JPH06332833A - サーバ運用方式 - Google Patents

サーバ運用方式

Info

Publication number
JPH06332833A
JPH06332833A JP5145647A JP14564793A JPH06332833A JP H06332833 A JPH06332833 A JP H06332833A JP 5145647 A JP5145647 A JP 5145647A JP 14564793 A JP14564793 A JP 14564793A JP H06332833 A JPH06332833 A JP H06332833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
service
management table
time
management unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5145647A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2508589B2 (ja
Inventor
Arihiro Kubota
有浩 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5145647A priority Critical patent/JP2508589B2/ja
Publication of JPH06332833A publication Critical patent/JPH06332833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508589B2 publication Critical patent/JP2508589B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーバ・クライアント形式の統合オフィスシ
ステム等に於いて、システムにかかる負荷を少なくす
る。 【構成】 サーバシステム1はサーバ名S1〜Snのサ
ーバを有する。各サーバはそれぞれ異なる1種類のサー
ビスのみを実行する。クライアント2−1からサービス
要求があると、通信管理部11は要求されたサービスの
種類を識別し、そのサービスの種類に対応したサーバの
割り当てを要求する。サーバ管理部12は、要求された
サーバ(サーバ名S1のサーバとする)と対応するサー
バプロセスS1’の起動数がサーバ管理テーブル13に
設定されている上限値を越えない場合に限り、サーバプ
ロセスS1’を起動し、それを要求元のクライアント2
−1に割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーバ・クライアント形
式の統合オフィスシステム等に於けるサーバ運用方式に
関し、特に、システムにかかる負荷を少なくすることが
できるサーバ運用方式に関する。
【0002】
【従来の技術】クライアントからサーバに、文書の送
付,到着しているメールの取り出し,文書の検索等の種
々のサービスを要求し、サーバプロセスに於いてクライ
アントから要求されたサービスを実行するというサーバ
・クライアント形式の統合オフィスシステムは従来から
実用化されている。
【0003】ところで、従来のサーバ・クライアント形
式の統合オフィスシステムは、1つのサーバが複数種類
のサービスを実行するように構成されており、クライア
ントからサービス要求があった場合、サーバプロセスは
その一部(要求されたサービスを実行する部分)のみを
使用してサービスを実行していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、1つのサーバが複数種類のサービスを実行するよう
に構成されているため、次のような問題があった。即
ち、全てのサービスが同じような頻度で利用されること
は一般的に考えられないので、1つのサーバで複数種類
のサービスを実行するようにすると、サーバの使用頻度
が少ない部分がシステムに与える負荷が大きくなるとい
う問題があった。
【0005】本発明の目的は、システムにかかる負荷を
少なくすることができるサーバ運用方式を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、(A)複数のサーバプロセスを同時に起動可
能な統合オフィスシステムに於いて、それぞれが1種類
のサービスを実行する複数のサーバと、該各サーバの制
御情報が設定される書き替え可能なサーバ管理テーブル
と、クライアントからのサービス要求に応答して該サー
ビス要求に対応したサーバの割り当てを要求する通信管
理部と、該通信管理部からの割り当てが要求されたサー
バを前記サーバ管理テーブルに設定されている対応する
制御情報に従って制御するサーバ管理部を設けたもので
ある。
【0007】また、本発明は上記目的を達成するため、
(B)前記サーバ管理テーブルに前記各サーバの制御情
報として前記各サーバに対応するサーバプロセスの起動
数の上限値を設定し、前記サーバ管理部は前記通信管理
部から割り当てが要求されたサーバに対応するサーバプ
ロセスの起動数が前記サーバ管理テーブルに設定されて
いる上限値を越えない場合に限り前記割り当てが要求さ
れたサーバに対応するサーバプロセスを起動して要求元
