JPH06334372A - 発熱を伴う電子回路基板の冷却装置及び液晶ディスプレイ装置のドライバー基板冷却装置 - Google Patents

発熱を伴う電子回路基板の冷却装置及び液晶ディスプレイ装置のドライバー基板冷却装置

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JPH06334372A
JPH06334372A JP14263493A JP14263493A JPH06334372A JP H06334372 A JPH06334372 A JP H06334372A JP 14263493 A JP14263493 A JP 14263493A JP 14263493 A JP14263493 A JP 14263493A JP H06334372 A JPH06334372 A JP H06334372A
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Atsushi Saito
淳 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で簡単な構成でありながら、液晶ディス
プレイ装置のドライバー基板や発熱を伴う電子回路基板
を広い範囲にわたって平面的に均一に冷却することので
きる冷却装置を提供する。 【構成】 内部に細径のガス通路(10)を形成したシート
材(8)をハウジング内に配置されている液晶ディスプレ
イ(6)のドライバー基板(12)の裏面や発熱を伴う電子回
路基板(7)に沿わせて配置する。このシート材(8)のガ
ス通路に液化ガスを貯蔵したカートリッジ容器(9)を流
量制御弁(11)を介して連通接続する。ガス通路(10)内に
カートリッジ容器(9)内に収容された液化ガスの気化ガ
スを供給し、この気化ガスの保有冷熱と液晶ディスプレ
イ装置のドライバー基板(12)や電子回路基板(7)の発生
熱とを熱交換させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発熱を伴う電子回路基
板もしくは液晶ディスプレイ装置を使用している装置で
の内部冷却装置に関する。
【0002】
【従来技術】パーソナルコンピュータでは高速・高密度
集積のために、制御基板の単位面積当たりの発熱量が大
きくなる傾向があり、例えば、マイクロプロセッサとし
てクロック周波数が20MHz以上の486系CPUを搭
載している。ところが、このような高速・高密度集積の
マイクロプロセッサは、長時間連続的に使用すると10
0℃をこす高熱を発し、自分の熱により熱暴走と呼ばれ
る動作不良を招くことがあった。このため、デスクトッ
プ型のコンピュータでは、ケーシング内に空冷用のフア
ンを配設して長時間の安定動作を確保するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また近年、ノートパソ
コンと称されているラップトップ型のコンピュータの需
要が増大し、このラップトップ型パーソナルコンピュー
タにも、高速・高密度集積のCPUが搭載されるように
なってきたが、ラップトップ型コンピュータの場合、デ
スクトップ型コンピュータに比べてケーシング内の容積
が狭いうえ、駆動源としてバッテリを採用していること
から、冷却フアンを装着することができないという制約
がある。
【0004】そこで、ラップトップ型パーソナルコンピ
ュータでは、電源電圧を低く設定することにより、発熱
量を減少させたものもあるが、放熱対策としては何も施
されていない。このため、長時間の連続運転が困難であ
るという問題があった。
【0005】また、FTN方式のカラー液晶ディスプレ
イ装置では、さほど熱に対する課題はないが、ドライバ
ートランジスタの集積度の高いTFT方式のカラー液晶
ディスプレイ装置では、放熱対策が必要である。そし
て、この液晶ディスプレイ装置では、温度ムラが発生す
ると表示色の乱れを招くことになるため、均一な冷却が
求められるが、前述のようにラップトップ型のパーソナ
ルコンピュータでは、冷却フアンの搭載が困難であるこ
とから、従来では、ケーシングの側面に通風孔を設ける
とともに、液晶ディスプレイ装置の背面に空気層を設け
て自然空冷している。このため、従来のモノクロ液晶デ
ィスプレイ装置のものに比べて厚みが厚くなるという問
題があった。
【0006】本発明は、このような点に着目してなされ
たもので、小型で簡単な構成でありながら、発熱を伴う
電子回路基板や液晶ディスプレイ装置のドライバー基板
を広い範囲にわたって平面的に均一に冷却することので
