JPH0633765B2 - 磁石発電機の回転子およびその製造方法 - Google Patents

磁石発電機の回転子およびその製造方法

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JPH0633765B2
JPH0633765B2 JP62301247A JP30124787A JPH0633765B2 JP H0633765 B2 JPH0633765 B2 JP H0633765B2 JP 62301247 A JP62301247 A JP 62301247A JP 30124787 A JP30124787 A JP 30124787A JP H0633765 B2 JPH0633765 B2 JP H0633765B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁石発電機の回転子およびその製造方法に関
し、特に、点火合わせマークの表示技術に係り、例え
ば、オートバイやバギー等のような小型または特殊車両
のエンジンに装着されて点火電源として用いられる磁石
発電機の回転子に利用して有効なものに関する。
〔従来の技術〕
オートバイ等のエンジンに装着される磁石発電機の回転
子として、略椀形状に形成されているヨークの外周面開
口端に巻かしめ代部を切設され、この巻かしめ代部を内
側に巻かしめられて巻かしめ部が形成されており、ヨー
クの内周面に配されたフエライトマグネット等のような
永久磁石(以下、マグネットという。)が巻かしめ部に
よって固定されているものがある。
一方、オートバイ等のエンジンに装着される磁石発電機
の回転子はエンジンのクランク軸に直結されることが多
いため、磁石発電機の回転子にはエンジン側に対応して
点火時期調整用マークとしての点火合わせマークが付設
されている。
このような点火合わせマークが付設されている磁石発電
機の回転子として、例えば、実公昭59−41350号
公報に記載されているものがある。
すなわち、磁石を担持する筒部および該筒部の軸方向の
一端に連なり該一端を閉塞する底壁部を有する椀状の回
転子枠と、駆動軸に取付固定され前記底壁部の中心部に
嵌着された取付用ボスと、前記回転子枠の内端面全周に
形成され、前記磁石を前記回転子枠に対して軸方向に押
圧固定するための巻締め部と、前記回転子枠の開口端の
前記巻締め部を除く外周全体に形成された面取り部と、
この面取り部に設けられた点火合わせマークとを備える
ことを特徴とする磁石発電機の回転子、である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、点火合わせマークが面取り部に設けられている
磁石発電機の回転子においては、回転子の外面と一致す
る面を備え、かつ回転子に設けられる点火合わせマーク
が中心を向くように打刻ポンチにもテーパ面を設けねば
ならず、ポンチを形成する加工が困難になる。また、ポ
ンチで打刻する際、ポンチの角度と打刻面との角度合わ
せが難しく、均一な深さ(濃さ)の点火合わせマークを
得ることが困難になる。
本発明の目的は、点火合わせマークが均一で回転子の中
心を向いた磁石発電機の回転子、およびこれを生産性良
好にして製造することができる磁石発電機の回転子の製
造方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る磁石発電機の回転子は、略椀形状に形成さ
れたヨーク(1)の内周にマグネット(2)が環状に配
されて固定されており、ヨーク(1)の開口端面の一部
に点火合わせマーク(8)が打刻されている磁石発電機
の回転子において、 前記ヨーク(1)の開口端部に外周縁に開口端面(4
2)を残して筒形状に形成された巻かしめ代部(6A)
が径方向内側に巻かしめ加工されて成る巻かしめ部
(6)によって、前記マグネット(2)がヨーク(1)
に固定されており、 前記点火合わせマーク(8)は巻かしめ代部(6A)の
略全長にわたって打刻されて形成されることにより、巻
かしめ部(6)における軸方向端面の内側縁辺から立ち
上がり側面の基端部にわたって形成されていることを特
徴とする。
本発明に係る磁石発電機の回転子の製造方法は、略椀形
