JP7101120B2 - ピーリング用チップ - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前文の特徴を有するピーリング用チップ、並びに、工具ホルダーと少なくとも1つのピーリング用チップとから成る構成に関する。
回転ピーリング(bar peeling)は、圧延または鍛造された円形断面のブランク材の材料外皮を切除するための切削加工法である。回転ピーリングに際しては、通常は棒または肉厚パイプであるワークピースが、ローラーで芯出しされて、回転式の工具、すなわち、ピーリングヘッドによりガイドされる。
このピーリングヘッドは少なくとも3個の、通常は4個から8個の工具ホルダーまたは工具送り台を有しており、これらがそれぞれ1個から3個の切削インサートを備えている。これらの工具ホルダーまたは工具送り台は、いわゆるカセット付きでも無しでも構成することができる。回転ピーリングに使用される切削インサートはピーリング用チップ(Schaelpaltte)と呼ばれる。
これらのピーリング用チップは回転ピーリングに際して通常次のように配設される。すなわち、入口側でいわゆる粗削りチップ(前切削チップとも呼ばれる)が材料の粗い切除、すなわち、粗削りを受け持ち、出口側でいわゆる仕上げチップ(完成チップまたは後切削チップともよばれる)が高い表面品質、精密な形状および正確な寸法を担当する。仕上げチップは送り方向を基準にして粗削りチップの後方に配設されている。
すなわち、一般的には、1つの工具ホルダーに複数の特殊なピーリング用チップが設設され、これらがそれらの課題を別々に受け持つ。表面品質についての特別な要求がないような多くの応用では、仕上げチップを省くことができる。
粗削り用にはしばしば、丸形ピーリング用チップ、すなわち、上面図で円形形状の切削インサート、が使用される。丸形ピーリング用チップの欠点は、チップ取付座におけるピーリング用チップの回転および締め付けネジの緩みが起きやすいことであり、このことにより、使用中にピーリング用チップ、並びに、場合によっては、支持プレートが脱落することがある。
この脱落により工具ホルダーの全体故障が生じ、このことにより非常に高いコストがかかる。丸形ピーリング用チップのさらに不利な点は、ワークピースの表面が波状になることである。
さらに、主切刃と副切刃の両方を有するピーリング用チップが知られている。この場合、主切刃は材料の粗い切削、すなわち、荒削りを受け持ち、副切刃は仕上げ削りを行う、すなわち、高い表面品質、精密な形状および正確な寸法を担当する。こうして例えば特許文献1で、主切刃と、これに対して平角に配設された副切刃とを備えた多角形のピーリング用チップが知られている。この場合、活性な主切刃および副切刃はそれぞれ、この多角形のピーリング用チップの1つの側面にある。これらのチップの場合には、達成可能な切削深さが非常に浅い。
オーストリア特許出願公開第501655A1号明細書
本発明の課題は、改善されたピーリング用チップを提供することにある。この改善されたピーリング用チップは特に、非常に深い最大切削深さを許容し、さらに、同時に高い表面品質を得るものである。
これらの課題は、請求項1に記載の特徴を備えたピーリング用チップ並びに請求項19に拠る構成によって解決される。好適な実施形態は従属請求項に記載されている。
本発明によるピーリング用チップは、
-上面および下面、
-前記上面と前記下面との間に延びている複数の側面、
-前記複数の側面から前記上面への移行部に形成されている、複数の主切刃および複数の副切刃、
を有し、
このピーリング用チップは、前記上面を上から見てほゞ正n角形の形状であり、ここでnは5または6、さらに、n個の側面の間にあるn個の側面稜を有し、少なくとも1つの側面から上面への移行部に1つの主切刃および1つの副切刃が形成されており、活性な主切刃と活性な副切刃とが側面稜により隔てられており、この側面稜は上面への移行部に、それぞれの活性な主切刃および活性な副切刃に対応して、1つの活性なコーナー切刃を形成している。
すなわち、これは5角形または6角形の基本形状を有するピーリング用チップである。六角形の基本形状が好適である。
