JPH06320323A - 切削工具 - Google Patents
切削工具Info
- Publication number
- JPH06320323A JPH06320323A JP5139997A JP13999793A JPH06320323A JP H06320323 A JPH06320323 A JP H06320323A JP 5139997 A JP5139997 A JP 5139997A JP 13999793 A JP13999793 A JP 13999793A JP H06320323 A JPH06320323 A JP H06320323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- tool
- supply hole
- chip discharge
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/28—Features relating to lubricating or cooling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 切り屑の排出性を改善したエンドミル，ドリ
ルなどの切削工具を提供する。 【構成】 切削工具は、工具本体２およびシャンク３か
らなり、その軸中心部分には、供給穴７が貫通して設け
られる。前記工具本体２には、切削に関与できるよう
に、捩れを伴った切り屑排出溝４，先端切れ刃稜５，外
周切れ刃稜６などが形成される。前記切り屑排出溝４
は、少なくとも１つが軸中心側に向って深く形成され、
これに伴って前記供給穴７との間に排出穴８が開口する
ルなどの切削工具を提供する。 【構成】 切削工具は、工具本体２およびシャンク３か
らなり、その軸中心部分には、供給穴７が貫通して設け
られる。前記工具本体２には、切削に関与できるよう
に、捩れを伴った切り屑排出溝４，先端切れ刃稜５，外
周切れ刃稜６などが形成される。前記切り屑排出溝４
は、少なくとも１つが軸中心側に向って深く形成され、
これに伴って前記供給穴７との間に排出穴８が開口する
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エンドミル，ドリルな
どに適用される切削工具に関し、特に、切り屑排出溝を
改善するようにしたものである。
どに適用される切削工具に関し、特に、切り屑排出溝を
改善するようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の切削工具例えばプリント
基板用のルータエンドミルでは、工具本体の軸中心部分
に空気排出用の供給穴が貫通するように設けられてい
る。したがって、工具先端から排出される供給穴の構成
では、加工底部の切り屑排出には、効果を有している。
基板用のルータエンドミルでは、工具本体の軸中心部分
に空気排出用の供給穴が貫通するように設けられてい
る。したがって、工具先端から排出される供給穴の構成
では、加工底部の切り屑排出には、効果を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た供給穴のみの場合では、外周刃や加工端面への切り屑
付着、また、切れ刃や加工面に対する冷却にはあまり効
果がないものである。そして、この効果不足に伴って工
具寿命が延長できないという問題点があった。
た供給穴のみの場合では、外周刃や加工端面への切り屑
付着、また、切れ刃や加工面に対する冷却にはあまり効
果がないものである。そして、この効果不足に伴って工
具寿命が延長できないという問題点があった。
【０００４】このようなことから、本発明では、切り屑
の排出性を改善した切削工具を提供しようとするもので
ある。
の排出性を改善した切削工具を提供しようとするもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、工具本体の外周部分に設けられた捩
れを伴った切り屑排出溝については、そのうちの少なく
とも１つが軸中心側で深く形成されることにより、軸中
心部分に穿設された供給穴との間で排出穴が開口するよ
うに構成したものである。
みなされたもので、工具本体の外周部分に設けられた捩
れを伴った切り屑排出溝については、そのうちの少なく
とも１つが軸中心側で深く形成されることにより、軸中
心部分に穿設された供給穴との間で排出穴が開口するよ
うに構成したものである。
【０００６】
【作用】本発明の切削工具は、切り屑排出溝内に排出穴
が開口するように構成されているため、供給穴から空気
が工具先端だけでなく、軸直角方向にも排出される。し
たがって、これまで問題となっていた切れ刃や加工面に
対する切り屑の付着を改善できるものである。また、空
気による冷却効果により、被加工物の軟化を抑制するこ
とができ、加工面粗さの改善も可能になるものである。
が開口するように構成されているため、供給穴から空気
が工具先端だけでなく、軸直角方向にも排出される。し
たがって、これまで問題となっていた切れ刃や加工面に
対する切り屑の付着を改善できるものである。また、空
気による冷却効果により、被加工物の軟化を抑制するこ
とができ、加工面粗さの改善も可能になるものである。
【０００７】
【実施例】以下、本発明切削工具の一実施例について、
図を参照しながら説明する。
図を参照しながら説明する。
【０００８】図１および図２において、１は、工具本体
２およびシャンク３からなる１枚刃形式のドリルエンド
ミルであり、この工具本体２には、捩れを伴った１つの
切り屑排出溝が形成されている。また、この工具本体２
には、先端切れ刃稜５および外周切れ刃稜６がそれぞれ
形成され、切削に関与できるようになっている。
２およびシャンク３からなる１枚刃形式のドリルエンド
ミルであり、この工具本体２には、捩れを伴った１つの
切り屑排出溝が形成されている。また、この工具本体２
には、先端切れ刃稜５および外周切れ刃稜６がそれぞれ
形成され、切削に関与できるようになっている。
【０００９】また、前記工具本体２およびシャンク３の