のクライアントに割り当てるようにしたものである。
【0008】また、本発明は上記目的を達成すると共
に、サーバプロセスの起動に要する時間を少なくするた
め、(C)前記サーバ管理テーブルに前記各サーバの制
御情報として前記各サーバに対応するサーバプロセスの
起動数の上限値と保留時間とを設定し、前記サーバ管理
部は、前記通信管理部から割り当てが要求されたサーバ
に対応する起動済みのサーバプロセスの中にサービスを
実行中でないサーバプロセスが存在する場合はその内の
1つを要求元のクライアントに割り当て、起動済みのサ
ーバプロセスの中にサービスを実行中でないサーバプロ
セスが存在しない場合は起動プロセス数が前記サーバ管
理テーブルに設定されている上限値を越えない場合に限
り前記割り当てが要求されたサーバに対応するサーバプ
ロセスを起動して要求元のクライアントに割り当て、起
動済みのサーバプロセスが存在しない場合はサーバプロ
セスを起動して要求元のクライアントに割り当て、サー
ビスの実行が終了してから前記サーバ管理テーブルに設
定されている保留時間が経過したサーバプロセスを終了
させるようにしたものである。
【0009】また、本発明は上記目的を達成すると共
に、各サーバの使用状況を正確に知り、サーバ管理テー
ブルに設定するサーバプロセスの起動数の上限値と保留
時間とを各サーバの使用状況に合わせたものにできるよ
うにするため、(D)前記各サーバのサービス開始時刻
とサービス終了時刻が格納される時刻記憶テーブルと、
該時刻記憶テーブルの内容に基づいて統計情報を作成す
る統計処理部と、前記サーバ管理テーブルの内容を書き
換える設定処理部とを設けたものである。
【0010】
【作用】(A)の構成に於いては、それぞれが1種類の
サービスを実行するサーバが複数設けられており、各サ
ーバの制御情報が書き替え可能なサーバ管理テーブルに
設定されている。
【0011】クライアントからサービス要求があると、
通信管理部はサービス要求に対応したサーバの割り当て
をサーバ管理部に要求し、サーバ管理部は割り当てが要
求されたサーバを、サーバ管理テーブルに設定されてい
る制御情報に従って制御する。
【0012】(B)の構成に於いては、サーバ管理テー
ブルに、各サーバの制御情報として各サーバに対応する
サーバプロセスの起動数の上限値を設定しておく。
【0013】そして、クライアントがサービス要求を行
なうと、通信管理部はサービス要求に対応したサーバの
割り当てをサーバ管理部に要求し、サーバ管理部はこの
割り当て要求に応答して要求されたサーバに対応するサ
ーバプロセスの起動数がサーバ管理テーブルに設定され
ている上限値を越えない場合は割り当てが要求されたサ
ーバに対応するサーバプロセスを起動して要求元のクラ
イアントに割り当てる。
【0014】(C)の構成に於いては、サーバ管理テー
ブルに、各サーバの制御情報として各サーバに対応する
サーバプロセスの起動数の上限値と保留時間とを設定し
ておく。
【0015】クライアントがサービス要求を行なうと、
通信管理部はサービス要求に対応したサーバの割り当て
をサーバ管理部に要求する。
【0016】サーバ管理部は、通信管理部から割り当て
が要求されたサーバに対応する起動済みのサーバプロセ
スの中にサービスを実行中でないサーバプロセスが存在
する場合はその内の1つを要求元のクライアントに割り
当て、起動済みのサーバプロセスの中にサーバを実行中
でないサーバプロセスが存在しない場合は起動プロセス
数がサーバ管理テーブルに設定されている上限値を越え
ない場合に限り割り当てが要求されたサーバに対応する
サーバプロセスを起動して要求元のクライアントに割り
当て、起動済みのサーバプロセスが存在しない場合はサ
ーバプロセスを起動して要求元のクライアントに割り当
て、サービスの実行が終了してから、サーバ管理テーブ
ルに設定されている保留時間が経過したサーバプロセス
を終了させる。
【0017】(D)の構成に於いては、各サーバのサー
ビス開始時刻とサービス終了時刻とが格納される時刻記
憶テーブルの内容に基づいて、統計処理部が、所定の期
間に於ける各サーバの使用回数,各サーバのサービス終
了時刻とサービス開始時刻との差の平均値,各サーバの
1回のサービス実行時間の平均値,各サーバの1日当た
りの使用回数等の統計情報を作成する。
【0018】そして、システム管理者は、統計処理部で
作成された統計情報に基づいて、各サーバの使用状況に
応じた各サーバの起動プロセス数の上限値及び保留時間
を算出し、算出した各サーバの起動プロセス数の上限値
及び保留時間を設定処理部を用いてサーバ管理テーブル
に設定する。
【0019】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。同図は本発明を統合オフィスシステムに適用した場
合についてのものであり、サーバシステム1と、複数の
クライアント2−1〜2−mから構成されている。
【0021】サーバシステム1は、通信管理部11と、
サーバ管理部12と、サーバ管理テーブル13,14
と、時刻記憶テーブル15と、設定処理部16と、入力
部17と、統計処理部18と、画面表示部19とから構
成されている。また、図1に於いて、S1’〜Sn’は
サーバ名S1〜Snのサーバと対応するサーバプロセス
を示している。
【0022】図2はサーバ管理テーブル13の内容例を