「活性な」主切刃ないし「活性な」副切刃とは、これらの主切刃および副切刃が同時使用のために定められている、すなわち、これらはこの切削インサート使用時に材料加工のために同時に使用される、ことを意味する。この場合、活性な主切刃は粗い材料切削、すなわち、粗削りを受け持ち、一方、活性な副切刃は被加工ワークピースの表面を平滑にし、高い表面品質、精密な形状および正確な寸法を担当する。
材料加工のために同時に使用される活性な主切刃および活性な副切刃は、同一の側面に形成されているのではなく、隣接する2つの側面にあり、コーナー切刃により隔てられている。活性な主切刃と活性な副切刃との間にあるコーナー切刃は、活性なコーナー切刃と呼ばれる。
使用中にピーリング用チップは、例えば丸棒のような被切削ワークピースに対して、活性な副切刃の軌道がワークピースの長手軸に対してほゞ平行に走るように設定される。すなわち、この副切刃の軌道はワークピースの長手軸に対してほゞ同心の円筒外殻を示す。主切刃の軌道はほゞ円錐台状である。活性な主切刃は、ピーリング用チップを上から見て、時計方向で、活性な副切刃の前側にある。この構成は、右回りの応用では鏡面対称にすることもできる。
切削深さは、活性な主切刃が、その活性な主切刃の側面上でこの活性な主切刃につながっている不活性な副切刃が材料に食い込まないところまでしか被切削材料に潜り込まないように、選ばれる。このことは、この不活性な副切刃を損傷させないために重要である。というのは、この不活性な副切刃は別の割出し時に活性な副切刃として働くからである。より正確に言えば、この不活性な副切刃は、六角形のチップでは60°、あるいは5角形のチップでは72°、反時計方向にこのピーリング用チップを回転することにより設定される割出しによって、その新しい割出し位置の活性な副切刃となる。この条件から、このピーリング用チップの最大切削深さが得られる。
好適には、各側面から上面への移行部にそれぞれ1つの主切刃と1つの副切刃が形成されている。すなわち、この切削インサートは好適に、上面に沿って(五角形のチップでは)5対の、ないし、(六角形のチップでは)6対の主切刃および副切刃を有している。この場合にはこの切削インサートは上面に関して、5回ないし6回割出し可能である。ピーリング用チップの基本形状が5角形の場合には72°毎に1つの新しい割出し位置が得られ、6角形の基本形状の場合には60°毎となる。
好適には、副切刃の長さは主切刃の長さの1/6から1/2である。これにより、側面から上面への移行部での利用可能な切刃の長さの小さい部分のみが副切刃により使われることになる。こうして、主切刃は相対的に長くなり、その結果、荒削り用のより大きな最大切削深さが利用可能となる。従来技術によるピーリング用チップでは、これとは異なり、主切刃が副切刃よりも基本的に短く形成されている。ピーリング用チップに関する従来技術で知られたこの関係を逆転することにより、本発明によるピーリング用チップを用いてワークピースを加工する際には、大きな最大切削深さ、および、同時に高い表面品質が得られる。
好適には、主切刃、及び/又は、副切刃は直線部分として形成されている。代案として、特に副切刃を凸形の形状にすることができる。従来技術で知られた荒削りチップ、又は円形切刃を備えた前切削切刃、これらはワークピースの表面に波形パターンを生じる、に対して本主切刃により行われる荒削り工程では、本発明によるピーリング用チップのお陰で既に波形パターンのない均一な表面を得ることができる。このことは、送り方向を基準にして主切刃に後続している副切刃に対して、ないし、必要あれば引き続き使用される仕上チップに対して、より一様な使用条件を与える。
好適には、少なくとも1つの側面に少なくとも1つの部分面が形成されており、この部分面が上面と共に1つの副切刃を形成し、さらに、前記少なくとも1つの側面に少なくとももう1つの部分面が形成されており、この第2の部分面が上面と共に1つの主切刃の少なくとも一部を形成し、前記第1の部分面と第2の部分面とが180°より大きく210°より小さい、好適には角度190°の、外角をなしている。五角形のピーリング用チップではこれらの部分面(ファセット)の最大外角は216°である。上記第1部分面は副切刃の逃げ面を形成し、上記2番目の部分面は主切刃の逃げ面の少なくとも一部を形成する。これらの部分面が互いに傾斜していることにより、副切刃使用時に(すなわち、副切刃が活性な状態)、同一の側面においてその活性な副切刃と接している不活性な主切刃は材料に食い込まない、ことが保証される。190°という外角は、両部分面間の逃げ角が10°であることに相当する。これらの部分面は側面のいわばファセットを形成している。これらの部分面は部分面移行部により互いに区分されている。この場合、この部分面移行部はピーリング用チップの対称軸と平行に走り、好適には、鋭いエッジではなく、例えば5mmの半径を有している。
