JPH06259362A - マルチサーバ制御方式 - Google Patents
マルチサーバ制御方式Info
- Publication number
- JPH06259362A JPH06259362A JP5046774A JP4677493A JPH06259362A JP H06259362 A JPH06259362 A JP H06259362A JP 5046774 A JP5046774 A JP 5046774A JP 4677493 A JP4677493 A JP 4677493A JP H06259362 A JPH06259362 A JP H06259362A
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- Japan
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- processing
- client
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クライアントサーバシステムにおいて、クラ
イアントがサーバに処理要求を出したとき、他クライア
ントがそのサーバを使用中の時、そのサーバは他の空き
サーバに自動的に処理要求を引き渡すことで、サーバへ
のクライアントからのアクセスを円滑にし、利用者の使
い勝手を向上させる。 【構成】 サーバ１〜３の１つ（例えばサーバ１）があ
るクライアントに対するプリント処理中に、別のクライ
アント（例えばクライアント４）からプリント要求があ
った場合、サーバ１は、一時的に処理を中断し、マルチ
サーバ制御部１８を通じて、あらかじめ指定された次サ
ーバ（例えばサーバ２）に別のクライアント４の要求を
渡すことで、常に空いているサーバでの処理が可能にな
る。
イアントがサーバに処理要求を出したとき、他クライア
ントがそのサーバを使用中の時、そのサーバは他の空き
サーバに自動的に処理要求を引き渡すことで、サーバへ
のクライアントからのアクセスを円滑にし、利用者の使
い勝手を向上させる。 【構成】 サーバ１〜３の１つ（例えばサーバ１）があ
るクライアントに対するプリント処理中に、別のクライ
アント（例えばクライアント４）からプリント要求があ
った場合、サーバ１は、一時的に処理を中断し、マルチ
サーバ制御部１８を通じて、あらかじめ指定された次サ
ーバ（例えばサーバ２）に別のクライアント４の要求を
渡すことで、常に空いているサーバでの処理が可能にな
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、クライアントサーバシ
ステムに係り、特に、複数のサーバがファイルの共用
や、プリンタの共用などの資源の共用を行い、複数のサ
ーバが連携してクライアントの要求に応えることによ
り、クライアントの処理要求が効率的にサーバに渡るよ
うにしたマルチサーバ制御方式に関する。
ステムに係り、特に、複数のサーバがファイルの共用
や、プリンタの共用などの資源の共用を行い、複数のサ
ーバが連携してクライアントの要求に応えることによ
り、クライアントの処理要求が効率的にサーバに渡るよ
うにしたマルチサーバ制御方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】今日、ワークステーションやパソコンの
性能が向上しネットワークシステムが発達するにつれ
て、クライアントサーバシステムによる情報及び資源の
共有がなされるようになってきている。このクライアン
トサーバシステムでは、ＬＡＮに接続されている各処理
装置を要求元としてのクライアントと、要求に対して処
理能力や資源などを提供するサーバとに分類することで
きる。そして、複数のクライアントが同時に同じサーバ
に処理を要求した場合、処理内容は別々の名前のファイ
ルとして待ち行列を作り処理順序を待つ。また、サーバ
が複数の場合、クライアントは、原則としてこれらのサ
ーバの１つを自由に選択することができる。そこで、ク
ライアントは、サーバを任意に指定して処理要求を出
し、指定したサーバが使用中である旨のメッセージを受
けると、要求元のクライアントは他のサーバを指定して
直してこれに再び要求を出すことを繰り返していた。
性能が向上しネットワークシステムが発達するにつれ
て、クライアントサーバシステムによる情報及び資源の
共有がなされるようになってきている。このクライアン
トサーバシステムでは、ＬＡＮに接続されている各処理
装置を要求元としてのクライアントと、要求に対して処
理能力や資源などを提供するサーバとに分類することで
きる。そして、複数のクライアントが同時に同じサーバ
に処理を要求した場合、処理内容は別々の名前のファイ
ルとして待ち行列を作り処理順序を待つ。また、サーバ
が複数の場合、クライアントは、原則としてこれらのサ
ーバの１つを自由に選択することができる。そこで、ク
ライアントは、サーバを任意に指定して処理要求を出
