JPH06335815A - オイルホール付きエンドミル - Google Patents

オイルホール付きエンドミル

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Publication number
JPH06335815A
JPH06335815A JP15102793A JP15102793A JPH06335815A JP H06335815 A JPH06335815 A JP H06335815A JP 15102793 A JP15102793 A JP 15102793A JP 15102793 A JP15102793 A JP 15102793A JP H06335815 A JPH06335815 A JP H06335815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil hole
tool
oil
end mill
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15102793A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Okanishi
良祐 岡西
Teruji Sakuramoto
輝治 櫻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Moldino Tool Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Tool Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Tool Engineering Ltd filed Critical Hitachi Tool Engineering Ltd
Priority to JP15102793A priority Critical patent/JPH06335815A/ja
Publication of JPH06335815A publication Critical patent/JPH06335815A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/28Features relating to lubricating or cooling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 素材加工および工具製造が容易であり、切削
油の供給を向上させ、切削性をより一層良好にしたオイ
ルホール付きエンドミルを提供する。 【構成】 工具シャンク端面から工具本体の内部を通
り、刃部に抜けるオイルホールを設けたオイルホール付
きエンドミルにおいて、該刃部の芯厚(d)を工具刃径
(D)に対して70〜90%の範囲に設定し、かつ該オ
イルホールの穴径(O)を(d/N)×0.5≦O≦
(d/N)×0.8(Nは刃数)の範囲に設定すること
により、オイルホールがより自由に設置でき、かつオイ
ルホールの穴径が大きくなり、従来より良好な切削が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンター等
の工作機械に用い、工具本体の内部を通り切削油を供給
するオイルホール付きエンドミルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンター等の工作機械に用い
て、鋼材をはじめ一般材料を切削するこの種の切削工具
として、図3、4に示すエンドミルがある。これは、従
来のエンドミルの中で最も一般的な形状であり、刃部の
芯厚を工具刃径に対して60%前後にすることにより、
チップポケットを広く設け、かつねじれた刃溝に沿って
オイルホールを設けたものであり、広いチップポケット
と切削油の供給により、切削性を向上させたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、芯厚
との関係から、オイルホールの穴径を大きく設定でき
ず、切削油の供給量が少なく、実際、工具と加工物との
間に切削油が行き渡らない場合があった。また、オイル
ホールをねじれた刃溝に沿って設けなければならないた
め、素材加工および工具製造上、工数が非常に多く必要
であり、かつ技術を要するという問題があった。
【0004】
【本発明の目的】本発明は以上の問題を解決するために
なされたものであり、素材加工および工具製造が容易で
あり、切削性をより一層良好にしたオイルホール付きエ
ンドミルを提供するものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、工具シャンク端面から工具本体の内部
を通り、刃部に抜けるオイルホールを設けたオイルホー
ル付きエンドミルにおいて、該刃部の芯厚(d)を工具
刃径(D)に対して70〜90%の範囲に設定し、かつ
該オイルホールの穴径(O)を(d/N)×0.5≦O
≦(d/N)×0.8(Nは刃数)の範囲に設定したも
のである。
【0006】また、工具軸直角断面における外周切れ刃
のすくい角を−29゜〜0゜の範囲に設定し、かつ該外
周切れ刃のねじれ角を40゜〜60゜に設定したもので
ある。さらに、刃数が多い場合においても、該外周切れ
刃と同数のオイルホールを設けたことにより、切削性を
より一層良好にしたものである。
【0007】
【作用】本発明を適用することにより、素材加工および
工具製造が容易であり、切削性をより一層良好になっ
た。
【0008】ここで、オイルホールの穴径(O)は、切
削性を考慮すれば、できる限り大きく設定する事が望ま
しいが、大きくし過ぎると工具剛性および素材加工、工
具製造面で問題となるため、(d/N)×0.5≦O≦
(d/N)×0.8(dは芯厚、Nは刃数)の範囲に設
定した。これにより、素材加工および工具製造も容易と