六角形の基本形状については好適に、上面と共に主切刃の少なくとも一部を形成しており、側面稜により互いに隔てられている複数の部分面は、それぞれ互いに60°の内角で配設されている。五角形の基本形状では、この内角は72°である。
このことは、ピーリング用チップを60°ないし72°回転することにより新たな割出しが得られることを意味する。
好適な一実施形態では、このピーリング用チップは両面式に作られている。両面式とは、複数の側面から上面への移行部にも、複数の側面から下面への移行部にも切刃が形成されていることを意味する。このピーリング用チップを反転することにより、複数の側面から上面への移行部に形成された主切刃および副切刃を利用することが可能となる。反転は、本開示に関しては、対称軸に垂直な回転軸を基準にしてピーリング用チップを180°回転することを意味する。
好適には、少なくとも1つの側面から下面への移行部に、下面に付設可能な1つの主切刃および下面に付設可能な1つの副切刃を形成することができる。このピーリング用チップは好適に、六角形の基本形状では、下面に付設可能な6つの主切刃および下面に付設可能な6つの副切刃を有する。五角形のピーリング用チップでは、これらはそれぞれ5つの切刃である。六角形の基本形状において各側面から上面への移行部にもそれぞれ1つの主切刃および1つの副切刃が形成されている場合には、12回割出し可能なピーリング用チップが得られる。すなわち、この場合には、互いに独立な12対の主・副切刃を加工のために使用することができる。五角形のピーリング用チップは同様に10回割出し可能である。
好適には、下面に付設可能な1つの主切刃が第1および第2の部分面と下面との移行部に、下面に付設可能な1つの副切刃が第3の部分面と下面との移行部に形成されている。
換言すれば、このピーリング用チップは好適に、複数の側面にそれぞれ3つの部分面を有する。
このことは次のように説明できる。すなわち、このピーリング用チップを反転することにより、ピーリング用チップが反転されていない状態では上面に配設された主切刃に対する逃げ面を形成している複数の部分面の一部が、反転された状態では下面に配設された副切刃に対する逃げ面として作用する。
好適には、上面及び/又は下面の、少なくとも、主切刃及び/又は副切刃の領域に切屑破砕段が形成されている。
好適には、1つの側面における複数の部分面の移行部が、1から20mmの曲率半径で、好適には5mmの曲率半径で、丸みを帯びて形成されている。
好適には、1つの主切刃が50mmより大きい曲率半径を有する円形切刃として形成されている。
好適には、1つの副切刃が50mmより大きい曲率半径を有し、好適には直線刃として形成されている。
ピーリング工具の工具ホルダーと共に、少なくとも1つのピーリング用チップを備えた構成に対しても権利保護を請求する。工具ホルダーでのピーリング用チップの位置決めは好適に、活性な副切刃がワークピース表面に対してほゞ平行に設定されるように行われる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
従来技術によるピーリング用チップ 本発明によるピーリング用チップの斜視図 本発明によるピーリング用チップの平面図 本発明によるピーリング用チップの断面図 本発明によるピーリング用チップの断面図 本発明によるピーリング用チップがワークピースに食い込んでいる状態 別の実施形態におけるピーリング用チップ
図1は従来技術によるピーリング用チップ1を上面2の上面図で示す。
このピーリング用チップ1は、上面2を上から見て、3個の側面エッジ10(ここに投影されている)を備えた正三角形の基本形状を有している。複数の側面4から上面2への移行部に複数の主切刃5および複数の副切刃6が形成されている。使用中には、1つの側面4に配設されているそれぞれの主切刃5および副切刃6が活性となる。1つの側面4の主切刃5および副切刃6がコーナー切刃12を取り囲んでいる。上面2に切屑破砕段11が形成されている。側面4は、主切刃5が副切刃6と平角をなすように構成されている。この例では、主切刃5と副切刃6は互いに約193°の外角をなしている。補助線により、主切刃5の最大切削深さap maxが暗示されている。主切刃5と副切刃6の間が平角なので、僅かな最大切削深さap maxしか得られない。
図2は本発明の一実施形態におけるピーリング用チップを斜視図で示したものである。このピーリング用チップ1は、上面2を上から見て、ほゞ正六角形の形状である。1つの対称軸Sに対して6個の対称性がある。以下においては、六角形の基本形状を有するピーリング用チップ1について議論するが、同様な関係は五角形の基本形状を有するピーリング用チップ1についても成り立つ。
このピーリング用チップ1は、1つの上面2、1つの下面3、および、上面2と下面3との間に延びている複数の側面4を有する。ピーリング用チップ1の周辺部でこれらの側面4は複数の側面稜10で隔てられている。これらの側面稜10は好適には、鋭いエッジとして形成されているのではなく、例えば5mmの曲率半径を有している。
複数の側面4は好適に対称軸Sに平行に延びている。このことにより、粉末冶金製造法による簡単な製造が可能となる。というのは、粉末混合物を圧縮するために、簡単な型を使用することができるからである。ピーリング用チップ1の材料は好適には硬質金属、または、粉末冶金法で製造可能な他の材料である。
対称軸Sと同心で平行に、ピーリング用チップ1を貫通する孔7が設けられており、この孔を介してピーリング用チップ1を締め付けネジにより工具ホルダー(図示せず)に固定することができる。嵌め合い結合式のチップ取付座により、ピーリング用チップ1は使用中に回転することができず、使用中に締め付けネジが緩む危険はない。こうして、ピーリング用チップ1の脱落はなくなる。
上面2から側面4への移行部に第1の切刃8が形成されている。この実施例では、このピーリング用チップ1は両面式に作られている。したがって、下面3から側面4への移行部に第2の切刃9が形成されている。両面式とは、上面2と複数の側面4の間にも、下面3と複数の側面4の間にも、切削用の複数の切刃8、9を設けることができることを意味する。したがって、切刃8の部分を使用する際には、上面2がすくい面として作用し、反転されたピーリング用チップ1の場合には、すなわち、材料切削のために切刃9の部分が使用される場合には、下面3がすくい面として作用する。すくい面とは、切刃により作られた切屑がその上を通って出る切削面である。
これにより、上面2と側面4の間にだけ切刃8が形成されている片面式の形態に比べて、切削インサートの材料活用度が本質的に改善される。切刃8、9の側面4側に、少なくとも部分的に少なくとも1つの支持斜面15が形成されていると好適である。支持斜面15により安定な切削能力が得られ、振動ならびに切刃破損の危険が減少する。
切刃8の切刃部分は主切刃5と副切刃6の形状に区分されている。上面2に付設されて、6個の主切刃5および6個の副切刃6が形成されている。当然ながら、主切刃5および副切刃6を6個より少なくすることも可能である。複数の側面稜10が上面2との交点に複数のコーナー切刃12を形成している。各主切刃5は、コーナー切刃12を介して結合されている副切刃6と1対の切刃を形成し、この1対の切刃が、ピーリング用チップ1を使用中に(ここには示されていない)被切削材料に同時に食い込む。ピーリング用チップ1を使用中に、これは被加工材料に対して次のように位置決めされる。すなわち、1つの活性な主切刃5、および、活性なコーナー切刃12を介してこの活性な主切刃5と結合している反時計方向に隣接した活性な副切刃6がワークピースに食い込むように位置決めされる。ワークピースに対してピーリング用チップ1を右回転する応用に対しては、その構成は鏡面対称となる。この場合、活性な副切刃6はワークピースの長手軸に対してほゞ平行である。「活性なコーナー切刃」という概念は、同時使用のために定められている、すなわち、切削インサート使用時に材料加工のために同時に使用される、主切刃5と副切刃6の間の移行部を示す。これにしたがって、切刃の部分は、切削インサート使用中に材料加工に利用されるか否かに応じて、「活性」と「不活性」に区別される。「時計方向に」という方向付けについての表記は上面2の上面図における視線方向を基準にしている。