JPH11282697A - サーバプロセスの割り当てシステムおよび記録媒体 - Google Patents
サーバプロセスの割り当てシステムおよび記録媒体Info
- Publication number
- JPH11282697A JPH11282697A JP10087674A JP8767498A JPH11282697A JP H11282697 A JPH11282697 A JP H11282697A JP 10087674 A JP10087674 A JP 10087674A JP 8767498 A JP8767498 A JP 8767498A JP H11282697 A JPH11282697 A JP H11282697A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のクライアントプロセスに対してサーバ
プロセスを適正に割り当てることで、システムダウンを
招くことなく、サーバプロセスの動作負荷と容易に分散
可能にする。 【解決手段】 サーバプロセスの割り当てレベル定義を
記憶する記憶装置7,8を設け、クライアントプロセス
生成時には、サーバプロセス割り当て手段5に、各割り
当てレベル定義に従い、サーバプロセスを生成させ、ク
ライアントプロセスに対してそのサーバプロセスを割り
当てさせ、一方、クライアントプロセスの消滅時には、
サーバプロセス割り当て解除手段6に、サーバプロセス
の割り当てを解除させ、サーバプロセスを消滅させる。
プロセスを適正に割り当てることで、システムダウンを
招くことなく、サーバプロセスの動作負荷と容易に分散
可能にする。 【解決手段】 サーバプロセスの割り当てレベル定義を
記憶する記憶装置7,8を設け、クライアントプロセス
生成時には、サーバプロセス割り当て手段5に、各割り
当てレベル定義に従い、サーバプロセスを生成させ、ク
ライアントプロセスに対してそのサーバプロセスを割り
当てさせ、一方、クライアントプロセスの消滅時には、
サーバプロセス割り当て解除手段6に、サーバプロセス
の割り当てを解除させ、サーバプロセスを消滅させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オペレーティン
グシステムにより要求された処理を実行するためのサー
バプロセスを複数のクライアントプロセスに対し割り当
てるサーバプロセスの割り当てシステムおよびその割り
当て処理を実行するプログラムが記録された記録媒体に
関する。
グシステムにより要求された処理を実行するためのサー
バプロセスを複数のクライアントプロセスに対し割り当
てるサーバプロセスの割り当てシステムおよびその割り
当て処理を実行するプログラムが記録された記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】利用者がオペレーティングシステムに対
して何らかの処理を要求するとき、処理を実行するため
のサーバプロセスを生成,割り当てする場合が多々あ
る。この際、サーバプロセスがシステムについて1個だ
けの場合には、処理の要求が頻発した場合に、サーバプ
ロセスの動作が、その処理の要求に追いつかないため
に、性能が劣化したり、処理の要求自体が拒否される場
合がある。一方、このようなサーバプロセスに対する処
理の要求に対して、毎回、常にサーバプロセスを割り当
てることで、処理の要求自体の拒否を回避することが行
われている。
して何らかの処理を要求するとき、処理を実行するため
のサーバプロセスを生成,割り当てする場合が多々あ
る。この際、サーバプロセスがシステムについて1個だ
けの場合には、処理の要求が頻発した場合に、サーバプ
ロセスの動作が、その処理の要求に追いつかないため
に、性能が劣化したり、処理の要求自体が拒否される場
合がある。一方、このようなサーバプロセスに対する処
理の要求に対して、毎回、常にサーバプロセスを割り当
てることで、処理の要求自体の拒否を回避することが行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようにサーバプロセスに対する処理の要求に対して、毎
回、サーバプロセスを割り当てた場合には、サーバプロ
セスの生成過剰によるシステム資源の食い潰しのため、
性能劣化を招き、最悪の場合にはシステムダウンするに
至る場合があるという課題があった。