きる冷却装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、内部に細径のガス通路を形成したシート
材を液晶ディスプレイ装置でのドライバー基板の裏面あ
るいはハウジング内に配置されている発熱を伴う電子回
路基板に沿わせて配置し、このシート材のガス通路に液
化ガスを貯蔵しているカートリッジ容器を流量制御弁を
介して連通接続し、ガス通路内にカートリッジ容器内に
収容された液化ガスの気化ガスを供給し、この気化ガス
の保有冷熱と電子回路基板や液晶ディスプレイ装置のド
ライバー基板での発生熱とを熱交換させるように構成し
たことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明では、内部に細径のガス通路を形成した
シート材を液晶ディスプレイ装置でのドライバー基板の
裏面あるいはハウジング内に配置されている発熱を伴う
電子回路基板に沿わせて配置し、このシート材のガス通
路に液化ガスを貯蔵しているカートリッジ容器を流量制
御弁を介して連通接続し、ガス通路内にカートリッジ容
器内に収容された液化ガスの気化ガスを供給するように
構成してあるので、この気化ガスの保有冷熱と電子回路
基板や液晶ディスプレイ装置のドライバー基板での発生
熱とを熱交換させることができ、ハウジング内を均一に
強制冷却することができることなる。
【0009】
【実施例】図面は本発明の一実施例を示し、図1はラッ
プトップ型パーソナルコンピュータの概略縦断側面図、
図2は冷却シートの取り出し斜視図である。このラップ
トップ型パーソナルコンピュータは、本体(1)を構成す
るケーシング(2)の上面後半部分に蓋体(3)を開閉揺動
可能に枢支し、ケーシング(2)の上面前半部分にキーボ
ード(4)を配置し、蓋体(3)を構成するケーシング(5)
の内面に液晶ディスプレイ装置(6)を配置してある。そ
して、本体(1)のケーシング(2)内には、CPU等のデ
イバイスを配置した電子回路基板(7)が配置してある。
【0010】そして、蓋体(3)のケーシング(5)内にお
ける液晶ディスプレイ装置(6)のドライバー基板(12)の
裏面に平板状の冷却シート(8)が配置してある。また、
本体(1)のケーシング(2)内にも、基板(7)の下面に沿
って平板状の冷却シート(8)が配置してある。各冷却シ
ート(8)は、本体(1)のケーシング(2)内に装着した液
化二酸化炭素カートリッジ(9)に連通接続させてある。
【0011】この冷却シート(8)は、図2に示すよう
に、口径1mm程度の細いチューブを並べて配置すること
により、平板状に形成したもので、内部をガス通路(10)
に形成している。そして、この冷却シート(8)は液化二
酸化炭素カートリッジ(9)に流量制御弁(11)を介して接
続されている。この流量制御弁(11)はパーソナルコンピ
ュータのプログラムで開閉制御するように構成してあ
り、CPUの動作量と駆動時間に応じて開弁時間を制御
するようにしてある。また、液化二酸化炭素カートリッ
ジ(9)内の液化ガス残量をコンピュータのCPUで監視
し、残量が所定量以下になった際あるいは、カートリッ
ジ(9)が装着されていない時には、CPUのクロックを
下げるなどして動作パフォーマンスを下げて発熱を低下
させるようにしてある。
【0012】なお、この冷却シート(8)のうち、液晶デ
ィスプレイ装置(6)のドライバー基板(12)の裏面に配置
するものは、ドライバー基板(12)の裏面全体にわたって
チューブが等密度となるように形成してあり、本体側に
配置する冷却シート(8)はCPU・FPU・VRAM・
GVLSI・HDD・FDD等の発熱デイバイス配置部
だけにチューブを密集配置し、各密集個所を接続するよ
うにしたものでよい。
【0013】このように形成した冷却装置では、流量制
御弁(11)が開くと、液化二酸化炭素カートリッジ(9)内
に貯蔵されている収容されている液化二酸化炭素の気化
ガスが冷却シート(8)内に流れ込むが、カートリッジ
(9)内では、高圧状態になっていることから、流量制御
弁(11)から流出したガスは断熱膨張して低温のガス体と
なり、この低温ガスが冷却シート(8)内を流れ、コンピ
ュータの作動に伴う発熱量と熱交換して電子回路基板上
に配置されている発熱デバイスや液晶ディスプレイ(6)
のドライバー基板(12)を冷却する。そして、冷却シート
(8)を流れたガスは本体側ケーシング(2)や蓋体ケーシ
ング(5)から外部に放出されるようになっている。な
お、このガス流量は基板に配置されているデバイスの表
面温度を25℃程度に冷却できるように制御されてい
る。
【0014】上記実施例では、流量制御弁(11)をパーソ
ナルコンピュータのプログラムで開閉制御するように構
成しているが、温度センサーからの信号に基づき流量制
御弁(11)を開閉制御するように構成してもよい。また、
上記実施例では冷却シート(8)を流れた後の冷却排ガス
を外部に放出するようにしているが、この冷却排ガスを
回収するようにしてもよい。さらに、上記実施例ではラ
ップトップ型コンピユータを例に説明したが、コンピユ
ータ以外に使用されている発熱を伴う電子回路基板や液
晶ディスプレイ装置の冷却にも使用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明では、内部に細径のガス通路を形
成したシート材を液晶ディスプレイ装置のドライバー基
板の裏面やハウジング内に配置されている発熱を伴う電
子回路基板に沿わせて配置し、このシート材のガス通路
に液化ガスを貯蔵している前記カートリッジ容器を流量
制御弁を介して連通接続し、ガス通路内にカートリッジ
容器内に収容された液化ガスの気化ガスを供給するよう
に構成してあるので、この気化ガスの保有冷熱と電子回
路基板や液晶ディスプレイ装置のドライバー基板での発
生熱とを熱交換させることができる。これにより、例え
ばラップトップ型コンピュータのようにケーシング内の
容積が小さい装置に配置されている発熱を伴う電子回路
基板や液晶ディスプレイ装置のドライバー基板を強制冷
却することができ、その電子機器を長時間安定して作動
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラップトップ型パーソナルコンピュータの概略
縦断側面図である。
【図2】冷却シートの取り出し斜視図である。
【符号の説明】
6…液晶ディスプレイ装置、7…電子回路基板、8…シ
ート材、9…液化ガスカートリッジ容器、10…ガス通
路、11…流量制御弁、12…ドライバー基板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に細径のガス通路(10)を形成したシ
    ート材(8)をハウジング内に収容されている発熱を伴う
    電子回路基板(7)に沿わせて配置し、このシート材(8)
    のガス通路(10)に液化ガスを貯蔵しているカートリッジ
    容器(9)を流量制御弁(11)を介して連通接続し、ガス通
    路(10)内にカートリッジ容器(9)内に収容された液化ガ
    スの気化ガスを供給し、この気化ガスの保有冷熱と電子
    回路基板(7)での発生熱とを熱交換させるように構成し
    た発熱を伴う電子回路基板の冷却装置。
  2. 【請求項2】 カートリッジ容器(9)に収容されている
    液化ガスが液体二酸化炭素である請求項1に記載の発熱
    を伴う電子回路基板の冷却装置。
  3. 【請求項3】 内部に細径のガス通路(10)を形成したシ
    ート材(8)をハウジング内に収容されている液晶ディス
    プレイ装置(6)の裏面に配置されているドライバー基板
    (12)に沿わせて配置し、このシート材(8)のガス通路(1
    0)に液化ガスを貯蔵しているカートリッジ容器(9)を流
    量制御弁(11)を介して連通接続し、ガス通路(10)内にカ
    ートリッジ容器(9)内に収容された液化ガスの気化ガス
    を供給し、この気化ガスの保有冷熱とドライバー基板(1
    2)での発生熱とを熱交換させるように構成した液晶ディ
    スプレイ装置のドライバー基板冷却装置。
  4. 【請求項4】 カートリッジ容器(9)に収容されている
    液化ガスが液体二酸化炭素である請求項3に記載の液晶
    ディスプレイ装置のドライバー基板冷却装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099544U (ja) * 1983-12-13 1985-07-06 三菱電機株式会社 電子機器
JPH04106965A (ja) * 1990-08-27 1992-04-08 Meidensha Corp 冷却装置

Patent Citations (2)

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JPH04106965A (ja) * 1990-08-27 1992-04-08 Meidensha Corp 冷却装置

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