し、指定したサーバが使用中である旨のメッセージを受
けると、要求元のクライアントは他のサーバを指定して
直してこれに再び要求を出すことを繰り返していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の技
術においては、クライアントで処理要求を出す使用者
は、どのサーバに処理要求するかを使用者自身が決め、
指定されたサーバが他の処理に使用されている場合、使
用者はほかのサーバに再び要求するといったことを繰り
返すか、または使用中のサーバが次の処理に渡すまで待
たなければいけなかった。
術においては、クライアントで処理要求を出す使用者
は、どのサーバに処理要求するかを使用者自身が決め、
指定されたサーバが他の処理に使用されている場合、使
用者はほかのサーバに再び要求するといったことを繰り
返すか、または使用中のサーバが次の処理に渡すまで待
たなければいけなかった。
【０００４】このため、例えば、特開平０４−１０８２
５号公報に記載されたマルチホスト接続制御方式のよう
に、特定サーバが他のサーバまたはホストへのデータ転
送の管理を一括して行なう場合、そのサーバでの処理負
荷が大きくなる。
５号公報に記載されたマルチホスト接続制御方式のよう
に、特定サーバが他のサーバまたはホストへのデータ転
送の管理を一括して行なう場合、そのサーバでの処理負
荷が大きくなる。
【０００５】従って、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点を解消し、クライアントの処理要求に対して同一
ネットワ−ク内にある複数のサーバが連携し、処理要求
を受けたサーバが使用中のときは空いている他のサーバ
に処理要求を自動的に引き渡すことにより、クライアン
トがいちいち空いているサーバを捜さなくても処理が行
なわれるようにして、処理効率を向上したマルチサーバ
制御方式を提供することにある。
問題点を解消し、クライアントの処理要求に対して同一
ネットワ−ク内にある複数のサーバが連携し、処理要求
を受けたサーバが使用中のときは空いている他のサーバ
に処理要求を自動的に引き渡すことにより、クライアン
トがいちいち空いているサーバを捜さなくても処理が行
なわれるようにして、処理効率を向上したマルチサーバ
制御方式を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ＬＡＮなどの同一ネットワーク内にある
複数の処理装置を持つマルチサーバ方式において、クラ
イアントからの処理要求を受けたサーバが他のクライア
ントにより使用中であるとき、このサーバは、使用され
ていない他のサーバに前記処理要求を自動的に引き渡す
ように構成したものである。
め、本発明は、ＬＡＮなどの同一ネットワーク内にある
複数の処理装置を持つマルチサーバ方式において、クラ
イアントからの処理要求を受けたサーバが他のクライア
ントにより使用中であるとき、このサーバは、使用され
ていない他のサーバに前記処理要求を自動的に引き渡す
ように構成したものである。
【０００７】また、前記処理要求が引き渡されるサーバ
の優先順位が予め定められており、この優先順位に従っ
て自動的に引き渡しが行なわれるようにされる。
の優先順位が予め定められており、この優先順位に従っ
て自動的に引き渡しが行なわれるようにされる。
【０００８】クライアントからの処理要求を受けたサー
バが他のクライアントにより使用中であるとき、使用さ
れていないサーバが見つかるまでこのサーバを含む複数
のサーバ間でこの処理要求を順次自動的に引き渡すよう
に構成することもできる。この場合、制御の主導権（管
理権）は、処理要求が引き渡されたサーバに順に移して
行くことができるし、あるいは。最初に処理要求を受け
たサーバが主導権をもって制御を行なうことができる。
バが他のクライアントにより使用中であるとき、使用さ
れていないサーバが見つかるまでこのサーバを含む複数
のサーバ間でこの処理要求を順次自動的に引き渡すよう
に構成することもできる。この場合、制御の主導権（管
理権）は、処理要求が引き渡されたサーバに順に移して
行くことができるし、あるいは。最初に処理要求を受け
たサーバが主導権をもって制御を行なうことができる。
【０００９】クライアントの処理要求が使用されていな
いサーバに渡されると、前記処理要求を受けたサーバは
処理要求を出したクライアントに対して確認を取り、こ
のクライアントに対し要求内容を送信するように依頼す
る。
いサーバに渡されると、前記処理要求を受けたサーバは
処理要求を出したクライアントに対して確認を取り、こ
のクライアントに対し要求内容を送信するように依頼す
る。
【００１０】クライアントが、使用されていない他のサ
ーバによる処理を断った場合、初めに処理要求を受けた
サーバに処理要求が渡され処理を行なうようにしてもよ
い。
ーバによる処理を断った場合、初めに処理要求を受けた
サーバに処理要求が渡され処理を行なうようにしてもよ
