JPH0633425Y2 - 測定用プロ−ブ - Google Patents

測定用プロ−ブ

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JPH0633425Y2
JPH0633425Y2 JP6502287U JP6502287U JPH0633425Y2 JP H0633425 Y2 JPH0633425 Y2 JP H0633425Y2 JP 6502287 U JP6502287 U JP 6502287U JP 6502287 U JP6502287 U JP 6502287U JP H0633425 Y2 JPH0633425 Y2 JP H0633425Y2
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JP
Japan
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clip
end portion
fitting
bottom wall
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JP6502287U
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JPS63170773U (ja
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宏一 島田
博司 水出
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Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、測定用プローブに関する。
[考案の技術的背景] 被測定抵抗体の抵抗値を高精度で測定するための好適な
手法としては、電流端子と電圧端子とが別個に出されて
いる4端子法が周知である。
この4端子法に用いられる測定用プローブには、ピン構
造タイプのもののほか、クリップ構造タイプのものもあ
り、該クリップ構造タイプの測定用プローブについて
は、この考案の実施例として第1図に示したものと同様
に、クリップ部と把持部とを有する1対のケーシングを
相互に嵌め合わせることで形成されているものが多い。
ところで、このように1対のケーシングを相互に嵌め合
わせる構造のものについては、クリップ部内に端子金具
を装着し、これらのクリップ部に咬持力を付与すること
で被測定物にこの端子金具を咬持するように接触させる
ことができるものとなっている。
この場合、ケーシングにおけるクリップ部に対する端子
金具の装着は、接着剤を用いた接合固着によるものや、
熱かしめによる固着などの手段が採用されている。ま
た、クリップ部の全体を端子金具で一体形成し、装着作
業そのものを不要にしたものなどもある。
[考案が解決しようとする問題点] 上記したような端子金具の装着構造をとる従来からある
測定用プローブのうち、接着剤を用いた接合固着による
ものや熱かしめによる固着手段をとるものについては、
組み立てのための工程数が増え、かつ作業が煩雑である
など、作業性の点に難点があった。また、クリップ部の
全体が端子金具で一体形成されているものについては、
全体形状が小さなものはよいとしても、大きなものにな
るにつれて端子金具自体の部品単価が高くなり、コスト
高を招いてしまうという問題があった。
「考案の目的] この考案は上記の点に鑑みなされたものであり、その目
的は、クリップ部に対する端子金具の装着を簡便化する
ことで、作業性を改善するとともに、製品コストの低減
化をも図った測定用プローブを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この考案は、次のようにして
構成した。
すなわち、この考案は、クリップ部と把持部とを有し、
前記クリップ部には端子金具を装着してなる1対のケー
シングからなり、これら1対のケーシング相互を対向さ
せて枢着するとともに、前記クリップ部相互間に咬持力
を付勢してなる測定用プローブにあって、前記端子金具
は被測定物に接触させるための接点部と心線を接続すべ
く屈曲させた基端部とで形成し、この基端部を前記クリ
ップ部における左右の側壁に突設したガイドリブと底壁
との間に形成される空隙部に相対的な押圧関係のもとで
圧入係止させることで端子金具をクリップ部に装着した
ことに特徴がある。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
第1図は、この考案の全体構成の一例を示すものであ
り、1対のケーシング1,1は、それぞれクリップ部2と
把持部3とを有し、プラスチック等の電気絶縁物を用い
て相互に同一の形状となるようにして一体形成されてい
る。これらのケーシング1は、その一方の側壁4に凸部
6が、他方の側壁5に凹部7がそれぞれ設けられてお
り、一方のケーシング1の凸部6は他方のケーシング1
の凹部7と、一方のケーシング1の凹部7は他方のケー
シング1の凸部6とそれぞれ一側方向から同時に嵌合す
ることで、相互に対向した位置関係で枢着可能となって
形成されている。この場合の凸部6と凹部7とは、相互
にガタ付きなく、かつ摺動可能となって嵌合することが
できる形状のものであればよく、図示例のように凸部6
を円形突起とし、凹部7を円孔として形成するほか、凹
部7を内側方向に開口させた丸穴として形成したものな
どであってもよい。
このようにして形成される前記凸部6と凹部7とのそれ
ぞれを嵌合部として枢着させた1対のケーシング1,1に
は、端子金具8がクリップ部2の内面側に装着されてい
る。この場合、前記端子金具8は、光測定物に接触させ
るための接点部9と、コード固定部材30を有し、ケーシ
ング1内のリブ27に沿わせて導入されるコード28内の心
線29が接続される屈曲させた基端部10とで構成されてお
り、基端部10に対し接点部9は舌片状に突出させ、かつ
刻設されたスリップ防止溝25を有して形成されている。
このようにして形成されている端子金具8は、基端部10
を前記クリップ部2における左右の側壁4,5の内側に突
設したガイドリブ17と底壁18との間に形成される空隙部
22に相対的な押圧関係のもとで圧入係止させることでそ
の全体がクリップ部2内に装着されている。
第2図の平面図と第3図の側断面図とは、クリップ部2
における左右の側壁4,5の内側に突設したガイドリブ17
と底壁18との間に形成される空隙部22に対する端子金具
8における基端部10の圧入係止構造の一例を示すもので
ある。この場合、端子金具8における基端部10の先端部
12は、折曲線11を介することで若干折り上げるようにし
て区画形成されており、一方、クリップ部2における底
壁18には、端子金具8を装着した際、基端部10に設けら
れている通孔13が位置する部位に対向する位置関係とな
るようにして突起19が突設されている。このため、端子
金具8の基端部10を前記空隙部22に圧入した際、前記突
起19が端子金具8の基端部10を押圧するとともに、この
押圧力により、基端部10において先端部12を区画してい
る前記折曲線11をガイドリブ17の係止縁21と強制的に係
合させることでその装着を行なうことができる。
第4図と第5図とのそれぞれは、この考案におけるクリ
ップ部2における左右の側壁4,5の内側に突設したガイ
ドリブ17と底壁18との間に形成される空隙部22に対する
端子金具8の基端部10の圧入係止構造の他例を示す側断
面図である。このうち、第4図は、クリップ部2の前記
ガイドリブ17と底壁18との間に位置する左右の側壁4,5
の内側にそれぞれ突条20を突設することで、端子金具8
の基端部10を空隙部22に圧入した際、前記突条20により
押圧し、その側端面14方向から基端部10を係止するよう
にした場合の実施例を示すものである。この場合、基端
部8の左右の側端面14にそれぞれ凹部15が形成されてい
るときは、突条20と嵌合させることでより確実に装着す
ることができる。第5図は、基端部10の左右の側縁部の
それぞれに切起し部16を形成し、この切起し部16により
クリップ部2の前記ガイドリブ17を下面側から押圧する
ことで係止するようにした場合の実施例を示すものであ
り、前記切起し部16は、図示例のように基端部10の上部
を圧入方向に沿わせて切り起こしたものが好ましいが、
必要により、基端部10の下部を切り起こしたものであっ
てもよい。
なお、図中の符号26は、嵌合部相互間に形成される内部
空間を介することで相互に枢着させた1対のケーシング
1,1に対し、組み立て後の分解を阻止する間隔規制片と
して機能させ、かつクリップ部2相互に咬持力を付勢す
べく介在配置されるばね材を示す。
次に、この考案の測定用プローブにつき、クリップ部2
に対する端子金具8の装着作業を説明すると、端子金具
8は、その基端部10を前記クリップ部2における左右の
側壁4,5の内側に突設したガイドリブ17と底壁18との間
に形成される空隙部22に相対的な押圧関係のもとで圧入
係止させることでクリップ部2に装着することができ、
その装着作業を簡略化することができる。
すなわち、第2図及び第3図に示すように、端子金具8
における基端部10に折曲線11を介することで先端部12を
区画形成し、クリップ部2の側壁4,5の内側にガイドリ
ブ17を、底壁18に突起19をそれぞれ突設してあるとき
は、端子金具8の基端部10を空隙部20を介して単に圧入