ようにサーバプロセスに対する処理の要求に対して、毎
回、サーバプロセスを割り当てた場合には、サーバプロ
セスの生成過剰によるシステム資源の食い潰しのため、
性能劣化を招き、最悪の場合にはシステムダウンするに
至る場合があるという課題があった。
【0004】この発明は前記のような課題を解決するも
のであり、複数のクライアントプロセスに対してサーバ
プロセスを適正に割り当てることで、システムダウンを
招くことなく、サーバプロセスの動作負荷を容易に分散
でき、しかもシステム資源を抑制できるサーバプロセス
の割り当てシステムを得ることを目的とする。
のであり、複数のクライアントプロセスに対してサーバ
プロセスを適正に割り当てることで、システムダウンを
招くことなく、サーバプロセスの動作負荷を容易に分散
でき、しかもシステム資源を抑制できるサーバプロセス
の割り当てシステムを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項1の発明にかかるサーバプロセスの割り当てシス
テムは、サーバプロセスの割り当てレベル定義を記憶す
る記憶装置を設け、前記クライアントプロセス生成時に
は、サーバプロセス割り当て手段に、前記各割り当てレ
ベル定義に従い、前記サーバプロセスを生成させ、前記
クライアントプロセスに対してそのサーバプロセスを割
り当てさせ、一方、前記クライアントプロセスの消滅時
には、サーバプロセス割り当て解除手段に、前記サーバ
プロセスの割り当てを解除させて、前記サーバプロセス
を消滅させるようにしたものである。
請求項1の発明にかかるサーバプロセスの割り当てシス
テムは、サーバプロセスの割り当てレベル定義を記憶す
る記憶装置を設け、前記クライアントプロセス生成時に
は、サーバプロセス割り当て手段に、前記各割り当てレ
ベル定義に従い、前記サーバプロセスを生成させ、前記
クライアントプロセスに対してそのサーバプロセスを割
り当てさせ、一方、前記クライアントプロセスの消滅時
には、サーバプロセス割り当て解除手段に、前記サーバ
プロセスの割り当てを解除させて、前記サーバプロセス
を消滅させるようにしたものである。
【0006】また、請求項2の発明にかかるサーバプロ
セスの割り当てシステムは、前記記憶装置に、動作環境
定義のレベル表,サーバ表およびクライアント表を設
け、前記レベル表に、予め定義した割り当てレベルに対
応するエントリにおいて、その割り当てレベルで生成可
能な最大サーバプロセス数,サーバプロセスを割り当て
可能な最大クライアントプロセス数,対応する割り当て
レベルで生成されたサーバプロセス数および生成された
サーバプロセスのIDリストを設けたものである。
セスの割り当てシステムは、前記記憶装置に、動作環境
定義のレベル表,サーバ表およびクライアント表を設
け、前記レベル表に、予め定義した割り当てレベルに対
応するエントリにおいて、その割り当てレベルで生成可
能な最大サーバプロセス数,サーバプロセスを割り当て
可能な最大クライアントプロセス数,対応する割り当て
レベルで生成されたサーバプロセス数および生成された
サーバプロセスのIDリストを設けたものである。
【0007】また、請求項3の発明にかかるサーバプロ
セスの割り当てシステムは、前記記憶装置に、動作環境
定義のレベル表,サーバ表およびクライアント表を設
け、前記サーバ表に、サーバプロセスの生成レベル,サ
ーバプロセスを割り当て可能な最大クライアントプロセ
ス数,サーバプロセスを割り当てたクライアントプロセ
ス数および割り当てたクライアントプロセスのIDリス
トを設けたものである。
セスの割り当てシステムは、前記記憶装置に、動作環境
定義のレベル表,サーバ表およびクライアント表を設
け、前記サーバ表に、サーバプロセスの生成レベル,サ
ーバプロセスを割り当て可能な最大クライアントプロセ
ス数,サーバプロセスを割り当てたクライアントプロセ
ス数および割り当てたクライアントプロセスのIDリス
トを設けたものである。
【0008】また、請求項4の発明にかかるサーバプロ
セスの割り当てシステムは、前記記憶装置に、動作環境
定義のレベル表,サーバ表およびクライアント表を設
け、該クライアント表に、クライアントプロセスの割り
当てレベルを示す定義レベルおよびクライアントプロセ
スのIDを設けたものである。
セスの割り当てシステムは、前記記憶装置に、動作環境
定義のレベル表,サーバ表およびクライアント表を設