状に形成されたヨーク(1)の内周にマグネット(2)
が環状に配されて固定されており、ヨーク(1)の開口
端面の一部に点火合わせマーク(8)が打刻されている
磁石発電機の回転子において、 前記ヨーク(1)の開口端部に外周縁に開口端面(4
2)を残して巻かしめ代部(6A)が形成される工程
と、 この巻かしめ代部(6A)の外周面に前記点火合わせマ
ーク(8)が打刻される工程と、 この巻かしめ代部(6A)が径方向内側に巻かしめ加工
されることにより、前記マグネット(2)を固定する巻
かしめ部(6)が形成される工程と、を備えていること
を特徴とする。
〔作用〕
前記した手段によれば、点火合わせマークがヨークの巻
かしめ部の外面に表示されているため、点火合わせマー
クは巻かしめ加工後回転子の中心方向を向くことにな
り、また、当該マークを充分大きく設定することができ
る。したがって、点火時期の調整作業において、磁石発
電機の回転子の点火合わせマークはエンジン側のそれと
共に、明瞭に視認されることになる。
また、点火合わせマークは巻かしめ加工前にヨークの外
周面に刻印されるため、該当マークを刻印するためのポ
ンチにはテーパ面を形成しなくて済む。したがって、ポ
ンチは単純な形状に形成することができ、ポンチを安価
にて製作することができるとともに、点火合わせマーク
を打刻する際、巻かしめ代部とポンチとは平行になるた
め、均一な深さで、かつ鮮明な点火合わせマークを得る
ことができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例である磁石発電機の回転子を
示す拡大部分斜視図、第2図〜第5図はその製造方法を
示すもので、第2図はヨークとボス部材との組付工程を
示す一部切断分解正面図、第3図は点火合わせマーク刻
印工程を示す一部切断正面図、第4図はマグネットの組
付工程を示す一部切断分解正面図、第5図は巻かしめ工
程を示す一部切断正面図、第6図は製造された磁石発電
機の回転子を示す一部切断平面図である。
本実施例において、磁石発電機の回転子はフライホイー
ルを兼用するヨーク1と、ヨーク1の内周に配設される
複数個のマグネット2と、マグネット2を位置決め固定
するためのケース3と、マグネット2を保護するための
カバー4と、押さえリング5と、ヨークの開口部に形成
されてマグネット以下を固定するための巻かしめ部6
と、ヨーク1をエンジンのクランク軸(図示せず)に固
装するためのボス部材7とを備えており、前記ヨーク1
の巻かしめ部6に点火合わせマーク8が刻印されて表示
されている。
以後、本発明の一実施例であるこの磁石発電機の回転子
の製造方法を説明することにより、この磁石発電機の回
転子の構成を詳細に説明する。
ヨーク1は構造用鋼等のような磁性材料を用いてプレス
絞り加工等のような適当な手段により、第2図に示され
ているように一面が開口し、他面が閉塞した略椀形状に
一体成形されている。ヨーク1の閉塞壁には前記ボス部
材7を挿通するための軸孔9が中心に、この回転子をボ
ス部材に結合させるための複数の取り付け孔10が軸孔
9の外方位置にそれぞれ穿設されている。取り付け孔1
0の外方位置にはケース3を回り止めするための凸部1
1が、下面閉塞壁を外面から突き上げられることにより
複数突設されており、取り付け孔10と突部11とは任
意の角度で周方向に配設されている。ヨーク1の上端部
には巻かしめ代部6Aが外周を一定高さ一定深さに切削
加工されることにより環帯形状に形成されている。
本実施例において、この回転子をクランク軸に直結する
ためのボス部材7は略円筒形状に形成されているととも
に、一端部外周上には円形リング形状に形成されたフラ
ンジ12が一体的に突設されている。このボス部材7の
筒中空部にはエンジンのクランク軸突出端部に形成され
たテーパ外周面と嵌合するテーパ内周面13が、フラン
ジ12側から次第に小径となるように形成されている。
ボス部材7の外周形状はフランジ12側半分が大径部1
5に、反対側半分が小径部16にそれぞれ形成されてい
る。フランジ12には複数個のリベット孔17が周方向
に適当間隔に配されて開設されている。また、テーパ内
周面13にはキー溝18がクランク軸のテーパ外周面に
形成されたキー部に対応するように形成されている。