すなわち、このピーリング用チップ1では、使用中に、1つの同一の側面4に形成された主切刃5および副切刃6がワークピースに食い込むのではなく、1つの活性な主切刃5と、隣接する側面4に形成された1つの副切刃6とが、同時に食い込む1対の切刃を形成する。すなわち、これらの活性な切刃は側面稜10で隔てられている。このことは、同時使用のために設けられた主切刃および副切刃が1つの同一の側面に形成されている従来技術によるピーリング用チップに対して、活性な副切刃6と活性な主切刃5との間により急勾配の角度が得られるという基本的なメリットを有する。このことはさらに、切刃の寸法が決められている場合に、より大きい最大切削深さap maxを許容する。というのは、最大切削深さap maxは、使用可能な切刃の長さと切込み角(Einstellwinkel)のサイン(正弦)との積で与えられるからである。
この場合、主切刃5は粗い切削作業、すなわち、荒削りを行い、一方、送り方向において後方の副切刃6は仕上げ削り、すなわち、平滑化を受け持つ。
主切刃5および副切刃6のそれぞれの広がりが破線補助線で示されている。この場合、副切刃6は主切刃5よりも明らかに短い。副切刃6の長さは主切刃5の長さの、例えば、1/6から1/2である。
上面2には複数の切屑破砕段11が形成されており、これらを介して、主切刃5ないし副切刃6により形成された切屑を排出することができる。両面式のピーリング用チップ1の場合には、下面3にも複数の切屑破砕段11が同様に形成されている。
さらに、上面2が複数の切屑破砕段11の間で孔7の周りと同じレベルでピーリング用チップ1の端部まで広がっている領域に、複数の支持面13が存在しているのが判る。このメリットは、このピーリング用チップ1を工具にクランプ止めする際に、ピーリング用チップ1の周辺部までの支持が可能であることである。
同一の側面4に付設された副切刃6と主切刃5の間に逃げ角を作るために、側面4は互いに傾斜した部分面41、42に区分されている。これらの部分面41、42は例えば190°の外角αで互いに接している。この角度は、活性な副切刃6に対して反時計方向に隣接している不活性な主切刃5が材料に食い込まないように作用する。
両面使用可能なピーリング用チップ1のために、側面4に第3の部分面43が設けられており、これは2番目の部分面42に対して同様に外角αだけ傾斜している。好適には、外角αの大きさは外角αと同じである。このことは次のように説明できる。すなわち、ピーリング用チップ1を反転することにより、ピーリング用チップを反転しない状態では上面2に付設された主切刃5の逃げ面を形成している部分面42、43が、反転された状態では下面3に付設された副切刃6´の逃げ面として作用する。反転された状態での使用のために、第3の部分面43は下面3と共に、下面3に付設された副切刃6´を形成する。
部分面41と上面2との間に、上面2に付設された副切刃6が形成されている。上面2に付設された主切刃5は、部分面42、43から上面2への移行部に形成されている。これらの主切刃5はそれぞれ副切刃6に接してコーナー切刃12まで延びている。
図2の実施例は両面式に使用可能なピーリング用チップ1を示している。複数の側面4から下面3への移行部に、下面3に付設された主切刃5´および副切刃6´が形成されている。したがって、12対の主切刃5、5´および副切刃6、6´を利用することができる。12回割出し可能な切削インサートと呼ばれる。
好適には、副切刃6、6´の長さは主切刃5、5´の長さの1/6から1/2である。これに応じて、部分面41、42、43の横方向の広がりの比率は例えば、1/6:5/6:1/6である(副切刃の長さが主切刃の1/6の場合)。すなわち、上面2と共に副切刃6を形成している部分面41の幅は、好適には、下面3と共に下面3に付設された副切刃6´を形成している部分面43と同じである。
このことが図3のように、ピーリング用チップ1の平面図に明確に示されている。部分面41、42、43がこの平面図に投影されている。部分面41は第2の部分面42に対してα傾斜しており、部分面43は第2の部分面42に対してα傾斜しており、この場合、好適にはα=αである。換言すれば、部分面41、43は部分面42に対して同じ角度を有している。この面構成は側面4の凸形の形状を与えている。部分面42、部分面43、および、上面2の間に形成された主切刃5は、両面式に使用可能なピーリング用チップ1の場合には、ピーリング用チップ1を上から見て、折れ曲がった形状である。
