JPH06335668A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

Info

Publication number
JPH06335668A
JPH06335668A JP5127347A JP12734793A JPH06335668A JP H06335668 A JPH06335668 A JP H06335668A JP 5127347 A JP5127347 A JP 5127347A JP 12734793 A JP12734793 A JP 12734793A JP H06335668 A JPH06335668 A JP H06335668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garbage
processing
kitchen waste
medium
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5127347A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Morishita
拓也 森下
Kenji Oda
謙治 小田
Norimasa Sakamoto
憲正 坂本
Masahiko Asada
雅彦 浅田
Kazutoyo Takama
一豊 高馬
Akihiro Fukumoto
明広 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5127347A priority Critical patent/JPH06335668A/ja
Publication of JPH06335668A publication Critical patent/JPH06335668A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 厨芥を投入する厨芥供給口28を有し、厨芥を
分解する菌や微生物を培養する処理媒質35を収納する処
理槽13を、地下に形成した収納室10に配置し、収納室10
を開閉自在に被う蓋体11にて地表を構成する厨芥処理装
置。 【効果】 処理槽を家屋のデッドスペースである地下に
設けた収納室に配置することにより、邪魔になることな
く厨芥を分解処理することができると共に、収納室を被
う蓋体により地表を構成することにより処理槽の保守点
検作業性を向上することができる等の効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨芥を菌や微生物によ
り分解処理する厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種厨芥処理装置として、土壌
菌により厨芥を堆肥化する処理装置が広く使用されてい
る。この処理装置は、筒状体と、筒状体の上面開口を被
う蓋とから構成され、筒状体の下面開口を地表に載置
し、上面開口から筒状体内に投入した厨芥を土壌菌によ
り堆肥化するものであるが、堆肥化の速度が遅く、処理
能力に問題がある。
【0003】この問題を解決するために、菌や微生物を
培養する処理媒質を収納した処理槽内に厨芥を投棄し、
厨芥を菌や微生物により分解処理する厨芥処理装置が、
実開平2-1291号公報(B09B 3/00)、実開平2-125942号公
報(C05F 9/02)等にて提案された。これらの公報に示さ
れる厨芥処理装置は、厨芥の発生により生じる水を排水
する必要があり、また悪臭や害虫が発生する可能性があ
ることから、屋外に設置されるが、厨房にて発生した厨
芥を屋外まで廃棄しにいく必要があり、使用勝手が悪い
ものであった。また、厨芥処理装置を屋外に設置するこ
とにより、厨芥処理装置が邪魔になる恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、家屋のデッドスペースを利用して
設置することのできる厨芥処理装置を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、厨芥投入用開
口を有する処理槽と、該処理槽内に収納され、厨芥を分
解処理する菌や微生物を培養する処理媒質と、厨芥と処
理媒質とを混合する混合手段とを備え、前記処理槽を地
下に形成した収納室に配置するとともに、該収納室を開
閉自在に被う蓋体にて地表を構成することを特徴とす
る。
【0006】また、本発明は、地下に形成された収納室
と、該収納室内に収納され、厨芥投入用開口を有する処