そして、前記構成にかかるボス部材7はヨーク1に底壁
の外面側から軸孔9にフランジ12が底壁に当接するま
で挿入され、ボス部材7の大径部15がヨーク底壁の軸
孔9に整合される。ボス部材フランジ12とヨーク底壁
とが適正に当接された状態で、ヨーク1の底壁およびボ
ス部材7のフランジ12にそれぞれ開設されている複数
のリベット孔10、17がそれぞれ整合され、これらリ
ベット孔にリベット19が圧入または嵌合されてかしめ
加工される。このリベット19群によりフランジ12と
ヨーク底壁が一体回転し得るように結合されることにな
る。
このようにしてボス部材7が適正に固装されたヨーク1
には、点火合わせマーク8がその巻かしめ代部6Aの外
周面の所定箇所に適正に配されて刻印される。
すなわち、第3図に示されているように、ヨーク1はそ
の内径に略等しい外径を有する治具20に被せられて外
挿される。このとき、ヨーク1に固装されたボス部材7
が治具20の中央部に配設されている位置合わせ部21
のキー部22にそのキー溝18が整合するように配され
て嵌合される。この位置合わせにより、ヨーク1の点火
合わせマーク8を刻印されるべき箇所はポンチ23に適
正に対向されることになる。
続いて、ポンチ23がヨーク1の径方向内向きに前進さ
れることにより、ヨーク1の巻かしめ代部6Aの外周面
における適正な箇所に点火合わせマーク8が治具20の
外周面に反力をとって刻印される。このとき、刻印され
る巻かしめ代部6Aと刻印するポンチ23とは平行面に
なっているため、ポンチ23は単純な形状および構造に
構成することができる。また、刻印のために必要な押力
および反力が互いに一直線上に利用するため、マーク8
がきわめて均一な深さで、かつ鮮明に刻印される。
ちなみに、第1図および第6図に示されているように、
点火合わせマーク8としては、1本の線記号からなる合
わせマーク81、およびこれを識別させるためのFマー
ク82と、1本の線記号からなる上死点マーク83、お
よびこれを識別させるためのTマーク84とが表示され
る。また、これら線記号はヨーク1の巻かしめ代部6A
の略全長にわたって形成される。
このようにして、巻かしめ代部6Aの外周面における所
定の箇所に点火合わせマーク8を刻印されたマーク1に
は、第4図に示されているように、マグネット2、ケー
ス3、カバー4および押さえリング5が組み付けられた
後、第5図に示されているように巻かしめ代部6Aに巻
かしめ加工が施され、これら部品が一体化される。
マグネット2はヨーク1の巻かしめ代部6Aを除く深さ
以上の高さを有し、幅方向においてヨーク1の内周に沿
って弯曲した円弧形状を有する略直方体に形成されてい
る。
ケース3は樹脂等のような適度な弾性を有する非磁性材
料を用いて一体形成されており、全体的に前記ヨーク1
内に嵌合する略円筒形状に形成されている。ケース3の
筒壁30には複数の収容室31が互いに略等しい位相差
で周方向に配列されてそれぞれ形成されている。収容室
31は前記マグネット2の高さ以下の高さと、マグネッ
ト2の幅よりも若干大きめの幅を有する中空室に形成さ
れており、その天井壁と背面壁と腹面壁の中空部とはそ
れぞれ開放されている。各収納室31の床面壁部32は
互いに隣り合って一連のリング33を形成している。リ
ング33の下面には複数個の凹部34が没設されてお
り、各凹部34は前記ヨーク1における凸部11に嵌合
するように形成されている。隣り合う収容室31、31
間のそれぞれには、隔壁部35が柱状に立ち上がるよう
に形成されており、隔壁部35には押さえ部36が周方
向の両側に配されて、略接線方向(隔壁部における周方
向の中心を通る法線に対して直角方向)に突出するよう
にそれぞれ形成されている。
カバー4は薄鉄板等の磁性金属材料を用いて絞りプレス
加工により一体成形されており、全体的に前記ケース3
内に嵌合する略円筒形状に形成されている。押さえリン
グ5は前記ケース3と同じ材料を用いてケース3と略等
しい円形のリング形状に一体成形されている。
そして、ヨーク1内にケース3が嵌入され、ヨーク1の
底壁に隆起されている各凸部11にケース3下面の各凹
部34がそれぞれ嵌合される。この凸部11と凹部34
との嵌合により、ケース3はヨーク1に一体回転するよ
