JPH0587856U - シガープラグ - Google Patents

シガープラグ

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Publication number
JPH0587856U
JPH0587856U JP673391U JP673391U JPH0587856U JP H0587856 U JPH0587856 U JP H0587856U JP 673391 U JP673391 U JP 673391U JP 673391 U JP673391 U JP 673391U JP H0587856 U JPH0587856 U JP H0587856U
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JP
Japan
Prior art keywords
socket
plug
sliding contact
portions
cigar
Prior art date
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Pending
Application number
JP673391U
Other languages
English (en)
Inventor
森生 浜田
俊司 正久
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Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はシガープラグに関し、ソケット内径
の差異に拘わらずガタツキなくソケットに挿入できるこ
とを目的とする。 【構成】 シガープラグ1はプラグ本体2の上、下側開
口2a,2bより板バネ部材3の摺接部3a,3bが突
出し、摺接部3a,3bは周方向に突出する幅広部3
f,3gを有する。摺接部3a,3bはプラグ挿入方向
に直線状に延在し、幅広部3f,3gとともにソケット
内壁に当たる。シガープラグ1は内径の異なるソケット
に挿入されても内径の差異に拘わらず摺接部3a,3b
及び幅広部3f,3gがソケット内壁に当接してガタツ
キなく差し込まれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシガープラグに係り、特にシガーソケットに安定性良く挿入できるよ う構成したシガープラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば車載用電話又は携帯電話、自動車テレビ、携帯掃除機等種々の電気製品 が開発されている。この様な電気製品を自動車内で使用する場合、主にシガーラ イタのソケットにプラグを挿入してバッテリからの12V電源を使用することが 多い。
【0003】 ところが、シガーライタに使用されているソケットは内径21mmの一般用のも のと、内径22mmの高級車用のものとがある。そのため、1個の電気製品に対し て2種類のプラグを用意しなければならない。その場合、電気製品のメーカとし てはどちらか不要となるプラグを余分に付けることになり、その分余計な手間が かかり製造コストも高価になってしまう。
【0004】 そこで、内径の異なるどちらのソケットにも使用できるプラグが考えられてい る。このような、兼用形のプラグとしては、ソケット内径に挿入できるプラグ本 体の外周に円弧状の板バネを突出させたものが知られている。この兼用形プラグ の場合、板バネはプラグ本体の外周の2箇所(180度の位置)より挿入方向に 延在する向きで円弧状に突出する部分がソケット内壁に摺接する。
【0005】 尚、上記板バネは幅狭形状であり、その押圧力によりプラグを保持するととも にソケット内壁に設けられたマイナス端子に接触する端子としても機能する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来のシガープラグでは、上記板バネが幅狭なためソケット内壁と の接触面積が小さくしかも板バネの円弧状部分の一部がソケット内壁に当接する ことになり、ソケットに挿入されたプラグがグラツキやすかった。そのため、大 径な内径22mmのソケットに上記兼用形のプラグを挿入した場合、板バネの押圧 力が弱く充分な保持力が得られず、車体からの衝撃等が加えられるとプラグが抜 けてしまうといった課題がある。
【0007】 又、上記プラグとは別に内径21mmのソケット内壁に当接するリブを板バネと 90度の間隔でプラグ本体の外周に突出させたプラグである。この場合、プラグ が内径21mmのソケットに挿入されるとリブがソケット内壁に当接してプラグの ガタツキが防止されるが、プラグが内径22mmのソケットに挿入されるとリブが ソケット内壁に遊嵌するためプラグのガタツキを防止することができない。
【0008】 そこで、本考案は上記課題を解決したシガープラグを提供することを目的とす る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、シガーソケットに挿入されるプラグ本体と、該プラグ本体の外周の 少なくとも2箇所に設けられ該シガーソケット内壁に摺接する板バネ部材とを有 してなるシガープラグにおいて、 前記板バネ部材に前記シガーソケットへの挿入方向に直線状に延在する摺接部 を設け、 該摺接部に前記シガーソケットの周方向に突出する幅広部を設けてなる。
【0010】
【作用】
プラグ本体の外周に挿入方向に直線状に延在する摺接部を有する板バネ部材が 突出し、摺接部より周方向に突出する幅広部がソケット内壁に摺接することによ り、ソケット内壁への押圧力を高めるとともに摺接面積を確保して、ソケット内 径の差異に拘わらずプラグの脱落を防止する。
【0011】
【実施例】
図1及び図2に本考案になるシガープラグの一実施例を示す。
【0012】 両図中、シガープラグ1は自動車のシガーライタ(図示せず)のシガーソケッ トに挿入され、バッテリ(図示せず)からの電流を電気製品に供給する。
【0013】 2はプラグ本体で、内径21mmのソケットに挿入できるよう外径が20mm程度 とされた筒状に形成されている。
【0014】 3は板バネ部材で、図3に示す如く、プラグ本体2の上側開口2aより突出す る第1の摺接部3aと、プラグ本体2の下側開口2bより突出する第2の摺接部 3bと、両摺接部3aと3bとの間を接続する接続部3cと、摺接部3a,3b の先端より折り返された掛止部3d,3eとよりなる。第1,第2の摺接部3a ,3bはプラグ本体2の周方向上180度間隔で外側に突出しており、挿入方向 (X方向)に直線状に延在する。
【0015】 両摺接部3a,3bには周方向に突出する幅広部3f,3gが設けられている 。この幅広部3f,3gは軸方向から見ると夫々内径22mmのソケット内部に密 着するよう円弧状(図3(E)参照)に湾曲している。
【0016】 又、摺接部3a,3bの先端側にはソケットへの挿入を容易にするため、傾斜 部3h,3iが設けられている。接続部3cにはコード接続用の孔3j,3kが 穿設されている。
【0017】 上記板バネ部材3の材質としてばね性と導電性とを有するばね鋼(SUP)又 は炭素工具鋼(SK)、りん青銅(PBS)、ステンレス(SUS)等が考えら れている。尚、板バネ部材3は後述するようにプラグの保持手段とマイナス端子 とを兼務している。
【0018】 4はプラス側のコンタクトピンで、キャップ5の中央孔5aに挿入されている 。6はヒューズで、一端がコンタクトピン4の凹部4aに挿入され、他端がS字 状に曲げられたヒューズ押圧バネ7に当接する。
【0019】 尚、バネ7はプラス側の端子であり、プラグ本体2の内壁より突出する突部2 cに当接しており、ヒューズ6をX方向に押圧する。
【0020】 上記構成になるシガープラグ1を組み付ける際は、プラグ本体2が図2に示す ように一対のプラグ半体2A,2Bに分割できるので、一方のプラグ半体に板バ ネ部材3と、バネ7とを図1に示すように組み付け、リード線8,9をバネ3, 7の孔3j,7aに半田付けして一対のプラグ半体2Aと2Bとをネジ止めする 。尚、リード線9はバネ3の孔3kに挿通されて保持されている。
【0021】 そして、上記プラグ本体2の先端側のねじ部10にキャップ5を螺合させ、コ ンタクトピン4とバネ7との間でヒューズ6を挟持する。このとき、板バネ部材 3は接続部3cがプラグ本体2の内壁より突出する突部2d及び2eにより位置 決めされ、且つ先端側の掛止部3d,3eがプラグ本体2の内壁より突出する突 出ピン2fに掛止され開口2a,2bからの飛び出しが防止される。
【0022】 図4に示す如く、上記構成になるシガープラグ1を筒状のソケット11に挿入 する際は、コンタクトピン4を先頭に矢印X方向に押圧して差し込む。その際、 上記板バネ部材3の第1,第2の摺接部3a,3bはソケット11の内径よりも 外側に突出しているが、前側の傾斜部3h,3iがソケット11の開口周縁に摺 接する過程で内側に弾性変位し、ソケット11の内壁に密着する。又、摺接部3 a,3bが内側に弾性変形するとともにV字状の掛止部3d,3eも撓むため、 摺接部3a,3bはそれ自体の弾性復元力と掛止部3d,3eの押圧力とにより ソケット11に押圧される。
【0023】 ソケット11はマイナス側の端子12に接続されており、ソケット11の奥部 には絶縁体13,14を介してプラス側の端子ボルト15がネジ止めされている 。従って、シガープラグ1はソケット11内に挿入されると、板バネ部3の摺接 部3a,3bがマイナス側のソケット11内壁に嵌合するとともにコンタクトピ ン4がプラス側の端子ボルト15に当接する。これにより、バッテリからの電流 がシガープラグ1を介して電気製品に供給される。
【0024】 板バネ部材3は前述の如く、摺接部3a,3bがX方向に直線状に延在するた め、長手方向の接触部分が長く、しかも摺接部3a,3bには周方向に突出する 幅広部3f,3gが設けられているため、ソケット11との接触面積が従来より も大きい。
【0025】 特に、幅広部3f,3gは内径22mmに対応する円弧形状に湾曲しているため 、内径22mmのソケットの場合、幅広部3f,3gの全面がソケット11の内壁 に摺接する。従って、プラグ1は板バネ部材3の摺接部3a,3b及び幅広部3 f,3gによりガタツキなく安定的に保持される。よって、衝撃等が加えられて もプラグ1がソケット11から飛び出すことが防止される。
【0026】 又、ソケット11の内径が21mmの場合、板バネ部材3の摺接部3a,3bが 内径22mmの場合よりもさらに小さい内周側に弾性変形する。その結果、図6に 示すように摺接部3a,3bがソケット11の内壁よりわずかに浮いてしまうが 幅広部3f,3gの両端がソケット11の内壁により強い押圧力で当接する。そ のため、板バネ部材3は幅広部3f,3gの両端の4個所でプラグ1を安定的に 保持する。
【0027】 従って、シガープラグ1は内径21mm,22mmのどちらのソケット11にもガ タツキなく挿入することができ、内径の差異に拘わらず安定的に電源供給するこ とができる。
【0028】 又、板バネ部材3の摺接部3a,3bが挿入方向(X方向)に直線状に延在し ているので、ソケット11が浅い場合でも摺接部3a,3bがソケット内部から 外れることがなく、安定的に嵌合する。
【0029】 図7,図8に本考案の変形例を示す。 両図中、板バネ部材3は摺接部3a,3bの先端形状がL字状に曲げられた掛 止部16,17を有する。この掛止部16,17は先端側に突出しており、プラ グ本体2内の凹部18,19に掛止されるよう組み付けられる。この場合、摺接 部3a,3b及び幅広部3f,3gは突部2eに当接する部分が支点となって内 側に撓む。
【0030】 図9及び図10に本考案の別の変形例を示す。 両図中、幅広部3f,3gは円弧状ではなく摺接部3a,3bの両側より周方 向に傾斜するように曲げられている。そのため、内径22mmのソケット11にプ ラグ1が挿入された場合、図9に示す如く、摺接部3a,3bの両側角部20a ,20bと幅広部3f,3gの両側角部20c,20dがソケット11に当接す る。従って、プラグ1は上、下で各角部20a〜20dの8個所により押圧保持 される。
【0031】 又、内径21mmのソケット11にプラグ1が挿入された場合、摺接部3a,3 bの両側角部20a,20bがわずかにソケット11内壁より浮いた状態となり 、幅広部3f,3gの角部20c,20dがソケット11内壁に当接する。この 場合、当接個所が内径22mmの場合よりも減少するが各幅広部3f,3gの両側 角部20c,20dが離間しているので、プラグ1は安定性良く保持される。
【0032】
【考案の効果】
上述の如く、本考案になるシガープラグは、プラグ本体の外周に挿入方向に直 線状に延在する摺接部が突出し、摺接部より周方向に突出する幅広部がソケット 内壁に摺接させるため、ソケット内壁への押圧力を高めるとともに摺接面積をよ り大きくでき、ソケットに挿入されたプラグをガタツキなく安定性良く保持する ことができる。又、浅いソケットに挿入する場合でも、直線状に延在する摺接部 がソケット内壁から外れることがなく、ソケットに安定的に嵌合することができ る。しかも、ソケット内径の差異に拘わらずプラグを安定保持できるので、ソケ ットの内径に応じた数のプラグを用意する必要がなく1個のプラグで兼用するこ とができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になるシガープラグの一実施例の縦断面
図である。
【図2】シガープラグの外観図である。
【図3】板バネ部材の形状を説明するための図である。
【図4】シガープラグがソケットに挿入された状態の断
面図である。
【図5】内径22mmのソケットへの挿入状態を示す横断
面図である。
【図6】内径21mmのソケットへの挿入状態を示す横断
面図である。
【図7】板バネ部材の変形例を示す図である。
【図8】図7に示す板バネ部材の組み付けを示す縦断面
図である。
【図9】別の変形例の板バネ部材を内径22mmのソケッ
トに挿入した状態を示す横断面図である。
【図10】別の変形例の板バネ部材を内径21mmのソケ
ットに挿入した状態を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 シガープラグ 2 プラグ本体 3 板バネ部材 3a,3b 摺接部 3f,3g 幅広部 4 コンタクトピン 5 キャップ 6 ヒューズ 7 ヒューズ押圧バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シガーソケットに挿入されるプラグ本体
    と、該プラグ本体の外周の少なくとも2箇所に設けられ
    該シガーソケット内壁に摺接する板バネ部材とを有して
    なるシガープラグにおいて、 前記板バネ部材に前記シガーソケットへの挿入方向に直
    線状に延在する摺接部を設け、 該摺接部に前記シガーソケットの周方向に突出する幅広
    部を設けてなるシガープラグ。
JP673391U 1991-02-18 1991-02-18 シガープラグ Pending JPH0587856U (ja)

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JP673391U JPH0587856U (ja) 1991-02-18 1991-02-18 シガープラグ

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