い。
【００１１】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【００１２】本発明によれば、クライアントからの処理
要求を受けたサーバがすでに使用中であるとき、このサ
ーバは、空いている他のサーバにこの処理要求を自動的
に引き渡すようにしたので、クライアントがいちいちサ
ーバを指定し直して再度処理要求を出さなくても、他の
サーバは、処理要求を最初に受けたサーバに代って処理
を実行し処理結果を要求元クライアントに送ることがで
きる。この場合、処理の引き渡しのされるサーバの優先
順位（順序）を予め定めておくことにより、空いている
サーバが見つかるまでこの優先順位に従って処理要求を
順に次々のサーバに自動的に引き渡して行くことができ
る。
要求を受けたサーバがすでに使用中であるとき、このサ
ーバは、空いている他のサーバにこの処理要求を自動的
に引き渡すようにしたので、クライアントがいちいちサ
ーバを指定し直して再度処理要求を出さなくても、他の
サーバは、処理要求を最初に受けたサーバに代って処理
を実行し処理結果を要求元クライアントに送ることがで
きる。この場合、処理の引き渡しのされるサーバの優先
順位（順序）を予め定めておくことにより、空いている
サーバが見つかるまでこの優先順位に従って処理要求を
順に次々のサーバに自動的に引き渡して行くことができ
る。
【００１３】このようにして、複数サーバ間で連携して
クライアントの処理要求に応えられるため、サーバの負
荷分散の効率をあげ、クライアントからの処理要求を１
回だけにすることで、サーバへのクライアントからのア
クセスを円滑にし、使用者の無駄な送信をなくし、使い
勝手を向上させる。
クライアントの処理要求に応えられるため、サーバの負
荷分散の効率をあげ、クライアントからの処理要求を１
回だけにすることで、サーバへのクライアントからのア
クセスを円滑にし、使用者の無駄な送信をなくし、使い
勝手を向上させる。
【００１４】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面により
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１５】図１は本発明の一実施例を説明するため
の、クライアントサーバシステムの構成図である。サー
バ１，サーバ２，サーバ３，クライアント４，クライア
ント５，クライアント６によりクライアントサーバシス
テムは構成されている。サーバ１，サーバ２，サーバ３
はシステム装置１２，２２，３２内にマルチサーバ制御
部１８，２８，３８を持つ。また、サーバ１，２，３の
システム装置１２，２２，３２には、それぞれプリンタ
１１，２１，３１，ディスプレィ１３，２３，３３，キ
ーボード１４，２４，３４が接続されている。クライア
ント４，５，６のシステム装置４２，５２，６２にはそ
れぞれディスプレィ４３，５３，６３，キーボード４
４，５４，６４が接続されている。図中のサーバ１，
２，３はクライアント４，５，６からの要求を受けてプ
リンタ１１，２１，３１を共通に使用する。
の、クライアントサーバシステムの構成図である。サー
バ１，サーバ２，サーバ３，クライアント４，クライア
ント５，クライアント６によりクライアントサーバシス
テムは構成されている。サーバ１，サーバ２，サーバ３
はシステム装置１２，２２，３２内にマルチサーバ制御
部１８，２８，３８を持つ。また、サーバ１，２，３の
システム装置１２，２２，３２には、それぞれプリンタ
１１，２１，３１，ディスプレィ１３，２３，３３，キ
ーボード１４，２４，３４が接続されている。クライア
ント４，５，６のシステム装置４２，５２，６２にはそ
れぞれディスプレィ４３，５３，６３，キーボード４
４，５４，６４が接続されている。図中のサーバ１，
２，３はクライアント４，５，６からの要求を受けてプ
リンタ１１，２１，３１を共通に使用する。
【００１６】クライアント４，クライアント５，クライ
アント６はそれぞれサーバ１に対してプリント要求を出
すことができる。サーバ１はクライアント４，クライア
ント５，クライアント６とプリンタを共有している。サ
ーバ２，サーバ３も同様にクライアント４，クライアン
ト５，クライアント６とプリンタを共有している。それ
ぞれのサーバはプリンタ出力処理を行っている最中で
も、クライアントから要求があった場合は一時的に出力
処理を中断し、他の空いているサーバにこの要求を渡
し、再び処理を再開することができる。サーバ１はサー
バ２に対してクライアントからのプリンタ要求をマルチ
サーバ制御部１８の制御により渡すことができ、サーバ
２はサーバ３にマルチサーバ制御部２５の制御により要
求を渡すことができる。サーバ３はサーバ１に同様にし
て要求を渡すことができる。
アント６はそれぞれサーバ１に対してプリント要求を出
すことができる。サーバ１はクライアント４，クライア
ント５，クライアント６とプリンタを共有している。サ
ーバ２，サーバ３も同様にクライアント４，クライアン
ト５，クライアント６とプリンタを共有している。それ
ぞれのサーバはプリンタ出力処理を行っている最中で
も、クライアントから要求があった場合は一時的に出力
処理を中断し、他の空いているサーバにこの要求を渡
し、再び処理を再開することができる。サーバ１はサー
バ２に対してクライアントからのプリンタ要求をマルチ
サーバ制御部１８の制御により渡すことができ、サーバ
２はサーバ３にマルチサーバ制御部２５の制御により要
求を渡すことができる。サーバ３はサーバ１に同様にし
て要求を渡すことができる。
【００１７】次に、本発明を適用した、クライアントサ
ーバシステムの一実施例における処理フローを図２，図
３を参照して説明する。図２は本発明におけるプリンタ
サーバでの制御処理の流れを示している。図３は本発明
におけるクライアントの処理の流れを示している。図２
のステップ７１において、本システムで処理が渡される
サーバ数（例えば図１では３台）を設定し、あるクライ
アント例えばクライアント４からプリント要求があると
（ステップ７２）、優先的に処理要求を受けるように設
定された（予め優先順位が１番に設定されている）サー
バ１に処理要求が渡され（ステップ７３）、サーバ１は
使用中か否か判断する。ステップ７４でサーバ１が使用
中でない場合は、クライアントに対して出力内容を請求
し（クライアントに何を出力するのかを訊き）（ステッ
プ７５）、サーバ１で出力処理を行う（ステップ７
６）。ステップ７４において、他のクライアントがサー
バ１を使用している場合は、ステップ７８でプリンタ出
力を一時中断し、ステップ７９でサーバ１の処理順位が
最後かどうか判断される。サ−バ１が処理を渡される最
後のサ−バではないと判断されると、ステップ８０にお
いて次に処理を渡す（優先順位２番の）サ−バが設定さ
れ（ステップ８０）、ステップ８１においてサ−バ１が
要求を次のサ−バ２にパスした後、再び出力処理を再開
する（ステップ８２）。処理要求を渡されたサ−バ２は
サ−バ１と同様にステップ７４からの上記の処理を行
う。また、ステップ８０で処理要求を受ける最大サーバ
数の例えば３台目まで設定され（ステップ８０）、処理
要求を渡された（ステップ８１）サ−バ３が、ステップ
７４に戻って使用中と判断されると、ステップ７９で処
理要求順位最後と判断され、ステップ８３において１番
目のサーバ１に再び戻る。
ーバシステムの一実施例における処理フローを図２，図
３を参照して説明する。図２は本発明におけるプリンタ
サーバでの制御処理の流れを示している。図３は本発明
におけるクライアントの処理の流れを示している。図２
のステップ７１において、本システムで処理が渡される
サーバ数（例えば図１では３台）を設定し、あるクライ
アント例えばクライアント４からプリント要求があると
（ステップ７２）、優先的に処理要求を受けるように設
定された（予め優先順位が１番に設定されている）サー
バ１に処理要求が渡され（ステップ７３）、サーバ１は
使用中か否か判断する。ステップ７４でサーバ１が使用
中でない場合は、クライアントに対して出力内容を請求
し（クライアントに何を出力するのかを訊き）（ステッ
プ７５）、サーバ１で出力処理を行う（ステップ７
６）。ステップ７４において、他のクライアントがサー
バ１を使用している場合は、ステップ７８でプリンタ出
力を一時中断し、ステップ７９でサーバ１の処理順位が
最後かどうか判断される。サ−バ１が処理を渡される最
後のサ−バではないと判断されると、ステップ８０にお
いて次に処理を渡す（優先順位２番の）サ−バが設定さ
れ（ステップ８０）、ステップ８１においてサ−バ１が
要求を次のサ−バ２にパスした後、再び出力処理を再開
する（ステップ８２）。処理要求を渡されたサ−バ２は
サ−バ１と同様にステップ７４からの上記の処理を行
う。また、ステップ８０で処理要求を受ける最大サーバ
数の例えば３台目まで設定され（ステップ８０）、処理
要求を渡された（ステップ８１）サ−バ３が、ステップ
７４に戻って使用中と判断されると、ステップ７９で処
理要求順位最後と判断され、ステップ８３において１番
目のサーバ１に再び戻る。
【００１８】次に、本発明におけるクライアントでの処
理の流れを、図３を参照して説明する。ステップ９１で
処理要求を受ける最大サーバ数を３と設定し、ステップ
９２において、処理を受ける順位が優先されたサーバ１
に、クライアントは処理要求を出す（ステップ９３）。
ステップ９３でクライアントからの出力要求を受けたサ
ーバは、使用中か否か監視を行う（ステップ９４）。ス
テップ９４でサーバ１が使用されていない場合は、ステ
ップ１０２でサーバ１に出力内容（クライアントの要求
の中味）を送信するが、使用中である場合は、ステップ
９５において、サーバ１が使用中でありサーバ１の処理
終了を待つかどうかを問うメッセージを表示させる。ス
テップ９６において、終了を待って処理する旨入力した
場合は、ステップ１０２においてサーバ１に出力内容
（要求の中味）を送信する。ステップ９６においてサ−
バ１の処理終了を待たない場合は、ステップ９７におい
てサ−バ１が使用中と判断され、処理要求が次のサ−バ
であるサ−バ２に渡される（ステップ９８）。ステップ
９９において処理要求を渡されるサ−バが最大サ−バ数
でない限り、使用されていないサーバが見つかるまでク
ライアントの要求がサーバ２、サーバ３と渡される（ス
テップ９７〜９９）。ステップ９９においてサ−バが処
理要求を受ける最大を越えると、ステップ１００で再び
処理要求がサ−バ１に戻される。処理９７で使用されて
いないサーバが見つかると、そのサーバで処理する旨の
メッセージを表示し（ステップ１０１）、ステップ１０
２においてそのサーバに出力内容（要求の中味）を送信
する。
理の流れを、図３を参照して説明する。ステップ９１で
処理要求を受ける最大サーバ数を３と設定し、ステップ
９２において、処理を受ける順位が優先されたサーバ１
に、クライアントは処理要求を出す（ステップ９３）。
ステップ９３でクライアントからの出力要求を受けたサ
ーバは、使用中か否か監視を行う（ステップ９４）。ス
テップ９４でサーバ１が使用されていない場合は、ステ
ップ１０２でサーバ１に出力内容（クライアントの要求
の中味）を送信するが、使用中である場合は、ステップ
９５において、サーバ１が使用中でありサーバ１の処理
終了を待つかどうかを問うメッセージを表示させる。ス
テップ９６において、終了を待って処理する旨入力した
場合は、ステップ１０２においてサーバ１に出力内容
（要求の中味）を送信する。ステップ９６においてサ−
バ１の処理終了を待たない場合は、ステップ９７におい
てサ−バ１が使用中と判断され、処理要求が次のサ−バ
であるサ−バ２に渡される（ステップ９８）。ステップ
９９において処理要求を渡されるサ−バが最大サ−バ数
でない限り、使用されていないサーバが見つかるまでク
ライアントの要求がサーバ２、サーバ３と渡される（ス
テップ９７〜９９）。ステップ９９においてサ−バが処
理要求を受ける最大を越えると、ステップ１００で再び
処理要求がサ−バ１に戻される。処理９７で使用されて
いないサーバが見つかると、そのサーバで処理する旨の
メッセージを表示し（ステップ１０１）、ステップ１０
２においてそのサーバに出力内容（要求の中味）を送信
する。
【００１９】上記実施例では、クライアント４がサーバ
１を指定し、優先順位をサーバ１，２，３の順に定めた
場合であるが、各クライアント毎に優先順位を定めるこ
ともできる。例えば、クライアント４はサーバ１，２，
３の順、クライアント５はサーバ２，３，１の順、クラ
イアント６はサーバ３，１，２の順のように、各クライ
アントは自分に近い位置から優先順位を定め、その１位
のサーバを指定して処理要求を発行することができる。
１を指定し、優先順位をサーバ１，２，３の順に定めた
場合であるが、各クライアント毎に優先順位を定めるこ
ともできる。例えば、クライアント４はサーバ１，２，
３の順、クライアント５はサーバ２，３，１の順、クラ
イアント６はサーバ３，１，２の順のように、各クライ
アントは自分に近い位置から優先順位を定め、その１位
のサーバを指定して処理要求を発行することができる。
【００２０】また、上記実施例では、プリンタを共用す
る場合について説明したが、ファイルを共用する場合
や、ＤＢ（データベース）を共用する場合など他の業務
用の機器を共用する場合にも同様に適用して制御するこ
とが可能である。
る場合について説明したが、ファイルを共用する場合
や、ＤＢ（データベース）を共用する場合など他の業務
用の機器を共用する場合にも同様に適用して制御するこ
とが可能である。
【００２１】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、クライアントからの処理要求を受けたサーバが他
のクライアントにより使用中であるとき、このサーバ
は、予め定めた優先順位に従って、空いている他のサー
バにこの処理要求を自動的に引き渡すようにしたので、
使用者は、いちいちサーバを指定し直す必要なく、１回
処理要求をするだけで空いている他のサーバが自動的に
処理要求を引き受けて処理要求を実行することができ
る。従って、サーバの負荷が分散されて使用効率が上る
とともに、クライアントからの処理要求回数を少なくし
て、無駄な送信をなくし使い勝手を向上することができ
るという効果が得られる。
れば、クライアントからの処理要求を受けたサーバが他
のクライアントにより使用中であるとき、このサーバ
は、予め定めた優先順位に従って、空いている他のサー
バにこの処理要求を自動的に引き渡すようにしたので、
使用者は、いちいちサーバを指定し直す必要なく、１回
処理要求をするだけで空いている他のサーバが自動的に
処理要求を引き受けて処理要求を実行することができ
る。従って、サーバの負荷が分散されて使用効率が上る
とともに、クライアントからの処理要求回数を少なくし
て、無駄な送信をなくし使い勝手を向上することができ
るという効果が得られる。
【図１】本発明の１実施例に適用されるクライアントサ
ーバシステムの構成図である。
ーバシステムの構成図である。
【図２】本発明の１実施例におけるサーバの処理フロー
図である。
図である。
【図３】本発明の１実施例におけるクライアントの処理
フロー図である。
フロー図である。
１〜３ サーバ ４〜６ クライアント １１，２１，３１ プリンタ １２，２２，３２，４２，５２，６２ システム装置 １３，２３，３３，４３，５３，６３ ディスプレイ １４，２４，３４，４４，５４，６４ キーボード １８，２８，３８ マルチサーバ制御部
Claims (5)
- 【請求項１】 同一ネットワーク内に複数の処理装置を
持つマルチサーバ方式において、クライアントからの処
理要求を受けたサーバが他のクライアントにより使用中
であるとき、このサーバは、使用されていない他のサー
バに前記処理要求を自動的に引き渡すように構成したこ
とを特徴とするマルチサーバ制御方式。 - 【請求項２】 前記処理要求が引き渡されるサーバの優
先順位は予め定められており、この優先順位に従って自
動的に引き渡しが行なわれるようにしたことを特徴とす
る請求項１記載のマルチサーバ制御方式。 - 【請求項３】 同一ネットワーク内にある複数の処理装
置を持つマルチサーバ方式において、クライアントから
の処理要求を受けたサーバが他のクライアントにより使
用中であるとき、使用されていないサーバが見つかるま
でこのサーバを含む複数のサーバ間でこの処理要求を順
次自動的に引き渡すように構成したことを特徴とするマ
ルチサーバ制御方式。 - 【請求項４】 クライアントの処理要求が使用されてい
ないサーバに渡されると、前記処理要求を受けたサーバ
は処理要求を出したクライアントに対して確認を取り、
このクライアントに対し要求内容を送信するように依頼
することを特徴とする請求項１〜３のいずれか１記載の
マルチサ−バ制御方式。 - 【請求項５】 クライアントが、使用されていない他の
サーバによる処理を断った場合、初めに処理要求を受け
たサーバに処理要求が渡され処理を行うように構成した
ことを特徴とする請求項１〜４のいずれか１記載のマル
チサ−バ制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5046774A JPH06259362A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | マルチサーバ制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5046774A JPH06259362A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | マルチサーバ制御方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06259362A true JPH06259362A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12756680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5046774A Pending JPH06259362A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | マルチサーバ制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06259362A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08123747A (ja) * | 1994-10-20 | 1996-05-17 | Fujitsu Ltd | 施設管理システムにおける分散処理方式 |
| JPH09179839A (ja) * | 1995-12-22 | 1997-07-11 | Hitachi Ltd | データパッシング方法 |
| US6801944B2 (en) | 1997-03-13 | 2004-10-05 | Yamaha Corporation | User dependent control of the transmission of image and sound data in a client-server system |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP5046774A patent/JPH06259362A/ja active Pending
Cited By (3)
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