うに回り止めされることになる。
続いて、ケース3の各収容室31にマグネット2が上方
からそれぞれ圧入されて行く。マグネット2が収容室3
1に強力に押し込まれると、第6図に示されているよう
に、隔壁部35の側面に突設されている押さえ部36は
マグネット2の側面に押し潰されるように強く押圧され
る。この押し潰された状態は押さえ部36がマグネット
2に圧縮変形されて強力に弾発している状態であるた
め、相対的にマグネット2は収容室31内において両側
の押さえ部36、36で押し合わされることになる。
その後、ケース3の各収容室31に収容固定されて環状
に整列しているマグネット2群の内側に、マグネット2
群が構成する円形内周面の直径と略等しい外径を有する
円筒形状に形成されているカバー4が圧入される。次い
で、ケース3の上端面を被覆しているカバー4の上側鍔
部上に押さえリング5が当てがわれる。そして、第5図
に示されているように、ヨーク1の上端部における巻か
しめ代部6Aにこれを内側に押し倒す巻かしめ加工が施
される。
この加工によって形成された巻かしめ部6により、ヨー
ク1、マグネット2、ケース3、カバー4および押さえ
リング5はかしめ着けられて一体化されることになる。
すなわち、この回転子において、各マグネット2はヨー
ク1に嵌入されたケース3における各収容室31にそれ
ぞれ収容されてヨーク1の内周に位置決めされ、かつ、
隔壁部35、35間において押さえ部36によって挟圧
固定される。
巻かしめ代部6Aの外周面に刻印された点火合わせマー
ク8は、巻かしめ代部6Aが径方向内向きに押し倒され
るため、巻かしめ加工後の巻かしめ部6においてヨーク
1の開口端面上にてその中心、すなわち、径方向を向く
状態になる。したがって、この磁石発電機の回転子がそ
の固定子と共に、エンジンに装着された状態において、
回転子の点火合わせマーク8は、第6図に想像線で示さ
れているエンジンケース40の点火合わせマーク41
と、磁石発電機の径方向内外において互いに正対する状
態になるため、きわめて視認性が高められることにな
る。
さらに、点火合わせマーク8は巻かしめ代部6Aに略全
長にわたって形成されているため、巻かしめ部6が形成
された後において、点火合わせマーク8の一部である合
わせマーク81および上死点マーク83の基端部は、第
1図および第5図に示されているように、巻かしめ部6
の立ち上がり側面にも形成された状態になる。つまり、
点火合わせマーク8の一部はヨーク1の外周面の一部を
成す巻かしめ部6の立ち上がり側面にも表示されている
状態になるため、点火合わせマーク8はヨーク1の径方
向からも視認することができ、点火合わせマーク8につ
いての視認可能範囲を抜本的に広めることができる。
また、第6図に示されているように、巻かしめ加工後、
巻かしめ代部6Aを除くヨーク1の開口端面42に点火
合わせマークの線記号を延長させるように刻印すれば、
エンジンケース側の点火合わせマーク41との距離がさ
らに近くなるため、一層視認性を高めることができる。
前記実施例によれば次の効果が得られる。
(1) 点火合わせマークをヨークの巻かしめ部の外面に
表示することにより、点火合わせマークを回転子の径方
向に向けることができるとともに、このマークの径方向
幅を充分大きく形成させることができるため、点火時期
調整作業において、当該点火合わせマークの視認性を高
めることにより、その作業性の能率および精度を向上さ
せることができる。
(2) 点火合わせマークを巻かしめ加工前にヨークの巻
かしめ代部外周面にポンチを用いて刻印によって表示す
ることにより、ポンチにはテーパ面を形成しなくて済む
ため、ポンチを単純な形状および構造に形成することが
でき、ポンチを安価にて製作することができる。
(3) 点火合わせマークを巻かしめ加工前に巻かしめ代
部の外周面に形成することにより、ポンチによる打刻方
向を径方向内向きにして打刻面と平行にすることができ
るため、均一な深さで、鮮明な点火合わせマークを形成
することができる。
(4) マグネットがヨークに収容される以前に、点火合
わせマークを巻かしめ代部の外周面にポンチを用いて刻
印することにより、ポンチによる打刻時の衝撃によって
