JPH06336772A - 風除室 - Google Patents
風除室Info
- Publication number
- JPH06336772A JPH06336772A JP12718393A JP12718393A JPH06336772A JP H06336772 A JPH06336772 A JP H06336772A JP 12718393 A JP12718393 A JP 12718393A JP 12718393 A JP12718393 A JP 12718393A JP H06336772 A JPH06336772 A JP H06336772A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- ceiling
- gable
- ceiling board
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 氷柱の発生を防止する風除室を提供する。
【構成】 屋外階段を覆って周壁1および天井板5を設
け、天井板5の上方に切妻屋根2を形成し、小屋裏6と
屋外とを連通する妻板換気がらり4を妻板2aに設ける
とともに、小屋裏6と周壁1および天井板5の内部とを
連通する天井板換気がらり3を天井板5に設ける。 【効果】 日中に太陽光線で温められた空気により屋根
2の表面が温度上昇するのを抑えられるので、屋根上の
積雪が溶けて軒先から流れ落ちることがなく、氷柱の発
生を防止できる。
け、天井板5の上方に切妻屋根2を形成し、小屋裏6と
屋外とを連通する妻板換気がらり4を妻板2aに設ける
とともに、小屋裏6と周壁1および天井板5の内部とを
連通する天井板換気がらり3を天井板5に設ける。 【効果】 日中に太陽光線で温められた空気により屋根
2の表面が温度上昇するのを抑えられるので、屋根上の
積雪が溶けて軒先から流れ落ちることがなく、氷柱の発
生を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物等の階段部に
設置する風除室に関するものである。
設置する風除室に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、寒冷地において集合住宅等の屋外
階段には、この階段を覆って設置した周壁と、この周壁
の上部に形成した屋根とからなる風除室を設けていた。
周壁は、枠体の内部に板ガラス等を嵌込んだものであっ
た。
階段には、この階段を覆って設置した周壁と、この周壁
の上部に形成した屋根とからなる風除室を設けていた。
周壁は、枠体の内部に板ガラス等を嵌込んだものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の風除室
では、日中に太陽光線により周壁内部の気温が高くなり
屋根表面の温度も上昇した。このため、屋根上の積雪が
溶けて軒先から流れ落ち、夜間に再び軒先で凍結して氷
柱が発生するという問題があった。この発明の目的は、
氷柱の発生を防止する風除室を提供することである。
では、日中に太陽光線により周壁内部の気温が高くなり
屋根表面の温度も上昇した。このため、屋根上の積雪が
溶けて軒先から流れ落ち、夜間に再び軒先で凍結して氷
柱が発生するという問題があった。この発明の目的は、
氷柱の発生を防止する風除室を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の風除室は、屋
外階段の周囲を周壁および天井板で覆う。天井板の上方
に妻板を有した切妻屋根を形成する。切妻屋根の小屋裏
と屋外とを連通する妻板換気がらりを妻板に設ける。小
屋裏と周壁および天井板の内部とを連通する天井板換気
がらりを天井板に設ける。
外階段の周囲を周壁および天井板で覆う。天井板の上方
に妻板を有した切妻屋根を形成する。切妻屋根の小屋裏
と屋外とを連通する妻板換気がらりを妻板に設ける。小
屋裏と周壁および天井板の内部とを連通する天井板換気
がらりを天井板に設ける。
【0005】
【作用】この発明の風除室によると、切妻屋根の妻板に
屋外と小屋裏とを連通する妻板換気がらりを設けるとと
もに、天井板に小屋裏と周壁および天井板の内部とを連
通する天井板換気がらりを設けているので、日中に太陽
光線により周壁および天井板の内部の空気温度が上昇す
ると、周壁および天井板の内部の空気は小屋裏を経て屋
外に排出される。
屋外と小屋裏とを連通する妻板換気がらりを設けるとと
もに、天井板に小屋裏と周壁および天井板の内部とを連
通する天井板換気がらりを設けているので、日中に太陽
光線により周壁および天井板の内部の空気温度が上昇す
ると、周壁および天井板の内部の空気は小屋裏を経て屋
外に排出される。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例の風除室は、図1ないし
図3に示すように、2階建の集合住宅29の外壁パネル
19の入込部28に設けた屋外階段(図示せず)を覆っ
て周壁1および天井板5を設け、天井板5の上方に切妻
屋根2を形成し、小屋裏6と屋外とを連通する妻板換気
がらり4を妻板2aに設けるとともに小屋裏6と周壁1
および天井板5の内部とを連通する天井板換気がらり3
を天井板5に設けたものである。
図3に示すように、2階建の集合住宅29の外壁パネル
19の入込部28に設けた屋外階段(図示せず)を覆っ
て周壁1および天井板5を設け、天井板5の上方に切妻
屋根2を形成し、小屋裏6と屋外とを連通する妻板換気
がらり4を妻板2aに設けるとともに小屋裏6と周壁1
および天井板5の内部とを連通する天井板換気がらり3
を天井板5に設けたものである。
【0007】図2ないし図4に示すように、周壁1は、
通し柱8,中枠9,10,横架材11,下枠17および
柱25からなる骨組に板ガラス20を嵌込んで両側部を
構成し、管柱7,通し柱8,中枠12,13,横架材1
4および下枠15からなる骨組に板ガラス20を嵌込ん
で正面部を構成している。周壁1の正面部には、回動開
閉する扉18を取付けた出入口を設けている。柱25
は、外壁パネル19,27の出隅部に位置し内側に化粧
カバー26を取付けている。
通し柱8,中枠9,10,横架材11,下枠17および
柱25からなる骨組に板ガラス20を嵌込んで両側部を
構成し、管柱7,通し柱8,中枠12,13,横架材1
4および下枠15からなる骨組に板ガラス20を嵌込ん
で正面部を構成している。周壁1の正面部には、回動開
閉する扉18を取付けた出入口を設けている。柱25
は、外壁パネル19,27の出隅部に位置し内側に化粧
カバー26を取付けている。
【0008】図1および図5に示すように、天井板換気
がらり3は、断面略V形の羽根板3aを等間隔に枠体3
b内に設けたものである。枠体3bは、下面を天井板5
と略面一として周壁1内からの天井面の見栄えを向上し