なり、オイルホールの穴径(O)も従来品の2倍以上で
あり、面積では5倍以上となり、切削性が向上した。
【0009】また、工具軸直角断面における外周切れ刃
のすくい角を−29゜〜0゜の範囲に設定し、かつ該外
周切れ刃のねじれ角を40゜〜60゜に設定したことに
より、焼入れ鋼等の高硬度材の切削、および高能率切削
においても、切削熱を抑制し、より一層良好となった。
【0010】さらに、刃数が多い場合においても、芯厚
を大きく設定しているため、該外周切れ刃と同数のオイ
ルホールを設けることも容易となり、素材加工、工具製
造面および切削性がより一層良好になったのである。。
【0011】なお、オイルホールの設置形状はとくに指
定しないが、従来のどのような形状においても対応で
き、より一層自由になることはいうまでもない。さら
に、オイルホールをエアホールとして利用することも可
能である。
【0012】
【実施例】図1、2は本発明の一実施例であり、工具径
20mm、6枚刃のオイルホール付きエンドミルであ
る。芯厚を工具径の85%である17mmに設定し、オ
イルホールの穴径を2mmに設定し、各刃毎にオイルホ
ールを設けたものである。また、工具軸直角断面におけ
る外周切れ刃のすくい角を−20゜に設定し、かつ該外
周切れ刃のねじれ角を50゜に設定したものである。
【0013】図5に本発明品と従来品との切削性能比較
を示す。被削材SKD61材の焼入れ鋼、硬さがHRC
50のものを切削速度を変化させ、切削した結果であ
る。従来品は切削油の供給が不十分であり、多量の煙霧
が発生し、切削速度100m/minで切り屑が赤熱し
切削不可能になったのに対し、本発明品は切削油の供給
が十分であり、切削速度200m/minにおいても切
削可能であった。
【0014】従来のオイルホール付きエンドミルの形状
では、このように刃数が多くなると、各刃毎にオイルホ
ールを設けることが非常に困難であり、たとえ設置でき
たとしても、オイルホールの穴径が非常に小さくなり過
ぎ、切削油の供給が不十分となる。また、本発明品は、
オイルホールがより自由に設置でき、かつオイルホール
の穴径を大きく設定することができ、従来より良好な切
削が可能となった。
【0015】
【効果】以上のように本発明を適用することにより、従
来より切削油の供給が向上し、かつ工具剛性が同時に得
られ、より一層切削性が向上し良好な切削が可能となっ
たのである。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示し、その側面図で
ある。
【図2】図2は図1の刃部断面図である。
【図3】図3は従来品の一例を示し、その側面図であ
る。
【図4】図4は図3の刃部断面図である。
【図5】図5は本発明品と従来品の比較を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 工具本体 2 外周切れ刃 3 オイルホール 4 チップポケット 5 シャンク部 D 工具外径 d 芯厚 O オイルホールの穴径 θa ねじれ角 θb すくい角 θc にげ角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具本体の外周にねじれた複数の切れ刃
    を有し、工具シャンク端面から工具本体の内部を通り、
    刃部に抜けるオイルホールを設けたオイルホール付きエ
    ンドミルにおいて、該刃部の芯厚(d)を工具刃径
    (D)に対して70〜90%の範囲に設定し、かつ該オ
    イルホールの穴径(O)を(d/N)×0.5≦O≦
    (d/N)×0.8(Nは刃数)の範囲に設定したこと
    を特徴とするオイルホール付きエンドミル。
  2. 【請求項2】 工具軸直角断面における外周切れ刃のす
    くい角を−29゜〜0゜の範囲に設定し、かつ該外周切
    れ刃のねじれ角を40゜〜60゜に設定したことを特徴
    とする請求項1記載のオイルホール付きエンドミル。
  3. 【請求項3】 該外周切れ刃と同数のオイルホールを設
    けたことを特徴とする請求項1ないし2記載のオイルホ
    ール付きエンドミル。
JP15102793A 1993-05-28 1993-05-28 オイルホール付きエンドミル Pending JPH06335815A (ja)

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JP15102793A JPH06335815A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 オイルホール付きエンドミル

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JPH06335815A true JPH06335815A (ja) 1994-12-06

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1224994A2 (en) * 1996-12-03 2002-07-24 Seco Tools Ab Milling cutter
DE112006002926T5 (de) 2006-11-30 2010-02-04 Osg Corporation, Toyokawa Stirnfräser
CN112958820A (zh) * 2021-04-09 2021-06-15 哈尔滨理工大学 一种芯厚逐渐增大的不等螺旋角立铣刀

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DE112006002926B4 (de) * 2006-11-30 2010-09-09 Osg Corporation, Toyokawa Stirnfräser
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