理槽と、該処理槽内に収納され、厨芥を分解処理する菌
や微生物を培養する処理媒質と、厨芥と処理媒質とを混
合する混合手段と、屋内に形成された厨芥投入口とを備
え、前記厨芥投入口と処理槽とを、廃棄路にて連通した
ことを特徴とする。
【0007】さらに、本発明は、地下に形成された収納
室と、該収納室内に収納され、厨芥投入用開口を有する
処理槽と、該処理槽内に収納され、厨芥を分解処理する
菌や微生物を培養する処理媒質と、厨芥と処理媒質とを
混合する混合手段と、屋内に形成された厨芥投入口とを
備え、前記厨芥投入口と処理槽とを廃棄路にて連通する
とともに、前記処理槽、若しくは収納室に、厨芥投入口
を介して処理槽に吸引した空気、または収納室内の空気
を排気する送風機を備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、地下に形成された収納室
と、該収納室内に収納され、厨芥投入用開口を有する処
理槽と、該処理槽内に収納され、厨芥を分解処理する菌
や微生物を培養する処理媒質と、厨芥と処理媒質とを混
合する混合手段と、屋内に形成された厨芥投入口とを備
え、前記厨芥投入口から廃棄される厨芥を粉砕して処理
槽内に供給する粉砕手段を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の第1の構成によれば、厨芥を厨芥投入
用開口から処理槽内に廃棄し、混合手段により処理媒質
と厨芥を混合する。厨芥は処理媒質に培養される菌や微
生物により分解処理される。処理槽は家屋のデッドスペ
ースである地下に配置されるため邪魔になることはな
く、また、地表を構成する蓋体を開放することにより収
納室を開放して処理槽の保守点検が行われる。
【0010】本発明の第2の構成によれば、厨芥を厨芥
投入口から処理槽内に廃棄し、混合手段により処理媒質
と厨芥を混合する。厨芥は処理媒質に培養される菌や微
生物により分解処理される。処理槽は家屋のデッドスペ
ースである地下に配置されるため邪魔になることはな
く、また、地表を構成する蓋体を開放することにより収
納室を開放して処理槽の保守点検が行われる。さらに、
厨芥投入口から投入される厨芥が廃棄路を介して処理槽
内に供給される。
【0011】本発明の第3の構成によれば、厨芥を厨芥
投入用開口から処理槽内に廃棄し、混合手段により処理
媒質と厨芥を混合する。厨芥は処理媒質に培養される菌
や微生物により分解処理される。処理槽はデッドスペー
スである地下に配置されるため邪魔になることはなく、
また、地表を構成する蓋体を開放することにより収納室
を開放して処理槽の保守点検が行われる。さらに、処理
槽もしくは収納室の空気を排気する送風機を備えたた
め、悪臭が防止される。
【0012】本発明の第4の構成によれば、厨芥を家屋
の壁面あるいは厨房機器に形成された厨芥投入用開口か
ら処理槽内に廃棄し、混合手段により処理媒質と厨芥を
混合する。厨芥は処理媒質に培養される菌や微生物によ
り分解処理される。この時、厨芥は粉砕手段により粉砕
されて供給されるため、厨芥の処理能力が向上する。処
理槽はデッドスペースである地下に配置されるため邪魔
になることはない。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1及び図2に基づいて以
下に詳述する。
【0014】1は屋内の流し台2のシンク3に設けられ
た厨芥受部で、排水管4が接続される排水口5が形成さ
れている。6は前記シンク3底面に形成された廃棄口
で、該廃棄口6から厨芥を投入するようになっている。
7は前記廃棄口6に接続され、後述する移送管29ととも
に廃棄路を構成する厨芥投入管で、オレフィン樹脂、高
密度ポリエチレン樹脂などの低抵抗材料にて形成され、
あるいは内面にテフロンなどの低摩擦抵抗材料をコーテ
ィングして、該厨芥投入管7内面に厨芥が付着して厨芥
投入管7内で腐敗するのを防止している。また、厨芥投
入管7と後述の移送筒29外周、及び処理槽13の厨芥供給
口28周縁と移送管19との接続部には、夫々図示しない弾
性体を介して接続され、厨芥投入管7が挿通する床面の
孔と廃棄口6と処理槽*との位置のずれを吸収するよう
になっている。
【0015】前記排水口5及び廃棄口6の開口は各々蓋
8、9にて開閉自在に閉成されている。
【0016】10は地下に配設される上面開口の硝子繊維
を混合した合成樹脂製収納ケースで、上面開口を、蓋体
11により開閉自在に閉成され、収納室12を構成してい
る。前記蓋体11近傍には、蓋体11の開閉状態を検出する
図示しない第1検出スイッチが配設されており、後述す
る処理槽13のメンテナンス等の際に該蓋体11を開放する
と、後述する電動機15、31を停止し、撹拌翼16及び螺旋
体30を停止させるとともに、第1、第2ヒータ22、23へ
の通電を停止するようになっている。
【0017】13は前記収納室10内に収納される上面開口
の合成樹脂製処理槽で、上部一側に段部14を形成し、該
段部14に図示しない補強板を介して正逆回転可能な撹拌
翼16駆動用電動機15を装着している。16は前記処理槽13
内に配設される撹拌翼で、処理槽10側面に固定した図示
しない補強板に回転自在に軸支される回転軸17と、回転
軸17に固定される複数の撹拌羽根18とから構成され、回
転軸17及び撹拌羽根18はステンレスにて形成されてい
る。前記撹拌羽根16は、図2に示すごとく、断面形状略
V字状に形成され、その稜線側に向かって湾曲形成され
るとともに、回転軸17に螺旋状に溶接固定されている。
19は前記回転軸17に回り止め固定されるスプロケット
で、前記撹拌翼16駆動用電動機15の駆動軸に回り止め固
定されるスプロケット20との間にチェーン21を架設し、
撹拌翼16駆動用電動機15の駆動によりチェーン21を介し
て撹拌翼16を回転させるようになっている。
【0018】22は前記撹拌翼16の回転軸17内に配設され
た第1ヒータ、23は前記処理槽13内に配設される第2ヒ
ータで、第1ヒータ22及び第2ヒータ23は処理槽13内に
収納される後述の処理媒質35全体を常時約35度〜60
度に維持するようになっている。後述の処理媒質35に発
生する菌や微生物は、約30度〜60度で活動が活性化
し、厨芥に発生する蝿などの害虫は約35度以上になる
と、繁殖が停止するため、本実施例では、菌や微生物の
活動が活性化し、且つ害虫の繁殖が停止する上記温度に
維持するように設定している。
【0019】24は前記処理槽13の下部に形成される排水
部で、後述の処理媒質35がこぼれ落ちない程度の小孔を
多数穿設した区画板25により区画されており、排水部24
に形成した排水口26に排水パイプ27を接続し、排水パイ
プ27を、収納ケース10に形成した開口を貫通させて図示
しない浄化槽や下水に排水するようになっている。
【0020】28は前記処理槽13上部側部に形成された厨
芥供給口で、該厨芥供給口28に移送管29を接続し、該移
送管29及び厨芥投入管7とから廃棄路を構成している。
【0021】30は前記移送管29内に回転自在に配設され
た螺旋体で、該螺旋体30は前記処理槽13の厨芥供給口28
から処理槽13内に臨むとともに、その回転軸を処理槽13
の他側壁から突出させ、前記処理槽13上に配設された螺
旋体30駆動用電動機31により駆動されるようになってい
る。
【0022】32は前記収納ケース10の上部側壁に形成さ
れる排気用の送風機で、収納ケース10内の空気を排気ダ
クト33を介して屋外に排気するようになっている。
【0023】34は前記処理槽13の上面開口を開閉自在に
閉塞する天板で、該天板34を開放して、撹拌翼16等のメ
ンテナンスや後述の処理媒質35を追加するようになって
いる。
【0024】35は前記処理槽13内に、撹拌翼16をほぼ被
う程度の量収納される処理媒質で、おが屑等の木質細
片、もみがら、米糠、土等の微生物培養基材からなり、
本実施例では、特公平2−34679号公報(C02F 11/02)「木
質細片による汚泥の微生物処理方法」に示される微生物
培養基材を使用している。この処理媒質35に厨芥を混合
すると、処理媒質35に菌や微生物が発生し、撹拌翼16を
回転させることにより処理媒質35内に空気を供給する状
態と、撹拌翼16を停止させて処理媒質35内への空気の供
給を停止させた状態とを交互に繰り返すことにより、菌
や微生物が効率よく短時間に厨芥を水と炭酸ガスに分解
し、厨芥を消滅させる。
【0025】而して、厨芥を処理する際には、台所の壁
面や流し台に設けた図示しないスイッチを操作すること
により、螺旋体30駆動用電動機31、及び撹拌翼16駆動用
電機15を駆動して螺旋体30、及び撹拌翼16を回転させな
がら、廃棄口6の蓋9を開放し、厨芥を投入する。これ
により、厨芥投入管7を介して移送管29へ落下した厨芥
が、螺旋体30により処理槽13内に供給され、撹拌翼16に
より処理媒質35と混合され、分解される。
【0026】スイッチの操作により、撹拌翼16駆動用電
動機15が正転し、撹拌翼16を図2に示す実線矢印方向に
回転させる。撹拌翼16は、撹拌羽根18のV字状に折曲し
た稜線側に回転するため、厨芥と処理媒質35は容易に軸
方向に押しやられ、比較的小さな負荷で回転する。ま
た、撹拌羽根18は稜線側に向かって湾曲しているため、
処理媒質35上に位置する厨芥を処理媒質35内に効率よく
引き込み、短期間に効率よく処理媒質35と混合する。さ
らに、撹拌羽根18は回転軸17に螺旋状に配置しているた
め、厨芥と処理媒質35を回転方向のみならず、軸方向に
も移動させて撹拌することになり、一層撹拌効率が向上
する。
【0027】撹拌翼16駆動用電動機15は一定時間、本実
施例では20秒正転すると、運転を停止し、電動機15が
完全に停止するまでの所定時間後、本実施例では3秒経
過後に、逆転して撹拌翼8を図2に示す破線矢印方向に
回転させる。電動機15は完全に停止した後逆転するの
で、電動機15の逆転起動時に逆起電力が生じることがな
く、電動機15の耐久性が向上する。電動機15の逆転状態
では、撹拌羽根18は厨芥と処理媒質35を外周に押しやる
ようにしながら撹拌し、処理槽13側壁との間で厨芥を破
砕する。この回転方向は正転時に比べると負荷が大きく
なるが、破砕能力が向上する。
【0028】電動機15は一定時間、本実施例では20秒
逆転すると、電動機15が完全に停止するまでの所定時間
後、本実施例では3秒後に再度正転する。この正転と逆
転とを交互に反復し、合計20分間経過すると運転を停
止させる。電動機15は正転と逆転を交互に反復するの
で、厨芥が効率よく破砕され処理媒質35と混合される。
【0029】処理槽13内の厨芥は、処理媒質35に自然発
生する菌や微生物により水と炭酸ガスに分解され、消滅
する。撹拌翼16を回転することにより、処理媒質35内に
空気が供給され、処理媒質35に発生する好気性の菌や微
生物の活動が活発化する。撹拌翼16の回転が停止する
と、処理媒質35への空気の供給が停止するため、次第に
処理媒質35に発生する嫌気性の菌の活動が活発化し、こ
れを交互に繰り返すことにより厨芥を効率よく分解し消
滅させる。処理槽13に供給される厨芥は、撹拌翼16と処
理槽13側壁との間で破砕されているので、比較的短時間
で分解消滅する。また、処理媒質35は、第1、第2ヒー
タ22、23により菌や微生物の活動が活発化する温度に維
持されているので、厨芥の分解消滅効率が一層向上す
る。
【0030】撹拌翼16駆動用電動機15や処理槽13内の保
守点検を行う際には、蓋体11を開放する。この状態で
は、図示しない第1検出スイッチが蓋体11の開放を検出
して撹拌翼16駆動用電動機15及び第1、第2ヒータ22、
23への通電を停止する。
【0031】尚、本第1実施例では、台所の壁などに配
置した図示しないスイッチを操作することにより、螺旋
体30駆動用電動機31、及び撹拌翼16駆動用電動機15を駆
動するように構成したが、廃棄口6近傍に第2検出スイ
ッチを配設し、蓋9を開放して厨芥を投入し、再び閉塞
した際に、蓋9の閉塞を検出し、厨芥の投入と判断して
各電動機31、15を駆動させるように構成してもよい。
【0032】また、収納室10内の空気を排気する送風機
32を、収納室10側壁上方に配設したが、処理槽13に配設
し、処理槽13内の空気を排気するようにしてもよい。
【0033】本発明の第2実施例を図3に基づいて詳述
する。尚、第1実施例と同一部品は同一符号を付して説
明を省略する。
【0034】36は流し台2のシンク3に設けられた厨芥
受部で、排水管が接続される排水口37と後述する粉砕機
41が接続される廃棄口38とを底面に形成している。39は
前記厨芥受部36内に着脱自在に収納される水切篭で、前
記廃棄口38に連通する開口を有している。40は前記水切
篭38の開口から後述する粉砕機41の厨芥投入筒43内に挿
入される押圧棒で、厨芥投入筒43への挿入時、水切篭39
の開口を閉塞し、炊事時の排水が厨芥投入筒43を介して
処理槽13に排水されるのを防止している。
【0035】41は前記流し台2内に配設される粉砕機
で、移送筒42の厨芥投入筒43を厨芥受部36の廃棄口38に
水密的に接続している。44は前記移送筒42内に配設さ
れ、粉砕機41駆動用電動機45により回転駆動される螺旋
体で、先端に回転歯46を有しており、廃棄口38より供給
された厨芥を螺旋体44の回転により先端に移送し、回転
歯46と移送筒42先端に固定された固定歯47との間で厨芥
を粉砕するようになっている。
【0036】而して、炊事時には、押圧棒40を粉砕機41
の厨芥投入筒43に挿入して水切篭39の開口を閉塞する。
この状態では、シンク3からの水は水切篭39を介して排
水管に排水される。
【0037】厨芥を処理する際には、押圧棒40を厨芥投
入筒43から引きだし、台所の壁面や流し台に設けた図示
しないスイッチを操作することにより、粉砕機41駆動用
電動機45を駆動して螺旋体44を回転させながら、押圧棒
40により水切篭39の開口を介して厨芥投入口43に厨芥を
入れる。厨芥投入口43より粉砕機41内に入れられた厨芥
は、螺旋体44により移送筒42先端側へ移送され、固定歯
47と回転歯46によって破砕されて、厨芥投入管7を介し
て移送管29へ落下し、移送管20の螺旋体30により処理槽
13内に供給される。
【0038】廃棄口38への厨芥の投入が終了すると、ス
イッチを操作して運転を停止するのであるが、粉砕機41
内に厨芥が残留して粉砕機41内で厨芥が腐敗するのを防
止するために、操作部の操作後、粉砕機41内の厨芥が処
理槽13内に供給されるのに十分な時間経過後に粉砕機41
駆動用電動機45を停止する。
【0039】一方、撹拌翼16駆動用電動機15は、粉砕機
41駆動用電動機45停止後駆動を開始して、処理媒質35と
厨芥を混合させ、粉砕機41から供給された厨芥を処理媒
質35と十分に混合させるために、粉砕機41駆動用電動機
45の運転停止から所定時間後、本実施例では20分後に
撹拌翼16駆動用電動機15を停止させる。処理槽13内に供
給された厨芥は、粉砕機41にて粉砕されているので、比
較的短時間に分解消滅する。
【0040】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1の構成に
よれば、処理槽を家屋のデッドスペースである地下に設
けた収納室に配置することにより、邪魔になることなく
厨芥を分解処理することができると共に、収納室を被う
蓋体により地表を構成することにより処理槽の保守点検
作業性を向上することができる等の効果を奏する。
【0041】本発明の請求項2の構成によれば、処理槽
を家屋のデッドスペースである地下に設けた収納室に配
置することにより、邪魔になることなく厨芥を分解処理
することができると共に、収納室を被う蓋体により家屋
の床面を構成することにより処理槽の保守点検作業性を
向上することができるとともに、厨芥投入口から投入さ
れる厨芥が廃棄路を介して処理槽内に供給され、厨芥を
持ち運ぶことなく処理でき、使用勝手を向上できる。
【0042】本発明の請求項3の構成によれば、処理槽
を家屋のデッドスペースである地下に配置することによ
り、邪魔になることなく厨芥を分解処理することがで
き、使用勝手を向上できると共に、処理槽若しくは収納
室の空気を廃棄する送風機を配設したため、悪臭を防止
できる等の効果を奏する。
【0043】本発明の請求項4の構成によれば、処理槽
を家屋のデッドスペースである地下に配置することによ
り、邪魔になることなく厨芥を分解処理することができ
る。また、室内から厨芥を投入することにより厨芥を処
理できるため、厨芥の廃棄作業性を向上することがで
き、使用勝手を向上することができると共に、厨芥を破
砕して処理槽へ供給することにより分解処理効率を向上
することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】同撹拌翼の斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
6 廃棄口(厨芥投入口) 7 厨芥投入管(廃棄路) 10 収納室 11 蓋体 13 処理槽 15 電動機 16 撹拌翼 28 厨芥供給口(厨芥投入用開口) 29 移送管(廃棄路) 31 電動機 32 送風機 35 処理媒質 38 廃棄口(厨芥投入口) 41 粉砕機(粉砕手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅田 雅彦 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 高馬 一豊 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 福本 明広 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨芥投入用開口を有する処理槽と、該処
    理槽内に収納され、厨芥を分解処理する菌や微生物を培
    養する処理媒質と、厨芥と処理媒質とを混合する混合手
    段とを備え、前記処理槽を地下に形成した収納室に配置
    するとともに、該収納室を開閉自在に被う蓋体にて地表
    を構成することを特徴とする厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】 地下に形成された収納室と、該収納室内