け、該クライアント表に、クライアントプロセスの割り
当てレベルを示す定義レベルおよびクライアントプロセ
スのIDを設けたものである。
【0009】また、請求項5の発明にかかる記録媒体
は、生成したクライアントプロセスの定義レベルに対応
する動作環境定義のレベル表を検索し、前記定義レベル
に対応する割り当てレベルでサーバプロセスを生成し、
さらに前記定義レベルに対応する動作環境定義のレベル
表のサーバプロセス数およびサーバプロセスのIDリス
トを更新し、サーバ表を初期化し、一方、前記サーバプ
ロセスが生成できない場合は、動作環境定義のレベル表
のサーバプロセスリストに登録されたIDのサーバプロ
セスに対応するサーバ表を検索し、クライアントプロセ
スの割り当てが可能なサーバ表を探し、サーバ表の生成
後またはクライアントプロセスの割り当てが可能なサー
バ表の検出時に、対応するサーバ表のクライアントプロ
セス数およびクライアントプロセスのIDリストを更新
し、対応するクライアント表のサーバプロセスIDを更
新し、以後、クライアントプロセスが対応するクライア
ント表のサーバプロセスIDのサーバプロセスに対して
処理を要求するプログラムを記録したものである。
は、生成したクライアントプロセスの定義レベルに対応
する動作環境定義のレベル表を検索し、前記定義レベル
に対応する割り当てレベルでサーバプロセスを生成し、
さらに前記定義レベルに対応する動作環境定義のレベル
表のサーバプロセス数およびサーバプロセスのIDリス
トを更新し、サーバ表を初期化し、一方、前記サーバプ
ロセスが生成できない場合は、動作環境定義のレベル表
のサーバプロセスリストに登録されたIDのサーバプロ
セスに対応するサーバ表を検索し、クライアントプロセ
スの割り当てが可能なサーバ表を探し、サーバ表の生成
後またはクライアントプロセスの割り当てが可能なサー
バ表の検出時に、対応するサーバ表のクライアントプロ
セス数およびクライアントプロセスのIDリストを更新
し、対応するクライアント表のサーバプロセスIDを更
新し、以後、クライアントプロセスが対応するクライア
ント表のサーバプロセスIDのサーバプロセスに対して
処理を要求するプログラムを記録したものである。
【0010】また、請求項6の発明にかかる記録媒体
は、前記クライアントプロセスに割り当てが可能なサー
バ表がない場合には、割り当てレベルを一つ下げて、前
記動作環境定義のレベル表の検索以降の処理を繰り返し
実行するプログラムを記録したものである。
は、前記クライアントプロセスに割り当てが可能なサー
バ表がない場合には、割り当てレベルを一つ下げて、前
記動作環境定義のレベル表の検索以降の処理を繰り返し
実行するプログラムを記録したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明のサーバプロセス
の割り当てシステムを示すブロック図であり、1はクラ
イアントプロセスの生成および消滅を指示する利用者、
2はクライアントプロセス生成用のプロセス3およびク
ライアントプロセス消滅用のプロセス4を持ったデータ
処理装置で、これらはそれぞれ複数のクライアントプロ
セスおよびサーバプロセスを有する。また、5はクライ
アントプロセスの生成時に、レベル定義に従ってサーバ
プロセスを生成し、クライアントプロセスに対してサー
バプロセスを割り当てるサーバプロセス割り当て手段で
ある。
図について説明する。図1はこの発明のサーバプロセス
の割り当てシステムを示すブロック図であり、1はクラ
イアントプロセスの生成および消滅を指示する利用者、
2はクライアントプロセス生成用のプロセス3およびク
ライアントプロセス消滅用のプロセス4を持ったデータ
処理装置で、これらはそれぞれ複数のクライアントプロ
セスおよびサーバプロセスを有する。また、5はクライ
アントプロセスの生成時に、レベル定義に従ってサーバ
プロセスを生成し、クライアントプロセスに対してサー
バプロセスを割り当てるサーバプロセス割り当て手段で
ある。
【0012】また、6はクライアントプロセス消滅時に
対応するサーバプロセスの割り当てを解除し、サーバプ
ロセスを消滅させるサーバプロセス割り当て解除手段で
ある。さらに、7,8はサーバプロセス割り当て手段5
およびサーバプロセス割り当て解除手段6ごとに設けら
れた記憶装置で、これらは動作環境定義のレベル表7
a,8a,サーバ表7b,8bおよびクライアント表7
c,8cをそれぞれ有する。このうち、動作環境定義の
レベル表7a,8aは各割り当てレベルに対応するエン
トリを有している。
対応するサーバプロセスの割り当てを解除し、サーバプ
ロセスを消滅させるサーバプロセス割り当て解除手段で
ある。さらに、7,8はサーバプロセス割り当て手段5
およびサーバプロセス割り当て解除手段6ごとに設けら
れた記憶装置で、これらは動作環境定義のレベル表7
a,8a,サーバ表7b,8bおよびクライアント表7
c,8cをそれぞれ有する。このうち、動作環境定義の
レベル表7a,8aは各割り当てレベルに対応するエン
トリを有している。
【0013】これを図2について説明すると、動作環境
定義は、あらかじめ定義しておく割り当てレベルに対応
するエントリにおいて、その割り当てレベルで生成可能
な最大サーバプロセス数およびサーバプロセスを割り当
て可能な最大クライアントプロセス数を有し、さらに対
応する割り当てレベルで生成されたサーバプロセス数お
よび生成されたサーバプロセスのIDリストであるサー
バプロセスリストを有している。ここで割り当てレベル
と最大クライアントプロセス数は対応関係にあり、割り
当てレベルの高い物ほど、最大クライアントプロセス数
は小さい。最高割り当てレベルの最大クライアントプロ
セス数は1個、最低割り当てレベルの最大クライアント
数は無限大個であることが望ましい。
定義は、あらかじめ定義しておく割り当てレベルに対応
するエントリにおいて、その割り当てレベルで生成可能
な最大サーバプロセス数およびサーバプロセスを割り当
て可能な最大クライアントプロセス数を有し、さらに対
応する割り当てレベルで生成されたサーバプロセス数お
よび生成されたサーバプロセスのIDリストであるサー
バプロセスリストを有している。ここで割り当てレベル
と最大クライアントプロセス数は対応関係にあり、割り
当てレベルの高い物ほど、最大クライアントプロセス数
は小さい。最高割り当てレベルの最大クライアントプロ
セス数は1個、最低割り当てレベルの最大クライアント
数は無限大個であることが望ましい。
【0014】一方、前記サーバ表7b,8bは各サーバ
プロセスに対応するエントリを有している。これを、図
3について説明すると、サーバ表エントリは、対応する
サーバプロセスの割り当てレベルである生成レベルおよ
び対応するサーバプロセスを割り当て可能な最大クライ
アントプロセス数を有し、さらに、対応するサーバプロ
セスを割り当てたクライアントプロセス数および割り当
てたクライアントプロセスのIDリストを有している。
プロセスに対応するエントリを有している。これを、図
3について説明すると、サーバ表エントリは、対応する
サーバプロセスの割り当てレベルである生成レベルおよ
び対応するサーバプロセスを割り当て可能な最大クライ
アントプロセス数を有し、さらに、対応するサーバプロ
セスを割り当てたクライアントプロセス数および割り当
てたクライアントプロセスのIDリストを有している。
【0015】さらに、前記クライアント表7c,8cは
各クライアントプロセスに対応するエントリを有してい
る。これを、図4について説明すると、クライアント表
エントリは、対応するクライアントプロセスの割り当て
レベルを示す定義レベルおよび対応するクライアントプ
ロセスのIDを有している。また、前記データ処理装置
2は、前記のように複数のクライアントプロセスおよび
サーバプロセスを備えており、サーバプロセス割り当て
手段5およびサーバプロセス割り当て解除手段6に接続
されている。
各クライアントプロセスに対応するエントリを有してい
る。これを、図4について説明すると、クライアント表
エントリは、対応するクライアントプロセスの割り当て
レベルを示す定義レベルおよび対応するクライアントプ
ロセスのIDを有している。また、前記データ処理装置
2は、前記のように複数のクライアントプロセスおよび
サーバプロセスを備えており、サーバプロセス割り当て
手段5およびサーバプロセス割り当て解除手段6に接続
されている。
【0016】次にサーバプロセス割り当ての手順を、図
5のフローチャートを参照しながら説明する。まず、サ
ーバプロセス割り当て手段5は、生成したクライアント
プロセスの定義レベル(割り当てレベル)に対応する動
作環境定義エントリを検索する(ステップS1)。対応
する割り当てレベルでサーバプロセスが生成可能であれ
ば、サーバプロセスを生成し(ステップS2)、対応す
る動作環境定義エントリのサーバプロセス数およびサー
バプロセスリストを更新し(ステップS3)、サーバ表
エントリを初期化して(ステップS4)、サーバ表エン
トリを更新する(ステップS5)。一方、サーバプロセ
スが生成できない場合は、動作環境定義のサーバプロセ
スリストに登録されたIDのサーバプロセスに対応する
サーバ表エントリを検索し(ステップS6)、クライア
ントプロセスの割り当てが可能なサーバ表エントリを探
す。その際、クライアントプロセス数が最小のサーバ表
エントリを探すのが望ましい。
5のフローチャートを参照しながら説明する。まず、サ
ーバプロセス割り当て手段5は、生成したクライアント
プロセスの定義レベル(割り当てレベル)に対応する動
作環境定義エントリを検索する(ステップS1)。対応
する割り当てレベルでサーバプロセスが生成可能であれ
ば、サーバプロセスを生成し(ステップS2)、対応す
る動作環境定義エントリのサーバプロセス数およびサー
バプロセスリストを更新し(ステップS3)、サーバ表
エントリを初期化して(ステップS4)、サーバ表エン
トリを更新する(ステップS5)。一方、サーバプロセ
スが生成できない場合は、動作環境定義のサーバプロセ
スリストに登録されたIDのサーバプロセスに対応する
サーバ表エントリを検索し(ステップS6)、クライア
ントプロセスの割り当てが可能なサーバ表エントリを探
す。その際、クライアントプロセス数が最小のサーバ表
エントリを探すのが望ましい。
【0017】そして、サーバ表エントリの生成後または
クライアントプロセスの割り当てが可能なサーバエント
リの検出時は、対応するサーバ表エントリのクライアン
トプロセス数およびクライアントプロセスのIDリスト
を更新し、対応するクライアント表エントリのサーバプ
ロセスIDを更新する。以後、クライアントプロセスは
対応するクライアント表エントリのサーバプロセスID
のサーバプロセスに対して処理を要求する。クライアン
トプロセスに割り当て可能なサーバ表エントリがない場
合は、割り当てレベルを一つ下げて再度動作環境定義の
検索以降の処理を繰り返す(ステップS7)。
クライアントプロセスの割り当てが可能なサーバエント
リの検出時は、対応するサーバ表エントリのクライアン
トプロセス数およびクライアントプロセスのIDリスト
を更新し、対応するクライアント表エントリのサーバプ
ロセスIDを更新する。以後、クライアントプロセスは
対応するクライアント表エントリのサーバプロセスID
のサーバプロセスに対して処理を要求する。クライアン
トプロセスに割り当て可能なサーバ表エントリがない場
合は、割り当てレベルを一つ下げて再度動作環境定義の
検索以降の処理を繰り返す(ステップS7)。
【0018】一方、サーバプロセス割り当て解除手段6
は、図6に示すように、クライアントプロセスリストに
消滅したクライアントプロセスのIDが登録されたサー
バ表エントリを検索し(ステップS11)、検出された
サーバ表エントリのクライアントプロセス数およびクラ
イアントプロセスのIDリストを更新する(ステップS
12)。そして、対応するサーバ表エントリのクライア
ントプロセス数が0個になった場合は、サーバプロセス
を消滅し(ステップS13)、サーバ表エントリの生成
レベルに対応する割り当てレベルの動作環境定義エント
リを検索し(ステップS14)、検出された動作環境定
義エントリのサーバプロセス数およびサーバプロセスの
IDリストを更新した後(ステップS15)、サーバ表
エントリを削除する(ステップS16)。なお、各サー
バ表エントリ上にサーバプロセスの動作負荷状況等の統
計情報を設けることにより、ステップS11におけるサ
ーバ表検索にて動作負荷の低いサーバプロセスを検出し
て、サーバプロセスを割り当てることも可能である。
は、図6に示すように、クライアントプロセスリストに
消滅したクライアントプロセスのIDが登録されたサー
バ表エントリを検索し(ステップS11)、検出された
サーバ表エントリのクライアントプロセス数およびクラ
イアントプロセスのIDリストを更新する(ステップS
12)。そして、対応するサーバ表エントリのクライア
ントプロセス数が0個になった場合は、サーバプロセス
を消滅し(ステップS13)、サーバ表エントリの生成
レベルに対応する割り当てレベルの動作環境定義エント
リを検索し(ステップS14)、検出された動作環境定
義エントリのサーバプロセス数およびサーバプロセスの
IDリストを更新した後(ステップS15)、サーバ表
エントリを削除する(ステップS16)。なお、各サー
バ表エントリ上にサーバプロセスの動作負荷状況等の統
計情報を設けることにより、ステップS11におけるサ
ーバ表検索にて動作負荷の低いサーバプロセスを検出し
て、サーバプロセスを割り当てることも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、サー
バプロセスの割り当てレベル定義を記憶する記憶装置を
設け、クライアントプロセス生成時には、サーバプロセ
ス割り当て手段に、各割り当てレベル定義に従い、サー
バプロセスを生成させ、クライアントプロセスに対して
そのサーバプロセスを割り当てさせ、一方、前記クライ
アントプロセスの消滅時には、サーバプロセス割り当て
解除手段に、前記サーバプロセスの割り当てを解除さ
せ、前記サーバプロセスを消滅させるように構成したの
で、サーバプロセスの割り当てレベルを指定することに
より、システムダウンを招くことなく、クライアントプ
ロセスの処理の頻度や性能要求度に応じて、複数のクラ
イアントプロセスおよびサーバプロセス間での負荷分散
を容易に実現できるほか、サーバプロセスの最大生成数
を定義することにより、過大なサーバプロセスの起動に
よるシステム資源の消費を抑制することができるという
効果が得られる。また、前記のようなサーバプロセスの
割り当てプログラムを記録した記録媒体を利用すること
で、クライアントプロセスおよびサーバプロセス間での
負荷分散を、何人も容易にコンピュータに実行させるこ
とができる。
バプロセスの割り当てレベル定義を記憶する記憶装置を
設け、クライアントプロセス生成時には、サーバプロセ
ス割り当て手段に、各割り当てレベル定義に従い、サー
バプロセスを生成させ、クライアントプロセスに対して
そのサーバプロセスを割り当てさせ、一方、前記クライ
アントプロセスの消滅時には、サーバプロセス割り当て
解除手段に、前記サーバプロセスの割り当てを解除さ
せ、前記サーバプロセスを消滅させるように構成したの
で、サーバプロセスの割り当てレベルを指定することに
より、システムダウンを招くことなく、クライアントプ
ロセスの処理の頻度や性能要求度に応じて、複数のクラ
イアントプロセスおよびサーバプロセス間での負荷分散
を容易に実現できるほか、サーバプロセスの最大生成数
を定義することにより、過大なサーバプロセスの起動に
よるシステム資源の消費を抑制することができるという
効果が得られる。また、前記のようなサーバプロセスの
割り当てプログラムを記録した記録媒体を利用すること
で、クライアントプロセスおよびサーバプロセス間での
負荷分散を、何人も容易にコンピュータに実行させるこ
とができる。
【図1】 この発明の実施の一形態によるサーバプロセ
スの割り当てシステムを示すブロック図である。
スの割り当てシステムを示すブロック図である。
【図2】 図1におけるレベル表を示す説明図である。
【図3】 図1におけるサーバ表を示す説明図である。
【図4】 図1におけるクライアント表を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】 この発明によるサーバプロセスの割り当て手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図6】 この発明によるクライアントプロセスの消滅
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
5 サーバプロセス割り当て手段 6 サーバプロセス割り当て解除手段 7,8 記憶装置 7a,8a レベル表 7b,8b サーバ表 7c,8c クライアント表
Claims (6)
- 【請求項1】 随時に生成,消滅する複数のクライアン
トプロセスと、 該クライアントプロセスからの処理要求を受けて処理を
行う複数のサーバプロセスとを有し、 前記複数のクライアントプロセスに対して1個のサーバ
プロセスを割り当てるサーバプロセスの割り当てシステ
ムにおいて、 前記サーバプロセスの割り当てレベル定義を記憶する記
憶装置と、 前記クライアントプロセス生成時に、前記各割り当てレ
ベル定義に従い、前記サーバプロセスを生成し、前記ク
ライアントプロセスに対してそのサーバプロセスを割り
当てるサーバプロセス割り当て手段と、 前記クライアントプロセスの消滅時に、前記サーバプロ
セスの割り当てを解除し、前記サーバプロセスを消滅さ
せるサーバプロセス割り当て解除手段とを備えたことを
特徴とするサーバプロセスの割り当てシステム。 - 【請求項2】 前記記憶装置は、動作環境定義のレベル
表,サーバ表およびクライアント表を有し、前記レベル
表が、予め定義した割り当てレベルに対応するエントリ
において、その割り当てレベルで生成可能な最大サーバ
プロセス数,サーバプロセスを割り当て可能な最大クラ
イアントプロセス数,対応する割り当てレベルで生成さ
れたサーバプロセス数および生成されたサーバプロセス
のIDリストを有することを特徴とする請求項1に記載
のサーバプロセスの割り当てシステム。 - 【請求項3】 前記記憶装置は、動作環境定義のレベル
表,サーバ表およびクライアント表を有し、前記サーバ
表が、サーバプロセスの生成レベル,サーバプロセスを
割り当て可能な最大クライアントプロセス数,サーバプ
ロセスを割り当てたクライアントプロセス数および割り
当てたクライアントプロセスのIDリストを有すること
を特徴とする請求項1に記載のサーバプロセスの割り当
てシステム。 - 【請求項4】 前記記憶装置は、動作環境定義のレベル
表,サーバ表およびクライアント表を有し、該クライア
ント表が、クライアントプロセスの割り当てレベルを示
す定義レベルおよびクライアントプロセスのIDを有す
ることを特徴とする請求項1に記載のサーバプロセスの
割り当てシステム。 - 【請求項5】 生成したクライアントプロセスの定義レ
ベルに対応する動作環境定義のレベル表を検索し、前記
定義レベルに対応する割り当てレベルでサーバプロセス
を生成し、さらに前記定義レベルに対応する動作環境定
義のレベル表のサーバプロセス数およびサーバプロセス
のIDリストを更新し、サーバ表を初期化し、一方、前
記サーバプロセスが生成できない場合は、動作環境定義
のレベル表のサーバプロセスリストに登録されたIDの
サーバプロセスに対応するサーバ表を検索し、クライア
ントプロセスの割り当てが可能なサーバ表を探し、サー
バ表の生成後またはクライアントプロセスの割り当てが
可能なサーバ表の検出時に、対応するサーバ表のクライ
アントプロセス数およびクライアントプロセスのIDリ
ストを更新し、対応するクライアント表のサーバプロセ
スIDを更新し、以後、クライアントプロセスが対応す
るクライアント表のサーバプロセスIDのサーバプロセ
スに対して処理を要求するプログラムが記録されている
ことを特徴とする記録媒体。 - 【請求項6】 前記クライアントプロセスに割り当てが
可能なサーバ表がない場合には、割り当てレベルを一つ
下げて、前記動作環境定義のレベル表の検索以降の処理
を繰り返し実行するプログラムが記録されていることを
特徴とする請求項5に記載の記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10087674A JP3127879B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | サーバプロセスの割り当てシステムおよび記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10087674A JP3127879B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | サーバプロセスの割り当てシステムおよび記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11282697A true JPH11282697A (ja) | 1999-10-15 |
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Patent Citations (3)
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JPH06103247A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-15 | Hitachi Ltd | クライアント/サーバシステムにおける通信方式 |
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