示す図であり、サーバシステム1が有する全てのサーバ
のサーバ名と、各サーバの起動プロセス数の上限値と、
各サーバの保留時間(対応するサーバプロセスがサービ
スを終了してから、そのサーバプロセス自身を終了させ
るまでの時間)とが設定される。
【0023】図2の例は、サーバシステム1は、サーバ
名S1〜Snのn個のサーバを有し、サーバ名S1,S
2,…,Snの各サーバの起動プロセス数の上限値はそ
れぞれ3,1,…,1で、保留時間はそれぞれ1:0
0,0:30,…,0:15であることを示している。
尚、本実施例では、サーバ名S1のサーバは文書の送付
のみを、サーバ名S2のサーバは文書の検索のみを行な
うというように、サーバ名S1〜Snのサーバはそれぞ
れ異なる1種類のサービスを実行するように構成されて
いる。また、各サーバについての起動プロセス数の上限
値の合計は、サーバシステム1が同時に起動することが
できる最大のプロセス数と同じ値に設定されている。
【0024】図3は、サーバ管理テーブル14の内容例
を示す図であり、各サーバのサーバ名S1〜Snがサー
バ管理テーブル13に設定されている対応するサーバ名
の上限値の数ずつ設定されると共に、各サーバ名に対応
するサーバプロセスが起動済みか否かを示す起動情報
と、各サーバ名に対応するサーバプロセスがサービスを
実行中か否かを示すサービス実行情報とが設定される。
【0025】図4は時刻記憶テーブル15の内容例を示
す図であり、サーバ名と、サービス開始時刻と、サービ
ス終了時刻とが設定される。
【0026】図2〜図4に示した各テーブル13〜15
は例えばファイルとして存在し、必要に応じてサーバ管
理部12内のバッファ(図示せず)にそのデータを格納
できるようになっている。
【0027】次に本実施例の動作を説明する。
【0028】先ず、導入時、システム管理者は、入力部
17からサーバ管理テーブル13に設定するサーバ名,
起動プロセス数の上限値,保留時間を入力する。その
際、システム管理者は、利用頻度が高いと予想されるサ
ーバほど、入力する上限値,保留時間の値を大きなもの
とする。
【0029】入力部17から入力されたサーバ名,起動
プロセス数の上限値,保留時間は設定処理部16によっ
てサーバ管理テーブル13に設定される。
【0030】その後、システム管理者によって運用開始
が指示されることにより、通信管理部11,サーバ管理
部12は起動される。
【0031】これにより、通信管理部11はクライアン
ト2−1〜2−mからのサービス要求を待つ待ち状態に
なる。
【0032】また、サーバ管理部12は、起動される
と、先ず、サーバ管理テーブル13を参照し、それに設
定されている各サーバ名と対応する上限値とを取得す
る。
【0033】その後、サーバ管理部12は、取得したサ
ーバ名を、取得した上限値が示す数ずつサーバ管理テー
ブル14に設定する。図2の例では、サーバ名S1,S
2に対応する上限値は「3」,「1」となっているの
で、サーバ管理部12は、サーバ管理テーブル14にサ
ーバ名S1を3個、サーバ名S2を1個設定することに
なる。
【0034】サーバ名の設定が終了すると、サーバ管理
部12は、サーバ管理テーブル14のサーバプロセスが
起動済みか否かを示す起動情報を全て未起動を示す
「未」にすると共に、サービス実行中か否かを示すサー
ビス実行情報を全て未実行を示す「未実行」にする。
【0035】次に、クライアント2−i(1≦i≦m)
からサービス要求が送られてきた場合の動作を説明す
る。
【0036】クライアント2−iは、サーバに対してサ
ービスを要求する場合、要求するサービスの種類を含む
サービス要求を通信管理部11に送る。
【0037】通信管理部11は、クライアント2−iか
らサービス要求が送られてくると、要求されたサービス
の種類を識別し、サーバ管理部12に対してサービスの
種類に対応したサーバの割り当てを要求する。
【0038】今、例えば、クライアント2−iからのサ
ービス要求が文書の送付を要求するものである場合は、
通信管理部11は、サーバ管理部12に対してサーバ名
S1のサーバの割り当てを要求し、また、クライアント
2−iからのサービス要求が文書の検索を要求するもの
である場合は、通信管理部11は、サーバ管理部12に
対してサーバ名S2のサーバの割り当てを要求すること
になる。
【0039】サーバ管理部12は、通信管理部11から
サーバの割り当てが要求されると、以下の処理を行な
う。
【0040】今、例えば、サーバ名Sj(1≦j≦n)
のサーバの割り当てが要求されたとすると、サーバ管理
部12は、先ず、サーバ管理テーブル14を参照し、サ
ーバ名Sjのサーバの使用状況を調査する。
【0041】そして、サーバ名Sjのサーバに対応する
サーバプロセスSj’が全く起動されていない場合(サ
ーバ管理テーブル14のサーバ名Sjと対応されて設定
されている起動情報が全て「未」になっている場合)
は、サーバプロセスSj’を1個起動させ、サーバ管理
テーブル14のサーバ名Sjと対応して設定されている
起動情報の内の1つを「済」にする。
【0042】その後、サーバ管理部12は、通信管理部
11に対し、サービス実行可を通知すると共に、要求元
のクライアント2−iに割り当てるサーバプロセスを示
す情報として上記起動したサーバプロセスSj’を示す
情報を渡し、更に、サーバ管理テーブル14のサービス
実行情報の内、上記「済」に変更した起動情報と対応す
るものを「実行中」にする。
【0043】また、サーバ名Sjに対応するサーバプロ
セスSj’が起動されている場合(サーバ管理テーブル
14のサーバ名Sjに対応して設定されている起動情報
の中に「済」となっているものがある場合)は、起動さ
れているサーバプロセスSj’の中にサービスを実行し
ていないものがあるか否を判定する。
【0044】そして、起動されているサーバプロセスS
j’の中にサービスを実行していないものが存在する場
合(サーバ名Sjに対応する起動情報とサービス実行情
報との組の中に、起動情報が「済」,サービス実行情報
が「未実行」になっているものがある場合)は、サーバ
管理部12は通信管理部11に対してサービス実行可を
通知すると共に、要求元のクライアント2−iに割り当
てるサーバプロセスを示す情報として上記条件を満たす
サーバプロセスSj’の内の1つを示す情報を渡し、更
に、サーバ管理テーブル14のサービス実行情報の内、
要求元のクライアント2−iに割り当てるサーバプロセ
スSj’と対応するものを「実行中」にする。
【0045】また、起動されているサーバプロセスS
j’が全てサービスを実行中である場合(サーバ名Sj
と対応する起動情報の中に「済」になっているものがあ
り、且つ「済」になっている起動情報と対応するサービ
ス実行情報が全て「実行中」になっている場合)は、サ
ーバ管理部12は、サーバ名Sjに対応するサーバプロ
セスSj’の起動数がサーバ管理テーブル13に設定さ
れている上限値に達しているか否かを判断する。
【0046】そして、上限値に達していないと判断した
場合(サーバ管理テーブル14のサーバ名Sjと対応す
る起動情報の中に「未」のものが存在する場合)は、サ
ーバ名Sjのサーバと対応するサーバプロセスSj’を
1つ起動し、「未」となっているサーバ名Sjに対応す
る起動情報の内の1つを「済」に変更する。
【0047】その後、サーバ管理部12は、通信管理部
11に対し、サービス実行可を通知すると共に、要求元
のクライアント2−iに割り当てるサーバプロセスを示
す情報として上記起動したサーバプロセスSj’を示す
情報を渡し、更に、サーバ管理テーブル14のサービス
実行情報の内、上記「済」に変更した起動情報と対応す
るものを「実行中」にする。
【0048】また、サーバ名Sjに対応するサーバプロ
セスSj’の起動数がサーバ管理テーブル13に設定さ
れている上限値に達していると判断した場合は、サーバ
管理部12はサーバプロセスSj’の何れかに於いて行
なわれているサービスが終了するのを待ち、サービスが
終了した時点で通信管理部11に、サービスの実行可を
通知すると共に、上記サービスの終了したサーバプロセ
スSj’を示す情報を渡し、更に、サーバ管理テーブル
14中の対応するサービス実行情報を「実行中」に変更
する。
【0049】通信管理部11はサーバ管理部12から要
求元のクライアント2−iに割り当てるサーバプロセス
Sj’が通知されると、そのサーバプロセスSj’にク
ライアント2−iから受け取ったデータを渡す。
【0050】サーバプロセスSj’は、そのデータに従
い、サービスを開始する。その時、サーバプロセスS
j’は、サービスの開始時刻をサーバ管理部12に渡
す。また、サーバプロセスSj’は、サービスの実行終
了時、サービス終了時刻をサーバ管理部12に渡す。
【0051】サーバ管理部12は、サーバプロセスS
j’からサービス開始時刻,サービス終了時刻が渡され
ると、サーバプロセスSj’に対応するサーバ名Sj,
サービス開始時刻,サービス終了時刻を時刻記憶テーブ
ル15に追加する。
【0052】また、サーバ管理部12は、サーバプロセ
スSj’からサービス終了時刻が渡されると、サーバ管
理テーブル14にサーバ名Sjと対応して設定されてい
るサービス実行情報の内、上記サーバ終了時刻を出力し
たサーバプロセスSj’と対応するサービス実行情報を
「未実行」にする。更に、サービス実行情報を「未実
行」にしてから、サーバ管理テーブル13に設定されて
いるサーバ名Sjのサーバの保留時間が経過しても、上
記サーバプロセスSj’にクライアントの割り当てを行
なわなかった場合は、上記サーバプロセスSj’を終了
させ、更に、サーバ管理テーブル14中の対応する起動
情報を「未」に変更する。このように、サーバプロセス
Sj’によるサービスが終了しても、保留時間が経過す
るまでは、上記サーバプロセスSj’を終了させず、ク
ライアントからサービス要求があった場合は、上記サー
バプロセスSj’を上記クライアントに割り当てるよう
にすることにより、サーバプロセスの起動に要する時間
を少なくすることができる。
【0053】次に、システム管理者がシステムの運用状
態を確認し、システムの運用状態に合わせてサーバ管理
テーブル13中の上限値,保留時間を変更する場合の動
作を説明する。
【0054】システム管理者は、定期的(例えば、1週
間,1日)に、入力部17から統計情報の作成指示を入
力する。
【0055】設定処理部16は入力部17から統計情報
の作成指示が入力されると、それを統計処理部18に渡
すと共に、サーバ管理テーブル14の内容を画面表示部
19に表示する。
【0056】統計処理部18は統計情報の作成指示を受
けると、時刻記憶テーブル15の内容に基づいて、或る
期間(例えば最近1週間及びその前の1週間)の各サー
バの使用回数,各サーバの1回のサービス実行時間の平
均値(例えば、30分/回),各サーバの一定期間の平
均使用回数(例えば、10回/日),各サーバのサービ
スを終了してから次のサービスを開始するまでの時間の
平均値(例えば、30分)等の統計情報を作成し、それ
らを画面表示部19に表示する。
【0057】システム管理者は、画面表示部19に表示
された統計情報とサーバ管理テーブル14の内容とに基
づいて、各サーバの使用状況に応じた上限値,保留時間
を求める。
【0058】例えば、最近1週間の使用回数がその前の
1週間の使用回数に比べて増えたサーバについては上限
値,保留時間を増やし、逆に使用回数が減ったサーバに
ついては上限値,保留時間を減らす等して各サーバの使
用状況にあった上限値,保留時間を求める。但し、各サ
ーバの起動プロセス数の上限値の合計値が、サーバシス
テム1が同時に実行可能なサーバプロセスの数よりも多
くならないように、或るサーバについての上限値を増や
した場合は、他のサーバについての上限値を減らすこと
が必要になる。
【0059】そして、各サーバの使用状況に応じた上限
値,保留時間を求めると、システム管理者は入力部17
から上限値,保留時間を変更するサーバのサーバ名及び
変更後の上限値,保留時間を入力する。
【0060】設定処理部16は、入力部17から上記し
た情報が入力されると、それに従ってサーバ管理テーブ
ル13に設定されている上限値,保留時間を変更する。
【0061】尚、上述した実施例に於いては、システム
管理者が統計処理部18を起動して統計情報を作成さ
せ、更に、システム管理者が作成された統計情報に基づ
いてサーバ管理テーブル13中の上限値,保留時間を変
更するようにしたが、これらシステム管理者が行なう処
理を自動的に行なわせるようにしても良いことは勿論で
ある。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各サー
バがそれぞれ1種類のサービスを実行するようにし、且
つ各サーバを制御する制御情報が設定されるサーバ管理
テーブルを設け、制御情報に従って各サーバを制御する
ようにしたものであり、1つのサーバが複数のサービス
を実行していた従来方式に比較してサーバの規模を小さ
くすることができるので、システムにかかる負荷を小さ
なものにすることができる効果がある。
【0063】また、本発明は、サーバの制御情報として
各サーバに対応するサーバプロセスの起動数の上限値を
設定するようにしたものであるので、各サーバの使用状
況に応じたサーバの運用が可能になる効果もある。
【0064】更に、本発明は、サーバ管理テーブルに各
サーバの保留時間を設定し、サービスが終了しても、保
留時間が経過するまでは、サーバプロセスを終了させな
いようにし、その間にサービス要求があった場合はサー
バプロセスを起動させることなくサービスを実行できる
ようにしたので、サーバプロセスの起動に要する時間を
少ないものにすることができる効果がある。
【0065】また、本発明は、各サーバのサービス開始
時刻,サービス終了時刻が格納される時刻記憶テーブル
と、その内容に基づいて或る期間に於ける各サーバ毎の
使用回数等の統計情報を作成する統計処理部を備えてい
るので、各サーバの使用状況を正確に把握することが可
能になり、その結果、サーバ管理テーブルに設定する上
限値,保留時間に各サーバの使用状況を正確に反映させ
ることが可能になる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】サーバ管理テーブル13の内容例を示す図であ
る。
【図3】サーバ管理テーブル14の内容例を示す図であ
る。
【図4】時刻記憶テーブル15の内容例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…サーバシステム 11…通信管理部 12…サーバ管理部 13…サーバ管理テーブル 14…サーバ管理テーブル 15…時刻記憶テーブル 16…設定処理部 17…入力部 18…統計処理部 19…画面表示部 S1’〜Sn’…サーバプロセス 2−1〜2−m…クライアント

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが1種類のサービスを実行する
    複数のサーバと、 該各サーバの制御情報が設定される書き替え可能なサー
    バ管理テーブルと、 クライアントからのサービス要求に応答して該サービス
    要求に対応したサーバの割り当てを要求する通信管理部
    と、 該通信管理部からの割り当てが要求されたサーバを前記
    サーバ管理テーブルに設定されている対応する制御情報
    に従って制御するサーバ管理部を備えたことを特徴とす
    るサーバ運用方式。
  2. 【請求項2】 前記サーバ管理テーブルに前記各サーバ
    の制御情報として前記各サーバに対応するサーバプロセ
    スの起動数の上限値を設定し、 前記サーバ管理部は前記通信管理部から割り当てが要求
    されたサーバに対応するサーバプロセスの起動数が前記
    サーバ管理テーブルに設定されている上限値を越えない
    場合に限り前記割り当てが要求されたサーバに対応する
    サーバプロセスを起動して要求元のクライアントに割り
    当てることを特徴とする請求項1記載のサーバ運用方
