JP2518791B2 - 液晶ディスプレイ装置のドライバ―基板冷却装置 - Google Patents

液晶ディスプレイ装置のドライバ―基板冷却装置

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JP2518791B2
JP2518791B2 JP5142634A JP14263493A JP2518791B2 JP 2518791 B2 JP2518791 B2 JP 2518791B2 JP 5142634 A JP5142634 A JP 5142634A JP 14263493 A JP14263493 A JP 14263493A JP 2518791 B2 JP2518791 B2 JP 2518791B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイ装置
の冷却装置に関する。
【0002】
【従来技術】パーソナルコンピュータでは高速・高密度
集積のために、制御基板の単位面積当たりの発熱量が大
きくなる傾向があり、例えば、マイクロプロセッサとし
てクロック周波数が20MHz以上の486系CPUを搭
載している。ところが、このような高速・高密度集積の
マイクロプロセッサは、長時間連続的に使用すると10
0℃をこす高熱を発し、自分の熱により熱暴走と呼ばれ
る動作不良を招くことがあった。このため、デスクトッ
プ型のコンピュータでは、ケーシング内に空冷用のフア
ンを配設して長時間の安定動作を確保するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また近年、ノートパソ
コンと称されているラップトップ型のコンピュータの需
要が増大し、このラップトップ型パーソナルコンピュー
タにも、高速・高密度集積のCPUが搭載されるように
なってきたが、ラップトップ型コンピュータの場合、デ
スクトップ型コンピュータに比べてケーシング内の容積
が狭いうえ、駆動源としてバッテリを採用していること
から、冷却フアンを装着することができないという制約
がある。
【0004】そこで、ラップトップ型パーソナルコンピ
ュータでは、電源電圧を低く設定することにより、発熱
量を減少させたものもあるが、放熱対策としては何も施
されていない。このため、長時間の連続運転が困難であ
るという問題があった。
【0005】また、ドライバートランジスタの集積度
高いTFT方式のカラー液晶ディスプレイ装置では、放
熱対策が必要である。そして、カラー液晶ディスプレイ
装置では、ディスプレイ内で温度ムラが発生すると表示
乱れを招くことになるため、前面に亘って均一な冷
却が求められるが、前述のようにラップトップ型のパー
ソナルコンピュータでは、冷却フアンの搭載が困難であ
ることから、従来では、ケーシングの側面に通風孔を設
けるとともに、液晶ディスプレイ装置の背面部分に空気
流通層を設けて自然空冷している。このため、カラー液
晶ディスプレイを装着したラップトップ型パーソナルコ
ンピーターではモノクロ液晶ディスプレイ装置のものに
比べて厚みが厚くなるという問題があった。さらに、強
制冷却手段として公知の、エアコンや冷蔵庫などで使用
されている冷媒圧縮方式のパラレルフィンチューブ熱交
換器を仮にコンピュータ機器の液晶ディスプレイ装置の
冷却に使用した場合、冷媒の圧力や分流のムラが温度分
布のムラを生じ、上記記載の表示色の乱れを招く。
【0006】本発明は、このような点に着目してなされ
たもので、小型で簡単な構成でありながら、液晶ディス
プレイ装置のドライバー基板を全面的に均一に冷却する
ことのできる冷却装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、内部をガス通路に形成した細径のチュー
ブを並設して冷却シート材を構成し、この冷却シート材
をハウジング内に収容 されている液晶ディスプレイ装置
の裏面に配置されているドライバー基板に沿わせて配置
し、この冷却シート材のガス通路に液化二酸化炭素ガス
を貯蔵しているカートリッジ容器を流量制御弁を介して
連通接続し、ガス通路内にカートリッジ容器内に収容さ
れた液化二酸化炭素ガスの気化ガスを供給し、この気化
ガスの保有冷熱と液晶ディスプレイ装置のドライバー基
板での発生熱とを熱交換させるように構成したことを特
徴としている。
【0008】
【作用】本発明では、内部をガス通路に形成した細径の
チューブを並設して冷却シート材を形成し、この冷却シ
ート材を液晶ディスプレイ装置でのドライバー基板の裏
に沿わせて配置し、この冷却シート材のガス通路に
化二酸化炭素ガスを貯蔵しているカートリッジ容器を流
量制御弁を介して連通接続し、ガス通路内にカートリッ
ジ容器内に収容された液化二酸化炭素ガスの気化ガスを
供給するように構成してあるので、この気化ガスの保有
冷熱と液晶ディスプレイ装置のドライバー基板での発生
熱とを熱交換させることができ、液晶ディスプレイ装置
の全体を均一に強制冷却することができることなる。
【0009】
【実施例】図面は本発明の一実施例を示し、図1はラッ
プトップ型パーソナルコンピュータの概略縦断側面図、
図2は冷却シートの取り出し斜視図である。このラップ
トップ型パーソナルコンピュータは、本体(1)を構成す
るケーシング(2)の上面後半部分に蓋体(3)を開閉揺動
可能に枢支し、ケーシング(2)の上面前半部分にキーボ
ード(4)を配置し、蓋体(3)を構成するケーシング(5)
の内面に液晶ディスプレイ装置(6)を配置してある。そ
して、本体(1)のケーシング(2)内には、CPU等のデ
イバイスを配置した電子回路基板(7)が配置してある。
【0010】そして、蓋体(3)のケーシング(5)内にお
ける液晶ディスプレイ装置(6)のドライバー基板(12)の
裏面に平板状の冷却シート(8)が配置してある。また、
本体(1)のケーシング(2)内にも、基板(7)の下面に沿
って平板状の冷却シート(8)が配置してある。各冷却シ
ート(8)は、本体(1)のケーシング(2)内に装着した液
化二酸化炭素カートリッジ(9)に連通接続させてある。
【0011】この冷却シート(8)は、図2に示すよう
に、口径1mm程度の細いチューブを並べて配置すること
により、平板状に形成したもので、内部をガス通路(10)
に形成している。そして、この冷却シート(8)は液化二
酸化炭素カートリッジ(9)に流量制御弁(11)を介して接
続されている。この流量制御弁(11)はパーソナルコンピ
ュータのプログラムで開閉制御するように構成してあ
り、CPUの動作量と駆動時間に応じて開弁時間を制御
するようにしてある。また、液化二酸化炭素カートリッ
ジ(9)内の液化ガス残量をコンピュータのCPUで監視
し、残量が所定量以下になった際あるいは、カートリッ
ジ(9)が装着されていない時には、CPUのクロックを
下げるなどして動作パフォーマンスを下げて発熱を低下
させるようにしてある。
【0012】なお、この冷却シート(8)のうち、液晶デ
ィスプレイ装置(6)のドライバー基板(12)の裏面に配置
するものは、ドライバー基板(12)の裏面全体にわたって
チューブが等密度となるように形成してあり、本体側に
配置する冷却シート(8)はCPU・FPU・VRAM・
GDC(Graphic Display Contoroler)・HDD・FDD
等の発熱デイバイス配置部だけにチューブを密集配置
し、各密集個所を接続するようにしたものでよい。
【0013】このように形成した冷却装置では、流量制
御弁(11)が開くと、液化二酸化炭素カートリッジ(9)内
に貯蔵されている収容されている液化二酸化炭素の気化
ガスが冷却シート(8)内に流れ込むが、カートリッジ
(9)内では、高圧状態になっていることから、流量制御
弁(11)から流出したガスは断熱膨張して低温のガス体と
なり、この低温ガスが冷却シート(8)内を流れ、コンピ
ュータの作動に伴う発熱量と熱交換して電子回路基板上
に配置されている発熱デバイスや液晶ディスプレイ(6)
のドライバー基板(12)を冷却する。そして、冷却シート
(8)を流れたガスは本体側ケーシング(2)や蓋体ケーシ
ング(5)から外部に放出されるようになっている。な
お、このガス流量は基板に配置されているデバイスの表
面温度を25℃程度に冷却できるように制御されてい
る。
【0014】上記実施例では、流量制御弁(11)をパーソ
ナルコンピュータのプログラムで開閉制御するように構
成しているが、温度センサーからの信号に基づき流量制
御弁(11)を開閉制御するように構成してもよい。また、
上記実施例では冷却シート(8)を流れた後の冷却排ガス
を外部に放出するようにしているが、この冷却排ガスを
回収するようにしてもよい。さらに、上記実施例ではラ
ップトップ型コンピユータを例に説明したが、コンピユ
ータ以外に使用されている液晶ディスプレイ装置の冷却
にも使用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明では、内部をガス通路に形成した
細径のチューブを並設して冷却シート材を形成し、この
冷却シート材を液晶ディスプレイ装置でのドライバー基
板の裏面に沿わせて配置し、この冷却シート材のガス通
路に液化二酸化炭素ガスを貯蔵しているカートリッジ容
器を流量制御弁を介して連通接続し、ガス通路内にカー
トリッジ容器内に収容された液化二酸化炭素ガスの気化
ガスを供給するように構成してあるので、この気化ガス
の保有冷熱と液晶ディスプレイ装置のドライバー基板で
の発生熱とを熱交換させることができる。これにより、
ラップトップ型コンピュータのようにケーシング内の容
積が小さい装置に装着されている液晶ディスプレイ装置
のドライバー基板を強制冷却することができる。
【0015】しかも、その冷却は内部をガス通路に形成
した細径のチューブを並設して形成した冷却シートを液
晶ディスプレイのドライバー基板の裏面に沿わせて配置
するものであることから、液晶ディスプレイの全面をム
ラなく均等に冷却することができるうえ、内部を液化二
酸化炭素ガスの気化ガス通路に形成した細径のチューブ
を並設して冷却シートとしていることから、厚みが薄く
ても強力な冷却能力を得ることができるから、その設置
スペースを薄く形成することができ、ラップト ップ型パ
ーソナルコンピータのような薄型の電子機器の冷却を確
実に行うことができ、電子機器を長時間安定して作動さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラップトップ型パーソナルコンピータの概略縦
断面図である。
【図2】冷却シートの取り出し斜視図である。
【符号の説明】
6…液晶ディスプレイ装置、8…冷却シート材、9…液
化ガスカートリッジ容器、10…ガス通路、11…流量制御
弁、12…ドライバー基板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部をガス通路(10)に形成した細径のチ
    ューブを並設して冷却シート材(8)を構成し、この冷却
    シート材(8)をハウジング内に収容されている液晶ディ
    スプレイ装置(6)の裏面に配置されているドライバー基
    板(12)に沿わせて配置し、この冷却シート材(8)のガス
    通路(10)に液化二酸化炭素ガスを貯蔵しているカートリ
    ッジ容器(9)を流量制御弁(11)を介して連通接続し、ガ
    ス通路(10)内にカートリッジ容器(9)内に収容された
    化二酸化炭素ガスの気化ガスを供給し、この気化ガスの
    保有冷熱とドライバー基板(12)での発生熱とを熱交換さ
    せるように構成した液晶ディスプレイ装置のドライバー
    基板冷却装置。
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JPH04106965A (ja) * 1990-08-27 1992-04-08 Meidensha Corp 冷却装置

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