    に収納され、厨芥投入用開口を有する処理槽と、該処理
    槽内に収納され、厨芥を分解処理する菌や微生物を培養
    する処理媒質と、厨芥と処理媒質とを混合する混合手段
    と、屋内に形成された厨芥投入口とを備え、前記厨芥投
    入口と処理槽とを、廃棄路にて連通したことを特徴とす
    る厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】 地下に形成された収納室と、該収納室内
    に収納され、厨芥投入用開口を有する処理槽と、該処理
    槽内に収納され、厨芥を分解処理する菌や微生物を培養
    する処理媒質と、厨芥と処理媒質とを混合する混合手段
    と、屋内に形成された厨芥投入口とを備え、前記厨芥投
    入口と処理槽とを廃棄路にて連通するとともに、前記処
    理槽、若しくは収納室に、厨芥投入口を介して処理槽に
    吸引した空気、または収納室内の空気を排気する送風機
    を備えたことを特徴とする厨芥処理装置。
  4. 【請求項4】 地下に形成された収納室と、該収納室内
    に収納され、厨芥投入用開口を有する処理槽と、該処理
    槽内に収納され、厨芥を分解処理する菌や微生物を培養
    する処理媒質と、厨芥と処理媒質とを混合する混合手段
    と、屋内に形成された厨芥投入口とを備え、前記厨芥投
    入口から廃棄される厨芥を粉砕して処理槽内に供給する
    粉砕手段を有することを特徴とする厨芥処理装置。
JP5127347A 1993-05-28 1993-05-28 厨芥処理装置 Pending JPH06335668A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5127347A JPH06335668A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 厨芥処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5127347A JPH06335668A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 厨芥処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06335668A true JPH06335668A (ja) 1994-12-06

Family

ID=14957685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5127347A Pending JPH06335668A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 厨芥処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06335668A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102311767B1 (ko) 폐유기물 처리기
KR100825042B1 (ko) 원통형 분해소멸식 유기성폐기물 처리장치
JP3469612B2 (ja) 厨芥処理装置
JPH06335668A (ja) 厨芥処理装置
JP3286397B2 (ja) 厨芥処理装置
JP3474892B2 (ja) 厨芥処理装置
JP3249252B2 (ja) 厨芥処理装置
JP3276709B2 (ja) 厨芥処理装置
JP3300832B2 (ja) 生ゴミ処理機
JP3229681B2 (ja) 厨芥処理装置
JP2001276789A (ja) 厨芥処理装置
JP3162874B2 (ja) 厨芥処理装置
JPH06328057A (ja) 厨芥処理装置
JP3229702B2 (ja) 厨芥処理装置
JP3172302B2 (ja) 厨芥処理装置
JP3071070B2 (ja) 有機廃棄物処理方法
JPH06320132A (ja) 厨芥処理装置
JP3276704B2 (ja) 厨芥処理装置
JPH08217581A (ja) 生ゴミ処理機
JP3845502B2 (ja) 生ごみ処理機
JPH06339671A (ja) 厨芥処理装置
JP3342070B2 (ja) 厨芥処理装置
KR970009585B1 (ko) 주방쓰레기 처리장치
JP3369683B2 (ja) 厨芥処理装置
JPH06328059A (ja) 厨芥処理装置