することで、突起19の押圧力により押圧される基端部10
をその折曲線11とガイドリブ17の係止縁21とを係合させ
ることにより、直ちに抜脱困難に装着することができ
る。
また。第4図に示した実施例によるときは、突条20によ
り端子金具8の基端部10を左右の側端面14方向から押圧
することで、挟持させるようにして端子金具8をクリッ
プ部2に装着することができる。
この場合、基端部10の側端面14に凹部15を設けてあると
きは、突条20と嵌合させることができ、より確実に装着
することができる。
さらには、第5図の実施例によるときは、端子金具8の
基端部10の側縁部に設けた切起し部16によりガイドリブ
17を下側方向から強く押圧することができ、クリップ部
2に対し抜脱困難に装着することができる。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案によれば、クリップ部内のガ
イドリブと底壁との間に形成される空隙部と端子金具の
基端部とは、相対的な押圧関係のもとで圧入係止させる
ことができる構造をとって相互に形成されているので、
前記空隙部に端子金具の基端部を単に圧入することで、
直ちに端子金具を取り外し困難にクリップ部に装着する
ことができ、作業性の改善のみならず、製品コストの低
減化に寄与させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図
はこの考案におけるクリップ部と端子金具の装着構造の
一例を示す平面図、第3図は第2図の側断面図、第4図
と第5図とは、それぞれこの考案におけるクリップ部と
端子金具の装着構造の他例を示す側断面図である。 1……ケーシング、2……クリップ部、 3……把持部、4,5……側壁、 6……凸部、7……凹部、 8……端子金具、9……接点部、 10……基端部、11……折曲線、 12……先端部、13……通孔、 14……側端面、15……凹部、 16……切起し部、17……ガイドリブ、 18……底壁、19……突起、 20……突条、21……係止縁、 22……空隙部、25……スリップ防止溝、 26……ばね材、27……リブ、 28……コード、29……心線、 30……コード固定部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリップ部と把持部とを有し、前記クリッ
    プ部には端子金具を装着してなる1対のケーシングから
    なり、これら1対のケーシング相互を対向させて枢着す
    るとともに、前記クリップ部相互間に咬持力を付勢して
    なる測定用プローブにおいて、前記端子金具は被測定物
    に接触させるための接点部と心線を接続すべく屈曲させ
    た基端部とで形成し、この基端部を前記クリップ部にお
    ける左右の側壁に突設したガイドリブと底壁との間に形
    成される空隙部に相対的な押圧関係のもとで圧入係止さ
    せることで端子金具をクリップ部に装着したことを特徴
    とする測定用プローブ。
  2. 【請求項2】クリップ部における左右の側壁に突設した
    ガイドリブと底壁との間に形成される空隙部に対する端
    子金具基端部の圧入係止は、基端部の先端部を折曲線を
    介することで若干折り上げて区画形成し、クリップ部に
    おける底壁に突設した突起による押圧力により前記折曲
    線とガイドリブの係止縁とを係合させることで行なうよ
    うにしたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の測定用プローブ。
  3. 【請求項3】クリップ部における左右の側壁に突設した
    ガイドリブと底壁との間に形成される空隙部に対する端
    子金具基端部の圧入係止は、クリップ部の前記ガイドリ
    ブと底壁との間に位置する左右の側壁に突設した突条に
    より基端部の側端面を押圧することで行なうようにした
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    測定用プローブ。
  4. 【請求項4】クリップ部における左右の側壁に突設した
    ガイドリブと底壁との間に形成される空隙部に対する端
    子金具基端部の圧入係止は、基端部の左右の側縁部にそ
    れぞれ切起し部を形成し、この切起し部によりクリップ
    部の前記ガイドリブを下面側から押圧することで行なう
    ようにしたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の測定用プローブ。
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