gear unit
EP1063445A2 (en) Mounting for the pilot end of a pin or bolt
US4869454A (en) Grommet
JP2006144972A (ja) 防振ブッシュ組付構造
US4787609A (en) Vibration isolating apparatus
JPH0633830B2 (ja) 配管の防振支持装置
JPH10252828A (ja) 防振支持装置
KR200314293Y1 (ko) 밀폐형 스프링 마운트가 설치된 방진가대
JPH04334625A (ja) 流体封入式吊下げ型マウントに対する取付部材の組付方法
US20030127859A1 (en) Reinforcing arrangement at pipe penetration
JP5094300B2 (ja) 複数種類の防振装置
JP2006066840A (ja) ソレノイド型アクチュエータおよびそれを用いた能動型防振装置
JP2005036762A (ja) ポンプの取付部材および取付構造
KR200165371Y1 (ko) 방진장치(apparatus preventing the vibration)
JP7460501B2 (ja) 防振装置
JPH1163107A (ja) 防振支持体
JPH08296680A (ja) 防振体及び防振装置
JPH0596580U (ja) 防振装置
JP2571059Y2 (ja) ゴムカバー部材を備えた防振装置
JP2009228770A (ja) 防振装置
JPH1038027A (ja) 圧縮機の防振支持装置
JPH06159431A (ja) 防振装置
JPH06129478A (ja) 流体封入式吊下げ型マウントに対する取付部材の組付方法
JP2022147644A (ja) 車載用電動流体機械
JPH04114141U (ja) マウント