マグネットが損傷される事態を必然的に回避することが
できるため、磁石発電機の回転子の品質および信頼性を
高めることができる。
(5) 点火合わせマーク8の一部が巻かしめ部6の立ち
上がり側面に表示されているため、点火合わせマーク8
をヨーク1の径方向からも視認することができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であ
ることはいうまでもない。
例えば、点火合わせマークとしては、前記した合わせマ
ーク、上死点マークおよびこれらの識別マークによる組
合わせに限らないし、点火合わせマークを1箇所に配設
するに限らず、2箇所以上に配設してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、点火合わせマー
クが回転子のヨークの開口端面上において径方向を向い
た磁石発電機の回転子を生産性良好にして得ることがで
きる。
点火合わせマークの一部が巻かしめ部の立ち上がり側面
に表示されているため、点火合わせマークをヨークの径
方向からも視認することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である磁石発電機の回転子を
示す拡大部分斜視図、第2図〜第5図はその製造方法を
示すもので、第2図はヨークとボス部材との組付工程を
示す一部切断分解正面図、第3は点火合わせマーク刻印
工程を示す一部切断正面図、第4図はマグネットの組付
工程を示す一部切断分解正面図、第5図は巻かしめ工程
を示す一部切断正面図、第6図は製造された磁石発電機
の回転子を示す一部切断平面図である。 1……ヨーク、2……マグネット、3……マグネットケ
ース、4……カバー、5……押さえリング、6……巻か
しめ部(加工後)、6A……巻かしめ代部(加工前)、
7……ボス部材、8……点火合わせマーク、9……軸
孔、10、17……リベット孔、11……凸部、12…
…フランジ、13……テーパ内周面、15……大径部、
16……小径部、18……キー溝、19……リベット、
20……治具、21……位置合わせ部、22……キー
部、23……ポンチ、30……筒壁、31……収容室、
32……床面壁部、33……リング、34……凹部、3
5……隔壁部、36……押さえ部、40……エンジンケ
ース、41……エンジンケース側点火合わせマーク、4
2……開口端面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略椀形状に形成されたヨーク(1)の内周
    にマグネット(2)が環状に配されて固定されており、
    ヨーク(1)の開口端面の一部に点火合わせマーク
    (8)が打刻されている磁石発電機の回転子において、 前記ヨーク(1)の開口端部に外周縁に開口端面(4
    2)を残して筒形状に形成された巻かしめ代部(6A)
    が径方向内側に巻かしめ加工されて成る巻かしめ部
    (6)によって、前記マグネット(2)がヨーク(1)
    に固定されており、 前記点火合わせマーク(8)は巻かしめ代部(6A)の
    略全長にわたって打刻されて形成されることにより、巻
    かしめ部(6)における軸方向端面の内側縁辺から立ち
    上がり側面の基端部にわたって形成されていることを特
    徴とする磁石発電機の回転子。
  2. 【請求項2】略椀形状に形成されたヨーク(1)の内周
    にマグネット(2)が環状に配されて固定されており、
    ヨーク(1)の開口端面の一部に点火合わせマーク
    (8)が打刻されている磁石発電機の回転子の製造方法
    において、 前記ヨーク(1)の開口端部に外周縁に開口端面(4
    2)を残して巻かしめ代部(6A)が形成される工程
    と、 この巻かしめ代部(6A)の外周面に前記点火合わせマ
    ーク(8)が打刻される工程と、 この巻かしめ代部(6A)が径方向内側に巻かしめ加工
    されることにより、前記マグネット(2)を固定する巻
    かしめ部(6)が形成される工程と、を備えていること
    を特徴とする磁石発電機の回転子の製造方法。
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