JPH0633638U - ローディング装置 - Google Patents

ローディング装置

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JPH0633638U
JPH0633638U JP7749092U JP7749092U JPH0633638U JP H0633638 U JPH0633638 U JP H0633638U JP 7749092 U JP7749092 U JP 7749092U JP 7749092 U JP7749092 U JP 7749092U JP H0633638 U JPH0633638 U JP H0633638U
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roller
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高価で取付工数がかかる直線ガイドやレール
を省略して簡素化,低価格化を達成し、両ガイド間のス
パンを広くして高剛性化を達成できる門形のローダ装置
を提供する。 【構成】 水平方向に設置された角形中空ビーム4の対
角2コーナ寄りの各2面に案内面用の帯鋼板5A,5B
を取付け、キャリア7に基準用の固定側転がり軸受12
と押圧用の移動側転がり軸受16を直角に有するローラ
ユニット8A,8Bを4個配設し、皿ばね19により移
動側転がり軸受16をビーム側に押し付け、ビーム自体
の平行不良によるがたをなくし、ビームの上面と前面を
基準としてキャリアを円滑に走行させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水平に設置されたビーム上をキャリアが走行する門形のローディング 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、旋盤,研削盤等工作機械の素材供給及び製品取出し用のローディング装 置は、安全性,作業性等の関係から門形ローダが多用されている。この門形ロー ダは本機上水平にビームを設け、このビーム上をワークハンドを先端に有するア ームを垂直方向移動可能に備えるキャリアを走行させて、複数の本機との素材供 給,製品取出しや、素材・製品ストッカとのワークの受け渡しを行っている。こ のためキャリアの走行距離は数m以上になるのが普通で、キャリア走行用のガイ ドは図6に示すように角形断面形状の中空ビーム101の上・下の2面にレール 102A,102Bを取付け、キャリア103に設けた転がり軸受104A,1 04Bでこのレールを挟んで前後方向を支え、上側の転がり軸受105で重量を 支える構造のものが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた門形ローダのキャリア走行用のガイドは、走行距離が長い ためレールが高価になり、取付費も大きくなるという問題点を有している。 また、ガイドとして上下2面に取付けたレール間のスパンが小さいため、低剛 性であるという問題点を有している。 本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは走行距離の長いキャリア走行用ガイドの高剛性化と低コス ト化を同時に達成できるローディング装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案におけるローディング装置は、水平方向のビ ーム上にキャリアを移動可能に有するローディング装置において、角形断面形状 で上面と前面を基準面とする中空の前記ビームの前記基準面とこれと直角な隣接 面のコーナ寄り位置に案内面用帯鋼板を長手方向に設け、前記基準面の前記帯鋼 板上を転動する固定側ローラと前記隣接面の前記帯鋼板上を転動し前記ビームに 対し直角方向に移動可能かつばねにより前記隣接面側に常時付勢される移動側ロ ーラとを直角に有する複数個のローラユニットを前記キャリアに直角に対向する ように設けてなり、ローラユニットによりビームの上面と前面を基準として移動 可能にキャリアを支持するものである。
【0005】 また水平方向のビーム上にキャリアを移動可能に有するローディング装置にお いて、角形断面形状で上面と前面を基準面とする中空の前記ビームの前記基準面 とこれと直角な隣接面のコーナ寄り位置に案内面用帯鋼板を長手方向に設け、前 記基準面と前記隣接面の前記帯鋼板上を転動する2個のローラを直角に有する複 数個のローラユニットを前記ビームに対して直角方向に移動可能かつ直角に対向 するように前記キャリアに設け、前記ローラユニットを前記隣接面側に常時付勢 するばねを設けてなり、ローラユニットによりビームの上面と前面を基準として 移動可能にキャリアを支持するようにすることもできる。
【0006】
【作用】
キャリアの上側と前側の両端部に設けられた各ローラニットの基準面上を転動 する固定側ローラを基準とし、ローラユニットの移動側ローラにより基準面と平 行な対向面を押圧して、ビームの対向面の平行度不良に関係なく上面と前面を基 準として円滑に移動可能にキャリアを支持する。
【0007】
【実施例】
第1実施例について図1〜図4を参照して説明する。 床上に主軸軸心が同心になるように並置された二台の旋盤1,2上に、脚3を 介して角形断面形状の中空のビーム4が両旋盤1,2の主軸軸心に対して平行( 水平)に固着されている。ビーム4は上面と前面が基準面とされ、上面後側と前 面下側の対角2コーナ寄りの各2面上に耐摩耗性の帯鋼板5A,5Bが押さえ板 6により長手方向に固着されており、帯鋼板5A,5Bはキャリア走行距離に余 裕代を加えた長さだけ設けられている。
【0008】 この帯鋼板5A,5Bを案内面として移動可能に設けられているキャリア7の 内側両端部に左右対称形のローラユニット8A,8Bが、上側の2個が前後方向 前向きに、下側の2個が上下方向上向きにそれぞれ取付けられている。ローラユ ニット8A,8Bの枠体9A,9Bの先端に固定側の転がり軸受12が軸11に より枢支されており、枠体9A,9Bの長手方向に長溝穴9aが刻設されている 。この長溝9aに鍔部13aを有する角形のブロック13が移動可能に嵌挿され 、ブロック13には蓋14が固着されており、更にブロック13には移動方向に 対して直角に植設されている軸15により移動側の転がり軸受16が枢支されて いる。