ている。枠体3字の上面にと木枠21を設けている。図
2および図6に示すように、妻板2aは、三角形に組ま
れた枠体22の屋外面に面材2bを貼着したものであ
る。面材2bは、中央部に設けた開口枠16内に妻板換
気がらり4を固定している。妻板換気がらり4は、図7
に示すように断面略S形の羽根板4aを等間隔に枠体4
b内に設けたものである。
がらり3は、断面略V形の羽根板3aを等間隔に枠体3
b内に設けたものである。枠体3bは、下面を天井板5
と略面一として周壁1内からの天井面の見栄えを向上し
ている。枠体3字の上面にと木枠21を設けている。図
2および図6に示すように、妻板2aは、三角形に組ま
れた枠体22の屋外面に面材2bを貼着したものであ
る。面材2bは、中央部に設けた開口枠16内に妻板換
気がらり4を固定している。妻板換気がらり4は、図7
に示すように断面略S形の羽根板4aを等間隔に枠体4
b内に設けたものである。
【0009】このように構成された風除室によると、日
中に太陽光線により周壁1および天井板5内の空気温度
が上昇すると、周壁1および天井板5内の空気は小屋裏
7を経て屋外に排出される。したがって、屋根2の表面
が温度上昇するのを抑えられるので、屋根2上の積雪が
溶けて軒先から流れ落ちることがなく、氷柱の発生を防
止することができる。
中に太陽光線により周壁1および天井板5内の空気温度
が上昇すると、周壁1および天井板5内の空気は小屋裏
7を経て屋外に排出される。したがって、屋根2の表面
が温度上昇するのを抑えられるので、屋根2上の積雪が
溶けて軒先から流れ落ちることがなく、氷柱の発生を防
止することができる。
【0010】
【発明の効果】この発明の風除室によると、妻板に屋外
と小屋裏とを連通する妻板換気がらりを設けるととも
に、天井板に小屋裏と周壁および天井板の内部とを連通
する天井板換気がらりを設けているので、日中に太陽光
線により周壁内部の空気温度が上昇すると、周壁内部の
空気は小屋裏を経て屋外に排出される。したがって、屋
根表面が温度上昇するのを抑えられるので、屋根上の積
雪が溶けて軒先から流れ落ちることがなく、氷柱の発生
を防止することができる。
と小屋裏とを連通する妻板換気がらりを設けるととも
に、天井板に小屋裏と周壁および天井板の内部とを連通
する天井板換気がらりを設けているので、日中に太陽光
線により周壁内部の空気温度が上昇すると、周壁内部の
空気は小屋裏を経て屋外に排出される。したがって、屋
根表面が温度上昇するのを抑えられるので、屋根上の積
雪が溶けて軒先から流れ落ちることがなく、氷柱の発生
を防止することができる。
【図1】(a)はこの発明の一実施例の風除室の概略を
示す正面図、(b)はそのA−A断面図。
示す正面図、(b)はそのA−A断面図。
【図2】(a)はこの発明の一実施例の風除室の正面
図、(b)はその側面図。
図、(b)はその側面図。
【図3】図2のC−C断面図。
【図4】図2のD−D断面図。
【図5】(a)は換気がらりを天井板に設けた状態を示
す縦断面図、(b)はその横断
す縦断面図、(b)はその横断
【図6】図2のB−B断面図。
【図7】換気がらりを妻板に設けた状態を示す縦断面
図。面図。
図。面図。
1 周壁 2 切妻屋根 2a 妻板 3 換気がらり 4 換気がらり 5 天井板 6 小屋裏
Claims (1)
- 【請求項1】 屋外階段の周囲を周壁および天井板で覆
い、この天井板の上方に妻板を有した切妻屋根を形成
し、この切妻屋根の小屋裏と屋外とを連通する妻板換気
がらりを前記妻板に設けるとともに小屋裏と前記周壁お
よび天井板の内部とを連通する天井板換気がらりを前記
天井板に設けた風除室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12718393A JPH06336772A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 風除室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12718393A JPH06336772A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 風除室 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06336772A true JPH06336772A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=14953735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12718393A Withdrawn JPH06336772A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 風除室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06336772A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105839954A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-08-10 | 安徽跨宇钢结构网架工程有限公司 | 一种钢结构厂房电动气楼 |
JP2016183531A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 旭化成ホームズ株式会社 | 集合住宅 |
JP2016183530A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 旭化成ホームズ株式会社 | 集合住宅 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP12718393A patent/JPH06336772A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016183531A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 旭化成ホームズ株式会社 | 集合住宅 |
JP2016183530A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 旭化成ホームズ株式会社 | 集合住宅 |
CN105839954A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-08-10 | 安徽跨宇钢结构网架工程有限公司 | 一种钢结构厂房电动气楼 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |