JPH06332076A - 走査露光装置 - Google Patents

走査露光装置

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Publication number
JPH06332076A
JPH06332076A JP12435393A JP12435393A JPH06332076A JP H06332076 A JPH06332076 A JP H06332076A JP 12435393 A JP12435393 A JP 12435393A JP 12435393 A JP12435393 A JP 12435393A JP H06332076 A JPH06332076 A JP H06332076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
slider
light
shielding member
dark box
Prior art date
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Pending
Application number
JP12435393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Imaizumi
幸博 今泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 投影レンズの移動範囲が大きくても、投影レ
ンズの投影光路に向かう有害光を遮るための遮光部材を
安定して支持することのできる走査露光装置を提供す
る。 【構成】 第2スライダー3に、板状の遮光部材13の
一端を取り付け、遮光部材13の他端を暗箱12の上面
に重ねた。遮光部材13は第1スライダー1よりも下方
にある。通常、レンズ9は暗箱12によって覆われてい
る。複写倍率を最大にした場合、レンズ9は暗箱から出
た位置9aまで移動するが遮光部材13により覆われ
る。また、原稿の露光走査のため、第1スライダー1お
よび第2スライダー3が移動したときも、レンズ9は遮
光部材13と暗箱12とによって覆われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、複写機やイメージリ
ーダーに用いられる走査露光装置に関し、特に、原稿か
らの反射光を投影する投影レンズの投影光路内に侵入す
る有害光を遮るための遮光部材を備えた走査露光装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】 従来より、複写機やイメージリーダー
に用いられる走査露光装置は、外部光や原稿の露光時に
発生する迷光などの有害光が投影レンズの投影光路内に
侵入するのを防ぐために、暗箱で投影レンズを覆ってい
る。この暗箱は、変倍にともなって移動する投影レンズ
の移動範囲の全域を覆う大きさをもつことが望ましい。
【0003】しかし実際は、暗箱の大きさには制限があ
る。これは、原稿からの反射光を投影レンズに導くため
の反射ミラーを支持するスライダーが、原稿の露光走査
の際に移動するので、このスライダーの移動路内に暗箱
があるとスライダーの移動の邪魔になるからである。こ
のため、通常は暗箱の大きさをスライダーの移動路に入
らない程度とし、さらに、暗箱とは別の遮光部材をレン
ズとともに移動するユニット上に設けている。
【0004】図1に、このような遮光部材を含む走査露
光装置の一例を示した。図1に示すように、この装置は
投影レンズ51と、レンズ51を支持し、かつ、移動さ
せるためのレンズユニット52と、レンズ51の上方を
覆うための暗箱53と、レンズ51が暗箱53の外に出
た場合に遮光を行うための遮光部材54と、レンズユニ
ット52をレンズ51の光軸と平行に移動させるための
ガイド軸55とを備えている。
【0005】遮光部材54は板状のものであり、その一
端がレンズユニット52上に設けられた支持部材56に
支持されている。支持部材56は、投影レンズ51の投
影光路を遮らないようにするため、レンズ51の側部付
近に設けられている。
【0006】こうして、例えば、拡大投影を行うとき、
レンズユニット52が移動してレンズ51は暗箱53の
外に出るが、この場合、レンズ51とともに遮光部材5
4も移動して暗箱53の外に出てレンズ51の上方を覆
うので、レンズ上方からの有害光は遮光部材54によっ
て遮られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1の
ような装置では板状の遮光部材54はその一端でのみ支
持され、他端は支持されていないので、長期間使用して
いる間に図1に矢印Aで示したように、遮光部材が自重
で垂れ下がる虞があった。
【0008】また、一般に多くの走査露光装置は、投影
レンズをその光軸方向だけでなく、光軸と垂直な方向に
も移動させるようになっており、レンズの移動範囲は図
1の装置よりも大きい。このため、走査露光装置への遮
光部材の取り付けには、投影光路の確保だけでなく、レ
ンズの移動を妨げないようにすることをも考慮する必要
があり、遮光部材を安定して支持することはさらに困難
をともなうものであった。
【0009】本発明は、これらの問題を解決するべく、
投影レンズの移動範囲が大きくても、遮光部材を安定し
て支持することができる走査露光装置を提供するもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る走査露光装
置は、露光された原稿からの反射光を投影する投影レン
ズと、原稿からの反射光を該投影レンズに導くためのミ
ラーと、該ミラーを支持し、原稿の露光走査にともなっ
て前記ミラーとともに移動するスライダーと、前記投影
レンズを覆う暗箱とを備えた走査露光装置であって、前
記スライダーに、前記投影レンズに向かって延びた板状
の遮光部材の一端を取り付け、該遮光部材の他端を前記
暗箱の上面に重ねたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明においては、ミラーを移動可能に支持す
るスライダーに遮光部材を取り付けた。このため、レン
ズの移動に合わせて遮光部材を移動させる必要がなくな
るとともに、遮光部材の取り付けの際にレンズの移動を
考慮する必要がなくなった。
【0012】また、板状の遮光部材の一端をスライダー
に取り付け、遮光部材の他端を投影レンズを覆う暗箱の
上面に重ねたので、遮光部材はその両端において支持さ
れるようになった。
【0013】
【実施例1】以下、複写機の光学系を例にして本発明を
説明する。
【0014】図2は、本発明を適用した複写機100の
概略を示す断面図である。図2に示すように、複写機1
00の光学系Kは、原稿台5上に載置された原稿4を照
明する照明ランプ2と、原稿面で反射した光を投影レン
ズ9に導くための、第1ミラー6、第2ミラー7および
第3ミラー8と、レンズ9を通過した光を反射し感光体
ドラム11の表面に結像するための、第4ミラー10と
を備えている。
【0015】照明ランプ2と第1ミラー6とを含む第1
スライダー1、および、第2ミラー7と第3ミラー8と
を含む第2スライダー3は、通常、図2に示したよう
に、複写機100の端部の所定位置(走査開始位置)に
ある。そして、複写を行うときは、この走査開始位置か
ら所定の速度で原稿面に沿って図面の右側に移動するこ
とによって、原稿4の全面を逐次スリット露光し、全原
稿画像を感光体11上に投影する。このとき、第2スラ
イダー3は第1スライダー1の1/2の速度で移動す
る。こうして感光体ドラム11上に投影された像は周知
の画像形成プロセスによって現像され、複写紙上に転写
・定着される。
【0016】図2に示すように、レンズ9と第4ミラー
10とは、投影光路に侵入しようとする種々の有害光を
遮るための暗箱12によって覆われている。暗箱12
は、第2スライダー3が図2において最も右側に移動し
た場合に、この第2スライダー3と衝突することがない
ように設けてある。また、第2スライダー3には、レン
ズ9の光軸と平行に板状の遮光部材13の一端が取り付
けられている。遮光部材13は、第1スライダー1より
も下方にあり、そのもう一方の端部は暗箱12の上面に
重ねられている。
【0017】図3は、光学系Kの斜視図であり、第2ス
ライダー3と暗箱12とが示されている。図3に示すよ
うに、第2スライダー3と遮光部材13とは、スライド
部材15によって支持されている。スライド部材15
は、複写機100本体内に設けられたガイド軸14に沿
って、レンズ9の光軸と平行に移動する。複写時、図示
しない駆動機構によってスライド部材15が駆動され、
第2スライダー3と遮光部材13とを同時に移動させ
る。なお、遮光部材13は、第2スライダー3の移動時
の安定性を確保するための梁の役割も果たしている。
【0018】図4は、レンズを移動させるためのレンズ
ユニットUの斜視図であり、第2スライダー3側から見
たものである。図4に示すように、レンズユニットUは
暗箱12内に設置されており、ガイド軸18に沿って光
軸方向(X方向)に移動可能なXユニット16と、Xユ
ニット16の移動方向と直交する方向(Y方向)に動く
Yユニット17とを備えている。Yユニット17上には
投影レンズ9を支持するレンズホルダー20が固設され
ている。Xユニット16およびYユニット17は、複写
倍率を変更する際、図示しない駆動機構によって駆動さ
れ、レンズ9をレンズの光軸と平行な平面内の適当な位
置に移動させる。レンズ9の移動の詳細については後述
する。
【0019】また、図4に示すように、レンズユニット
Uには2組の可撓性遮光材19が設けられており、レン
ズ9の周囲の不要光を遮るようにしてある。遮光材19
は、その一端がレンズホルダー側面に止着され、他端が
Xユニット16に設けられた突起21に固定されてい
る。
【0020】次に、原稿の露光走査時の第1スライダー
1および第2スライダー3の動きと、変倍時のレンズ9
のX方向への移動について説明する。同時に遮光部材1
3のはたらきについても説明する。なお、変倍時に原稿
画像が用紙上に正しく投影されるように、レンズ9は前
記の通りY方向へも移動するのであるが、本発明の主旨
に直接関係しないので説明を省略する。
【0021】図5は、光学系KのX方向の断面図であ
り、第1スライダー1と第2スライダー3とが走査開始
位置にある状態を示している。ここで、複写倍率を拡大
に設定すると、レンズ9は第2スライダー3に向かっ
て、変倍率に応じた距離だけ移動する。例えば、最大複
写倍率設定時には、レンズ9は図中に符号9aで示した
暗箱12の外の位置まで移動する。また、複写倍率を縮
小に設定すると、レンズ9は第4ミラー10に向かっ
て、変倍率に応じた距離だけ移動する。最小複写倍率設
定時には、レンズ9は符号9bの位置まで移動する。い
ずれの場合も、レンズ9は変倍率に応じた距離だけY方
向にも移動する。
【0022】図5に符号9a、9bで示したように、変
倍複写を行うためレンズ9の位置を変更しても、レンズ
9は常に遮光部材13あるいは暗箱12に覆われてい
る。したがって、レンズ9上方からの有害光は遮光部材
13または暗箱12によって遮られる。また、遮光部材
13の一端は暗箱12の上面に重なっているので、遮光
部材13が垂れ下がるという問題は生じない。
【0023】図6、図7はそれぞれ、複写倍率を最大に
設定した場合、および、複写倍率を最小に設定した場合
において、原稿面の露光走査がちょうど終了したときの
状態を示している。第1スライダー1と第2スライダー
3とが、露光走査にともなって、図5に示した走査開始
位置から図6、図7に示す走査終了位置まで移動する間
も、レンズ9は常に遮光部材13あるいは暗箱12によ
って覆われているので、レンズ上方からの有害光は遮ら
れる。
【0024】このように、遮光部材13はレンズユニッ
トUではなく、第2スライダー3に取り付けられている
ので、遮光部材13の取り付けと投影レンズ9の移動と
は直接関係しなくなり、遮光部材13がレンズ9の移動
を妨げることはない。
【0025】
【実施例2】図7は、本発明を適用した走査露光装置の
他の実施例を示す図である。
【0026】本実施例は、第1実施例の図4に示した遮
光部材13に側面からの光を遮断するための側部遮光部
材30を取り付けた形状の遮光部材13’を遮光部材と
して使用したものである。また、遮光部材13の下面に
突起31を設けるとともに、暗箱12の上面に突起31
をガイドするための溝32を設けてある。その他の構成
については、第1実施例の図2および図3に示したもの
と同様である。
【0027】以上の様な構成であるから、遮光部材13
をより安定して支持することができる。しかも、レンズ
が暗箱の外にある場合も、レンズの側部からレンズの投
影光路に向かう有害光を遮ることが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、原
稿の露光走査にともなって移動するスライダーに板状の
遮光部材の一端を取り付け、他端をレンズを覆う暗箱の
上面に重ねた。このため、レンズの移動に合わせて遮光
部材を移動させる必要がなくなるとともに、遮光部材の
取り付けの際にレンズの移動を考慮する必要がなくな
り、遮光部材が投影レンズの移動を妨げることがなくな
った。また、スライダーと暗箱とによって、遮光部材の
両端を支持するようしたので、遮光部材を安定して支持
することができ、遮光部材が垂れ下がるという問題が生
じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のレンズユニットを示す図である。
【図2】本発明を適用した複写機100の断面図であ
る。
【図3】複写機100の光学系Kの斜視図である。
【図4】レンズユニットUの斜視図である。
【図5】複写機100の光学系Kの断面図である。
【図6】複写倍率を最大に設定した場合において、原稿
面の露光走査がちょうど終了したときの状態を示す図で
ある。
【図7】複写倍率を最小に設定した場合において、原稿
面の露光走査がちょうど終了したときの状態を示す図で
ある。
【図8】本発明の第2実施例の走査露光装置の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 第1スライダー 3 第2スライダー 6 第1ミラー 7 第2ミラー 8 第3ミラー 9 投影レンズ 12 暗箱 13 遮光部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光された原稿からの反射光を投影する
    投影レンズと、 原稿からの反射光を該投影レンズに導くためのミラー
    と、 該ミラーを支持し、原稿の露光走査にともなって前記ミ
    ラーとともに移動するスライダーと、 前記投影レンズを覆う暗箱とを備えた走査露光装置であ
    って、 前記スライダーに、前記投影レンズに向かって延びた板
    状の遮光部材の一端を取り付け、該遮光部材の他端を前
    記暗箱の上面に重ねたことを特徴とする走査露光装置。
JP12435393A 1993-05-26 1993-05-26 走査露光装置 Pending JPH06332076A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12435393A JPH06332076A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 走査露光装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12435393A JPH06332076A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 走査露光装置

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JPH06332076A true JPH06332076A (ja) 1994-12-02

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ID=14883291

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JP12435393A Pending JPH06332076A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 走査露光装置

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