軸中心部分には、エアーなどの供給穴７が貫通するよう
に設けられている。そして、この供給穴７は、前記切り
屑排出溝４との間に排出穴８が開口するようになってい
るものである。この場合、この排出穴８は、外周切れ刃
稜６や加工面に対する切り屑付着を減少させ、被加工物
を冷却する効果をもつものである。
軸中心部分には、エアーなどの供給穴７が貫通するよう
に設けられている。そして、この供給穴７は、前記切り
屑排出溝４との間に排出穴８が開口するようになってい
るものである。この場合、この排出穴８は、外周切れ刃
稜６や加工面に対する切り屑付着を減少させ、被加工物
を冷却する効果をもつものである。
【００１０】なお、本実施例を例えば、プリント基板用
のルータエンドミルに適用した場合には、１枚刃のとき
には、外周切れ刃稜６が左捩れの１０°〜４５°で、前
記供給穴７の内径φＨがφ０．２以上で工具径φＤの１
／２以下が好適する。また、複数刃のときには、ダイヤ
目ルータエンドミルやニック付きエンドミルなどに適用
できる。
のルータエンドミルに適用した場合には、１枚刃のとき
には、外周切れ刃稜６が左捩れの１０°〜４５°で、前
記供給穴７の内径φＨがφ０．２以上で工具径φＤの１
／２以下が好適する。また、複数刃のときには、ダイヤ
目ルータエンドミルやニック付きエンドミルなどに適用
できる。
【００１１】図３および図４は、２枚刃の左捩れフィシ
ュテイル形のエンドミル１０に適用したものである。
ュテイル形のエンドミル１０に適用したものである。
【００１２】すなわち、工具本体２には、２つの切り屑
排出溝４ａ，４ｂが形成され、一方の切り屑排出溝４ａ
が軸中心側に向って深く形成され、供給穴７との間で排
出穴８を開口させているものである。この場合、工具本
体２には、底刃稜９および外周切れ刃稜６が形成され、
切削に関与するようになっている。
排出溝４ａ，４ｂが形成され、一方の切り屑排出溝４ａ
が軸中心側に向って深く形成され、供給穴７との間で排
出穴８を開口させているものである。この場合、工具本
体２には、底刃稜９および外周切れ刃稜６が形成され、
切削に関与するようになっている。
【００１３】なお、本実施例では、左捩れの切削工具を
図示したが、例えばカーボン加工用として右捩れの外周
切れ刃稜６を有するものや、不等ピッチ，不等リードの
エンドミル等にも適用できるものである。
図示したが、例えばカーボン加工用として右捩れの外周
切れ刃稜６を有するものや、不等ピッチ，不等リードの
エンドミル等にも適用できるものである。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、切り屑
排出溝４内には、供給穴７を開口させた排出穴８が形成
されるものであり、この排出穴８から噴射されるエアー
によって切り屑の排出性が改善されるものである。した
がって、外周切れ刃稜６や加工面に対する切り屑の付着
が減少し、また、冷却作用も促進されることから、長期
寿命が期待できるものである。
排出溝４内には、供給穴７を開口させた排出穴８が形成
されるものであり、この排出穴８から噴射されるエアー
によって切り屑の排出性が改善されるものである。した
がって、外周切れ刃稜６や加工面に対する切り屑の付着
が減少し、また、冷却作用も促進されることから、長期
寿命が期待できるものである。
【図１】本発明切削工具の一実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図２】切り屑排出溝の拡大断面図である。
【図３】本発明切削工具の他の実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図４】図３における切り屑排出溝の拡大断面図であ
る。
る。
１ ドリルエンドミル ２ 工具本体 ３ シャンク ４ 切り屑排出溝 ７ 供給穴 ８ 排出穴 １０ エンドミル
Claims (1)
- 【請求項１】 棒状をなす工具本体２の外周部分には、
捩れを伴った少なくとも１つの切り屑排出溝４が形成さ
れ、また、その軸中心部分には、エアーなどの供給穴７
が穿設されている切削工具において、 前記切り屑排出溝４は、少なくとも１つが軸中心側に向
って深く形成されることにより、前記供給穴７との間に
排出穴８を開口させていることを特徴とする切削工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5139997A JPH06320323A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5139997A JPH06320323A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 切削工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06320323A true JPH06320323A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=15258532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5139997A Withdrawn JPH06320323A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 切削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06320323A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5980166A (en) * | 1995-10-05 | 1999-11-09 | Kanefusa Corporation | Rotary tool with shank |
| EP1224994A2 (en) * | 1996-12-03 | 2002-07-24 | Seco Tools Ab | Milling cutter |
| US7354229B2 (en) * | 2004-12-01 | 2008-04-08 | Union Tool Co. | Drill |
| US7476067B2 (en) * | 2003-07-23 | 2009-01-13 | Kennametal Inc. | Drill bit |
| EP2388096A1 (de) * | 2010-05-21 | 2011-11-23 | Rudolf Wendling | Fräswerkzeug |
| EP2388095A1 (de) * | 2010-05-21 | 2011-11-23 | Rudolf Wendling | Fräswerkzeug |
| DE102010033106B4 (de) * | 2010-05-21 | 2013-11-07 | Rudolf Wendling | Fräswerkzeug |
| US9271740B2 (en) | 2013-08-21 | 2016-03-01 | Michael J. Scianamblo | Precessional-motion bone and dental drilling tools and bone harvesting apparatus |
| US9801696B2 (en) | 2013-01-30 | 2017-10-31 | Maillefer Instruments Holding Sárl | Instrument for drilling dental root canals |
| CN109551025A (zh) * | 2019-01-23 | 2019-04-02 | 大连理工大学 | 模具铜电极加工的单刃左旋铣刀及其使用方法 |
| US11510688B2 (en) | 2018-04-18 | 2022-11-29 | Michael J. Scianamblo | Bone matter collection apparatuses |
| US11911830B2 (en) | 2019-06-13 | 2024-02-27 | Kennametal India Ltd. | Indexable drilling inserts |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP5139997A patent/JPH06320323A/ja not_active Withdrawn
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5980166A (en) * | 1995-10-05 | 1999-11-09 | Kanefusa Corporation | Rotary tool with shank |
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| US7354229B2 (en) * | 2004-12-01 | 2008-04-08 | Union Tool Co. | Drill |
| CN100439019C (zh) * | 2004-12-01 | 2008-12-03 | 佑能工具株式会社 | 钻头 |
| DE102010027496B4 (de) * | 2010-05-21 | 2013-08-08 | Rudolf Wendling | Fräswerkzeug |
| EP2388095A1 (de) * | 2010-05-21 | 2011-11-23 | Rudolf Wendling | Fräswerkzeug |
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| US9801696B2 (en) | 2013-01-30 | 2017-10-31 | Maillefer Instruments Holding Sárl | Instrument for drilling dental root canals |
| US10123850B2 (en) | 2013-01-30 | 2018-11-13 | Dentsply Sirona Inc. | Instrument for drilling dental root canals |
| US9271740B2 (en) | 2013-08-21 | 2016-03-01 | Michael J. Scianamblo | Precessional-motion bone and dental drilling tools and bone harvesting apparatus |
| US9277925B2 (en) * | 2013-08-21 | 2016-03-08 | Michael J. Scianamblo | Precessional drilling and reaming |
| US10363615B2 (en) | 2013-08-21 | 2019-07-30 | Michael J. Scianamblo | Precessional-motion bone and dental drilling tools and bone harvesting apparatus |
| US11510688B2 (en) | 2018-04-18 | 2022-11-29 | Michael J. Scianamblo | Bone matter collection apparatuses |
| CN109551025A (zh) * | 2019-01-23 | 2019-04-02 | 大连理工大学 | 模具铜电极加工的单刃左旋铣刀及其使用方法 |
| CN109551025B (zh) * | 2019-01-23 | 2024-05-03 | 大连理工大学 | 模具铜电极加工的单刃左旋铣刀及其使用方法 |
| US11911830B2 (en) | 2019-06-13 | 2024-02-27 | Kennametal India Ltd. | Indexable drilling inserts |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |