JPH06335564A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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Publication number
JPH06335564A
JPH06335564A JP5127622A JP12762293A JPH06335564A JP H06335564 A JPH06335564 A JP H06335564A JP 5127622 A JP5127622 A JP 5127622A JP 12762293 A JP12762293 A JP 12762293A JP H06335564 A JPH06335564 A JP H06335564A
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JP
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Application number
JP5127622A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06335564A publication Critical patent/JPH06335564A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技場においての遊技に関する情報を遊技者
が認識することのできる遊技機を提供する。 【構成】 画像表示装置の表示画面24に、その遊技機
においての本日,前日,前々日の大当り回数50や、遊
技場において定められた本日のラッキーナンバー52
や、遊技機におけるスタート回数51等を表示するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機
に関し、詳しくは、表示状態が変化可能な画像表示装置
を有し、該画像表示装置の表示結果が予め定められた特
定の表示態様となった場合に所定の遊技価値が付与可能
となる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において、従来から一般
的に知られているものに、たとえば、液晶表示装置やマ
トリクスLEDやCRT等からなる画像表示装置を有
し、その画像表示装置の表示結果が予め定められた特定
の表示態様(たとえば777)となった場合に所定の遊
技価値が遊技者に付与可能となるように構成されたもの
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の遊技機で遊技
を行なう遊技者にしてみれば、その遊技機が設置された
遊技場における開店時間や閉店時間あるいはその遊技機
における画像表示装置の表示結果が導出表示された回数
や、その表示結果が特定の表示態様になった回数等の遊
技に関する情報を知りたいというニーズがあった。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、遊技機が設置された遊技場にお
いての遊技に関する情報を遊技者に認識させることので
きる遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示状態が変
化可能な画像表示装置を有し、該画像表示装置の表示結
果が予め定められた特定の表示態様となった場合に所定
の遊技価値が付与可能となる遊技機であって、前記遊技
機が設置されている遊技場においての遊技に関する情報
を前記画像表示装置に表示させることが可能な表示制御
手段を含むことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、表示制御手段の働きにより、
遊技機が設置されている遊技場においての遊技に関する
情報を画像表示装置に表示させることが可能となる。
【0007】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。なお、本実施例においては、遊技機
の一例としてパチンコ遊技機を示すが、遊技機の種類と
しては、コイン遊技機やスロットマシン等であってもよ
く、表示状態が変化可能な画像表示装置を有し、その画
像表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様
となった場合に所定の遊技価値が付与可能となる遊技機
であればすべて対象となる。
【0008】図1は、遊技機の一例のパチンコ遊技機の
遊技盤面を示す正面図である。遊技者が図示しない打球
操作ハンドルを操作することにより、パチンコ玉が1つ
ずつ遊技盤1の前面側に形成されている遊技領域2内に
打込まれる。遊技領域2内には、表示状態が変化可能な
画像表示装置3が設けられている。遊技領域2内には、
始動入賞領域10が形成されており、遊技領域2内に打
込まれたパチンコ玉がこの始動入賞領域10内に入賞す
れば、その始動入賞玉が始動入賞玉検出器12より検出
され、その検出信号に基づいて画像表示装置3が可変開
始される。この画像表示装置3は液晶表示装置により構
成されており、左,中,右の3つの図柄表示部によりそ
れぞれ複数種類の図柄が可変表示可能に構成されてい
る。前記始動入賞玉検出器12の検出信号に基づいて、
3つの図柄表示部が一斉に可変開始し、その後まず左の
図柄表示部が停止し、次に中央の図柄表示部が停止し、
最後に右の図柄表示部が停止し、その停止時の表示結果
が特定の表示態様(たとえば777)となれば、可変入
賞球装置4の開閉板6が開成して遊技者にとって有利な
第1の状態となる。
【0009】この可変入賞球装置4は、通常時は開閉板
6が閉成して遊技者にとって不利な第2の状態となって
いるが、画像表示装置3の表示結果が特定の表示態様に
なれば、ソレノイド9が励磁されて開閉板6が開成して
第1の状態となる。この可変入賞球装置4の第1の状態
は、パチンコ玉の所定個数(たとえば10個)の入賞ま
たは所定期間(たとえば30秒間)の経過のうちいずれ
か早い方の条件が成立することにより終了して第2の状
態となる。第1の状態となっている可変入賞球装置内に
進入したパチンコ玉のすべてが入賞個数検出器7により
検出され、その検出個数が入賞個数表示器13により表
示される。一方、可変入賞球装置4内には、特定入賞領
域(Vポケット)が設けられており、第1の状態の可変
入賞球装置4内に進入したパチンコ玉がこの特定入賞領
域に入賞すれば、その特定入賞玉が特定入賞玉検出器8
により検出され、可変入賞球装置4のその回の第1の状
態が終了するのを待って可変入賞球装置4を再度第1の
状態に駆動する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返
し継続制御の上限回数はたとえば16回と定められてい
る。なお、可変入賞球装置4の第2の状態は、パチンコ
玉が入賞可能ではあるが入賞困難な状態であってもよ
い。
【0010】画像表示装置3が可変表示中にパチンコ玉
が再度始動入賞領域10に入賞すれば、その始動入賞が
記憶され、画像表示装置3の可変表示が停止した後再度
可変表示できる状態となったときに、その始動入賞記憶
に基づいて画像表示装置3が再度可変開始される。この
始動入賞記憶の上限値はたとえば「4」に定められてお
り、現時点における始動入賞記憶個数が始動入賞記憶表
示器15により表示される。
【0011】画像表示装置3の表示画面24には、後述
するように、普通図柄表示部(ミニデジタル)が設けら
れており、通過口16を通過するパチンコ玉が通過玉検
出器17により検出されて、その検出出力に基づいてこ
の普通図柄表示部(ミニデジタル)が可変開始し、可変
停止時の表示結果が予め定められた特定の識別情報(た
とえば77)となれば、ソレノイド11が励磁されて始
動入賞領域10を構成している電動チューリップ5が開
成し、パチンコ玉が入賞容易な状態となる。この電動チ
ューリップ5の入賞容易な状態は、所定期間(たとえば
4秒間)の経過により終了し、電導チューリップ5が閉
成して入賞困難な状態となる。
【0012】遊技領域には、さらに、通常の入賞口18
が設けられている。さらに、遊技領域2内に打込まれた
パチンコ玉がいずれの入賞領域や入賞球装置にも入賞し
なかった場合に、アウト玉として回収するアウト口14
が設けられている。遊技領域2には、さらに、各種の装
飾ランプ19〜21、飾りLED22,23が設けられ
ており、遊技状態に応じて点灯または点滅制御される。
【0013】図2は、パチンコ遊技機に用いられる制御
回路を示すブロック図である。遊技制御用マイクロコン
ピュータ33は以下に述べるような各種機器の動作を制
御する機能を有する。このため、マイクロコンピュータ
33は、たとえば数チップのLSIで構成されており、
その中には制御動作を所定の手順で実行することのでき
るCPU36と、CPU36の動作プログラムデータを
格納するROM37と必要なデータの書込および読出が
できるRAM38とを含む。
【0014】さらに、マイクロコンピュータ33は入力
信号を受けてCPU36に入力データを与えるとともに
CPU36からの出力データを受けて外部に出力するI
/Oポート34と、CPU36から音データを受けるサ
ウンドジェネレータ35と、電源投入時にCPU36に
リセットパルスを与えるパワーオンリセット回路39
と、CPU36にクロック信号を与えるクロック発生回
路40と、クロック発生回路40からのクロック信号を
分周してリセットパルスを定期的(たとえば2msec
毎)にCPU36に与えるパルス分周回路(定期リセッ
ト回路)41と、CPU36からのアドレスデータをデ
コードするアドレスデコード回路42とを含む。
【0015】アドレスデコード回路42はCPU36か
らのアドレスデータをデコードし、ROM37,RAM
38,I/Oポート34,サウンドジェネレータ35に
それぞれチップセレクト信号を与える。
【0016】なお、この実施例では、ROM37は、そ
の内容の書換、すなわち、必要が生じた場合には、その
中に格納されたCPU36のためのプログラムデータを
変更することのできるようにプログラマブルROMが用
いられている。そして、CPU36がこのROM37内
に格納されたプログラムデータに従ってかつ以下に述べ
る各種入力信号に応答して、種々の機器に対し制御信号
を与える。
【0017】マイクロコンピュータ33は、入力信号と
して、次のような信号が与えられる。
【0018】まず、パチンコ玉が始動入賞領域10に入
賞して始動入賞玉検出器12により検出されれば、その
検出信号が検出回路27を介して入力される。パチンコ
玉が可変入賞球装置4内に入賞して入賞個数検出器7に
より検出されればその検出信号が検出回路27を介して
与えられる。パチンコ玉が可変入賞球装置4内に進入し
て特定入賞領域に入賞して特定入賞玉検出器8により検
出されれば、その検出信号が検出回路27を介して与え
られる。パチンコ玉が通過口を通過して通過玉検出器1
7により検出されれば、その検出信号が検出回路27を
介して入力される。
【0019】マイクロコンピュータ33は、次のような
制御信号を出力する。ソレノイド駆動回路28を介して
ソレノイド9,11にソレノイド励磁用制御信号を与え
る。ランプ駆動回路29を介して装飾ランプ19〜21
にランプ点灯または点滅用制御信号を与える。セグメン
ト・LED駆動回路30を介して、始動入賞記憶表示器
15,入賞個数表示器13にそれぞれ表示用制御信号を
与えるとともに、飾りLED22,23にLED点灯用
制御信号を与える。アンプ31を介してスピーカ26に
効果音等の発生制御信号を与える。さらに、マイクロコ
ンピュータ33は、LCDユニット25に対し、可変停
止時に表示すべき予定停止図柄のデータを与える。LC
Dユニット25では、この予定停止図柄データを受け
て、その予定停止図柄が最終的に停止制御されるように
複数種類の図柄を可変表示する。さらに、このLCDユ
ニット25には、遊技場のホストコンピュータである集
中管理装置から種々の遊技に関するデータが与えられ、
その与えられたデータを画像表示装置3の表示画面24
に表示する。このように、遊技場においての遊技に関す
るデータが集中管理装置から直接LCDユニット25に
入力されてそのLCDユニット25における表示画面2
4より表示されるために、遊技制御用のマイクロコンピ
ュータ33に負担をかけることなくいろいろな情報を表
示することができる。なお、集中管理装置から一旦マイ
クロコンピュータ33に遊技に関するデータを入力し、
そのマイクロコンピュータ33によりLCDユニット2
5を表示制御するようにしてもよい。このマイクロコン
ピュータ33および各種機器には、電源回路32から所
定の直流電流が供給される。
【0020】図3は、LCDユニット25の制御回路を
示すブロック図である。このLCDユニット25は、C
PU等からなる制御部44と、CPUの動作プログラム
データを格納するROM43と、必要なデータの書込お
よび読出ができるRAM45と、入力信号を受けて制御
部44に入力データを与えるとともに制御部44からの
出力データを受けて外部に出力する外部入出力制御部4
6と、制御部44からの表示制御信号を受けて図柄や遊
技に関するデータを表示する表示部47とを含む。
【0021】図2に示した遊技制御用マイクロコンピュ
ータ33等が実装された遊技制御基板48から、前述し
たように、予定停止図柄データが外部入出力制御部46
を介して制御部44に入力される。制御部44では、そ
の入力信号に従って、複数種類の図柄を表示部47によ
り可変表示させるとともに、表示部47の可変停止時の
表示結果が入力されてきた予定停止図柄となるように制
御する。一方、集中管理装置49からは、遊技場におけ
る種々の遊技に関するデータが外部入出力制御部46を
介して制御部44に入力される。制御部44では、その
入力されてきた遊技に関するデータを表示部47で表示
制御する。一方、制御部44では、後述するように、遊
技に関するデータを送信してほしい旨の送信要求信号や
再度遊技に関するデータを送信してほしい旨の再送信要
求信号を外部入出力制御部46を介して集中管理装置4
9に出力する。なお、画像表示装置3は、液晶表示を利
用したものに限らず、たとえば、マトリックスLED,
CRT,プラズマ,螢光表示管,エレクトロルミネセン
ス等を利用したものであってもよい。
【0022】図4,図5は、図3に示したLCDユニッ
ト25の制御動作を示すフローチャートである。まずス
テップS(以下単にSという)1により初期化処理が行
なわれる。次のS2に進み、遊技制御用のマイクロコン
ピュータ33からのデータが入力されたか否かをチェッ
クする処理が行なわれる。次にS3に進み、集中管理装
置からのデータが入力されたか否かをチェックする処理
が行なわれる。次にS4に進み、各入力データに基づく
表示部47による表示処理が行なわれてS2に戻る。
【0023】図4(b)は、前記S1に示された初期化
処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートで
ある。S5によりRAM45の初期化が行なわれ、S6
により、表示部47の初期化が行なわれる。次にS7に
進み、集中管理装置によりデータの入力があったか否か
の判断がなされ、ない場合にはS8に進み、送信要求信
号を集中管理装置に出力する処理が行なわれS7に戻
る。集中管理装置では、この送信要求信号を受けて、前
日,前々日の大当り回数や本日のラッキーナンバー等の
遊技場における遊技に関するデータを送信する。そし
て、その遊技に関するデータがLCDユニット25に入
力されればS9に進み、その入力されたデータを受信
し、S10に進み、受信が成功したか否かの判断が行な
われる。受信が成功しなかった場合にはS8に進み、再
度送信要求信号を集中管理装置に出力する。一方、受信
が成功した場合にはS11に進み、前日,前々日の大当
り回数を表示部47に表示させるとともに、S12によ
り、本日のラッキーナンバーを表示部47に表示させ、
さらに、S13により、現在時刻を表示部47に表示さ
せる。
【0024】図5(a)は、S2により示された遊技制
御用マイクロコンピュータ入力チェック処理のサブルー
チンプログラムを示すフローチャートである。S14に
より、遊技制御用のマイクロコンピュータ33からデー
タが入力されたか否かの判断がなされ、データの入力が
なかった場合にはそのままサブルーチンプログラムが終
了する。一方、データの入力があった場合にはS15に
進み、そのデータを受信し、S16により、受信したデ
ータが図柄データか否かの判断がなされ、図柄データで
ない場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了す
る。一方、受信したデータが、画像表示装置3の可変停
止時に表示する予定となっている予定停止図柄のデータ
であった場合にはS17に進み、スタート回数を「1」
加算する処理が行なわれる。このスタート回数とは、画
像表示装置3が何回可変表示したかを計数するためのも
のである。次にS18に進み、受信した予定停止図柄が
大当りの図柄か否かを判定し、大当りでなかった場合に
はサブルーチンプログラムが終了するが、大当りであっ
た場合には、S19に進み、大当り回数を「1」加算す
る処理が行なわれる。LCDユニット25では、S15
により受信したデータが予定停止図柄であった場合に
は、前記S4により、複数種類の図柄を表示部47によ
り表示するとともにその表示部47の停止時の表示結果
が受信した予定停止図柄となるように表示制御する。
【0025】図5(b)は、S3により示された集中管
理装置入力チェック処理のサブルーチンプログラムを示
すフローチャートである。S20により、集中管理装置
からのデータの入力があったか否かの判断がなされ、な
い場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了す
る。あった場合には、S21により、そのデータを受信
し、S23により、受信が成功したか否かの判断がなさ
れる。受信が成功しなかった場合にS22に進み、再送
信要求信号を集中管理装置に出力する処理が行なわれ
る。そして、S23により受信が成功したと判断されれ
ばS24に進み、その受信したデータに応じたメッセー
ジをメッセージリストの中から選択する処理が行なわれ
る。このメッセージリストは、図9に示されたデータで
あり、ROM43にテーブルの形で記憶されている。図
9に示されたメッセージリストの場合には、1〜9の9
種類のメッセージが用意されており、図9の一番左の列
の番号は、表示せんとする所望のメッセージを選択する
ための添字としての機能を有する。この添字を手がかり
に表示せんとするメッセージが割り出され、その割り出
されたメッセージがS25によりセットされ、そのセッ
トされたメッセージがS4により表示部47から表示さ
れる。
【0026】図6,図8は、画像表示装置3の表示画面
の表示態様を示す画面図である。LCDユニット25が
初期化された状態のときには、前記S11〜S13に従
って初期データが表示されるのであり、その状態が図6
(a)に示されている。表示画面24では、その遊技機
における本日,前日,前々日の大当り回数情報50が表
示されるとともに、その遊技機のスタート回数の情報5
1が表示される。このスタート回数は、画像表示装置3
が可変開始される毎に前記S17により「1」加算され
た回数である。さらに、遊技場における本日のラッキー
ナンバーの情報52が表示される。さらに、現在の時刻
情報53が表示される。
【0027】遊技制御用マイクロコンピュータ33から
予定停止図柄データを受信すれば、前述したように、L
CDユニット25では複数種類の図柄を可変表示するの
であり、その状態が図6(b)に示されている。表示画
面24の可変表示部56により、左,中,右の3つの領
域に複数種類の図柄が上方から下方に向かってスクロー
ル表示される。パチンコ玉が通過口16を通過すれば、
普通図柄表示部(ミニデジタル)57に普通図柄が上方
から下方に向かってスクロール表示される。通常の図柄
可変表示中の表示画面は、図6(b)に示すような表示
状態となっているが、スタート回数が所定の回数(たと
えば10回,20回,30回…)に達するごとに図6
(c)に示すような表示画面となる。
【0028】図6(c)では、可変表示部56が上下方
向に狭くなり、その分、上方部分の表示部により、現時
点での遊技機の大当り回数とスタート回数との情報55
が表示されるとともに、現在の時刻情報54が表示され
る。さらに、図柄表示部56の下方に、本日のラッキー
ナンバーが表示されるとともに普通図柄表示部(ミニデ
ジタル)57に普通図柄がスクロール表示される。この
図6(c)の表示態様で1回可変表示を行なった後、図
6(b)の表示状態に復帰する。
【0029】左,中,右の図柄が停止した状態が図6
(d)に示されている。図6(d)では、スタート回数
が83回目にして特定の表示態様(図面では777)と
なり、大当りが発生する状態が示されている。大当りが
発生すれば、図柄表示部56に、大当りが発生した停止
図柄とともに「FEVER」が表示される。さらに、こ
の図6(d)では、普通図柄(ミニデジタル)が「7
7」のぞろめとなっているために、電動チューリップ5
が4秒間開成する。本日のラッキーナンバーが3,5,
7であり、そのラッキーナンバーの1つである「7」の
ぞろめによって大当りが発生しているために、この大当
りの発生に伴って遊技者が獲得した賞品玉は、景品交換
することなく継続して遊技に使用できるという特典が遊
技者に与えられる。
【0030】図7(a)は、大当りが発生して可変入賞
球装置4が第1の状態となっている最中の表示画面の状
態が示されている。この図7(a)に示す表示画面で
は、第1の状態となった可変入賞球装置4に入賞したパ
チンコ玉の個数情報59が表示され、第1の状態の可変
入賞球装置4内に進入したパチンコ玉が特定入賞領域
(Vポケット)に入賞すればその旨を表わす「V」の文
字60が表示され、可変入賞球装置4の前述した繰返し
継続制御の回数58がラウンド表示される。これらの表
示データは遊技制御用マイクロコンピュータ33から入
力される。さらに、図6(d)で説明したように、ラッ
キーナンバーで大当りが発生しているために、「ラッキ
ーナンバースタート!」のメッセージ52が表示され
る。
【0031】図7(b)は、可変入賞球装置4を第1の
状態に駆動制御する大当り制御が終了した後の状態が示
されている。この状態では、大当りが1回発生した後で
あるために、大当り・スタート回数情報55を表示する
表示部により、大当り回数が「1回」と表示されるとと
もに、大当りが発生したことによりスタート回数がゼロ
クリアされ、その後の1回目の可変表示が行なわれてい
る状態であるために、スタート回数が「1回」である旨
が表示される。この図7(b)の表示状態は、図柄のス
クロール表示が終了した後、所定時間(たとえば1分
間)経過することにより、図6(a)の表示状態に切換
わる。
【0032】図7(c)は、他のパチンコ遊技機(図面
では151番台)が大当りになった場合の表示画面が示
されている。このように、他のパチンコ遊技機が大当り
になれば、その大当りとなったパチンコ遊技機の台番号
がわかるように、「151番台スタート」のメッセージ
61が表示される。
【0033】図8(a)は、たとえば1時間に1回程度
定期的に3分間ほど表示される表示画面である。この表
示画面では、その遊技場における本日の閉店時間と明日
の開店時間の情報61が表示される。
【0034】図8(b)は、エラーが発生した場合の表
示画面が示されている。この場合には、「障害発生」の
メッセージ62が表示されるとともに、エラーが発生し
た箇所を示すメッセージ63、たとえば、「10カウン
トスイッチに異常があります、係員を呼んで下さい」が
表示される。
【0035】図10,図11は、表示画面の他の例を示
す図である。この別実施例では、3行×3列の合計9個
の可変表示部を有するとともに、横方向に3本と縦方向
に3本と斜め対角線上に2本との合計8本の当りライン
が定められている。そして、この別実施例では、前述し
たラッキーナンバーの代わりに、ラッキーライン66が
定められている。このラッキーライン66とは、前記8
本の当りラインのうちの1本または2本を遊技場が任意
に選択して特別なラインとして定めたものであり、画像
表示装置の可変停止時の表示結果がこのラッキーライン
66上でたとえばぞろめとなって大当りが発生した場合
には、前述と同様に、その大当りの発生に伴って遊技者
が獲得した賞品玉を景品交換することなく継続して遊技
に使うことができる等の特典が遊技者に与えられる。こ
の図10(a)では、破線で示されているように、中央
の横ラインと左下から右上に延びる斜め方向のラインと
の合計2本のラッキーライン66が定められている。そ
して、このラッキーライン上でぞろめが揃って大当りに
なれば、図10(b)に示すように、「ラッキースター
ト!」のメッセージ65が表示されてラッキーライン6
6で大当りとなったことが表示される。
【0036】図10(c)は、前記図8(a)に示す情
報を定期的に表示する場合を示している。この別実施例
の場合には、表示画面を切換えて表示画面全体に閉店時
間や開店時間の情報68が表示される。また、「お知ら
せ」の文字67が表示される。
【0037】図11は、普通図柄(ミニデジタル)が表
示されない場合の別実施例を示す表示画面図である。
【0038】図11(a)は、前記図6(a)と同様の
データを表示画面24に表示している画面図である。そ
して、図11(b)に示すように、3行×3列の合計9
個の可変表示部により図柄がスクロール表示された後、
まず左上端と右下端の可変表示部が停止した状態が
(b)に示されている。そして、菱形状に配置された4
つの可変表示部が停止したのちさらに左下端と右上端の
可変表示部が停止した状態が図11(c)に示されてい
る。この状態で、中央の横1列の当りライン上に、
「7」が停止表示されれば大当りが発生するというリー
チ状態となっている。しかも、このリーチ状態は、本日
のラッキーナンバー「7の横ライン」のリーチ状態であ
るために、図11(d)に示すように、リーチとなって
いる当りライン以外の場所に本日のラッキーナンバーを
表示するメッセージ69が表示される。
【0039】図柄表示装置3により表示される遊技場に
おいての遊技に関する情報の他の例として、次のような
ものが考えられる。
【0040】スタート回数の表示に代えて打止回数を表
示してもよい。パチンコ玉の始動入賞記憶数、始動通過
記憶数やラッキーナンバーとして利用される飾り図柄
(図1の22に相当するもの)を表示させてもよい。ま
た、たとえば打球貯留皿に貯留できなくなった余剰玉を
貯留する余剰玉貯留皿が満杯となったことや賞品玉とし
て払出すパチンコ玉が欠乏した玉切れ状態となったこと
等のエラー状態を表示してもよい。その際に、エラーが
発生した場所やエラーの内容を絵でわかりやすく表示し
てもよい。さらに、遊技場の定休日や換金率あるいは、
画像表示装置3の可変停止時の表示結果が3,5のぞろ
めで大当りとなった場合には持玉遊技が開始され、4,
9で大当りとなった場合にはその持玉遊技が終了し、7
で大当りとなった場合には終日無定量等のような遊技場
の営業方法を表示してもよい。さらに、普通図柄(ミニ
デジタル)のスタート回数や当り回数を表示させてもよ
い。また、パチンコ玉の始動入賞口への入賞個数をその
ままスタート回数として表示させてもよく、あるいは、
パチンコ玉の始動入賞に伴う画像表示装置3の実際の可
変表示が行なわれた回数をスタート回数として表示して
もよい。遊技機に操作スイッチを設け、遊技者の操作に
より所望の情報(メッセージや各回数の情報)を表示さ
せるようにしてもよい。
【0041】前記図6(b),(c)の表示の切換え
は、スタート回数が所定の回数になる毎に切換える代わ
りに、所定時間が経過する毎に切換わるようにしてもよ
く、大当り終了後所定回のスタートの間だけ図6(c)
を表示し、その後図6(b)に切換わるようにしてもよ
い。あるいは、リーチ状態が終了後所定時間だけ図6
(c)を表示し、その後図6(b)の表示状態に切換え
るようにしてもよい。また、図柄表示装置3が可変停止
した後その停止図柄がラッキーナンバーに相当する場合
に本日のラッキーナンバーであることを表示する(図7
参照)代わりに、リーチ状態が発生したときにそのリー
チ状態がラッキーナンバーに相当する場合に本日のラッ
キーナンバーを表示するようにしてもよい(図11
(d)参照)。さらに、現在の時刻の表示は、例えば1
時間に1回時報として表示するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、遊技機が設置されてい
る遊技場においての遊技に関する情報が遊技者に表示さ
れるために、遊技者がその遊技に関する情報を認識で
き、その遊技に関する情報を参考にしながら遊技機によ
る遊技を行なうことができる。しかも、その遊技に関す
る情報が、表示結果次第では所定の遊技価値が付与可能
となるために遊技中遊技者が注視している画像表示装置
を利用して表示されるために、表示された遊技に関する
情報を遊技者が見落としてしまう不都合が減少できると
ともに、遊技に関する情報を表示するための専用の表示
装置を別途設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示
す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の制御回路を示すブロック図で
ある。
【図3】LCDユニットの制御回路を示すブロック図で
ある。
【図4】LCDユニットの制御動作を示すフローチャー
トである。
【図5】LCDユニットの制御動作を示すフローチャー
トである。
【図6】画像表示装置の表示画面の表示状態を示す画面
図である。
【図7】画像表示装置の表示画面の表示状態を示す画面
図である。
【図8】画像表示装置の表示画面の表示状態を示す画面
図である。
【図9】ROMにテーブルの形で記憶されているメッセ
ージデータを示す図である。
【図10】画像表示装置の表示画面により表示される表
示状態の他の例を示す画面図である。
【図11】画像表示装置の表示画面により表示される表
示状態のさらに他の例を示す画面図である。
【符号の説明】
1は遊技盤、2は遊技領域、3は画像表示装置、18は
可変入賞球装置、5は電動チューリップ、10は始動入
賞領域、24は表示画面、25はLCDユニット、33
は遊技制御用マイクロコンピュータ、44は制御部、4
9は集中管理装置、48は遊技制御基板である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化可能な画像表示装置を有
    し、該画像表示装置の表示結果が予め定められた特定の
    表示態様となった場合に所定の遊技価値が付与可能とな
    る遊技機であって、 前記遊技機が設置されている遊技場においての遊技に関
    する情報を前記画像表示装置に表示させることが可能な
    表示制御手段を含むことを特徴とする、遊技機。
JP5127622A 1993-05-28 1993-05-28 遊技機 Withdrawn JPH06335564A (ja)

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Cited By (7)

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