【0009】 枠体9A,9Bには長溝穴9aに貫通する段付穴9bが後端面より穿設されて おり、この段付穴9bの小径穴に鍔17aを後端に有する軸17が軸方向移動可 能に嵌挿され、大径穴には鍔17aとカラー18の間に複数枚の皿ばね19が張 設されている。そして枠体9A,9Bの後端面に蓋21が固着されており、この 蓋21に螺着の調整ねじ22により皿ばね19のばね圧調整が行われるようにな っている。従って、キャリア7はビーム4上面の帯鋼板5A上を転動する固定側 の転がり軸受12を基準として、ビーム4下面の帯鋼板5B上を転動する移動側 の転がり軸受16の皿ばね19による押圧力で上下方向が支持され、ビーム4前 面の帯鋼板5B上を転動する固定側の転がり軸受12を基準として、ビーム4後 面の帯鋼板5A上を転動する移動側の転がり軸受16の皿ばね19による押圧力 で前後方向が支持されている。
【0010】 ビーム4の両端には駆動プーリ23Aと従動プーリ23Bがそれぞれ回転可能 に支持されており、この両プーリ23A,23B間に張設されるベルト24の先 端がキャリア7の両側面に固着され、ビーム4の左端上に固着のモータ25によ りベルト26を介して駆動プーリ23Aを回転することによりキャリア7の走行 が行われる。キャリア7の前面にワークハンド27を先端に有するアーム28が 垂直方向に移動可能に設けられており、アーム28はキャリア上面に固着のモー タ29により図示しないラック・ピニオンを介して移動される。
【0011】 続いて第1実施例の作用について説明する。 モータ25の回転により移動されるキャリア7に取付けられている各ローラユ ニット8A,8Bは、それぞれ固定側の転がり軸受12が基準となり、上側のロ ーラユニット8A,8Bの転がり軸受16により前後方向を、下側のローラユニ ット8A,8Bの転がり軸受16により上下方向をそれぞれ皿ばね19の力によ り挟み込むように支持しているため、ビーム4の対向2面の平行度が多少狂って いても、上面と前面の真直度さえ出ていればキャリア7はこの上面と前面を基準 として常時円滑に移動する。
【0012】 次に第2実施例について図5を参照して説明する。 第1実施例と異なるところはローラユニット31の2個の転がり軸受32,3 3を直角に有する角形のブラケット34が、キャリア36の両端に固着のビーム に対して直角方向の軸35に移動可能に嵌合されるとともに一面がキャリア36 の内面上に隙間なく摺動可能に当接されており、2個の転がり軸受を有するブラ ケット34が皿ばね37によりそれぞれビーム側に付勢されているところのみで あり、他は同一のため同一個所には同一符号を付して説明を省略する。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので次に記載する効果を奏する。 ビームの対角2コーナ寄りの各2面上に設けた案内面用帯鋼板上を転動する2 個のローラを直角に有する複数個のローラユニットをキャリアに設け、ローラユ ニットの移動側のローラをばねによりビームに押圧して固定側のローラを基準と してキャリアを移動可能に支持するようにしたので、必要不可欠なフレームを構 成するビームを直接走行用ガイドとすることが可能となり、高価かつ取付工数の かかる直線ガイド又はレールを省略して簡素化が達成できる。更にビームを脚に 固定する底面と後面を比較的広く確保できるとともに、対角2面を使用すること で両ガイド間のスパンを大きくとれるため高剛性化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のローディング装置の正面図である。
【図2】第1実施例のビームとローラユニットの斜視図
である。
【図3】第1実施例のビームとローラユニットの側面図
である。
【図4】第1実施例のローラユニットの上面図である。
【図5】第2実施例のビームとローラユニットの側面図
である。
【図6】従来の技術のキャリア走行ガイドの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,2 旋盤 3 脚 4 ビーム 5A,5B 帯鋼
板 7,36 キャリア 8A,8B,31
ローラユニット 9A,9B 枠体 12,16,3
2,33 転がり軸受 19,37 皿ばね 27 ワークハン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向のビーム上にキャリアを移動可
    能に有するローディング装置において、角形断面形状で
    上面と前面を基準面とする中空の前記ビームの前記基準
    面とこれと直角な隣接面のコーナ寄り位置に案内面用帯
    鋼板をそれぞれ長手方向に設け、前記基準面の前記帯鋼
    板上を転動する固定側ローラと前記隣接面の前記帯鋼板
    上を転動し前記ビームに対し直角方向に移動可能かつば
    ねにより前記隣接面側に常時付勢される移動側ローラを
    有する複数個のローラユニットを前記キャリアに直角に
    対向するように設けてなり、ローラユニットによりビー
    ムの上面と前面を基準として移動可能にキャリアを支持
    することを特徴とするローディング装置。
  2. 【請求項2】 水平方向のビーム上にキャリアを移動可
    能に有するローディング装置において、角形断面形状で
    上面と前面を基準面とする中空の前記ビームの前記基準
    面とこれと直角な隣接面のコーナ寄り位置に案内面用帯
    鋼板をそれぞれ長手方向に設け、前記基準面と前記隣接
    面の前記帯鋼板上をそれぞれ転動する2個のローラを直
    角に有する複数個のローラユニットを前記ビームに対し
    て直角方向に移動可能かつ直角に対向するように前記キ
    ャリアに設け、前記ローラユニットを前記隣接面側に常
    時付勢するばねを設けてなり、ローラユニットによりビ
    ームの上面と前面を基準として移動可能にキャリアを支
    持することを特徴とするローディング装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003220535A (ja) * 2002-01-22 2003-08-05 Mori Seiki Co Ltd 工作機械のワーク搬送装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6279939A (ja) * 1985-10-01 1987-04-13 Akebono Brake Ind Co Ltd 搬送用ロボツト
JPH0323135A (ja) * 1989-02-15 1991-01-31 A 2 C Groupe Pratic Ademva 帯状、板状又は線状材料を輸送する装置
JPH0428625A (ja) * 1990-05-24 1992-01-31 Nissan Motor Co Ltd ワーク搬送装置

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