JPH0633147B2 - 乗客コンベアの清掃装置 - Google Patents

乗客コンベアの清掃装置

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JPH0633147B2
JPH0633147B2 JP28606086A JP28606086A JPH0633147B2 JP H0633147 B2 JPH0633147 B2 JP H0633147B2 JP 28606086 A JP28606086 A JP 28606086A JP 28606086 A JP28606086 A JP 28606086A JP H0633147 B2 JPH0633147 B2 JP H0633147B2
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JP
Japan
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cleaning
guide rail
cleaning member
wheel guide
frame body
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JP28606086A
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晴基 松田
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Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
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Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乗客コンベアの案内レールとオイルパンの清掃
を行なう乗客コンベアの清掃装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に乗客コンベアは、第3図に示すようにハンドレー
ル1と無端状に連絡された踏板2を備えている。踏段2
は詳細には第4図に示すように各々左右の前輪3と後輪
4とを有し、前輪3および後輪4は、各々乗客コンベア
のフレーム内に設置してある前輪案内レール5および後
輪案内レール6上を転動するようになつている。また、
踏段2が戻る時には、天地逆向きとなつて乗客コンベア
のフレーム内部を走行するが、その走行部分の下部に
は、油およびゴム受けとしてオイルパン7が設けられて
いる。
従来、案内レールの清掃は、特開昭58−89577号公報に
記載のように、案内レール上を清掃する両側一対の摺擦
片と、この摺擦片を曲直自在に支持する支持部材とから
成る清掃具と、この一対の清掃具を回転自在に取付けた
回転軸と、この回転軸を回転自在に保持する枠体と、こ
の枠体を上記乗客コンベアの踏段の車輪軸に装着する部
材とより構成した清掃装置を用いたものが提案されてい
た。
一方、オイルパンの清掃については、特公昭58−44597
号公報に示すように、ゴム板の上端部に左右一対のアー
ムを設け、そのアームの他端には踏段の前輪軸に回転自
在に取付けられる金具を備えるとともに、アーム自体は
中間部分で長さ調節自在に連結された構造となつてお
り、ゴム板をオイルパンに接触させつつ移動して行なう
ものが提案されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来の清掃装置においては、案
内レール清掃装置を用いて前輪および後輪案内レールの
清掃を順次行ない。その後、案内レール清掃装置を取外
し、次いでオイルパン清掃器でオイルパンの清掃作業を
行なつていた。つまり、各清掃作業は乗客コンベアに対
する各清掃装置の構造上、各々別々に行なわざるを得な
く作業効率が悪いという問題があつた。しかも、オイル
パン清掃作業時のオイルパン清掃器の方は、その構造か
ら上側機械室で取付け、オイルパン清掃後は下部機械室
で取外す必要があつた。
本発明は上述した従来技術の欠点を解消するもので、そ
の目的とするところは、作業効率を高めると共に作業者
の労力を軽減することのできる乗客コンベア清掃装置を
提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、踏段に代えて取付
ける枠体に、一走行状態で前輪および後輪案内レールに
接触する第1および第2の清掃部材と、無端状チエーン
よりも内側に配置すると共に、一走行状態では上記枠体
内の所定後退位置にあり、また反転走行状態では上記枠
体から所定長突出して上記オイルパンに接触するよう移
動可能に取付けた第3の清掃部材とを設けて清掃装置を
構成したことを特徴とする。
〔作用〕
本発明による清掃装置は上述の如き構成であるから、枠
体として1つの踏段と近似形状のものを用い、踏段の前
輪に対応する箇所に第1の清掃部材を設け、踏段の後輪
に対応する箇所に第2の清掃部材を設けることにより、
定常時の一走行状態で第1および第2の清掃部材は前輪
および後輪案内レールに接触して清掃を行なうことがで
きる。一方、第3の清掃部材は、この一走行状態で所定
後退位置にあるものの反転走行時には枠体から突出して
オイルパンに接触し、その清掃を行なうが、反転走行時
にオイルパンの清掃を行なうようにすることにより、第
3の清掃部材の突出長は少なくて済むと共に、一走行状
態における収納も容易で、取外すことなく連続走行によ
つて両者の清掃を効果的に行なうことができる。従つて
作業効率は高まると共に、作業者は清掃装置としての枠
の取付け取外しによつて前輪および後輪案内レールと、
オイルパンとの清掃が行なえ、その労力を従来よりも大
幅に軽減することができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面によつて説明する。
第1図は清掃装置の斜視図であり、第2図は第1図要部
拡大図である。
第1図の枠体8は、踏段と近似形状を持つよう複数のフ
レームの組合せで構成されたもので、近似形状とは、踏
段の1つの枠体8を入換えて止め金具17によつて踏段の
前輪軸に連結し、踏段に軸着した無端状チエーンを介し
て駆動装置によつて動作させたとき、踏段の場合と同様
に動作する形状のことである。
踏段と近似形状の枠体8には、踏段の前輪に相当する部
分に支持軸11によつて可回転的に支持された第1の清掃
部材9が1対設けられ、また踏段の後輪に相当する部分
に支持軸12によつて可回転的に支持された第2の清掃部
材10が1対設けられている。各清掃部材9,10は、数個
の清掃片を適当な支持部材へ固定して成る。これら各清
掃部材9,10が前輪および後輪に対応する位置にあるの
で、枠体を1つの踏段に代えて取付けると、清掃部材9
は前輪案内レールに接触し、また清掃部材10は後輪案内
レールに接触する。しかも各清掃部材9,10は支持軸1
1,12に対して回転可能であるので、各案内レールの形
状に追従して、これを清掃することができる。
更に枠体8にはオイルパン清掃用の第3の清掃部材13が
取付けられている。この第3の清掃部材13は、図示の定
常走行状態で上方へ所定距離突出可能な構成になつてい
る。これを第2図によつて説明する。
第2図に示すように、枠体8へ固定した1対の板14,15
の第3の清掃部材13をゆるく挾むように対向して配置さ
れている。1対の板14,15の対向部にはそれぞれ溝14
a、15aが形成され(溝14aは図示されていない)、こ
の溝に沿つて上下に移動するピン16が第3の清掃部材13
に取付けられている。図示の定常走行状態でピン16は溝
14a、15aの下方にあり、従つて、第3の清掃部材13は
枠体8内に収納されている。この収納状態における第3
の清掃部材13の突出長は、踏段に代えて枠体8を取付け
ても通常の走行に影響を与えない範囲に抑えられてい
る。しかし、この枠体8の天地を逆にするなら、第3の
清掃部材13は、ピン16が溝15aの反対側へと移動して所
定距離aだけ突出する。この突出は第3の清掃部材13の
自重によつて行なわれるが、機械内に強制突出させるこ
とも考えられる。ここで注目できるのは第3の清掃部材
13の構成位置もしくは幅であり、図示しない駆動装置か
らの動力を伝達する無端状チエーンの内側に位置してい
る点である。従つて、走行状態が反転して枠体8の天地
が逆になつたとしても、第3の清掃部材13の所定長突出
は乗客コンベアの動作に何等影響を与えない。
このような構成の枠体8を踏段の1つに代えて連結する
と、定常走行状態において第1および第2の清掃部材
9,10は第4図の前輪案内レール5および後輪案内レー
ル6に接触する。駆動装置17によつて第4図の無端状チ
エーン18を介して乗客コンベアを動作させると、定状走
行によつて両清掃部材9,10は両案内レール5,6を清
掃しながら移動する。このとき、第3の清掃部材13は定
常走行状態であり、第1図および第2図の状態にあつて
枠体1内の所定退後位置に収納されている。しかし、両
案内レールの清掃が終り、枠体8が反転して反転走行状
態になると、第3の清掃部材13は所定長突出し第3図の
オイルパン7に接触し、その走行と共にオイルパン7を
清掃する。
上述の説明からわかるように、前輪および後輪案内レー
ルとオイルパンの清掃部材を同時に取付けても、それぞ
れが清掃作業を行なつていないとき他方の邪魔になら
ず、定常走行と反転走行の一連の操作によつて同時に両
者を清掃することができる。これはオイルパンの清掃を
反転走行時に突出する第3の清掃部材13によつて行なう
ために可能であり、反転走行時を利用してオイルパンの
清掃を行なう構成によつて、定常走行時に第3の清掃部
材13は枠体8の走行動作に悪影響を与えないよう収納さ
せることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、枠体の定常走行状態で前
輪案内レールおよび後輪案内レールに接触する第1の清
掃部材および第2の清掃部材と、枠体の定常走行状態で
は枠体内の所定後退位置に収納されていて枠体の反転走
行状態で所定距離突出してオイルパンに接触する第3の
清掃部材とを設けたため、前後輪案内レールとオイルパ
ンの清掃のための清掃装置を同時に取付けて一連の操作
で清掃作業を行なうことができ、作業者の労力の軽減と
共に作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による乗客コンベアの清掃装
置の斜視図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図は乗
客コンベアの概略図、第4図は従来の踏段と案内レール
の関係を示す背面図である。 5……前輪案内レール、6……後輪案内レール、7……
オイルパン、8……枠体、9……第1の清掃部材、10…
…第2の清掃部材、13……第3の清掃部材、15a……
溝、16……ピン、17……駆動装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前輪および後輪を有する踏段と、上記前輪
    および後輪を案内する前輪案内レールおよび後輪案内レ
    ールと、この踏段を軸着した無端状チエーンと、この無
    端状チエーンを介して上記踏段を駆動する駆動装置と、
    トラス下部に設けられて油の流出を阻止するオイルパン
    とを備えた乗客コンベアにおいて、上記踏段に代えて取
    付けた枠体に、定常走行状態で上記前輪案内レールおよ
    び上記後輪案内レールに接触するよう取付けた第1の清
    掃部材および第2の清掃部材と、上記無端状チエーンの
    内側に配置されると共に、定常走行状態で上記枠体内の
    所定後退位置にあり反転走行状態で上記枠体から所定長
    突出して上記オイルパンに接触する第3の清掃部材とを
    設けて構成したことを特徴とする乗客コンベアの清掃装
    置。
  2. 【請求項2】上記特許請求の範囲第1項記載のものにお
    いて、上記枠体は、上記踏段に代えて取付けたとき定常
    走行および反転走行が可能な近似形状に構成したことを
    特徴とする乗客コンベアの清掃装置。
  3. 【請求項3】上記特許請求の範囲第1項記載のものにお
    いて、上記第1の清掃部材および第2の清掃部材は、上
    記前輪案内レールおよび後輪案内レールに追従接触する
    よう上記枠体へ可回転的に取付けたことを特徴とする乗
    客コンベアの清掃装置。
JP28606086A 1986-12-02 1986-12-02 乗客コンベアの清掃装置 Expired - Lifetime JPH0633147B2 (ja)

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JPS63139892A JPS63139892A (ja) 1988-06-11
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