ピーリング用チップ1の複数の第2の部分面42は互いに60°の角度をなしている(複数の部分面42の平面に対する垂線間で測定して)。このピーリング用チップ1は6軸の対称性を有している。
側面4における部分面41、42、43の間の部分面移行部は、好適には鋭いエッジとして作られているのではなく、例えば5mmの曲率半径Rを有している。
同様に、側面稜10も例えば5mmの曲率半径Rで丸みを帯びている。
反転された、すなわち、下面3がすくい面として機能する、ピーリング用チップ1では、下面3と部分面43との間に延びている切刃9の一部が副切刃6´として作用する。次に、主切刃5´と副切刃6´が1対の活性な切刃を形成し、これらはコーナー切刃12を介して結合している。すなわち、両面式ピーリング用チップ1のこの有利な実施形態では、上面2ないし下面3で、それぞれ6対の主切刃5、5´および副切刃6、6´を利用することができる。
ここに示された実施例とは異なり、ピーリング用チップ1が片面式に使用される場合には、側面4を3つの部分面に区分する必要はない。この場合には、2つの部分面41及び42に区分するだけで十分であり、活性な副切刃6がこれに続く不活性な主切刃5に対して或る角度を有するように区分される。1つの側面に関して見れば、片面式のピーリング用チップ1の場合には、部分面42は側面稜10まで延びている。この場合、部分面42と上面2の間に形成された主切刃5は、ピーリング用チップ1を上から見て、直線形状を有する。
図4は、本発明によるピーリング用チップ1を図3に示されたA-A断面に沿った断面図で示す。複数の切屑破砕段11がピーリング用チップ1の上面2ないし下面3に在ることが判る。
図5は、図3に示されたB-B断面に沿ったピーリング用チップ1の断面を示す。この断面の状態から、主切刃5の領域における支持斜面15ないし保護斜面16の詳細が判る。外側面4に、例えば3~7°の斜角βで支持斜面15が存在している。保護斜面16は、上面2のすくい面側に、例えば5~20°の斜角βで形成されている。平坦な部位に続いて、上面2における凹みとして形成された、水平線に対して例えば5~30°のすくい角ψを有する切屑破砕段11が存在している。これらの角度範囲は例として挙げられたものであり、これに限定されないと理解すべきである。
切刃の異なる部位に支持斜面15ないし保護斜面16を変化可能に取り付けることは、円形のピーリング用チップに対する本発明によるピーリング用チップの特別なメリットである。これにより例えば、主切刃5の領域に、副切刃6の領域におけるものとは異なる、支持斜面15ないし保護斜面16の斜角を実現することができる。
図6は、円筒対称形のワークピース17に食い込んでいる本発明によるピーリング用チップ1を示している。このピーリング用チップ1を支えている工具(図示されていない)が回転軸Rの周りを回転する。回転方向は紙面から垂直に観察者を向いている。ワークピース17の送り方向は塗りつぶし矢印で示されている。当然ながら、加工は工具とワークピース17の相対運動に拠る。したがって、ワークピース17を回転し、工具の送りを行うこともできる。ワークピース17は初期半径r及び加工後の半径rを有する。副切刃6は回転軸Rに対してほゞ平行にセットされている。換言すれば、副切刃6の軌道はほゞ円筒外殻であり、他方、主切刃5は2段の円錐台の形状の軌道を有する。活性な主切刃5を、部分面41を部分面42と区画している側面移行部14まで設定することができる。これにより、最大切削深さap maxが得られる。ピーリング用チップ1が、部分面41を部分面42と区画している側面移行部14を越えて潜り込むと、これに続く(不活性な)副切刃6が摩耗するであろう。従来技術で知られた円形のピーリング用チップに対して特に有利なのは、最大切削深さap maxを同じとした場合に、切刃の接触長さが、すなわち、ワークピースに実際に食い込む切刃の長さが、直線部分で形成された切刃では、弧状の切刃よりも短い、ことである。より短い接触長さにより切削力はより小さくなる。
円形のピーリング用チップに対するさらなるメリットは、本発明によるピーリング用チップ1の主切刃5の切込み角度が主切刃5の長さにわたってほゞ一定であることである。これとは異なり、円形のピーリング用チップでは、回転軸Rへの切刃の間隔が最小の領域での切刃の切込み角度はほゞ零であり、回転軸Rからの半径方向間隔が増すにつれて大きくなる。選択された切削深さに応じて、円形のピーリング用チップでは、切刃がワークピースから出る領域において約90°の切込み角度が生じる。切刃の長さにわたって変化する切込み角度は、切刃の長さに沿った不均一な切削力を意味する。円形ピーリング用チップの場合のような、弧状の主切刃のさらなるデメリットは、波状のワークピース表面である。したがって、円形ピーリング用チップの場合には、表面を平滑にするために付加的な仕上チップが必要となる。これとは異なり、本発明によるピーリング用チップでは、付加的な仕上チップは不可欠ではない。
図7はピーリング用チップ1を、上面2を上から見て、ほゞ正五角形の形状を有する別の実施例で示す。五角形のピーリング用チップ1は5個の側面4を有し、これら側面から上面2への移行部に複数の切刃が形成されている。五角形のピーリング用チップ1はこの実施例では5対の主切刃5および副切刃6を有し、ここでは見易くするために、1対の主切刃5および副切刃6のみに対する与条件が図示されている。活性な主切刃5はコーナー切刃12により活性な副切刃6と隔てられている。部分面(ファセット)41、42、43の最大の外角は216°であり、好適には190°である。
両面が使用可能な変形形態では、複数の側面4から下面3への移行部にも複数の切刃が形成されている。上面2および下面3にそれぞれ5対の主切刃5および副切刃6が形成されている場合には、この五角形のピーリング用チップ1は10回割出し可能である。
形状(半径、支持斜面、保護斜面など)の可能性については、六角形の実施例の説明を参照されたい。
五角形のピーリング用チップ1は、六角形のピーリング用チップ1と比べて、独立した切刃の数は少ないが、外側寸法が同じ場合にはより大きな最大切削深さap maxを得ることができる。実用上は利用可能な切刃の数が多いことが最大切削深さよりも重要であるので、一般には六角形のチップが好まれる。
1 ピーリング用チップ
2 上面
3 下面
4 側面
41、42、43 部分面
5 主切刃
6 副切刃
7 孔
8、9 切刃
10 側面稜
11 切屑破砕段
12 コーナー切刃
13 当接面
14 部分面の移行部
15 支持斜面
16 保護斜面
17 ワークピース
S 対称軸
R 回転軸
p max 最大切削深さ
初期半径
加工後の半径

Claims (17)

  1. 上面(2)および下面(3)と、
    前記上面(2)と前記下面(3)との間に延びている複数の側面(4)と、
    前記複数の側面(4)から前記上面(2)への移行部に形成されている複数の主切刃(5)および複数の副切刃(6)と、
    を有するピーリング用チップ(1)において、
    前記ピーリング用チップ(1)が、前記上面(2)を上から見て、対称軸(S)に対しn回対称のほゞ正n角形の形状であり、ここでnは5または6、さらに、n個の側面(4)の間にあるn個の側面稜(10)を有し、少なくとも1つの側面(4)から上面(2)への移行部に1つの主切刃(5)および1つの副切刃(6)が形成されており、活性な主切刃(5)と活性な副切刃(6)とが側面稜(10)により隔てられており、この側面稜(10)が上面(2)への移行部に、それぞれの活性な主切刃(5)および活性な副切刃(6)に対応して、1つの活性なコーナー切刃(12)を形成しており、
    少なくとも1つの側面(4)に少なくとも1つの第1の部分面(41)が形成されており、前記第1の部分面(41)が前記上面(2)と共に副切刃(6)を形成し、さらに、前記少なくとも1つの側面(4)に少なくとも1つの第2の部分面(42)が形成されており、前記第2の部分面(42)が前記上面(2)と共に主切刃(5)の少なくとも一部を形成し、前記第1の部分面(41)と前記第2の部分面(42)とが180°より大きく210°より小さい外角(α1)をなしており、
    少なくとも1つの側面(4)に第3の部分面(43)が形成されており、前記第3の部分面(43)が、前記第2の部分面(42)に対して角度(α2)だけ傾斜しており、前記第2の部分面(42)及び前記第3の部分面(43)が、前記上面(2)と結合して、前記主切刃(5)を形成し、
    側面視において、前記主切刃(5)及び前記副切刃(6)の少なくとも一方が直線部分として形成されている、
    ことを特徴とするピーリング用チップ。
  2. 請求項1に記載のピーリング用チップ(1)において、前記nが6であるピーリング用チップ。
  3. 請求項1または2に記載のピーリング用チップ(1)において、各側面(4)から上面(2)への移行部にそれぞれ1つの主切刃(5)および1つの副切刃(6)が形成されているピーリング用チップ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)において、前記副切刃(6)の長さが前記主切刃(5)の長さの1/6から1/2であるピーリング用チップ。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)において、前記第1の部分面(41)と前記第2の部分面(42)とが190°の外角(α1)をなしているピーリング用チップ。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)において、前記ピーリング用チップ(1)に前記第1及び第2の部分面(41、42)が形成されているピーリング用チップ。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)において、上面(2)と共に主切刃(5)の少なくとも一部を形成しており、側面稜(10)により互いに隔てられている前記第2の部分面(42)が、法線間の内角として測定して、それぞれ互いに60°の角度で配設されているピーリング用チップ。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)において、両面式に形成されているピーリング用チップ。
  9. 請求項に記載のピーリング用チップ(1)において、少なくとも1つの側面(4)から下面(3)への移行部に、下面(3)に付設される1つの主切刃(5´)および下面(3)に付設される1つの副切刃(6´)が形成されているピーリング用チップ。
  10. 請求項またはに記載のピーリング用チップ(1)において、下面(3)に付設される主切刃(5´)が前記第1及び第2の部分面(41、42)と下面(3)との移行部に形成され、下面(3)に付設される副切刃(6´)が側面(4)の前記第3の部分面(43)と下面(3)との移行部に形成されているピーリング用チップ。
  11. 請求項から10のいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)において、下面(3)に付設可能なn個の主切刃(5´)および下面(3)に付設可能なn個の副切刃(6´)、を有するピーリング用チップ。
  12. 請求項から11のいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)において、上面(2)に付設可能なn個の主切刃(5)および上面(2)に付設可能な同じくn個の副切刃(6)、並びに、下面(3)に付設可能なn個の主切刃(5´)および下面(3)に付設可能なn個の副切刃(6´)、を有するピーリング用チップ。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)において、上面(2)及び下面(3)の少なくとも一方に切屑破砕段(11)が形成されているピーリング用チップ。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)において、1つの側面(4)における前記第1、第2及び第3の部分面(41、42、43)の移行部が1から20mmの曲率半径(R)で丸みを帯びて形成されているピーリング用チップ。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)において、1つの主切刃(5、5´)が50mmより大きい曲率半径を有する円形切刃として形成されているピーリング用チップ。
  16. 請求項1から15のいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)において、1つの副切刃(6)が50mmより大きい曲率半径を有するピーリング用チップ。
  17. 工具ホルダーと共に、請求項1から16のいずれか1項に記載のピーリング用チップ(1)を少なくとも1つ備えた構成。
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