JPH06335819A - 薄板製造設備 - Google Patents

薄板製造設備

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Publication number
JPH06335819A
JPH06335819A JP12678993A JP12678993A JPH06335819A JP H06335819 A JPH06335819 A JP H06335819A JP 12678993 A JP12678993 A JP 12678993A JP 12678993 A JP12678993 A JP 12678993A JP H06335819 A JPH06335819 A JP H06335819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin plate
plate
knife
thin
side trimmer
Prior art date
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Pending
Application number
JP12678993A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Osono
隆一 大園
Akisane Makabe
彰実 真加部
Yukio Kanda
行雄 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIYOOSEN ENGINEERS KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
RIYOOSEN ENGINEERS KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by RIYOOSEN ENGINEERS KK, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical RIYOOSEN ENGINEERS KK
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Publication of JPH06335819A publication Critical patent/JPH06335819A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄板の板形状を揃え、蛇行を解消して良好な
形状で高温薄板をコイル状に巻取る。 【構成】 ダミーシート60に続き、溶湯61を冷却ド
ラム51で冷却してなる薄板鋳片62を引き出して連続
鋳造する。このラインに高温サイドトリマ1を備え、高
温サイドトリマ1の上ナイフ2及び下ナイフ3により、
薄板鋳片62の両エッジ部を連続して切断してエッジ部
の板性状不良部を除去する。上下ナイフ2,3は上下ウ
ォータジャケット4,5により冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄板連続鋳造装置によ
って鋳造した薄板または、連続鋳造鋳片をオンラインで
連続熱間圧延した薄板をオンラインで巻取る、薄板製造
設備に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の装置の一例である、双ドラ
ム式薄板連続鋳造装置による薄板製造設備を示す側面概
念図、図6は図5の薄板製造設備によって薄板鋳片の連
続鋳造及び巻取りを示す側面概念図である。
【0003】図5に示すように、ダミーシート60を搬
送ローラ55上に載置してタンゼンシャルロール57及
びピンチロール56によって挾持し、その先端部を巻取
りドラム58にボルト59によって連結する。そして、
このダミーシート60を、その後端部が1対の冷却ドラ
ム51と1対のサイド堰52とから成る湯溜り部53に
突出するように、双方の冷却ドラム51によって挾持
し、薄板鋳片62の連続鋳造に備える。次に、図6に示
すように、湯溜り部53に溶湯61を連続して供給し、
双方の冷却ドラム51を回転しながら溶湯61を冷却し
て凝固させ、薄板鋳片62を連続鋳造する。この薄板鋳
片62は先端部がダミーシート60の後端部に接続され
ていて、ダミーシート60に先導されてタンゼンシャル
ロール57、搬送ローラ55、ピンチロール56を通板
させ、巻取りドラム58によってダミーシート60と共
にコイル状に巻取る。
【0004】また、例えば、この双ドラム式または双ベ
ルト式等の連続鋳造装置のオンラインに圧延機を設け、
連続鋳造された帯板状の鋳片を連続熱間圧延するものも
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の設備によって連
続鋳造、または連続鋳造後にオンラインで連続熱間圧延
された薄板は、両エッジ部の形状、冷却不均一、欠陥発
生等の板性状が悪く、また、蛇行しているので、良好な
薄板コイルに巻取ることが困難であった。従って、その
製品化に難点があった。これを解決するために、従来の
冷間用サイドトリマを用いて前記高温の薄板鋳片の両エ
ッジ部をトリミングしようとすれば、そのナイフの温度
が上昇し、硬度低下によって寿命が短くなるので、その
交換頻度が大幅に上昇し、ラインのダウンタイムが増大
するという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明による薄板製造設備の構成は、薄板連続鋳造装置によ
って連続鋳造した薄板または連続鋳造装置のオンライン
に配設した圧延機によって連続熱間圧延した薄板を、オ
ンラインの巻取り装置によってコイル状に巻取る薄板製
造設備において、前記巻取り装置の入側に高温切断サイ
ドトリマを配設し、このサイドトリマに走間切込み開始
手段を設け、このサイドトリマの上ナイフ及び下ナイフ
にウォータジャケット式ナイフ冷却手段を設けたことを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】高温切断用サイドトリマの上下ナイフをウォー
タジャケット式ナイフ冷却手段でそれぞれ冷却しなが
ら、連続鋳造、または連続鋳造のオンラインで連続熱間
圧延されて送給される高温の薄板を停止させないで、走
間切込み開始手段によってその両エッジ部から切り込ん
で切断を開始し、両エッジ部を連続して切断して両エッ
ジ部の板性状不良部を除去すると共に、薄板の板幅を所
要の寸法に揃えてその蛇行を解消する。そして、巻取り
装置によって巻取り、コイルの巻き形状を良好にすると
共に、後工程でのトリミング作業を省略する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例である、双ドラム式
薄板連続鋳造装置による薄板製造設備を示す側面概念
図、図2(a)は図1のサイドトリマの切断開始軌跡を
示す平面概念図、図2(b)は図2(a)の薄板鋳片と
ダミーシートとの接合状態及び板厚を示す側面概念図、
図3は薄板鋳片の板幅方向中央部を板長さ方向に破断し
て上下ナイフ及びウォータジャケット式ナイフ冷却手段
の一方を示す一部破断側面図、図4は図3の一部破断正
面図である。
【0009】図1において、1対の冷却ドラム51及び
サイド堰52の下方には、テーブルローラ55、タンゼ
ンシャルロール56及びピンチロール57によって薄板
鋳片62のパスラインが形成され、このパスライン上の
デフレクタピンチロール11及び巻取りドラム12を具
備した巻取り装置10の入側には、図2(a)に示す上
下ナイフ2,3の軌跡による走間切込みが可能な高温用
サイドトリマ1が配設されている。この高温用サイドト
リマ1は、例えば600℃程度の高温で走行する薄板鋳
片62の連続切断に耐えるように、例えばクロム,モリ
ブデン,タングステン等を添加した、耐高温の低合金鋼
を用いて外面から上下ウォータジャケット4,5により
水冷されている丸刃状の上ナイフ2及び下ナイフ3を具
備していて、この上下ナイフ2,3は公知の走間切込み
サイドトリマと同様に図2(a)の切断開始軌跡で薄板
鋳片62のサイドトリミングを開始するようになってい
る。図2(b)に示す62aは板厚非定常部である。2
0は公知のフライングシャーである。
【0010】図3及び図4において、4は上ウォータジ
ャケット、5は下ウォータジャケットであり、上ナイフ
2及び下ナイフ3に上方及び下方から被覆するように固
設され、給水管6によって図示しない水圧源にそれぞれ
連結されている。そして、上ナイフ2及び下ナイフ3と
対向する面にはノズル穴5a,6aがそれぞれ穿設され
ている。
【0011】次に、本装置の動作について説明する。双
方の冷却ドラム51とサイド堰52とで形成する湯溜り
部53に溶湯61を連続して供給し、双方の冷却ドラム
51を回転しながら溶湯61を冷却して凝固させ、下方
へ排出して薄板鋳片62を連続鋳造する。この高温の薄
板鋳片62をタンゼンシャルロール56及びピンチロー
ル57によって搬送ローラ55上を進行させ、鋳造始め
のダミーシート60及び板厚非定常部62aが通過後
に、図3及び図4に示すように冷却水8を上ウォータジ
ャケット4及び下ウォータジャケット5のノズル穴4
a,5aから上ナイフ2及び下ナイフ3にそれぞれ噴射
して冷却しながらこの高温用サイドトリマ1によって図
2(a)によって示すように走間切込みして切断を開始
し、板幅を所要の寸法に揃えると共に、その蛇行を解消
する。また、薄板鋳片62の走行中に上ナイフ2及び下
ナイフ3を板幅方向に移動してその板幅を変更すること
もできる。そして、ダミーシート60及び板厚非定常部
62aをフライングシャー20によって切断して図1中
右方へ除去し、この薄板鋳片62をデフレクタピンチロ
ール11によって上方へ送給し、巻取りドラム12によ
ってコイル状に巻取る。
【0012】なお、本発明はこの実施例に限定されるも
のでなく、種々の装置によって連続鋳造した鋳片を、オ
ンラインで連続熱間圧延した薄板にも適用できるもので
ある。
【0013】
【発明の効果】本発明では、高温で送給される薄板の巻
取り装置の入側に走間切込み開始手段及びウォータジャ
ケット式ナイフ冷却手段を具備した高温切断用サイドト
リマを配設したことにより、薄板が走行している状態で
切断を開始し、両エッジ部の板性状不良部を除去すると
共に、其の板幅を所要の寸法に揃え、蛇行を解消して良
好な形状の高温薄板コイルを巻取ることができる。従っ
て、この薄板コイルを製品化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である、双ドラム式薄板連続
鋳造装置による薄板製造設備を示す側面概念図。
【図2】サイドトリマの切断開始軌跡及び板厚、ならび
に、薄板鋳片とダミーシートとの接合状態を示す概念
図。
【図3】薄板鋳片の板幅方向中央部を板長さ方向に破断
して上下ナイフ及びウォータジャケット式ナイフ冷却装
置の一方を示す一部破断側面図。
【図4】ウォータジャケット式ナイフ冷却装置を一部破
断して示す正面図。
【図5】従来の装置の一例である、双ドラム式薄板連続
鋳造装置による薄板製造設備を示す側面概念図。
【図6】図5の薄板製造設備による薄板鋳片の連続鋳造
及び巻取り状態を示す側面概念図。
【符号の説明】
1 高温用サイドトリマ 2 上ナイフ 3 下ナイフ 4 上ウォータジャケット 5 下ウォータジャケット 8 冷却水 10 巻取り装置 51 冷却ドラム 52 サイド堰 53 湯溜り部 61 溶湯 62 薄板鋳片
フロントページの続き (72)発明者 神田 行雄 広島県広島市西区観音六丁目4番31号 株 式会社リョーセンエンジニアズ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板連続鋳造装置によって連続鋳造した
    薄板、または、連続鋳造装置のオンラインに配設した圧
    延機によって連続熱間圧延した薄板を、オンラインの巻
    取り装置によってコイル状に巻取る薄板製造設備におい
    て、 前記巻取り装置の入側に高温切断サイドトリマを配設
    し、このサイドトリマに走間切込み開始手段を設け、前
    記サイドトリマの上ナイフ及び下ナイフにウォータジャ
    ケット式ナイフ冷却手段を設けたことを特徴とする薄板
    製造設備。
JP12678993A 1993-05-28 1993-05-28 薄板製造設備 Pending JPH06335819A (ja)

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JP12678993A JPH06335819A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 薄板製造設備

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JP12678993A JPH06335819A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 薄板製造設備

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JPH06335819A true JPH06335819A (ja) 1994-12-06

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004009272A1 (ja) * 2002-07-18 2004-01-29 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. 帯板製造設備
JP2010511516A (ja) * 2006-12-09 2010-04-15 エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 特にエッジカッター(Besaeumscheren)用の駆動ローラ

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