    式。
  3. 【請求項3】 前記サーバ管理テーブルに前記各サーバ
    の制御情報として前記各サーバに対応するサーバプロセ
    スの起動数の上限値と保留時間とを設定し、 前記サーバ管理部は、前記通信管理部から割り当てが要
    求されたサーバに対応する起動済みのサーバプロセスの
    中にサービスを実行中でないサーバプロセスが存在する
    場合はその内の1つを要求元のクライアントに割り当
    て、起動済みのサーバプロセスの中にサービスを実行中
    でないサーバプロセスが存在しない場合は起動プロセス
    数が前記サーバ管理テーブルに設定されている上限値を
    越えない場合に限り前記割り当てが要求されたサーバに
    対応するサーバプロセスを起動して要求元のクライアン
    トに割り当て、起動済みのサーバプロセスが存在しない
    場合はサーバプロセスを起動して要求元のクライアント
    に割り当て、サービスの実行が終了してから前記サーバ
    管理テーブルに設定されている保留時間が経過したサー
    バプロセスを終了させることを特徴とする請求項1記載
    のサーバ運用方式。
  4. 【請求項4】 前記各サーバのサービス開始時刻とサー
    ビス終了時刻が格納される時刻記憶テーブルと、 該時刻記憶テーブルの内容に基づいて統計情報を作成す
    る統計処理部と、 前記サーバ管理テーブルの内容を書き換える設定処理部
    とを備えた請求項3記載のサーバ運用方式。
  5. 【請求項5】 前記統計処理部が作成する統計情報は、
    所定の期間に於ける各サーバの使用回数,各サーバのサ
    ービス終了時刻とサービス開始時刻との差の平均値,各
    サーバの1回のサービス実行時間の平均値,各サーバの
    1日当たりの使用回数を含むことを特徴とする請求項4
    記載のサーバ運用方式。
JP5145647A 1993-05-25 1993-05-25 サ―バ運用方式 Expired - Fee Related JP2508589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5145647A JP2508589B2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 サ―バ運用方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5145647A JP2508589B2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 サ―バ運用方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06332833A true JPH06332833A (ja) 1994-12-02
JP2508589B2 JP2508589B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=15389852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5145647A Expired - Fee Related JP2508589B2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 サ―バ運用方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508589B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08328880A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Mitsubishi Electric Corp 複数のアプリケーションプログラムを同時に実行できるオペレーティングシステムにおける計算機運転管理システム
JPH0997227A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Fujitsu Ltd クライアント/サーバスタイルにおける業務運用システム
JPH09265409A (ja) * 1996-03-08 1997-10-07 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 高性能ユーザ・レベル・ネットワーク・プロトコル・サーバ・システムのための動的実行ユニット管理
JPH09319600A (ja) * 1996-03-05 1997-12-12 Internatl Business Mach Corp <Ibm> リモート・プロシージャ・コールを実行する方法及びトランザクション・マネージャ
JPH1049374A (ja) * 1996-08-06 1998-02-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散オブジェクトおよびその生成方法
JPH1049467A (ja) * 1996-07-29 1998-02-20 Nec Corp クライアント/サーバアプリケーション方式
JPH10143455A (ja) * 1996-11-08 1998-05-29 Toshiba Corp クライアント/サーバシステム
JPH11502044A (ja) * 1995-09-12 1999-02-16 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン 分散環境におけるアプリケーション・プログラム用のサポート
JPH11282697A (ja) * 1998-03-31 1999-10-15 Nec Corp サーバプロセスの割り当てシステムおよび記録媒体
JPH11327908A (ja) * 1998-05-01 1999-11-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> エージェント活動制御方法及びコンピュータ
JP2001282561A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Nec Corp 分散オブジェクト管理方法、そのプログラムを記憶した記憶媒体及び分散システム
JP2004062542A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Ntt Comware Corp プロセス生成管理装置、及びプロセス生成管理方法、並びにプロセス生成管理プログラム
JP2007052542A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Nomura Research Institute Ltd 負荷分散処理システム及び装置
JP2007122527A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Hitachi Ltd 流量制御方法
JP2008242766A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Nomura Research Institute Ltd プロセス制御システム
JP2009238157A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Seiko Epson Corp ソケット管理装置及び方法
US8503002B2 (en) 2007-06-28 2013-08-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Print control device, printing system and computer-readable recording medium storing printing program
JP2019161420A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08328880A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Mitsubishi Electric Corp 複数のアプリケーションプログラムを同時に実行できるオペレーティングシステムにおける計算機運転管理システム
JPH11502044A (ja) * 1995-09-12 1999-02-16 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン 分散環境におけるアプリケーション・プログラム用のサポート
JPH0997227A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Fujitsu Ltd クライアント/サーバスタイルにおける業務運用システム
JPH09319600A (ja) * 1996-03-05 1997-12-12 Internatl Business Mach Corp <Ibm> リモート・プロシージャ・コールを実行する方法及びトランザクション・マネージャ
JPH09265409A (ja) * 1996-03-08 1997-10-07 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 高性能ユーザ・レベル・ネットワーク・プロトコル・サーバ・システムのための動的実行ユニット管理
JPH1049467A (ja) * 1996-07-29 1998-02-20 Nec Corp クライアント/サーバアプリケーション方式
JPH1049374A (ja) * 1996-08-06 1998-02-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散オブジェクトおよびその生成方法
JPH10143455A (ja) * 1996-11-08 1998-05-29 Toshiba Corp クライアント/サーバシステム
JPH11282697A (ja) * 1998-03-31 1999-10-15 Nec Corp サーバプロセスの割り当てシステムおよび記録媒体
JPH11327908A (ja) * 1998-05-01 1999-11-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> エージェント活動制御方法及びコンピュータ
JP2001282561A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Nec Corp 分散オブジェクト管理方法、そのプログラムを記憶した記憶媒体及び分散システム
JP2004062542A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Ntt Comware Corp プロセス生成管理装置、及びプロセス生成管理方法、並びにプロセス生成管理プログラム
JP2007052542A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Nomura Research Institute Ltd 負荷分散処理システム及び装置
JP4515354B2 (ja) * 2005-08-16 2010-07-28 株式会社野村総合研究所 負荷分散処理システム及び装置
JP2007122527A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Hitachi Ltd 流量制御方法
JP2008242766A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Nomura Research Institute Ltd プロセス制御システム
US8503002B2 (en) 2007-06-28 2013-08-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Print control device, printing system and computer-readable recording medium storing printing program
JP2009238157A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Seiko Epson Corp ソケット管理装置及び方法
US8024445B2 (en) 2008-03-28 2011-09-20 Seiko Epson Corporation Socket management device and socket management method
JP2019161420A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2508589B2 (ja) 1996-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2508589B2 (ja) サ―バ運用方式
US5797005A (en) Shared queue structure for data integrity
US4949254A (en) Method to manage concurrent execution of a distributed application program by a host computer and a large plurality of intelligent work stations on an SNA network
KR100383381B1 (ko) 제한된메모리컴퓨터시스템에서의클라이언트관리흐름제어를위한방법과장치
US5799173A (en) Dynamic workload balancing
US5870604A (en) Job execution processor changing method and system, for load distribution among processors
KR100509794B1 (ko) 데이터베이스 관리시스템을 이용하는 작업들의 실시간 처리를 위한 스케줄링 방법
JPH04271454A (ja) 疎結合計算機システム
JPH036539B2 (ja)
US5511194A (en) Processing system and processing method capable of dynamically replacing job environment
CN111427670A (zh) 任务调度方法和系统
JP3664021B2 (ja) サービスレベルによる資源割当方式
EP1611523B1 (en) Controlling usage of system resources by a network manager
JP4117889B2 (ja) ウェブアプリケーションを実行するための通信を制御するコンピュータおよびその方法
JPH10198643A (ja) 分散計算機システム
JPH05134959A (ja) 遠隔サービス実行制御システム
JP3079241B2 (ja) 通信制御装置
JPH06187309A (ja) プロセッサ割付制御方式
JPH11175357A (ja) タスク管理方法
JPH06259362A (ja) マルチサーバ制御方式
JPH0512226A (ja) 複合電子計算機システム
JPH08292956A (ja) データベース管理装置及びデータベース管理方法
JPH11143884A (ja) データ検索システム
CN113301069A (zh) 无服务器化管理系统、其调用方法及云原生应用平台
JP4125300B2 (ja) 画像配信装置およびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees